説明

輪部リングと虹彩とのパターンが組合わされた色付きコンタクトレンズ

【課題】本発明は、輪部リングを有する色付きコンタクトレンズであって、レンズ装着者の虹彩の明瞭度を強化して、結果的に、レンズ装着者を見る人に、虹彩をより大きく見せることに役立つレンズを提供する。
【解決手段】このレンズは、レンズ装着者の虹彩の一部分またはその全体の上に重なる複数のテーパー状のスポークもまた組み込む。本発明のレンズは、個人の虹彩を強化するか、または変色させるための美容用レンズとして使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【開示の内容】
【0001】
〔発明の分野〕
本発明は、色付きコンタクトレンズ(tinted contact lenses)に関する。本発明はとりわけ、レンズ装着者の虹彩(iris)の色を強化するか、または変化させるコンタクトレンズを提供する。
【0002】
〔発明の背景〕
色付きのコンタクトレンズ、すなわちカラーコンタクトレンズ(tinted, or colored, contact lenses)を使用して、虹彩の生来の色を変えること、および/または、眼の異常をマスキングすることは、周知である。これらのレンズは典型的には、不透明色および/または半透明色を使用して、虹彩の色を、例えば、茶色(brown)から青色(blue)に、変える。さらに、暗色の眼の人の色を、虹彩の色を変えることなく、強化することを試みる色付きレンズが製造されてきた。これらのレンズは、不都合である。なぜなら、それらのレンズが眼に装着されている時、色の強化があまりにも微妙であるので気づくことができないか、または、色の強化がレンズ装着者の虹彩に不自然な外観を与えるためである。
【0003】
〔発明の詳細な記述および好ましい実施例〕
本発明は、色付きコンタクトレンズ装着者の虹彩を強化するレンズ、および、それらのレンズを製造する方法を提供する。本発明のレンズは、装着者の虹彩の明瞭度(definition)を強化することに役立つ、輪部リング(limbal ring)を含むパターンであって、結果的に、レンズ装着者を見る人に、虹彩をより大きく見せるパターンを有する。加えて、本発明のレンズは、完全に、または、好ましくは部分的に装着者の虹彩の上に重なる、追加のパターン要素を有する。本発明のレンズは、暗色の眼の個々の虹彩を強化するための美容用レンズとして最大の有用性を見出だすことができるだけでなく、淡い色の眼の(light-eyed)レンズ装着者の虹彩を強化するために使用することもできる。
【0004】
本発明は、1つの実施例において、輪部リング(limbal ring)および複数のテーパー状のスポーク(tapered spokes)を有するコンタクトレンズ、輪部リングおよび複数のテーパー状のスポークから本質的になるコンタクトレンズ、ならびに、輪部リングおよび複数のテーパー状のスポークからなるコンタクトレンズを提供する。
【0005】
「輪部リング(limbal ring)」は、レンズが眼に装着されて、中央にある場合に、レンズ装着者の輪部(角膜縁)領域(limbal region)の上、または、強膜と角膜との接合部の上に部分的にまたは実質的に完全に重なる、環状の色素帯(annular band of color)を意味する。輪部リングは、実質的に完全に輪部の上に重なることが好ましい。輪部リングの最内縁(innermost border)、すなわち、レンズの幾何学的中心に最も近い、輪部リングの縁(edge)は、レンズの幾何学的中心から、直径約8mm〜約12mm、好ましくは、直径約9mm〜約11mmの位置にある場合がある。輪部リングは、任意の適切な幅であってよく、好ましくは、幅が約0.5mm〜約2.5mm、より好ましくは、幅が約0.75mm〜約1.25mmである。
【0006】
車輪のスポークに類似する実質的に三角形の構造体が、輪部リングの最内縁から内側に、レンズの幾何学的中心に向かって延びている。テーパー状のスポークは、レンズの虹彩部分全体(entire iris portion)に渡って延びることができるが、この虹彩部分全体に渡っては延びないことが好ましく、虹彩部分全体とは、レンズが眼に装着されて、中央にある場合、虹彩の上に重なる、このレンズの部分を意味する。正確に言えば、それらのスポークは、スポークのパターンの最内縁(innermost edge)が、レンズの幾何学的中心から約6.5mm以上の位置、より好ましくは約7mm以上の位置配置されるように、輪部リングの最内縁から内側に向かって延びていることが好ましい。スポークは、一体的であるか、または、様々な形状および大きさであってもよく、好ましくは、長さが約1mm〜約2mmである。
【0007】
