説明

通信システム、GW装置、及びポリシ制御装置連携方法

【課題】コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、コア網側でアクセス網の内部構成を管理させることなく連携を実現する。
【解決手段】
通信システムにおいて、ポリシ制御装置間でメッセージを中継するGW装置を備え、当該GW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、前記コア網のポリシ制御装置は、位置依存/非依存アドレス対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記GW装置に送信し、当該GW装置が、保持する対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コア網とアクセス網のぞれぞれが、QoSサービスを実現するポリシ制御装置を備える通信網において、コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置を連携させる技術に関連するものである
【背景技術】
【0002】
上記技術の前提となる従来の通信網の構成、及び処理シーケンスを図1を参照して説明する。
【0003】
図1に示す通信網は、例えば、3GPPで規定されたIPパケット通信網である(非特許文献1〜非特許文献3等)。図1に示すとおり、当該通信網は、アクセス網100とコア網200がルータ11、21で接続され、アクセス網100のルータ11に端末12が接続される。コア網200は、コア網外のパケット網との接続点となるGW(ゲートウェイ)22を備え、GW22を介して外部パケット網の端末23が接続される。
【0004】
アクセス網100とコア網200はそれぞれポリシ制御装置10、20を備える。ポリシ制御装置10、20はそれぞれ、大規模ネットワークにおいて装置のスケールアウトをするために、複数の装置により構成され、並列処理が行われる。また、コア網200は、QoSサービスを指示するアプリケーション機能24を備える。
【0005】
上記のようにポリシ制御装置10、20はそれぞれ複数の装置からなるものであるが、「ポリシ制御装置10」と記載した場合、特に断らない限り、複数の装置のどれかを特定しない各々の装置あるいは任意の装置を意味する。複数の装置のうちの特定の装置を示す場合は、例えば、「βに対応するポリシ制御装置10」のように直接的にもしくは間接的に、特定の装置であることを示す。ポリシ制御装置20についても同様である。なお、以下では、ポリシ制御装置10をアクセス網ポリシ制御装置10、ポリシ制御装置20をコア網ポリシ制御装置20とも称する。
【0006】
図1に示す通信網において、コア網200とアクセス網100では端末12に対して異なるIPアドレス(位置非依存・位置依存)が付与される。以降、位置非依存のIPアドレスをα、位置依存のIPアドレスをβとする。端末12がアクセス網100に接続される位置は一定でないため、位置依存のIPアドレス(β)は一つに定まらない。
【0007】
図1に示すように、コア網ポリシ制御装置20は、ユーザのプロファイル(ユーザID・利用可能なサービスなど)、及び端末12の位置依存のIPアドレス(β)と位置非依存のIPアドレス(α)の対応関係を格納する。更に、コア網ポリシ制御装置20は、βと、βが割り当てられた端末12に関する処理を行う特定のアクセス網ポリシ制御装置10との対応関係を静的に保持している。
【0008】
アクセス網ポリシ制御装置10にはネットワークリソースのプロファイル(回線の総リソース・割り当て済みリソースなど)が格納されている。
【0009】
以下、従来技術におけるコア網ポリシ制御装置200とアクセス網ポリシ制御装置100を連携させるための処理として、(1)端末接続時の処理(連携における前処理)、及び(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)を図1を参照して説明する。
【0010】
(1)端末接続時の処理(連携における前処理)
端末12がアクセス網100およびコア網200に接続した際(ステップ1)、その接続を検知したGW22はコア網ポリシ制御装置にαとβの対応関係を通知する(ステップ2)。コア網ポリシ制御装置20はこれを保持する(ステップ3)。コア網ポリシ制御装置20はアクセス網ポリシ制御装置10にαとβの対応関係を通知する(ステップ4)。
【0011】
(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)
コア網ポリシ制御装置200はαを含むポリシ制御の指示を受ける(ステップ5)と、ユーザプロファイルを参照して、指示に係るサービスが当該ユーザに許容されているサービスかどうかを確認するとともに、ステップ3で保持したαとβの対応関係を参照して、αをβに変換し、静的に保持しているβとアクセス網ポリシ制御装置10のアドレスの対応関係を参照して、βに対応するアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、特定したアクセス網ポリシ制御装置10にQoSサービス実行を依頼する(ステップ6)。
【0012】
アクセス網ポリシ制御装置10はネットワークリソースのプロファイルを参照して、QoSサービスに必要なリソース(帯域)を確保し、アクセス網100のルータ11にQoSサービス実行を指示する(ステップ7)。
【0013】
