説明

運動競技のスイングトレーニング器具とその使用方法

【課題】弾性コードは運動競技のトレーニングエクササイズにおいて使用者の加える力に対する抵抗を提供する。
【解決手段】運動競技のトレーニング器具とその使用方法を示す。器具は弾性コードと、近位端及び遠位端と軸方向穴111とを有するグリップ110と、グリップ110の軸方向穴111内に配置した連結部材112であって、グリップ110の遠位端において軸方向穴111から突出し、弾性コードの一端にグリップ110の遠位端を連結する構成である連結部材112と、を含む。連結部材112は、グリップ110の近位端において軸方向穴111から突出するパッド入リストストラップ113をさらに含む。また弾性コードはその第1端において、グリップ110の連結部材112に連結し、その第2端において固定具に連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は運動競技のスイングトレーニング器具とその使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許出願公開第2008/242436号は、ゴルフのプレーンに対してクラブのヘッドをオープンにすること、もしくはクローズにすることを使用することによりゴルファーを補助するべく90度角で取り付けたゴルフのトレーニング器具である方向指示台を開示している。方向指示台に接続したYバンド技術に付随する可変抵抗バンドが、ゴルフヘッドの打球面を自然にスクエアにするよう強制する。クラブと可変抵抗バンドを組み合わせることで、ゴルファーはインパクト時の力を著しく強化することができる。
【0003】
米国特許第6592474号と同第6572497号は電力スイングトレーニング器具を開示しているが、この器具は、可撓性ゴムによって固定具又は滑車及び錘システムに連結させて用いるトレーニング器具である。トレーニング器具の遠位端にスイベル接続部を取り付け、スイベル接続部に可撓性のヨークを取り付け、弾性コードの一端をヨークに、そして弾性コードの他端を固定点に取り付ける。第2実施形態では、固定具に取り付けた滑車にコードを懸装し、他端に錘を配置する。
【0004】
米国特許第3618942号は、手首のエクササイズ及び強化器具に関する。バットもしくはクラブを、強力な弾性ロープを介してボードに固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許出願公開第2008/242436号
【特許文献2】米国特許第6592474号
【特許文献3】米国特許第6572497号
【特許文献4】米国特許第3618942号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は運動競技のスイングトレーニング器具とその使用方法に関する。特に、少なくとも1本の弾性コードと、グリップと、連結部材とを含む運動競技のトレーニング器具及びゴルフのスイングトレーニング器具を開示する。概して、例えばゴルファー用の運動競技のスイングトレーニング器具は、第1端及び第2端を有する少なくとも1本の弾性コードであって、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付けた前記弾性コードと、ゴルフクラブグリップの形状に形成し、近位端及び遠位端と軸方向穴とを有するグリップと、前記グリップの前記軸方向穴内に配置した連結部材であって、前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出し、前記少なくとも1本の弾性コードの一端に前記グリップの前記遠位端を連結するよう構成した前記連結部材と、を含み、前記連結部材が前記グリップの前記近位端における前記軸方向穴から突出するパッド入りリストストラップをさらに含み、前記少なくとも1本の弾性コードがその第1端において、前記グリップの前記遠位端における前記連結部材に連結し、前記少なくとも1本の弾性コードが、その第2端において固定具に連結し、前記弾性コードが、運動トレーニングエクササイズにおいて使用者のかける力に対する抵抗を提供する。
【0007】
我々の発明の主な目的は、スイングに使用する筋肉を強化することにより、また軸方向に平行な面に前記グリップを保持するよう使用者を訓練して使用者のスイングを向上させることにより、ゴルファーのスイングを向上させるよう使用できるエクササイズ器具を提供することである。
【0008】
さらに、本発明の目的は、単純で、耐久性があると共に安価であり、故障の心配のないゴルフエクササイズ器具を提供することである。該ゴルフエクササイズ器具は、自宅もしくはトレーニングルームの両方で使用するのに適していると共に、幾つかの手法で調整可能である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の主旨によれば、少なくとも1本の弾性コードと、グリップと、連結部材とを含む運動競技のトレーニング器具及び方法を提供することにより、上記目的を達成する。少なくとも1本の弾性コードは第1端及び第2端を有し、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付ける。前記グリップはゴルフクラブグリップの形状に形成し、前記グリップは近位端及び遠位端を有すると共に、軸方向穴を有する。前記連結部材を前記グリップの前記軸方向穴内に配置し、前記連結部材は前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出して、前記少なくとも1本の弾性コードの一端に前記グリップの前記遠位端を連結する構成である。前記連結部材は、前記グリップの前記近位端において前記軸方向穴から突出するパッド入りリストストラップをさらに含む。前記少なくとも1本の弾性コードはその第1端において、前記グリップの前記遠位端における前記連結部材に連結し、前記少なくとも1本の弾性コードはその第2端において固定具に連結し、前記弾性コードはゴルフトレーニングエクササイズにおいて使用者のかける力に対する抵抗を提供する。好適な実施形態によれば、前記運動競技のトレーニング器具はゴルフクラブのグリップを有し、前記器具はゴルフスイングトレーニング器具である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態のグリップ部の正面図である。
