説明

車載用中継接続ユニット

【課題】メッセージフレームの中継にかかる時間を短縮する。
【解決手段】電子制御ユニット30が夫々接続された複数のバスと接続され、メッセージフレームの送受信を中継する車載用の中継接続ユニット10であって、受信部11と、送信部12と、受信処理回路部14とバッファ部15と送信処理回路部16を有する中継処理部13を備え、受信処理回路部は、メッセージフレームの中継先バスが判別すると、該メッセージフレームの受信処理と同時並行に中継先バスへの送信要求を送信部を出すと共に、送信が待機状態である時は周期的に送信要求を送信部に出す一方、バッファ部はメッセージフレームの送信が待機状態である期間内に受信処理回路部からメッセージフレームを先頭から順次受信して保存し、該バッファ部でメッセージフレームを全て保存した後は送信処理回路部より送信部にメッセージフレームを送信していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用中継接続ユニットに関し、詳しくは、電子制御ユニットが接続された複数のバスと接続され、前記電子制御ユニット間でのメッセージフレームの送受信を中継する車載用の中継接続ユニットにおいて、メッセージフレームを高速に中継するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される機器を制御する電子制御ユニット(ECU)を多重通信用のバス(通信線)に接続すると共に、該複数のバスを中継接続ユニットに接続し、異なるバスに属するECU間で送受信されるメッセージを該中継接続ユニットが中継している車載用通信システムが採用されている。
【0003】
車両に搭載される電装品等が増加するに従ってこれら電装品を制御するECUも増加し、ECU間で送受信するメッセージフレームが増加するため、中継接続ユニットにおける中継処理の負担が増加して中継速度が遅延する問題がある。このため、中継接続ユニットはできるだけ高速にメッセージフレームを中継することが望まれている。
【0004】
前記中継接続ユニットの中継処理の方法として、例えば、特開平9−162917号公報(特許文献1)に記載されているように、カットスルー方式が知られている。
カットスルー方式は、該メッセージフレームの受信処理と同時並行に送信処理を行う方式である。
中継接続ユニットが、メッセージフレームのうちメッセージ識別子が書き込まれたアービトレーションフィールドまでを受信すると、該メッセージ識別子に対応する中継先のバスを判別すると共に、前記中継送信先のバスが他のECU等からメッセージフレームが送信されていない開放状態(アイドル状態)であるか否かを検知する。中継送信先のバスが開放状態である場合には、中継接続ユニットはメッセージフレームを直ちに該バスに送信する。
メッセージフレームを最後まで受信せずにバスに送信を開始しているので、メッセージフレームを最後まで受信した後に送信を行う場合に比べ、メッセージフレームの受信を開始してから送信を開始するまでの時間が短くなり、中継処理を高速化することができる。
【0005】
一方、中継送信先のバスが開放状態でなく、他のECU等からバスにメッセージフレームが送信されている場合には、中継接続ユニットはカットスルー方式でメッセージフレームの中継を行わず、メッセージフレームの送信を待機させると共にメッセージフレームを最後まで受信してバッファ部に記憶させ、その後、再び中継送信先のバスが開放状態か否かを検知し、バスが開放状態になれば送信を開始している。
【0006】
【特許文献1】特開平9−162917号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術においては、メッセージフレームの中継送信先のバスを判別した後に該バスが開放状態か否かを検知し、バスが開放状態でなく送信が待機状態となった場合は、メッセージフレームを最後まで全て受信している。
このため、送信が待機状態でありメッセージフレームを受信中に中継送信先のバスが開放状態となった場合、バスが開放状態となった時点からメッセージフレームの送信を開始することができず、メッセージフレームの中継に時間がかかるという問題がある。
【0008】
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、メッセージフレームの中継送信先のバスを判別した後に該バスが開放状態でなく送信が待機状態であるときに中継送信先のバスが開放状態となった場合に、メッセージフレームを早期に該バスに送信して中継に要する時間を短縮することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明は、電子制御ユニットが夫々接続された複数のバスと接続され、前記電子制御ユニット間でのメッセージフレームの送受信を中継する車載用の中継接続ユニットであって、
前記バスからメッセージフレームを受信する受信部と、
前記受信したメッセージフレームを中継先のバスへ送信する送信部と、
前記受信部と送信部との間に介在させ、前記受信部と送信部とに接続された受信処理回路部と、該受信処理回路部と接続されたバッファ部と、該バッファ部と前記送信部に接続された送信処理回路部を有する中継処理部を備え、
