説明

鏡餅セットおよび鏡餅セット用包装箱

【目的】包装箱内において,重い鏡餅形パックを載せた三方(供え台)の傾き(転倒を含む)を防止する。
【構成】前面部31の一側に押え片部51,支え片部52,傾き防止片部53および支え片部54が連続して形成され,これらがそれぞれ垂直に折り曲げられ,傾き防止片部53が,三方20の折敷21の脚22よりも外方に突出している部分の下面に面する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は,鏡餅セットおよび鏡餅セット用包装箱に関する。
【背景技術】
【0002】
鏡餅セットには三方(鏡餅を載せる台。供え台)が不可欠である。すなわち,鏡餅セットは,少なくとも,餅を充填した合成樹脂製鏡餅形パックと,厚紙製の三方と,必要な飾りとを含む。三方は,鏡餅をのせる折敷(四方に折りまわした縁をつけた角盆(供え台盆部))と,この折敷の下面に取付けられこれを支持する脚(または胴もしくは台)(供え台脚部)とから構成される。これらの鏡餅セットは厚紙製包装箱(カートン)(内部が見えるように一部に透明の合成樹脂が使用されている場合もある)内に収納された状態で商品として販売される。
【0003】
三方上に載せられる鏡餅形パックは重いので不安定である。そのために,梱包,輸送,陳列,配送等の過程で包装箱内の三方が傾き(転倒を含む),その上の鏡餅形パックも傾き,包装箱内の中央からずれ落ちそうないかにも見苦しい姿勢となることがある。
【0004】
三方と鏡餅形パックを包装箱内で安定な姿勢に保つために従来は三方の脚と包装箱の内面との間の空間に詰物(たとえば,ダンボール紙を上記空間の形に形成したもの)を入れていた。
【0005】
一方,三方の折敷(盆部)を包装箱の上下方向のほぼ中間の高さ位置で包装箱の内面に当接するようにした構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−278256号公報
【0007】
しかしながらこの構造は包装箱の補強を目的としたものであり,三方と鏡餅形パックの傾きを防止するものではなく,かえって折敷の高さ位置が高いから一層不安定となるという問題がある。
【発明の開示】
【0008】
この発明は,詰物を必要とすることなく,包装箱内の重い鏡餅形パックを載置する供え台の傾き(転倒を含む)を防止する構造を提供することを目的とする。
【0009】
この傾き防止構造は,鏡餅セットまたは鏡餅セット用包装箱として具現化される。
【0010】
この発明による鏡餅セットにおいては,少なくとも,供え台とこの供え台上に載置された鏡餅形パックとが厚紙製の包装箱内に収納される。供え台は鏡餅形パックを載置する盆部とこの盆部を支持し盆部よりも横方向寸法が小さな脚部とを備える。すなわち,供え台は,脚部と,この脚部に支持され,縁部が上記脚部よりも外方に突出している盆部とを備える。包装箱の左右および前後の面部のうちのいずれかが開閉面であり,この開閉面から上記包装箱内に入り,上記供え台の上記脚部よりも外方に突出している上記盆部の部分(縁部)の下面に面する傾き防止片部が,上記包装箱の上記開閉面を閉鎖する面部または上記開閉面に隣接する面部に連続的に形成されている。ここで,上記傾き防止片部が上記供え台の上記脚部よりも外方に突出している部分(縁部)の下面に面するとは,上記下面に接する(当接する)ことのみならず,わずかのすき間をあけて臨む態様も含まれる。必ずしも上記下面に接しなくても傾き防止の作用を達成できるからである。
【0011】
この発明による包装箱は,少なくとも,脚部と,この脚部に支持され,縁部が上記脚部よりも外方に突出していると盆部を備える供え台,およびこの供え台の盆部上に載置される鏡餅形パックを収納するための厚紙製包装箱であり,上記包装箱の左右および前後の面部のうちのいずれかが開閉面であり,この開閉面から上記包装箱内に入り,上記供え台の上記脚部よりも外方に突出している上記盆部の部分(縁部)の下面に面する(「面する」は上記の意味)傾き防止片部が,上記包装箱の上記開閉面を閉鎖する面部または上記開閉面に隣接する面部に連続的に形成されているものである。
【0012】
厚紙とは植物性繊維を材料とするもののみならず,合成繊維を材料の一部または全部とするもの,表面に合成樹脂膜をコーティング等したもの,合成樹脂による厚手のシート等を含むものである。好ましくは,上記包装箱は,一枚の型紙から形成される。
【0013】
一実施態様においては,上記開閉面は側面にあり,上記傾き防止片部が前面部または後面部に連続して形成されている。
【0014】
他の実施態様においては,上記開閉面が側面にあり,上記傾き防止片部が開閉扉となる側面部に形成されている。
【0015】
