釣り用靴
【課題】 靴本体側の底部にフエルト底を接着剤で接着した釣り用靴はフエルト底の柔軟性が損なわれ、地面に合わせて歪みにくくなり、地面の状態を感知することが難しいこと。
【解決手段】 釣り用靴１は、足を差し込むための内部空間Ｋを有する靴本体２に下面が接地面となるフエルト底３ａを有する靴底３が取り付けられて形成されている。
靴本体２は合成樹脂、ゴム等のシートや布、皮革等で形成され、履き口Ｈと内部空間Ｋを有し足を覆う甲部２ａとこの甲部２ａの甲部底２ｄの下面にゴムや合成樹脂で形成された板状の中底２ｂが接着や溶着等で取り付けられて形成されている。
靴底３は、フエルト底３ａとこの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂが溶着されて形成されている。
【解決手段】 釣り用靴１は、足を差し込むための内部空間Ｋを有する靴本体２に下面が接地面となるフエルト底３ａを有する靴底３が取り付けられて形成されている。
靴本体２は合成樹脂、ゴム等のシートや布、皮革等で形成され、履き口Ｈと内部空間Ｋを有し足を覆う甲部２ａとこの甲部２ａの甲部底２ｄの下面にゴムや合成樹脂で形成された板状の中底２ｂが接着や溶着等で取り付けられて形成されている。
靴底３は、フエルト底３ａとこの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂが溶着されて形成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、フエルト底を有する釣り用靴に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来から釣りを行う時には、たび、シューズ、長靴、胴長靴などの釣り用靴が用いられている。
釣り用靴は、河原や磯場を歩いたり水の中に立ち込んで水底を歩行することがあり足下が滑りやすいためフエルト底などの滑り止めを有する釣り用靴が使用されている。
【０００３】
釣り用靴の多くに取り付けられたフエルト底は、フエルト底を形成する繊維が直接地面に接触し、また、ゴム底に比べ柔軟性を有しているため歪んで地面の形状に合わせて接地し、水中の石の上やコケや海苔の生えた石の上でも滑りが防止されるようになっている。
【０００４】
しかし、このような釣り用靴のフエルト底は、靴本体側の底部に接着剤で接着されているため接着剤が硬化して接着層が形成されるとフエルト底の柔軟性が損なわれ、地面に合わせて歪んで接地し滑りを防止したり、水底など地面の状態をフエルト底を通して感知することが難しくなっていた。
【特許文献１】特開２００２−１７７００３
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする課題は、靴本体側の底部にフエルト底を接着剤で接着した釣り用靴はフエルト底の柔軟性が損なわれ、地面に合わせて歪みにくくなり、地面の状態を感知することが難しいことである。
【０００６】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、フエルト底が接地した地面に合わせて歪んで滑りを防止し、地面の状態をフエルト底を通して容易に感知できる釣り用靴を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、
請求項１に係わる本発明は、フエルト底を該フエルト底の上面に溶着したゴム弾性を有するシート材を介して靴本体側の底部に取り付けたことを要旨とするものである。
請求項２に係わる本発明は、シート材は、フエルト底より伸縮性が大きいことを要旨とするものである。
請求項３に係わる本発明は、シート材は、その下面にフエルト底の上面の繊維の間に入り込む凹凸を有し、該凹凸が前記フエルト底の上面の繊維を内蔵して保持することでフエルト底と接合していることを要旨とするものである。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によると、フエルト底が接地した地面に合わせて歪み、広く地面と接することができ、地面の状態を容易に感知できるため滑りを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明すると、図１および図２は本発明の実施例で、図１は釣り用靴の断面図、図２は釣り用靴の部分拡大断面図である。
【００１０】
図１および図２によると、釣り用靴１は、足を差し込むための内部空間Ｋを有する靴本体２に下面が接地面となるフエルト底３ａを有する靴底３が取り付けられて形成されている。
