説明

道路照明装置

【課題】車両運転者が眩しさを感じることを防ぐことができ、なおかつ、十分な路面輝度を確保することが可能な道路照明装置を提供する。
【解決手段】ランプ12の長軸が道路100の進行(交通)方向P1に対して交差するように設けられると共に、プロビーム側の照射エリアRpがカウンタービーム側の照射エリアRcに比べて、照明装置本体10からの距離が遠方となるように構成され、かつ、前記プロビーム側の照射光量が前記カウンタービーム側より多くなるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路を照明する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、道路に沿って設けられた遮音壁に取り付けられ、道路を照明する道路照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような道路照明装置は、車両運転者にグレア(眩しさ)等を生じさせず、なおかつ、路面輝度を確保して運転者が運転し易い照明環境を実現する必要がある。
【特許文献1】特開2005−56689号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、路面から例えば5M(メートル)付近の高さに道路照明装置を設置した場合には、道路照明装置の設置高さが車両運転者の目線の高さに近くなり、車両運転者が眩しさを強く感じるといった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車両運転者が眩しさを感じることを防ぐことができ、なおかつ、十分な路面輝度を確保することが可能な道路照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明は、ランプと、このランプの光を反射する反射体とが内設された照明装置本体を備えた道路照明装置であって、前記ランプの長軸が道路の交通方向に対して交差するように設けられると共に、前記道路を走行する車両の進行方向を照射するプロビーム側の照射エリアが、前記進行方向と逆方向を照射するカウンタービーム側の照射エリアに比べて、照明装置本体からの距離が遠方となるように構成され、かつ、前記プロビーム側の照射光量が前記カウンタービーム側より多くなるように構成されたことを特徴とする。
【0005】
また本発明は、上記発明において、前記プロビーム側は、鉛直角70°まで光が配分されると共に、鉛直角50°〜60°の範囲に最大光度を有し、前記カウンタービーム側は、鉛直角35°〜40°に最大光度を有するように構成されたことを特徴とする。
【0006】
また本発明は、上記発明において、前記カウンタービーム側が鉛直角60°以上の鉛直角度成分を有するように構成され、この鉛直角成分が所定値以下に抑制されていることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記発明において、前記カウンタービーム側は、前記照明装置本体近傍側の前記道路の端部の光度に比べ、遠方側の前記道路の端部の光度が高められていることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記発明において、前記反射体は複数の反射面を有し、それぞれの反射面が少なくとも同一の鉛直角度成分を有することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記発明において、前記照明装置本体の照射面にはカバーが配設され、前記カバーがフラット状に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、プロビーム側の照射エリアがカウンタービーム側の照射エリアに比べて照明装置本体からの距離が遠くなるように構成され、かつ、プロビーム側の照射光量がカウンタービーム側より多くなるように構成されているため、カウンタービーム側の照射光が車両運転者の目に直接的に届くのが防止され車両運転者が眩しく感じるのを防止可能となり、また、カウンタービーム側の路面輝度が確保される。さらに、プロビーム側の照射エリアが遠方に向けられているため、道路照明装置が道路に沿って所定間隔で設置された際に、隣り合う道路照明装置の間、特に、中間地点での照度が確保され十分な路面輝度が達成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る道路照明装置1の構成と共に、その使用の態様を模式的に示す図である。この図に示すように、道路100は、車線幅が3.5M(メートル)であり、車両の進行方向(交通方向)P1が共に同一方向となされた第1車線101および第2車線102が並設されて、一方向2車線として構成されている。
また、道路100の両側には、路肩103の分(例えば1.75M)だけ離間して、少なくとも高さが5M以上の遮音壁150が設けられている。なお、図1には図面が煩雑になるのを防止するために、道路100の両側に設けられた遮音壁150のうちの一方のみを示している。
【0012】
