説明

通信装置

【課題】着信した情報を複数人が同時に認識することができる通信装置を提供する。
【解決手段】所定の情報が着信する通信部14と、通信部14で着信した情報を表示する表示部5と、を有する通信装置本体10と、通信装置本体10と有線又は無線で接続され、表示部5で表示される情報と同じ内容の情報を表示部5よりも拡大表示する拡大表示装置30と、を有する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に係り、特に所定の情報を表示するメッセージボードを備えた通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から通信装置の一つとしてファクシミリ装置が知られている。このファクシミリ装置は表示部を備えており、この表示部には入力番号、発信先などの所定の情報が表示される。
【特許文献1】特開2003−8856号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記表示部で所定の情報を表示する表示領域が比較的狭いため、例えば着信した情報内容や発信元が誰であるかを複数の人間に同時に知らせることができなかった。特に、天災などの非常事態が生じた場合には、この情報を多数の関係者に同時に知らせる必要がある。また、関係者が電話対応などの他の処理におわれている場合などでは、ファクシミリが着信したことを忘れてしまい状況確認や天災対応に時間を要し被害が増大してしまうおそれがある。
【0004】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、着信した情報を複数人が同時に認識することができる通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、所定の情報を受信する通信部と、前記通信部で受信した情報を表示する表示部と、を有する通信装置本体と、前記通信装置本体と有線又は無線で接続され、前記表示部で表示される情報と同じ内容の情報を前記表示部よりも拡大表示する拡大表示装置と、を有することを特徴とする通信装置。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、通信装置本体の通信部で情報を着信すると、この着信した情報が通信装置本体の表示部で表示される。また、このとき、表示部で表示される情報と同じ内容の情報が拡大表示装置の表示部での表示よりも拡大表示される。これにより、拡大表示装置を通して、着信した情報を複数人に同時に知らせることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記拡大表示装置に、特定相手先の情報のみを表示することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、拡大表示装置には特定相手先の情報のみが表示されるため、特定相手先の情報を複数人に同時に知らせることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記拡大表示装置に、着信履歴が表示されることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、拡大表示装置には着信履歴が表示されるため、着信履歴を複数人に同時に知らせることができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置において、前記拡大表示装置に、所定の情報が優先順位に従って表示されることを特徴と摺る。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、拡大表示装置には所定の情報が優先順位に従って表示されるため、優先すべき情報から複数人に知らせることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置において、着信した情報の緊急性又は重要性を判断する制御部を有し、前記制御部により緊急性又は重要性があると判断された場合には、前記拡大表示装置に、着信した情報とともに緊急性又は重要性を明示する特殊情報を表示することを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、制御部により着信した情報に緊急性又は重要性があると判断された場合には、拡大表示装置には着信した情報とともに緊急性又は重要性を明示する特殊情報が表示されるため、拡大表示装置を見れば緊急性又は重要性のある情報を一目瞭然に判別できる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、着信した情報を複数人が同時に認識することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、本発明の一実施形態に係る通信装置について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、通信装置としてファクシミリ装置を一例にとり、説明する。
【0017】
図1及び2に示すように、ファクシミリ装置は、通信装置本体10と、メッセージボード(拡大表示装置)30と、で構成されている。この通信装置本体10は、内部にCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などのワークメモリやレジスタなどを有し、各種ファクシミリ機能動作を司るファクシミリ機能制御装置(制御部)1を備えている。このファクシミリ機能制御装置1は、ROM(Read Only Memory)2と接続され、ROM2に予め格納されている制御プログラムなどのプログラムに基づいて動作し、後述する各回路の動作を制御する。ファクシミリ機能制御装置1と各回路はバスにより接続されている。また、このファクシミリ機能制御装置1は、上記ROM2に格納されているプログラムに基づいて、以下に説明する各種ファクシミリ機能の動作を行う。すなわち、ROM2から読み出されたプログラムに基づき、ファクシミリ機能である符号化・復号化処理、モデムの変復調処理などの処理動作を行う各演算処理が行われる。