なお、上記の処理において、ステップ1は非特許文献1に規定され、ステップ2、3、5、7は非特許文献2に規定され、ステップ4、6は非特許文献3に規定されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0014】
【非特許文献1】3GPP TS 23.402 "Architecture Enhancements for non-3GPP accesses", v10.0.0
【非特許文献2】3GPP TS 23.203 "Policy and charging control architecture", v10.0.0
【非特許文献3】3GPP TR 23.839 "Study on Support of BBF Access Interworking", v0.2.0
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
図1に示すようなコア網200とアクセス網100を有する通信網においては、要求条件として、コア網200とアクセス網100はそれぞれ独立に管理運用する必要があり、更に、コア網ポリシ制御装置20の管理しているデータベースの不整合等に備える必要がある。
【0016】
しかしながら、図1に示したように、従来の通信網では、端末12の位置依存のIPアドレス(β)と当該端末12に関する処理を行うアクセス網ポリシ制御装置10の対応関係、すなわちアクセス網100の内部構成をコア網200側で管理しており、コア網200とアクセス網100をそれぞれ独立に管理運用するという要求を満たしていない。
【0017】
また、従来の通信網では、アクセス網ポリシ制御装置10は、コア網200から通知されたαとβの対応関係が正しいかどうかを確認することができず、コア網ポリシ制御装置20の管理しているデータベースに不整合等があったとしてもそれを検知できない。
【0018】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、コア網側でアクセス網の内部構成を管理させることなく連携を実現するとともに、アクセス網のポリシ制御装置において、コア網から通知された位置非依存アドレスと位置依存アドレスの対応関係が正しいか否かを確認することを可能とした技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
上記の課題を解決するために、本発明は、コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムであって、
前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するアクセス網のGW装置を更に備え、
前記GW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のポリシ制御装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記GW装置に送信し、
前記QoSサービス指示を受信した前記GW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信することを特徴とする通信システムとして構成される。
【0020】
また、本発明は、コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムであって、
前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するコア網のGW装置とアクセス網のGW装置を更に備え、
前記コア網のGW装置は、端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、前記アクセス網のGW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のGW装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、前記端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記メッセージを前記位置非依存アドレスに対応するコア網のポリシ制御装置に送信し、
前記メッセージを受信した前記コア網のポリシ制御装置は、前記メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記アクセス網のGW装置に送信し、
前記QoSサービス指示を受信した前記アクセス網のGW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信することを特徴とする通信システムとして構成することもできる。
【0021】
また、前記アクセス網のポリシ制御装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、当該対応関係を保持した後に、前記位置非依存アドレスと前記位置依存アドレスを含むメッセージを前記コア網から受信したときに、当該対応関係に基づいて、当該メッセージに含まれるアドレスの正当性を確認するように構成してもよい。
【0022】
また、本発明は、上述した各GW装置として構成することもでき、更に、上記通信システムが実行するポリシ制御装置連携方法として構成することもできる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、コア網側でアクセス網の内部構成を管理させることなく連携を実現するとともに、アクセス網のポリシ制御装置において、コア網から通知された位置非依存アドレスと位置依存アドレスの対応関係が正しいか否かを確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】従来技術を説明するための図である。
