電子メッセージングおよびメールを通じたネットワーキング
ソーシャルネットワーキングサービスは、従来の通信サービスと統合される。この通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、内容ページ管理サービス、またはその他の通信サービスを含んでもよい。この通信サービスは、ユーザが連絡先ネットワークを通過し、それを管理することができるようにする1つまたは複数のインタフェースを提供する。ユーザは、さらなる連絡先リスト内でさらなる連絡先を選択することによって、連絡先の複数の層にアクセスし、自分の連絡先リストを拡大してもよい。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ウェブベースのソーシャルネットワーキングは、人々にとって、インターネットを介して他人と出会うための一般的な方法となっている。典型的にソーシャルネットワーキングは、専用のソーシャルネットワーキングサービスを提供するウェブサイトによって実施される。ソーシャルネットワーキングサービスは典型的に、独立型のウェブベースサービスである。
【0002】
ウェブベースのソーシャルネットワーキングサービスを使用するために、ユーザはアカウントを設定するための情報をソーシャルネットワーキングサービスに提供する場合がある。一旦ユーザのアカウントが構成されると、ユーザは自分自身の「プロフィール」を生成することができる。典型的にプロフィールは、ユーザについての基本情報(所在、職業、趣味その他など)を含む。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ソーシャルネットワーキングサービスによって、ユーザは別のユーザのプロフィールを閲覧し、共通の話題またはテーマのグループに参加し、別の登録されたユーザを連絡先リストに追加し、特定のネットワーキングサービスについてのアカウントを有する別のユーザにメッセージを送信することができる。独立型のウェブサービスとして、ユーザはアカウントを生成して、時間とともに「ネットワーク」を発展させなければならない。別のユーザに送信されるメッセージは、典型的にテキストベースのメッセージとして送信され、時にはフォーマッティングおよびその他のマークアップを含んでおり、もっぱらソーシャルネットワーキングシステムによって処理される。典型的に通信は、そのネットワーキングサービスについてのアカウントを有している別のユーザにだけ限定される。したがって、ユーザはソーシャルネットワーキングサービスの外部では、ソーシャルネットワーキングサービスへの参加の招待状を除いては、メールアドレスへメッセージを送信することができない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書で概略的に説明される技術は、連絡先ネットワーキングサービスに統合された通信サービスを提供する。したがって、ユーザは電子通信サービスを通じて連絡先ネットワークにアクセスし、それを管理してもよい。電子通信サービスは電子インスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、または何らかのその他の通信サービスを含んでもよい。1つの実施形態で、ユーザは通信サービスによって提供されるインタフェースを通じて連絡先ネットワークにアクセスし、それを構成してもよい。したがって単一のウェブベースのサービスは、ソーシャルネットワーキングおよび通信サービスをユーザに提供する。
【0005】
ユーザは、各層が連絡先リストである連絡先ネットワークの複数の層を通過してもよい。最上層で、連絡先ネットワークはユーザ自身の連絡先リストを含んでもよい。第2層は、ユーザの連絡先リスト内の連絡先に関連した連絡先リストを含んでもよい。したがってユーザは、自分の連絡先リスト内で連絡先を選択し、その連絡先の連絡先リストを閲覧してもよい。ユーザの連絡先に関連した連絡先リストを閲覧する間、ユーザはその連絡先リスト内で連絡先を選択してもよい。連絡先を選択した後、ユーザは(連絡先ネットワークの第3層を含む)選択された連絡先に関連した連絡先リストを閲覧してもよい。このように、ユーザはさらなる連絡先リストの中でさらなる連絡先を選択することによって、自分の連絡先ネットワークの層を閲覧し続けてもよい。
【0006】
連絡先リストは、電子通信サービスについてのアカウントを有するユーザに関連した連絡先のリストである。例えば、電子インスタントメッセージングサービスでは、ユーザは自分がインターネットを介してインスタントメッセージを送信してもよい連絡先のリスト(「バディリスト」と呼ばれることがある)を有することができる。電子メールサービスでは、ユーザは典型的に、自分が電子メッセージ(またはeメール)を送信してもよい人のアドレス帳の中に保持されている連絡先のリストを有する。1つの実施形態で、本明細書の連絡先ネットワークのための連絡先リストは、通信サービスに関連した任意の連絡先を含んでもよく、またはそれに由来するものであってもよい。したがってユーザのための連絡先リストは、インスタントメッセージングの連絡先、アドレス帳の連絡先またはその他の連絡先を含んでもよい。
【0007】
この要約は、この説明の中で、以下でさらに説明される簡略化された形態で概念を選択したものを導入するために示される。この要約は、特許請求される対象の主要な特徴または本質的な特徴を識別することを目的とするわけではなく、また、特許請求される対象の範囲を判定する際の助けとして使用されることを目的とするわけでもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
ソーシャルネットワーキングサービスは、従来の通信サービスに統合される。この通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、内容ページ管理サービス、またはその他の通信サービスを含んでもよい。この通信サービスは、ユーザが連絡先ネットワークを通過し、管理することを可能にする1つまたは複数のインタフェースを提供する。連絡先ネットワークは、ユーザがアカウントを持つ通信サービスによって提供され、管理される。1つの実施形態で、連絡先ネットワークはユーザの連絡先リスト、および別の選択された連絡先の連絡先リストを含む。
【0009】
ユーザは、さらなる連絡先リスト内でさらなる連絡先を選択することによって、連絡先の複数の層にアクセスしてもよい。一部の実施形態で、誰か別の人の連絡先リスト内の連絡先からの情報にアクセスするために、ユーザには許可が必要とされる。この場合、最初にユーザに関連していない連絡先リスト内のすべてか、または一部の連絡先は制限されることになる。
【0010】
一部の実施形態で、連絡先ネットワークは、電子メールサービスを通じてユーザによってアクセスされ、管理されてもよい。1つの実施形態では、電子メールサービスは、そのサービスについてのアカウントを持っているユーザが、電子メールサービスについてのアカウントを持っている第2ユーザへ、およびその第2ユーザから電子メッセージを送信および受信してもよいインターネットなどのネットワークを介して提供されるサービスである。第2ユーザは、同じか、または異なる電子メールサービスについてのアカウントを持ってもよい(すなわち受信者は、電子メッセージを送信するユーザのものと同じか、または異なるドメインの電子メールアカウントを持ってもよい)。
【0011】
電子メールサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスする場合、ユーザおよびその別の連絡先は、メールサービスインタフェースを通じてユーザに提供されてもよい。これらのインタフェースはメールサービスインボックスインタフェース、連絡先インタフェース、アドレス帳インタフェース、またはメールサービスによって提供される何らかのその他のインタフェースを含んでもよい。ユーザは、通信サービスインタフェースへの入力を提供することによって、別のユーザの連絡先リストにアクセスしてもよい。ユーザの入力は別の連絡先か、またはユーザの連絡先リストを選択してもよい。一旦選択されると、連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェースは、各連絡先についての、プロフィール情報とともに連絡先のリストを提供する。電子メールサービスを通じた連絡先ネットワークのアクセスおよび管理は、以下でより詳細に説明される。
【0012】
一部の実施形態で、連絡先ネットワークはインスタントメッセージングサービスを通じてアクセスされ、管理されてもよい。1つの実施形態で、インスタントメッセージングサービスは、そのサービスについてのアカウントを持っているユーザが、そのサービスについてのアカウントを持っている受信者に対してインスタントメッセージを送受信してもよいインターネットなどのネットワークを介して提供されるサービスである。典型的に、送信者と受信者とは同じインスタントメッセージングサービスについてのアカウントを有する。
【0013】
インスタントメッセージングサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスする場合、インスタントメッセージングサービスは、ユーザの連絡先リストまたは別のユーザの連絡先リストへアクセスするためのインタフェースを提供してもよい。例えばユーザは、ユーザがインスタントメッセージを送信してもよいユーザの連絡先リスト内で、任意の連絡先またはバディを選択してもよい。選択されたとき、連絡先ネットワークインタフェースは電子メッセージングサービスによって提供されることができる。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザによって選択された連絡先に関連した連絡先を提供する。電子メッセージングサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理することは、以下でより詳細に説明される。
【0014】
上述のように、ユーザは通信サービスを介して自分自身の連絡先リストか、または選択された連絡先にアクセスしてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションか、または何らかのその他のアプリケーションによって、内容ページの中で提供されてもよい。図1は、ユーザのための連絡先ネットワークインタフェースを有する内容ページ100の実施形態を示す。内容ページ100はブラウザアプリケーションによって提供され、ユーザの連絡先リストおよびユーザの連絡先ネットワークへのアクセスを提供してもよい。内容ページ100はヘッダウィンドウ110、プロフィール情報ウィンドウ120および連絡先リスト情報ウィンドウ130を含む。ヘッダウィンドウ110は、連絡先の追加、ユーザのプロフィールの編集および連絡先の検索などのタスクをユーザが実行できるようにするボタンを含む。これらのタスクは、以下でより詳細に論じられる。
【0015】
プロフィール情報ウィンドウ120は、内容ページ100に関連したユーザについてのプロフィール情報を含む。示されているように、プロフィール情報ウィンドウ120はユーザのための名前、ユーザの職業、所在およびネットワーク、ならびにユーザのためのサムネイルイメージを含む。その他のプロフィール情報もまた提供されてよい。
【0016】
内容リスト情報ウィンドウ130は、ユーザに関連した連絡先リストについてのプロフィール情報を含む。ユーザの連絡先リスト内の各連絡先について、提供されるプロフィール情報はサムネイルイメージ、連絡先の名前、その特定の連絡先の連絡先リスト内の連絡先の数、連絡先のためのオンライン表示、および適用可能な場合には内容ページ表示を含む。オンライン表示は、ユーザが現在内容ページに関連した通信サービス(メッセージングサービス、メールサービスその他)と契約していることを示す。示されているように、すべての連絡先がオンライン表示を有するわけではない(連絡先Dを参照)。内容ページ表示は、その連絡先に関連した内容ページが変更されているか、または新しい情報を有することを示す。(サムネイル138などの)連絡先サムネイルは、ユーザが自分のプロフィールと関連させるために選択した任意のプロフィールイメージであってよい。一部の実施形態で、プロフィールイメージはユーザのために自動的に選択される。これは、ユーザがプロフィールの登録プロセスを完了していない場合などであってよい。例えば、連絡先リスト情報ウィンドウ130内の連絡先IおよびJは、ユーザによってではなく、システムによって選択されたプロフィールイメージを有する。1つの実施形態で、これは、ユーザまたは連絡先が通信サービスに対する登録プロセスを完了していないか、またはイメージをアップロードしていないということを示す。
【0017】
図2は、連絡先ネットワークインタフェースを有する内容ページ200の実施形態を示す。内容ページ200は、選択された連絡先の連絡先リストを提供する。特に、図2の内容ページは、図1の内容ページ100を通じてユーザによって選択された連絡先(特には連絡先「B」)についての連絡先リストを提供する。図1の内容ページで示されているように、連絡先Bはハイライトされる。選択される場合、連絡先「B」の連絡先を示す連絡先ネットワークインタフェースが与えられる。図2の内容ページ200はヘッダウィンドウ210、プロフィール情報ウィンドウ220および連絡先リスト情報ウィンドウ230を含む。ヘッダウィンドウ210は内容ページが連絡先「B」に関連しており、Bは5つの連絡先(または友達)を持っていることを示す。プロフィール情報ウィンドウ220は、図1の内容ページ110のユーザのために提供されたものと同様に、Bのためのプロフィール情報を提供する。連絡先リスト情報ウィンドウ230は連絡先Bに関連した連絡先のプロフィールに関する情報を提供する。図1の内容ページ100に関連したユーザは、図2の内容ページ200を通じてBの連絡先へのアクセスを持つ。このことは以下でより詳細に論じられる。
【0018】
1つの実施形態で、ユーザは図2の内容ページ200で示される連絡先ネットワークインタフェースから連絡先を選択し、その後その選択に応じて示される連絡先リストから別の連絡先を選択することによって、さらなる連絡先リストの閲覧を継続することができる。ユーザは結果として生じる連絡先リストの任意のものからの連絡先を、ユーザの連絡先リストに追加することができる。このような方法で、ユーザは連絡先リストの複数の層にアクセスしながら、自分の連絡先リストを拡大してもよい。
【0019】
1つの実施形態で、ユーザは自分の連絡先リストに連絡先を追加するために入力を与えてもよいが、選択された連絡先の連絡先リストにユーザが追加されなくてもよい。自分の連絡先の連絡先リストの中にユーザがいない連絡先をユーザが自分の連絡先の連絡先リストの中に持つ場合、ユーザと連絡先との関係は片方向の関係である。選択された連絡先が自分の連絡先の連絡先リストにユーザを追加するのであれば、その場合の関係は双方向の関係である。双方向の関係のユーザには、お互いの相手の連絡先リストを閲覧する場合、片方向の関係のものよりも、写真および連絡先情報など、より多くの情報が提供される。このことは以下でより詳細に説明される。
【0020】
図3は、連絡先ネットワークを提供し、管理するためのシステム305の実施形態を示す。システム305は内容ページサーバ310、アドレス帳クリアリングハウス(ABCH)320、連絡先サーバ330、プロフィールストレージサーバ340、ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングサーバ360を含む。システム305はクライアント370と通信する。クライアント370はブラウザアプリケーション375を含み、メッセージングクライアント377を含んでもよい。
【0021】
一般にシステム305は、連絡先ネットワークインタフェースを提供するために、ブラウザアプリケーション375に情報およびデータを提供してもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザがユーザの連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理することを可能にしてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションによって提供される内容ページを通じてアクセスされてもよい。例えば、内容ページはウェブページ、ブログ、またはユーザがアカウントを持つウェブサービスによって提供される何らかのその他のページであってもよい。
【0022】