図1に、輪部リング−テーパー状のスポークのパターン(tapered spoke pattern)10の1つの実施例を示す。この実施例において、輪部リング11は、幅が約1mmである黒色不透明の帯状部分(band)である。無作為に配置された複数のテーパー状のスポーク12であって、それらの最内縁(innermost border)14が、レンズの幾何学的中心から直径7mmの位置に配置されているテーパー状のスポーク12は、輪部リング11の最内縁16から始まり、レンズの幾何学的中心に向かって内側に延びている。これらのスポークは全て、概して類似するように設計されているが、正確には、このスポークのいずれの1つも、それらのスポークの別のものと同一でないことが好ましい。それらのスポークは、要素が全く存在しない複数の空間17の中に間隔を置いて差し入れられているか、または、空間17によって縁取りされている。複数の空間17もまた、概して全てが類似するように設計されているが、正確には、それらの空間のいずれの1つも、それらの空間またはスポークの他のいずれとも同一でないことが好ましい。領域15は、パターン要素が全く存在しない部分である。図示されるように、この領域は、虹彩部分だけでなく、瞳孔部分全体、すなわち、レンズが眼に装着されて定位置にあり、中央にある間、装着者の瞳孔の上に重なる、このレンズの部分も部分的に含む。図示される領域15は透明であるが、領域15は、半透明または不透明に着色されている場合もある。図示される最内縁(innermost border)16は、均一で一定の形状であるが、不均一で不定形な縁である場合もある。同様に、テーパー状のスポークの縁14は実質的に均一な縁を形成するが、不均一な縁を形成する場合もある。
【0008】
図2に、代替のテーパー状のスポークのパターン20を示す。この実施例において、無作為に配置された複数のテーパー状のスポーク22は、輪部リング21の最内縁(innermost border)24から始まり、レンズの幾何学的中心に向かって内側に延びている。テーパー状のスポーク22は、このテーパー状のスポークが前記のレンズの幾何学的中心に向かって移動するにつれてテーパー状になる1本以上の波線から構成される。図示される、輪部リングの最内縁24は、不均一で不定形の形状である。領域25は、パターン要素が全く存在しない部分であり、その領域は、虹彩部分だけでなく瞳孔部分も部分的に含む。
【0009】
図3に、さらにもう1つのテーパー状のスポークのパターン30を示す。この実施例において、複数のスポーク(32および33)であって、スポーク32はスポーク33より長く、かつ、それらのスポークのいずれも波線によって形成されているスポーク(32および33)は、輪部リング31の最内縁(innermost border)34から始まり、レンズの中心に向かって内側に延びている。図示されるスポーク(32および33)は、互いに、実質的に一定の間隔で離間されているが、不規則的に離間される場合もある。加えて、スポーク32は、それぞれ全てが実質的に同一の形状であるが、それらのスポークは、スポーク33の場合のような、異なる形状であることもできる。
【0010】
図4に、さらにもう1つのテーパー状のスポークのパターン40を示す。パターン40は、図3のパターンの変形である。この実施例において、スポークのパターンは、複数のスポーク(43および44)であって、スポーク43はスポーク44より長く、かつ、それらのスポークのいずれも波線によって形成されているスポーク(43および44)を有している。図示されるスポーク(43および44)は、無作為に集合してクラスター(clusters)42を形成している。図5に、テーパー状のスポークのパターン50であって、そこには、輪部リング51が存在しており、無作為に離間されたスポーク52が輪部リング51から内側に向かって延びているパターン50を示す。この実施例では、スポーク52は、1つ以上の位置で曲げられている。
【0011】
本発明のパターンの全てにおいて、スポークは、レンズの幾何学的中心へ向かって内側に延びることができる。しかし、スポークの最内縁(innermost border)、すなわち、レンズの幾何学的中心に対する縁(edge)は、レンズの幾何学的中心から約6.5mm以上、好ましくは約7mm以上の位置に配置されることが好ましい。
【0012】
本発明のパターンは、スポーク要素および輪部リング要素の他に、多数種の追加の要素のいかなるものをも包含することができる。そのような要素は、幾何学的構成(geometric structure)(例えば、ドット(dots)および線(lines))、または、意匠の奇抜な構成(fanciful structure)(線条(striae)、羽毛様の形状、等を包含するが、それらに限定されない)、ならびに、それらの組み合わせを包含することができるが、それらに限定されない。図6に示されるような好ましい実施例において、複数のランダムなドット(random dots)62は、複数のスポーク63と、複数のスポーク63の間の空間との上に重なる(overlay)。代替的に、複数のドットは、スポークおよびそれらの間の空間の領域の一部分のみの上に重なることができ、例えば、それらの最内の部分(innermost portion)、または、輪部リング61に最も近い部分のみの上に、あるいは、この領域の約1%〜約90%、好ましくは約25%〜約75%の領域の上に重なることができる。さらにもう1つの代替例として、ランダムなドットのパターンは、レンズの幾何学的中心に向かって内側に進むにつれて、それらのドットは数が少なくなり、ドットの密度勾配(dot density gradient)を形成するようなパターンである場合がある。それらのドットは、輪部リング61とスポーク63との間の境界が調和すること(blending)を補助する。