【図2】第1の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。
【図3】アクセス網GW装置30の機能構成図である。
【図4】コア網GW装置40の機能構成図である。
【図5】第2の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。
【図6】第3の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明に係る提案方式として3つの方式があり、これら3つの方式をそれぞれ第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態として説明する。以下では、従来技術と異なる部分を中心に説明を行うこととする。
【0026】
<第1の実施の形態>
(システム構成)
図2は、第1の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。図2は、装置の接続構成を示すとともに、装置が備える各テーブル、及び、後の動作説明で参照する処理手順を示している。
【0027】
図2に示すように、第1の実施の形態における通信網は、従来の通信網に対して、アクセス網側のGW装置30(アクセス網GW装置30と呼ぶ)、及びコア網側のGW装置40(コア網GW装置40と呼ぶ)を加えた構成を有する。アクセス網GW装置30、及びコア網GW装置40は、アクセス網ポリシ制御装置10とコア網ポリシ制御装置20とが互いにメッセージをやり取りする際に、当該メッセージを中継する位置に配備される。
【0028】
各GW装置は、自装置が配備された網内の内部構成(端末アドレス(αまたはβ)と当該端末が送受信するパケットに対して処理を行うポリシ制御装置の対応関係)の情報をテーブルとして静的に保持している。
【0029】
すなわち、図2でテーブル1として示しているように、アクセス網GW装置30は、βとアクセス網ポリシ制御装置10のIPアドレスの対応関係を静的に保持している。なお、複数の端末に関する処理が同一のポリシ制御装置により行われる場合は、サブネットの表記により対応関係を集約して保持してもよい。
【0030】
アクセス網GW装置30は、コア網200からβを含むメッセージを受信した際に、テーブル1を参照することにより、当該メッセージをβに対応する適切なアクセス網ポリシ制御装置10に転送することが可能である。
【0031】
また、図2でテーブル2として示しているように、コア網GW装置40は、αとコア網ポリシ制御装置20のIPアドレスの対応関係を静的に保持している。なお、複数の端末に関する処理が同一のポリシ制御装置により行われる場合は、サブネットの表記により対応関係を集約して保持してもよい。
【0032】
コア網GW装置40は、アクセス網100からαを含むメッセージを受信した際に、テーブル2を参照することにより、αに対応する適切なコア網ポリシ制御装置20に転送することが可能である。
アクセス網ポリシ制御装置10は、αとβの対応関係を含む接続通知を受信し、αとβの対応関係を記憶手段にテーブル(図2に示すテーブルA)として記憶手段に格納する機能を備えている。
【0033】
更に、アクセス網ポリシ制御装置10は、メッセージを受信した場合には、メッセージ中のβ(またはα)をキーに、テーブルAとして保持しているα,βの関係からα(またはβ)を参照し、これをメッセージ中のα(またはβ)と照合し、メッセージ中のαとβの関係が正しいことを確認する機能(図2のアドレス確認部13)を備える。
【0034】
コア網ポリシ制御装置20は、αとβの対応関係を含む接続通知を受信し、αとβの対応関係を記憶手段にテーブル(図2に示すテーブルB)として格納する機能を備えている。
【0035】
更に、コア網ポリシ制御装置20は、アプリケーション機能24からαによりQoSサービス指示を受けた際、これにβの情報を付加して、コア網GW装置40及びアクセス網GW装置30を通じてアクセス網ポリシ制御装置10に通知する機能(図2のアドレス情報付加・サービス指示部25)を備える。
【0036】
図3に、アクセス網GW装置30の機能構成図を示す。図3に示すように、アクセス網GW装置30は、メッセージ受信部31、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32、メッセージ送信部33、及びテーブル1を格納するアドレス対応関係格納部34を有する。
【0037】
図3の構成において、メッセージ受信部31が対応関係(α、β)を含むメッセージを受信し、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32が当該メッセージ中の対応関係の中のβを用いてアドレス対応関係格納部34を参照することにより、転送先となるアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、そのIPアドレスを取得する。そして、メッセージ送信部33が、当該IPアドレスを用いて、特定されたアクセス網ポリシ制御装置10にメッセージを転送する。
【0038】
図4に、コア網GW装置40の機能構成図を示す。図4に示すように、コア網GW装置40は、メッセージ受信部41、転送先コア網ポリシ制御装置特定部42、メッセージ送信部43、及びテーブル2を格納するアドレス対応関係格納部44を有する。
【0039】