内容ページサーバ310は、図1または2のものなどの連絡先ネットワークインタフェースを提供するために、内容ページコードを構成する。内容ページサーバ310は、クライアント370のブラウザアプリケーション375などの要求を出す主体に、内容ページコードを与えてもよい。内容ページコードはXMLフィード、HTMLとしてパッケージされたもの、または適切な通信プロトコル手段を通じて要求を出す主体に送信されてもよい。内容ページコードは、要求を出す主体が連絡先リストプロフィール情報を記入してもよいテンプレートまたは骨組を提供する。これは以下でより詳細に論じられる。内容ページサーバ310はABCH320、およびクライアント370のブラウザアプリケーション375と通信する。
【0023】
ABCH320は、ユーザに関連した情報を記憶する。記憶されるユーザ情報はユーザのための1つまたは複数の連絡先リスト、ユーザ名およびパスワード情報、ユーザの逆リストならびにその他の情報を含んでもよい。連絡先リストは、ユーザが何らかの種類の関係を持つ1つまたは複数の連絡先のリストを含んでもよい。例えば、連絡先はユーザのメッセージングサービスの連絡先もしくはバディリスト、メールサービスのアドレス帳、またはネットワーキングの連絡先リストの中に配置されることが可能である。逆リストは、連絡先リストにユーザがある連絡先のリストを含んでもよい。ユーザは、その連絡先を自分の連絡先リストの中に持っていても、または持っていなくてもよい。ユーザがその連絡先を持っていない場合、ユーザとユーザの逆リストの中の連絡先との関係は片方向の関係である。ユーザがこの連絡先リストにも、逆リストの中に連絡先を持っている場合、その連絡先とユーザとの関係は双方向の関係である。ユーザの連絡先情報(電話、代替のeメールアドレス、郵送先)、ユーザのメンバーシップのリスト、ユーザの役割、ユーザの選択した郵送先、利用されるネットワークサービス、サービスの構成および優先事項、許可情報ならびにその他情報などの別のユーザの情報も、ABCH320の中に記憶されてよい。ABCH320は内容ページサーバ310、連絡先サーバ330およびメッセージングサーバ360とのメッセージの送受信を行ってもよい。1つの実施形態で、メッセージはSOAPインタフェースを使用して、ABCH320と内容ページサーバ310との間で送信される。ABCH320のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0024】
連絡先サーバ330は、1つまたは複数の連絡先のために、プロフィールデータを求める要求を受信する。1つの実施形態で、連絡先サーバ330はプロフィールストレージサーバ340からプロフィール内容情報を取り出し、必要に応じてその情報を処理してパッケージし、そのプロフィール内容情報を、要求を出す主体に提供する。連絡先サーバ330はプロフィールストレージサーバ340、ABCH320、ブラウザアプリケーション375とのメッセージの送受信を行ってもよい。連絡先サーバ330のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0025】
プロフィールストレージサーバ340は、通信サービスについてのアカウントを持っているユーザに関連したプロフィールデータを記憶する。プロフィールデータの例は、図1の内容ページ100および図2の内容ページ200に示されている。特に、プロフィールデータはユーザのサムネイルイメージまたはアイコン、ユーザ名、ユーザがメッセージングサービスまたはメールサービスにアクセスしているかどうか、友達または連絡先の数、およびその他の情報を含んでもよい。典型的に、プロフィールストレージサーバ340は連絡先サーバ330から要求を受信する。この要求は、プロフィール情報が要求される1つまたは複数の連絡先を特定することができる。プロフィールストレージサーバ340は、要求されたプロフィールデータを含む応答を生成し、その応答を連絡先サーバ330へ送信する。プロフィールストレージサーバ340のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0026】
メッセージングサーバ360は異なるクライアントマシン上のメッセンジャクライアントの間の接続を仲介し、最初のセッション接続を処理し、プレゼンス情報を提供して、メッセージングサービスに関連したその他のタスクを実行する。メッセージングサーバ360は、ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングクライアント377との情報の送受信を行ってもよい。メッセージングサーバ360のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。ウェブメッセージングサーバ350は、ウェブベースのメッセージングサービスのために、メッセージングサーバ360への入り口を提供する。ウェブメッセージングサーバ350はメッセージングサーバ360、ABCH320およびブラウザアプリケーション375と通信し、それらとのメッセージの送受信を行ってもよい。ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングサーバ360のオペレーションは、以下でより詳細に説明される。
【0027】
クライアント370のブラウザアプリケーション375は、ユーザがそれを通じて連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理してもよい連絡先ネットワークインタフェースを提供する。ブラウザアプリケーション375は、クライアント370でユーザによって受信される入力に関連した入力イベントを処理する。それを行う際、ブラウザアプリケーション375はシステム305から連絡先ネットワークデータを取り出し、それをユーザに与える。
【0028】
前述のように、連絡先のためのプロフィール情報はオンライン表示を含んでもよい。一部の実施形態で、オンライン表示は、連絡先がインスタントメッセージングサービスにログインされたかどうかを示す。1つまたは複数の連絡先についてのオンライン状態を提供するために、連絡先ネットワークインタフェースを提供するアプリケーションは、メッセージングサーバ360のために連絡先のオンライン状態を取り出さなければならない。ブラウザアプリケーション375によって提供される連絡先ネットワークインタフェースのために、ブラウザアプリケーション375は最初に、メッセージングクライアント377が現在クライアント370上で動作中であるか、またはインストールされているのかどうかを判定する。メッセージングクライアント377がクライアント370上で動作中であるか、またはインストールされている場合、ブラウザアプリケーション375は、現在の連絡先ネットワークインタフェースのディスプレイ内の連絡先が、現在メッセージングサービスにログインされているかどうかを判定するために、メッセージングクライアント377に問い合わせる。そうではない場合、ブラウザアプリケーションはウェブメッセージングサーバ350を通じて判定を行う。ブラウザアプリケーション375およびメッセージングクライアント377のオペレーションは、以下でより詳細に説明される。
【0029】
図4は、連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メッセージングシステム405の実施形態を示す。システム405は、図3のシステム305の要素と同じものを含む。しかしながら、クライアント410はメッセージクライアント415およびブラウザアプリケーション417を含む。図4のクライアント410は、システム405とのメッセージの送受信を行ってもよい。
【0030】
図4に示されている実施形態で、ユーザには最初に、メッセージングクライアント415によって提供されるインスタントメッセージングインタフェースが提供される。メッセージングクライアント415によって提供されるメッセージングインタフェースの例は、図16のインタフェース1610によって示されており、以下でより詳細に論じられる。典型的に、メッセージングクライアント415はメッセージングインタフェースを通じてユーザの入力を受信する。この入力は、ユーザがユーザの連絡先のうちの1つに関連した連絡先リストを閲覧するために選択を行ったことを示す。入力に応答して、メッセージングクライアント415は連絡先ネットワークインタフェースを生成する。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションを通じて提供される。1つの実施形態で、メッセージングクライアント415はブラウザアプリケーション417のために新しいウィンドウを開き、連絡先ネットワークインタフェースを提供するためにブラウザアプリケーション417を開始する。次いでブラウザアプリケーション417は、連絡先リストのプロフィール情報およびその他のデータをシステム405から取り出す。メッセージングクライアント415は、選択された連絡先の連絡先リスト内の任意の連絡先についてのメッセージングサービス情報を取り出すことができる。この情報はその後、メッセージングクライアント415からブラウザアプリケーション417へ提供される。連絡先の連絡先リストはその後、ブラウザアプリケーション417によって提供される連絡先ネットワークインタフェースを通じて、ユーザに提供される。
【0031】
図5は、連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メールシステム505の実施形態を示す。システム505は、図3のシステム305および図4のシステム405と同じ要素を含む。クライアントデバイス510はメールクライアント515、ブラウザアプリケーション517およびメッセージングクライアント518を含む。クライアント510は、システム505とのメッセージの送受信を行ってもよい。
【0032】
最初にユーザには、メールクライアント515によってメールシステムインタフェースが提供される。一旦メールクライアント515が、ユーザがユーザの連絡先リストか、またはユーザの連絡先のうちの1つの関連した連絡先リストを閲覧するために選択を行ったことを示す入力を受信すると、メールクライアント515は、連絡先ネットワークインタフェースを表示するためにブラウザアプリケーション517を起動する。次いでブラウザアプリケーション517は、適切な連絡先リスト内で連絡先のためのプロフィール情報を取り出す。さらにブラウザアプリケーション517は、メッセージクライアント518が現在クライアント510上で動作中であるか、またはインストールされているのかどうかを判定する。メッセージングクライアント518が現在クライアント510上で動作中であるか、またはインストールされている場合、ブラウザアプリケーション517は、メッセージングクライアント518を介し、メッセージングサーバ360を通じて、現在の連絡先リスト内の連絡先の任意のものがメッセージングサービスと契約しているかどうかを判定する。そうではない場合、ブラウザアプリケーション517は、ウェブメッセージングサーバ350を通じて、メッセージングサービスの中の連絡先のオンライン状態を判定する。これは以下でより詳細に論じられる。
【0033】
図6は、本技術を実装するためのコンピューティング環境600を示す。1つの実施形態で、コンピューティング環境600はクライアントデバイス410、510および370とともに、システム305、405および505のサーバを実装してもよい。
【0034】
コンピューティング環境600は適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本明細書の技術の使用法または機能の範囲について何らかの制限を示唆することを目的とするわけではない。またコンピューティング環境600は、例示的なオペレーティング環境600で示されている構成要素のうちの任意の1つまたは組み合わせに関する任意の従属性または必要条件を有するものとして解釈されるべきではない。
【0035】
本明細書で説明される技術は、数多くのその他の汎用または特殊目的のコンピューティング環境または構成とともに動作可能である。本明細書の技術とともに使用するために適していると思われる、よく知られているコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、携帯電話またはデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能な一般電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上述のシステムまたはデバイスのうちの任意のものを含む分散型コンピューティング環境、およびその他を含むが、それらに限定されるわけではない。
【0036】
本明細書の技術は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令の一般的な文脈の中で説明されてもよい。一般に、プログラムモジュールは特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実施するルーティン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。本明細書の技術はまた、通信ネットワークを通じてリンクされる遠隔処理デバイスによってタスクが実行される分散型コンピューティング環境の中で実行されてもよい。分散型コンピューティング環境では、プログラムモジュールはメモリストレージデバイスを含む局所と遠隔との両方のコンピュータストレージ媒体に配置されてもよい。
【0037】
図6を参照すると、本明細書の技術を実装するための例示的システムは、コンピュータ610の形態をとる汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ610のコンポーネントは処理ユニット620、システムメモリ630、およびシステムメモリを含む様々なシステムコンポーネントを処理ユニット620と結合するシステムバス621を含んでよいが、それらに限定されるわけではない。システムバス621は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、および様々なバスアーキテクチャのうちの任意のものを使用する局所バスを含む複数の種類のバス構造のうちの任意のものであってよい。制限ではなく、例として、そうしたアーキテクチャは業界規格アーキテクチャ(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、拡張ISA(EISA)バス、ビデオエレクトロニクス規格協会(VESA)の局所バス、およびメザニンバスとしても知られる周辺コンポーネント相互接続(PCI)バスを含む。
【0038】
コンピュータ610は典型的に、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ610によってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であることが可能であり、揮発性および不揮発性媒体、取り外し可能および取り外し不可能媒体の両方を含む。制限ではなく、例として、コンピュータ可読媒体はコンピュータストレージ媒体および通信媒体を備えていてもよい。コンピュータストレージ媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他データなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能媒体の両方を含む。コンピュータストレージ媒体はRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは任意のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくはその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を記憶するために使用されることが可能であり、コンピュータ610によってアクセスされることが可能な任意のその他媒体を含むが、それらに限定されるわけではない。通信媒体は典型的に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波もしくはその他の輸送メカニズムなどの変調データ信号の中のその他データを具体化し、任意の情報伝達媒体を含む。「変調データ信号」という語は、その特性セットのうちの1つまたは複数を有する信号か、または信号の中の情報をコード化するようなやり方で変形された信号を意味する。制限ではなく、例として、通信媒体は有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音波、RF、赤外線およびその他の無線媒体などの無線媒体を含む。上述のもののうちの任意のものの組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0039】
