遺伝子発現制御のための一本鎖核酸分子
【課題】 遺伝子の発現を抑制可能な新たな核酸分子であって、容易かつ効率良く製造することが可能な核酸分子を提供する。
【解決手段】 標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、内部領域(Z)および3’側領域(Yc)を、前記順序で含み、前記内部領域(Z)が、内部5’側領域(X)および内部3’側領域(Y)が連結して構成され、前記5’側領域(Xc)が、前記内部5’側領域(X)と相補的であり、前記3’側領域(Yc)が、前記内部3’側領域(Y)と相補的であり、前記内部領域(Z)、前記5’側領域および前記3’側領域の少なくともいずれかが、前記発現抑制配列を含むことを特徴とする分子とする。この一本鎖核酸分子によれば、前記標的遺伝子の発現を抑制できる。
【解決手段】 標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、内部領域(Z)および3’側領域(Yc)を、前記順序で含み、前記内部領域(Z)が、内部5’側領域(X)および内部3’側領域(Y)が連結して構成され、前記5’側領域(Xc)が、前記内部5’側領域(X)と相補的であり、前記3’側領域(Yc)が、前記内部3’側領域(Y)と相補的であり、前記内部領域(Z)、前記5’側領域および前記3’側領域の少なくともいずれかが、前記発現抑制配列を含むことを特徴とする分子とする。この一本鎖核酸分子によれば、前記標的遺伝子の発現を抑制できる。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、
5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、内部領域(Z)および3’側領域(Yc)を、前記順序で含み、
前記内部領域(Z)が、内部5’側領域(X)および内部3’側領域(Y)が連結して構成され、
前記5’側領域(Xc)が、前記内部5’側領域(X)と相補的であり、
前記3’側領域(Yc)が、前記内部3’側領域(Y)と相補的であり、
前記内部領域(Z)、前記5’側領域(Xc)および前記3’側領域(Yc)の少なくとも一つが、前記発現抑制配列を含むことを特徴とする一本鎖核酸分子。
【請求項2】
前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)との間に、リンカー領域(Lx)を有し、
前記リンカー領域(Lx)を介して、前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)とが連結している、請求項1記載の一本鎖核酸分子。
【請求項3】
前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)との間に、リンカー領域(Ly)を有し、
前記リンカー領域(Ly)を介して、前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)とが連結している、請求項1または2記載の一本鎖核酸分子。
【請求項4】
前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)との間に、リンカー領域(Lx)を有し、
前記リンカー領域(Lx)を介して、前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)とが連結し、
前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)との間に、リンカー領域(Ly)を有し、
前記リンカー領域(Ly)を介して、前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)とが連結している、請求項1記載の一本鎖核酸分子。
【請求項5】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)、前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)、前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)および前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、下記式(1)および(2)の条件を満たす、請求項1から4のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
Z=X+Y ・・・(1)
Z≧Xc+Yc ・・・(2)
【請求項6】
前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)、前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)および前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、下記(a)〜(d)のいずれかの条件を満たす、請求項1から5のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
(a)下記式(3)および(4)の条件を満たす。
X>Xc ・・・(3)
Y=Yc ・・・(4)
(b)下記式(5)および(6)の条件を満たす。
X=Xc ・・・(5)
Y>Yc ・・・(6)
(c)下記式(7)および(8)の条件を満たす。
X>Xc ・・・(7)
Y>Yc ・・・(8)
(d)下記式(9)および(10)の条件を満たす。
X=Xc ・・・(9)
Y=Yc ・・・(10)
【請求項7】
前記(a)〜(d)において、前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)と前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)の差、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)と前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)の差が、下記条件を満たす、請求項6記載の一本鎖核酸分子。
(a)下記式(11)および(12)の条件を満たす。
X−Xc=1、2または3 ・・・(11)
Y−Yc=0 ・・・(12)
(b)下記式(13)および(14)の条件を満たす。
X−Xc=0 ・・・(13)
Y−Yc=1、2または3 ・・・(14)
(c)下記式(15)および(16)の条件を満たす。
