説明

階段床の昇降装置

【課題】既存の階段床の踏み板に昇降する階段床を各階段毎に取り付け、各昇降する階段床を同一高さに昇降して高齢者等の利用に供し、かつ、昇降する階段床を利用稼働しない場合は既存の階段と何ら変わることなく健常者が使用できるようにした階段床の昇降装置の提供。
【解決手段】既存の階段床の踏み板に昇降機能付き階段床1を設け、上段に隣接して連なる階段床の踏み板に昇降する階段床2を設け、これらの階段床を同一の高さに昇降する。又、既存の各階段床ごとに設置されている各昇降床の昇降を一基の昇降装置13で昇降駆動する階段床の昇降装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は階段床の踏み板の昇降に関する。
【背景技術】
【0002】
年々、高齢者人口が増大し住み慣れた住まいでの生活において、二階の部屋に歩行する際、階段の段差での高齢者の転倒等によるケガ事故が多く発生して来ている。
【0003】
高齢の為、足腰が衰え、二階への階段の歩行が大きな障害となり、高齢者の住む住まいのバリアフリーが大きな問題となってきている。
【0004】
足腰の障害を持つ家屋の改築等を行い、ホームエレベーター等を取り付ける家庭も増えている。
【0005】
足腰が弱り二階の部屋への移動手段として階段手摺りに、平行しレールを設け椅子に腰掛け二階へ昇降移動出来る装置等がある。
【特許文献1】特開2005−306601
【特許文献1】特開2005−350247
【特許文献1】特開2004−137890
【発明の開示】

【発明が解決しようとする為の課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、昇降装置を設置する際、住まいの階段等の改築などを必要とする。
【0007】
二世帯住宅での住まいに設置された、エレベーター、昇降する椅子等の装置は健常者が装置の使用を必要とせず又、足腰の衰えて高齢者が必要とするこれらの装置の使用する期間使用頻度少ない等、使用者が不在となり不必要に成ったとき等は、昇降装置を必要とせず高価な物になっている。
【0008】
このように昇降装置その物が高価な物で、装置を設置する為には専門の技術をようする者が設置施工等をしなければ成らない等、一端設置された昇降装置が不必要となった場合は簡単に撤去出来ない点にある。
【課題を解決しょうとする課題】
【0009】
本発明は、既存の階段床の踏み板に昇降する階段床を、各階段ごと取り付け設置し、各階段の昇降する床どうしを、昇降を即する部材であるワイヤーロープを接続する事で、階段全体を昇降できる事を特徴とし、本発明の昇降する階段床を利用稼動しない場合は、既存の階段と何ら変わることなく健常者が使用できる事を最も主要にした事を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の昇降する階段床は、一段ごとの床、手摺り、昇降部等が組み立てキット又は、完成された一段ごとの昇降する床ユニットとして製品化が出来る為、軽く、手軽に購入し個人誰でも取り付けが出来、高度の取り付け技術を必要としない設置撤去が可能な利点が有り、簡易型持ち運びが出来る昇降装置としても応用できる。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0011】
昇降する階段床を一段事の単体で、ユニット化し各階段を連結する事で安価な昇降する階段床が、最小の部品点数で出来、安価で簡単に誰でも設置できる事が実現した。
【実施例1】
【0012】
図1は、本発明の昇降機能付き階段床1、昇降する階段床2、螺旋階段床2等の斜視図。
【0013】
昇降する階段床上部に、床引き上げワイヤーロープ符号(8)を引き上げる主巻上げワイヤーロープ符号(3)を張り巡らした図11である。
【0014】
図2は、本発明の昇降する階段床の側面図であり、主巻き上げ部材ワイヤーロープ符号(3)に滑り止め防止部材符号(5)滑り金具符号(4)接続固定連結金具符号(31)引き上げワイヤーロープ符号(8)を用いた、昇降する階段床の実施例1で昇降する階段床の工程稼動図である。
【0015】
