説明

送信データから代替を生成する方法およびシステム

【課題】可視または可聴の送信の代替案を生成するための、送信データから代替を生成する方法およびシステムを提供する。
【解決手段】オンラインサービス(例えばオンラインゲームのユーザプロフィールなど)またはコンピュータ装置においてオンラインアカウントプロフィールまたはユーザ識別の一部として使用するために、ユーザの可聴または可視の送信データ(ユーザの写真など)から代替表現を生成すること。 オンラインアカウントまたはコンピューティング装置とともに使用するために、特定の表現が選択される。さらに、特定の表示装置(テレビ、セル電話など)に適したユーザの可聴データまたは可視データの特定の表現を生成し、提示することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピューティング装置のためのユーザ識別を対象とし、より詳細にはユーザアカウントのための可視または可聴の代替(alternative)を対象とする。
【背景技術】
【0002】
アカウント名または「ユーザID」を要求するオンラインサービスにおけるユーザのコミュニティが増えるにつれて、ユーザ選択にすぐに利用できる名前の数が減少する。オンラインサービスのライフサイクルの初期には、「Bill」という名前を要求することができ、実際にその名前を発行することができたかもしれない。より古いサービス、またはより多くの人が利用しているサービスでは、「Bill」という名前を要求している人は、その名前はすでに取られていることがわかり、「Bill_」、「Bil1060675」、「Wild_William」のような、システムで生成されたいくつかの代替の選択が提供される可能性がある。
【0003】
新しいオンラインサービスおよびコンピュータシステムが作成されつつあり、これらは徐々に、テキスト表示名だけではなく、写真、3Dモデル、また遂には小さい音声クリップまたはビデオクリップを含む一意のユーザ識別マークに依存するようになってきた。
【0004】
ユーザが身分を名乗るためにこうしたリッチメディア(richer media)を使用する場合、排他性はほとんど問題ではない。というのは、写真、音声およびビデオクリップは、本質的に一意の傾向にあるからである。しかし、リッチメディアは、それがユーザにどのように提示されるかという問題を提起する。例えば、写真は、解像度が高いコンピュータモニタでは、解像度がより低い(NTSC(National Television System Committee)など)のテレビセットよりずっと良く表示される傾向にある。
【0005】
オンラインサービスおよびシステムが様々な装置(テレビ、セル電話、PC(personal computer)、PDA(Personal Digital Assistant)など)を介して消費され、リッチメディアを個人識別に使用するとき、それが最も良く見え、かつ/または最も聞こえるように、一意の識別媒体をどのように表示するかに関する問題が生じる。
【0006】
以前のオンラインサービス製品は、個人識別のためのいくつかの形式のリッチメディアをサポートしていた。MSN Messenger(商標)は、96×96ピクセルの写真を個人のプロフィールに追加することができる一例である。これは、見栄えの良い写真表現を得るために、ユーザにいくつかの制限および要求を課している。例えば、ユーザが大きい写真を送信したとき、その写真のMSN Messengerの表現は96×96ピクセルと小さく、一般に認識できない。アプリケーションシステムが写真をスケール変更し、斜めにし、縮小し、色を取り除き、そうでない場合は歪ませるため、写真は、認識できなくなるまで歪められる。結局、顧客にとっては不愉快となる可能性がある。
【0007】
画像の代替の概念自体は新しくない。Adobe Photoshopなどの写真編集アプリケーションは、ユーザに様々な画像フィルタの「サムネールプレビュー」を提供している。しかし、こうした代替表現は、従来、編集の目的に使用されていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
アカウントを管理し、カスタマイズするために、オンラインシステムまたはコンピュータシステムに代替を生成する有効かつ効率的なシステムおよび方法を当業者は成し遂げていない。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、可視または可聴の送信の代替案を生成するための、送信データから代替を生成する方法およびシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、オンラインサービスまたはコンピュータシステムにおいてオンラインアカウントプロフィールまたはユーザ識別の一部として使用するユーザの可聴データまたは可視データの代替表現の生成を対象にしている。可聴または可視の送信データ(data submission)は、ユーザアカウントによってコンピューティング装置に提供される。コンピューティング装置は、送信データを分析し、選択のために代替を生成する。コンピューティング装置は、ユーザアカウント選択のために代替を出力する。オンラインアカウントまたはシステムとともに使用するために、少なくとも1つの固有の表現がユーザによって選択される。本発明の態様によれば、特定の表示装置に適した、ユーザの可聴データまたは可視データの特定の表現を生成し、かつ/または提案することができる。
【0011】
本発明の他の機能および利点は、添付の図面を参照して進める以下の実施形態の例の詳細な説明から明らかになる。
【0012】