システムメモリ630は、読み出し専用メモリ(ROM)631およびランダムアクセスメモリ(RAM)632などの揮発性および/または不揮発性メモリの形態をとるコンピュータストレージ媒体を含む。起動の間などに、コンピュータ610内の要素の間で情報を転送するために役立つ基本ルーティンを含む基本的入力/出力システム633(BIOS)は、典型的にROM631の中に記憶される。RAM632は典型的に、処理ユニット620によって即座にアクセス可能である、および/または現在操作されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。制限ではなく、例として、図6はオペレーティングシステム634、アプリケーションプログラム635、その他のプログラムモジュール636およびプログラムデータ637を示す。
【0040】
コンピュータ610はまた、その他の取り外し可能/取り外し不可能、揮発性/不揮発性コンピュータストレージ媒体を含んでもよい。単に例として、図6は、取り外し不可能な不揮発性磁気媒体からの読み出し、またはそこへの書き込みを行うハードディスクドライブ640、取り外し可能な不揮発性磁気ディスク652からの読み出し、またはそこへの書き込みを行う磁気ディスクドライブ651、およびCD−ROMまたはその他の光媒体などの取り外し可能な不揮発性光ディスク656からの読み出し、またはそこへの書き込みを行う光ディスクドライブ655を示す。例示的なオペレーティング環境の中で使用されることが可能なその他の取り外し可能/取り外し不可能、揮発性/不揮発性コンピュータストレージ媒体は磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMおよびその他を含むが、それらに限定されるわけではない。ハードディスクドライブ641は典型的に、インタフェース640などの取り外し不可能なメモリインタフェースを通じてシステムバス621へ接続され、磁気ディスクドライブ651および光ディスクドライブ655は典型的に、インタフェース650などの取り外し可能なメモリインタフェースによってシステムバス621へ接続される。
【0041】
上述のドライブおよびそれらの関連したコンピュータストレージ媒体は図6に示されており、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールおよびコンピュータ610のためのその他のデータのストレージを提供する。例えば図6では、ハードディスクドライブ641はオペレーティングシステム644、アプリケーションプログラム645、その他のプログラムモジュール646、およびプログラムデータ647を記憶するものとして示されている。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム634、アプリケーションプログラム635、その他のプログラムモジュール636、およびプログラムデータ637と同じであっても、異なっていてもよいということに留意されたい。オペレーティングシステム644、アプリケーションプログラム645、その他のプログラムモジュール646、およびプログラムデータ647は、最低限で、それらは異なるコピーであるということを示すために、ここでは異なる番号が与えられている。ユーザはキーボード622および、一般にはマウス、トラックボールまたはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス661などの入力デバイスを通じて、コマンドおよび情報をコンピュータ60に入力してもよい。その他の入力デバイス(不図示)はマイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星アンテナ、スキャナまたはその他を含んでもよい。これらおよびその他の入力デバイスはしばしば、システムバスに結合されたユーザ入力インタフェース660を通じて処理ユニット620に接続されているが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)などのその他のインタフェースおよびバス構造によって接続されてもよい。モニタ691またはその他の種類のディスプレイデバイスもまた、ビデオインタフェース690などのインタフェースを介して、システムバス621へ接続される。モニタの他にも、コンピュータはまた、出力周辺インタフェース690を通じて接続されてもよいスピーカ697およびプリンタ696などのその他の周辺出力デバイスも含んでもよい。
【0042】
コンピュータ610は、遠隔コンピュータ680などの1つまたは複数の遠隔コンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク化された環境の中で動作してもよい。遠隔コンピュータ680はパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイスまたはその他の一般的なネットワークノードであってよく、典型的にコンピュータ610に関して上で説明された要素の多くまたはすべてを含むが、図6の中にはメモリストレージデバイス681だけが示されている。図6の中で描かれている論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)671およびワイドエリアネットワーク(WAN)673を含むが、その他のネットワークもまた含んでもよい。そのようなネットワーキング環境はオフィス、企業内のコンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットで当たり前のものである。
【0043】
LANのネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ610はネットワークインタフェースまたはアダプタ670を通じてLAN671に接続される。WANのネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ610は典型的に、インターネットなどのWAN673を介した通信を確立するために、モデム672またはその他の手段を含む。内部にあっても、外付けであってもよいモデム672は、ユーザ入力インタフェース660またはその他の適切な機構を介して、システムバス621へ接続されてもよい。ネットワーク化された環境では、コンピュータ610に関して描かれたプログラムモジュールまたはその部分は、遠隔のメモリストレージデバイスの中に記憶されてもよい。制限ではなく、例として、図6はメモリデバイス681に存在するものとして遠隔アプリケーションプログラム685を示す。このネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間で通信リンクを確立するためのその他の手段が使用されてもよいということが理解されよう。
【0044】
図7は、通信サービスを介して連絡先ネットワークを提供するための方法700の実施形態を示す。はじめに、ステップ710でユーザは通信サービスにログインする。通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、(ブログ、写真アルバムまたはその他の連絡先リストを備えた内容ページなどの)内容ページを提供するサービス、または何らかのその他の通信サービスであってもよい。次にステップ720で、通信サービスのためのユーザインタフェースを通じて、ユーザまたは1つまたは複数の連絡先に対するリンクが提供される。1つの実施形態で、1つまたは複数の連絡先は、バディリストの形態をとるメッセージングサービスインタフェースを通じて提供されてもよい。別の実施形態で、1つまたは複数の連絡先は、連絡先アドレス帳またはインボックスインタフェースを通じて、電子メールサービスを通じて提供されてもよい。別の実施形態で、連絡先は、ブログを提供する内容ページインタフェースを通じて提供されてもよい。
【0045】
次いでステップ730で、ユーザの連絡先を選択する入力がユーザインタフェースを通じて受信される。次にステップ740で、ユーザの入力に関連した連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェースは、ステップ730で選択された連絡先のために連絡先リストを提供する。したがって、ユーザにではなく、選択された連絡先に関連した連絡先リストが提供される。図7のステップ740は、図8の方法800の中で、以下でより詳細に説明される。
【0046】
図8は、ユーザによって選択された連絡先に関連した連絡先リストを提供するための方法800の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法800は図7のステップ740のさらなる詳細を示す。はじめにステップ810で、選択された連絡先および連絡先の連絡先リストのプロフィール情報が取り出される。連絡先リストのプロフィール情報は特定の連絡先のサムネイルイメージまたは写真、連絡先の名前、オンライン情報(連絡先がメッセージングサービスと契約しているかどうか)、連絡先のページ更新情報、連絡先の所在、またはその他の情報を含んでもよい。
【0047】
上述のように、内容ページ更新情報は、連絡先がユーザに関連した内容ページを更新したかどうかを示してもよい。1つの実施形態で、選択された連絡先のプロフィール情報は、図2のプロフィール情報ウィンドウ220の中で提供される情報の種類を含んでもよい。連絡先リストプロフィール情報は、連絡先リスト情報ウィンドウ230の中で提供される情報の種類を含んでもよい。図8のステップ810は、以下で図9の方法900に関して、より詳しく論じられている。
【0048】
ステップ820で、連絡先と連絡先リストプロフィールとは、ユーザインタフェースの中で選択された連絡先に提供される。1つの実施形態で、内容ページは、選択された連絡先および選択された連絡先の連絡先リストの中の連絡先についてのプロフィール情報を用いてインスタンス化される。インタフェースは、クライアント370のブラウザアプリケーション375などのブラウザアプリケーションの中で、内容ページとして提供される。
【0049】
次いでステップ830で、ユーザインタフェースから受信された入力が処理される。ユーザ入力を処理することはプロフィールを追加または削除すること、プロフィールをフィルタにかけるためにユーザ入力を処理すること、または受信された入力に応答して実行されるその他のタスクを含んでもよい。ステップ830によって示されているように入力を処理することは、図13の方法1300に関して以下でより詳細に論じられる。
【0050】
図9は、選択された連絡先の連絡先リストについてのプロフィール情報を取り出すための方法900の実施形態を示す。1つの実施形態で、図9の方法900は、方法800のステップ810のさらなる詳細を示す。ステップ910で、選択されたユーザの連絡先および連絡先の連絡先リストについてのプロフィール情報を提供するための内容ページコードが取り出される。1つの実施形態で、内容ページコードは、特定の通信システムの内容ページサーバからクライアントアプリケーションによって取り出される。クライアントアプリケーションはブラウザアプリケーション、メッセージングクライアント、メールクライアント、またはクライアントデバイス上の何らかのその他のアプリケーションであってよい。考察を目的として、図9から図15までの方法は図3のシステム305に関して論じられる。ステップ910は、図10の方法1000に関して以下でより詳細に論じられる。
【0051】
ステップ920で、選択された連絡先に関連した連絡先リストが取り出される。1つの実施形態で、連絡先リストはABCH320から、クライアントに存在するアプリケーション(ブラウザアプリケーション375など)によって取り出される。別の実施形態で、連絡先リストは内容ページサーバ310を通じて間接的に取り出されてもよい。選択された連絡先に関連した連絡先リストの取り出しは、図11の方法110に関して以下でより詳細に論じられる。ステップ930で、連絡先リスト内の連絡先についての連絡先プロフィール情報が取り出される。連絡先プロフィール情報は、連絡先サーバ330およびメッセージングサーバ360から、クライアントアプリケーション(ブラウザアプリケーション375など)によって取り出される。1つの実施形態で、情報は、メッセージングサーバ360から直接取り出されてもよく、またはウェブメッセージングサーバ350を通じて間接的に取り出されてもよい。ステップ930での連絡先プロフィール情報の取り出しは、図12の方法1200に関して以下でより詳細に論じられる。
【0052】
図10は、選択されたユーザの連絡先に関連した連絡先ネットワークインタフェースを提供するために内容ページコードを取り出すための方法1000の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1000は上述の方法900のステップ910についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1010で、クライアント370から内容ページサーバ310へ内容ページ要求が送信される。システム305に関して、内容ページ要求は、ブラウザアプリケーション375によって内容ページサーバ310へ送信されてもよい。内容ページ要求は、ユーザから受信された入力に応答して送信されてもよい。ステップ1020で、内容ページサーバ310は要求を受信し、内容ページコードを生成して、内容ページ応答の中に内容ページコードをパッケージする。内容ページコードは、連絡先ネットワークインタフェースのためのテンプレートまたは骨組であってもよい。次にステップ1030で、内容ページサーバ310は、内容ページ応答をブラウザアプリケーション375に送信する。1つの実施形態で、内容ページサーバ310は内容ページ応答をSOAPメッセージとして送信してもよい。別の実施形態で、この応答はXML形式であってもよい。ステップ1040で、クライアント370は、内容ページコードを含む内容ページ応答を内容ページサーバ310から受信する。1つの実施形態で、ブラウザアプリケーション375などのクライアントアプリケーションは、内容ページ応答を受信してもよい。
【0053】
図11は、選択された連絡先に関連した連絡先リストを取り出すための方法1100の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1100は、方法900のステップ920についてのさらなる詳細を示す。ステップ1110で、ブラウザアプリケーション375は、選択された連絡先の連絡先リストのために、非同期呼び出しを内容ページサーバ310へ送信する。1つの実施形態で、連絡先リストは、方法700のステップ730でユーザによって選択された連絡先に関連している。要求は連絡先のユーザ名、連絡先に関連したパスワードおよびその他の情報を含んでもよい。連絡先のユーザ名およびパスワードは、ブラウザアプリケーション375から取り出されてもよい。別の実施形態で、連絡先のユーザ名およびパスワードは、ユーザ入力が受信されたクライアント上で動作中のアプリケーションから取り出されてもよい。ステップ1120で、内容ページサーバ310は呼び出しを受信し、連絡先リスト要求をABCH320へ送信する。ABCH320へ送信される連絡先リスト要求は、ステップ1110で内容ページサーバ310によって受信されたユーザ名およびパスワード情報を含んでもよい。別の実施形態で、連絡先リスト要求は、特定のユーザのユーザ名だけを含んでもよい。さらに別の実施形態で、連絡先リスト要求はユーザ名および認証トークンを含んでもよい。これらの実施形態のうちの任意のものは、本明細書でABCH320に対して要求を行う任意のデバイスまたはモジュールによって使用されてもよい。次にステップ1130で、ABCH320は要求を受信し、選択された連絡先についての連絡先リストを取り出し、連絡先リスト応答を内容ページサーバ310へ送信する。1つの実施形態で、ABCH320は連絡先リスト応答を内容ページサーバ310へ送信する前に、はじめにユーザの有効性を確認する。この場合ABCH320は、ユーザ名が存在しており、パスワードがその特定のユーザに関連していることを確認する。
【0054】