【図2】運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態で使用する弾性コードの正面図である。
【図3】運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態を使用する使用者の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
運動競技のスイングトレーニング器具とその使用方法の実施形態を示し、説明する。概して、運動競技のスイングトレーニング器具は、第1端及び第2端を有する少なくとも1本の弾性コードであって、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付けた前記弾性コードと、ゴルフクラブグリップの形状に形成し、近位端及び遠位端と軸方向穴とを有するグリップと、前記グリップの前記軸方向穴内に配置した連結部材であって、前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出し、前記少なくとも1本の弾性コードの一端に前記グリップの前記遠位端を連結するよう構成した前記連結部材と、を含み、前記連結部材が、前記グリップの前記近位端における前記軸方向穴から突出するパッド入りリストストラップをさらに含み、前記少なくとも1本の弾性コードがその第1端において、前記グリップの前記遠位端における前記連結部材に連結し、前記少なくとも1本の弾性コードが、その第2端において固定具に連結し、前記弾性コードが、運動競技のトレーニングエクササイズにおいて使用者のかける力に対する抵抗を提供する。
【0012】
図1は、運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態のグリップ部100の正面図を示す。図1に示すように、運動競技のスイングトレーニング器具の実施形態でグリップ110を提供する。グリップ110は近位端110aと遠位端110bを有する。運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態では、グリップ110は典型的なゴルフクラブに見られるような標準的なゴルフクラブのグリップの形態をとり得る。代替的に、グリップ110は野球のバットのグリップの形態であってもよく、又は使用者がスイングする必要のある任意の運動競技器具におけるグリップの形態であってもよい。グリップ110はまた、軸方向穴111を備える。軸方向穴111は、グリップ110の全長、即ち近位端110aから遠位端110bに及ぶ。このように、グリップ部材は貫通する中空の穴を有する。軸方向穴111内には連結部材112を配置する。連結部材112は、グリップ部110を弾性コードに連結するが、これについては以下でさらに詳述する。運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態では、連結部材112は可撓性ロープであり得る。代替的な実施形態では、連結部材112は鋼棒で形成し得る。連結部材112は軸方向穴111の全長に及ぶ。連結部材の一端112bはグリップの遠位端110bにおいて軸方向穴から突出し、連結部材の他端112aは、グリップの近位端110aにおいて軸方向穴から突出する。グリップの近位端110aから突出する連結部材の端112aには、パッド入りリストストラップ113を取り付ける。パッド入りリストストラップ113はループ114を形成し、使用者は運動競技のスイングトレーニング器具を使用する際にこのループ内に自分の手首を入れる。パッド入りリストストラップ113は、技術的に知られている任意の詰め物材料で作製でき、限定はしないが、例として発泡体、フリース、布等を挙げることができる。
【0013】
図2は、運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態で使用する弾性コード200の正面図を示す。弾性コード200は、コード210で形成する。限定はしないが、一例としてコード210は天然ゴムの弾性コードであり得る。器具を用いてスイングを練習する際に使用者のかける力に対して適切な量の抵抗を提供するのに十分な弾性を有する任意の材料でコード210を作製できることは、当業者であれば理解できよう。さらに、弾性の異なる複数のコード210を含む複数の弾性コード200を使用者に提供すれば、使用者がエクササイズで使用する抵抗の量を選択できるようにすることが可能であることは、当業者であれば理解できよう。コード210は中空でなくても中空であってもよい。運動競技のスイングトレーニング器具の一実施形態では、コード210、ひいては弾性コード200は、約5フィートの長さであり得る。