前記中継処理部の受信処理回路部は、前記メッセージフレームの中継先バスが判別すると、該メッセージフレームの受信処理と同時並行に前記中継先バスへの送信要求を前記送信部を出すと共に、送信が待機状態である時は周期的に送信要求を送信部に出す一方、
前記バッファ部は前記メッセージフレームの送信が待機状態である期間内に前記受信処理回路部からメッセージフレームを先頭から順次受信して保存し、該バッファ部でメッセージフレームを全て保存した後は前記送信処理回路部より送信部にメッセージフレームを送信していることを特徴とする車載用の中継処理ユニットを提供している。
【0010】
中継接続ユニットの受信処理回路部はメッセージフレームのアービトレーションフィールドまで受信すると中継送信先のバスを判別し、送信部に送信要求を出す。送信部は該送信要求を受けて、該中継送信先のバスに他のECUがメッセージフレームを送信していない開放状態か否かを検知する。
バスが開放状態にない場合、カットスルー方式ではメッセージフレームを中継できず送信が待機状態となる。このとき、受信処理回路部は周期的に送信部に該送信要求を出すと共に、バッファ部はメッセージフレームを先頭から順次受信して保存する。
送信部は送信要求を受ける度に中継送信先のバスが開放状態か否かを検知し、中継送信先のバスが開放状態になったことを検知すると、バッファ部からメッセージフレームを読み出して該バスに送信を開始する。
【0011】
このように、中継送信先のバスを判別した後に中継送信先のバスにメッセージフレームを中継できず待機状態となった場合であっても、該待機状態の間に送信部に送信要求を出して中継送信先のバスが開放状態か否かを周期的に検知し、バスが開放状態となった時に直ちにメッセージフレームの送信を開始することで、メッセージフレームの中継時間を短縮することができる。
【0012】
バッファ部でメッセージフレームを最後まで全て保存した後も、送信部は引き続きバスが開放状態か否かを検知する。該バスが開放状態となると、送信処理回路部はバッファ部からメッセージフレーム全体を読み出し、送信部を介してメッセージフレームの送信を開始する。
【0013】
前記メッセージフレームは、早く中継完了したいフレームである場合に本発明の中継接続ユニットは好適に用いられる。
中継送信先のバスを判別した後は該バスは開放状態ではなかったが、メッセージフレームを最後まで受信している間に中継送信先のバスが開放状態となった場合に、直ちに重要メッセージのフレームの送信を開始して中継時間を短縮することができる。
【0014】
メッセージフレームの送信が待機状態である期間内に受信処理回路部が送信部に送信要求を出す周期は、メッセージフレームの重要度やデータ長によって定められる。該周期は、バッファ部にメッセージフレームが所定ビット保存される時間としてもよく、この場合、所定ビットは1ビット以上20ビット以下が好ましい。
【発明の効果】
【0015】
前述したように、本発明の車載用の中継接続ユニットによれば、中継送信先のバスを判別した後に中継送信先のバスにメッセージフレームを中継できず待機状態となった場合であっても、該待機状態の間に送信部に送信要求を出して中継送信先のバスが開放状態か否かを周期的に検知し、バスが開放状態となった時に直ちにメッセージフレームの送信を開始しているので、メッセージフレームの中継時間を短縮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示す。
本発明の車載用の中継接続ユニット10は、電子制御ユニット(ECU)30が接続された複数のバス31と接続され、ECU30間でのメッセージフレームmの送受信を中継するものである。
本実施形態では、中継接続ユニット10に2本のバス31A、31Bを接続し、各バス31にそれぞれ1つのECU30A、30Bを接続しており、通信プロトコルはCANプロトコルである。
【0017】
図1に示すように、中継接続ユニット10は受信部11と送信部12と中継処理部13を備えている。
受信部11はバス31と接続して、該バス31に接続したECU30が送信するメッセージフレームmを受信している。なお、受信部11はバス31毎に夫々備えているが、図1ではバス31Aからのメッセージフレームを受信するための受信部11のみを示しており、バス31Bに接続されている受信部11は図示していない。
【0018】
中継処理部13は受信部11及び送信部12と接続しており、受信処理回路部14とバッファ部15と送信処理回路部16と記憶部17を備えている。
バッファ部15は受信部11を介して受信したメッセージフレームを先頭から順次記憶している。
記憶部17は受信処理回路部14と接続しており、メッセージフレームの識別子と中継送信先のバス31の関係を示したルーティングテーブル(図示せず)を記憶している。
【0019】
受信処理回路部14は受信部11及び送信部12と接続しており、メッセージフレームの中継送信先のバス31を判別している。受信処理回路部14はメッセージフレームのアービトレーションフィールドまで受信すると、アービトレーションフィールドの識別子(ID)から記憶部17のルーティングテーブルを参照して中継送信先のバス31を判別している。また、受信処理回路部14が受信したメッセージフレームのうち、中継が不要なメッセージフレームは破棄され、中継を要するメッセージフレームはバッファ部15に送信する。