図4の構成において、メッセージ受信部41が対応関係(α、β)を含むメッセージを受信し、転送先コア網ポリシ制御装置特定部42が当該メッセージ中の対応関係の中のαを用いてアドレス対応関係格納部43を参照することにより、転送先となるコア網ポリシ制御装置20を特定し、そのIPアドレスを取得する。そして、メッセージ送信部44が、当該IPアドレスを用いて、特定されたコア網ポリシ制御装置20にメッセージを転送する。
【0040】
コア網GW装置40、アクセス網GW装置30はいずれも、コンピュータの構成を含む通信装置に、実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、上記装置の各部が有する機能は、当該装置を構成するコンピュータに内蔵されるCPUやメモリなどのハードウェア資源を用いて、各部で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、該プログラムは、当該プログラムを記録したFD、CD−ROM、DVDなどの記録媒体や、インターネットなどのネットワークを介して市場に流通させることができる。
【0041】
また、上記のようにプログラムで機能を実現することの他、該当の機能を実装したハードウェア回路を用いてコア網GW装置40、アクセス網GW装置30を実現することもできる。
【0042】
また、各ポリシ制御装置において、従来技術に対して新たに加える機能についても、プログラムで実現してもよいし、ハードウェア回路で実現してもよい。
【0043】
GW装置の機能、及びポリシ制御装置の新たな機能について、プログラム及びハードウェア回路のどちらでも実現可能な点は他の実施の形態においても同様である。
【0044】
(処理動作)
以下、第1の実施の形態におけるコア網ポリシ制御装置20とアクセス網ポリシ制御装置10を連携させるための処理として、(1)端末接続時の処理(連携における前処理)、及び(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)を図2を参照して説明する。
【0045】
(1)端末接続時の処理(連携先特定における前処理)
端末12がアクセス網100およびコア網200に接続し、IPアドレス払い出しとトンネルの設定を受けた際(ステップ1)に、これを検知したアクセス網100のルータ11は対応するアクセス網ポリシ制御装置10にα、βの対応関係を通知する(ステップ2)。アクセス網ポリシ制御装置10はこの対応関係を保持する(ステップ3)。
【0046】
アクセス網ポリシ制御装置10は上記対応関係をアクセス網GW装置30を通じてコア網GW装置40に通知し、コア網GW装置40は、転送先コア網ポリシ制御装置特定部42によりテーブル2を参照して、αに対応する適切なコア網ポリシ制御装置20を特定し、特定したコア網ポリシ制御装置20に上記対応関係を通知する(ステップ4)。コア網ポリシ制御装置20は、受信したαとβの対応関係を記憶手段にテーブルBとして保持する(ステップ5)。
【0047】
(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)
コア網ポリシ制御装置10がαによりポリシ制御の指示を受ける(ステップ6)と、ユーザプロファイルを参照して、指示に係るサービスが当該ユーザに許容されているサービスかどうかを確認するとともに、アドレス情報付加・サービス指示部25によりテーブルBを参照することで、βを含むメッセージ(QoSサービス指示)を作成し、当該メッセージをコア網GW装置40を通じてアクセス網GW装置30に通知する。通知を受けたアクセス網GW装置30は、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32によりテーブル1を参照して、βに対応するアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、特定されたアクセス網ポリシ制御装置10にポリシ制御の指示を行う(ステップ7)。
【0048】
そして、アクセス網ポリシ制御装置10は、アドレス確認部13によりテーブルAを参照し、受信した指示に含まれるアドレスの正当性の確認を行うとともに、ネットワークリソースのプロファイルを参照してQoSサービスに必要なリソース(帯域)を確保し、アクセス網100のルータ11にQoSサービス実行を指示する(ステップ8)。
<第2の実施の形態>
(システム構成)
図5は、第2の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。図5は、装置の接続構成を示すとともに、装置が備える各テーブル、及び、後の動作説明で参照する処理手順を示している。
【0049】
図5に示すように、第2の実施の形態における通信網は、従来の通信網に対して、アクセス網GW装置30を加えた構成を有する。アクセス網GW装置30は、アクセス網ポリシ制御装置10とコア網ポリシ制御装置20とが互いにメッセージをやり取りする際に、当該メッセージを中継する位置に配備される。
【0050】
アクセス網GW装置30は、アクセス網内の内部構成(端末アドレスβと当該端末が送受信するパケットに対して処理を行うポリシ制御装置の対応関係)の情報をテーブルとして静的に保持している。
【0051】
すなわち、図5でテーブル1として示しているように、アクセス網GW装置30は、βとアクセス網ポリシ制御装置10のIPアドレスの対応関係を静的に保持している。なお、複数の端末に関する処理が同一のポリシ制御装置により行われる場合は、サブネットの表記により対応関係を集約して保持してもよい。
【0052】