上記の概要、および以下の好適実施形態の詳細な説明は、添付の図面と併せ読めばよりよく理解できる。本発明の説明上、図面には本発明の構成例を示しているが、本発明は、開示した特定の方法および手段に限定されない。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、可視または可聴の送信の代替案を生成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。
【0015】
主題は、法的要件を満たすために具体的に説明する。しかし、説明自体は、本特許の範囲を限定するものではない。むしろ、本発明者は、現在または将来の他の技術とともに、異なるステップ、または本書に記載したものに似たステップの組み合わせを含むように、主張した主題を他の方法で具体化することもでき得ることを企図している。さらに、本明細書では、「ステップ」という用語を使用して、使用されている方法の様々な要素を言外に含む場合があるが、この用語は、個々のステップの順序が明示的に記載されている場合を除いて、本明細書に開示された様々なステップ間の任意の特定の順序を含意するものと解釈されるべきではない。
【0016】
コンピューティング環境例
本発明の様々な実施形態は、コンピュータ上で実行することができる。図1および以下の説明は、本発明を実施できる適したコンピューティング環境の簡単な概説を提供するためのものである。必須ではないが、本発明は、クライアントワークステーションやサーバなど、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的な状況で説明する。一般にプログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。
【0017】
本発明は、ハンドヘルド装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどを含む他のコンピュータシステム構成で実施できることを当業者であれば理解できよう。また、本発明は、タスクが通信ネットワークによってリンクされているリモート処理装置によって実行される分散コンピューティング環境でも実施することができる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールを、ローカルおよびリモートのメモリ記憶装置に置くことができる。
【0018】
図1に示すように、汎用コンピューティングシステム例は、プロセッサ21、システムメモリ22、およびシステムメモリを含む様々なシステム構成要素をプロセッサ21に結合するシステムバス23を含む従来のパーソナルコンピュータ20などを含む。システムバス23は、様々なバスアーキテクチャのうちの任意のものを使用するメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造のうちどんなものでもよい。システムメモリは、読み取り専用メモリ(ROM)24およびランダムアクセスメモリ(RAM)25を含む。BIOS(Basic Input/Output System)26は、例えば起動中など、パーソナルコンピュータ20内の要素間での情報の転送を助ける基本ルーチンを含み、ROM24に格納されている。
【0019】
パーソナルコンピュータ20は、図には示していないが、ハードディスクから読み取り、あるいはそこに書き込むハードディスクドライブ27、図には示していないが、リムーバブル磁気ディスク29から読み取り、あるいはそこに書き込む磁気ディスクドライブ28、およびCD(compact disc)−ROMや他の光媒体など、リムーバブル光ディスク31から読み取り、あるいはそこに書き込む光ディスクドライブ30をさらに含み得る。ハードディスクドライブ27、磁気ディスクドライブ28、および光ディスクドライブ30は、それぞれハードディスクドライブインタフェース32、磁気ディスクドライブインタフェース33、および光ディスクドライブインタフェース34によってシステムバス23に接続される。ドライブおよびその関連のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、およびパーソナルコンピュータ20の他のデータの不揮発性記憶域を提供する。
【0020】
本明細書に記載した環境の例は、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク29、およびリムーバブル光ディスク31を使用するが、動作環境の例において、磁気カセット、フラッシュメモリカード、デジタルビデオディスク、ベルヌーイカートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)など、コンピュータによってアクセス可能なデータを格納できる他のタイプのコンピュータ可読媒体を使用することもできることを当業者であれば理解されたい。
【0021】
オペレーティングシステム35、1つまたは複数のアプリケーションプログラム36、他のプログラムモジュール37、およびプログラムデータ38を含めて、いくつかのプログラムモジュールをハードディスク、磁気ディスク29、光ディスク31、ROM24またはRAM25に格納することができる。ユーザは、コマンドおよび情報をキーボード40やポインティングデバイス42などの入力装置を介してパーソナルコンピュータ20に入力することができる。他の入力装置(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星パラボラアンテナ、スキャナなどがある。これらおよび他の入力装置は、しばしばシステムバスに結合されているシリアルポートインタフェース46を介してプロセッサ21に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)など他のインタフェースで接続してもよい。モニタ47または他のタイプの表示装置もまた、ビデオアダプタ48などのインタフェースを介してシステムバス23に接続される。パーソナルコンピュータは一般に、モニタ47に加えて、スピーカやプリンタなどの他の周辺出力装置(図示せず)を含んでいる。図1のシステム例は、ホストアダプタ55、SCSI(small computer system interface)バス56、およびSCSIバス56に接続されている外部記憶装置62も含む。