【0013】
さらにもう1つの代替例として、図7に、スポーク73の上、および、スポーク73の間の空間の上に重なる、複数のランダムなドット72と線71とを示す。ドット72は、スポーク73と、それらの間の空間との全体の上に重なる。線71は、ハッチ様分布で配置される。ハッチ様分布(hatch-like distribution)は、線が、2本以上の平行な線の群で存在し、かつ、スポークとそれらの間の空間との一部分の上にのみ重なることを意味する。本発明の諸パターンで使用されるドットは、任意の寸法であってよく、好ましくは直径が約0.060mm〜約0.180mm、より好ましくは直径が約0.0075mm〜約0.0125mmである。
【0014】
本発明の諸パターンのいずれにおいても、瞳孔部分は透明である。しかし、瞳孔部分は、半透明色または不透明色の領域、あるいは、半透明色と不透明色との任意の組み合わせの領域である場合がある。
【0015】
装着者の眼の色を強化するか、または変えるためのレンズに使用される輪部リング要素は、レンズ装着者の輪部領域の色をマスキングする(masks)、中実の色素帯(solid band of color)であることが好ましく、マスキング色は不透明色であることがより好ましい。残りの構成要素、スポーク、ドット、および他のパターン要素は、所望の眼装着の結果に応じて、半透明または不透明であることができる。本発明の目的上、「半透明の(translucent)」は、380nm〜780nmの範囲で約60%T〜約99%T、好ましくは、約65%T〜約85%Tの平均光透過率(%T)を可能にする色を意味する。「不透明の(opaque)」は、380nm〜780nmの範囲で0%T〜約55%T、好ましくは7%T〜約50%Tの平均光透過率(%T)を可能にする色を意味する。
【0016】
輪部リング、スポークおよび他のパターン要素の色は、互いに実質的に同一であるか、または、互いに相補的(complementary)である場合がある。例えば、図8に、輪部リング81およびスポーク82が同一色であるパターン80を示す。スポーク83は、輪部リング81およびスポーク82の色と異なるが、補色(complementary color)である。瞳孔部分84は、輪部リングおよびスポークの色と相補的なさらにもう1種類の色である。パターンの要素は全て、同一色であり、瞳孔部分は透明(clear)であることが好ましい。瞳孔部分が透明であることは、瞳孔部分が無色(colorless)であることを意味する。
【0017】
輪部リングと残りのパターン要素との各々のために選択された色は、レンズ装着者の虹彩の生来の色、および、望まれる強化度(enhancement)または色の変化によって決定される。このように、諸要素は、青色(blue)、緑色(green)、灰色、茶色、黒色、黄色(black yellow)、赤色(red)、または、それらの組み合わせの、様々な色相(hues)および彩度(chromas)の任意のものを包含する任意の色であってよいが、それらの色に限定されない。輪部リングのための好ましい色は、黒色、茶色および灰色の、様々な色相および彩度の任意のものを包含するが、それらに限定されない。
【0018】
前記の諸要素は、コンタクトレンズ用に適した任意の有機顔料または無機顔料、あるいは、そのような顔料の組み合わせから製造することができる。不透明度は、使用される顔料と二酸化チタンとの濃度を変化させることによって調整することができ、量が多くなれば多くなるほど、不透明度は大きくなる。具体的な有機顔料は、フタロシアニンブルー(pthalocyanine blue)、フタロシアニングリーン(pthalocyanine green)、カルバゾールバイオレット(carbazole violet)、バットオレンジ#1(vat orange #1)、等、および、それらの組み合わせを包含するが、それらに限定されない。有用な無機顔料の例は、酸化鉄ブラック、酸化鉄ブラウン、酸化鉄イエロー、酸化鉄レッド、二酸化チタン、等、および、それらの組み合わせを包含するが、それらに限定されない。これらの顔料に加えて、可溶性染料および不溶性染料を使用することができる。それらの染料は、ジクロロトリアジン(dichlorotriazine)系染料およびビニルスルホン(vinyl sulfone)系染料を包含するが、それらに限定されない。有用な染料および顔料は市販されている。
【0019】
選択された染料または顔料は、プレポリマー(pre-polymer)または結合性ポリマー(binding polymer)の1種類以上、および、溶媒と組み合わせて、本発明のレンズに使用される半透明層および不透明層を生成するために用いられる着色剤を形成することができる。コンタクトレンズの着色剤として有用な他の添加剤もまた用いることができる。本発明の色層として有用な結合性ポリマー、溶媒および他の添加剤は、公知であり、また、市販されているか、または、それらの製法が公知であるかのいずれかである。