【００１１】
靴本体２は合成樹脂、ゴム等のシートや布、皮革等で形成され、履き口Ｈと内部空間Ｋを有し足を覆う甲部２ａとこの甲部２ａの甲部底２ｄの下面にゴムや合成樹脂で形成された板状の中底２ｂが取り付け部Ｔ１にて接着や溶着等で取り付けられて形成されている。
なお、中底２ｂは、甲部２ａと一体に形成することもできる。
【００１２】
靴底３は、フエルト底３ａとこの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂが溶着されて形成されている。
フエルト底３ａは、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂繊維の集合体にニードルパンチを施し、更に加圧して上記繊維がランダムに絡み合って形成された板状のフエルト材を形成し、これを靴底形状に合わせて切断することで形成される。
【００１３】
フエルト底３ａとなるフエルト材の繊維は、繊度が２〜４０デニールで、繊維長は、１０〜１００ｍｍのものを用いる。
そして、圧力２００〜１０００Ｎ／ｍ２で３〜１０分押圧し、密度０．１〜０．３ｇ／ｃｍ３とし厚さ５〜３０ｍｍとしたフエルト材を用いている。
【００１４】
シート材３ｂはゴム等で形成され、０．３ｍｍ〜５．０ｍｍの厚さを有している。
シート材３ｂはゴム弾性を有し、室温（１８℃〜２９℃）にてその長さを２倍に伸ばし、かつ緩める前に１分間保持しても１分以内にもとの長さの１、５倍以下に収縮する。
なお、シート材３ｂは、ゴム弾性を有していれば合成樹脂で形成してもよい。
【００１５】
靴底３を形成する時は、フエルト底３ａの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂを添付した状態で加熱してシート材３ｂを溶融させ、フエルト底３ａの上面側に含浸させる、この状態で冷却又は常温で放置し溶融させたシート材３ｂを硬化させることでシート材３ｂの下面側にフエルト底３ａの上面側の繊維の間に入り込む凹凸状の溶着部３ｃを形成し、この溶着部３ｃがフエルト底３ａの上面側の繊維を内蔵して保持することでシート材３ｂがフエルト底３ａの上面側に溶着される。
【００１６】
シート材３ｂは、靴本体２の甲部底２ｄより厚味が小さく、多孔質材で形成されているため上記のように加熱した時に、溶融しやすく、フエルト底３ａの繊維の間に容易に入り込んで繊維を保持する。
シート材３ｂは、溶融して硬化した後はシート材３ｂがフエルト底３ａの繊維の間に入り込むため溶融前よりも気孔が増加する。
また、シート材３ｂは、フエルト底３ａよりも柔軟性と伸縮性が大きいため、フエルト底３ａに負荷が掛かった場合の歪みをあまり規制せず、フエルト底３ａの歪みにともなう破損も防止される。
【００１７】
このようにして形成された靴底３は、フエルト底３ａを下側（接地面側）にしてシート材３ｂの上面側が靴本体２の甲部底２ｄの底部２ｃに取り付け部Ｔ２にて接着剤を用いて取り付けられる。
シート材３ｂは、多孔質材で形成されているためその上面に復数の孔が形成されているため、この孔で接着剤を含有しながら接着できるため靴本体２の底部２ｃへの接着、溶着等の取り付けが良好になる。
シート材３ｂは、その上面にフエルト底３ａの繊維が突出しないようにフエルト底３ａに溶着しているため、靴本体２の中底２ｂの底部２ｃへの接着、溶着等の取り付けが強固になる。
なお、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃを形成する材料は同系のゴム、合成樹脂材料で形成して強固に接合できるようにしている。
また、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃの接着は、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃを形成する材料と同系の材料の接着剤を用いる。
【００１８】
このように形成した釣り用靴１は、釣り場において靴底３に荷重が掛かったときに地面の状態に応じて靴底３が歪むため、フエルト底３ａが地面の形状に合致して歪み地面に広く接地し確実に滑りが防止される。
【００１９】
