説明

金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池

【課題】 分離板に溶接結合される金属支持体を用いて耐久性とシーリング効率とを高め、燃料ガスまたは空気の移動を円滑にすることで、エネルギー生産効率を高めることができる金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池を提供する。
【解決手段】 固体酸化物燃料電池用の金属支持体は、固体酸化物燃料電池100の分離板130a,130bに溶接結合され、固体酸化物燃料電池の電解質層111、電解質層111の両側面にそれぞれ形成される燃料極112及び空気極113を含む単電池110の一側を支持し、板状で形成されて、周り面が、分離板130a,130bと溶接される溶接部121及び溶接部121の内部に、燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部122を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池にかかり、より詳細には、分離板に溶接結合される金属支持体を用いて耐久性とシーリング効率とを高め、燃料ガスまたは空気の移動を円滑にすることで、エネルギー生産効率を高めることができる金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池に関する。
【背景技術】
【0002】
燃料電池(Fuel Cell)は、酸化によって生ずる化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換させる電池であり、水素、酸素のように地球上に豊かに存在する物質から電気エネルギーを発生させる新たな親環境的未来型エネルギー技術である。
【0003】
燃料電池は、空気極(Cathode)に酸素が供給され、燃料極(Anode)に水素が供給されて水の電気分解逆反応形態で電気化学反応が進行して、電気、熱、及び水が発生し、公害を誘発することなく高効率で電気エネルギーを生産する。
【0004】
このような燃料電池は、従来の熱機関で限界として作用するカルノーサイクル(Carnot Cycle)の制限から自由であるために40%以上の効率をあげることができ、前述したように排出される物質が水だけであるので、公害の恐れがなく、従来の熱機関とは違って、機械的に運動する部分が不要であるために、小型化が可能でノイズがないなど多様な長所を有している。したがって、燃料電池に関連した各種の技術及び研究が活発に進められている。
【0005】
燃料電池は、その電解質の種類によって、燐酸燃料電池(PAFC、Phosphoric Acid Fuel Cell)、溶融炭酸塩燃料電池(MCFC、Molten Carbonate Fuel Cell)、固体酸化物燃料電池(SOFC、Solid Oxide Fuel Cell)、高分子電解質燃料電池(PEMFC、Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell)、メタノール燃料電池(DMFC、Direct Methanol Fuel Cell)、アルカリ燃料電池(AFC、Alkaline Fuel Cell)など6種程度が実用化されたか、計画中である。各燃料電池の特徴を下記の表1に整理した。
【0006】
【表1】

【0007】
前記表1から分かるように、それぞれの燃料電池は、その出力範囲及び使用用途などが多様で目的によって適当な燃料電池を選択することができ、この中でも、前記固体酸化物燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell、SOFC)は、相対的に電解質の位置制御がやさしく、電解質の位置が固定されていて電解質の枯渇の危険性がなく、腐食性が弱くて素材の寿命が長いという長所によって分散発電用、商業用及び家庭用として脚光を浴びている。
【0008】
前記固体酸化物燃料電池の作動原理を示す概念図であり、空気極に酸素が供給され、燃料極に水素が供給される場合、この時の反応は下記の式による。
【0009】
燃料極(Anode)反応:2H+2O2− →2HO+4e
空気極(Cathode)反応:O+4e→2O2−
【0010】
固体酸化物燃料電池は、通常電解質としてYSZ(Yttria−Stabilized Zirconia)、燃料極としてはNi−YSZ陶性合金(cermet)、空気極としてはペロブスカイト材質(perovskite material)を使い、移動イオン(mobile ion)としては酸素イオンを使う。
【0011】
図1は、従来の固体酸化物燃料電池1による概略図であり、電解質層11、前記電解質層11の両側面に形成される燃料極12及び空気極13を含む単電地10と、前記単電池10の両側面に備えられる集電体20と、内部に前記単電池10及び集電体20が含まれるように備えられる分離板30a、30bと、を含んで形成される。
【0012】
前記分離板30a、30bは、前記単電池10及び集電体20を支持すると同時に、供給通路31a、31bが形成されて燃料ガス及び空気(酸素)を供給する。
【0013】
一方、前記固体酸化物燃料電池1は、前記燃料ガス及び空気が定められた経路を通じてのみ移動されなければならないが、前記燃料ガス及び空気が混じるか外に漏出される場合には、電池性能が急激に低下するので、かなり高いレベルの密封技術が要求される。
【0014】