【0020】
前記の諸要素は、レンズの1つ以上の表面に施用するか、またはプリントすることができ、あるいは、レンズ形成材料が堆積されて硬化される金型の1つ以上の表面の上にプリントすることができる。本発明の設計を組み込んだレンズを形成する好ましい方法では、任意の適切な材料で作られた熱可塑性光学金型(thermoplastic optical mold)が使用される。その適切な材料は、環状ポリオレフィンおよびポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン樹脂またはポリスチレン樹脂)を包含するが、それらに限定されない。それらの要素は、金型の成形面の所望の部分の上に堆積させられる。「成形面(molding surface)」は、レンズの表面を形成するために使用される金型または金型部分(mold half)の表面を意味する。堆積工程は、次のように、パッド印刷(pad printing)によって実施することが好ましい。
【0021】
好ましくは鋼材(steel)で作られた金属板、より好ましくはステンレス鋼で作られた金属板を、一度硬化すると水不溶性になることのできるフォトレジスト材料で被覆する。前記の諸要素は、選択されるか、または設計され、次いで、写真技術等の多くの技術の任意の技術を用いて所望の大きさに縮小され、金属板の上に配置され、そして、フォトレジスト材料は硬化される。
【0022】
金属板は、その後、水溶液で洗浄され、結果として得られた画像は、この金属板の中に、適切な深さ(例えば、約20μm)までエッチングされる。結合性ポリマー、溶媒、および、顔料または染料を含有する着色剤を、前記の諸要素の上に堆積させて、凹部を着色剤で充填する。その表面上にプリントして、硬度(通常、約1〜約10)を変化させるために用いることに適した形状(geometry)のシリコンパッドを、この金属板上のこの画像に押し付けて、着色剤を除去する。この着色剤は、次いで、この溶媒を蒸発させることによって、僅かに乾燥される。このシリコンパッドは、次いで、光学金型の成形面に押し付けられる。この光学金型を12時間までの間、脱気して、過剰の溶媒および酸素を除去し、その後、この光学金型にレンズ材料を充填する。次いで、相補的な金型部分を使用して、金型組み立て体(mold assembly)を完成させ、次いで、この金型組み立て体を、使用したレンズ材料を硬化させることに適した条件に曝露する。このような条件は、当分野では周知であり、選択されたレンズ材料に依存する。硬化が完了し、レンズがこの金型から取り外されると、このレンズは、緩衝生理食塩溶液中で平衡状態に保たれる。
【0023】
好ましい実施例では、透明なプレポリマー層を使用する。このプレポリマー層は、少なくとも輪部リングおよびドットのパターンの上に重なり、レンズの最外表面の全体を形成することが好ましい。プレポリマーは、使用される顔料および任意の不透明化剤(opacifying agent)を分散させることのできる、任意のポリマーであってよい。
【0024】
本発明は、任意の既知のレンズ形成材料、または、色付きのハードコンタクトレンズまたはソフトコンタクトレンズを製造することに適した材料で作られた、色付きのハードコンタクトレンズまたはソフトコンタクトレンズを提供するために使用することができる。本発明のレンズは、ソフトコンタクトレンズであることが好ましく、このレンズを形成するために選択される材料は、ソフトコンタクトレンズを製造するのに適した任意の材料であってよい。本発明の方法を使用してソフトコンタクトレンズを形成することに適した好ましい材料は、シリコーンエラストマー、シリコーン含有マクロマー(silicone containing macromer)(参照されることによって全体が本明細書に組み入れられる、米国特許第5,371,147号、同第5,314,960号および同第5,057,578号明細書に開示されているものを包含するが、それらに限定されない)、ヒドロゲル、シリコーン含有ヒドロゲル等、ならびに、それらの組み合わせを包含するが、それらに限定されない。このレンズは、シロキサン官能基を含有する材料(ポリジメチルシロキサンマクロマー(polydimethyl siloxane macromers)、メタクリルオキシプロピルポリアルキルシロキサン(methacryloxypropyl polyalkyl siloxanes)、および、それらの混合物を包含するが、それらに限定されない)、シリコーンヒドロゲル、あるいは、ヒドロキシ基、カルボキシル基またはそれらの両方を含有するモノマーで形成されたヒドロゲル、ならびに、それらの組み合わせで形成されることがより好ましい。ソフトコンタクトレンズを作製するための材料は、周知であり、市販されている。このレンズ材料は、アクアフィルコン(acquafilcon)、エタフィルコン(etafilcon)、ジェンフィルコン(genfilcon)、レネフィルコン(lenefilcon)、バラフィルコン(balafilcon)、ロトラフィルコン(lotrafilcon)またはガリフィルコン(galyfilcon)であることが好ましい。
