説明

遊技機用基板及びその製造方法

【課題】市場から回収した使用済み遊技機用基板の基板管理番号を変更し、他の機種でリユースすることを可能にするとともに、基板上における基板管理番号の記載位置が限定されることを回避し、部品レイアウトの自由度を増大させる。
【解決手段】基板管理番号21が表示された基板2A上に、電子部品3を実装して構成される遊技機用基板1Aであって、基板2Aの裏面に、表面に表示される基板管理番号21の文字中心位置を示す目印22が形成され、目印22に対する孔開け加工に基づいて、基板管理番号21に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、基板管理番号21が変更される構成としてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板管理番号が表示された基板上に、電子部品を実装して構成される遊技機用基板及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、パチンコ、スロットマシンなどの遊技機においては、遊技機に搭載される遊技機用基板を共通化することにより、製造コストを低減させることが提案されている。例えば、同一遊技機メーカの異なる機種間で遊技機用基板を共通化する。また、OEM供給される遊技機用基板の場合は、異なる遊技機メーカ間で遊技機用基板を共通化することも可能である。
【0003】
ところで、パチンコ、スロットマシンなどの遊技機に搭載される遊技機用基板では、不正防止などを目的とし、遊技機用基板に基板管理番号を付して遊技機用基板の種類を厳格に管理することが要求される。例えば、配線パターン、実装部品、ロムソケットのピン配列などが共通化された遊技機用基板であっても、ロムソケットに異なる容量のロムを搭載する場合は、別種の遊技機用基板とみなされ、異なる基板管理番号を付与することが要求される。そのため、遊技機用基板の共通化において、基板管理番号が足かせとなっていた。
【0004】
そこで、遊技機用基板に複数種類の基板管理番号を記載しておき、搭載するロムの容量が決まった後に、該当する基板管理番号表示部分のみを残し、他の基板管理番号表示部分を切除可能としたものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。このような遊技機用基板によれば、異なる容量のロムを搭載する場合であっても、遊技機用基板の共通化が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−6801号公報
【特許文献2】特開2006−102245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2に示される遊技機用基板では、不要な基板管理番号表示部分を切除した時点で基板管理番号が固定され、以降は基板管理番号を変更することができないので、例えば、市場から回収した使用済み遊技機用基板の基板管理番号を変更し、他の機種でリユースすることは困難であった。
【0007】
また、特許文献1、2に示される遊技機用基板では、不要な基板管理番号表示部分を切除する都合上、基板管理番号の記載位置が基板周縁部に限定されるので、部品レイアウトの自由度が損なわれるという問題もあった。
【0008】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、市場から回収した使用済み遊技機用基板の基板管理番号を変更し、他の機種でリユースすることが可能になるだけでなく、基板上における基板管理番号の記載位置が限定されることを回避し、部品レイアウトの自由度を増大させることができる遊技機用基板及びその製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため本発明の遊技機用基板は、基板管理番号が表示された基板上に、電子部品を実装して構成される遊技機用基板であって、前記基板管理番号が表面に表示されるとともに、前記基板管理番号の文字中心位置を示す目印が表面及び/又は裏面に形成され、前記目印に対する孔開け加工に基づいて、前記基板管理番号に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、前記基板管理番号が変更される構成としてある。
【0010】
また、本発明の遊技機用基板の製造方法は、基板管理番号が表示された基板上に、電子部品を実装して構成される遊技機用基板の製造方法であって、前記基板管理番号が表面に表示されるとともに、前記基板管理番号の文字中心位置を示す目印が表面及び/又は裏面に形成されており、前記目印に対する孔開け加工に基づいて、前記基板管理番号に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、前記基板管理番号を変更する管理番号変更工程が含まれる方法としてある。