説明

電動カーテン

【課題】 カーテンの開閉時において、電動でカーテンの開閉ができると共に、手動によるカーテンの開閉時においも、開閉動作を電動でアシストすること。
【解決手段】 上部に連結部材11と先頭ランナ8のコード案内部を滑動自在に収納する複数の空洞部2bと下部に先頭ランナ8および中間ランナ9のローラ13,16を転動自在に支持するレール2cを備えたカーテンレール2と、カーテンレール2の両側に連結され内部にプーリ6,7を枢支するプーリケース4,5と、プーリ6,7を駆動するためにプーリケース4に固定された駆動機構部20と、前記プーリ6,7間に巻回され先頭ランナ8に係着されたワイヤ11とを備え、駆動機構部20には、手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路Bを備える構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気的にカーテンを開閉する電動カーテンに係り、特に、手動で開閉する場合に開閉動作をアシストする電動カーテンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から手動式のカーテンに代わり、電動モータの駆動によりカーテンを開閉する電動カーテンが知られている。また、例えば、実開昭63−68875号公報(特許文献1)に示す如く、この電動カーテンを手動でも使用できるように、駆動モータの駆動力をカーテンに伝達する伝達経路の途中に電磁クラッチなどを設け、手動時には、この電磁クラッチを非接続状態に切り換えてモータとカーテンとの間の動力伝達経路を遮断し、カーテンの開閉操作に伴ってモータを逆駆動しないようにして、その開閉操作力を減少させるようにするものがあった。
【0003】
しかしながら、上述した電動カーテンにおいては、電磁クラッチを使用しており、電磁クラッチは高価であるので、電動カーテンも高価になってしまうという問題があった。そこで、この問題を解決するものとして、特開平9−327373号公報(特許文献2)に示すような手動兼用電動カーテン開閉装置などがあった。この装置は、吊り下げ式走行装置の機能をはたすゴム状素材ローラ付き駆動車輪の納まっている本体ケースに外接したスプリングにより、下側からカーテンレールに圧接しており、手動開閉時にはスプリング力より強い力でカーテンを引き下げることにより、駆動車輪がカーテンレールより離れるので開閉が軽く行えるものである。
【0004】
【特許文献1】実開昭63−68875号公報第1頁
【特許文献2】特開平9−327373号公報第1頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献に記載される従来の電動カーテンにおいては、手動と電動でカーテンを開閉できるものの、この電動カーテンを動作させるためには壁などに設置されたスイッチを動作させる必要があり、電動カーテンを停止させる場合にはカーテンの動きを見てスイッチをオフさせる必要があった。特に、カーテンを途中の位置を止める場合には、スイッチをオフさせるタイミングが難しく、煩わしいという問題があった。また、リモコンを使用する場合であっても同様な問題があり、特に、リモコンの場合では、リモコンの置き忘れた場合には探すのがさらに面倒であるという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した従来の問題に鑑みなされたもので、カーテンの開閉時において、電動で開閉できると共に、手動によるカーテンの開閉時においも、開閉動作を電動でアシストすることができる電動カーテンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、連結部材と先頭ランナとを有するカーテンレールと、前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材とを備え、前記駆動機構部には、手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路が備えられていることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明は、連結部材と先頭ランナとを有するカーテンレールと、前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段とが備えられ、前記駆動機構部には、駆動モータと、前記駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段と、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路とが備えられていることを特徴としている。
【0009】
また、本発明は、連結部材と先頭ランナのコード案内部を滑動自在に収納する空洞部と下部に先頭ランナおよび中間ランナのローラを転動自在に支持するレールを備えたカーテンレールと、前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段とを備え、前記駆動機構部には、駆動モータと、駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路が備えられ、前記アシスト制御回路は、前記駆動モータと前記動力伝達手段の回転を検出する回転検出回路と、前記駆動モータの回転と前記動力伝達手段の断続を制御する駆動制御回路とが備えられていることを特徴としている。
【0010】