道路100の進行方向P1からみて左側の遮音壁150には、複数の道路照明装置1(図1中には1台だけ示す)が道路100に沿って所定の間隔S(例えば22.5M)で取り付けられており、また、器具取付角度(路面100Aと道路照明装置1とがなす角)は、例えば25°〜40°(本実施の形態では35°)とされている。さらに、それぞれの道路照明装置1は、路面100Aから高さHが約5Mと、従来に比べて路面100Aから比較的低い位置に取り付けられている。
そして、それぞれの道路照明装置1は、道路照明装置1の正面方向に正面ビームBf、進行方向Pに沿った方向であるプロビーム側にプロビームBp、および、進行方向Pと反対方向であるカウンタービーム側にカウンタービームBcのそれぞれを照射し、それらのビームBf、BpおよびBcにより路面100Aを照明する。
【0013】
ところで、上記のように、本道路照明装置1が従来のものよりも低い位置に取り付けられて車両運転者の目線の高さに近づくこととなり、何ら対策を施さなければ、車両運転者が感じる眩しさ(グレア)が強くなる。
【0014】
そこで、本実施の形態では、図1および図2に示すように、車両運転者に対向して照射される上記カウンタービームBcの照射エリアRcを道路照明装置1に近づけるべく、上記器具取付角度を考慮してカウンタービームBcの最大光度鉛直角を約35°〜約40°とすると共に、鉛直角60°以上の角度でのカウンタービームBcの光度が例えば200cd/1000lm以下に抑えられている。これにより、車両運転者の目に直接入るカウンタービームBcの光量が抑制されるため、車両運転者が感じる眩しさ(グレア)が抑えられる。
また、鉛直角35°〜40°に最大光度を有するように構成することで、カウンタービーム側(道路照明装置1から見て進行方向Pの手前側)での路面輝度の低下を抑えることができる。
【0015】
一方、プロビームBpにあっては、上記器具取付角度を考慮して鉛直角70°まで光が配分されており、プロビームBpの照射エリアを進行方向P1の遠方に延ばすようにしている。これにより、隣接する道路照明装置1との中間地点の照度が確保されるため、その地点での路面輝度を十分に確保される。
【0016】
また、カウンタービーム側における幅員方向P2にあっては、道路照明装置1の手前側(第1車線101)の道路100の端部100Bの光度が低く抑えられていると共に、遠方側(第2車線102)の道路100の端部100Cの光度が高められており、これにより、グレアを抑えつつ、路面100Aの輝度が維持されるようになされている。
【0017】
次いで、上記のような配光を達成するための道路照明装置1の構成についてより詳細に説明する。
図3は道路照明装置1の構成を示す平面図である。
この図に示すように、道路照明装置1は、照明装置本体10と、照明装置本体10の内部に収容される反射板(反射体)11、ランプ12および安定器13とを備えている。照明装置本体10は、直方形状に形成され、その長軸Lが道路100の進行方向P1と略平行な姿勢で遮音壁150の壁面に取り付けられる。
【0018】
ランプ12は略円筒形状に形成され、ランプ12の長軸が照明装置本体10の縦方向と略平行、すなわち、道路100の進行方向P1に対して略垂直な姿勢(交差する姿勢)で配置されている。このランプ12としては、高圧ナトリウムランプやセラミックメタルハライドランプ等が用いられ、本実施の形態では約10400lm(lm:ルーメン)の高圧ナトリウムランプが用いられている。
【0019】
照明装置本体10の内部背面側にはランプ12の光を正面に向けて反射する上記反射板11が配置されている。また、照明装置本体10の正面(照射面)には略矩形にくり貫かれてなる窓枠10Aが形成され、その窓枠10Aには透光性のカバーガラスとしての平板状のフラットガラス14が嵌め込まれ、反射板11にて反射された光がフラットガラス14を透過して道路100に向けて照射される。なお、道路照明装置1は、上述した構成要素の他にも、各種配線が接続される端子台15や、ヒューズなどを有して構成される断路スイッチ16が照明装置本体10に内蔵されている。
【0020】
図4は、反射板11の構成を示す平面図である。
この図に示すように、反射板11は、大別すると、天面反射板20と、プロビーム側主反射板21と、カウンタービーム側主反射板22とを有している。
天面反射板20は、ランプ12の背後に配置され、当該ランプ12の光を主として照明装置本体10の正面に向けて反射して正面ビームBfを形成し、前掲図1に示すように、道路照明装置1の正面のエリアエリアRfを照射するものである。また、この天面反射板11Aは、正面側のみならずカウンタービーム側およびプロビーム側のそれぞれにも光を照射するように形成されている。具体的には、天面反射板11Aは、正面側に光を反射する主反射面20Aと、プロビーム側の鉛直角50°〜0°の範囲に向けて光を反射するプロビーム反射面20Bと、カウンタービーム側の鉛直角30°〜0°の範囲に向けて光を反射するカウンタービーム反射面20Cとを有し、それらの反射面20A、20B、20Cが一体的に形成されている。
【0021】
プロビーム側主反射板21は、ランプ12の左側に配置され、当該ランプ12の光をプロビーム側に向けて反射してプロビームBpを形成し、前掲図1に示すように、道路照明装置1の正面よりもプロビーム側の照射エリアRpを照射するものであり、本実施の形態では、プロビーム側主反射板21が、主として水平角が90°前後であり、鉛直角が55°〜70°の範囲に光を照射するように構成されている。
【0022】