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明によれば、市場から回収した使用済み遊技機用基板の基板管理番号を変更し、他の機種でリユースすることが可能になるだけでなく、基板上における基板管理番号の記載位置が限定されることを回避し、部品レイアウトの自由度を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の基板ケース収容状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の基板管理番号表示部分及び目印形成部分を示す説明図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の管理番号変更工程を示す説明図であり、(a)は、孔開け加工前を示す図であり、(b)は、孔開け加工後を示す図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板の基板ケース収容状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板及び基板ケースを示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板の基板管理番号表示部分及び目印形成部分を示す説明図である。
【図7】本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板の変形例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0014】
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板及びその製造方法について、図1〜図3を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の基板ケース収容状態を示す斜視図である。
この図に示すように、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板1Aは、基板2A上に電子部品3を実装して構成され、基板ケース4に収容した状態で遊技機(図示せず)に組み付けられる。
基板2Aは、プリントパターンにより配線が形成されるプリント基板である。
電子部品3には、半田付けなどで基板2Aに直接実装される直接実装部品31と、ソケット(図示せず)に抜き差し自在に搭載されるロム32などのソケット搭載部品とが含まれている。
基板ケース4は、基板2Aを収容する本体ケース41と、本体ケース41の上部開口を開閉自在に覆う蓋ケース(図示せず:図4及び図5の蓋ケース42参照)とを備えて構成されている。
【0016】
本実施形態の遊技機用基板1Aは、複数の異なる機種に搭載できるように構成されている。例えば、基板2Aの配線パターン、直接実装部品31、ソケットのピン配列などを共通化し、ソケットに搭載するロム32の選択により、異なる機種の遊技機用基板1Aとして使用可能とする。しかしながら、ソケットに異なる容量のロム32を搭載する場合は、別種の遊技機用基板1Aとみなされ、基板2Aに異なる基板管理番号21を付与することが要求される。
【0017】
図2は、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の基板管理番号表示部分及び目印形成部分を示す説明図である。
この図に示すように、基板2Aの表面には、遊技機用基板1Aの種類を示す基板管理番号21が記載されている。基板管理番号21は、アルファベット、数字などの文字を複数組み合せた文字列からなり、例えば、図1〜図3に示す例では、「AAA7654321」という文字列からなる基板管理番号21を、プリントパターンを利用して基板2Aの表面に形成している。
また、図2に示す例では、基板管理番号21の下側に会社名を併記している。 これらの基板管理番号21と会社名は、優先的に電子部品3をレイアウトした後の空いたスペースに形成してある。
また、基板2Aの裏面には、表面に表示される基板管理番号21の文字中心位置を示す複数の目印22(例えば、丸)を、プリントパターンを利用して形成してある。
【0018】
このように構成された本実施形態の遊技機用基板1Aは、目印22に対する孔開け加工に基づいて、基板管理番号21に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、基板管理番号21の変更が可能となっている。
具体的には、例えば、容量C1のロム32が搭載される遊技機用基板1Aの基板管理番号21を「AAA7654321」、容量C2のロム32が搭載される遊技機用基板1Aの基板管理番号21を「AAA765432」とした場合、「AAA7654321」の中の「1」という文字に対応する目印22に孔を開け、「1」を消去することにより、「AAA765432」という基板管理番号21に変更し、容量C2のロム32が搭載可能となる。
【0019】
すなわち、基板管理番号21のいずれかの文字を孔開け加工で消去する際、目印22を中心として孔開け加工を行うことにより、容易かつ確実に文字を消去することができる。しかも、基板2Aの裏面側から孔開け加工を行うことにより、孔開け加工に伴う周辺の損傷などが基板2Aの表面側に露出することを回避できる。
これにより、市場から回収した使用済み遊技機用基板1Aの基板管理番号21を変更し、他の機種でリユースすることが可能になる。例えば、容量C1のロム32が搭載された「AAA7654321」という基板管理番号21の使用済み遊技機用基板1Aを市場から回収した場合に、「AAA7654321」の中の「1」という文字を孔開けで消去し、「AAA765432」という基板管理番号21に変更すれば、遊技機用基板1Aに容量C2のロム32を搭載して、他の機種でリユースすることが可能になる。