さらに、本発明は、連結部材と先頭ランナのコード案内部を滑動自在に収納する空洞部と下部に先頭ランナおよび中間ランナのローラを転動自在に支持するレールを備えたカーテンレールと、前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段とが備えられ、前記駆動機構部には、駆動モータと、駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路とが備えられ、前記アシスト制御回路は、前記動力伝達手段と前記動力伝達手段の回転を検出する回転検出回路と、前記駆動モータの回転と前記動力伝達手段の断続を制御する駆動制御回路とが備えられ、前記回転検出回路は、前記動力伝達手段の入力側部材と出力側部材に取り付けられた反射板と、前記反射板の対向する位置に配設された発光素子と受光素子を備えたセンサとが備えられたこを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、上述のように構成されたことにより、通常は電動カーテンとして使用できると共に、手動によるカーテンの開閉動作時においても、手動による開閉動作を動作開始時において自動的に検出し、開閉動作を駆動モータでアシストされるので、カーテンの開閉動作がスムーズに軽く行うことがでるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明に係る電動カーテンの最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電動カーテンの全体の構成を示す正面図、図2は図1の電動カーテンの平面図、図3は図1の電動カーテンの駆動系統を示す模式図、図4は図1の電動カーテンの駆動機構部を示す正面図、図5は図1の電動カーテンのアシスト制御回路を示すブロック図、図6は図1の電動カーテンのカーテンレールの構造を示す断面図、図7は図1の電動カーテンのプーリケースの構造を示す断面図、図8は図1の電動カーテンの先頭ローラを示す正面図、図9は図8のA−A断面図、図10は図8の先頭ローラの走行状態を示す断面図である。
【0013】
本発明に係る電動カーテンAは、図1乃至図4に示すように、窓枠1に固定されたカーテンレール2と、カーテンレール2の両端に取り付けられたレールストップ3,3と、カーテンレール2の両側に連結されたプーリケース4,5と、プーリケース4,5内に枢支されたプーリ6,7と、プーリ6を回転駆動するためにプーリケース4に連結された駆動機構部20と、カーテンレール2にローラを介して垂下支持されカーテン10の上縁を保持する先頭ランナ8,8および複数の中間ランナ9,9,9・・・と、プーリ6,7間に巻回される連結部材であるワイヤ11と、ワイヤ11の巻回長や張力を調整する調整手段12等から構成されている。このワイヤ11に代えて紐やベルトを使用することができる。また、駆動機構部20には、手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路が備えられている。
【0014】
このように構成された電動カーテンAは、駆動機構部20の駆動モータ21の回転駆動により、プーリ6,7が回転し、これに伴ってワイヤ11が移動する。ワイヤ11は、調整手段を介して巻回長や張力を調整された状態で先頭ランナ8に連結されているので、ワイヤ11の移動に伴って先頭ランナ8がカーテンレール2に沿って移動し、これに伴って中間ランナ9が移動する。この結果、図示しないカーテン10の動作スイッチをオンすると電動でカーテン10の開閉動作が行われる。また、この動作スイッチはリモコンでオン・オフさせるようにしてもよい。さらに、本発明の電動カーテンAは、後述するように、アシスト制御回路23により、手動によるカーテン開閉時に駆動モータ21のアシスト動作が行われるものである。
【0015】
カーテンレール2は、図6に示すように、窓枠1にブラケット17で係着するための係止部2aが頂部に形成されており、上部にはワイヤ11が滑動自在に収納される左右の空洞部2b,2bが対称位置に形成されている。この連結部材であるワイヤ11の配線箇所は上部に限らず、レール2c内の下部や中間部分に配線しても良い。また、下部にはローラ13を転動自在に支持するレール2c,2cが対称位置に形成されている。なお、係止部2a、空洞部2b、レール2cは押し出し成形等により形成される。そして、このカーテンレール2を転動自在に移動する中間ランナ9にはカーテン10を吊り下げる吊り具14が垂下支持されている。
【0016】
また、図7は、カーテンレール2の両端に連結されるプーリケース6とカーテンレール2の連結状態を示す断面形状図である。このカーテンレール2の係止部2aはプーリケース6のブラケット6aにより固定される。プーリケース6の下方にはカーテン10を吊り下げる吊り具15が垂下支持されている。
【0017】
さらに、図8乃至図10は、先頭ランナ8を示すもので、この先頭ランナ8は、カーテンレール2の上部の空洞部2b内に滑動自在に挿入されるワイヤ案内部29、レール2c上を転動するローラ16、カーテン10を吊り下げる係止孔31を有する枠本体27から形成され、この枠本体27の外側には、調整手段12のワイヤ11が配置されるワイヤ案内部29を介して伸延するワイヤ案内孔30を有する。なお、ワイヤ案内孔30を通したワイヤ11はワイヤ留め具36により係着されている。
【0018】
また、図4に示す駆動機構部20は、駆動モータ21と、この駆動モータ21の回転動作をプーリ6に伝達または遮断する動力伝達手段22と、駆動モータ21と動力伝達手段22を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路23が備えられている。さらに、アシスト制御回路は、駆動モータ21と動力伝達手段22の回転を検出する検出回路23を構成する反射板24およびセンサ25と、前記駆動モータ21の回転と前記動力伝達手段22の断続を制御する駆動制御回路26とが備えられたものである。