【0022】
パーソナルコンピュータ20は、リモートコンピュータ49など1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク式環境で動作することができる。リモートコンピュータ49は、別のパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア装置、または他の一般のネットワークノードでよく、一般にパーソナルコンピュータ20に関連して上述した多くまたはすべての要素を含むが、図1にはメモリ記憶装置50のみを示している。図1に示した論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)51および広域ネットワーク(WAN)52を含む。こうしたネットワーキング環境は、オフィス、全社規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットではごく一般的である。
【0023】
LANネットワーキング環境で使用する場合、パーソナルコンピュータ20は、ネットワークインタフェースまたはアダプタ53を介してLAN51に接続される。WANネットワーキング環境で使用する場合、パーソナルコンピュータ20は一般に、モデム54、またはインターネットなど広域ネットワーク52を介して通信を確立する他の手段を含む。モデム54は、内蔵のものでも外付けのものでもよく、シリアルポートインタフェース46を介してシステムバス23に接続される。ネットワーク式環境では、パーソナルコンピュータ20に関連して示したプログラムモジュール、またはその一部をリモートメモリ記憶装置に格納することができる。図示したネットワーク接続は例であり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段を使用してもよいことは理解されよう。
【0024】
本発明の多数の実施形態がコンピュータ化システムに特によく適していることが想定されるが、本書では、本発明をこうした実施形態に限定するものではない。逆に、「コンピュータシステム」という用語は、本明細書で使用する場合、こうした装置が本質的に電子、機械、論理、または可視のいずれであるかに関係なく、押しボタンを含む、またはボタンの押下またはボタンの押下に相当することを判定することができる任意のおよび、すべての装置を含むものとする。
【0025】
例示的な実施形態
図2は、リモートコンピューティング装置240と対話するローカルコンピューティング装置例220を表すブロック図である。リモートコンピューティング装置240は、例えばオンラインサービスでもよい。図2は、例えばパーソナルコンピュータなどのローカルコンピューティング装置220に(例えばユーザ、入力装置、または他のコンピューティング装置を介して)提供される送信データを示している。送信データ例は、例えば、ピクチャファイル、ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、または他の任意のタイプのデータファイルでよい。送信データは、例えば.jpg、.mpeg、.wavなど任意のフォーマットとすることができる。
【0026】
次いで送信データは、処理のために、例えばケーブル、インターネット、または他の通信ネットワークを介してローカルコンピューティング装置220からリモートコンピューティング装置240に送信され、そうでない場合は提供または出力される。リモートコンピューティング装置240が送信データを受信した後、リモートコンピューティング装置240は、送信データを処理し、少なくとも1つの代替を生成することが望ましい。こうした代替は、初めに受信されていた送信データを基にし、適切な任意のアルゴリズム、技術、またはアプリケーションによって生成することができる。代替を生成する技術例には、それだけには限定されないが、サブセット解像度への領域クリッピング(regional clipping to a subset resolution)、多軸スキューによるスケール変更(scaling with multiple axis skew)、および主要領域検出などがある。こうした技術については、本明細書でさらに説明する。
【0027】
リモートコンピューティング装置240は、次いで、代替をローカルコンピューティング装置220に送信し、またはそうでない場合は提供する。次いで代替を、例えば選択のためにユーザに対して表示、再生、そうでない場合は提供することができる。次いで、選択された代替を、例えばユーザのために設定された、またはユーザに関連付けられているアカウントおよび/またはコンピューティング装置に関連付けることができる。
【0028】
代替は、リモートで生成されるのではなく、ローカルコンピューティング装置220でローカルに生成できることが企図される。少なくとも1つの代替の選択をローカルコンピューティング装置220で行うことができ、次いでリモートコンピューティング装置240に選択が通知され、かつ/または選択が提供される。
【0029】
図3は、可視または可聴の送信データから代替案を生成する方法例を示すフロー図である。この方法例は、ユーザが、例えばアカウントの関連付けなどのために可視または可聴の送信データを添付したいときに使用することができる。ステップ310で、ユーザは、プログラムを初期化し、アカウントを設定する(例えばmsn.comなどのオンラインサービスとのアカウントを設定する)。ステップ320で、ユーザは、例えば(オンラインサービスまたは他のリモートコンピューティング装置などから)ローカルまたはリモートに提供されるプロンプトまたはウィザードに従ってアカウントデータを選択または入力することによって、アカウントを構成することが望ましい。
