説明

郵便物読取区分機及び郵便物読取区分機の区分方法

【課題】 複数の区分面を同時に表示して利用できるようにすることにより稼働率を向上することができる郵便物読取区分機を提供する。
【解決手段】 完全切換えでない場合(S1のNo)、現在使用中の区分口と、切換え後の区分面が使用する区分口が重ならないか割り当てがチェックされる(S2)。この割り当てチェックの結果、異常がなければ、この新しい区分面が追加設定される(S3)。この追加に伴い、操作員によってフォーマットリジェクト用区分口の郵便物が取り出される。ステップS4において、区分面割り当てチェックで区分口が重なるなどのエラーがない場合(S4のNo)、区分面の区分口を割り当てられる。この区分口割り当てによって区分面情報がロードされ、この情報に基づいて切換え前と切換え後の区分面の郵便物が混じらないようにゲートの制御が行われる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、郵便物読取区分機の区分口を複数の区分面に割り当てる郵便読取区分機、及び郵便物読取区分機の区分方法に関する。
【背景技術】
【0002】
郵便物読取区分機は、区分口を方面別に割り当てる複数の区分面が設けられ、区分作業を行うときに操作員によって選択できるようになっている。従って、この区分面には、個々の固有の名称あるは番号が付与されており、区分面選択の操作時には郵便物読取区分機の操作パネルに、その名称あるいは番号の付いた区分面が一覧表の形として表示される。操作者は、その中の所望の1個のボタンを指で押すことにより選択を行う。このボタンの表示は、区分面の数が少ない場合には1つの区分面選択画面に全ての区分面が表示されるが、区分面の数が多い場合には、区分面選択画面切換ボタンも同時に表示される。従って、このボタンを選択することにより区分面選択画面の切換えを行うことが出来る。従って、稼働率を上げるためには区分口を有効活用する必要があり、区分口の集積状況を収集して区分指定テーブルを最適化する方法が知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2003−145054号公報 (第1―7頁、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記、区分面選択による区分面切換え時には、区分面切換え前にスタッカ集積部に割り当てた全区分口情報を、区分面切換え後の全区分口情報に切換えていた。そのため、区分面切換え前の使用しない区分口であっても、区分面切換え後、次の郵便物を供給する前の混乱を防ぐために、区分口に集積されている全ての郵便物を取り出すか、分離するためのカードを間に入れていた。その結果、区分面切換え後に郵便物読取区分機をすぐには使用できないために稼働率が低下するという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、区分口全体の半分程度しか使用しない区分面が複数ある場合には、これらの区分面を操作パネルに同時に複数表示し、複数の区分面を同時に利用できるようにすることによって郵便物読取区分機の稼働率を向上することができる郵便物読取区分機及び郵便物読取区分機の区分方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の郵便物読取区分機は、郵便物に記載された配達区分情報を読み取り、表示部に表示される区分面選択画面から選択された区分面によって割り当てられた区分口に、前記郵便物を区分する郵便物読取区分機であって、前記区分面の内、第1の区分面によって割り当てられた第1の区分口に前記郵便物を区分中に、前記区分面を切換える第1の切換手段と、前記第1の区分面によって割り当てられた前記第1の区分口に前記区分面選択画面から選択された第2の区分面によって割り当てられた第2の区分口を追加して形成した第3の区分面に切換える第2の切換手段と、前記第1の切換手段又は前記第2の切換手段の何れかを選択する選択手段と、この選択手段による選択の結果に基づいて前記第2の切換手段が選択されたとき、前記第3の区分面に前記郵便物を区分する区分手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項4記載の郵便物読取区分機の区分方法は、郵便物に記載された配達区分情報を読み取り、区分面選択画面から選択された区分面によって割り当てられた区分口に、前記郵便物を区分する郵便物読取区分機の区分方法であって、前記区分面によって割り当てられた第1の区分口に前記郵便物を区分中に、前記区分面を完全に切換える第1の切換手段と、前記区分面によって割り当てられた前記第1の区分口に他の区分面によって割り当てられた第2の区分口を追加して形成した第3の区分面に切換える第2の切換手段の何れかを選択する選択工程と、この選択工程による選択の結果、前記第2の切換手段が選択されたとき、前に割り当てられた第1の区分口と、後に割り当てられた第2の区分口とが、互いに重ならないように前記第3の区分面に割り当て可能か確認する確認工程と、この確認工程による確認の結果、割り当て可能なとき、前記第3の区分面に基づいて割り当てられた区分口に前記郵便物を区分する工程とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、区分口全体の半分程度しか使用しない区分面が複数ある場合には、これらの区分面を操作パネルに同時に複数表示し、複数の区分面を同時に利用できるようにすることによって郵便物読取区分機の稼働率を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【実施例】