使用するコード210は任意の長さであってよく、また複数の弾性コード200を使用者に提供して、使用者が運動競技のスイングトレーニング器具を使用したいと思う練習場の様々な構成に対応させることができることは、当業者であれば理解できよう。図2には、連結手段220及び230も示している。連結手段220及び230をコード210の端に取り付ける。連結手段220及び230は、技術的に知られている任意の手段でコード210に取り付けることができる。例えば連結手段220は、弾性コード200をグリップ部の連結部材に連結するよう使用し得る。例えば連結手段230は、弾性コード200を固定具に連結するよう使用し得る。端部の取付けを逆にして、連結手段230をグリップ部に、そして連結手段220を固定具に取り付けるようにしてもよい。図2に示すように、連結手段220及び230はフックのようなものでよい。代替的に連結手段を環状の形状とし、これにクリップ、フック、ストラップ等を通して器具を取り付けるようにしてもよい。別の実施形態では、連結手段220及び230をカラビナ等のように形成して、固定具及び連結部材と解放可能に係合するようにしてもよい。連結手段は220及び230は同じタイプのものであっても、上に挙げた異なるタイプのものであってもよい。
【0014】
運動競技のスイングトレーニング器具を使用する方法について、図3を参照して説明する。図3は、一実施形態の運動競技のスイングトレーニング器具を使用する使用者の正面図を示す。図1及び図2で既に説明した要素については、同じ参照番号を使用する。図3に示すように弾性コード200を提供する。連結手段(図示せず)を介して、弾性コード200の第1端を固定具300に取り付ける。図3に示すように、固定具300は壁上にあっても、あるいは他の任意の不動の堅い面上にあってもよい。固定具300は、弾性コード200の連結手段(図示せず)と咬み合うよう構成したフック、もしくはその他の器具であってもよい。弾性コード200の第2端は、グリップ部100の連結部材(図示せず)に取り付ける。使用者310はパッド入りリストストラップ113の中に自分の手首を入れ、両手でグリップ部100のグリップをつかむ。使用者310は、図3に示す軸Aの方向にグリップ部100をスイングし得る。軸Aに沿ってグリップ部100をスイングすると、弾性コード200がグリップ部100の前方への移動に抵抗し、これによってスイングに使用する筋肉が強化されると共に、軸Aに平行な面においてグリップを保持するよう使用者をトレーニングする。これにより、使用者のスイングが向上する。一実施形態では、練習するスイングはゴルフのスイングであり得る。別の実施形態では、練習対象のスイングは、運動を行う際に用具をスイングする野球のスイングや、他の任意の運動競技のスイングであり得る。
【0015】
これまで特定の実施形態及び例示に関して説明を行ってきたが、上記で開示したものは一概に限定を意図したものではなく、その他多くの実施形態、例示、使用、変更、及び本明細書で示した実施形態、例示、及び使用の範囲を逸脱するものについても、添付の特許請求の範囲に含むもと意図していることは、当業者であれば理解できよう。本発明の種々の特徴を以下の特許請求の範囲に示す。
【符号の説明】
【0016】
100 グリップ部
110 グリップ
110a 近位端
110b 遠位端
111 軸方向穴
112 連結部材
113 リストストラップ
200 弾性コード
220、230 連結手段
300 固定具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフスイングトレーニング器具であって、
第1端及び第2端を有する少なくとも1本の弾性コードであって、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付けた、前記少なくとも1本の弾性コードと、
近位端及び遠位端と軸方向穴とを有する、ゴルフクラブグリップの形状に形成したグリップと、
前記グリップの前記軸方向穴内に配置した連結部材であって、前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出し、前記少なくとも1本の弾性コードの一端に前記グリップの前記遠位端を連結するよう構成した前記連結部材と、を含み、
前記連結部材が、前記グリップの前記近位端において前記軸方向穴から突出するパッド入りリストストラップをさらに含み、
前記少なくとも1本の弾性コードがその第1端において、前記グリップの前記遠位端における前記連結部材に連結し、前記少なくとも1本の弾性コードがその第2端において固定具に連結し、前記弾性コードがゴルフのトレーニングエクササイズにおいて使用者の加える力に対する抵抗を提供すること、
を含むゴルフトレーニング器具。
【請求項2】
前記少なくとも1本の弾性コードが約5フィートの長さである、請求項1に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項3】
複数の弾性コードを備え、前記弾性コードの各々が異なる量の抵抗を提供することで、エクササイズで使用する抵抗の量を使用者が選択できる、請求項1又は2に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項4】
前記少なくとも1本の弾性コードの前記第1端及び前記第2端に形成した前記連結手段が、前記固定具及び前記連結部材と解放可能に係合する、請求項1から3のいずれか一項に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項5】