X−Xc=1、2または3 ・・・(15)
Y−Yc=1、2または3 ・・・(16)
(d)下記式(17)および(18)の条件を満たす。
X−Xc=0 ・・・(17)
Y−Yc=0 ・・・(18)
【請求項8】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)が、19塩基以上である、請求項1から7のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項9】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)が、19塩基〜30塩基である、請求項8記載の一本鎖核酸分子。
【請求項10】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜11塩基である、請求項1から9のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項11】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜7塩基である、請求項10記載の一本鎖核酸分子。
【請求項12】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜3塩基である、請求項10記載の一本鎖核酸分子。
【請求項13】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜11塩基である、請求項1から12のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項14】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜7塩基である、請求項13記載の一本鎖核酸分子。
【請求項15】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜3塩基である、請求項13記載の一本鎖核酸分子。
【請求項16】
少なくとも1つの修飾された残基を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項17】
標識物質を含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項18】
安定同位体を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項19】
RNA分子である、請求項1から18のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項20】
前記リンカー領域(Lx)および/または前記リンカー領域(Ly)が、ヌクレオチド残基および非ヌクレオチド残基の少なくとも一つから構成される、請求項2から19のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項21】
前記ヌクレオチド残基が、非修飾ヌクレオチド残基および/または修飾ヌクレオチド残基である、請求項20記載の一本鎖核酸分子。
【請求項22】
前記リンカー領域(Lx)および/または前記リンカー領域(Ly)が、下記(1)〜(7)のいずれかの残基で構成される、請求項20または21記載の一本鎖核酸分子。
(1)非修飾ヌクレオチド残基
(2)修飾ヌクレオチド残基
(3)非修飾ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
(4)非ヌクレオチド残基
(5)非ヌクレオチド残基および非修飾ヌクレオチド残基
(6)非ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
(7)非ヌクレオチド残基、非修飾ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
【請求項23】
前記一本鎖核酸分子において、塩基数の合計が、50塩基以上である、請求項1から22のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項24】
前記遺伝子の発現抑制が、RNA干渉による発現抑制である、請求項1から23のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項25】
前記一本鎖核酸分子の塩基配列が、
配列番号2、7、8、13、14、29−35、37、43、44、47、48および51−80のいずれかの塩基配列である、請求項1から24のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項26】
標的遺伝子の発現を抑制するための組成物であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を含むことを特徴とする、発現抑制用組成物。
【請求項27】
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を含むことを特徴とする、薬学的組成物。
【請求項28】
炎症治療用である、請求項27記載の薬学組成物。
【請求項29】
標的遺伝子の発現を抑制する方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を使用することを特徴とする発現抑制方法。
【請求項30】
前記一本鎖核酸分子を、細胞、組織または器官に投与する工程を含む、請求項29記載の発現抑制方法。
【請求項31】
前記一本鎖核酸分子を、in vivoまたはin vitroで投与する、請求項30記載の発現抑制方法。
【請求項32】
前記遺伝子の発現抑制が、RNA干渉による発現抑制である、請求項29から31のいずれか一項に記載の発現抑制方法。
【請求項33】
標的遺伝子の発現を抑制するRNA干渉を誘導する方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を使用することを特徴とする発現誘導方法。
【請求項34】
疾患の治療方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を、患者に投与する工程を含み、
前記一本鎖核酸分子が、前記発現抑制配列として、前記疾患の原因となる遺伝子の発現を抑制する配列を有することを特徴とする治療方法。
【請求項35】
標的遺伝子の発現抑制のための、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子の使用。
【請求項36】