アクセス網GW装置30は、コア網200からβを含むメッセージを受信した際に、テーブル1を参照することにより、当該メッセージを、βに対応する適切なアクセス網ポリシ制御装置10に転送することが可能である。
【0053】
アクセス網ポリシ制御装置10は、コア網ポリシ制御装置20から送出されたαとβの対応関係を含む接続通知をアクセス網GW装置30を通じて受信し、αとβの対応関係を記憶手段にテーブル(図5に示すテーブルA)として格納する機能を備えている。
【0054】
更に、アクセス網ポリシ制御装置10は、メッセージを受信した場合には、メッセージ中のβ(またはα)をキーに保持しているα,βの関係からα(またはβ)を参照し、これをメッセージ中のα(またはβ)と照合し、メッセージ中のαとβの関係が正しいことを確認する機能(図5のアドレス確認部13)を備える。
【0055】
コア網ポリシ制御装置20は、αとβの対応関係を含む接続通知をGW22から受信し、αとβの対応関係を記憶手段にテーブル(図5に示すテーブルB)として格納する機能を備えている。
【0056】
更に、コア網ポリシ制御装置20は、アプリケーション機能24からαによりQoSサービス指示を受けた際、テーブルBを参照して、これにβの情報を付加して、アクセス網GW装置30を通じてアクセス網ポリシ制御装置10に通知する機能(図5のアドレス情報付加・サービス指示部25)を備える。
【0057】
第2の実施の形態におけるアクセス網GW装置30の機能構成は、図3に示した機能構成と同様である。
【0058】
(処理動作)
以下、第2の実施の形態におけるコア網ポリシ制御装置20とアクセス網ポリシ制御装置10を連携させるための処理として、(1)端末接続時の処理(連携における前処理)、及び(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)を図5を参照して説明する。
【0059】
(1)端末接続時の処理(連携先特定における前処理)
端末12がアクセス網100およびコア網200に接続し、IPアドレス払い出しとトンネルの設定を受けた際(ステップ1)に、これを検知したコア網200のGW22は対応するコア網ポリシ制御装置20にα、βの対応関係を通知する(ステップ2)。コア網ポリシ制御装置20はこの対応関係をテーブルBとして保持する(ステップ3)。
【0060】
コア網ポリシ制御装置20は上記対応関係をアクセス網GW装置30を通じてアクセス網ポリシ制御装置10に向けて送信し、上記対応関係を中継するアクセス網GW装置30が、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32によりテーブル1を参照して、βに対応する適切なアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、特定されたアクセス網ポリシ制御装置10に上記対応関係を通知する(ステップ4)。アクセス網ポリシ制御装置10は、受信したαとβの対応関係をテーブルAとして保持する(ステップ5)。
【0061】
(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)
コア網ポリシ制御装置20がαによりポリシ制御の指示を受ける(ステップ6)と、ユーザプロファイルを参照して、指示に係るサービスが当該ユーザに許容されているサービスかどうかを確認するとともに、アドレス情報付加・サービス指示部25によりβを含むメッセージを作成し、アクセス網GW装置30に通知する。通知を受けたアクセス網GW装置30は、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32によりテーブル1を参照して、βに対応する適切なアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、特定されたアクセス網ポリシ制御装置10にポリシ制御の指示を行う(ステップ7)。
【0062】
アクセス網ポリシ制御装置10は、アドレス確認部13によりテーブルAを参照し、受信した指示に含まれるアドレスの正当性の確認を行うとともに、ネットワークリソースのプロファイルを参照してQoSサービスに必要なリソース(帯域)を確保し、アクセス網100のルータ11にQoSサービス実行を指示する(ステップ8)。
【0063】
<第3の実施の形態>
(システム構成)
図6は、第3の実施の形態に係る通信網のシステム構成図である。図6は、装置の接続構成を示すとともに、装置が備える各テーブル、及び、後の動作説明で参照する処理手順を示している。
【0064】
第3の実施の形態におけるシステム構成、及び各装置が備えるテーブルは第2の実施の形態と同じである。
【0065】
第2の実施の形態では、アクセス網ポリシ制御装置10は、対応関係(α、β)を含む接続通知を、コア網ポリシ制御装置20からアクセス網GW装置30を通じて受信するのに対し、第3の実施の形態では、アクセス網ポリシ制御装置10は、アクセス網100のルータ11から対応関係(α、β)を含む接続通知を受信する。この点が第2の実施の形態と異なる点である。
【0066】
(処理動作)
以下、第3の実施の形態におけるコア網ポリシ制御装置20とアクセス網ポリシ制御装置10を連携させるための処理として、(1)端末接続時の処理(連携における前処理)、及び(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)を図6を参照して説明する。
【0067】
(1)端末接続時の処理(連携先特定における前処理)