【0018】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される電話帳メモリ3は、不揮発性メモリで構成され、例えば書き換え可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)からなり、相手先の氏名と、この氏名に対する電話番号及び/或いはFAX番号とを複数件分、50音別あるいはABC順で格納される。
【0019】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される操作部4は、ダイヤル入力や文字入力を行うためのテンキー、上記電話帳メモリ3に格納された相手先を選択するための選択キー(上・下キー)、通話目的の発呼を行うための第1の特定キー、ファクシミリ送信開始指示を行うための第2の特定キー、などを有する。この操作部4を用いて、ユーザが相手先の氏名と、この氏名に対応する電話番号及び/或いはFAX番号を入力し、ファクシミリ機能制御装置1は、入力されたこれらデータを電話帳メモリ3に与え、電話帳メモリ3にこれらデータが格納され保存される。
【0020】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される表示部5は、例えば、液晶表示装置からなり、上記操作部4から入力された電話番号や、上記電話帳メモリ3に格納された相手先氏名や、相手先氏名に対応する電話番号及びファックス番号等を表示する。尚、着信時に発呼側から電話番号の情報が送られてきた際には、送られてきた電話番号又は、この電話番号が上記電話帳メモリ3に格納されているときには上記電話番号に対応する相手先氏名を表示する。
【0021】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される印字部6は、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタやレーザプリンタで構成され、送信されてきたイメージデータあるいは後述する読取部7で読み取ったイメージデータを印字し、出力する。
【0022】
ファクシミリ機能制御装置1に接続される読取部7は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等からなる光学的読取装置を有しており、原稿上に描かれた画情報を読み取ると共に、読み取るべき原稿の有無(読取位置への原稿のセット状態)を検出する。
【0023】
ハンドセット8は、マイク81とスピーカ82とで構成され、ハンドセット8はクロスポイントIC回路11を介して回線20に接続される。このハンドセット8のオンフック、オフフックは、フック検出部18で検出する。ここで、オンフック状態とはハンドセット8を装置にセットした状態、オフフック状態とはハンドセット8を装置から取り外した状態をいう。更に、ハンズフリー機能による通話を行う場合には、ハンズフリー機能を使用するためのファンクションキーを押下したときにもオフフック状態という。
【0024】
フック検出部18は、ハンドセット8のオンフック、オフフック状態を検出し、そのフック状態をファクシミリ機能制御装置1に知らせる。ファクシミリ機能制御装置1は、フック検出部18からの出力に基づいて、リレー駆動回路13を制御し、スイッチ12の切り替えを制御して回線20を閉結または開放させる。
【0025】
クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御に基づいて、回線20、ハンドセット8、DAC回路15間の信号経路の切り替えを行うものである。このクロスポイントIC回路11は、例えば、ハンドセット8からの音声入力をDAC回路15を介してファクシミリ機能制御装置1内に入力したり、ハンドセット8からの音声信号を回線20に与えたり、また、回線20からの音声信号をハンドセット8へ与えるなど信号経路の切り替えを行う。
【0026】
DAC回路15は、クロスポイントIC回路11から与えられたアナログの音声信号をデジタル信号に変換して、ファクシミリ機能制御装置1に与え、また、ファクシミリ機能制御装置1からのデジタル信号をアナログ信号に変換し、クロスポイントIC回路11を介して、ハンドセット8のスピーカ82や本体のスピーカ16へアナログ音声信号を与える。本体に設けられたスピーカ16、マイク17は、操作部4のキー操作により、ハンズフリー動作による送受話動作を行う場合に用いられる。ハンズフリー動作による送受話動作は、回線20から入力された音声信号が、スイッチ12、クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内のアンプで増幅され、DAC回路15、クロスポイントIC回路11を介してスピーカ16から出力される。一方、マイク17から入力された音声信号は、クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1内に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内でゲインを調整した後、DAC回路15、クロスポイントIC回路11、スイッチ12を介して回線20に出力される。
【0027】