カウンタービーム側主反射板22は、ランプ12の右側に配置され、当該ランプ12の光をカウンター側に向けて反射してカウンタービームBcを形成し、前掲図1に示すように、道路照明装置1の正面よりもカウンタービーム側の照射エリアRcを照射するものであり、本実施の形態では、カウンタービーム側主反射板22は、カウンタービーム側の鉛直角が35°〜70°の範囲に光を照射するように構成されると共に、約35°〜約40°の鉛直角に最大光度を有し、さらに、鉛直角60°以上の範囲に光を反射する反射面22Aの面積が狭められるなどして、当該鉛直角60°以上の範囲の光度が例えば200cd/1000lm以下に抑えられる構成とされている。
そして、このようなカウンタービーム側主反射板22の構成により、車両運転者の目に直接入るカウンタービームBcの光量が抑制され、かつ、最大光度が道路照明装置1の近傍に位置するようになるため、グレアが抑制されると共に、十分な路面輝度が確保されることとなる。
【0023】
ここで、本実施の形態では、これら天反射板20、プロビーム側主反射板21およびカウンタービーム側主反射板22のそれぞれが互いに別体に形成されている。これにより、各反射板20、21、22による配光制御を独立して行うことが可能となるため、その配光制御を容易かつ正確なものにし、なおかつ、それぞれの反射板20、21、22の設計や製造を容易なものとすることができる。
【0024】
また、上述したように、本実施の形態では、カバーガラスとしてグローブ状のガラスではなく、フラットガラス14を用いる構成としているため、反射板11により正確に配光制御された光がカバーガラスを透過する際に、その配光が崩れるといった事がなく、これにより、カバーガラス透過に起因するグレアの増大を抑制可能となる。また、フラットガラス14を用いることで、グローブ状のガラスを用いた場合に比べ、道路照明装置1のフラット化および軽量化が図られる。
【0025】
さらに、本実施の形態では、図4に示すように、ランプ12に対してプロビーム側主反射板21およびカウンタービーム側主反射板22を対称位置に配置するのではなく、ランプ12からプロビーム側主反射板21までの距離に比べて、ランプ12からカウンタービーム側主反射板22までの距離を長くしている。これにより、カウンタービーム側主反射板22により反射される光量がプロビーム側主反射板21により反射される光量に比べて全体的に抑え、グレアの抑制がより一層図られることとなる。
【0026】
なお、本道路照明装置1にあっては、上記のように、ランプ12からカウンタービーム側主反射板22までの距離や、このカウンタービーム側主反射板22の反射面の形状などを調整することで、道路照明装置1の照明効率をカウンタービーム側へ4割、プロビーム側へ6割配分することとし、プロビーム側よりもカウンタービーム側の照明効率を小さくすることで、グレアを効率的に抑制することができる。
【0027】
また、前掲図3および図4に示すように、ランプ12の上下の口金を覆う箇所には、正面ビームBfの光量を増強するための補助反射板23A、23Bがそれぞれ配設され、これら補助反射板23A、23Bにより、路面100Aの照明率の向上が図られている。
【0028】
ここで、プロビーム側主反射板21は、図5に示すように、第1〜第3エリア反射面21A〜21Cを有して構成され、それぞれの反射面21A〜21Cにより鉛直角θ方向の配光を制御する構成としている。具体的には、第1エリア反射面21Aは46°〜65°の鉛直角度成分の光を形成し、また、第2エリア反射面21Bは54°〜65°の鉛直角度成分の光を形成し、第3エリア反射面21Cは55°〜70°の鉛直角度成分の光を形成するように構成されている。このとき、第1〜第3エリア反射面21A〜21Cのそれぞれは、少なくとも55°〜65°の鉛直角度成分の光を共通して形成するように構成されており、これにより、特定の鉛直角度成分の光が、当該プロビーム側主反射板21の近傍に位置するランプ12に吸収されて、配光が阻害されるのが防止可能となる。
【0029】
以上説明したように、本実施の形態によれば、プロビーム側の照射エリアRpがカウンタービーム側の照射エリアRcに比べて、照明装置本体10からの距離が遠方になるように構成され、かつ、プロビーム側の照射光量がカウンタービーム側より多くなるように構成されているため、カウンタービーム側の照射光が車両運転者の目に直接的に届くのが防止され車両運転者が眩しく感じるのを防止可能となると共に、カウンタービーム側の路面輝度が確保される。さらに、プロビーム側の照射エリアRpが進行方向P1遠方に向けられているため、道路照明装置1が道路に沿って所定間隔Sで設置された際に、隣り合う道路照明装置1の間、特に、中間地点での照度が確保され、これにより、十分な路面輝度が達成される。
【0030】
また本実施の形態によれば、カウンタービーム側が鉛直角60°以上の鉛直角度成分を有しつつ、この鉛直角成分の光度が所定値(例えば200cd/1000lm)以下に抑制されているため、カウンタービーム側の遠方の照明と共に、車両運転者の目に直接届くカウンタービーム側の光度成分の低減が図られ、路面輝度の維持とグレアの低減が可能となる。
【0031】
また、本実施の形態によれば、カウンタービーム側において、照明装置本体10の近傍側の道路100の端部100Bの光度に比べ、遠方側の道路100の端部100Cの光度が高められているため、路面輝度を高めつつ、グレアの低減がより効果的に図られる。