【0020】
また、本発明の遊技機用基板1Aでは、孔開け加工で基板管理番号21を変更するので、基板2A上における基板管理番号21の記載位置を任意に設定することができ、その結果、基板管理番号21の記載位置が基板周縁部などに限定される場合に比べ、部品レイアウトの自由度を増大させることができる。
【0021】
なお、上記の説明では、基板管理番号21の右端に位置する文字を消す例を示したが、基板管理番号21の左端に位置する文字や、基板管理番号21の中間に位置する文字を消すことにより、基板管理番号21を変更するようにしてもよい。また、上記の説明では、基板管理番号21に含まれる一つの文字を消す例を示したが、基板管理番号21に含まれる複数の文字を消すことにより、基板管理番号21を変更するようにしてもよい。
【0022】
つぎに、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の管理番号変更方法(管理番号変更工程)について、図3を参照して説明する。
【0023】
図3の(a)及び(b)は、本発明の第一実施形態に係る遊技機用基板の管理番号変更工程を示す説明図である。
この図に示すように、基板2Aの表面には、基板管理番号21が形成され、基板2Aの裏面には、基板管理番号21の中心位置を示す目印22が形成されている。ここで、容量C1のロム32が搭載される遊技機用基板1Aの基板管理番号21を「AAA7654321」、容量C2のロム32が搭載される遊技機用基板1Aの基板管理番号21を「AAA765432」とする。
【0024】
この説明では、容量C1のロム32が搭載された「AAA7654321」という基板管理番号21の使用済み遊技機用基板1Aを市場から回収し、この遊技機用基板1Aに容量C2のロム32を搭載して、他の機種でリユースする場合を想定する。この場合、「AAA7654321」の中の「1」という文字を孔開けで消去し、「AAA765432」という基板管理番号21に変更すれば、遊技機用基板1Aに容量C2のロム32を搭載して、他の機種でリユースすることが可能になる。
【0025】
上記の孔開け加工は、図3の(a)に示すように、基板2Aの裏面側から行う。まず、消去したい文字と対応する目印22を特定し、特定した目印22にドリル5の先端を合わせる。つぎに、回転状態のドリル5を目印22に押し当て、図3の(b)に示すように、基板2Aに孔23を開ける。これにより、基板2Aの表面側に形成された「1」という文字が消去され、基板管理番号21が「AAA765432」に変更される。なお、ドリル5は、消去する文字外形より大きい径のものが選定されている。
【0026】
以上のように構成された本実施形態によれば、基板管理番号21が表示された基板2A上に、電子部品3を実装して構成される遊技機用基板1Aであって、基板2Aの基板管理番号表示部分に対する孔開け加工に基づいて、基板管理番号21に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、基板管理番号21が変更されるので、市場から回収した使用済み遊技機用基板1Aの基板管理番号21を変更し、他の機種でリユースすることが可能になるだけでなく、基板2A上における基板管理番号21の記載位置が限定されることを回避し、部品レイアウトの自由度を増大させることができる。
【0027】
また、基板2Aの裏面には、表面に表示される基板管理番号21の文字中心位置を示す複数の目印22が形成されるので、目印22を中心として孔開け加工を行うことにより、容易かつ確実に文字を消去することができる。しかも、基板2Aの裏面側から孔開け加工を行うことにより、孔開け加工に伴う周辺の損傷などが基板2Aの表面側に露出することを回避できる。
【0028】
また、基板2Aは、プリントパターンにより配線が形成されるプリント基板であり、基板2Aの裏面に表示される目印22が、プリントパターンを利用して形成されるので、目印22を形成するための工程が不要となり、製造コストの上昇を回避できる。
【0029】
[第二実施形態]
つぎに、本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板について、図4〜図7を参照して説明する。ただし、前記実施形態と共通の構成については、前記実施形態と同じ符号を付けることにより、前記実施形態の説明を援用する。
【0030】
図4は、本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板の基板ケース収容状態を示す斜視図、図5は、本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板及び基板ケースを示す分解斜視図、図6は、本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板の基板管理番号表示部分及び目印形成部分を示す説明図である。
これらの図に示すように、本発明の第二実施形態に係る遊技機用基板1Bは、基板2Bの裏面に、表面に表示される基板管理番号21と同一の基板管理番号24が、目印22と対応する状態で表示される点が前記実施形態と相違している。
【0031】
具体的には、図6に示すように、基板2Bの裏面にプリントパターンを形成する際、配線パターンや目印22と一緒に基板管理番号24を形成する。