【0025】
〔実施の態様〕
(1)コンタクトレンズにおいて、
輪部リング、および、複数のテーパー状のスポーク、を含む、レンズ。
(2)実施態様1に記載のレンズにおいて、
各スポークは、1本以上の波線を含む、レンズ。
(3)実施態様1に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、曲げられている、レンズ。
(4)実施態様1に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
(5)実施態様2に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
【0026】
(6)実施態様3に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
(7)実施態様1に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
(8)実施態様2に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
(9)実施態様3に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
(10)実施態様1に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
【0027】
(11)実施態様2に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
(12)実施態様3に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
(13)実施態様1に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
(14)実施態様2に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
(15)実施態様3に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
【0028】
(16)実施態様1に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
(17)実施態様2に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
(18)実施態様3に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
(19)実施態様1に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
(20)実施態様2に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
【0029】
(21)実施態様3に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
(22)コンタクトレンズにおいて、
輪部リング、および複数のテーパー状のスポーク、を含み、
前記スポークの最内縁が、前記レンズの幾何学的中心から約6.5mm以上の位置に配置されている、
レンズ。
(23)実施態様22に記載のレンズにおいて、
各スポークは、1本以上の波線を含む、レンズ。
(24)実施態様22に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、曲げられている、レンズ。
(25)虹彩を強化する方法において、
輪部リング、および、複数のテーパー状のスポーク、を含むコンタクトレンズを提供すること、を含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の1つの実施例である。
【図2】本発明の第2の実施例である。
【図3】本発明の第3の実施例である。
【図4】本発明の第4の実施例である。
【図5】本発明の第5の実施例である。
【図6】本発明の第6の実施例である。
【図7】本発明の第7の実施例である。
【図8】本発明の第8の実施例である。
【符号の説明】
【0031】
10 輪部リング−テーパー状のスポークのパターン
11 輪部リング
12 テーパー状のスポーク
14 最内縁
15 領域
16 最内縁
17 空間
20 テーパー状のスポークのパターン
21 輪部リング
22 テーパー状のスポーク
24 輪部リング21の最内縁
25 領域
30 テーパー状のスポークのパターン
31 輪部リング
32 スポーク
33 スポーク
34 輪部リング31の最内縁
40 テーパー状のスポークのパターン
42 クラスター
43 スポーク
44 スポーク
50 テーパー状のスポークのパターン
51 輪部リング
52 スポーク
61 輪部リング
62 ランダムなドット
63 スポーク
71 線状物