【0030】
ステップ330で、例えば送信データをアカウントに関連付けることによって、ユーザアカウントをカスタマイズしたいかどうかがユーザに尋ねられる。330でユーザがステップアカウントをカスタマイズしたくない場合、ステップ399で、アカウントは、例えばユーザによって加えられた任意の変更とともに保存され、プログラムが終了する。
【0031】
しかし、ユーザがアカウントをカスタマイズしたい場合、ステップ340で、プログラム(またはプロセッサ、または他の処理ソフトウェアまたはハードウェアなど)は、ユーザに、例えば可聴媒体または可視媒体をユーザアカウントに関連付けるよう要求することが望ましい。ステップ350で(例えばユーザ入力によって)送信データが受信され、ステップ360で代替媒体表現が生成される。
【0032】
代替媒体表現は、ステップ370で、選択のためにユーザに提示されることが望ましい。こうした提示は、例えば可視表示および/または音声再生などの形を取ることができる。ステップ380でユーザが代替媒体表現のうちの1つまたは複数を使用することを決定した場合、ステップ390で、ユーザは代替媒体表現を選択し、アカウントが新しい媒体選択で更新される。好ましくは、変更は、例えばユーザによって加えられた変更とともに保存され、ステップ399で処理が終了する。
【0033】
ユーザがステップ370で提供された代替媒体表現を使用しないことを決定した場合、処理はステップ360に進み、新しい1組の代替が生成され、提示される。
【0034】
図4Aおよび図4Bは、本発明による送信データに基づいて生成することができる代替媒体表現例の象徴表現を示している。図4Aを参照すると、送信データ400は、ユーザから受信され、ユーザ選択のために少なくとも1つの代替410、420、430が生成される。例えば、図示したように、送信データは、写真または他のタイプのピクチャまたは画像を表すデータファイルでよい。あるいは、送信データは、例えば、ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、または他の任意のタイプのデータファイルでよい。次いでプロセッサは、本明細書でさらに説明するように、送信データに基づいて代替を生成する。プロセスは、例えば頭の形の領域検出を使用して代替を生成することができる。
【0035】
図4Aに示すように、例えば送信データ400は、写真を表す。写真は、様々なオブジェクト、および背景(空など)および前景(地面など)といっしょの男の画像など、様々な画像を含むことに留意されたい。このピクチャが、送信時に、単にユーザアカウントを表すために使用される場合、ピクチャ内の要素が認識できない(したがって好ましくない)可能性がある。というのは、ピクチャは、表示装置にスケール変更されるからである(例えばPDAや電話の表示装置、または小さいアイコンや表示エリアのようなオンライン表示など)。したがって、元の送信データ400の様々な部分を、その後の選択のためにユーザに提示される代替として使用することが好ましい。
【0036】
図4Aに示すように、3つの代替410、420、430がユーザによるその後の提示および選択のために生成される。ここで、ユーザは、それぞれロケットモータおよび照明ユニットを表す代替420および430の代わりに、男のプロフィール画像である代替410を選択することを望む。代替は、例えば頭の形の領域検出を使用して導出することができる。このように、ユーザアカウントは、選択された(および例えばより適切な、より望ましい、かつ/またはより認識可能な)代替によって表すことができる。追加の代替450を図4Bに示している。これらの代替450は、例えばユーザに同時に提示されても、連続的に提示されてもよい。さらに、ユーザが前に提示された代替(代替410、420、430)は望ましくないと気付いた場合、こうした代替をユーザに提示することができる。
【0037】
上述したように、代替を生成する技術例には、それだけには限定されないが、サブセット解像度への領域クリッピング、多軸スキューによるスケール、および主要領域検出などがある。一般に、領域クリッピングは、画像を大幅に縮小することなく装置(テレビやモニタなど)に表示することができるものより元の写真が大きいときに使用することができる。画像のスケール変更または縮小は、ピクチャを使用不可にする、または望ましくないようにする程度まで歪みをもたらす可能性がある。例えば表示装置の目的の解像度(例えばインターレース後の解像度は320×240ピクセル)を検出し、次いでその解像度を、例えば720×480ピクセルから成る元の画像と比較することによって、システムは、より小さい領域の基本的なマッピングを行い、実質的に元の一部分から新しい画像を作成することができる。
【0038】
別のアルゴリズム例は、よりよい出力のために媒体をスケール変更またはサイズを変更することを伴う多軸スキューによるスケール変更の技術を使用する。多くの場合、このスケール変更は、ソース媒体とターゲット媒体との間の高さおよび幅の寸法の不一致のために歪みを生じ得る。さらに、2つの軸のより大きい方をスケール変更し、より小さい軸は大きい方に比例したままであるとき、画像の周りに縁または「グラウト」がなされる。この問題を解決するために、例えば、元の画像を小さい方の軸まで、この場合は幅まで縮小し、残りは切り取るという、一般にフォトフィル(photo fill)として知られている別の代替をスケールに適用することができる。
【0039】
