説明

遊離システイン残基を含有するタンパク質をリフォールディングする方法

【課題】本発明は、遊離システインを有する不溶性または凝集性タンパク質を製造またはリフォールディングする新規な方法を提供する。
【解決手段】本発明は、遊離システインを有する不溶性または凝集性タンパク質を製造またはリフォールディングする方法は、タンパク質を発現する宿主細胞をシステイン・ブロッキング剤に暴露する方法に関する。そのような新規な方法により製造される可溶性でリフォールディングされたタンパク質は、修飾し、それらの有効性を高めることができる。そのような修飾には、PEG部分を結合してPEG化タンパク質を作成することが含まれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
単離モノPEG化ヒト顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)システインムテインであって、
ポリエチレングリコールが、G−CSF成熟タンパク質のT1(1番目の位置のスレオニン:以下同様に、アルファベットはアミノ酸の一文字記号を指し、数字は成熟タンパク質内の置換されるアミノ酸の位置を指す)、P2、L3、A6、S7、W58、A68、E93、A129、T133、A136、A139、A141およびQ173から選択されたアミノ酸と置換されたシステイン残基に取り付けられるか、または
ポリエチレングリコールが、G−CSF成熟タンパク質の最初のアミノ酸の前かまたは最後のアミノ酸の後に付加されたシステインに取り付けられており、
前記ムテインはヒトG−CSFに応答して増殖する細胞系統を用いたインビトロ増殖バイオアッセイで100pg/mL以下のEC50を有する、単離モノPEG化ヒト顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)システインムテイン。
【請求項2】
単離ヒト顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)システインムテインであって、
システインが、G−CSF成熟タンパク質のP2(2番目の位置のプロリン:以下同様に、アルファベットはアミノ酸の一文字記号を指し、数字は成熟タンパク質内の置換されるアミノ酸の位置を指す)、A6、S7、W58、A68、E93、A129、T133、A136、A139、A141およびQ173から選択されたアミノ酸と置換されているか、または
システインが、G−CSF成熟タンパク質の最初のアミノ酸の前かまたは最後のアミノ酸の後に付加されており、
前記ムテインはヒトG−CSFに応答して増殖する細胞系統を用いたインビトロ増殖バイオアッセイで100pg/mL以下のEC50を有する、単離ヒト顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)システインムテイン。

【公開番号】特開2011−173911(P2011−173911A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−98711(P2011−98711)
【出願日】平成23年4月26日(2011.4.26)
【分割の表示】特願2001−585144(P2001−585144)の分割
【原出願日】平成13年5月16日(2001.5.16)
【出願人】(500024872)ボルダー バイオテクノロジー, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】