図1は、昇降装置符号(13)を用い回転駆動輪転符号(22)で、主巻き上げワイヤーロープ符号(3)を回転する為の昇降装置であり符号(10)は、主巻上げワイヤーロープ部材(3)を誘導するローラー符号(10)で有る。
以下符号を記せず符号番号のみ記載するものとする。
【0016】
昇降機能付き階段床ユニット25に隣接する、昇降する階段床ユニット26、主巻上げワイヤーロープ3に接続する昇降する階段床の昇降を即するワイヤーロープ8間にワイヤーロープ接続金具23、昇降する隣接連なる階段床2各階段を連結し固定する部材の接続固定連結金具31を設けた図2である。
【0017】
床昇降時の床を誘導するガイドレール15である図2。
【0018】
主巻上げワイヤーロープ3が、移動するに従い、滑り止め防止部材5、により滑り止め金具4が主巻上げワイヤーロープ上の滑り止め部材5と共に移動する為に、ワイヤーロープ8が昇降する階段床(2)ユニット26の床を持ち上げる図2の昇降する階段床(2)ユニット26の稼動工程側面図である。
【0019】
昇降する階段床(2)ユニット26上部に、主巻上げワイヤーロープ3を駆動する昇降装置を設け、回転駆動輪22誘導輪10用い主巻上げワイヤーロープ3を回転させた図2、図3である。
【実施例2】
【0020】
図3は、床持ち上げワイヤー固定金具24、渦巻きバネ21を用いた実施例2の昇降する階段床の稼動側面図。
【0021】
ワイヤーロープ8上一端に、昇降する階段床の底に歯止めと成る階段床を持ち上げるワイヤーロープ8に、圧着固定する床持ち上げワイヤー固定金具24を設けた図3である。
【0022】
ワイヤーロープ8の端末に、階段の段差による生じるワイヤーロープ8の弛みを解消し、ワイヤーロープ8を常に張り詰めた状態に保つ機能を有するワイヤーロープを、巻き取る渦巻きバネ21用いた図1、図2、図3である。
【0023】
主巻上げワイヤーロープ3上一端に、ワイヤーロープ8上端に設けている滑り金具4の滑りを止める、滑り止め防止部材5を設けた図1図2図3である。
【0024】
又、主巻き上げワイヤーロープ部材3を、ローラーチェーン7とし駆動輪を、歯車を用いてもよい。
【実施例3】
【0025】
回転する長ボルト6を用いボルトを回転させ、ワイヤーロープ8を巻き上げ昇降する階段床ユニット26の昇降する稼動工程側面図8、図9である。
ワイヤーロープ8の滑り止め金具4の滑りを止め、ワイヤーロープ8を巻き上げ移動する滑り止め防止部材5が、ボルト6回転による移動する稼動工程側面図4である。
【実施例4】
【0026】
昇降機能付き階段床1の床を昇降する装置を、圧力シリンダー14を用い、昇降する階段床1が上昇するに従い、上段に隣接連なり設置されている、昇降する階段床2の床を持ち上げ部材11が、階段床2を持ち上げ床1と、床2が同一の高さの床となり、上昇する図5の稼動工程側面図である。
【0027】
図5は、圧力シリンダー14を用い床1床2の上昇する稼動工程図であり、図は、昇降する床1が上段の昇降床2に設けている床を持ち上げ部材11と接し、床1と、床2が同一の高さと成った工程上昇稼動図である。
【0028】
上記記述したように、昇降機能付き床1が上昇するに従い、上段に隣接設置している昇降する床2同一の床の高さにしながら上昇する図5である。
【0029】
渦巻きバネ部材21は、各隣接する階段床間の段差を同一床面の高さにする為に生ずる、階段の段差によるワイヤーロープ8の弛みを解消し、ワイヤーロープ8を張り詰め保持する、渦巻きバネ部材21をガイドレール15上端に設ける。
【0030】
渦巻きバネ部材21にロープ34を設け、ワイヤーロープ8の端末に接続しワイヤーロープ8の弛みを吸収する。
【0031】
ワイヤーロープ8を張り詰め保持する、渦巻きバネ部材21をコイルバネ、板ゴム等とし、伸縮機能を有する上記記述した機能を有する部材であれば、どの様な部材を用いても良い。
【0032】
渦巻きバネ部材21は、ワイヤーロープ8の弛みを解消する為に、ワイヤーロープ8の端末に設ける物で、ガイドレール15上端にワイヤーロープ8を誘導するローラー10を設け、ワイヤーロープ8の端末にワイヤーを張る為の重りの鉄、又は鉛等の適度な部材を用いてワイヤーロープ8の弛みを解消しても良い。