さらに、一部のハイエンドアプリケーションは、主要領域検出を使用する。システムは、より高度なアルゴリズムを使用して、可視媒体または可聴媒体における主要領域を検出することができる。可聴の送信媒体では、例えば、可聴波自体の中の主な山および谷を選択して、代替として提供することができる。可視の送信媒体では、例えば、明るい領域または暗い領域を検出し、導出された代替画像の中心点として使用することができる。高度な主要領域検出システムは、例えば、ハイコントラスト領域を判定し、形状認識ソフトウェアを使用して、可視媒体内の人の顔を拾い出すことができる。
【0040】
ターゲットレンダリング媒体とは、例えば、媒体の出力装置または表示装置である。ターゲットレンダリング媒体例は、それだけには限定されないが、テレビ、コンピュータモニタ、セル電話、PDA、ゲームコンソール、マルチメディアコンソール、スピーカ、または他の表示、再生、または出力装置とすることができる。異なるターゲットレンダリング媒体は、例えば異なる出力フォーマットおよび解像度を有し得る。したがって、送信データから生成された一部の代替は、ある特定のターゲットレンダリング媒体上での提示により適し、または望ましく、他の代替は、別のターゲットレンダリング媒体上での提示により適し、または望ましい可能性がある。特定のターゲットレンダリング媒体に適した少なくとも1つの代替を提供することが望ましい。
【0041】
図5は、可視または可聴の送信データから特定のターゲットレンダリング媒体のために送信データから特定の代替を生成する方法例を示すフロー図であるが、任意のタイプのデータファイルを送信データとして使用できることが企図されている。さらに、例えば1つまたは複数の潜在的なターゲットレンダリング媒体のために代替を生成し、同時にまたは連続して提示することを企図している。ステップ505、510、および515は、上述したステップ310、320、330に対応しており、簡潔にするためにこれらの説明は省略する。ステップ515でユーザがアカウントをカスタマイズしたくない場合、ステップ599で、アカウントは、望ましくは任意の変更とともに保存され、プログラムが終了する。
【0042】
しかし、ステップ515で、ユーザがアカウントをカスタマイズしたい場合、ステップ520で、プログラムは、ユーザに、可視媒体または可聴媒体などのデータをユーザアカウントに関連付けるよう要求する。ステップ525で、プログラムは、(例えばユーザ入力などによって)送信データを受信する。ステップ530で、プログラムは、ユーザに、ターゲットレンダリング媒体を要求し、ステップ535で、プログラムは、ターゲットレンダリング媒体(または、例えば媒体)についてのユーザの選択を受信する。
【0043】
ステップ535で、ターゲットレンダリング媒体を受信すると、プログラム(または背後にあるまたは関連のプロセッサなど)は、ステップ540で送信データを分析して、送信データがターゲットレンダリング媒体に適しているかどうかを判定する。例えばターゲットレンダリング媒体の解像度や能力が送信データを(例えば適切なまたは望ましい鮮明度で)適切に表示、再生、ブロードキャスト、そうでない場合は出力または提示するのに十分ではない場合、送信データは適切ではない可能性がある。例えば、可視送信データは、非常に高い忠実度(例えばマルチメガピクセルの写真など)を有しており、ターゲットレンダリング媒体(セル電話のディスプレイなど)は、高度の歪み無しに送信データを表示することができないと仮定する。こうした場合、送信データはターゲットレンダリング媒体に適していないと考えられる。こうした妥当性は、例えば、送信データとターゲットレンダリング媒体との間の解像度および/またはサイズを比較することによって判定することができる。
【0044】
ステップ545で、送信データがターゲットレンダリング媒体に適していると判定されると、ステップ565で、アカウントは新しい媒体選択で更新され、変更が保存され、ステップ599でプログラムが終了する。
【0045】
送信データがターゲットレンダリング媒体とともに使用するのに適していないことがステップ545で判定された場合、ステップ550で1つまたは複数の代替媒体表現が生成される。こうした代替は、例えば、本明細書に記載した技術例を使用して生成することができる。例えば、1つまたは複数の代替が第1のターゲットレンダリング媒体のために生成され、少なくとも1つの他の代替が第2のターゲットレンダリング媒体のために生成されるように、こうした代替媒体表現が1つまたは複数のターゲットレンダリング媒体のために生成されることを企図する。
【0046】
代替媒体表現は、ステップ555で、検討およびその後の選択のためにユーザに提示されることが望ましい。ユーザが(例えば様々なターゲットレンダリング媒体についての)代替媒体表現560のうちの1つまたは複数を使用することを決定した場合、ステップ565で、ユーザは代替媒体表現を選択し、アカウントは新しい媒体選択で更新され、変更が保存され、ステップ599でプログラムが終了する。ユーザが代替媒体表現560を使用しないことを決定した場合、望ましくは処理はステップ550に進み、追加の代替が生成され、検討およびその後の選択のために提示される。次いでユーザは、新しい1組の生成された代替から選択を行うことができる。
【0047】
図6は、本発明による送信データから代替を生成するシステム例600を示すブロック図である。システム600は、ユーザまたはユーザアカウントから直接、または間接的に送信データを受信する入力装置610を含む。入力装置610は、例えば、キーボード、ハードディスクドライブ、ディスケット、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、リムーバブル記憶装置、赤外線信号、インターネット、または他の入力装置を含み得る。
【0048】