ところが、従来の固体酸化物燃料電池1は、一般的に前記分離板30a、30bの間の接合及び、単電池10と分離板との接合(図1では、単電池10の空気極13が形成された側が、密封材40を用いて上側分離板30bに接合された例を図示する。)に、通常ガラス材基盤の密封材40が利用される。
【0015】
しかし、前記ガラス材基盤の密封材40は、外部衝撃によって壊れやすくて要求される十分な強度を保ちにくく、反復的な温度変化によって変形が容易に誘発されて十分なシーリング能力を期待しにくい問題点があって、固体酸化物燃料電池1の性能低下の主な原因となる。
【0016】
また、前記集電体20は、前記単電池10と分離板30a、30bとの間に配されて電気的性能を向上させる構成であり、金属合金または貴金属からなるメッシュ状からなり、前記単電池10に前記燃料ガス及び空気を均一に供給させるが、前記メッシュ状の集電体20が備えられることで、シーリングがさらに難しくなる問題点がある。
【0017】
一方、前記単電池10モジュール一つだけでは、十分な電圧が得られないので、前記単電池10の面積を増加させるか必要によってスタック状に積層して利用されるが、このような場合には、要求される機械的強度を有し、十分な密封特性を満足させることにさらに難しくなる問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
本発明は、前述したような問題点を解決するために案出されたものであって、分離板と溶接される金属支持体とを用いて固体酸化物燃料電池の耐久性を高め、燃料ガス及び空気が混合されるか漏出されずに、シーリング効率を高めることができる金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明の固体酸化物燃料電池用の金属支持体は、固体酸化物燃料電池の分離板に溶接結合され、前記固体酸化物燃料電池の電解質層、前記電解質層の両側面にそれぞれ形成される燃料極及び空気極を含む単電池の一側を支持し、前記金属支持体は、板状で形成されて、周り面が、前記分離板と溶接される溶接部及び前記溶接部の内部に、燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部を含むことを特徴とする。
【0020】
また、前記金属支持体の中空部は、前記分離板の燃料ガスまたは空気が供給される供給流路と連通されるように形成されることを特徴とし、前記中空部は、連続的に形成されることを特徴とする。
【0021】
また、前記金属支持体の前記中空部が複数個形成されることを特徴とし、前記中空部は、円状、または多角状の断面を有するように形成されることを特徴とする。
【0022】
一方、本発明の固体酸化物燃料電池は、電解質層、前記電解質層の両側面にそれぞれ形成される燃料極及び空気極を含む単電池と、前記単電池が、内部に含まれるように互いに結合される一対の分離板と、前記一対の分離板の間に備えられて絶縁性を保持させる絶縁部材と、前記単電池の一側と分離板との間に備えられる集電部材と、前記分離板、に溶接結合されて、前記単電池の他側を支持する金属支持体と、を含み、前記金属支持体は、板状で形成されて、周り面が、前記分離板と溶接される溶接部及び前記溶接部の内部に、燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部を含むことを特徴とする。
【0023】
また、前記分離板には、前記金属支持体が溶接される側に、前記金属支持体が定着されるように内側に陥入される定着部が形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明の金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池は、中空部及び溶接部が形成された板状の金属支持体を用いて固体酸化物燃料電池の機械的強度を高めることで、耐久性及び使用寿命を伸ばすことができ、前記金属支持体が分離板に直接溶接されることで、燃料ガス及び空気が、前記単電池の反応以前に漏出されるか混合されなくてシーリング性を高めることで、安定的でありながらも、高いエネルギー生産効率を有する長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】従来の固体酸化物燃料電池による概略図である。
【図2】本発明による固体酸化物燃料電池の分解斜視図である。
【図3】前記図2に図示した固体酸化物燃料電池の断面図である。
【図4】前記図2に図示した固体酸化物燃料電池の分解断面図である。
【図5】本発明による固体酸化物燃料電池用の金属支持体を示す図面である。
【図6】本発明による固体酸化物燃料電池用の金属支持体を示す他の図面である。
【図7】本発明による固体酸化物燃料電池の他の分解断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、前述したような本発明の金属支持体120及びそれを含む固体酸化物燃料電池100を添付した図面を参照して詳しく説明する。
【0027】
図2は、本発明による固体酸化物燃料電池100の分解斜視図であり、図3及び図4は、前記図2に図示した固体酸化物燃料電池100の断面図及び分解断面図であり、図5は、本発明による固体酸化物燃料電池用の金属支持体120を示す図面であり、図6は、本発明による固体酸化物燃料電池用の金属支持体120を示す他の図面であり、図7は、本発明による固体酸化物燃料電池100の他の分解断面図である。
【0028】