【実施例5】
【0033】
昇降機能付き階段床1内に駆動装置と巻き取り、主ワイヤーロープ3を設け、ワイヤーロープ3上に滑り止め防止部材5を圧着固定し、ワイヤーロープ8端末に設けている滑り金具4を設け、ガイドレール15、ガイドレール固定部材でも有る、既存の階段床踏み板に設置固定する階段床(1)固定部材9ワイヤー誘導ローラー10を組み込んで一体化し昇降機能付き階段床ユニットとする。
【0034】
上記記述した様に、昇降する階段床1と同様に必要とする床昇降部材を組み込んで一体化し、昇降する階段床2ユニットとし、各ユニット上端又の、適度の高さにユニット同士を接続する接続固定連結金具31設け、各ユニット間を接続する事により昇降機能を有する階段床を形成しより強固の設置強度得られる。
【0035】
図5、図6は、昇降機能付き階段床で、手摺り内に油圧、空気圧、水圧等の圧力部材を用いた圧力シリンダー14で昇降する床で電磁弁、バルブ等を用い昇降を操作する。
【実施例6】
【0036】
昇降機能付き階段床1の手摺り38部に転落防止シートベルト35を設け、シートベルトの着脱感知するスイッチ37を設けた図7の工程稼動斜視図。
【0037】
転落防止シートベルトの着脱スイッチを設ける事で転落防止シートベルトが装着時のみ昇降機能が働く事ができ安全性が高まる。
【0038】
昇降装置機能付き階段床1の床、手摺り内に人体感知センサー40を設け、昇降する階段床に乗車の際、通常の乗車以外の行動、転倒等を感知し床昇降動作が停止する機能を保持する事もできる。
【0039】
昇降機能付き床1踏み板左右の足の乗せる部分に圧力センサーを設けどちらかの床の圧力の変動を感知し昇降床を停止させる、センサー回路等を設ける等としても良い。
【0040】
布性腰掛椅子(47)転落防止シートベルト(35)に設けるもので、シートベルトが収納部に巻きこまれると一緒に収納できる物で腰掛椅子部材を糸状の部材を用い籠状に編みこんで製作しても良い。
【0041】
腰掛椅子部材は、昇降階段床が昇降時の振動等による転落を防ぐ為に腰掛けるもので椅子部材は、適度の使用強度を有しシートベルト収納容器に一緒に収納できるもので、材質、構造を有してあればどの様な物を用いても良い。
【0042】
各記述したセンサー等を各実施例に基づき昇降する床1周辺に設ける事で、より安全性の高い階段床の昇降装置が提供できる。
【0043】
このように、昇降機能付き階段床1昇降する階段床2をユニット化する事で、図1の様に直線階段用床ユニット、螺旋階段用床ユニット、コの字階段等の、既存の階段床踏み板に設置できる。
【0044】
図8は、昇降する階段床の下部階段が上昇した、階段昇降稼動概略斜視図で有る。
【実施例7】
【0045】
昇降する階段床(1)中央に昇降装置(13)を設け、床両端のガイドレール(15)間に床昇降を即するワイヤーロープ、シャフト、ローラーチェーン、歯車等を設けている図12。
【0046】
昇降装置(13)は、昇降する床踏み板の乗車人両足の間に設けるもので、人が昇降床に足を乗せる際、気にならない程度の大きさ、形をしていれば良い。
【0047】
又、昇降装置を床中央に設ける事により、隣接する各階段の床を昇降する為の床両端に設けている為、均一のワイヤーロープを引く力、速さが得られる。
【実施例8】
【0048】
隣接連なり設置されている昇降する階段床両端に床引き上げローラー(42)を設け、床引き上げローラーにワイヤーロープ(41)を通し、昇降機能付き階段床(1)で床昇降、及び昇降装置(13)の稼動に連動しワイヤーロープ、ローラーが稼動し書く階段床が同時に床が昇降する図13。
【0049】
図13ように、昇降装置を階段床中央に設けることで、一基の昇降装置で全ての昇降する階段床の昇降が可能になる。
【実施例9】
【0050】
昇降装置設置金具下端に回転収納可能な昇降装置の、昇降時の装置の安定度を得る為の部材で有るアウトリガー(48)を設けた図14。
【0051】
アウトリガー(48)の接地部は、床昇降時に昇降する床が滑りに耐える形状凹凸、滑り止め効果が有る部材で、ゴム系等の部材を接地下部に設けても良い。
【0052】