前記弾性コードを天然ゴムの弾性コードで形成する、請求項1から4のいずれか一項に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項6】
前記連結部材が、一端に前記少なくとも1本の弾性コードに連結するループ若しくは連結手段を有する可撓性ロープを有し、対向する端にパッド入りリストバンドを有する、請求項1から5のいずれか一項に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項7】
前記連結部材が、前記弾性コードの前記連結手段に連結するループ若しくは連結手段をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のゴルフトレーニング器具。
【請求項8】
運動競技のトレーニング器具であって、
第1端及び第2端を有する少なくとも1本の弾性コードであって、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付けた、前記少なくとも1本の弾性コードと、
近位端及び遠位端と軸方向穴とを有するグリップと、
前記グリップの前記軸方向穴内に配置した連結部材であって、前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出し、前記グリップの前記遠位端を前記弾性コードの一端に連結するよう構成した前記連結部材と、
を含み、前記連結部材が前記グリップの前記近位端において前記軸方向穴から突出したパッド入りリストストラップをさらに含む、運動競技のトレーニング器具。
【請求項9】
前記少なくとも1本の弾性コードが約5フィートの長さである、請求項8に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項10】
複数の弾性コードを備え、前記弾性コードの各々が異なる量の抵抗を提供することで、エクササイズで使用する抵抗の量を使用者が選択できる、請求項8又は9に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項11】
前記少なくとも1本の弾性コードの前記第1端及び前記第2端に形成した前記連結手段が、前記固定具及び前記連結部材と解放可能に係合する、請求項8から10のいずれか一項に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項12】
前記弾性コードをラテックスの弾性コードで形成する、請求項8から11のいずれか一項に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項13】
前記連結部材が、前記少なくとも1本の弾性コードに連結する可撓性ロープを含む、請求項8から12のいずれか一項に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項14】
前記グリップがゴルフクラブのグリップである、請求項8から13のいずれか一項に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項15】
前記グリップが野球のバットのグリップである、請求項8から13のいずれか一項に記載の運動競技のトレーニング器具。
【請求項16】
運動競技のトレーニング方法であって、
第1端及び第2端を有する少なくとも1本の弾性コードであって、前記第1端及び前記第2端の両方に連結手段を取り付けた前記少なくとも1本の弾性コードを提供することと、
近位端及び遠位端と軸方向穴とを有するグリップと、前記グリップの前記軸方向穴内に配置した連結部材とを提供することであって、前記連結部材が前記グリップの前記遠位端において前記軸方向穴から突出して、前記弾性コードの一端に前記グリップの前記遠位端を連結する構成であり、前記連結部材が前記グリップの前記近位端において前記軸方向穴から突出するパッド入りリストストラップをさらに含む、前記グリップと前記連結部材を提供することと、
前記弾性コードの前記第1端を前記グリップの前記遠位端において前記連結部材に連結し、前記弾性コードの前記第2端を固定点に連結することと、
前記パッド入りリストストラップに使用者の手首を入れ、前記使用者が前記グリップを握ることと、
前記弾性コードの前記抵抗に抗して運動競技のスイングを練習することと、
を含む方法。
【請求項17】
練習する前記運動競技のスイングがゴルフのスイングである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
練習する前記運動競技のスイングが野球のスイングである、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
複数の弾性コードを備え、前記弾性コードの各々が異なる量の抵抗を提供することで、エクササイズで使用する抵抗の量を使用者が選択できる、請求項16から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記連結部材が、前記少なくとも1本の弾性コードに連結する可撓性ロープを含む、請求項16から19のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−239882(P2012−239882A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−265432(P2011−265432)
【出願日】平成23年12月5日(2011.12.5)
【出願人】(511295346)スペースコ ビジネスソリューションズ,インコーポレーテッド (1)
【出願人】(511295357)