本発明の金属支持体120は、固体酸化物燃料電池100を構成する一つの部品であって、前記図2の金属支持体120を含む固体酸化物燃料電池100の一例を参照して全体構成を先に説明する。
【0029】
本発明の固体酸化物燃料電池100は、単電池110、一対の分離板130a、130b、絶縁部材140、集電部材150、及び金属支持体120を含んで形成され、前記金属支持体120には、板状で前記分離板130a、130bと溶接される溶接部121、及び燃料ガスまたは空気が移動する中空部122が形成される。
【0030】
前記単電池110は、電解質層111、前記電解質層111の両側面にそれぞれ形成される燃料極112及び空気極113を含んで形成され、前記単電池110の一側は集電部材150によって、他側は金属支持体120によって支持される。
【0031】
すなわち、本発明の金属支持体120は、前記一対の分離板130a、130bのうち一側にのみ溶接結合される。なお、本発明で溶接とは、レーザ、アルゴンなどを利用した溶接だけではなく、ブレージングを含むような拡大的に解釈される場合がある。
【0032】
前記図2ないし図4で、前記金属支持体120は、前記単電池110の燃料極112が形成された側に形成され、一対の分離板130a、130bのうち下側分離板130aと接合され、前記集電部材150は、前記単電池110の空気極113が形成された側と前記上側分離板130bとの間に備えられた例を図示した。
【0033】
前記分離板130a、130bは、前記単電池110を最外側で保護するように上・下方向で互いに締結される上側分離板130aと下側分離板130bとで形成され、内部に前記単電池110、絶縁部材140、集電部材150及び金属支持体120を含むように形成される。
【0034】
前記分離板130a、130bは、上側分離板130aと下側分離板130bとが互いに締結されるようにそれぞれ固定部133が形成され、内部に前記燃料極112に燃料ガスを供給するか、前記空気極113に空気を供給する供給通路132a、132bが形成される。
【0035】
前記供給通路132a、132bは、外部から燃料ガスまたは空気を供給する供給ホール、及び前記単電池110の全体領域に案内する流路を含んで形成される。
【0036】
この際、前記供給通路132a、132bは、前記単電池110の燃料極112または空気極113でどちらに隣接するように形成されたかによって燃料ガスまたは空気が流動され、前記燃料ガスまたは空気が、前記単電池110の全体領域に均一に移動するように多様な形態の供給通路132a、132bが形成される。
【0037】
前記図2に図示された形態は、前記分離板130a、130bに連続的な流路を形成するように、前記供給通路132a、132bが内側に陥入された形態を図示し、それ以外にも複数個の突出構造物が形成されるなど前記燃料ガスまたは空気の流れを案内するか、乱流化する多様な形態に形成される。
【0038】
前記絶縁部材140は、前記一対の分離板130a、130bの間に、前記一対の分離板130a、130bが互いに接触される部分に形成されて絶縁性を保持させる部材であって、前記図2で、前記絶縁部材140は、前記分離板130a、130bのサイズと同一な板状で形成されるが、内部に前記単電池110及び集電部材150が備えられるように中空となり、前記単電池110及び集電部材150の形成高さほど同様に形成された例を図示したものであって、前記絶縁部材は、図面に図示した板状の以外にもガラス材質の密封材などが利用されうる。
【0039】
前記板状の絶縁部材140は、前記一対の分離板130a、130bの固定部133の締結時に同時に固定されるように固定部141が形成される。
【0040】
前記図2ないし図4は、前記金属支持体120と溶接される分離板130aに前記金属支持体120が定着されるように内側に陥入される定着部131が形成されて、前記金属支持体120と分離板130aとの溶接時にも、前記金属支持体120による突出領域が存在しないようにした例を図示したものであって、前記定着部131が形成されない場合には、前記絶縁部材140の形態及び高さなどを調節して、前記分離板130a、130bの締結によって内部に備えられる絶縁部材140、単電池110、及び金属支持体120などの構成を互いに密着させることが望ましい。
【0041】
前記集電部材150は、前記単電池110を通じて生成されたエネルギーの集電効率を高める役割を担当するものであって、燃料ガスまたは空気が、前記集電部材150を通過して前記単電池110に円滑に移動するようにメッシュ状の形態などが利用されうる。
【0042】
前記金属支持体120は、前記集電部材150のように集電効率を高める役割を担当するだけではなく、前記単電池110の他側に形成されて、前記単電池110を支持し、前記分離板130a、130bと溶接されることで、燃料ガスまたは空気の漏洩を遮断させる。
【0043】
前記金属支持体120の材料として、前記単電池110を支持し、溶接熱または外部衝撃などによって変形されない程度の機械的強度及び耐熱性を有する伝導性の金属または金属合金などが利用可能である。
【0044】
前記金属支持体120は、その形態が板状で形成されて、前記単電池110を十分に支持できるように形成され、前記分離板130a、130bと溶接される溶接部121、及び前記溶接部121の内部に燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部122が形成される。
【0045】