また、靴底３のシート材３ｂは、フエルト底３ａにシート材３ｂに溶着されて、シート材３ｂ自体がフエルト底３ａの上面側の繊維の間に入り込んで硬化し凹凸状の溶着部３ｃを形成し、溶着部３ｃがフエルト底３ａの繊維を内蔵して保持しているため、シート材がフエルト底に接着剤で取り付けられた場合のように接着剤による界面が形成されないため、強固に接合でき、ゴム弾性を有しているため、フエルト底３ａが歪んでも溶着部３ｃがその歪みに応じて伸縮して歪み、また溶着部３ｃが破損しにくく、シート材３ｂの剥離が防止され、したがって、靴底３の靴本体２からの剥離が防止される。
【００２０】
しかも、靴底３のシート材３ｂは、フエルト底３ａより伸縮性が大きいため、フエルト底３ａの接地面に応じた歪みを規制することが防止されているため、フエルト底３ａの歪みが靴本体２に伝達され、内部空間Ｋに差し込んだ足で甲部底２ｄを介してフエルト底３ａの歪みを感じ取ることで地面の状態を知ることが可能となり、つまり、フエルト底３ａを介していても容易に地面の状態を感知できるため滑りを防止できることとなる。
【００２１】
なお、実施例では、釣り用の短靴で説明したが、釣り用の深靴、釣り用足袋、長靴、胴長靴などのウエーダーに採用することもできる。
また、靴底３は、靴本体２の底部２ｃに接着または溶着して固定したが、面ファスナ等を用いて着脱可能に取り付けても良い。
【００２２】
なお、実施例では、靴本体２を甲部２ａの甲部底２ｄにゴムや合成樹脂で形成された別体の中底２ｂが接着や溶着等で取り付けられているが、縫着してもよく、さらに、中底２ｂは、甲部２ａと一体に形成することもでき、また、中底２ｂを設けずに甲部２ａの甲部底２ｄに靴底３を取り付けることもできる。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明は、釣り用靴全般に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】図１は、釣り用靴の断面図である。
【図２】図２は、釣り用靴の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
【００２５】
１ 釣り用靴
２ 靴本体
２ｃ 底部
３ 靴底
３ａ フエルト底
３ｂ シート材
【技術分野】
【０００１】
本発明は、フエルト底を有する釣り用靴に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来から釣りを行う時には、たび、シューズ、長靴、胴長靴などの釣り用靴が用いられている。
釣り用靴は、河原や磯場を歩いたり水の中に立ち込んで水底を歩行することがあり足下が滑りやすいためフエルト底などの滑り止めを有する釣り用靴が使用されている。
【０００３】
釣り用靴の多くに取り付けられたフエルト底は、フエルト底を形成する繊維が直接地面に接触し、また、ゴム底に比べ柔軟性を有しているため歪んで地面の形状に合わせて接地し、水中の石の上やコケや海苔の生えた石の上でも滑りが防止されるようになっている。
【０００４】
しかし、このような釣り用靴のフエルト底は、靴本体側の底部に接着剤で接着されているため接着剤が硬化して接着層が形成されるとフエルト底の柔軟性が損なわれ、地面に合わせて歪んで接地し滑りを防止したり、水底など地面の状態をフエルト底を通して感知することが難しくなっていた。
【特許文献１】特開２００２−１７７００３
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする課題は、靴本体側の底部にフエルト底を接着剤で接着した釣り用靴はフエルト底の柔軟性が損なわれ、地面に合わせて歪みにくくなり、地面の状態を感知することが難しいことである。
【０００６】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、フエルト底が接地した地面に合わせて歪んで滑りを防止し、地面の状態をフエルト底を通して容易に感知できる釣り用靴を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、
請求項１に係わる本発明は、フエルト底を該フエルト底の上面に溶着したゴム弾性を有するシート材を介して靴本体側の底部に取り付けたことを要旨とするものである。
請求項２に係わる本発明は、シート材は、フエルト底より伸縮性が大きいことを要旨とするものである。