この発明によると,包装箱に一体に形成された傾き防止片部が供え台の盆部の突出した部分の下面に面するように設けられるので,包装箱が傾いて供え台が鏡餅形パックとともに傾こうとしても,その傾こうとする動きは傾き防止片部に当って止められ,重い鏡餅形パックが載った供え台の傾きが未然に防止される。
【0016】
好ましい実施態様では,上記傾き防止片部からほぼ垂直に折り曲げられて包装箱の底面部に接する支え片部が一体的に形成されている。この支え片部によって傾き防止片部は強固に支えられ,傾き防止が強化される。上記支え片部は上記傾き防止片部の延長上または側方に形成される。
【0017】
さらに好ましい実施態様では,上記支え片部は供え台の脚の側面に沿うように配置される。さらに好ましくは,上記傾き防止片部は,供え台の脚の前後方向または左右方向(傾きを防止する方向)の幅の中間付近または中間以上(半分以上)まで達していることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】包装箱の展開図である。
【図2】包装箱を組立て,一側面を開放した状態を示す斜視図である。
【図3】三方と三方に載せられた鏡餅形パックを示す斜視図である。
【図4】三方と鏡餅形パックを包装箱内に入れた状態を示す斜視図である。
【図5】三方と鏡餅形パックを包装箱内に入れ,傾き防止片部を所定位置に配置した状態を示す斜視図である。
【図6】1枚の長方形の厚紙に2個分の包装箱の型紙を効率よく型取りできることを示す。
【図7】変形例を示す包装箱の展開図である。
【図8】さらに変形例を示す包装箱の展開図である。
【図9】さらに変形例を示す包装箱の展開図である。
【実施例】
【0019】
この実施例による鏡餅セットは,主に,鏡餅形パック,鏡餅形パックを載置する三方(供え台),および鏡餅形パックを三方に載せた状態でこれらを収納する包装箱を備えている。必要に応じて飾り(前紙,四方紅,水引,末広,橙模型など)が鏡餅セットに含まれる。
【0020】
包装箱30(図2等を参照)は1枚の厚紙(型紙)から作られる。包装箱30の展開図が図1に示されている。この図は包装箱の内面を示すものであり,谷折りとなる折り線が破線で示されている。山折りの折り線は一点鎖線で示される(図8,図9参照)。
【0021】
包装箱30を形成するための1枚の厚紙は横一列に底面部34,前面部31,上面部32および後面部33が連続している。底面部34に一方の側面部35(包装箱を前からみたときに右側面部となる)(この側面が開閉面となるので,この側面部は開閉面部,扉部とも呼ばれる)が上記の横一列の方向とは垂直な方向に延びるように連続して形成されている。側面部35の先端には差込部35aが連続している。他方の側面部(包装箱を前からみたときに左側面部となる)を形成する側面片側部36a,側面片上部36b,側面片側部36cおよび側面片下部36dが上記の各面部33,32,31および34からそれぞれ,側面部35とは反対側に延びて連続的に形成されている。これらの部分36a〜36dは包装箱を形成したときにその一部が互いに重なり合う。部分36a,36cには重なり合ったときに噛み合う弧状の辺部37a,37cが形成されている。部分36b,36dはほぼ台形である。
【0022】
前面部31の上記部分36cとは反対側の辺には,押え片部51が連続的に形成され,この押え片部51の側面部35寄りの箇所(包装箱を組立てたときに下部になる箇所)に支え片部52が連続して形成され,さらにこの支え片部52から押え片部51に沿って(包装箱を組立てたときに上になる方向に向って)傾き防止片部53および支え片部54が連続して形成されている。
【0023】
後面部33の上記部分36aとは反対側の辺にも押え片部61が連続的に形成され,さらに押え片部61の組立てたときに下部に位置する部分はやや外方に突出し,突出部62となっている。押え片部51,61を組立てたときに下縁に当る部分は少しへこむように切り取られている(符号51a,61aで示す)。これにより,組立て時に側面部35との干渉を防ぎ,組立てが容易となる。
【0024】
後面部33の隣には糊代33aが連続的に形成されている。
【0025】
さらに,前面部31と上面部32の幅方向の中央には開口41が形成されている。この開口41は,その幅が全体の半分以上であり,長さは前面部31の組立てたときに下部となる部分を除いて前面部31のほぼ全体にわたる程に長く,上面部32のほぼ半分くらいまで延びている。この開口41は透明な合成樹脂シート42で塞がれて窓を形成している。透明シート42は,たとえばその周縁で開口41の内面周縁に糊付けされる。透明シート42(窓)を通して包装箱内の鏡餅形パックおよび三方を見ることができる。
【0026】