【0019】
この駆動機構部20に用いられる駆動モータ21は、正逆回転可能なモータである。駆動モータ21に連結された動力伝達手段22は電磁クラッチを使用するのが一般的であるが、逆入力遮断クラッチユニットを使用してもよい。この動力伝達手段22の入力側部材22aは駆動モータ21に直結され、出力側部材22bはプーリ6に直結され、入力側部材22aと出力側部材22bは断続できるものである。
【0020】
また、この動力伝達手段22の入力側部材22aと出力側部材22bの外周には、駆動モータ21とプーリ6の回転を検出するために反射板24aと反射板24bが取り付けられている。この反射板24a,24bは白部と黒部が交互に帯状に配列されたもので、白部がセンサ25の発光素子の光を反射するようにしたものである。この反射板24a,24bの対向する位置にそれぞれセンサ25a,25bが配設されている。この反射板24a,24bおよびセンサ25a,25bで回転検出回路26の一部を構成するものである。
【0021】
このセンサ25a,25bは、発光素子として発光ダイオードを使用しており、受光素子としてフォトトランジスタを使用したものである。発光ダイオードから発光した光を前記反射板24の白部で反射された光をフォトトランジスタで受光し、フォトトランジスタで電気信号に変換し、後述するセンサ回路23aに入力するものである。従って、このセンサ25a,25bと前記反射板24a,24bの組み合わせで、駆動モータ21とプーリ6の回転を検出できるものである。
これらセンサ25aとしては,上記のほか2相式のエンコーダを使用してもよい。
【0022】
また、アシスト制御回路Bは、図5に示すように、回転検出回路23と駆動制御回路26を備えている。回転検出回路23はセンサ25a,25bからの信号を入力し、駆動モータ21とプーリ6の回転と方向を検出し、この検出結果を駆動制御回路26に送る。駆動制御回路26は回転検出回路23からの信号入力により駆動モータ21を回転させる駆動電流を出力すると共に動力伝達手段22の断続の制御を行うものである。
【0023】
このように構成された電動カーテンの手動のアシスト作用を説明する。まず、カーテン10を手動で開閉する場合は、通常はカーテン10の端部10を持ち、開ける方向、または閉める方向に引くものである。すると、その動きは先頭ランナ8を介してワイヤ11に伝達されるので、ワイヤ11は移動する。そうすると、ワイヤ11は巻回しているプーリ6を回転させる。このプーリ6の回転は、プーリ6の回転シャフトと同一軸の動力伝達手段22の出力側部材22bを回転させるものである。
【0024】
この出力側部材22bの回転は、反射板24bの回転となるので、センサ25bにより検出され、回転検出回路23へ出力される。回転検出回路23は回転方向を判断して回転信号を駆動制御回路26に送る。駆動制御回路26では駆動モータ21の駆動電流を出力して駆動モータ21を回転させるものである。そして、駆動制御回路26は動力伝達手段22を接続状態とするので、プーリ6を回転駆動することになり、巻回しているワイヤ11を移動させることにより、先頭ランナ8を介してカーテン10を電動で動作させるものである。
【0025】
このようにして、カーテン10の開閉動作中は、動力伝達手段22が接続状態となるので、入力部材側22aの反射板24aと出力部材側22bの反射板24bとは、同一速度で回転するが、カーテン10が完全に閉じた状態または完全に開いた状態では、これ以上動作できない状態になるので、ブレーキのかかった状態となる。するとその動きはワイヤ11を通してプーリ6に伝達するので、プーリ6もブレーキがかかった状態となる。
【0026】
その結果、プーリ6と同一軸の出力側部材22bの反射板24bの回転速度の少し遅くなる。すると、入力側部材22aの反射板24aの回転は、駆動モータ21の回転でそのままの速度で回転されるので、入力側部材22aと出力側部材22bでスリップが生じて、反射板24aと反射板24bの間で速度差が発生する。この速度差はセンサ25a,25bにより検出されるので、回転検出回路23で判断される。すると、駆動制御回路26より動力伝達手段22へ遮断電流が出力され、動力伝達手段22は遮断状態となる。これと、同時に駆動制御回路26から出力されていた駆動モータ21の駆動電流が停止され、駆動モータ21は停止される。
【0027】
また、同様にして、カーテン10を途中で止める場合は、動作中のカーテン10を手で強制的に止めることになるので、ブレーキのかかった状態となる。すると、上述の場合と同様になるので、その動きはワイヤ11を通してプーリ6に伝達され、プーリ6もブレーキがかかった状態となる。その結果、プーリ6と同一軸の出力側部材22bの反射板24bの回転速度の少し遅くなる。すると、入力側部材22aの反射板24aの回転は、駆動モータ21の回転でそのままの速度で回転されるので、入力側部材22aと出力側部材22bでスリップが生じて、反射板24aと反射板24bの間で速度差が発生する。この速度差はセンサ25a,25bにより検出されるので、回転検出回路23で判断される。すると、駆動制御回路26より動力伝達手段22へ遮断電流が出力され、動力伝達手段22は遮断状態となる。これと、同時に駆動制御回路23bから出力されていた駆動モータ21の駆動電流が停止され、駆動モータ21は停止される。
【0028】