【0020】
さらに、中継送信先のバス31が判別すると、中継送信先のバス31に接続された送信部12にメッセージフレームの送信要求Sを出している。また、送信要求Sにも関わらず中継送信先のバス31が開放状態でないためにメッセージフレームの送信が待機状態となった場合には、予め定めた設定周期で継続して送信部12に送信要求Sを出している。
本実施形態では、バッファ部15に8ビット分のメッセージフレームが保存される時間を設定周期としている。
【0021】
送信処理回路部16はバッファ部15及び送信部12と接続しており、バッファ部15がメッセージフレームを最後まで全て保存した後に、該メッセージフレーム全体を読み出して中継送信先のバス31の送信部12に送信している。
【0022】
送信部12は、接続されたバス31が他のECU30がメッセージフレームを送信していない開放状態であるか否かを検知している。また、該バス31が開放状態の場合にバス31にメッセージフレームを送信している。なお、送信部12はバス31毎に夫々備えているが、図1ではバス31Bからのメッセージフレームを送信するための送信部12のみを示しており、バス31Aに接続されている送信部12は図示していない。
【0023】
本実施形態では中継接続ユニット10が受信するメッセージフレーム全てに本発明の中継接続ユニット10を適用しているが、早く中継を完了したいメッセージフレームに本発明の中継接続ユニット10を適用してもよい。早く中継を完了したいメッセージフレームは例えば車速やステアリングを制御する制御系のメッセージである。
【0024】
図2は中継接続ユニット10のメッセージフレームの中継を示すタイムチャートである。
バス31Aに接続されたECU30Aが送信したメッセージフレームを、中継接続ユニット10が受信してバス31Bに中継する場合を例として説明する。
【0025】
図2(A)は本発明のカットスルー方式でのメッセージフレームの中継を示しており、a点で受信部11はバス31AのECU30AからメッセージフレームCの受信を開始している。b点で受信処理回路部14がメッセージフレームのアービトレーションフィールドまで受信し、中継送信先のバス31であるバス31Bを判別すると共に、送信部12に送信要求Sを出している。
【0026】
b点ではバス31Bに接続された他のECU30からバス31BにメッセージフレームDが送信されているので、中継接続ユニット10はバス31BにメッセージフレームCを送信できず待機状態となる。そこで、受信処理回路部14は送信部12に所定の設定周期であるd1〜d3点で送信要求Sを出し、処理部は送信要求Sを受信するたびにバス31Bの通信状態を検知する。
d3点で、送信部12はバス31Bが開放状態となっていることを検知し、バッファ部15からメッセージフレームを読み出してc点で中継を開始している。
従って、メッセージフレームの受信を開始したa点から、中継を開始したc点までの時間はT1となる。
【0027】
図2(B)は従来のカットスルー方式でのメッセージフレームの中継を示しており、b点でバス31Bが開放状態であるため、送信部12はバッファ部15からメッセージフレームを読み出し、c点から中継を開始し、カットスルー方式でメッセージフレームの中継を開始している。
【0028】
図2(C)は従来のカットスルー方式でメッセージフレームの中継を行う際に、b点でバス31Bが開放状態でない場合を示している。b点ではバス31Bに接続されたECU30からバス31BにメッセージフレームDが送信されているので、中継接続ユニット10はバス31BにメッセージフレームCを送信できない。そこで、バッファ部15はメッセージフレームCを最後まで受信し、その後に送信部12がバス31Bが開放状態か否かを検知してバス31Bが開放状態である場合にメッセージフレームCの中継を開始している。
従って、メッセージフレームの受信を開始したa点から、中継を開始したc点までの時間はT2となる。
図2(A)の時間T1と図2(C)のT2を比べると、時間T1のほうが短くなり中継時間が短縮される。
【0029】
図3は中継接続ユニット10の動作を示すフローチャートである。
例として、バス31Aに接続されたECU30Aが送信したメッセージフレームを、中継接続ユニット10が受信してバス31Bに中継する場合を説明する。
ステップS10では、受信部11がECU30Aが送信したメッセージフレームを受信している。
ステップS11では、受信部11からメッセージフレームを受信した受信処理回路部14がメッセージフレームのアービトレーションフィールドの識別子を読み出すと共に、ルーティングテーブルを参照して該メッセージフレームの中継送信先のバス31を判別する。本実施形態では、中継送信先はバス31Bである。なお、メッセージフレームが中継対象でない場合は該メッセージフレームを破棄する。
ステップS12では、該メッセージフレームをバッファ部15に記憶している。
【0030】
ステップS13では、受信処理回路部14がバス31Bと接続した送信部12にメッセージフレームの送信要求Sを出す。
ステップS14では、バス31Bが開放状態か否かを送信部12が検知している。バス31Bが開放状態でない場合は図4へ進む。バス31Bが開放状態である場合はS15に進む。