記憶部9は、書き換え可能な記憶装置で構成され、例えばSRAM(Static Random Access Memory)などの半導体メモリからなり、着信した情報(例えば、着信時間、発信者氏名、着信内容(例えば、文字、文章、図面、絵柄))などの着信履歴が一時的に記憶される。
【0028】
ここで、記憶部9には、特定の発信元(特定相手先)に関する情報(例えば氏名)が記憶されている。また、記憶部9には、後述の着信検出部14で着信した着信信号の優先順位に関する情報が記憶されている。具体的には、発信元の氏名と優先順位との関係を示したテーブルが記憶されている。また、記憶部9には、着信検出部14で着信した着信信号の緊急性又は重要性を判断するデータが記憶されている。具体的には、発信元の氏名と優先順位との関係を示したテーブルが記憶されている。また、記憶部9には、着信した情報に緊急性又は重要性があるか否かを判断するための判断基準が記憶されている。例えば、記憶部9には、緊急度又は重要度に応じた特定の文字情報が記憶されている。さらに、記憶部9には、緊急性又は重要性の情報を表示するときの特殊情報(例えば、「緊急」、「大至急」、「重要」、「注目」など)が記憶されている。
【0029】
着信検出部14は、回線20からの着信信号の有無を検出し、その結果をファクシミリ機能制御装置1に通知する。上記したように、クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御の下でハンドセット8をスイッチ12側又はDAC回路15側へ切換接続する。
【0030】
また、本実施形態のファクシミリ装置は、メッセージボード(拡大表示装置)30を備えている。このメッセージボード30の表示部32は、例えば、液晶表示装置からなり、通信装置本体10の表示部5に所定の情報が表示される表示領域よりも広い表示領域を有している。このため、メッセージボード30に表示される所定の情報は、表示部5に表示される場合と比較して、格段に大きく表示される。このメッセージボード30は、ファクシミリ機能制御装置1に有線又は無線で接続されている。なお、このメッセージボード30は、机などに載置させるタイプのものでも良いし、あるいは壁に掛けるタイプのものでも良い。
【0031】
次に、本実施形態に係る通信装置の作用について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0032】
図1乃至図3に示すように、ファクシミリ機能制御装置1は、着信検出部14が着信を検出し、特定の相手先からの受信又は所定の情報を受信したか否かを判断する(ステップ100)尚、ここでいう所定の相手先とは、特定の相手先からの電話着信やファクシミリ受信、メール受信等を意味している。又、特定の情報とは、ファクシミリ受信の際に、タイトルや本文中に入っている特定の文字でも良いし、又はメール機能付きファクシミリ装置の場合には、メールのタイトルや本文中に入っている特定の文字や絵文字、記号等でも良い。
【0033】
次に、着信検出部14に所定の情報が着信したとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、着信した情報に緊急性又は重要性があるか否かがファクシミリ機能制御装置1により判断される(ステップ110)。ここで、記憶部9に予め記憶された判断基準に基づいて、ファクシミリ機能制御装置1により着信した情報に緊急性又は重要性があるか否かが判断される。
【0034】
尚、ここでいう記憶部9に予め記憶された判断基準とは、ファクシミリ受信の際に、タイトルや本文中に入っている特定の文字でも良いし、又はメール機能付きファクシミリ装置の場合には、メールのタイトルや本文中に入っている特定の文字や絵文字、記号等でも良い。
【0035】
次に、着信した情報に緊急性又は重要性があるとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、メッセージボード30の表示部32には、有線又は無線により、受信した情報と、緊急性又は重要性を示す特殊情報とがそれぞれ表示される(ステップ120)。
【0036】
尚、ここでいう緊急性又は重要性を示す特殊情報とは、例えば、「緊急」や「至急」、「重要」といった文字や、「誘拐された、助けて」や「おばあちゃん倒れた」といった文字、或いは緊急や重要であることを示す絵や記号等である。
【0037】
又、ここでいう受信した情報とは、電話発呼側の電話番号やファクシミリ送信側のファクシミリ番号、或いはメール送信側のメールアドレス等でも良いし、ファクシミリ本文又はタイトル、メール本文又はタイトルといった情報である。
【0038】
一方、着信した情報に緊急性又は重要性がないとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、着信した情報に優先順位があるか否かが判断される(ステップ130)。ここで、記憶部9には予め優先順位に関する情報が記されており、この情報に基づいてファクシミリ機能制御装置1により着信した情報に優先順位があるか否かが判断される。
【0039】
次に、着信した情報に優先順位があるとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、メッセージボード30の表示部32には、有線又は無線により、優先順位に従って着信した情報が表示される(ステップ140)。
【0040】
具体的には、予め記憶部9には、相手先の氏名や電話番号と優先順位が対応付けられて記憶されており、ファクシミリ機能制御装置1は、受信した発呼側の電話番号(ファクシミリ番号、メールアドレス等でも良い)と一致する電話番号が記憶部9に格納されていると判定すると、一致する電話番号に対応する優先順位を読み取る。ここで、現在メッセージボード30の表示部32に表示されている情報よりも着信した情報の優先順位が高い場合には、表示部32には着信した情報が切り替え表示される。一方、現在メッセージボード30の表示部32に表示されている情報よりも着信した情報の優先順位が低い場合には、表示部32の表示は維持される。