送信データは、入力装置610からプロセッサ620に提供される。プロセッサ620は、送信データから代替を作成する。次いでプロセッサ620は、ユーザに提示するために、代替を出力装置630に提供する。出力装置630は、テレビ、コンピュータモニタ、セル電話、PDA、ゲームコンソール、マルチメディアコンソール、スピーカ、または他の出力装置を含み得る。このように、ユーザは、アカウントに関連付けられる1つまたは複数の代替を表示し、聞き、そうでない場合は検討し、その後選択することができる。
【0049】
ユーザは、送信データからの代替がターゲットレンダリング媒体で聞かれ、表示され、そうでない場合は出力または提示される通りにそれを表示し、聞き、そうでない場合は検討した上で、その代替をアカウントに関連付けることを望むことがあり、その関連付けによってこの代替がターゲットレンダリング媒体に出力されることになる。例えば、セル電話上に表示された可視画像は、コンピュータ画面上に表示された同じ可視画像のように見えない場合がある。したがって、ユーザは、忠実度が低い装置上で同じ可視画像がどのように見えるかをシミュレーションするために、コンピュータ画面の画像を例えば十分に歪め、またはサイズ変更させたい場合がある。
【0050】
図7は、可視または可聴の送信データから特定のターゲットレンダリング媒体のために送信データから特定の代替をシミュレートする方法例を示すフロー図である。ステップ705、710、および715は、上述したステップ310、320、330に対応しており、簡潔にするためにこれらの説明は省略する。ユーザがステップ715でアカウントをカスタマイズしたくない場合、ステップ799で、アカウントは保存され、プログラムが終了する。
【0051】
しかし、715でユーザがアカウントをカスタマイズしたい場合、処理は、上述したステップ520から545と同じように、ステップ720から745に進む。したがって、簡潔にするためにステップ720〜745の説明を省略する。
【0052】
ステップ745で送信データが適切な場合、ステップ770で、アカウントは新しい媒体選択で更新され、変更が保存され、ステップ799でプログラムが終了する。
【0053】
送信データがターゲットレンダリング媒体との使用に適してない場合、ステップ750で、代替媒体表現が生成される。次いで、特定のターゲットレンダリング媒体のために生成された代替を使用して、ステップ755で、特定のターゲットレンダリング媒体のための代替(可視および/または可聴代替)をシミュレートする。ステップ755でのこのシミュレーションは、750で作成された可視代替または可聴代替を歪ませて、例えば可視データまたは可聴データが特定のターゲットレンダリング媒体でどのように見えるか、または聞こえるかをユーザに知らせることを含み得る。
【0054】
シミュレートされた代替媒体表現は、ステップ760で、選択のためにユーザに提示される。ステップ765で、ユーザが代替媒体表現を使用することを決定した場合、ステップ770で、ユーザはその代替媒体表現を選択し、アカウントは新しい媒体選択で更新され、変更が保存され、ステップ799でプログラムが終了する。ステップ765でユーザが代替媒体表現を使用しないことを決定した場合、望ましくは処理はステップ750に進み、追加の代替が生成され、シミュレートされ、その後の検討および選択のためにユーザに提示される。
【0055】
結言
本明細書に記載した様々なシステム、方法、および技術を、ハードウェア、ソフトウェア、または必要に応じてその組み合わせとともに実装することができる。したがって、本発明の方法および装置、またはそのいくつかの態様または一部は、フロッピー(登録商標)ディスク、CR−ROM、ハードドライブ、または他の任意のマシン可読記憶媒体など、有形の媒体に組み込まれるプログラムコード(すなわち命令)の形をとることができ、プログラムコードがコンピュータなどのマシンにロードされ、それによって実行されると、そのマシンは本発明を実施する装置となる。プログラム可能コンピュータ上でプログラムコードを実行する場合、コンピュータは一般に、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶要素を含む)、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置を含む。1つまたは複数のプログラムは、コンピュータシステムと通信するための高レベル手続き型またはオブジェクト指向型のプログラミング言語で実施されることが好ましい。しかし、必要に応じて、プログラムは、アセンブリ言語またはマシン言語で実施することができる。どんな場合でも、言語はコンパイル型またはインタプリタ型言語とすることができ、ハードウェア実装と組み合わせることができる。
【0056】
本発明の方法および装置は、電気配線またはケーブルなどを介して、光ファイバを介して、または他の任意の送信形式を介してなど、何らかの送信媒体を介して送信されるプログラムコードの形式で組み込むこともでき、プログラムコードは、EPROM、ゲートアレイ、プログラム可能論理デバイス(PLD)、クライアントコンピュータ、ビデオレコーダなど、マシンによって受信され、そこにロードされ、それによって実行されると、そのマシンは本発明を実施する装置になる。汎用プロセッサ上で実施されるとき、プログラムコードは、プロセッサと結合して、本発明の機能を実行するように動作する一意の装置を提供する。
【0057】
本発明を様々な図の好適実施形態とともに説明してきたが、本発明から逸脱することなく本発明の同じ機能を実行するために、他の同様の実施形態を使用し、または変更および追加を記載した実施形態に加えることができることを理解されたい。したがって、本発明は、任意の単一の実施形態に限定されるべきではなく、むしろ添付の特許請求の範囲による広さおよび範囲で解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の態様を組み込むことができるコンピュータシステムを表すブロック図である。