上記記述した実施例は、滑り止め防止部材5、滑り金具4を用いた階段床昇降実施例Iと床持ち上げワイヤー固定金具24、渦巻きバネ21を用いた階段床の昇降実施例II、実施例IとIIを併用した階段床の実施例III、床昇降時の安全を確保する為の転落防止シートベルト35、圧力センサー36シートベルト着脱スイッチ37人体感知センサー40を用いたIV、ローラー42ワイヤーロープ41V、アウトリガーを設けた実施例に分かれる。
【0053】
実施例Iと実施例IIを適材適所の適度の間隔に昇降する階段床に用い、たとえば既存の階段段数が12段〜14だと仮定し、階段中央の昇降する階段床ユニット上部に、昇降装置を設け、下段隣接する昇降する階段床と上段に隣接する階段床を左右一機の昇降装置で階段すべて一度に昇降が出来る。
【0054】
このように、一度に階段床が昇降出来るように成ると、最下段に昇降する階段床を車椅子が乗車出来るほどの床面の大きさとする事で、足に障害を持つ車椅子が利用する昇降装置が出来る。
【産業上の利用可能性】
【0055】
昇降機能付き床ユニット1一基で複数の階段床を昇降でき、従来各階段ごとに取り付け設置する昇降降機能付き床ユニットの階段昇降装置より、格段に安価な価格の昇降装置が提供できる。
【0056】
又、記述の実施例の装置を活用すると、段差の生じている床、昇降装置を必要とする風呂場の床、浴槽床等の段差の解消に風呂場の改築を必要とせず設置できる為、高齢者が入浴する際、介護人を必要とせず自立し入浴が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】は、昇降機能付き階段床1昇降する階段床2螺旋階段、等の斜視図
【図2】は、滑り防止部材、滑り金具、連結金具等を用い回転駆動昇降装置でする稼動工程側面図
【図3】は、は、持ち上げ固定金具符号(24)、渦巻きバネ符号(21)実施例の昇降する階段床の稼動側面図。
【図4】は、長いボルトを回転する昇降装置を活用した実施例3の側面図。
【図5】は、昇降する階段床2に設けている、持つ上げ部材11を用いた実施例4の昇降する階段床の側面図。
【図6】は、昇降機能付き階段床1の昇降装置に圧力シリンダー14を活用した斜視図で実施例5の昇降する階段工程稼動図。
【図7】昇降する階段床1に転落防止シートベルト35腰掛椅子47を設けた斜視図。
【図8】は、実施例1〜5の昇降する階段床で、一部階段が上昇した稼動概略斜視図。
【図9】は、昇降装置に手摺り38、握り手39内に圧力シリンダーを持いた昇降能付き階段床1のユニットで転落防止シートベルト35を設けシートベルト内に腰掛椅子を取り付けている斜視図。
【図10】は、ガイドレール15上端に昇降機能装置13を設けた昇降する階段床1ユニット及び、昇降する階段床2ユニットに床持ち上げワイヤー固定金具24、渦巻きバネ21を用いた階段床昇降装置。
【図11】は、昇降する階段床上部に、主ワイヤーロープ3を張りワイヤーロープ8を設け昇降する階段床側面図、床中央に昇降装置13を設けた斜視図。
【図12】は、昇降する階段床両端に床引き上げローラー(42)ワイヤーロープ(41)を設けた側面図、及び工程概略斜視図である。
【図13】は、昇降床1中央に昇降装置を設けた斜視図であり、左図は主巻上げワイヤーロープ3を階段床上部に張り巡らした斜視図、右図は床引き上げローラー42をワイヤーロープ41昇降する斜視図である。
【図14】は、圧力シリンダー14で昇降する階段床を収納可能なアウトリガー48を設けた、簡易リフトとした斜視図である。
【図15】は既存の台車に昇降する階段床を取り付けた上昇した斜視図と浴槽に応用した昇降する階段床の側面図。
【図16】は、浴槽に応用した昇降する階段床の上昇側面図と概略設置斜視図。
【符号の説明】
【0058】
1 昇降機能付き階段床 2 昇降する階段床
3 主巻上げワイヤーロープ部材 4 滑り金具
5 滑り止め防止部材 6 回転長ボルト
7 主巻上げ部材のローラー 8 ワイヤーロープ
9 階段床固定部材 10誘導ローラー
11持ち上げ部材 12二連誘導ローラー
13昇降装置 14圧力シリンダー
15ガイドレール 16既存の階段の段差
17既存の階段 18階段床設置固定部材
19駆動歯車 20ワイヤー固定床押し上げ部材