【0009】
図1は、本発明の実施例による郵便物読取区分機(以下、区分機と称する)100の概略構成図である。区分機100は、郵便物の郵便番号など配達区分情報を読み取り、その読み取り結果に基づいて区分面選択画面から選択された区分面によって割り当てられた区分口に郵便物を区分して集積する装置である。この区分機100には、操作パネル1、取出部2、文字認識部3、区分部4及び主制御部10が備えられている。
【0010】
上記操作パネル1は、これから処理する郵便物の処理区分に基づいて区分面選択画面を表示し、その区分面選択画面に表示された区分面を操作員が選択して入力するものである。郵便物の処理区分には差立区分処理と配達区分処理があり、差立区分処理は、自局で収集された郵便物を配達区分情報に基づいて、自局とそれ以外の方面別に区分する処理区分である。したがって、差立区分処理で方面別に区分された郵便物は、その方面別に配送されることになる。また、配達区分処理は、自局内で配達区分するために収集された郵便物を自局内の方面毎に区分する処理区分である。
【0011】
上記取出部2は、上記操作パネル1で入力された区分面に基づいて供給された郵便物を一通ずつ搬送路(図示しない)に取出す。
【0012】
文字認識部3は、上記搬送路に取出された郵便物の郵便番号及び住所からなる配達区分情報をOCRで読み取り、このOCRで読み取られた読取画像に記載された配達区分情報を認識する。
【0013】
区分部4は、複数の区分口で構成されている。IJP(Ink Jet Printer 、図示しない)でバーコード印字された上記配達区分情報に基づいて区分された郵便物が上記区分面で割り当てられた区分口に集積される。
【0014】
次に、図2を参照して主制御部10の動作を説明する。図2(1)は主制御部10の動作を説明するブロック図で、図2(2)は、区分面選択画面の一例である。
【0015】
上記主制御部10は、取出制御30、搬送制御31、区分部制御32、操作パネル制御33、IJP制御34と通信を行い、区分機100全体を制御する。
【0016】
上記取出制御30は、取出部2を制御する。上記搬送制御31は、取出部2によって搬送路に供給された郵便物の搬送を制御する。
【0017】
上記区分部制御32は、文字認識部3が郵便物に記載された配達区分情報を読み取り認識した結果に基づき郵便物が区分部4の決められた区分口に集積されるように区分口に区分面情報を設定する(区分面情報設定手段)と共に、郵便物を設定された区分口に区分する制御を行う(区分手段)。
【0018】
上記操作パネル制御33は、操作パネル1の制御を行う。この操作パネル制御33は、表示制御部35及び入力制御部37を備えている。
上記表示制御部35は、LCD(区分面表示手段)36を制御し、装置の起動・停止など操作画面表示、区分面選択画面表示、区分面の切換え操作を行う区分口完全切換ボタン(第1のボタン)111a及び区分口使用切換ボタン(第2のボタン)111bの表示、郵便物の集積情報表示、装置本体の異常情報表示を行うことができる。
【0019】
上記入力制御部37は、タッチパネル38からの入力を制御することによって、上記区分面選択画面から選択された区分面、区分口完全切換ボタン、区分口使用切換ボタンなどを押下して指定したデータを入力することができる。 上記IJP制御34は、IJPを制御して上記配達区分情報を印字したバーコードを読み取り又は印字することができる。
【0020】
図2(2)は、区分面選択画面を表示しており、区分面Aボタン110aを押下することによって区分面A(第1の区分面)が選択される。同様に区分面Bボタン110bを押下することによって区分面B(第2の区分面)が選択される。なお、実際の操作では、上記区分面ボタンを選択した後に、確定ボタン112を押下することによって区分面が選択され、取消ボタン115が押下することによって区分面の選択を取り消すことができる。
【0021】
また、この画面には上述した区分口完全切換ボタン111a、区分口使用切換ボタン111bが設けられている。さらに、「前へ」ボタン114、「次」ボタン113など区分面が複数ある場合のために画面の切換えを行うためのボタンが設けられている。
【0022】
次に、図3〜図5を参照して区分面の説明を行う。
図3は、区分面選択画面に関する例えば区分面A(第1の区分面)の一例である。この例は、配達区分の場合の、区分部4に配置された区分口の配置に対応して区分する方面を横に割り当てた場合の一例で、操作パネル1に表示される。すなわち、1段目には方面1A〜方面12Aまで設定され、2段目には方面13A〜方面24Aまでが割り当てられた状態を示す。
【0023】
