説明

録画装置

【課題】録画装置において、ユーザによる予約録画の設定操作の手間を軽減させる。
【解決手段】ハードディスクレコーダ(録画装置)は、メモリと、HDDと、制御用マイコンとを備える。メモリには、週間録画モードのオン/オフ設定、放送局、及び指定期間を含む週間録画設定情報と、放送時間帯に対する評価情報を含む放送時間帯評価情報とが記憶されている。制御用マイコンは週間録画モードがオンに設定されているか判断し(S2)、オンに設定されてる場合(S3でYES)、予約録画番組情報を読み出す(S4)。そして、予約録画するTV番組があるか判断し(S5)、無い場合(S6でYES)、制御用マイコン17は、指定された期間内に設定された放送局から放送されるTV番組を録画する週間録画処理(S7)を行う。一方、予約録画の指定がされたTV番組がある場合(S6でNO)、制御用マイコン17は、切替録画処理を行う(S9)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、録画装置に関し、特にテレビジョン番組を予約録画可能な録画装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザが所望するテレビジョン番組(以下、TV番組という)を予約録画可能な録画装置が知られている。この種の録画装置は、ユーザが予約録画を行うTV番組を予め設定しておく必要があるため、ユーザにとって設定操作の手間が掛かるという問題がある。
【0003】
これに対して、特許文献1には、各放送局から放送されるTV番組が予め書き込まれたメモリから、放送されるTV番組の情報を取り出し、週単位の番組一覧表を作成してテレビ画面に表示し、ユーザがこの一覧表の中から録画を行うTV番組を指定することにより自動的に予約録画が行われる録画装置が開示されている。しかしながら、この録画装置では、予約録画したいTV番組をユーザが設定する必要があるので上記問題を解決できない。
【0004】
また、特許文献2には、ジャンル、チャンネル、放送日、時間、及び出演者等のEPG情報の各属性について嗜好度に重みが付けられ、嗜好度の高いTV番組を自動的に予約録画可能な録画装置が開示されている。しかしながら、この種の録画装置では、嗜好度の低いTV番組が自動的に予約録画されないので、ユーザは、嗜好度の低いTV番組を予約録画したい場合に予約録画したいTV番組を設定する必要があるので上記問題を解決できない。
【0005】
ところで、特許文献3には、TV番組の録画を行うハードディスクの残容量に応じて最適な録画画質を自動的に設定し、設定された録画画質でTV番組の予約録画を行うことができる録画装置が開示されている。しかしながら、この種の録画装置では上記問題点を解決できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平6−46345号公報
【特許文献2】特開2006−80974号公報
【特許文献3】特開2008−98962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザによる予約録画の設定操作の手間を軽減させる録画装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、放送局から放送されるテレビジョン番組(以下、TV番組という)を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたTV番組を録画可能な録画媒体と、予約録画を行うTV番組の予約録画時間帯を含む情報(以下、予約録画番組情報という)を記憶するための記憶手段と、装置各部を制御する制御手段とを備えた録画装置において、前記記憶手段には、1週間単位で録画を行う週間録画モードに設定されているか否かの情報と、この週間録画モード時に録画を行う放送局とを含む週間録画設定情報と、放送時間帯に対する評価情報が格納された放送時間帯評価情報とがさらに記憶され、前記制御手段は、前記週間録画モードに設定されているときに、少なくとも平日における深夜以外の時間帯には、前記週間録画設定情報に含まれる放送局が放送するTV番組のすべてを前記録画媒体への録画対象とし、前記放送時間帯評価情報において一定基準以上の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を高画質で前記録画媒体に録画し、前記放送時間帯評価情報において一定基準未満の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を低画質で前記録画媒体に録画するものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の録画装置において、前記放送時間帯評価情報に格納された評価情報は、ユーザによって視聴される回数が多い放送時間帯の評価が高く設定されているものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の録画装置において、前記制御手段は、前記予約録画番組情報に含まれるTV番組の予約録画時間帯が、前記週間録画モードで録画を行う時間帯と重なるとき、予約録画を行うTV番組の放送中には、このTV番組を前記録画媒体に録画し、前記予約録画を行うTV番組が放映されていないときには、前記週間録画設定情報に含まれる放送局のTV番組を前記録画媒体に録画するものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、週間録画モードに設定されているときに、少なくとも平日における深夜以外の時間帯には週間録画設定情報に含まれる放送局が放送するTV番組のすべてを録画媒体への録画対象とするので、ユーザによって録画を行うTV番組を設定する操作が不要となり、ユーザによる予約録画の設定操作の手間を軽減させることができる。また、予約録画の設定ミスによってユーザが視聴したいTV番組が予約録画されないということを防ぐことができる。