本発明は上述したように、通常は電動カーテンとして使用できると共に、手動によるカーテンの開閉動作時においても、手動による開閉動作を動作開始時において検出回路により自動的に検出し、開閉動作を駆動機構部の駆動モータでアシストされるので、カーテンの開閉動作がスムーズにしかも軽く行うことがでるものである。そして、カーテンの開閉動作中でも任意の位置にカーテンを簡単に止めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係る電動カーテンの全体の構成を示す正面図である。
【図2】図1の電動カーテンの平面図である。
【図3】図1の電動カーテンの駆動系統を示す模式図である。
【図4】図1の電動カーテンの駆動機構部を示す正面図である。
【図5】図1の電動カーテンのアシスト制御回路を示すブロック図である。
【図6】図1の電動カーテンのカーテンレールの構造を示す断面図である。
【図7】図1の電動カーテンのプーリケースの構造を示す断面図である。
【図8】図1の電動カーテンの先頭ローラを示す正面図である。
【図9】図8のY−Y断面図である。
【図10】図8の先頭ローラの走行状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0030】
A 電動カーテン
B アシスト制御回路
1 窓枠
2 カーテンレール
3 レールストップ
4 プーリケース
5 プーリケース
6 プーリ
7 プーリ
8 先頭ランナ
9 中間ランナ
10 カーテン
11 ワイヤ
12 調整手段
13 ローラ
14 吊り具
15 吊り具
16 ローラ
17 ブラケット
20 駆動機構部
21 駆動モータ
22 動力伝達手段
23 回転検出回路
24 反射板
25 センサ
26 駆動制御回路
27 枠本体
29 連結部材案内部
30 連結部材案内孔
31 連結部材留め具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
牽引のための連結部材と先頭ランナとを有するカーテンレールと、
前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、
前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、
前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、
が備えられ、前記駆動機構部には、手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストする開閉動作アシスト装置が備えられていることを特徴とする電動カーテン。
【請求項2】
牽引するための連結部材と先頭ランナとを有するカーテンレールと、
前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、
前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、
前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、
前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段と、
が備えられ、前記駆動機構部には、駆動モータと、駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路が備えられていることを特徴とする電動カーテン。
【請求項3】
連結部材と先頭ランナのコード案内部を滑動自在に収納する空洞部と下部に先頭ランナおよび中間ランナのローラを転動自在に支持するレールを備えたカーテンレールと、
前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、
前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、
前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段とが備えられ、
前記駆動機構部には、駆動モータと、駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路とが備えられ、
前記アシスト制御回路は、前記動力伝達手段と前記動力伝達手段の回転を検出する回転検出回路と、前記駆動モータの回転と前記動力伝達手段の断続を制御する駆動制御回路とが備えられていることを特徴とする電動カーテン。
【請求項4】
連結部材と先頭ランナとを有するカーテンレールと、
前記カーテンレールの両側に連結され内部にプーリを枢支するプーリケースと、前記プーリを駆動するために前記プーリケースに固定された駆動機構部と、前記プーリ間に巻回され前記先頭ランナに係着された連結部材と、前記連結部材の巻回長および張力を調整する調整手段とが備えられ、
前記駆動機構部には、駆動モータと、駆動モータの回転動作を前記プーリに伝達または遮断する動力伝達手段、前記駆動モータと前記動力伝達手段を制御して手動によるカーテン開閉時に開閉動作をアシストするアシスト制御回路とが備えられ、
前記アシスト制御回路は、前記動力伝達手段と前記動力伝達手段の回転を検出する回転検出回路と、前記駆動モータの回転と前記動力伝達手段の断続を制御する駆動制御回路とが備えられ、
前記回転検出回路は、前記動力伝達手段の入力側部材と出力側部材に取り付けられた反射板と、前記反射板の対向する位置に配設された発光素子と受光素子を備えたセンサとが備えられたことを特徴とする電動カーテン。





【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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