21渦巻きバネ 22回転駆動輪
23ワイヤー接続金具 24床持ち上げワイヤー固定金具
25昇降機能付き階段床ユニット 26昇降する階段床ユニット
27ワイヤー巻取り回転装置 28圧力装置
29圧力ホース 30圧力ホース接続金具
31接続固定連結金具 32圧力装置内蔵手摺り
33手摺り 34ロープ
35転落防止シートベルト 36圧力センサー
37スイッチ 38手摺り
39握り手部材 40人体感知センサー
41ワイヤーロープ 42床引き上げローラー
43ボルト 44歯車
45ローラーチェーン 46シャフト
47腰掛椅子 48 アウトリガー
49キャスター 50台車
51浴槽 52浴槽昇降床固定部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存階段床の踏み板に、昇降機能付き階段床(1)を設け、上段に隣接し連なる、既存の階段床踏み板に昇降する階段床(2)を設置固定する。
【請求項2】
既存の各階段床ごとに設置されている各昇降する階段床の、床昇降を促するワイヤーロープ(8)とワイヤーロープ(8)を結ぶ事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項3】
段差の有する床面を、同一の高さに保つながら床面を昇降する事を特徴とした特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項4】
隣接設置している昇降する階段床(2)を、昇降する為の主巻き上げ部材(3)上一点に、隣階段床(2)を引き上げるワイヤ−ロ−プ(8)に取り付けた滑り金具(4)部材の、滑り止め防止部材(5)を設けたことを特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項5】
昇降する階段床(2)の床引き上げロ−プ(8)部材上端に階段床(2)を昇降する為の回転ボルト(6)部材,主巻上げワイヤーロープ(3)、ローラーチェーン(7)設け昇降駆動装置とした事を特徴とした特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項6】
昇降する階段床(2)の上部に、回転駆動昇降装置に主巻上げ部材ワイヤ−ロ−プ(3)を設けた事を特徴とした、特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項7】
昇降機能付き階段床(1)に、主巻上げ部材ワイヤ−ロ−プ(3)を取り付け昇降機能付き階段床の(1)昇降作動に主巻上げ部材ワイヤ−ロ−プ(3)が連動する事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項8】
昇降する階段床(2)の上部に設けている、主巻き上げワイヤ−ロ−プ(3)に通し滑材効果を有する滑り金具(4)を設けた事を特徴とした、特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項9】
昇降する階段床(2)を昇降する為の、主巻上げ部材をロ−ラ−チェ−ン(7)とした事を特徴とした、特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項10】
昇降機能付き階段床(1)の底に隣接し連なる昇降する階段床(2)を昇降する為の引き上げワイヤ−ロ−プ(8)、床持ち上げワイヤ−固定金具(24)を設けた事を特徴とした特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項11】
昇降機能付き階段床(1)設置固定部材(18)内に隣接する昇降する階段床(2)に取り付けている引き上げワイヤ−ロ−プ(8)を誘導する誘導ロ−ラ−(10)を設けた事を特徴とした、特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項12】
昇降機能付き階段床(1)上段に隣接設置し連なる昇降する階段床(2)左右両端に、階段床(1)が上昇する際、階段床(2)に設けている階段床(2)を、持ち上げ部材(11)を設けた事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項13】