ステップ1140で、内容ページサーバ310は、ABCH320から連絡先リスト応答を受信し、その応答をブラウザアプリケーション375へ転送する。1つの実施形態で、応答はブラウザアプリケーション375へ送信される前に、内容ページサーバ310によって処理されてもよい。例えば、内容ページサーバ310は、応答をブラウザアプリケーション375によってより簡単に処理される形式で配置するように、応答を処理してもよい。ステップ1150で、ブラウザアプリケーション375は、選択された連絡先リストを含む連絡先リスト応答を受信する。1つの実施形態で、ブラウザアプリケーション375が連絡先リスト応答を受信した後、連絡先リストからの連絡先データは、ブラウザアプリケーション375によって提供される連絡先ネットワークインタフェースの中に挿入される。
【0055】
上述のように、クライアントデバイス上のアプリケーションによって提供される連絡先ネットワークインタフェースは、現在表示されている連絡先リストの中のユーザおよび連絡先についてのオンライン情報を提供してもよい。このオンライン情報は、ユーザおよび任意の連絡先がインスタントメッセージングサービス、メールサービスまたはその他のサービスなどの通信サービスに現在ログインしているかどうかを示してもよい。本明細書では、例示を目的として、インスタントメッセージングサービスが考慮される。インスタントメッセージングサービスのためにオンライン状態を判定する目的で、インタフェースを提供するアプリケーションは、図1のメッセージングサーバ360などのメッセージングサーバへアクセスしてもよい。メッセージングサーバはクライアントデバイス上のアプリケーションから直接アクセスされてもよく、またはウェブメッセージングサーバを通じて間接的にアクセスされてもよい。さらに、連絡先ネットワークインタフェースを提供するアプリケーションは、連絡先リストプレゼンス要求をクライアントから直接送信してもよく、またはプレゼンス要求を送信するために、クライアント上の別のアプリケーションを起動してもよい。連絡先リスト内のユーザおよび連絡先についてのオンライン状態を判定することは、図12の方法1200に関して、より詳細に論じられる。
【0056】
図12は、連絡先リストについての連絡先プロフィール情報を取り出すための方法1200の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1200は方法900のステップ930についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1205で、メッセージングクライアント377がクライアント370上で動作中であると検出されるかどうかについて判定が行われる。一部の実施形態では、その他のクライアントアプリケーション(図4のアプリケーション415および図5のアプリケーション515など)がこの判定を行ってもよい。ステップ1205でブラウザアプリケーション375が、メッセージングクライアントがクライアント375上で動作中であると判定する場合、オペレーションはステップ1210に続く。そうでない場合、オペレーションはステップ1227に続く。
【0057】
ステップ1210で、ブラウザアプリケーション375は連絡先リストの連絡先についてのプレゼンス要求をメッセージングクライアント377へ送信する。プレゼンス要求は、連絡先リスト内の連絡先についての識別情報を含む。1つの実施形態で、連絡先識別情報は方法1110のステップ1150でABCH320から受信される。メッセージングサーバ360は識別情報から、連絡先のうちの任意のものがメッセージングサービスと契約しているかどうかを判定してもよい。次いでステップ1215で、メッセージングクライアントは、連絡先リストのプレゼンス要求をメッセージングサーバ360へ送信する。ステップ1220で、メッセージングサーバ360は要求を受信し、リストにされた連絡先のうちのどれが契約しているのかを判定し、連絡先リスト応答をメッセージングクライアント377へ送信する。連絡先リスト応答は、連絡先のうちのどれがメッセージングサービスと契約しているのかを示す。次いでステップ1255で、メッセージングクライアント377は連絡先リスト応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。その後オペレーションはステップ1255に続く。
【0058】
ステップ1205で、クライアント370上で動作中のメッセージングクライアントアプリケーションはないと判定される場合、ステップ1227で、メッセージングクライアントがクライアント370上に存在するかどうかについて判定が行われる。メッセージングクライアントが存在しない場合、オペレーションはステップ1230に続く。メッセージングクライアントが存在する場合、クライアントアプリケーションはロードされ、実行され、ステップ1228でユーザはインスタントメッセージングサービスと契約する。その後オペレーションはステップ1210に続く。
【0059】
ステップ1230でブラウザアプリケーション375は、ウェブメッセージングサーバ350を通じて、ユーザをメッセージングサービスにログインする。次にステップ1235で、ブラウザアプリケーション375は連絡先リストプレゼンス要求をウェブメッセージングサーバ350へ送信する。1つの実施形態で、連絡先識別情報は、方法1100のステップ1150でABCH230から受信される。次いでステップ1240で、ウェブメッセージングサーバ350は連絡先リストプレゼンス要求をメッセージングサーバ360へ送信する。ステップ1245で、メッセージングサーバ360は要求を受信し、連絡先リストプレゼンス応答を生成し、連絡先リストプレゼンス応答をウェブメッセージングサーバ350へ送信する。この応答は、要求の中でリストにされている各連絡先が現在インスタントメッセージングサービスにログインされているかどうかを示す情報を含む。次いでステップ1250で、ウェブメッセージングサーバ350は連絡先リストプレゼンス応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。その後オペレーションはステップ1255に続く。
【0060】
ステップ1255で、ブラウザアプリケーション375は連絡先プロフィール要求を連絡先サーバ330へ送信する。連絡先プロフィール要求は、連絡先リストの中の連絡先についての連絡先プロフィール情報を取り出すために使用される。1つの実施形態で、要求の中でリストにされている連絡先は、方法1100のステップ1150でABCH320から受信されたものである。連絡先プロフィール情報は連絡先に関連したサムネイルイメージとともに、その他の情報も含んでよい。一部の実施形態では、連絡先プロフィール要求は、ステップ1250またはステップ1225と並行して連絡先サーバ330に送信される。この場合、取り出しは、内容ページサーバ310による連絡先リストの取り出しによって引き起こされる。
【0061】
次にステップ1260で、連絡先サーバ330はプロフィール内容要求をプロフィールストレージサーバ340へ送信する。ステップ1265で、プロフィールストレージサーバ340はその要求を受信し、連絡先プロフィール応答を連絡先サーバ330へ送信する。特に、プロフィール内容ストレージサーバ340は連絡先プロフィール情報を取り出し、連絡先プロフィール応答の中のプロフィール情報をパッケージする。連絡先プロフィール応答は、連絡先プロフィール要求の中の名前のついた連絡先についてのプロフィール情報を含む。その後ステップ370で、連絡先サーバ330は連絡先プロフィール応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。したがって、内容ページサーバ310から連絡先リストデータ、メッセージングサーバ360からのオンライン状態データ、および連絡先サーバ330からのさらなる連絡先リスト(アドレス帳データなど)のプロフィール情報を取り出すことによって、データに由来する情報は、適切な連絡先についての内容ページ更新、オンライン状態、プロフィールイメージおよびeメールアドレスを提供するために統合される。
【0062】
連絡先ネットワークインタフェースがユーザに提供された後、インタフェースを提供するアプリケーションは、ユーザから受信される入力を処理してもよい。方法1300は、連絡先ネットワークインタフェースを通じて受信された入力を処理するための方法1300の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1300は、上述の方法800のステップ830についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1310で、ユーザ入力は連絡先ネットワークインタフェースを通じて受信される。次にステップ1320で、ユーザ入力に応じて新たなプロフィールが連絡先リストに追加されるべきかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、新たなプロフィールが追加されるべきであることを示す入力がユーザから受信される場合、新たなプロフィールは連絡先リストに追加されるべきである。新たなプロフィールが追加されるべきである場合、オペレーションはステップ1330へ続く。ステップ1320で新たなプロフィールが追加されるべきではない場合、オペレーションはステップ1340へ続く。ステップ1330で、連絡先プロフィールはステップ1330で連絡先リストに追加される。これは、図14の方法1400に関して以下でより詳細に論じられる。その後、オペレーションはステップ1380へ続く。
【0063】
ステップ1340で、連絡先リストからのプロフィールが削除されるべきかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、プロフィールが削除されるべきであることを示すユーザ入力が受信される場合、連絡先リストからのプロフィールは削除されるべきである。ステップ1340で、プロフィールが連絡先リストから削除されるべきであるという判定が行われる場合、オペレーションはステップ1350へ続く。そうでない場合、オペレーションはステップ1360へ続く。連絡先プロフィールは連絡先リストから削除される。これは、図15の方法1500に関して以下でより詳細に論じられる。その後オペレーションはステップ1380へ続く。
【0064】
1つの実施形態で、ユーザはキーワードの組み合わせを使用して、連絡先プロフィールの表示をフィルタにかけてもよい。ユーザは、1つまたは複数のキーワードを1つまたは複数のプロフィールと関連付けてもよい。キーワードはユーザによって動的に作成されるか、または既存のリストから選択されてもよい。キーワードは一旦選択されると、1つまたは複数のプロフィールと関連付けられてもよい。例えば、ユーザは「仕事」というキーワードを生成してもよい。次いでユーザは1つまたは複数のプロフィールを「仕事」というキーワードと関連付け、それによってそれらのプロフィールまたは連絡先がユーザの仕事に関連しているということを示してもよい。別の実施形態で、ユーザは同様に、「家族」、「友達」または「遊び」というキーワードを用いてプロフィールを特徴付けてもよい。一旦プロフィールがキーワードと関連付けられると、ユーザは1つまたは複数のキーワードを選択することによって、プロフィールをフィルタにかけてもよい。この場合、それらのキーワードに関連したプロフィールだけが、インタフェースの中で表示されることになる。同様に、連絡先を閲覧している人(その連絡先に関連したユーザは除く)は、同じく連絡先のキーワードを使用して連絡先の表示をフィルタにかけてもよい。ステップ1360で、連絡先リストプロフィールがフィルタにかけられるべきかどうかについての判定が行われる。ステップ1360で、連絡先リスト中のプロフィールがフィルタにかけられるべきであるという判定が行われる場合、オペレーションは、フィルタをかけられた連絡先リスト中のプロフィールのリストが示されるステップ1370へ続く。その後オペレーションはステップ1380で終了する。連絡先リスト中のプロフィールがフィルタをかけられるべきではない場合、その後オペレーションはステップ1380で終了する。
【0065】
図14は、連絡先プロフィールをユーザの連絡先リストに追加するための方法1400の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1400は方法1300のステップ1330のさらなる詳細を示す。はじめにステップ1410で、ブラウザアプリケーション375は連絡先追加要求を内容ページサーバ310に送信する。この要求は、連絡先がユーザの連絡先リストに追加されるべきであるということを示す。要求は、ユーザについての識別情報および追加されるべき連絡先を含んでもよい。1つの実施形態で、この要求は、選択された連絡先がユーザの連絡先に追加されるべきであることを示すユーザ入力を受信することに応じて送信される。その後ステップ1415で、内容ページサーバ310は連絡先追加要求をABCH320へ送信する。ブラウザアプリケーション375によって送信される連絡先追加要求は、内容ページサーバ310によって送信されたものと同じ識別情報を含んでもよい。ステップ1420で、ABCHは連絡先追加要求を受信する。
【0066】
連絡先追加要求を受信すると、ABCH320は1つまたは複数のオペレーションを実行してもよい。はじめにステップ1425で、連絡先の連絡先リストがユーザを含むかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、ABCH320はこの判定を行うために、連絡先の連絡先リストを取り出す。追加されるべき連絡先の連絡先リストがユーザ
を含む場合、オペレーションはステップ1430へ続く。連絡先の連絡先リストがユーザを含まない場合、オペレーションはステップ1445へ続く。ステップ1430で、ABCH320はユーザと連絡先との関係を、連絡先の連絡先リストの中で双方向の関係に設定する。この双方向の関係は、ユーザと連絡先とが各々の連絡先リストの中にお互いを有しているということを示す。次にステップ1435で、ABCH320は連絡先とユーザとの関係を、ユーザの連絡先リストの中で双方向の関係に設定する。ステップ1440で、ユーザは連絡先の逆連絡先リストに追加される。上述のように、逆連絡先リストは、各々のユーザアカウントのためにABCH320によって保持されるリストである。この逆連絡先リストは、自分の連絡先リストの中にユーザを保持するその他のユーザを示す。その後オペレーションはステップ1445へ続く。
【0067】
ステップ1445で、連絡先に招待状が送信されたかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、ユーザが連絡先を追加するために入力を与える場合、ユーザはまた、連絡先が自分の連絡先リストにユーザを追加したいかどうかを問い合わせるために、追加される連絡先に招待状が送信されるべきであることを示してもよい。ステップ1445で招待状が送信された場合、オペレーションはステップ1450へ続く。招待状が送信されなかった場合、オペレーションはステップ1445へ続く。ステップ1450で、ユーザは連絡先の保留リストに追加される。保留リストは、特定の連絡先またはユーザのための保留の招待状のリストである。保留リスト中の各招待状のために、連絡先は自分の連絡先リスト中の新たな連絡先を承認または拒否するための入力を与えてもよい。その後オペレーションはステップ1455で終了する。
【0068】
図15は、連絡先リストから連絡先プロフィールを削除するための方法1500の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1500は上の方法1300からのステップ1350のさらなる詳細を示す。はじめに、ブラウザアプリケーション375は連絡先削除要求を内容ページサーバ1510へ送信する。1つの実施形態で、連絡先削除要求は、選択された連絡先がユーザの連絡先リストから削除されるべきであることを示すユーザ入力を受信することに応じて送信される。連絡先削除要求は、削除されるべき連絡先についての識別情報(ユーザおよび連絡先についての識別情報など)を含む。ステップ1520で、ブラウザアプリケーション375から連絡先削除要求を受信した後、内容ページサーバ310は連絡先削除要求をABCH320へ送信する。1つの実施形態で、内容ページサーバ310によってABCH320へ送信される要求は、内容ページサーバ310によって受信された要求と同じユーザおよび連絡先の識別情報を含む。ABCH320はステップ1530で、連絡先削除要求を受信する。
【0069】