端末12がアクセス網100およびコア網200に接続し、IPアドレス払い出しとトンネルの設定を受けた際(ステップ1)に、これを検知したコア網200のGW22は対応するコア網ポリシ制御装置20にα、βの対応関係を通知する(ステップ2)。コア網ポリシ制御装置20はこの対応関係をテーブルBとして保持する(ステップ3)。
【0068】
アクセス網側ルータ11も同様に、アクセス網ポリシ制御装置10にα、βの対応関係を通知する(ステップ4)。アクセス網ポリシ制御装置10はこの対応関係をテーブルAとして保持する(ステップ5)。
【0069】
(2)QoSサービス実行時の処理(実際の連携)
コア網ポリシ制御装置20がαによりポリシ制御の指示を受ける(ステップ6)と、ユーザプロファイルを参照して、指示に係るサービスが当該ユーザに許容されているサービスかどうかを確認するとともに、アドレス情報付加・サービス指示部25によりβを含むメッセージを作成し、アクセス網GW装置30に通知する。通知を受けたアクセス網GW装置30は、転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部32によりテーブル1を参照して、βに対応する適切なアクセス網ポリシ制御装置10を特定し、特定されたアクセス網ポリシ制御装置10にポリシ制御の指示を行う(ステップ7)。
【0070】
アクセス網ポリシ制御装置10は、アドレス確認部13によりテーブルAを参照し、受信した指示に含まれるアドレスの正当性の確認を行うとともに、ネットワークリソースのプロファイルを参照してQoSサービスに必要なリソース(帯域)を確保し、アクセス網100のルータ11にQoSサービス実行を指示する(ステップ8)。
【0071】
(実施の形態の効果)
本発明の各実施の形態に係る技術によれば、アクセス網GW装置30、もしくは、アクセス網GW装置30及びコア網GW装置40を導入したので、コア網・アクセス網のポリシ制御装置に他網の内部構成(端末アドレスと当該端末が送受信するパケットに対して処理を行うポリシ制御装置の対応関係) の情報を持たせる必要がなくなり、コア網とアクセス網をそれぞれ独立に管理運用することができる。
【0072】
また、アクセス網ポリシ制御装置10にαとβの対応関係を保持させることとしたので、アクセス網ポリシ制御装置10において、コア網200から通知されたαとβの対応関係が正しいことを確認することが可能になる。これにより、コア網ポリシ制御装置20の管理しているデータベースの不整合等に備えることができる。
【0073】
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【符号の説明】
【0074】
10 アクセス網ポリシ制御装置
11 ルータ
12 端末
13 アドレス確認部
20 コア網ポリシ制御装置
21 ルータ
22 GW
23 端末
24 アプリケーション機能
25 アドレス情報付加・サービス指示部
30 アクセス網GW装置
31 メッセージ受信部
32 転送先アクセス網ポリシ制御装置特定部
33 メッセージ送信部
34 アドレス対応関係格納部
40 コア網GW装置
41 メッセージ受信部
42 転送先コア網ポリシ制御装置特定部
43 メッセージ送信部
44 アドレス対応関係格納部
100 アクセス網
200 コア網

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムであって、
前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するアクセス網のGW装置を更に備え、
前記GW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のポリシ制御装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記GW装置に送信し、
前記QoSサービス指示を受信した前記GW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信する
ことを特徴とする通信システム。
【請求項2】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムであって、
前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するコア網のGW装置とアクセス網のGW装置を更に備え、
前記コア網のGW装置は、端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、前記アクセス網のGW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のGW装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、前記端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記メッセージを前記位置非依存アドレスに対応するコア網のポリシ制御装置に送信し、
前記メッセージを受信した前記コア網のポリシ制御装置は、前記メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記アクセス網のGW装置に送信し、
前記QoSサービス指示を受信した前記アクセス網のGW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信する
ことを特徴とする通信システム。
【請求項3】