図4は、区分面選択画面に関する例えば区分面B(第2の区分面)の例である。この例は区分面A同様、区分部4に配置された区分口の配置に対応して区分する方面を横に割り当てた場合の一例で、操作パネル1に表示される。すなわち、1段目には方面1B〜方面12Bまでが設定され、2段目には方面13B〜方面24Bまでが設定され、さらに3段目には方面25B〜27Bまでが割り当てられた状態を示す。
【0024】
図5は、区分面選択画面に関する区分面Aと、区分面Bとを上下に重ねて割り当てた場合(第3の区分面)の例である。すなわち、区分面A、区分面B共、全区分口の半数が設定されず未使用の場合、上部3段に区分面Aを配列し、下部3段に区分面Bを割り当てた場合の一例で、操作パネル1に表示される。
【0025】
このような配列に設定して使用することにより、例えば区分面Aに基づく配達区分中に、区分面Aで未使用になっている区分口を利用して区分面Bを設定することが可能になり、区分機100を中断することなく利用できるため、稼働率が向上する。
【0026】
(変形例)
図6は、図3に示す本実施例の変形例で、区分面A(第1の区分面)の一例である。この例は、配達区分の場合の、区分部4に配置された区分口の配置に対応して区分する方面を縦に割り当てた場合の一例で、操作パネル1に表示される。すなわち、1列目には方面1A〜方面6Aまで設定され、2列目には方面7A〜方面12Aまで設定され、3列目には方面13A〜方面18Aまで設定され、さらに4列目には方面19A〜方面24Aまでが割り当てられた状態を示す。
【0027】
図7は、図4に示す本実施例の変形例で、区分面B(第2の区分面)の一例である。この例は、配達区分の場合の、区分部4に配置された区分口の配置に対応して区分する方面を縦に割り当てた場合の一例で、操作パネル1に表示される。すなわち、1列目には方面1B〜方面6Bまで設定され、2列目には方面7B〜方面12Bまで設定され、3列目には方面13B〜方面18Bまで設定され、4列目には方面19B〜方面24BAまでが設定さ、さらに5列目に方面25B〜方面27Bまで割り当てられた状態を示す。
【0028】
図8は、図5に示す本実施例の変形例で、図6に示す区分面Aと、図7に示す区分面Bとを左右に重ねて割り当てた場合(第3の区分面)の一例で、操作パネル1に表示される。すなわち、区分面A、区分面B共、全区分口の半数が設定されず未使用の場合、右端1列〜6列に区分面Aを配列し、右端7列〜12列に区分面Bを割り当てた場合の一例である。
【0029】
このような配列に設定して使用することにより、例えば区分面Aに基づく配達区分中に、区分面Aで未使用になっている区分口を利用して区分面Bを設定することが可能になり、区分機100を中断することなく利用できるため、稼働率が向上する。
【0030】
図9は、区分面選択画面切換え処理を説明するフローチャートである。ここでの制御は、操作パネル制御部33及び主制御部10によって制御される。すなわち、操作パネル1のタッチパネル38からの入力情報が入力制御部37によって読取られ、操作パネル制御33によって主制御部10に送信される。主制御部10は、受信した情報に基づいて操作パネル制御33又は区分部制御32などを制御して区分面切換えを行う。
【0031】
最初に、区分面を完全に切換えるかどうか確認する(S1)。この確認は、操作パネル1の操作画面に表示された区分口完全切換ボタン111a(第1のボタン)、又は区分口使用切換ボタン111b(第2のボタン)の何れが選択されたかによって決定される。
【0032】
この確認の結果、区分面を完全に切換える場合(S1のYes)、操作員が新しい区分面を設定する(S5)。この設定によって新しい区分面が操作画面(区分面表示手段)に表示される。この設定後、操作員はフォーマットリジェクト用区分口5の郵便物を抜き取る(S6)。
【0033】
なお、フォーマットリジェクト用区分口5とは、例えば、郵便物が長すぎる、短すぎる、厚すぎるなど、その後の搬送処理に適さないものを、事前にリジェクトするための区分口である。すなわち、規定のフォーマットから外れている郵便物を区分するための区分口で、区分面の切換えに関わらず共通に使用することが可能なため、区分面を切換える場合などには、そこに集積された郵便物を区分面を切換える前に抜き取っておくことが必要になる。
【0034】
上記新しい区分面の設定によって割り当てられた区分口は、操作パネル1の操作画面に表示される。また、新しい区分面に関する区分面情報は主制御部のメモリ(図示しない)から読み出し(ロード)、この区分面によって設定された区分口に区分面情報を設定する。この情報に基づいて、切換え前と切換え後の区分面の郵便物が混ざらないようにゲートの制御が行われる。(S7)。
【0035】
このゲート制御終了後、操作パネルから再スタートすることによって郵便物の供給が行われ、当該郵便物の配達区分処理が行われる(S8)。
【0036】
一方、上記ステップS1において、完全切換えでない場合(S1のNo)、現在使用中の区分口と、切換え後の区分面が使用する区分口が重ならないか割り当てがチェックされる(割当確認手段、S4)。
【0037】
この割り当てチェックの結果異常がなければ、この新しい区分面が追加される(S3)。この追加に伴い、操作員によってフォーマットリジェクト用区分口の郵便物が取り出される。
【0038】