昇降機能付き階段床(1)左右両端に、階段床(2)を引き上げる部材のワイヤ−ロ−プ(8)を設けた事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項14】
昇降機能付き階段床(1)設置固定部材(18)内に階段床を引き上げる部材のワイヤ−ロ−プ(8)を誘導する二連誘導ロ−ラ−(12)を設けた事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項15】
階段床(2)を引き上げ部材のワイヤ−ロ−プ(8)の端末に隣接する階段床の段差による生じるワイヤ−ロ−プ(8)の弛みを吸収収納する部材の渦巻きバネ(21)を設けた事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項16】
昇降機能付き階段床(1)昇降する階段床(2)内に主巻上げ部材のワイヤーロープ(3)床引き上げ部材ワイヤーロープ(8)床持ち上げワイヤー固定金具(24)うず巻きバネ部材(21)ガイドレール(15)等を組込み一体化し昇降機能付き階段床(1)昇降する階段床(2)をユニット化し各ユニットが隣接し連なるユニット間を接続固定連結金具(31)と各ユニットの階段床を昇降するワイヤーロープ(8)どうし接続するワイヤー接続金具(23)を設けた事を特徴とする特許請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項17】
圧力伸縮機能を有する圧力シリンダー(14)を昇降装置として用いた昇降機能付き階段床(1)ユニットの床の昇降稼動に伴いワイヤーロープ(8)が隣接する昇降階段床(2)を昇降する事を特徴とした請求項1の階段床の昇降装置。
【請求項18】
階段床に手摺り(38)設け、握り手部材(39)の下方一端昇降床に乗車する者が、昇降稼動時の振動による転倒、転落を防ぐ目的に取り付けた幅の広い帯状の巻き込み収納可能な転落防止シートベルト(35)を設けた事を特徴とする特許請求項2の階段床の昇降装置。
【請求項19】
転落防止シートベルト(35)内に巻き込み可能な、布性腰掛椅子(47)を設けた事を特徴とした特許請求項2の階段床の昇降装置。
【請求項20】
転落防止シート(35)の通常の保持力以上の異常な圧力感知する圧力センサー(36)シートベルト装着有無のスイッチ(37)設けた事を特徴とする特許請求項2の階段床の昇降装置。
【請求項21】
転倒によるシートベルトに通常使用以上の圧力を感じた場合、昇降装置の昇降稼動時の動作を停止することを特徴とした特許請求項2の階段床の昇降装置。
【請求項22】
昇降する階段床(1)中央に昇降装置(13)を設けガイドレール(15)昇降装置間に床を昇降する為のワイヤーロープ(8)を設けた事を特徴とした特許請求項3の階段床の昇降装置。
【請求項23】
隣接連なる各昇降する階段床(2)に床引き上げローラー(42)ワイヤーロープ(41)設け、昇降機能付き階段床(1)昇降装置が作動し、ローラー(42)を通したワイヤーロープ(41)が各階段の昇降を促する事を特徴とした特許請求項3の階段床の昇降装置。
【請求項24】
床中央部の昇降装置(13)と、ガイドレール(15)間にシャフト(46)ローラーチェーン(45)歯車(44)等を設けた事を特徴とした特許請求項3の階段床の昇降装置。
【請求項25】
昇降機能付き床昇降装置下端に回転収納可能な昇降床安定する為の部材である、アウトリガー(48)を設けた事を特徴とした特許請求項4の階段床の昇降装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図5b】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2007−191299(P2007−191299A)
【公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−34422(P2006−34422)
【出願日】平成18年1月16日(2006.1.16)
【出願人】(399049855)
【Fターム(参考)】