【0041】
又、次のような構成としても良い。メッセージボード30の表示部32には、受信した情報の一覧が表示される場合、優先順位の高い順に一覧が表示されるようにしても良い。
【0042】
一方、着信した情報に優先順位がないとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、着信履歴を表示するための操作があるか或いは予め設定されているか否かがファクシミリ機能制御装置1により判断される(ステップ150)。
【0043】
次に、着信履歴を表示するための設定があるとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、メッセージボード30の表示部32には、有線又は無線により、着信履歴のみが表示される(ステップ160)。
【0044】
一方、着信履歴を表示するための設定がないとファクシミリ機能制御装置1により判断されると、メッセージボード30の表示部32には、有線又は無線により、着信した情報がそのまま表示される(ステップ170)。
【0045】
以上のように、本実施形態の通信装置によれば、通信装置本体10の着信検出部14が着信を検出し情報が受信されると、この受信した情報が通信装置本体10の表示部5で表示される。また、このとき、表示部5で表示された情報と同じ内容の情報がメッセージボード30の表示部32に表示部5の表示よりも拡大表示される。これにより、メッセージボード30を通して、着信した情報を複数人に同時に知らせることができる。この結果、例えば、天災などの非常事態が生じた場合であって状況確認や天災対策をファクシミリで送信した原稿に基づいて行う際には、メッセージボード30の表示部32に表示された情報を複数人が同時に知ることができるため、それに要する時間を大幅に短縮でき、特に天災などの非常事態の場合には状況確認や天災対応を迅速に進めることができ、天災の被害を最小限に止めることができる。
【0046】
特に、メッセージボード30に特定相手先の情報のみを表示させることにより、特定相手先の情報を複数人に同時に知らせることができる。また、メッセージボード30に着信履歴を表示させることにより、着信履歴を複数人に同時に知らせることができる。また、メッセージボード30に所定の情報を優先順位に従って表示させることにより、優先すべき情報から順番に複数人に知らせることができる。さらに、ファクシミリ機能制御装置1により、着信した情報に緊急性又は重要性があると判断された場合には、メッセージボード30に着信した情報とともに緊急性又は重要性を明示する特殊情報を表示させることにより、メッセージボード30を見れば緊急性又は重要性のある情報を一目瞭然に判別できる。
【0047】
また、着信した情報に所定の文字や絵柄が記載されている場合には、メッセージボード30に、発信者の指名、ファクシミリ番号、送信された原稿の内容、受信したファクシミリ装置のファクシミリ番号、受信者の氏名などが表示される。
【0048】
さらに、通信装置本体10に電話機能を設け、さらに複数の電話装置(図示省略)と有線又は無線で接続させ、記憶部9に相手先氏名(発呼側の電話番号)と電話番号(着信側の子機番号やブランチ接続された電話機の電話番号)との対応関係のテーブルを記憶させておくことにより、メッセージボード30の表示部32に相手先の氏名を表示させてもよい。これにより、メッセージボード30の表示部32に表示された相手先と関係する関係者が直接電話装置をとり相手先と通話することができる。この結果、関係者とは別の人間が電話装置をとる場合と比較して、関係者に転送するときの時間と手間を省略することができ、迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る通信装置のブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る通信装置における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0050】
1 ファクシミリ機能制御装置(制御部)
5 表示部
10 通信装置本体
14 着信検出部(通信部)
30 メッセージボード(拡大表示装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の情報を受信する通信部と、前記通信部で受信した情報を表示する表示部と、を有する通信装置本体と、
前記通信装置本体と有線又は無線で接続され、前記表示部で表示される情報と同じ内容の情報を前記表示部よりも拡大表示する拡大表示装置と、
を有することを特徴とする通信装置。
【請求項2】
前記拡大表示装置に、特定相手先の情報のみを表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記拡大表示装置に、着信履歴が表示されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記拡大表示装置に、所定の情報が優先順位に従って表示されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
着信した情報の緊急性又は重要性を判断する制御部を有し、
前記制御部により緊急性又は重要性があると判断された場合には、前記拡大表示装置に、着信した情報とともに緊急性又は重要性を明示する特殊情報を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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