ステップ1540で、連絡先とユーザとが双方向の関係を有するかどうかについて判定が行われる。1つの実施形態で、この判定はABCH320によって行われる。この場合ABCH320は、連絡先とユーザとが各々自分の連絡先リストの中にお互いを有しているかどうかを判定するために、連絡先とユーザとの両方に関連した連絡先リストをチェックしてもよい。ステップ1540で連絡先とユーザとが双方向の関係を有する場合、オペレーションはステップ1550へ続く。連絡先とユーザとが双方向の関係を有していない場合、オペレーションはステップ1560へ続く。ステップ1550で、ユーザは連絡先の連絡先リストの中で、双方向から片方向の関係へと降格される。その後オペレーションは、連絡先がユーザの連絡先リストから除去されるステップ1560へ続く。その後ステップ1570で、ユーザは連絡先の逆連絡先リストから除去される。
【0070】
連絡先ネットワークは、異なる通信サービス内の複数のインタフェースからアクセスされることが可能である。これらの通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、内容ページ管理サービスおよびその他のサービスを含む。各サービスは、そこから連絡先ネットワークがアクセスされることが可能な、1つまたは複数のインタフェースを通じて提供される。図16は、連絡先ネットワークにアクセスするための電子メッセージングインタフェース1610および連絡先ネットワークインタフェース1665の実施形態を示す。インタフェース1610は、ユーザオンライン指標1620およびユーザ連絡先リスト(またはバディリスト)1660を含む。連絡先リスト1660は、A〜Eとして識別された連絡先から構成されている。連絡先リストの中の各連絡先は、ユーザ名1630「A」などのユーザ名によって表される。さらに各連絡先は、オンライン指標1640および内容ページ指標1650などの、オンライン指標および内容ページ指標に関連付けられていてもよい。オンライン指標は、ユーザまたは連絡先が現在メッセージングサービスにログインされているかどうかを示す。内容ページ指標は、ユーザまたは連絡先が、通信サービスについてのそれらのアカウントに関連した内容ページを有するかどうかについて示してもよく、および任意で内容ページが、ユーザが最後に閲覧してから更新されているのかどうかについて示してもよい。
【0071】
インタフェース1610の内部には、「ソーシャルネットワーク作成」リンク1625がある。リンク1625を選択する入力を受信すると、ユーザには内容ネットワークインタフェース1665などの連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェース1665はヘッダウィンドウ1670、プロフィール情報ウィンドウ1680および連絡先リスト情報ウィンドウ1690を含む。連絡先リスト情報ウィンドウ1690の内容は、ユーザが連絡先ネットワークを生成するために入力を提供してもよいということを示す。したがって、ユーザは現在、連絡先ネットワークインタフェースウィンドウ1665の中に表示された連絡先を持たない。ユーザがすでに構成された連絡先ネットワークを持っていた場合(すなわち、ユーザが連絡先リストを持っていた場合)、図1のインタフェース100と同様の連絡先ネットワークインタフェースが、リンク1625の選択に応じて提供されることになる。
【0072】
図17は、連絡先ネットワークインタフェースへアクセスするための要約モジュール170の実施形態を示す。要約モジュール1710は、ユーザによって構成され、内容ページ管理サービスを通じて提供される内容ページを要約してもよい。1つの実施形態で、内容ページはユーザによってカスタマイズされたウェブページであってよい。内容ページは、ユーザが内容ページを生成し、別のユーザの内容ページを閲覧することを可能にするウェブサービス(例えば内容ページ管理ウェブサービス)によって与えられてもよい。この場合、ユーザは内容ページをリンク、音楽リスト、ブログ、写真および/またはビデオコレクションおよびその他の内容を含むように構成してもよい。この要約モジュールは、内容ページの要約を提供するように構成されてもよい。例えば、要約モジュールはユーザの識別情報とともに、ブログの最新の項目、写真アルバムまたはビデオストリームの最初の写真またはイメージ、1つまたは複数のリンクのリスト、1つまたは複数の音楽リストの曲を提供してもよい。さらに要約モジュールは、内容ページの同種の見た目と感じ(例えば同種の背景、同種の内容の範疇、同種のフォントおよび色など)を有するように構成されてもよい。
【0073】
ユーザの内容ページに関連した要約モジュール1710は、インスタントメッセージングインタフェース、eメールサービスインタフェース、または内容ページインタフェースから、ユーザが適切なユーザアイコンまたはリンクを選択することに応じて提供されてもよい。要約モジュール1710はヘッダウィンドウ1720、連絡先のイメージまたはサムネイル1730およびツールバー1748を含む。連絡先イメージ1730の右側には、ユーザ内容ページから取り出されたユーザ情報がある。ユーザ情報はユーザ名1740、要約内容1744および写真(またはサムネイルイメージ)1746を含んでもよい。ツールバー1748の中に含まれるのは、「友達追加」リンク1750である。リンク1750の選択に応じて、要約モジュール1710は連絡先ネットワークインタフェース1755を提供する。連絡先ネットワークインタフェース1755はヘッダウィンドウ1760、プロフィール情報ウィンドウ1770および連絡先リスト情報ウィンドウ1780を含む。図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様に、連絡先ネットワークインタフェース1755は、ユーザが自分の連絡先ネットワークに連絡先を追加することができるようにする。一旦ユーザが連絡先を追加するための入力を与えると、連絡先ネットワークインタフェースは、方法1400に関して上で述べられたように連絡先を追加してもよい。
【0074】
図18は、連絡先の連絡先ネットワークへアクセスするための連絡先の要約モジュール1810の実施形態を示す。図17の要約モジュール1710とは異なり、要約モジュール1810はユーザ自身のためのものではなく、ユーザの連絡先のためのものである。連絡先の内容ページに関連した要約モジュール1810は、インスタントメッセージングインタフェース、eメールサービスインタフェースまたは内容ページインタフェースからユーザが適切な連絡先アイコンまたはリンクを選択することに応じて提供されてもよい。要約モジュール1830はヘッダウィンドウ1820、連絡先イメージ1830、ツールバー1848および、すべてがユーザの連絡先に関連した内容を有する内容1744を含む。ツールバー1848の内部には「友達」リンク1850がある。示されているように、リンク1850を選択すると、連絡先ネットワークインタフェース1855が生成される。連絡先ネットワークインタフェース1855は、連絡先の連絡先リストに関連付けられており、ヘッダウィンドウ1860、プロフィール情報ウィンドウ1870および連絡先リスト情報ウィンドウ1880を含む。ヘッダウィンドウ1860は、連絡先ネットワークインタフェース1855が選択された連絡先「B」のものであることを示す。プロフィール情報ウィンドウ1870は連絡先の職業、所在およびその他情報などの、選択された連絡先に関する情報を提供する。連絡先リスト情報ウィンドウ1880は、選択された連絡先「B」に関連した連絡先リストを提供する。特には、選択された連絡先の連絡先リストを含む5つの連絡先が与えられる。
【0075】
図19は、ユーザの連絡先ネットワークへアクセスするための電子メールサービスインボックスインタフェース1900の実施形態である。インタフェース1900は、図1のクライアント370などのクライアントコンピュータ上に、ブラウザアプリケーションまたはメールクライアントアプリケーションによって提供されてもよい。インタフェース1900はフォルダウィンドウ1910、インボックスウィンドウ1920およびメッセージウィンドウ1930を含む。フォルダウィンドウ1910は、ユーザのメールアカウントのためのフォルダのリストを含む。フォルダウィンドウ1910の中では、「インボックス」フォルダがハイライトされている。インボックスウィンドウ1920は、現在ハイライトされているインボックスフォルダ内のメッセージのリストを示す。メッセージウィンドウ1930は、インボックスウィンドウ1920の中で現在選択されているメッセージの内容を示す。インボックスウィンドウの上にあるのは、代表的なユーザアイコン1960である。ドロップダウンメニュ1970は、選択されるとインタフェース1900の中に示される。ドロップダウンメニュ1970は1つまたは複数のリンクを含んでもよい。リンクが選択される場合、インタフェース1900を提供するアプリケーションは、そのリンクに関連した特定の行為を開始する。ドロップダウンメニュ1970のリンクの中には、「自分の連絡先ネットワークの設定」リンク1975がある。リンク1975を選択すると、連絡先ネットワークインタフェースがユーザに与えられる。1つの実施形態で、連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザが連絡先リストを構成している場合には図1の連絡先ネットワークインタフェース100と同様のものであり、ユーザが連絡先リストを構成していない場合には図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様のものである。
【0076】
インボックスインタフェースを通じて連絡先ネットワークへアクセスすることに加えて、ユーザはまた、電子メールサービスのユーザ連絡先またはアドレス帳インタフェースを通じて連絡先ネットワークへアクセスしてもよい。図20は、連絡先の連絡先リストへアクセスするための電子メールサービスユーザ連絡先インタフェース2000の実施形態を示す。インタフェース2000は連絡先フォルダウィンドウ2010、連絡先ウィンドウ2020および連絡先情報ウィンドウ2030を含む。連絡先フォルダウィンドウ2010は、ユーザの連絡先リスト内の連絡先グループのリストを含む。連絡先ウィンドウ2020は、連絡先フォルダウィンドウ2010のうちの「すべて」の選択されたグループ内の連絡先を示す。連絡先情報ウィンドウ2030は、連絡先ウィンドウ2020内の選択された連絡先のために、さらなる情報を提供する。連絡先ウィンドウ2020内で、現在「Charles」という連絡先がハイライトされている。ドロップダウンメニュ2070は、選択された場合に、選択された連絡先の下に示される。ドロップダウンメニュ2070内には、「Add to Contact Network(連絡先ネットワークに追加)」リンク2075がある。リンク2075を選択する入力を受信することに応じて、リンクを与えるアプリケーションは、選択を行うユーザがCharlesをユーザの連絡先リストに追加することを可能にするインタフェースを与えてもよい。特に連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザのリンク2075の選択に応じて、ユーザに与えられてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザが連絡先リストを構成している場合には図1の連絡先ネットワークインタフェース100と同様のものであり、ユーザが連絡先リストを構成していない場合には図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様のものであってもよい。
【0077】
上述の本明細書の技術の詳細な説明は、例示および説明を目的として示されてきた。この説明は、網羅的なものであること、または本技術を開示されたものと寸分違わぬ形態に限定することを目的とするわけではない。上述の教示を考慮したうえで、多くの修正または変形形態が可能である。説明された実施形態は、本技術の原理およびその実際的な応用例を最もよく説明し、それによって当業者が様々な実施形態の中で、および考えられる特定の用途に適した様々な修正形態を用いて、本技術を最もよく利用することができるようにするために選択されたものである。本技術の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲によって定義されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】ユーザの連絡先ネットワークを提供する内容ページの実施形態を示す図である。
【図2】選択された連絡先の連絡先ネットワークを提供する内容ページの実施形態を示す図である。
【図3】連絡先ネットワークを提供し、管理するためのシステムの実施形態を示す図である。
【図4】連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メッセージングシステムの実施形態を示す図である。
【図5】連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メールシステムの実施形態を示す図である。
【図6】本技術を実装するためのコンピューティング環境の実施形態を示す図である。
【図7】通信サービスを通じて連絡先ネットワークを提供するための方法の実施形態を示す図である。
【図8】ユーザが選択した連絡先に関連した連絡先リストを提供するための方法の実施形態を示す図である。
【図9】選択された連絡先の連絡先リストのプロフィール情報を取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図10】選択されたユーザの連絡先についての連絡先リストを提供するために、内容ページコードを取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図11】選択された連絡先に関連した連絡先リストを取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図12】連絡先リストについての連絡先プロフィール情報を取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図13】ユーザインタフェースを通じて受信された入力を処理するための方法の実施形態を示す図である。
【図14】連絡先リストに連絡先プロフィールを追加するための方法の実施形態を示す図である。
【図15】連絡先リストから連絡先プロフィールを削除するための方法の実施形態を示す図である。
【図16】連絡先ネットワークへアクセスするための電子メッセージングインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図17】連絡先ネットワークへアクセスするための要約モジュールインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図18】連絡先の連絡先ネットワークへアクセスするための要約モジュールインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図19】ユーザの連絡先ネットワークへアクセスするための電子メールサービスのインボックスインタフェースの実施形態を示す図である。
【図20】連絡先の連絡先リストへアクセスするための電子メールサービスのアドレス帳インタフェースの実施形態を示す図である。
【背景技術】
【0001】
ウェブベースのソーシャルネットワーキングは、人々にとって、インターネットを介して他人と出会うための一般的な方法となっている。典型的にソーシャルネットワーキングは、専用のソーシャルネットワーキングサービスを提供するウェブサイトによって実施される。ソーシャルネットワーキングサービスは典型的に、独立型のウェブベースサービスである。
【0002】