図1に示す型紙を折り線で折り曲げて組立てると図2に示すような包装箱30ができる(図2は未完成状態である)。後面部33の糊代33aは底面部34の一辺部に糊付けされる。左側面部36は各部分36a〜36dを図1に(1)〜(5)で示す順序で順次内側に入るように重ね合わせて形成される。このとき弧状の辺37aと37cとが噛み合う。右側面部35はまだ閉じていない。包装箱30の表面には適切な模様,図柄,文字等が描かれるのはいうまでもない。
【0027】
次に図3を参照して鏡餅形パックと三方について説明しておく。
【0028】
鏡餅形パック10は白色,白濁色または乳白色の合成樹脂により一体的に形成され,鏡餅の形状をもつ中空の鏡餅形部11と,この鏡餅形部11の下縁から外方に突出する下部突縁(フランジ)12とを有する。下部突縁12の外形は正方形であり,後述する三方20の折敷21内に入る大きさである。鏡餅形部11内にはその下面開口から軟化状態にある餅が充填され硬化されるとともに下面開口がシート状シール材(図示略)によりシールされる。シール材は下部突縁12の下面に溶着または接着される。鏡餅形部11内に,硬化した円盤状,さいころ状,方形板状,その他の形状の複数個の餅,菓子,その他のものを入れてもよい。鏡餅形パックの大小2個の鏡餅間のくびれには水引13が飾り輪ゴムにより掛けられている。
【0029】
三方(供え台)20は折敷(盆部)21と脚(脚部)22とから構成される。折敷21は上からみると正方形で,底面とその4つの辺から立上りやや斜め外方に広がって形成された側面部とから構成されている。
【0030】
三方20の脚22は真上からみて正方形の角筒状で4つの側面部を有している。これらの側面部のうち前および左右の側面部にはそれぞれ穴(刳形)23が形成されている。脚22は折敷21の下面の中央に取付けられている。脚22の前後左右の長さ(幅)(横幅,横寸法)は折敷21の前後左右の長さ(幅)(横寸法)よりもかなり小さい。したがって,折敷21は脚22よりも前後左右に(外方に)かなり突出している。
【0031】
一般には折敷21,脚22とも厚紙を折り曲げて形成される。折敷21の底面にスリットがあけられ,脚22の上方向に突出状に形成された差込片部が上記スリットに入り,折敷21と脚22とが結合される。このような三方20の折敷21内に四方紅14が敷かれ,その上に鏡餅形パック10がその下部突縁12が四方紅14の上に載るように置かれる。
【0032】
図2に示すように,右側面(開閉面)が開かれた状態で組立てられた包装箱30内に,図3に示すように,鏡餅形パック10を載置した三方20が,開いた側面から収納される。この状態が図4に示されている。支え片部54が傾き防止片部53に対して直角に(図1の折り線53B),傾き防止片部53が支え片部52に対して直角に(図1の折り線53A)それぞれ折り曲げられる。
【0033】
続いて,図5に示すように,押え片部51全体が前面部31に対して直角に曲げられる。他方の押え片部61も後面部33に対して直角に曲げられる。
【0034】
すると,傾き防止片部53が包装箱30内に収められた三方20の折敷21の外方に突出した部分の下面にほぼ接する,またはわずかな隙間がある状態で対面する。傾き防止片部53の後端縁は脚部22の幅の中間位置よりも後方の位置にある。また,支え片部54は脚22の側面にほぼ接した状態で垂直に立つ(支え片部54の下端は底面部34に接する(接することができることを含む))。すなわち,前面部31から傾き防止片部53の端(上記後端縁に相当する)までの長さW1(図1参照)は側面部35の幅W2の半分以上であることが好ましい。また,傾き防止片部53を支え片部52に対して折り曲げる高さ位置は(図1に符号53Aで示す),三方20の脚22の高さとほぼ等しく,傾き防止片部53の長さ(図1に符号53Aで示す折り線から符号53Bで示す折り線までの長さ)は,折敷21の側部(縁部)が脚22の位置から外方に突出している長さ(幅)とほぼ等しいかやや長い程度である(折敷21の側面部は包装箱30の内面に必ずしも接しなくてもよい,わずかな間隔があってもよい)。また,傾き防止片部53の長さは脚22の幅の半分以上が好ましい。押え片部51の幅も折敷21の脚22からの突出長さにほぼ等しいくらいがよい。
【0035】
最後に,差込部35aが側面部35に対して直角に折り曲げられ,さらに側面部35が底面部34に対して直角に折り曲げられて開放した側面が閉じられる。
【0036】
傾き防止片部53は,包装箱30内の右側部において,三方20の脚22のほぼ側面の位置で,脚22の上部から側方に突出する折敷21の下面に面している。したがって,包装箱30の梱包,輸送,陳列,配達等において,包装箱30が多少傾いても,包装箱30内で三方20(折敷21)が傾くこと(特に前後方向に)が防止される。特に,傾き防止片部53の先端から下方に折り曲り,かつ三方20の脚22の側面に沿う支え片部54が傾き防止片部53を支えて動かないようにしているので,包装箱30の傾きにより折敷21が傾こうとしても傾き防止片部53に当って傾くことが防止される。
【0037】
なお,必要であれば末広等の飾りを包装箱30内の後部の下部の空間(脚22の後ろの空間)に収納してもよい。
【0038】
図6は1枚の厚紙70から包装箱2個分の型紙を効率的に(無駄を少なくして)切り取ることができる配置を示している。2個分の型紙は互いに 180°回転させた状態で配置されている。特に,支え片部52が押え片部51から延びる部分において,支え片部52は斜めに切断されているので,この部分に押え片部61の突出部62を配置することができる。逆にいえば,支え片部52,傾き防止片部53および支え片部54の部分を,反対側の押え片部61の幅を狭くすることにより確保している。
【0039】
このような効率的な型取りは,図7に示すように,押え片部61の突出部62を除去し,押え片部51から延びる支え片部52の斜めのカットを省略しても達成することができる。
【0040】
図8,図9は変形例を示すもので,押え片部51,支え片部52,傾き防止片部53および支え片部54を,開閉面を閉鎖する側面部35の側辺に設けたものである。これらの変形例では,押え片部51は 180°折り曲げられて側面部35の内面に沿うようになる。この場合に,前面部31には押え片部55を形成しておくことが好ましい。押え片部61の幅を広くとることもできる。
【0041】
傾き防止片部はさまざまな形態で形成することが可能である。図9に示す変形例において,押え片部51を直角に折り曲げて後面部34の内面に沿わせることも可能であり,この場合には,傾き防止片部53,支え片部54はそれぞれ谷折りで折り曲げられる。図8において押え片部51を直角に折り曲げて前面部31の内面に沿わせることもできる。このような傾き防止片部を後面部33や底面部34から連続して延びるように形成することもできる。図1において,後面部33の押え片部61,突出部62に代えて押え片部51,支え片部52,傾き防止片部53および支え片部54を後面部33に設け,前面部31に押え片部61,突出部62を設けることもできる。
【符号の説明】
【0042】
10 鏡餅形パック
20 三方(供え台)
21 折敷(盆部)(角盆)
22 脚(脚部)
30 包装箱
31 前面部
32 上面部
33 後面部
34 底面部
35 側面部
51 押え片部
52 支え片部
53 傾き防止片部
54 支え片部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも,供え台とこの供え台上に載置された鏡餅形パックとが厚紙製の包装箱内に収納され,上記供え台は鏡餅形パックを載置する盆部とこの盆部を支持し上記盆部よりも横方向寸法が小さな脚部とを備え,
上記包装箱の左右および前後の面部のうちのいずれかが開閉面であり,この開閉面から上記包装箱内に入り,上記供え台の上記脚部よりも外方に突出している上記盆部の縁部の下面に面する傾き防止片部が,上記包装箱の上記開閉面を閉鎖する面部または上記開閉面に隣接する面部に連続的に形成されている,
鏡餅セット。
【請求項2】
少なくとも,脚部と,この脚部に支持され,縁部が上記脚部よりも外方に突出している盆部とを備える供え台,およびこの供え台の上記盆部上に載置される鏡餅形パックを収納するための厚紙製包装箱であり,
上記包装箱の左右および前後の面部のうちのいずれかが開閉面であり,この開閉面から上記包装箱内に入り,上記供え台の上記脚部よりも外方に突出している上記盆部の縁部の下面に面する傾き防止片部が,上記包装箱の上記開閉面を閉鎖する面部または上記開閉面に隣接する面部に連続的に形成されている,
鏡餅セット用包装箱。
【請求項3】
上記傾き防止片部からほぼ垂直に折り曲げられて包装箱の底面部に接する支え片部が一体的に形成されている,請求項2に記載の鏡餅セット用包装箱。
【請求項4】
上記開閉面が側面にあり,上記傾き防止片部が前面部または後面部に連続して形成されている,請求項2または3に記載の鏡餅セット用包装箱。
【請求項5】
上記開閉面が側面にあり,上記傾き防止片部が開閉扉となる側面部に形成されている,請求項2または3に記載の鏡餅セット用包装箱。
【請求項6】
一枚の型紙から形成される請求項2から5のいずれか一項に記載の鏡餅セット用包装箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−240965(P2011−240965A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−115037(P2010−115037)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】