ステップS2において、区分面割り当てチェックで区分口が重なるなどのエラーがあれば、最初からやり直す(S4のYes)。このチェックの結果エラーがない場合(S4のNo)、区分面の区分口が割り当てられる。この区分口割り当てによって区分面情報がロードされ、この情報に基づいて切換え前と切換え後の区分面の郵便物が混じらないようにゲートの制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施例による郵便物読取区分機の概略構成図。
【図2】主制御部10の動作を説明するブロック図、及び区分面選択画面。
【図3】区分面選択画面に関する区分面A(横に配列)の例。
【図4】区分面選択画面に関する区分面B(横に配列)の例。
【図5】区分面選択画面に関する区分面A(横に配列)と、区分面B(横に配列)とを上下に重ねて割り当てた場合の例。
【図6】区分面選択画面に関する区分面A(縦に配列)の例。
【図7】区分面選択画面に関する区分面B(横に配列)の例。
【図8】区分面選択画面に関する区分面A(横に配列)と、区分面B(横に配列)とを左右に重ねて割り当てた場合の例。
【図9】区分面選択画面切換え処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
【0040】
1 操作パネル
2 取出部
3 文字認識部
4 スタッカ集積部
5 フォーマットリジェクト用区分口
10 主制御部
30 取出制御
32 区分部制御
33 操作パネル制御

【特許請求の範囲】
【請求項1】
郵便物に記載された配達区分情報を読み取り、表示部に表示される区分面選択画面から選択された区分面によって割り当てられた区分口に、前記郵便物を区分する郵便物読取区分機であって、
前記区分面の内、第1の区分面によって割り当てられた第1の区分口に前記郵便物を区分中に、前記区分面を切換える第1の切換手段と、
前記第1の区分面によって割り当てられた前記第1の区分口に前記区分面選択画面から選択された第2の区分面によって割り当てられた第2の区分口を追加して形成した第3の区分面に切換える第2の切換手段と、
前記第1の切換手段又は前記第2の切換手段の何れかを選択する選択手段と、
この選択手段による選択の結果に基づいて前記第2の切換手段が選択されたとき、前記第3の区分面に前記郵便物を区分する区分手段と
を備えたことを特徴とする郵便物読取区分機。
【請求項2】
前記第1の切換手段は、
前記郵便物読取区分機を操作する操作画面に設けられた第1のボタンと、
この第1のボタンが押下されたとき、前記区分面選択画面から選択された他の区分面を前記操作画面に表示する区分面表示手段と、
この区分面表示手段によって表示された区分面情報を読み出し、この区分面によって割り当てられた区分口に前記区分面情報を設定する区分面情報設定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の郵便物読取区分機。
【請求項3】
前記第2の切換手段は、
前記郵便物読取区分機を操作する操作画面に設けられた第2のボタンと、
この第2のボタンが押下されたとき、前に割り当てられた第1の区分口と、後に割り当てられた第2の区分口とが、互いに重ならないように前記第3の区分面に割り当て可能か確認する割当確認手段と
この割り当て確認手段による確認の結果、割り当て可能なとき、前記第3の区分面を前記操作画面に表示する区分面表示手段と、
この区分面表示手段によって表示された区分面情報を読み出し、この区分面によって割り当てられた区分口に前記区分面情報を設定する区分面情報設定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の郵便物読取区分機。
【請求項4】
郵便物に記載された配達区分情報を読み取り、区分面選択画面から選択された区分面によって割り当てられた区分口に、前記郵便物を区分する郵便物読取区分機の区分方法であって、
前記区分面によって割り当てられた第1の区分口に前記郵便物を区分中に、前記区分面を完全に切換える第1の切換手段と、前記区分面によって割り当てられた前記第1の区分口に他の区分面によって割り当てられた第2の区分口を追加して形成した第3の区分面に切換える第2の切換手段の何れかを選択する選択工程と、
この選択工程による選択の結果、前記第2の切換手段が選択されたとき、前に割り当てられた第1の区分口と、後に割り当てられた第2の区分口とが、互いに重ならないように前記第3の区分面に割り当て可能か確認する確認工程と、
この確認工程による確認の結果、割り当て可能なとき、前記第3の区分面に基づいて割り当てられた区分口に前記郵便物を区分する工程と
を備えたことを特徴とする郵便物読取区分機の区分方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−212601(P2006−212601A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−30550(P2005−30550)
【出願日】平成17年2月7日(2005.2.7)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】