【図2】本発明によるリモートコンピューティング装置またはオンラインサービスと対話するローカルコンピューティング装置例を表すブロック図である。
【図3】本発明による送信データから代替を生成する方法例を示すフロー図である。
【図4A】本発明による送信データに応答して生成された代替の媒体表現例を示す象徴表現である。
【図4B】本発明による送信データに応答して生成された別の代替の媒体表現例を示す象徴表現である。
【図5】本発明による、特定のターゲットレンダリング媒体のために送信データから特定の代替を生成する方法例を示すフロー図である。
【図6】本発明による送信データから代替を生成するシステム例を示すブロック図である。
【図7】本発明による、特定のターゲットレンダリング媒体のために送信データから特定の代替をシミュレートする方法例を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0059】
20 コンピュータ
21 プロセッサ
22 システムメモリ
23 システムバス
27 ハードドライブ
28 フロッピー(登録商標)ドライブ
29 リムーバブル記憶装置
30 光ドライブ
32 ハードディスクドライブI/F
33 磁気ディスクドライブI/F
34 光ドライブI/F
36 アプリケーションプログラム
36 アプリケーション
37 他のプログラム
38 プログラムデータ
40 キーボード
42 マウス
46 シリアルポートI/F
47 モニタ
48 ビデオアダプタ
49 リモートコンピュータ
50 フロッピー(登録商標)ドライブ
53 ネットワークI/F
54 モデム
55 ホストアダプタ
56 SCSIバス
62 記憶装置
220 ローカルコンピューティング装置(ユーザPCなど)
240 リモートコンピューティング装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
送信データから代替を生成する方法であって、
ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、およびピクチャファイルのうちの1つを含む送信データを受信するステップと、
前記送信データに基づいて少なくとも1つの代替を判定するステップと、
前記少なくとも1つの代替をユーザアカウントに関連付けるステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つの代替を出力し、その後前記代替のうちの1つの選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記送信データを受信するステップは、前記少なくとも1つの代替を生成し、選択のために前記少なくとも1つの代替を出力するプロセッサによって実行されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
出力装置を介して選択のために前記少なくとも1つの代替を提供するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記選択をアカウント識別子に関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記選択はユーザアカウントインタフェースを介して受信されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザアカウントから選択された代替を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記選択された代替を前記ユーザアカウントに関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ターゲットレンダリング媒体のために送信データから代替を生成する方法であって、
ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、およびピクチャファイルのうちの1つを含む送信データを受信するステップと、
前記ターゲットレンダリング媒体を識別するステップと、
前記ターゲットレンダリング媒体のために少なくとも1つの代替を生成するステップと、
前記少なくとも1つの代替をユーザアカウントに関連付けるステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項10】
前記ターゲットレンダリング媒体は、テレビ、コンピュータモニタ、ハンドヘルドモバイル装置、セル電話、PDA、ゲームコンソール、マルチメディアコンソール、時計、ホームシアター、スピーカのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも1つのターゲットレンダリング媒体に関する情報を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
少なくとも1つのターゲットレンダリング媒体の選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの代替を出力し、その後前記代替のうちの前記少なくとも1つの選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項14】