この際、前記金属支持体120の中空部122は、前記分離板130a、130bの供給通路132a、132bと連通されるように形成されて、前記分離板130a、130bの供給通路132a、132bを通じて供給される燃料ガスまたは空気を前記単電池110に円滑に移動させる。
【0046】
前記図5及び図6は、多様な金属支持体120の形態を図示したものであって、前記図5に図示した形態は、円状、または多角状の断面を有する中空部122が一定距離離隔して複数個形成された例を図示したもので、さらに詳細に、前記図5(a)は、前記中空部122が円状の断面状に、前記図5(b)は、前記中空部122が正方形の断面状に、前記図5(c)は、横方向に長い長方形の断面状に、前記図5(d)は、金属支持体120に斜線状に形成された例を図示した。
【0047】
前記図6は、前記金属支持体120に連続的な流路を有する中空部122が形成された例を図示したものであって、本発明の固体酸化物燃料電池用の金属支持体120は、前記図5及び図6に図示した形態の以外にも、前記分離板130a、130bから供給される燃料ガスまたは空気を前記単電池110に容易に案内することができれば、多様に形成される。
【0048】
前記金属支持体120の溶接部121は、前記分離板130a、130bとの溶接のための構成であって、前記図2ないし図4に図示したように、前記金属支持体120と溶接される分離板130a、130bに定着部131が形成される場合には、前記金属支持体120の溶接部121の上側と前記分離板130a、130bの定着部131の周りの上側面とが互いに接合される。
【0049】
前記図7は、前記単電池110の空気極113側に前記金属支持体120が形成され、前記燃料極112側に集電部材150が形成された例を図示したものである。
【0050】
本発明は、前記実施形態に限定されず、適用範囲が多様であるということは勿論であり、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を外れていない多様な変形実施が可能であるということはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、金属支持体及びそれを含む固体酸化物燃料電池に関連の分野に適用可能である。
【符号の説明】
【0052】
100 本発明による金属支持体型固体酸化物燃料電池
110 単電池
111 電解質層
112 燃料極
113 空気極
120 金属支持体
121 溶接部
122 中空部
130a、130b 分離板
131 定着部
132a、132b 供給通路
133 固定部
140 絶縁部材
141 固定部





【特許請求の範囲】
【請求項1】
固体酸化物燃料電池の分離板に溶接結合され、前記固体酸化物燃料電池の電解質層、前記電解質層の両側面にそれぞれ形成される燃料極及び空気極を含む単電池の一側を支持する固体酸化物燃料電池用の金属支持体であって、
前記金属支持体は、板状で形成されて、周り面が、前記分離板と溶接される溶接部及び前記溶接部の内部に、燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部を含むことを特徴とする固体酸化物燃料電池用の金属支持体。
【請求項2】
前記金属支持体の中空部は、前記分離板の燃料ガスまたは空気が供給される供給流路と連通されるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物燃料電池用の金属支持体。
【請求項3】
前記中空部は、連続的に形成されることを特徴とする請求項2に記載の固体酸化物燃料電池用の金属支持体。
【請求項4】
前記金属支持体の前記中空部が複数個形成されていることを特徴とする請求項2に記載の固体酸化物燃料電池用の金属支持体。
【請求項5】
前記中空部は、円状、または多角状の断面を有するように形成されることを特徴とする請求項4に記載の固体酸化物燃料電池用の金属支持体。
【請求項6】
電解質層、前記電解質層の両側面にそれぞれ形成される燃料極及び空気極を含む単電池と、
前記単電池が、内部に含まれるように互いに結合される一対の分離板と、
前記一対の分離板の間に備えられて絶縁性を保持させる絶縁部材と、
前記単電池の一側と分離板との間に備えられる集電部材と、
前記分離板に溶接結合されて、前記単電池の他側を支持する金属支持体と、を含み、
前記金属支持体は、板状で形成されて、周り面が、前記分離板と溶接される溶接部及び前記溶接部の内部に、燃料ガスまたは空気が移動するように中空となる中空部を含むことを特徴とする固体酸化物燃料電池。
【請求項7】
前記分離板には、前記金属支持体が溶接される側に、前記金属支持体が定着されるように内側に陥入される定着部が形成されることを特徴とする請求項6に記載の固体酸化物燃料電池。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−67592(P2010−67592A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−82184(P2009−82184)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【出願人】(592127149)韓国科学技術院 (129)
【氏名又は名称原語表記】KOREA ADVANCED INSTITUTE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY
【住所又は居所原語表記】373−1,Gusung−dong,Yuseong−ku,Daejeon 305−701 KR
【Fターム(参考)】