請求項３に係わる本発明は、シート材は、その下面にフエルト底の上面の繊維の間に入り込む凹凸を有し、該凹凸が前記フエルト底の上面の繊維を内蔵して保持することでフエルト底と接合していることを要旨とするものである。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によると、フエルト底が接地した地面に合わせて歪み、広く地面と接することができ、地面の状態を容易に感知できるため滑りを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明すると、図１および図２は本発明の実施例で、図１は釣り用靴の断面図、図２は釣り用靴の部分拡大断面図である。
【００１０】
図１および図２によると、釣り用靴１は、足を差し込むための内部空間Ｋを有する靴本体２に下面が接地面となるフエルト底３ａを有する靴底３が取り付けられて形成されている。
【００１１】
靴本体２は合成樹脂、ゴム等のシートや布、皮革等で形成され、履き口Ｈと内部空間Ｋを有し足を覆う甲部２ａとこの甲部２ａの甲部底２ｄの下面にゴムや合成樹脂で形成された板状の中底２ｂが取り付け部Ｔ１にて接着や溶着等で取り付けられて形成されている。
なお、中底２ｂは、甲部２ａと一体に形成することもできる。
【００１２】
靴底３は、フエルト底３ａとこの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂが溶着されて形成されている。
フエルト底３ａは、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂繊維の集合体にニードルパンチを施し、更に加圧して上記繊維がランダムに絡み合って形成された板状のフエルト材を形成し、これを靴底形状に合わせて切断することで形成される。
【００１３】
フエルト底３ａとなるフエルト材の繊維は、繊度が２〜４０デニールで、繊維長は、１０〜１００ｍｍのものを用いる。
そして、圧力２００〜１０００Ｎ／ｍ２で３〜１０分押圧し、密度０．１〜０．３ｇ／ｃｍ３とし厚さ５〜３０ｍｍとしたフエルト材を用いている。
【００１４】
シート材３ｂはゴム等で形成され、０．３ｍｍ〜５．０ｍｍの厚さを有している。
シート材３ｂはゴム弾性を有し、室温（１８℃〜２９℃）にてその長さを２倍に伸ばし、かつ緩める前に１分間保持しても１分以内にもとの長さの１、５倍以下に収縮する。
なお、シート材３ｂは、ゴム弾性を有していれば合成樹脂で形成してもよい。
【００１５】
靴底３を形成する時は、フエルト底３ａの上面にゴム弾性を有するシート材３ｂを添付した状態で加熱してシート材３ｂを溶融させ、フエルト底３ａの上面側に含浸させる、この状態で冷却又は常温で放置し溶融させたシート材３ｂを硬化させることでシート材３ｂの下面側にフエルト底３ａの上面側の繊維の間に入り込む凹凸状の溶着部３ｃを形成し、この溶着部３ｃがフエルト底３ａの上面側の繊維を内蔵して保持することでシート材３ｂがフエルト底３ａの上面側に溶着される。
【００１６】
シート材３ｂは、靴本体２の甲部底２ｄより厚味が小さく、多孔質材で形成されているため上記のように加熱した時に、溶融しやすく、フエルト底３ａの繊維の間に容易に入り込んで繊維を保持する。
シート材３ｂは、溶融して硬化した後はシート材３ｂがフエルト底３ａの繊維の間に入り込むため溶融前よりも気孔が増加する。
また、シート材３ｂは、フエルト底３ａよりも柔軟性と伸縮性が大きいため、フエルト底３ａに負荷が掛かった場合の歪みをあまり規制せず、フエルト底３ａの歪みにともなう破損も防止される。
【００１７】
このようにして形成された靴底３は、フエルト底３ａを下側（接地面側）にしてシート材３ｂの上面側が靴本体２の甲部底２ｄの底部２ｃに取り付け部Ｔ２にて接着剤を用いて取り付けられる。
シート材３ｂは、多孔質材で形成されているためその上面に復数の孔が形成されているため、この孔で接着剤を含有しながら接着できるため靴本体２の底部２ｃへの接着、溶着等の取り付けが良好になる。
シート材３ｂは、その上面にフエルト底３ａの繊維が突出しないようにフエルト底３ａに溶着しているため、靴本体２の中底２ｂの底部２ｃへの接着、溶着等の取り付けが強固になる。
なお、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃを形成する材料は同系のゴム、合成樹脂材料で形成して強固に接合できるようにしている。
また、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃの接着は、シート材３ｂと靴底３の底部２ｃを形成する材料と同系の材料の接着剤を用いる。
【００１８】
このように形成した釣り用靴１は、釣り場において靴底３に荷重が掛かったときに地面の状態に応じて靴底３が歪むため、フエルト底３ａが地面の形状に合致して歪み地面に広く接地し確実に滑りが防止される。