【0012】
また、放送時間帯評価情報において一定基準以上の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を高画質で録画媒体に録画し、放送時間帯評価情報において一定基準未満の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を低画質で録画媒体に録画するようにした。これにより、ユーザが予約録画するTV番組の録画画質を設定することなしに、自動的に録画画質を変化させることができるので、ユーザによる録画画質の設定操作の手間を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態に係るハードディスクレコーダの構成を示すブロック図。
【図2】上記ハードディスクレコーダの週間録画設定情報の一例を示す図。
【図3】上記ハードディスクレコーダの放送時間帯評価情報の一例を示す図。
【図4】上記ハードディスクレコーダにおけるTV番組の録画処理の手順を示すフローチャート。
【図5】上記録画処理における週間録画処理の手順を示すフローチャート。
【図6】上記録画処理における予約録画処理の手順を示すフローチャート。
【図7】上記録画処理における切替録画処理の手順を示すフローチャート。
【図8】上記切替録画処理におけるTV番組の録画切替えを説明する図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の一実施形態に係るハードディスクレコーダ(録画装置)について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、リモコン装置2により操作されるハードディスクレコーダ1の内部構成を示すブロック図である。図2は、週間録画設定情報14cに記憶される設定情報を示し、図3は、放送時間帯評価情報14dに記憶される評価情報を示す。ハードディスクレコーダ1は、放送局から放送されるテレビジョン番組(以下、TV番組という)を録画再生することができ、再生されたTV番組の映像信号及び音声信号は、伝送ケーブル3を介してハードディスクレコーダ1と接続されたモニタ装置4に出力される。モニタ装置4は、例えば液晶テレビやプラズマテレビなどのディスプレイやスピーカを有する表示装置である。
【0015】
ハードディスクレコーダ1は、放送局から放送されるデジタルTV放送信号に基づくTV番組を受信するデジタルチューナ(受信手段)11と、リモコン装置2から送信されたリモコン信号を受信するリモコン信号受信部12と、筐体外部に露出するように設けられたHDMI端子等から構成される端子部13とを備える。また、ハードディスクレコーダ1は、各種情報が記憶されるメモリ(記憶手段)14と、TV番組を録画するハードディスク(請求項における録画媒体;以下、HDDという)15と、HDD15に対してTV番組の読み出しや書き込みを行うアクセス部16と、装置各部の制御を行う制御用マイコン(制御手段)17とをさらに備える。
【0016】
メモリ14には、制御用マイコン17を動作させるためのプログラム14aと、予約録画番組情報14bと、週間録画設定情報14cと、放送時間帯評価情報14d等が記憶されている。予約録画番組情報14bには、予約録画を行うTV番組の放送時間帯や、放送局や、録画画質等の情報が記憶されている。これらの情報は、ユーザが予めリモコン装置2を操作することにより入力する。
【0017】
週間録画設定情報14cには、図2に示すように、後述する週間録画モードのオン/オフ設定31と、録画を行う放送局32と、録画を行う指定期間33と、その他の情報34とが記憶されている。ここでは、週間録画モードのオン/オフ設定31がオン設定され、放送局32にはA放送局が設定され、指定期間33には、月曜日から金曜日までの平日が設定されている。指定期間33は、月曜日から金曜日までの平日に限られず、例えば、任意の期間であってもよい。なお、指定期間33のデフォルト設定は、月曜日から金曜日までの平日になっており、特にユーザが設定しない場合は、平日に放送されるTV番組が週間録画モード時の録画対象となる。
【0018】
放送時間帯評価情報14dには、図3に示すように、ユーザによって視聴されたTV番組の放送時間帯に応じた評価情報41が記憶されている。ここでは、評価情報41は、1〜10段階の数値であり、数字が大きいほど高評価であるものとする。ユーザによって視聴される回数が多い時間帯の評価が高く設定されるため、評価情報41を参照することによりユーザの視聴頻度が高い放送時間帯を求めることができる。
【0019】
制御用マイコン17は、再生処理部21と、録画処理部22とを備える。再生処理部21は、時間帯評価部21aを有し、デジタルチューナ11によって受信されたTV番組や、アクセス部16を介してHDD15から読み出したTV番組の再生を行う。時間帯評価部21aは、TV番組の再生時に、当該TV番組の放送時間帯についての評価情報を更新して放送時間帯評価情報14dに書込む。
【0020】
録画処理部22は、録画画質設定部22aを有し、予約録画番組情報14bや週間録画設定情報14cの内容に基づいて、デジタルチューナ11から受信したTV番組の録画を行う。具体的には、予約録画番組情報14bの内容に基づいて、録画処理部22はTV番組をHDD15に録画する処理(以下、予約録画処理という)を行う。また、録画処理部22は、週間録画モード時には、週間録画設定情報14cの内容に基づいて、少なくとも平日における深夜以外の時間帯には、指定された放送局のTV番組をすべて録画する処理(以下、週間録画処理という)を行う。