RNA干渉の誘導のための、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子の使用。
【請求項37】
疾患の治療に使用するための核酸分子であって、
前記核酸分子は、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子であり、
前記一本鎖核酸分子が、前記発現抑制配列として、前記疾患の原因となる遺伝子の発現を抑制する配列を有することを特徴とする核酸分子。
【請求項1】
標的遺伝子の発現を抑制する発現抑制配列を含む一本鎖核酸分子であって、
5’側から3’側にかけて、5’側領域(Xc)、内部領域(Z)および3’側領域(Yc)を、前記順序で含み、
前記内部領域(Z)が、内部5’側領域(X)および内部3’側領域(Y)が連結して構成され、
前記5’側領域(Xc)が、前記内部5’側領域(X)と相補的であり、
前記3’側領域(Yc)が、前記内部3’側領域(Y)と相補的であり、
前記内部領域(Z)、前記5’側領域(Xc)および前記3’側領域(Yc)の少なくとも一つが、前記発現抑制配列を含むことを特徴とする一本鎖核酸分子。
【請求項2】
前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)との間に、リンカー領域(Lx)を有し、
前記リンカー領域(Lx)を介して、前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)とが連結している、請求項1記載の一本鎖核酸分子。
【請求項3】
前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)との間に、リンカー領域(Ly)を有し、
前記リンカー領域(Ly)を介して、前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)とが連結している、請求項1または2記載の一本鎖核酸分子。
【請求項4】
前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)との間に、リンカー領域(Lx)を有し、
前記リンカー領域(Lx)を介して、前記5’側領域(Xc)と前記内部5’側領域(X)とが連結し、
前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)との間に、リンカー領域(Ly)を有し、
前記リンカー領域(Ly)を介して、前記3’側領域(Yc)と前記内部3’側領域(Y)とが連結している、請求項1記載の一本鎖核酸分子。
【請求項5】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)、前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)、前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)および前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、下記式(1)および(2)の条件を満たす、請求項1から4のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
Z=X+Y ・・・(1)
Z≧Xc+Yc ・・・(2)
【請求項6】
前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)、前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)および前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、下記(a)〜(d)のいずれかの条件を満たす、請求項1から5のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
(a)下記式(3)および(4)の条件を満たす。
X>Xc ・・・(3)
Y=Yc ・・・(4)
(b)下記式(5)および(6)の条件を満たす。
X=Xc ・・・(5)
Y>Yc ・・・(6)
(c)下記式(7)および(8)の条件を満たす。
X>Xc ・・・(7)
Y>Yc ・・・(8)
(d)下記式(9)および(10)の条件を満たす。
X=Xc ・・・(9)
Y=Yc ・・・(10)
【請求項7】
前記(a)〜(d)において、前記内部5’側領域(X)の塩基数(X)と前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)の差、前記内部3’側領域(Y)の塩基数(Y)と前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)の差が、下記条件を満たす、請求項6記載の一本鎖核酸分子。
(a)下記式(11)および(12)の条件を満たす。
X−Xc=1、2または3 ・・・(11)
Y−Yc=0 ・・・(12)
(b)下記式(13)および(14)の条件を満たす。
X−Xc=0 ・・・(13)
Y−Yc=1、2または3 ・・・(14)
(c)下記式(15)および(16)の条件を満たす。
X−Xc=1、2または3 ・・・(15)
Y−Yc=1、2または3 ・・・(16)
(d)下記式(17)および(18)の条件を満たす。
X−Xc=0 ・・・(17)
Y−Yc=0 ・・・(18)
【請求項8】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)が、19塩基以上である、請求項1から7のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項9】
前記内部領域(Z)の塩基数(Z)が、19塩基〜30塩基である、請求項8記載の一本鎖核酸分子。
【請求項10】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜11塩基である、請求項1から9のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項11】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜7塩基である、請求項10記載の一本鎖核酸分子。
【請求項12】
前記5’側領域(Xc)の塩基数(Xc)が、1〜3塩基である、請求項10記載の一本鎖核酸分子。