ウェブベースのソーシャルネットワーキングサービスを使用するために、ユーザはアカウントを設定するための情報をソーシャルネットワーキングサービスに提供する場合がある。一旦ユーザのアカウントが構成されると、ユーザは自分自身の「プロフィール」を生成することができる。典型的にプロフィールは、ユーザについての基本情報(所在、職業、趣味その他など)を含む。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ソーシャルネットワーキングサービスによって、ユーザは別のユーザのプロフィールを閲覧し、共通の話題またはテーマのグループに参加し、別の登録されたユーザを連絡先リストに追加し、特定のネットワーキングサービスについてのアカウントを有する別のユーザにメッセージを送信することができる。独立型のウェブサービスとして、ユーザはアカウントを生成して、時間とともに「ネットワーク」を発展させなければならない。別のユーザに送信されるメッセージは、典型的にテキストベースのメッセージとして送信され、時にはフォーマッティングおよびその他のマークアップを含んでおり、もっぱらソーシャルネットワーキングシステムによって処理される。典型的に通信は、そのネットワーキングサービスについてのアカウントを有している別のユーザにだけ限定される。したがって、ユーザはソーシャルネットワーキングサービスの外部では、ソーシャルネットワーキングサービスへの参加の招待状を除いては、メールアドレスへメッセージを送信することができない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書で概略的に説明される技術は、連絡先ネットワーキングサービスに統合された通信サービスを提供する。したがって、ユーザは電子通信サービスを通じて連絡先ネットワークにアクセスし、それを管理してもよい。電子通信サービスは電子インスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、または何らかのその他の通信サービスを含んでもよい。1つの実施形態で、ユーザは通信サービスによって提供されるインタフェースを通じて連絡先ネットワークにアクセスし、それを構成してもよい。したがって単一のウェブベースのサービスは、ソーシャルネットワーキングおよび通信サービスをユーザに提供する。
【0005】
ユーザは、各層が連絡先リストである連絡先ネットワークの複数の層を通過してもよい。最上層で、連絡先ネットワークはユーザ自身の連絡先リストを含んでもよい。第2層は、ユーザの連絡先リスト内の連絡先に関連した連絡先リストを含んでもよい。したがってユーザは、自分の連絡先リスト内で連絡先を選択し、その連絡先の連絡先リストを閲覧してもよい。ユーザの連絡先に関連した連絡先リストを閲覧する間、ユーザはその連絡先リスト内で連絡先を選択してもよい。連絡先を選択した後、ユーザは(連絡先ネットワークの第3層を含む)選択された連絡先に関連した連絡先リストを閲覧してもよい。このように、ユーザはさらなる連絡先リストの中でさらなる連絡先を選択することによって、自分の連絡先ネットワークの層を閲覧し続けてもよい。
【0006】
連絡先リストは、電子通信サービスについてのアカウントを有するユーザに関連した連絡先のリストである。例えば、電子インスタントメッセージングサービスでは、ユーザは自分がインターネットを介してインスタントメッセージを送信してもよい連絡先のリスト(「バディリスト」と呼ばれることがある)を有することができる。電子メールサービスでは、ユーザは典型的に、自分が電子メッセージ(またはeメール)を送信してもよい人のアドレス帳の中に保持されている連絡先のリストを有する。1つの実施形態で、本明細書の連絡先ネットワークのための連絡先リストは、通信サービスに関連した任意の連絡先を含んでもよく、またはそれに由来するものであってもよい。したがってユーザのための連絡先リストは、インスタントメッセージングの連絡先、アドレス帳の連絡先またはその他の連絡先を含んでもよい。
【0007】
この要約は、この説明の中で、以下でさらに説明される簡略化された形態で概念を選択したものを導入するために示される。この要約は、特許請求される対象の主要な特徴または本質的な特徴を識別することを目的とするわけではなく、また、特許請求される対象の範囲を判定する際の助けとして使用されることを目的とするわけでもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
ソーシャルネットワーキングサービスは、従来の通信サービスに統合される。この通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、内容ページ管理サービス、またはその他の通信サービスを含んでもよい。この通信サービスは、ユーザが連絡先ネットワークを通過し、管理することを可能にする1つまたは複数のインタフェースを提供する。連絡先ネットワークは、ユーザがアカウントを持つ通信サービスによって提供され、管理される。1つの実施形態で、連絡先ネットワークはユーザの連絡先リスト、および別の選択された連絡先の連絡先リストを含む。
【0009】
ユーザは、さらなる連絡先リスト内でさらなる連絡先を選択することによって、連絡先の複数の層にアクセスしてもよい。一部の実施形態で、誰か別の人の連絡先リスト内の連絡先からの情報にアクセスするために、ユーザには許可が必要とされる。この場合、最初にユーザに関連していない連絡先リスト内のすべてか、または一部の連絡先は制限されることになる。
【0010】
一部の実施形態で、連絡先ネットワークは、電子メールサービスを通じてユーザによってアクセスされ、管理されてもよい。1つの実施形態では、電子メールサービスは、そのサービスについてのアカウントを持っているユーザが、電子メールサービスについてのアカウントを持っている第2ユーザへ、およびその第2ユーザから電子メッセージを送信および受信してもよいインターネットなどのネットワークを介して提供されるサービスである。第2ユーザは、同じか、または異なる電子メールサービスについてのアカウントを持ってもよい(すなわち受信者は、電子メッセージを送信するユーザのものと同じか、または異なるドメインの電子メールアカウントを持ってもよい)。
【0011】
電子メールサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスする場合、ユーザおよびその別の連絡先は、メールサービスインタフェースを通じてユーザに提供されてもよい。これらのインタフェースはメールサービスインボックスインタフェース、連絡先インタフェース、アドレス帳インタフェース、またはメールサービスによって提供される何らかのその他のインタフェースを含んでもよい。ユーザは、通信サービスインタフェースへの入力を提供することによって、別のユーザの連絡先リストにアクセスしてもよい。ユーザの入力は別の連絡先か、またはユーザの連絡先リストを選択してもよい。一旦選択されると、連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェースは、各連絡先についての、プロフィール情報とともに連絡先のリストを提供する。電子メールサービスを通じた連絡先ネットワークのアクセスおよび管理は、以下でより詳細に説明される。
【0012】
一部の実施形態で、連絡先ネットワークはインスタントメッセージングサービスを通じてアクセスされ、管理されてもよい。1つの実施形態で、インスタントメッセージングサービスは、そのサービスについてのアカウントを持っているユーザが、そのサービスについてのアカウントを持っている受信者に対してインスタントメッセージを送受信してもよいインターネットなどのネットワークを介して提供されるサービスである。典型的に、送信者と受信者とは同じインスタントメッセージングサービスについてのアカウントを有する。
【0013】
インスタントメッセージングサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスする場合、インスタントメッセージングサービスは、ユーザの連絡先リストまたは別のユーザの連絡先リストへアクセスするためのインタフェースを提供してもよい。例えばユーザは、ユーザがインスタントメッセージを送信してもよいユーザの連絡先リスト内で、任意の連絡先またはバディを選択してもよい。選択されたとき、連絡先ネットワークインタフェースは電子メッセージングサービスによって提供されることができる。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザによって選択された連絡先に関連した連絡先を提供する。電子メッセージングサービスを通じて連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理することは、以下でより詳細に説明される。
【0014】
上述のように、ユーザは通信サービスを介して自分自身の連絡先リストか、または選択された連絡先にアクセスしてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションか、または何らかのその他のアプリケーションによって、内容ページの中で提供されてもよい。図1は、ユーザのための連絡先ネットワークインタフェースを有する内容ページ100の実施形態を示す。内容ページ100はブラウザアプリケーションによって提供され、ユーザの連絡先リストおよびユーザの連絡先ネットワークへのアクセスを提供してもよい。内容ページ100はヘッダウィンドウ110、プロフィール情報ウィンドウ120および連絡先リスト情報ウィンドウ130を含む。ヘッダウィンドウ110は、連絡先の追加、ユーザのプロフィールの編集および連絡先の検索などのタスクをユーザが実行できるようにするボタンを含む。これらのタスクは、以下でより詳細に論じられる。
【0015】
プロフィール情報ウィンドウ120は、内容ページ100に関連したユーザについてのプロフィール情報を含む。示されているように、プロフィール情報ウィンドウ120はユーザのための名前、ユーザの職業、所在およびネットワーク、ならびにユーザのためのサムネイルイメージを含む。その他のプロフィール情報もまた提供されてよい。
【0016】
内容リスト情報ウィンドウ130は、ユーザに関連した連絡先リストについてのプロフィール情報を含む。ユーザの連絡先リスト内の各連絡先について、提供されるプロフィール情報はサムネイルイメージ、連絡先の名前、その特定の連絡先の連絡先リスト内の連絡先の数、連絡先のためのオンライン表示、および適用可能な場合には内容ページ表示を含む。オンライン表示は、ユーザが現在内容ページに関連した通信サービス(メッセージングサービス、メールサービスその他)と契約していることを示す。示されているように、すべての連絡先がオンライン表示を有するわけではない(連絡先Dを参照)。内容ページ表示は、その連絡先に関連した内容ページが変更されているか、または新しい情報を有することを示す。(サムネイル138などの)連絡先サムネイルは、ユーザが自分のプロフィールと関連させるために選択した任意のプロフィールイメージであってよい。一部の実施形態で、プロフィールイメージはユーザのために自動的に選択される。これは、ユーザがプロフィールの登録プロセスを完了していない場合などであってよい。例えば、連絡先リスト情報ウィンドウ130内の連絡先IおよびJは、ユーザによってではなく、システムによって選択されたプロフィールイメージを有する。1つの実施形態で、これは、ユーザまたは連絡先が通信サービスに対する登録プロセスを完了していないか、またはイメージをアップロードしていないということを示す。
【0017】
図2は、連絡先ネットワークインタフェースを有する内容ページ200の実施形態を示す。内容ページ200は、選択された連絡先の連絡先リストを提供する。特に、図2の内容ページは、図1の内容ページ100を通じてユーザによって選択された連絡先(特には連絡先「B」)についての連絡先リストを提供する。図1の内容ページで示されているように、連絡先Bはハイライトされる。選択される場合、連絡先「B」の連絡先を示す連絡先ネットワークインタフェースが与えられる。図2の内容ページ200はヘッダウィンドウ210、プロフィール情報ウィンドウ220および連絡先リスト情報ウィンドウ230を含む。ヘッダウィンドウ210は内容ページが連絡先「B」に関連しており、Bは5つの連絡先(または友達)を持っていることを示す。プロフィール情報ウィンドウ220は、図1の内容ページ110のユーザのために提供されたものと同様に、Bのためのプロフィール情報を提供する。連絡先リスト情報ウィンドウ230は連絡先Bに関連した連絡先のプロフィールに関する情報を提供する。図1の内容ページ100に関連したユーザは、図2の内容ページ200を通じてBの連絡先へのアクセスを持つ。このことは以下でより詳細に論じられる。
【0018】
1つの実施形態で、ユーザは図2の内容ページ200で示される連絡先ネットワークインタフェースから連絡先を選択し、その後その選択に応じて示される連絡先リストから別の連絡先を選択することによって、さらなる連絡先リストの閲覧を継続することができる。ユーザは結果として生じる連絡先リストの任意のものからの連絡先を、ユーザの連絡先リストに追加することができる。このような方法で、ユーザは連絡先リストの複数の層にアクセスしながら、自分の連絡先リストを拡大してもよい。
【0019】
1つの実施形態で、ユーザは自分の連絡先リストに連絡先を追加するために入力を与えてもよいが、選択された連絡先の連絡先リストにユーザが追加されなくてもよい。自分の連絡先の連絡先リストの中にユーザがいない連絡先をユーザが自分の連絡先の連絡先リストの中に持つ場合、ユーザと連絡先との関係は片方向の関係である。選択された連絡先が自分の連絡先の連絡先リストにユーザを追加するのであれば、その場合の関係は双方向の関係である。双方向の関係のユーザには、お互いの相手の連絡先リストを閲覧する場合、片方向の関係のものよりも、写真および連絡先情報など、より多くの情報が提供される。このことは以下でより詳細に説明される。
【0020】
図3は、連絡先ネットワークを提供し、管理するためのシステム305の実施形態を示す。システム305は内容ページサーバ310、アドレス帳クリアリングハウス(ABCH)320、連絡先サーバ330、プロフィールストレージサーバ340、ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングサーバ360を含む。システム305はクライアント370と通信する。クライアント370はブラウザアプリケーション375を含み、メッセージングクライアント377を含んでもよい。
【0021】
一般にシステム305は、連絡先ネットワークインタフェースを提供するために、ブラウザアプリケーション375に情報およびデータを提供してもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザがユーザの連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理することを可能にしてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションによって提供される内容ページを通じてアクセスされてもよい。例えば、内容ページはウェブページ、ブログ、またはユーザがアカウントを持つウェブサービスによって提供される何らかのその他のページであってもよい。
【0022】
内容ページサーバ310は、図1または2のものなどの連絡先ネットワークインタフェースを提供するために、内容ページコードを構成する。内容ページサーバ310は、クライアント370のブラウザアプリケーション375などの要求を出す主体に、内容ページコードを与えてもよい。内容ページコードはXMLフィード、HTMLとしてパッケージされたもの、または適切な通信プロトコル手段を通じて要求を出す主体に送信されてもよい。内容ページコードは、要求を出す主体が連絡先リストプロフィール情報を記入してもよいテンプレートまたは骨組を提供する。これは以下でより詳細に論じられる。内容ページサーバ310はABCH320、およびクライアント370のブラウザアプリケーション375と通信する。
【0023】
ABCH320は、ユーザに関連した情報を記憶する。記憶されるユーザ情報はユーザのための1つまたは複数の連絡先リスト、ユーザ名およびパスワード情報、ユーザの逆リストならびにその他の情報を含んでもよい。連絡先リストは、ユーザが何らかの種類の関係を持つ1つまたは複数の連絡先のリストを含んでもよい。例えば、連絡先はユーザのメッセージングサービスの連絡先もしくはバディリスト、メールサービスのアドレス帳、またはネットワーキングの連絡先リストの中に配置されることが可能である。逆リストは、連絡先リストにユーザがある連絡先のリストを含んでもよい。ユーザは、その連絡先を自分の連絡先リストの中に持っていても、または持っていなくてもよい。ユーザがその連絡先を持っていない場合、ユーザとユーザの逆リストの中の連絡先との関係は片方向の関係である。ユーザがこの連絡先リストにも、逆リストの中に連絡先を持っている場合、その連絡先とユーザとの関係は双方向の関係である。ユーザの連絡先情報(電話、代替のeメールアドレス、郵送先)、ユーザのメンバーシップのリスト、ユーザの役割、ユーザの選択した郵送先、利用されるネットワークサービス、サービスの構成および優先事項、許可情報ならびにその他情報などの別のユーザの情報も、ABCH320の中に記憶されてよい。ABCH320は内容ページサーバ310、連絡先サーバ330およびメッセージングサーバ360とのメッセージの送受信を行ってもよい。1つの実施形態で、メッセージはSOAPインタフェースを使用して、ABCH320と内容ページサーバ310との間で送信される。ABCH320のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0024】
