説明

野菜果物用畝

【課題】畑等で、家庭菜園として、野菜や果物等を作る時、平地より少し高めの作り物に応じた畝を、水はけの為に、鍬などで作り苗を植えたり種を蒔いている。しかし、このように作られた畝では作物にとって不十分であるため、最適な家庭菜園用畝を提供する。
【解決手段】畝を鍬などで作るのではなく、畝を囲う為の板7(木、鋼質、プラスチック等)とその囲い板7を固定する固定具5から組み合わせてあり、その囲い板7の中に土を入れるだけで、簡単に必要に応じた畝が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
畑等で、家庭菜園として、野菜果物等を作る時の畝を提供する。
【背景技術】
【0002】
従来は、畑等で、家庭菜園として、畑等で野菜果物等を作る時、少し高めの作物に応じた蒲鉾形の畝を、鍬などで作り苗を植えたり種を蒔いている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、その蒲鉾形の畝を鍬などで作るのではなく、畝を囲う為の板(木、鋼質、プラスチック等)を固定具の上部からの差し込み型と、丸棒(三角、四角でも良い)からなる固定具と組み合わせてあり、その囲いの中に土を入れるだけで簡単に必要に応じた畝が出来るのである。
【0004】
本発明を図面で説明する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】本発明の、一実施例の形態を示す。上部からの囲い板の差し込み型固定具による側面、斜視、断面、平面、底面図及び固定具に囲い板及び取り付けの各外観図(1)固定具 (A)側面 (B)内壁側斜視 (C)外壁側斜視 (D)平面 (E)底面図(2)(F)囲い板断面、(G)(F)斜視、(H)(A)に(G)取付け斜視図(3)(I)(A)に(F)取り付け後の畝完了断面図 ▲11▼土(斜点線) ▲12▼畝(斜点線)
【0006】
【図2】本発明の、一実施例の形態を示す。囲い板の各所の位置に、丸棒固定具(三角、四角でも良い)を、両サイドから差込み、囲い板を固定する側面、斜視、断面囲い板取り付けの各外観図、(4)丸棒固定具 (J)丸棒斜視と側面、(K)囲い板側面 (L)(K)の斜視図(5)(M)(K)に(J)取り付けの断面図 (N)(M)の斜視図(6)(O)丸棒固定具と囲い板による完了斜視図 ▲11▼土(斜点線) ▲12▼畝になる部分
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、図面〔図1〕に示すように、畑等の平らに均した土の上に差し込み型固定具と囲い板を組み立て、土を入れるだけで簡単に畝(I)が出来るのである。又畝の高さは、水はけを必要とする為であるから、5〜15cm位が適当と思われる。囲い板が畝の押す力によって崩れない事が大事だから、固定具の先端を土の中に深く(10cm)位差し込むので、全体の長さは25cmは必要と思われる。
発明の目的は、囲い板からなる畝であるから、囲い板を止める固定具は、他に〔図2〕丸棒の単棒を、囲い板の同じ位置の両サイドに互いに差し込み、必要か所に固定しても良い。参照(6)
【発明の効果】
【0008】
本発明の畝は、その大きさに応じた囲い板を四角形や長方形に組み立て、固定具を各所に取り付け、囲い板をはめ込み簡単に完成する。その結果、畝の端の土が、雨水や散水等で崩れる事もない。尚、従来の鍬等で作る畝は、せっかく種を蒔いたり苗を植えても、根切り虫等によって食い切られてしまうことが多いので、専用の薬を散布したり、土に混ぜ合わせたりして駆除している。その薬等を使わない為の手段として、畝の囲い板の外側の壁面には、幼虫が這い上がる事の出来ない表面がすべすべした仕上げにして、上部には、庇のような(3〜5Cm)出っ張りを外壁の外向きに付ける事によって、その裏側が虫返しの役目があり、薬等を使わなくても、根切り虫等が畝まで這い上がる事もなく、幹等が食い切られてしまうのを防ぐ効果がある。
【符号の説明】
【0009】
1 囲い板差込み固定具外壁側部分
2 囲い板固定内壁側部分
3 土中差込み部分
3−1 3 先端矢先
4 囲い板止底外側部分
5 固定具上部
5−1 固定具上部斜視
6 囲い板止底内床部分
7 囲い板外壁
▲7▼ 7
7−1 囲い板(庇)上部
7−2 囲い板(庇)下部 虫返り部分
8 囲い板内壁畝側
9 丸棒固定具
9−1 9 斜視(側面含)
10 丸棒固定具上部斜視
10−1 10 上部斜視(側面含)
▲11▼ 土(斜点線)
▲12▼ 畝(斜点線) [図2]▲12▼ 畝になる部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
畑等で、家庭菜園として、野菜果物等を作る時の畝を提供する。
従来は、畑等で野菜果物等を作る時、少し高めの作り物に応じた畝を、鍬などで作り苗を植えたり、種を蒔いている。
その畝を鍬などで作るのではなく、平らな畑等の土の上に固定具を用いて、5〜15Cm位の囲い板を立て、その囲い板の中に土を平らに入れて畝をつくるのである。
特徴として、
A 雨水や散水等で畝の端が崩れることが無い。
B 野菜果物の茎が根切り虫等の被害が無い。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−239770(P2011−239770A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−129389(P2010−129389)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(598145716)
【Fターム(参考)】