プロセッサは前記送信データを受信し、ターゲットレンダリング媒体のために前記少なくとも1つの代替を生成し、選択のために前記少なくとも1つの代替を出力することを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの代替を選択のために前記ユーザアカウントに提供するステップをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記選択をアカウント識別子に関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記選択はユーザアカウントインタフェースを介して受信されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記ユーザアカウントから選択された代替を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記選択された代替を前記ユーザアカウントに関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項20】
選択のために前記少なくとも1つの代替のターゲットレンダリング媒体に関連付けられている情報を出力するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項21】
代替のターゲットレンダリング媒体の少なくとも1つの選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項22】
送信データから代替を生成するシステムであって、
ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、およびピクチャファイルのうちの1つを含む送信データを受信する入力装置と、
前記入力装置から前記送信データを受信し、前記送信データに基づいて少なくとも1つの代替を判定し、前記少なくとも1つの代替をユーザアカウントに関連付けるプロセッサと
を備えたことを特徴とするシステム。
【請求項23】
前記入力装置は、キーボード、ハードドライブ、ディスケット、コンパクトディスク、リムーバブル記憶装置、赤外線信号、およびインターネットのうちの1つを含むことを特徴とする請求項22に記載のシステム。
【請求項24】
前記少なくとも1つの代替を出力する出力装置をさらに備えたことを特徴とする請求項22に記載のシステム。
【請求項25】
前記出力装置は、テレビ、コンピュータモニタ、ハンドヘルドモバイル装置、セル電話、PDA、ゲームコンソール、マルチメディアコンソール、時計、ホームシアター、スピーカのうちの1つを含むことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
【請求項26】
ターゲットレンダリング媒体のために送信データから代替をシミュレートする方法であって、
前記ターゲットレンダリング媒体を識別するステップと、
ビデオファイル、音声ファイル、マルチメディアファイル、およびピクチャファイルのうちの1つを含む送信データを受信するステップと、
シミュレーションを介して前記ターゲットレンダリング媒体のために少なくとも1つの代替を生成するステップと、
前記少なくとも1つの代替のシミュレートされた選択をユーザアカウントに関連付けるステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項27】
前記特定のターゲットレンダリング媒体の前記送信データを操作し、前記少なくとも1つの代替を出力し、その後、前記代替のうちの1つの前記少なくとも1つの代替のシミュレートされた選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】
操作された代替を生成するために、少なくとも1つのターゲットレンダリング媒体に関連付けられている情報を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項29】
少なくとも1つのターゲットレンダリング媒体の選択を受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項30】
プロセッサは前記送信データを受信し、前記ターゲットレンダリング媒体のために前記少なくとも1つの代替を生成し、選択のために前記少なくとも1つの代替を出力することを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記少なくとも1つの代替のシミュレーションを選択のために前記ユーザアカウントに提供する出力装置をさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項32】
前記選択をアカウント識別子に関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項33】
前記選択はユーザアカウントインタフェースを介して受信されることを特徴とする請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記ユーザアカウントから選択された代替のシミュレーションを受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項35】
前記選択された代替のシミュレーションを前記ユーザアカウントに関連付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の方法。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4A】
image rotate

【図4B】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2006−139759(P2006−139759A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−295240(P2005−295240)
【出願日】平成17年10月7日(2005.10.7)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】