【0021】
録画画質設定部22aは、HDD15にTV番組を録画する際の録画画質を設定する。録画画質には、例えば、高画質と低画質の2種類があり、高画質の方が録画に必要な記憶容量を多く必要とする。
【0022】
次に、TV番組の録画処理の手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、制御用マイコン17は、メモリ14から週間録画設定情報14cを読み出し(S1)、週間録画モードがオンに設定されているか否かを判断する(S2)。
【0023】
この判断の結果、週間録画モードのオン/オフ設定31がオンされていた場合(S3でYES)、制御用マイコン17は、メモリ14から予約録画番組情報14bをさらに読み出し(S4)、予約録画の指定がされているTV番組があるか否かを判断する(S5)。一方、上記S2の判断の結果、週間録画モードのオン/オフ設定31がオフである場合(S3でNO)、後述する予約録画処理(S8)を行う。
【0024】
そして、上記S5の判断の結果、予約録画の設定がされたTV番組が無い場合(S6でYES)、制御用マイコン17は、録画処理部22を用いて、後述する週間録画処理(S7)を行う。一方、予約録画の指定がされたTV番組がある場合(S6でNO)、制御用マイコン17は、録画処理部22を用いて、後述する切替録画処理を行う(S9)。
【0025】
次に、上記週間録画処理(週間録画モード時の処理)の詳細について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、週間録画設定情報14cとして、上記図2に示した内容の情報が設定されているものとする。まず、制御用マイコン17は、現在の曜日を判断し(S11)、週間録画設定情報14cに設定されている曜日である場合、つまり、平日(月曜〜金曜)である場合(S12でYES)、放送時間帯評価情報14dに基づいて、現在の時間が評価の高い時間であるか否かを判断する(S13)。評価の高低の判断は、一定基準以上の評価がなされている放送時間帯を高く判断し、一定基準未満の評価がなされている放送時間帯を低く判断する。具体的には、例えば、上記図3に示した評価情報が7以上の放送時間帯を評価が高いものと判断し、7未満の放送時間帯を評価が低いものと判断する。
【0026】
上記S13の判断の結果、評価の高い時間帯である場合(S14でYES)、制御用マイコン17は、録画画質設定部22aを用いて録画する画質を高画質に設定した後(S15)、録画処理部22を用いて、週間録画設定情報14cに設定された放送局(ここではA放送局)のTV番組を録画する(S16)。
【0027】
一方、評価の高い時間帯ではない場合(S14でNO)、放送時間帯が深夜ではないとき(S17でYES)、制御用マイコン17は、録画画質設定部22aを用いて、録画画質を低画質に設定(S18)した後、TV番組を録画する(S16)。一方、放送時間帯が深夜の時間帯であるとき(S17でNO)、TV番組の録画を行わない。ここで深夜とは、0:00〜5:00の時間帯を示すものとする。なお、放送時間が深夜の時間であっても、TV番組を録画対象とするものであってもよい。また、放送時間帯評価情報14dにおいて、評価情報が最低(ここでは「1」)である放送時間帯に放送されるTV番組を録画しないものであってもよい。また、デジタルチューナ11を用いてEPG(Electric Program Guide)情報を受信し、EPG情報に基づいて放送局からTV番組の放送がない時間帯には録画をしないようにしてもよい。
【0028】
次に、上記図4中の予約録画処理の詳細について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。まず、制御用マイコン17が、予約録画番組情報14bの内容に基づいて、現在、予約録画の設定がされているTV番組の放送時間帯であるか否かを判断する(S21)。この結果、放送時間帯である場合(S22でYES)、予約録画番組情報14bの内容に基づいて、予約設定がされたTV番組を録画する(S23)。一方、上記S21の判断の結果、放送時間でない場合(S22でNO)、再度上記S21以降の処理を繰り返す。
【0029】
次に、上記図4中の切替録画処理の詳細について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、制御用マイコン17が、予約録画番組情報14bの内容に基づいて、現在、予約録画の設定がされているTV番組の放送時間帯であるか否かを判断する(S31)。この結果、放送時間帯である場合(S32でYES)、予約録画番組情報14bの内容に基づいて、予約設定がされたTV番組を録画する(S33)。一方、上記S31の判断の結果、予約設定がされたTV番組の放送時間帯でない場合(S32でNO)、上記図5に示した週間録画処理を行う(S35)。そして、週間録画処理が終了した場合(S34でYES)、切替録画処理を終了する。一方、週間録画処理が終了していない場合(S34でNO)、上記S31以降の処理を繰り返す。
【0030】