前記アクセス網のポリシ制御装置は、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、当該対応関係を保持した後に、前記位置非依存アドレスと前記位置依存アドレスを含むメッセージを前記コア網から受信したときに、当該対応関係に基づいて、当該メッセージに含まれるアドレスの正当性を確認する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
【請求項4】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するGW装置であって、
端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持する対応関係格納手段と、
前記コア網のポリシ制御装置から送出されたメッセージであって、端末の位置依存アドレスを含むメッセージを受信する受信手段と、
前記メッセージの中の位置依存アドレスに基づいて、前記対応関係格納手段を参照することにより、当該位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたアクセス網のポリシ制御装置に前記メッセージを送信する送信手段と
を備えることを特徴とするGW装置。
【請求項5】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するGW装置であって、
端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持する対応関係格納手段と、
前記アクセス網のポリシ制御装置から送出されたメッセージであって、端末の位置非依存アドレスを含むメッセージを受信する受信手段と、
前記メッセージの中の位置非依存アドレスに基づいて、前記対応関係格納手段を参照することにより、当該位置非依存アドレスに対応するコア網のポリシ制御装置を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたコア網のポリシ制御装置に前記メッセージを送信する送信手段と
を備えることを特徴とするGW装置。
【請求項6】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムが実行するポリシ制御装置連携方法であって、
前記通信システムは、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するアクセス網のGW装置を更に備え、
前記GW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のポリシ制御装置が、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記GW装置に送信するステップと、
前記QoSサービス指示を受信した前記GW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信するステップと
を備えることを特徴とするポリシ制御装置連携方法。
【請求項7】
コア網のポリシ制御装置とアクセス網のポリシ制御装置が連携してQoSサービスを提供する通信網において、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置を備える通信システムが実行するポリシ制御装置連携方法であって、
前記通信システムは、前記コア網のポリシ制御装置と前記アクセス網のポリシ制御装置との間で送受信されるメッセージを中継するコア網のGW装置とアクセス網のGW装置を更に備え、
前記コア網のGW装置は、端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、前記アクセス網のGW装置は、端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係を保持し、
前記コア網のGW装置が、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、前記端末の位置非依存アドレスと前記コア網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記メッセージを前記位置非依存アドレスに対応するコア網のポリシ制御装置に送信するステップと、
前記メッセージを受信した前記コア網のポリシ制御装置が、前記メッセージに含まれる対応関係を保持し、前記位置非依存アドレスを含むQoSサービス指示を受信したときに、当該対応関係に基づいて前記位置依存アドレスを前記QoSサービス指示に付加して前記アクセス網のGW装置に送信するステップと、
前記QoSサービス指示を受信した前記アクセス網のGW装置が、前記端末の位置依存アドレスと前記アクセス網のポリシ制御装置のアドレスとの対応関係に基づいて、前記QoSサービス指示を前記位置依存アドレスに対応するアクセス網のポリシ制御装置に送信するステップと
を備えることを特徴とするポリシ制御装置連携方法。
【請求項8】
前記アクセス網のポリシ制御装置が、端末の位置非依存アドレスと位置依存アドレスとの対応関係を含むメッセージを受信したときに、当該メッセージに含まれる対応関係を保持し、当該対応関係を保持した後に、前記位置非依存アドレスと前記位置依存アドレスを含むメッセージを前記コア網から受信したときに、当該対応関係に基づいて、当該メッセージに含まれるアドレスの正当性を確認するステップ
を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のポリシ制御装置連携方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate