説明

防災用雨合羽

【課題】豪雨時等に雨合羽を着用し外出したとき増水した河川等に転落するというような事態が発生したとき、水面浮上を確保し、発見救助が速やかに行える雨合羽を提供する。
【解決手段】雨合羽1の頭部胸部背部を2重にし、袋状にし、浮力材収納袋2を設ける。浮力材収納袋2に浮力材を挿入固定し、緊急時に救命胴衣として使用できるものにした。浮力材としては、発砲スチロール等発砲樹脂シートや空気あるいは炭酸ガスなどを使用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レインコート等雨具の頭部胸部背部に発砲樹脂シート等浮力材を取り付け、緊急災害時に頭部保護と水難救命胴衣として使用出来るものとした。
【背景技術】
【0002】
従来は、水難事故から回避する目的の雨具はなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年異常気象によると思われる台風や集中豪雨による河川の増水氾濫が多く発生するようになった。
緊急避難中や周りの状況の見回りに出て流される事故がよく発生して多数の人命が失われている。
本発明は、少しでも死亡という状況から回避しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
雨合羽(1)の頭部 胸部 背部を袋状にし浮力材収納袋(2)を設け発砲樹脂シート等浮力剤(3)を挿入固定する。
【発明の効果】
【0005】
本雨合羽の頭部 胸部 背部にいれた浮力材により水中転落時に浮上確保ができ避難救助が容易となる。又、浮力剤が緩衝となり頭部の保護ができ体温の降下を緩和する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明雨合羽本体前視図である。
【図2】本発明雨合羽本体後視図である。
【図3】浮力剤収納袋の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の形態について説明する。
(イ) 雨合羽(1)の頭部 胸部 背部を2重にし袋状にし、浮力材収納袋(2)を設ける。
(ロ) 浮力材収納袋(2)に浮力材(3)を挿入固定する。
【符号の説明】
【0008】
(1) 雨合羽本体
(2) 浮力材収納袋
(3) 浮力材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
雨合羽等雨具の頭部胸部背部に浮力材収納袋を設け浮力材を挿入し、緊急時に頭部保護と救命胴衣として使用する。
【請求項2】
発砲スチロール等発砲樹脂シート 空気 炭酸ガスなどを浮力材とする。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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