次に、上記切替録画処理において、予約録画番組情報14bに含まれるTV番組の予約録画時間帯が、週間録画設定情報14cに含まれる指定期間と重なった場合の録画処理の例について、図8を参照して説明する。図8は、A放送局において各放送時間帯に放送されるTV番組(番組A1〜番組A4)と、B放送局において各時間帯に放送されるTV番組(番組B1〜番組B3)とを示す。ここでは、週間録画設定情報14cに上記図2で示した内容が設定され、予約録画番組情報14bには番組B1を予約録画するように設定されているものとする。また、番組A1〜A4のすべては評価が一定以上であるため録画対象であるものとする。
【0031】
制御用マイコン17は、録画処理部22を用いてA放送局から放送される番組A1を録画した後、番組B1の放送が開始された時に番組A1の録画を中止して番組B1を録画する。そして、番組B1の録画が終了した時に、A放送局から放送されている番組A3の録画を行う。
【0032】
上述したように、本実施形態に係るハードディスクレコーダ1においては、週間録画モードに設定されているときには、週間録画設定情報14cに含まれる指定期間33に、指定された放送局32が放送するTV番組のすべてをHDD15への録画対象とし得るので、ユーザによって録画を行うTV番組を設定する操作が不要となり、ユーザによる予約録画の設定操作の手間を軽減させることができる。また、予約録画の設定ミスによってユーザが視聴したいTV番組が予約録画されないということを防ぐことができる。
【0033】
また、放送時間帯評価情報14dにおいて一定基準以上の評価がなされている放送時間帯に放送されたTV番組を高画質でHDD15に録画し、放送時間帯評価情報14dにおいて一定基準未満の評価がなされている放送時間帯に放送されたTV番組を低画質でHDD15に録画するようにした。これにより、ユーザが予約録画するTV番組の録画画質を設定することなしに、自動的に録画画質を変化させることができるので、ユーザによる録画画質の設定操作の手間を軽減させることができる。
【0034】
また、予約録画番組情報14bに含まれるTV番組の予約録画時間帯が、週間録画設定情報14cに含まれる指定期間と重なった場合であっても、自動的に予約録画番組情報14bに含まれるTV番組を録画した後、週間録画設定情報14cに設定された放送局から放送されるTV番組を録画する。そのため、ユーザが録画対象のTV番組を切替える操作を行う必要ないため、ユーザによる切替操作の手間を軽減させることができる。
【0035】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、録画画質には複数の種類があり、放送時間帯評価情報14dに設定された評価情報の数値に応じて録画画質を多段階に切替えるものであってもよい。
【0036】
また、複数のデジタルチューナを備え、週間録画設定情報に設定された指定期間内に複数の放送局から放送されるTV番組を録画するものであってもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 ハードディスクレコーダ(録画装置)
11 デジタルチューナ11(受信手段)
14 メモリ(記憶手段)
15 HDD(録画媒体)
17 制御用マイコン(制御手段)
14b 予約録画番組情報
14c 週間録画設定情報
14d 放送時間帯評価情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送局から放送されるテレビジョン番組(以下、TV番組という)を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたTV番組を録画可能な録画媒体と、
予約録画を行うTV番組の予約録画時間帯を含む情報(以下、予約録画番組情報という)を記憶するための記憶手段と、
装置各部を制御する制御手段とを備えた録画装置において、
前記記憶手段には、1週間単位で録画を行う週間録画モードに設定されているか否かの情報と、この週間録画モード時に録画を行う放送局とを含む週間録画設定情報と、放送時間帯に対する評価情報が格納された放送時間帯評価情報とがさらに記憶され、
前記制御手段は、
前記週間録画モードに設定されているときに、少なくとも平日における深夜以外の時間帯には、前記週間録画設定情報に含まれる放送局が放送するTV番組のすべてを前記録画媒体への録画対象とし、
前記放送時間帯評価情報において一定基準以上の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を高画質で前記録画媒体に録画し、
前記放送時間帯評価情報において一定基準未満の評価がなされている時間帯に放送されたTV番組を低画質で前記録画媒体に録画することを特徴とする録画装置。
【請求項2】
前記放送時間帯評価情報に格納された評価情報は、ユーザによって視聴される回数が多い放送時間帯の評価が高く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記予約録画番組情報に含まれるTV番組の予約録画時間帯が、前記週間録画モードで録画を行う時間帯と重なるとき、
予約録画を行うTV番組の放送中には、このTV番組を前記録画媒体に録画し、前記予約録画を行うTV番組が放映されていないときには、前記週間録画設定情報に含まれる放送局のTV番組を前記録画媒体に録画することを特徴とする請求項1又は2に記載の録画装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−166362(P2010−166362A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−7459(P2009−7459)
【出願日】平成21年1月16日(2009.1.16)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】