【００１９】
また、靴底３のシート材３ｂは、フエルト底３ａにシート材３ｂに溶着されて、シート材３ｂ自体がフエルト底３ａの上面側の繊維の間に入り込んで硬化し凹凸状の溶着部３ｃを形成し、溶着部３ｃがフエルト底３ａの繊維を内蔵して保持しているため、シート材がフエルト底に接着剤で取り付けられた場合のように接着剤による界面が形成されないため、強固に接合でき、ゴム弾性を有しているため、フエルト底３ａが歪んでも溶着部３ｃがその歪みに応じて伸縮して歪み、また溶着部３ｃが破損しにくく、シート材３ｂの剥離が防止され、したがって、靴底３の靴本体２からの剥離が防止される。
【００２０】
しかも、靴底３のシート材３ｂは、フエルト底３ａより伸縮性が大きいため、フエルト底３ａの接地面に応じた歪みを規制することが防止されているため、フエルト底３ａの歪みが靴本体２に伝達され、内部空間Ｋに差し込んだ足で甲部底２ｄを介してフエルト底３ａの歪みを感じ取ることで地面の状態を知ることが可能となり、つまり、フエルト底３ａを介していても容易に地面の状態を感知できるため滑りを防止できることとなる。
【００２１】
なお、実施例では、釣り用の短靴で説明したが、釣り用の深靴、釣り用足袋、長靴、胴長靴などのウエーダーに採用することもできる。
また、靴底３は、靴本体２の底部２ｃに接着または溶着して固定したが、面ファスナ等を用いて着脱可能に取り付けても良い。
【００２２】
なお、実施例では、靴本体２を甲部２ａの甲部底２ｄにゴムや合成樹脂で形成された別体の中底２ｂが接着や溶着等で取り付けられているが、縫着してもよく、さらに、中底２ｂは、甲部２ａと一体に形成することもでき、また、中底２ｂを設けずに甲部２ａの甲部底２ｄに靴底３を取り付けることもできる。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明は、釣り用靴全般に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】図１は、釣り用靴の断面図である。
【図２】図２は、釣り用靴の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
【００２５】
１ 釣り用靴
２ 靴本体
２ｃ 底部
３ 靴底
３ａ フエルト底
３ｂ シート材
【特許請求の範囲】
【請求項１】
フエルト底を該フエルト底の上面に溶着したゴム弾性を有するシート材を介して靴本体側の底部に取り付けたことを特徴とする釣り用靴。
【請求項２】
シート材は、フエルト底より伸縮性が大きいことを特徴とする請求項１記載の釣り用靴。
【請求項３】
シート材は、その下面にフエルト底の上面の繊維の間に入り込む凹凸を有し、該凹凸が前記フエルト底の上面の繊維を内蔵して保持することでフエルト底と接合していることを特徴とする請求項１または２記載の釣り用靴。
【請求項１】
フエルト底を該フエルト底の上面に溶着したゴム弾性を有するシート材を介して靴本体側の底部に取り付けたことを特徴とする釣り用靴。
【請求項２】
シート材は、フエルト底より伸縮性が大きいことを特徴とする請求項１記載の釣り用靴。
【請求項３】
シート材は、その下面にフエルト底の上面の繊維の間に入り込む凹凸を有し、該凹凸が前記フエルト底の上面の繊維を内蔵して保持することでフエルト底と接合していることを特徴とする請求項１または２記載の釣り用靴。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００８−１８８０６６（Ｐ２００８−１８８０６６Ａ）
【公開日】平成２０年８月２１日（２００８．８．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−２２４５８（Ｐ２００７−２２４５８）
【出願日】平成１９年１月３１日（２００７．１．３１）
【出願人】（０００００２４９５）ダイワ精工株式会社 (1,394)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年８月２１日（２００８．８．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１月３１日（２００７．１．３１）
【出願人】（０００００２４９５）ダイワ精工株式会社 (1,394)
【Ｆターム（参考）】
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