72 ランダムなドット
73 スポーク
80 パターン
81 輪部リング
82 スポーク
83 スポーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンタクトレンズにおいて、
輪部リング、および、複数のテーパー状のスポーク、を含む、レンズ。
【請求項2】
請求項1に記載のレンズにおいて、
各スポークは、1本以上の波線を含む、レンズ。
【請求項3】
請求項1に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、曲げられている、レンズ。
【請求項4】
請求項1に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
【請求項5】
請求項2に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
【請求項6】
請求項3に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、少なくとも2つの異なる長さのスポークをさらに含む、レンズ。
【請求項7】
請求項1に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
【請求項8】
請求項2に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
【請求項9】
請求項3に記載のレンズにおいて、
1つ以上の、スポークのクラスター、をさらに含む、レンズ。
【請求項10】
請求項1に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
【請求項11】
請求項2に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
【請求項12】
請求項3に記載のレンズにおいて、
ドット、線、意匠の奇抜な構成、または、それらの組み合わせ、をさらに含む、レンズ。
【請求項13】
請求項1に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
【請求項14】
請求項2に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
【請求項15】
請求項3に記載のレンズにおいて、
ドットをさらに含む、レンズ。
【請求項16】
請求項13に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
【請求項17】
請求項14に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
【請求項18】
請求項15に記載のレンズにおいて、
前記ランダムなドットのパターンが、ドットの密度勾配を形成している、レンズ。
【請求項19】
請求項1に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
【請求項20】
請求項2に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
【請求項21】
請求項3に記載のレンズにおいて、
ハッチ様パターンを含む複数の線、をさらに含む、レンズ。
【請求項22】
コンタクトレンズにおいて、
輪部リング、および複数のテーパー状のスポーク、を含み、
前記スポークの最内縁が、前記レンズの幾何学的中心から約6.5mm以上の位置に配置されている、
レンズ。
【請求項23】
請求項22に記載のレンズにおいて、
各スポークは、1本以上の波線を含む、レンズ。
【請求項24】
請求項22に記載のレンズにおいて、
前記スポークは、曲げられている、レンズ。
【請求項25】
虹彩を強化する方法において、
輪部リング、および、複数のテーパー状のスポーク、を含むコンタクトレンズを提供すること、
を含む、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2008−511025(P2008−511025A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−528006(P2007−528006)
【出願日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【国際出願番号】PCT/US2005/029373
【国際公開番号】WO2006/023632
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(500092561)ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド (153)
【氏名又は名称原語表記】Johnson & Johnson Vision Care, Inc.
【住所又は居所原語表記】7500 Centurion Parkway−Suite 100, Jacksonville, Florida 32256, U.S.A.
【Fターム(参考)】