【請求項13】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜11塩基である、請求項1から12のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項14】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜7塩基である、請求項13記載の一本鎖核酸分子。
【請求項15】
前記3’側領域(Yc)の塩基数(Yc)が、1〜3塩基である、請求項13記載の一本鎖核酸分子。
【請求項16】
少なくとも1つの修飾された残基を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項17】
標識物質を含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項18】
安定同位体を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項19】
RNA分子である、請求項1から18のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項20】
前記リンカー領域(Lx)および/または前記リンカー領域(Ly)が、ヌクレオチド残基および非ヌクレオチド残基の少なくとも一つから構成される、請求項2から19のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項21】
前記ヌクレオチド残基が、非修飾ヌクレオチド残基および/または修飾ヌクレオチド残基である、請求項20記載の一本鎖核酸分子。
【請求項22】
前記リンカー領域(Lx)および/または前記リンカー領域(Ly)が、下記(1)〜(7)のいずれかの残基で構成される、請求項20または21記載の一本鎖核酸分子。
(1)非修飾ヌクレオチド残基
(2)修飾ヌクレオチド残基
(3)非修飾ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
(4)非ヌクレオチド残基
(5)非ヌクレオチド残基および非修飾ヌクレオチド残基
(6)非ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
(7)非ヌクレオチド残基、非修飾ヌクレオチド残基および修飾ヌクレオチド残基
【請求項23】
前記一本鎖核酸分子において、塩基数の合計が、50塩基以上である、請求項1から22のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項24】
前記遺伝子の発現抑制が、RNA干渉による発現抑制である、請求項1から23のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項25】
前記一本鎖核酸分子の塩基配列が、
配列番号2、7、8、13、14、29−35、37、43、44、47、48および51−80のいずれかの塩基配列である、請求項1から24のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子。
【請求項26】
標的遺伝子の発現を抑制するための組成物であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を含むことを特徴とする、発現抑制用組成物。
【請求項27】
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を含むことを特徴とする、薬学的組成物。
【請求項28】
炎症治療用である、請求項27記載の薬学組成物。
【請求項29】
標的遺伝子の発現を抑制する方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を使用することを特徴とする発現抑制方法。
【請求項30】
前記一本鎖核酸分子を、細胞、組織または器官に投与する工程を含む、請求項29記載の発現抑制方法。
【請求項31】
前記一本鎖核酸分子を、in vivoまたはin vitroで投与する、請求項30記載の発現抑制方法。
【請求項32】
前記遺伝子の発現抑制が、RNA干渉による発現抑制である、請求項29から31のいずれか一項に記載の発現抑制方法。
【請求項33】
標的遺伝子の発現を抑制するRNA干渉を誘導する方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を使用することを特徴とする発現誘導方法。
【請求項34】
疾患の治療方法であって、
請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子を、患者に投与する工程を含み、
前記一本鎖核酸分子が、前記発現抑制配列として、前記疾患の原因となる遺伝子の発現を抑制する配列を有することを特徴とする治療方法。
【請求項35】
標的遺伝子の発現抑制のための、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子の使用。
【請求項36】
RNA干渉の誘導のための、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子の使用。
【請求項37】
疾患の治療に使用するための核酸分子であって、
前記核酸分子は、請求項1から25のいずれか一項に記載の一本鎖核酸分子であり、
前記一本鎖核酸分子が、前記発現抑制配列として、前記疾患の原因となる遺伝子の発現を抑制する配列を有することを特徴とする核酸分子。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公開番号】特開2012−130342(P2012−130342A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−9515(P2012−9515)
【出願日】平成24年1月20日(2012.1.20)
【分割の表示】特願2011−537086(P2011−537086)の分割
【原出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【出願人】(310015086)株式会社ボナック (3)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年1月20日(2012.1.20)
【分割の表示】特願2011−537086(P2011−537086)の分割
【原出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【出願人】(310015086)株式会社ボナック (3)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]