連絡先サーバ330は、1つまたは複数の連絡先のために、プロフィールデータを求める要求を受信する。1つの実施形態で、連絡先サーバ330はプロフィールストレージサーバ340からプロフィール内容情報を取り出し、必要に応じてその情報を処理してパッケージし、そのプロフィール内容情報を、要求を出す主体に提供する。連絡先サーバ330はプロフィールストレージサーバ340、ABCH320、ブラウザアプリケーション375とのメッセージの送受信を行ってもよい。連絡先サーバ330のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0025】
プロフィールストレージサーバ340は、通信サービスについてのアカウントを持っているユーザに関連したプロフィールデータを記憶する。プロフィールデータの例は、図1の内容ページ100および図2の内容ページ200に示されている。特に、プロフィールデータはユーザのサムネイルイメージまたはアイコン、ユーザ名、ユーザがメッセージングサービスまたはメールサービスにアクセスしているかどうか、友達または連絡先の数、およびその他の情報を含んでもよい。典型的に、プロフィールストレージサーバ340は連絡先サーバ330から要求を受信する。この要求は、プロフィール情報が要求される1つまたは複数の連絡先を特定することができる。プロフィールストレージサーバ340は、要求されたプロフィールデータを含む応答を生成し、その応答を連絡先サーバ330へ送信する。プロフィールストレージサーバ340のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。
【0026】
メッセージングサーバ360は異なるクライアントマシン上のメッセンジャクライアントの間の接続を仲介し、最初のセッション接続を処理し、プレゼンス情報を提供して、メッセージングサービスに関連したその他のタスクを実行する。メッセージングサーバ360は、ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングクライアント377との情報の送受信を行ってもよい。メッセージングサーバ360のオペレーションは、以下でより詳細に論じられる。ウェブメッセージングサーバ350は、ウェブベースのメッセージングサービスのために、メッセージングサーバ360への入り口を提供する。ウェブメッセージングサーバ350はメッセージングサーバ360、ABCH320およびブラウザアプリケーション375と通信し、それらとのメッセージの送受信を行ってもよい。ウェブメッセージングサーバ350およびメッセージングサーバ360のオペレーションは、以下でより詳細に説明される。
【0027】
クライアント370のブラウザアプリケーション375は、ユーザがそれを通じて連絡先ネットワークへアクセスし、それを管理してもよい連絡先ネットワークインタフェースを提供する。ブラウザアプリケーション375は、クライアント370でユーザによって受信される入力に関連した入力イベントを処理する。それを行う際、ブラウザアプリケーション375はシステム305から連絡先ネットワークデータを取り出し、それをユーザに与える。
【0028】
前述のように、連絡先のためのプロフィール情報はオンライン表示を含んでもよい。一部の実施形態で、オンライン表示は、連絡先がインスタントメッセージングサービスにログインされたかどうかを示す。1つまたは複数の連絡先についてのオンライン状態を提供するために、連絡先ネットワークインタフェースを提供するアプリケーションは、メッセージングサーバ360のために連絡先のオンライン状態を取り出さなければならない。ブラウザアプリケーション375によって提供される連絡先ネットワークインタフェースのために、ブラウザアプリケーション375は最初に、メッセージングクライアント377が現在クライアント370上で動作中であるか、またはインストールされているのかどうかを判定する。メッセージングクライアント377がクライアント370上で動作中であるか、またはインストールされている場合、ブラウザアプリケーション375は、現在の連絡先ネットワークインタフェースのディスプレイ内の連絡先が、現在メッセージングサービスにログインされているかどうかを判定するために、メッセージングクライアント377に問い合わせる。そうではない場合、ブラウザアプリケーションはウェブメッセージングサーバ350を通じて判定を行う。ブラウザアプリケーション375およびメッセージングクライアント377のオペレーションは、以下でより詳細に説明される。
【0029】
図4は、連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メッセージングシステム405の実施形態を示す。システム405は、図3のシステム305の要素と同じものを含む。しかしながら、クライアント410はメッセージクライアント415およびブラウザアプリケーション417を含む。図4のクライアント410は、システム405とのメッセージの送受信を行ってもよい。
【0030】
図4に示されている実施形態で、ユーザには最初に、メッセージングクライアント415によって提供されるインスタントメッセージングインタフェースが提供される。メッセージングクライアント415によって提供されるメッセージングインタフェースの例は、図16のインタフェース1610によって示されており、以下でより詳細に論じられる。典型的に、メッセージングクライアント415はメッセージングインタフェースを通じてユーザの入力を受信する。この入力は、ユーザがユーザの連絡先のうちの1つに関連した連絡先リストを閲覧するために選択を行ったことを示す。入力に応答して、メッセージングクライアント415は連絡先ネットワークインタフェースを生成する。連絡先ネットワークインタフェースは、ブラウザアプリケーションを通じて提供される。1つの実施形態で、メッセージングクライアント415はブラウザアプリケーション417のために新しいウィンドウを開き、連絡先ネットワークインタフェースを提供するためにブラウザアプリケーション417を開始する。次いでブラウザアプリケーション417は、連絡先リストのプロフィール情報およびその他のデータをシステム405から取り出す。メッセージングクライアント415は、選択された連絡先の連絡先リスト内の任意の連絡先についてのメッセージングサービス情報を取り出すことができる。この情報はその後、メッセージングクライアント415からブラウザアプリケーション417へ提供される。連絡先の連絡先リストはその後、ブラウザアプリケーション417によって提供される連絡先ネットワークインタフェースを通じて、ユーザに提供される。
【0031】
図5は、連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メールシステム505の実施形態を示す。システム505は、図3のシステム305および図4のシステム405と同じ要素を含む。クライアントデバイス510はメールクライアント515、ブラウザアプリケーション517およびメッセージングクライアント518を含む。クライアント510は、システム505とのメッセージの送受信を行ってもよい。
【0032】
最初にユーザには、メールクライアント515によってメールシステムインタフェースが提供される。一旦メールクライアント515が、ユーザがユーザの連絡先リストか、またはユーザの連絡先のうちの1つの関連した連絡先リストを閲覧するために選択を行ったことを示す入力を受信すると、メールクライアント515は、連絡先ネットワークインタフェースを表示するためにブラウザアプリケーション517を起動する。次いでブラウザアプリケーション517は、適切な連絡先リスト内で連絡先のためのプロフィール情報を取り出す。さらにブラウザアプリケーション517は、メッセージクライアント518が現在クライアント510上で動作中であるか、またはインストールされているのかどうかを判定する。メッセージングクライアント518が現在クライアント510上で動作中であるか、またはインストールされている場合、ブラウザアプリケーション517は、メッセージングクライアント518を介し、メッセージングサーバ360を通じて、現在の連絡先リスト内の連絡先の任意のものがメッセージングサービスと契約しているかどうかを判定する。そうではない場合、ブラウザアプリケーション517は、ウェブメッセージングサーバ350を通じて、メッセージングサービスの中の連絡先のオンライン状態を判定する。これは以下でより詳細に論じられる。
【0033】
図6は、本技術を実装するためのコンピューティング環境600を示す。1つの実施形態で、コンピューティング環境600はクライアントデバイス410、510および370とともに、システム305、405および505のサーバを実装してもよい。
【0034】
コンピューティング環境600は適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本明細書の技術の使用法または機能の範囲について何らかの制限を示唆することを目的とするわけではない。またコンピューティング環境600は、例示的なオペレーティング環境600で示されている構成要素のうちの任意の1つまたは組み合わせに関する任意の従属性または必要条件を有するものとして解釈されるべきではない。
【0035】
本明細書で説明される技術は、数多くのその他の汎用または特殊目的のコンピューティング環境または構成とともに動作可能である。本明細書の技術とともに使用するために適していると思われる、よく知られているコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、携帯電話またはデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能な一般電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上述のシステムまたはデバイスのうちの任意のものを含む分散型コンピューティング環境、およびその他を含むが、それらに限定されるわけではない。
【0036】
本明細書の技術は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令の一般的な文脈の中で説明されてもよい。一般に、プログラムモジュールは特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実施するルーティン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。本明細書の技術はまた、通信ネットワークを通じてリンクされる遠隔処理デバイスによってタスクが実行される分散型コンピューティング環境の中で実行されてもよい。分散型コンピューティング環境では、プログラムモジュールはメモリストレージデバイスを含む局所と遠隔との両方のコンピュータストレージ媒体に配置されてもよい。
【0037】
図6を参照すると、本明細書の技術を実装するための例示的システムは、コンピュータ610の形態をとる汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ610のコンポーネントは処理ユニット620、システムメモリ630、およびシステムメモリを含む様々なシステムコンポーネントを処理ユニット620と結合するシステムバス621を含んでよいが、それらに限定されるわけではない。システムバス621は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、および様々なバスアーキテクチャのうちの任意のものを使用する局所バスを含む複数の種類のバス構造のうちの任意のものであってよい。制限ではなく、例として、そうしたアーキテクチャは業界規格アーキテクチャ(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、拡張ISA(EISA)バス、ビデオエレクトロニクス規格協会(VESA)の局所バス、およびメザニンバスとしても知られる周辺コンポーネント相互接続(PCI)バスを含む。
【0038】
コンピュータ610は典型的に、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ610によってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であることが可能であり、揮発性および不揮発性媒体、取り外し可能および取り外し不可能媒体の両方を含む。制限ではなく、例として、コンピュータ可読媒体はコンピュータストレージ媒体および通信媒体を備えていてもよい。コンピュータストレージ媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他データなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能媒体の両方を含む。コンピュータストレージ媒体はRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは任意のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくはその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を記憶するために使用されることが可能であり、コンピュータ610によってアクセスされることが可能な任意のその他媒体を含むが、それらに限定されるわけではない。通信媒体は典型的に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波もしくはその他の輸送メカニズムなどの変調データ信号の中のその他データを具体化し、任意の情報伝達媒体を含む。「変調データ信号」という語は、その特性セットのうちの1つまたは複数を有する信号か、または信号の中の情報をコード化するようなやり方で変形された信号を意味する。制限ではなく、例として、通信媒体は有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音波、RF、赤外線およびその他の無線媒体などの無線媒体を含む。上述のもののうちの任意のものの組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0039】
システムメモリ630は、読み出し専用メモリ(ROM)631およびランダムアクセスメモリ(RAM)632などの揮発性および/または不揮発性メモリの形態をとるコンピュータストレージ媒体を含む。起動の間などに、コンピュータ610内の要素の間で情報を転送するために役立つ基本ルーティンを含む基本的入力/出力システム633(BIOS)は、典型的にROM631の中に記憶される。RAM632は典型的に、処理ユニット620によって即座にアクセス可能である、および/または現在操作されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。制限ではなく、例として、図6はオペレーティングシステム634、アプリケーションプログラム635、その他のプログラムモジュール636およびプログラムデータ637を示す。
【0040】
コンピュータ610はまた、その他の取り外し可能/取り外し不可能、揮発性/不揮発性コンピュータストレージ媒体を含んでもよい。単に例として、図6は、取り外し不可能な不揮発性磁気媒体からの読み出し、またはそこへの書き込みを行うハードディスクドライブ640、取り外し可能な不揮発性磁気ディスク652からの読み出し、またはそこへの書き込みを行う磁気ディスクドライブ651、およびCD−ROMまたはその他の光媒体などの取り外し可能な不揮発性光ディスク656からの読み出し、またはそこへの書き込みを行う光ディスクドライブ655を示す。例示的なオペレーティング環境の中で使用されることが可能なその他の取り外し可能/取り外し不可能、揮発性/不揮発性コンピュータストレージ媒体は磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMおよびその他を含むが、それらに限定されるわけではない。ハードディスクドライブ641は典型的に、インタフェース640などの取り外し不可能なメモリインタフェースを通じてシステムバス621へ接続され、磁気ディスクドライブ651および光ディスクドライブ655は典型的に、インタフェース650などの取り外し可能なメモリインタフェースによってシステムバス621へ接続される。