このようにすると、基板管理番号21の消したい文字に対応する目印22を容易に特定することができるので、孔23の開け間違いを防止することができる。
また、同図に示すように、基板2Bの裏面に表示される基板管理番号24の各文字を、それぞれ対応する目印22を中心として配置してある。
このようにすると、基板2Bの裏面に表示される基板管理番号24の文字も孔開け加工により消去されるので、表裏の基板管理番号21、24を一致させることができる。
【0032】
さらに、基板2Bの裏面に表示される基板管理番号24の各文字を、それぞれ対応する目印22を中心として配置する場合は、基板2Bの表裏に表示される基板管理番号21、24の文字の大きさを同じとすることが好ましい。
このようにすると、基板2Bの裏面に表示される基板管理番号24の文字を孔開け加工で消去することにより、基板2Bの表面に表示される基板管理番号21の文字を確実に消去できるだけでなく、基板表面側の文字消去を基板裏面側で確認することが可能になる。
【0033】
また、図6に示す例では、基板2Bの表裏に表示される基板管理番号21、24の文字は、天地が逆さまになるように配置してある。
一方、図7に示す遊技機用基板の変形例では、基板2Bの表裏に表示される基板管理番号21、24の文字を、天地が同じになるように配置してある。その結果、基板2Bの表裏において、基板管理番号21、24の文字の並び順が逆になってしまう。
そこで、図6に示すように、天地を逆さまに配置すると、基板2Bの表裏において、基板管理番号21、24の文字の並び順が同じになる。これにより、文字の並び順が逆になる場合に比べ、消去する文字位置の特定が容易になり、孔23の開け間違いを確実に防止することができる。
【0034】
以上のように構成された第二実施形態によれば、基板2Bの裏面に、表面に表示される基板管理番号21と同一の基板管理番号24が、目印22と対応する状態で表示されるので、基板管理番号21の消したい文字に対応する目印22を容易に特定可能とし、孔23の開け間違いを防止することができる。
【0035】
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、各実施形態において、目印22を基板の裏面に形成したが、目印22を、表面に形成するとともに、基板管理番号21の文字中心位置に配置することもできる。この場合の具体的な表面の例は、図6に示した裏面と同等となる。さらに、目印22を表面に形成したときの裏面は、図6に示した裏面や図3に示した裏面と同様としてもよいし、なんら目印のない無地の状態であってもよい。
また、本実施形態では、目印22を丸としたが、三角や四角などの多角形や星印などの任意な外形にすることができる。
また、ドリル5の案内となるように、目印22を凹状(例えば、プリントパターンで中抜きの丸印)に形成することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、パチンコやスロットマシンに組み付けられる遊技機用基板に適用される。特に、遊技機用基板のなかでも、機種間での共通化が容易な表示制御基板、サウンド制御基板などの周辺基板(サブ基板)において有用である。
【符号の説明】
【0037】
1A 遊技機用基板
1B 遊技機用基板
2A 基板
2B 基板
3 電子部品
4 基板ケース
5 ドリル
21 基板管理番号
22 目印
23 孔
24 基板管理番号
32 ロム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板管理番号が表示された基板上に、電子部品を実装して構成される遊技機用基板であって、
前記基板管理番号が表面に表示されるとともに、
前記基板管理番号の文字中心位置を示す目印が表面及び/又は裏面に形成され、
前記目印に対する孔開け加工に基づいて、前記基板管理番号に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、前記基板管理番号が変更されることを特徴とする遊技機用基板。
【請求項2】
前記基板の裏面に、前記基板管理番号と同一の基板管理番号が表示されるとともに、前記目印が形成され、この同一の基板管理番号の各文字がそれぞれ対応する前記目印を中心として配置される請求項1記載の遊技機用基板。
【請求項3】
前記基板の表裏に表示される前記基板管理番号の文字の大きさが同じである請求項2記載の遊技機用基板。
【請求項4】
前記基板の表裏に表示される前記基板管理番号の文字の天地が逆さまである請求項2又は3記載の遊技機用基板。
【請求項5】
基板管理番号が表示された基板上に、電子部品を実装して構成される遊技機用基板の製造方法であって、
前記基板管理番号が表面に表示されるとともに、
前記基板管理番号の文字中心位置を示す目印が表面及び/又は裏面に形成されており、
前記目印に対する孔開け加工に基づいて、前記基板管理番号に含まれる一又は複数の文字を選択的に消去することにより、前記基板管理番号を変更する管理番号変更工程が含まれることを特徴とする遊技機用基板の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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