【0032】
また、本実施の形態によれば、反射板11が有する天反射板20、プロビーム側主反射板21およびカウンタービーム側主反射板22のそれぞれを互いに別体に形成したため、各反射板20、21、22による配光制御を独立して行うことが可能となり、その配光制御を容易かつ正確なものにし、なおかつ、それぞれの反射板20、21、22の設計や製造が容易となる。
【0033】
また、本実施の形態によれば、プロビーム側主反射板21が第1〜第3エリア反射面21A〜21Cを有し、第1〜第3エリア反射面21A〜21Cが少なくとも同一の鉛直角度成分(本実施例では、55°〜65°の鉛直角度成分)を有する構成としたため、特定の鉛直角成分の光のみが当該プロビーム側主反射板21の近傍に位置するランプ12に吸収されて配光が阻害されるのが防止可能となる。
【0034】
また、本実施の形態によれば、照明装置本体10のカバーガラスに略平板状のフラットガラス14を用いる構成としたため、反射板11により正確に配光制御された光がカバーガラスを透過する際に、その配光が崩れるといった事がなく、カバーガラス透過に起因するグレアの増大が抑制される。また、フラットガラス14を用いることで、グローブ状のガラスを用いた場合に比べ、道路照明装置1のフラット化および軽量化が図られる。
【0035】
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、道路100の構成として1方向2車線を例示したが、これに限らない。例えば、対面2車線道路であっても、例えば中央分離帯が設けられ、この中央分離帯により各車線への照明光が遮蔽される構造であれば、道路の両側に設けられた遮音壁のそれぞれに道路照明装置1を取り付け、各車線を照明することも可能である。
また、例えば、遮音壁に限らず、例えばトンネルの壁面に本発明に係る道路照明装置を取り付けてトンネル照明用の照明装置として用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態に係る道路照明装置の構成と共に、その使用の態様を模式的に示す図である。
【図2】路面の照度分布を示す図である。
【図3】道路照明装置の構成を示す平面図である。
【図4】反射板の構成を示す平面図である。
【図5】プロビーム側主反射板の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 道路照明装置
10 照明装置本体
11 反射板(反射体)
12 ランプ
14 フラットガラス
21 プロビーム側主反射板
21A〜21C 第1〜第3エリア反射面
22 カウンタービーム側主反射板
100 道路
150 遮音壁
Bc カウンタービーム
Bp プロビーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプと、このランプの光を反射する反射体とが内設された照明装置本体を備えた道路照明装置であって、
前記ランプの長軸が道路の交通方向に対して交差するように設けられると共に、
前記道路を走行する車両の進行方向を照射するプロビーム側の照射エリアが、前記進行方向と逆方向を照射するカウンタービーム側の照射エリアに比べて、照明装置本体からの距離が遠方となるように構成され、かつ、
前記プロビーム側の照射光量が前記カウンタービーム側より多くなるように構成された
ことを特徴とする道路照明装置。
【請求項2】
前記プロビーム側は、鉛直角70°まで光が配分されると共に、鉛直角50°〜60°の範囲に最大光度を有し、
前記カウンタービーム側は、鉛直角35°〜40°に最大光度を有するように構成された
ことを特徴とする請求項1に記載の道路照明装置。
【請求項3】
前記カウンタービーム側が鉛直角60°以上の鉛直角度成分を有するように構成され、
この鉛直角成分が所定値以下に抑制されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の道路照明装置。
【請求項4】
前記カウンタービーム側は、前記照明装置本体近傍側の前記道路の端部の光度に比べ、遠方側の前記道路の端部の光度が高められている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の道路照明装置。
【請求項5】
前記反射体は複数の反射面を有し、それぞれの反射面が少なくとも同一の鉛直角度成分を有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の道路照明装置。
【請求項6】
前記照明装置本体の照射面にはカバーが配設され、前記カバーがフラット状に形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の道路照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−95523(P2007−95523A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−284025(P2005−284025)
【出願日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(000000192)岩崎電気株式会社 (533)
【Fターム(参考)】