ステップS15では、送信部12はバッファ部15からメッセージフレームを受信してバス31Bに送信し、メッセージフレームを中継する。
即ち、ステップS10からステップS15は従来のカットスルー方式と同様の動作である。
【0031】
図4は本発明の中継接続ユニットの動作を示すフローチャートであり、ステップS14で、受信処理回路部14が中継送信先のバス31を判別した後に、中継送信先のバス31が開放状態になくメッセージフレームを中継できない場合の動作を示している。
ステップS20では、受信部11は継続してメッセージフレームを受信し、バッファ部15に記憶する。
ステップS21では、受信処理回路部14がメッセージフレームをバッファ部15に所定ビット分保存したか否かを判断する。本実施形態では所定ビットを8ビットとしている。8ビット記憶した場合はステップS22へ進む。記憶していない場合はS25へ進む。
ステップS22では、受信処理回路部14は送信部12に送信要求Sを出している。
ステップS23では、送信部12はバス31Bが開放状態か否かを検知している。開放状態である場合はステップS24に進む。開放状態でない場合はステップS20に戻る。
ステップS24では、送信部12はバッファ部15からメッセージフレームを読み出し、送信部12はメッセージフレームをバス31Bに送信し、メッセージフレームを中継している。
【0032】
ステップS25では、受信処理回路部14は、メッセージフレームを最後まで受信してバッファ部15に保存したか否かを判断している。メッセージフレームを最後まで受信している場合はステップS26に進む。最後まで受信していない場合はステップS20に戻る。
ステップS26は送信部12がバス31Bが開放状態か否かを検知している。開放状態である場合はステップS27に進む。開放状態でない場合はステップS26を繰り返す。
ステップS27では、バッファ部15に記憶されたメッセージフレーム全体を送信処理回路部16が読み出し、送信部12を介してバス31Bに送信している。
【0033】
前記構成によれば、アービトレーションフィールドの受信後に中継送信先のバス31を判別した後に中継送信先のバス31にメッセージフレームを中継できず待機状態となった場合であっても、該待機状態の間に送信部に送信要求Sを出して中継送信先のバス31が開放状態か否かを周期的に検知し、バスが開放状態となった時に直ちにメッセージフレームの送信を開始しているので、メッセージフレームの中継時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明である車載用中継接続ユニットの第1実施形態を示す構成図である。
【図2】車載用中継接続ユニットの動作を示すタイムチャートであり、(A)は本発明の場合、(B)はカットスルー方式の場合、(C)はカットスルー方式でバスが開放状態でない場合である。
【図3】車載用中継接続ユニットの動作を示すフローチャートである。
【図4】車載用中継接続ユニットの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0035】
10 中継接続ユニット
11 受信部
12 送信部
13 中継処理部
14 受信処理回路部
15 バッファ部
16 送信処理回路部
17 記憶部
30(30A、30B) 電子制御ユニット(ECU)
31(31A、31B) バス
S 送信要求

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子制御ユニットが夫々接続された複数のバスと接続され、前記電子制御ユニット間でのメッセージフレームの送受信を中継する車載用の中継接続ユニットであって、
前記バスからメッセージフレームを受信する受信部と、
前記受信したメッセージフレームを中継先のバスへ送信する送信部と、
前記受信部と送信部との間に介在させ、前記受信部と送信部とに接続された受信処理回路部と、該受信処理回路部と接続されたバッファ部と、該バッファ部と前記送信部に接続された送信処理回路部を有する中継処理部を備え、
前記中継処理部の受信処理回路部は、前記メッセージフレームの中継先バスが判別すると、該メッセージフレームの受信処理と同時並行に前記中継先バスへの送信要求を前記送信部を出すと共に、送信が待機状態である時は周期的に送信要求を送信部に出す一方、
前記バッファ部は前記メッセージフレームの送信が待機状態である期間内に前記受信処理回路部からメッセージフレームを先頭から順次受信して保存し、該バッファ部でメッセージフレームを全て保存した後は前記送信処理回路部より送信部にメッセージフレームを送信していることを特徴とする車載用の中継処理ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−263474(P2008−263474A)
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−105531(P2007−105531)
【出願日】平成19年4月13日(2007.4.13)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】