【0041】
上述のドライブおよびそれらの関連したコンピュータストレージ媒体は図6に示されており、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールおよびコンピュータ610のためのその他のデータのストレージを提供する。例えば図6では、ハードディスクドライブ641はオペレーティングシステム644、アプリケーションプログラム645、その他のプログラムモジュール646、およびプログラムデータ647を記憶するものとして示されている。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム634、アプリケーションプログラム635、その他のプログラムモジュール636、およびプログラムデータ637と同じであっても、異なっていてもよいということに留意されたい。オペレーティングシステム644、アプリケーションプログラム645、その他のプログラムモジュール646、およびプログラムデータ647は、最低限で、それらは異なるコピーであるということを示すために、ここでは異なる番号が与えられている。ユーザはキーボード622および、一般にはマウス、トラックボールまたはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス661などの入力デバイスを通じて、コマンドおよび情報をコンピュータ60に入力してもよい。その他の入力デバイス(不図示)はマイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星アンテナ、スキャナまたはその他を含んでもよい。これらおよびその他の入力デバイスはしばしば、システムバスに結合されたユーザ入力インタフェース660を通じて処理ユニット620に接続されているが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)などのその他のインタフェースおよびバス構造によって接続されてもよい。モニタ691またはその他の種類のディスプレイデバイスもまた、ビデオインタフェース690などのインタフェースを介して、システムバス621へ接続される。モニタの他にも、コンピュータはまた、出力周辺インタフェース690を通じて接続されてもよいスピーカ697およびプリンタ696などのその他の周辺出力デバイスも含んでもよい。
【0042】
コンピュータ610は、遠隔コンピュータ680などの1つまたは複数の遠隔コンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク化された環境の中で動作してもよい。遠隔コンピュータ680はパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイスまたはその他の一般的なネットワークノードであってよく、典型的にコンピュータ610に関して上で説明された要素の多くまたはすべてを含むが、図6の中にはメモリストレージデバイス681だけが示されている。図6の中で描かれている論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)671およびワイドエリアネットワーク(WAN)673を含むが、その他のネットワークもまた含んでもよい。そのようなネットワーキング環境はオフィス、企業内のコンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットで当たり前のものである。
【0043】
LANのネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ610はネットワークインタフェースまたはアダプタ670を通じてLAN671に接続される。WANのネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ610は典型的に、インターネットなどのWAN673を介した通信を確立するために、モデム672またはその他の手段を含む。内部にあっても、外付けであってもよいモデム672は、ユーザ入力インタフェース660またはその他の適切な機構を介して、システムバス621へ接続されてもよい。ネットワーク化された環境では、コンピュータ610に関して描かれたプログラムモジュールまたはその部分は、遠隔のメモリストレージデバイスの中に記憶されてもよい。制限ではなく、例として、図6はメモリデバイス681に存在するものとして遠隔アプリケーションプログラム685を示す。このネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間で通信リンクを確立するためのその他の手段が使用されてもよいということが理解されよう。
【0044】
図7は、通信サービスを介して連絡先ネットワークを提供するための方法700の実施形態を示す。はじめに、ステップ710でユーザは通信サービスにログインする。通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、(ブログ、写真アルバムまたはその他の連絡先リストを備えた内容ページなどの)内容ページを提供するサービス、または何らかのその他の通信サービスであってもよい。次にステップ720で、通信サービスのためのユーザインタフェースを通じて、ユーザまたは1つまたは複数の連絡先に対するリンクが提供される。1つの実施形態で、1つまたは複数の連絡先は、バディリストの形態をとるメッセージングサービスインタフェースを通じて提供されてもよい。別の実施形態で、1つまたは複数の連絡先は、連絡先アドレス帳またはインボックスインタフェースを通じて、電子メールサービスを通じて提供されてもよい。別の実施形態で、連絡先は、ブログを提供する内容ページインタフェースを通じて提供されてもよい。
【0045】
次いでステップ730で、ユーザの連絡先を選択する入力がユーザインタフェースを通じて受信される。次にステップ740で、ユーザの入力に関連した連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェースは、ステップ730で選択された連絡先のために連絡先リストを提供する。したがって、ユーザにではなく、選択された連絡先に関連した連絡先リストが提供される。図7のステップ740は、図8の方法800の中で、以下でより詳細に説明される。
【0046】
図8は、ユーザによって選択された連絡先に関連した連絡先リストを提供するための方法800の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法800は図7のステップ740のさらなる詳細を示す。はじめにステップ810で、選択された連絡先および連絡先の連絡先リストのプロフィール情報が取り出される。連絡先リストのプロフィール情報は特定の連絡先のサムネイルイメージまたは写真、連絡先の名前、オンライン情報(連絡先がメッセージングサービスと契約しているかどうか)、連絡先のページ更新情報、連絡先の所在、またはその他の情報を含んでもよい。
【0047】
上述のように、内容ページ更新情報は、連絡先がユーザに関連した内容ページを更新したかどうかを示してもよい。1つの実施形態で、選択された連絡先のプロフィール情報は、図2のプロフィール情報ウィンドウ220の中で提供される情報の種類を含んでもよい。連絡先リストプロフィール情報は、連絡先リスト情報ウィンドウ230の中で提供される情報の種類を含んでもよい。図8のステップ810は、以下で図9の方法900に関して、より詳しく論じられている。
【0048】
ステップ820で、連絡先と連絡先リストプロフィールとは、ユーザインタフェースの中で選択された連絡先に提供される。1つの実施形態で、内容ページは、選択された連絡先および選択された連絡先の連絡先リストの中の連絡先についてのプロフィール情報を用いてインスタンス化される。インタフェースは、クライアント370のブラウザアプリケーション375などのブラウザアプリケーションの中で、内容ページとして提供される。
【0049】
次いでステップ830で、ユーザインタフェースから受信された入力が処理される。ユーザ入力を処理することはプロフィールを追加または削除すること、プロフィールをフィルタにかけるためにユーザ入力を処理すること、または受信された入力に応答して実行されるその他のタスクを含んでもよい。ステップ830によって示されているように入力を処理することは、図13の方法1300に関して以下でより詳細に論じられる。
【0050】
図9は、選択された連絡先の連絡先リストについてのプロフィール情報を取り出すための方法900の実施形態を示す。1つの実施形態で、図9の方法900は、方法800のステップ810のさらなる詳細を示す。ステップ910で、選択されたユーザの連絡先および連絡先の連絡先リストについてのプロフィール情報を提供するための内容ページコードが取り出される。1つの実施形態で、内容ページコードは、特定の通信システムの内容ページサーバからクライアントアプリケーションによって取り出される。クライアントアプリケーションはブラウザアプリケーション、メッセージングクライアント、メールクライアント、またはクライアントデバイス上の何らかのその他のアプリケーションであってよい。考察を目的として、図9から図15までの方法は図3のシステム305に関して論じられる。ステップ910は、図10の方法1000に関して以下でより詳細に論じられる。
【0051】
ステップ920で、選択された連絡先に関連した連絡先リストが取り出される。1つの実施形態で、連絡先リストはABCH320から、クライアントに存在するアプリケーション(ブラウザアプリケーション375など)によって取り出される。別の実施形態で、連絡先リストは内容ページサーバ310を通じて間接的に取り出されてもよい。選択された連絡先に関連した連絡先リストの取り出しは、図11の方法110に関して以下でより詳細に論じられる。ステップ930で、連絡先リスト内の連絡先についての連絡先プロフィール情報が取り出される。連絡先プロフィール情報は、連絡先サーバ330およびメッセージングサーバ360から、クライアントアプリケーション(ブラウザアプリケーション375など)によって取り出される。1つの実施形態で、情報は、メッセージングサーバ360から直接取り出されてもよく、またはウェブメッセージングサーバ350を通じて間接的に取り出されてもよい。ステップ930での連絡先プロフィール情報の取り出しは、図12の方法1200に関して以下でより詳細に論じられる。
【0052】
図10は、選択されたユーザの連絡先に関連した連絡先ネットワークインタフェースを提供するために内容ページコードを取り出すための方法1000の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1000は上述の方法900のステップ910についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1010で、クライアント370から内容ページサーバ310へ内容ページ要求が送信される。システム305に関して、内容ページ要求は、ブラウザアプリケーション375によって内容ページサーバ310へ送信されてもよい。内容ページ要求は、ユーザから受信された入力に応答して送信されてもよい。ステップ1020で、内容ページサーバ310は要求を受信し、内容ページコードを生成して、内容ページ応答の中に内容ページコードをパッケージする。内容ページコードは、連絡先ネットワークインタフェースのためのテンプレートまたは骨組であってもよい。次にステップ1030で、内容ページサーバ310は、内容ページ応答をブラウザアプリケーション375に送信する。1つの実施形態で、内容ページサーバ310は内容ページ応答をSOAPメッセージとして送信してもよい。別の実施形態で、この応答はXML形式であってもよい。ステップ1040で、クライアント370は、内容ページコードを含む内容ページ応答を内容ページサーバ310から受信する。1つの実施形態で、ブラウザアプリケーション375などのクライアントアプリケーションは、内容ページ応答を受信してもよい。
【0053】
図11は、選択された連絡先に関連した連絡先リストを取り出すための方法1100の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1100は、方法900のステップ920についてのさらなる詳細を示す。ステップ1110で、ブラウザアプリケーション375は、選択された連絡先の連絡先リストのために、非同期呼び出しを内容ページサーバ310へ送信する。1つの実施形態で、連絡先リストは、方法700のステップ730でユーザによって選択された連絡先に関連している。要求は連絡先のユーザ名、連絡先に関連したパスワードおよびその他の情報を含んでもよい。連絡先のユーザ名およびパスワードは、ブラウザアプリケーション375から取り出されてもよい。別の実施形態で、連絡先のユーザ名およびパスワードは、ユーザ入力が受信されたクライアント上で動作中のアプリケーションから取り出されてもよい。ステップ1120で、内容ページサーバ310は呼び出しを受信し、連絡先リスト要求をABCH320へ送信する。ABCH320へ送信される連絡先リスト要求は、ステップ1110で内容ページサーバ310によって受信されたユーザ名およびパスワード情報を含んでもよい。別の実施形態で、連絡先リスト要求は、特定のユーザのユーザ名だけを含んでもよい。さらに別の実施形態で、連絡先リスト要求はユーザ名および認証トークンを含んでもよい。これらの実施形態のうちの任意のものは、本明細書でABCH320に対して要求を行う任意のデバイスまたはモジュールによって使用されてもよい。次にステップ1130で、ABCH320は要求を受信し、選択された連絡先についての連絡先リストを取り出し、連絡先リスト応答を内容ページサーバ310へ送信する。1つの実施形態で、ABCH320は連絡先リスト応答を内容ページサーバ310へ送信する前に、はじめにユーザの有効性を確認する。この場合ABCH320は、ユーザ名が存在しており、パスワードがその特定のユーザに関連していることを確認する。
【0054】
ステップ1140で、内容ページサーバ310は、ABCH320から連絡先リスト応答を受信し、その応答をブラウザアプリケーション375へ転送する。1つの実施形態で、応答はブラウザアプリケーション375へ送信される前に、内容ページサーバ310によって処理されてもよい。例えば、内容ページサーバ310は、応答をブラウザアプリケーション375によってより簡単に処理される形式で配置するように、応答を処理してもよい。ステップ1150で、ブラウザアプリケーション375は、選択された連絡先リストを含む連絡先リスト応答を受信する。1つの実施形態で、ブラウザアプリケーション375が連絡先リスト応答を受信した後、連絡先リストからの連絡先データは、ブラウザアプリケーション375によって提供される連絡先ネットワークインタフェースの中に挿入される。
【0055】
上述のように、クライアントデバイス上のアプリケーションによって提供される連絡先ネットワークインタフェースは、現在表示されている連絡先リストの中のユーザおよび連絡先についてのオンライン情報を提供してもよい。このオンライン情報は、ユーザおよび任意の連絡先がインスタントメッセージングサービス、メールサービスまたはその他のサービスなどの通信サービスに現在ログインしているかどうかを示してもよい。本明細書では、例示を目的として、インスタントメッセージングサービスが考慮される。インスタントメッセージングサービスのためにオンライン状態を判定する目的で、インタフェースを提供するアプリケーションは、図1のメッセージングサーバ360などのメッセージングサーバへアクセスしてもよい。メッセージングサーバはクライアントデバイス上のアプリケーションから直接アクセスされてもよく、またはウェブメッセージングサーバを通じて間接的にアクセスされてもよい。さらに、連絡先ネットワークインタフェースを提供するアプリケーションは、連絡先リストプレゼンス要求をクライアントから直接送信してもよく、またはプレゼンス要求を送信するために、クライアント上の別のアプリケーションを起動してもよい。連絡先リスト内のユーザおよび連絡先についてのオンライン状態を判定することは、図12の方法1200に関して、より詳細に論じられる。
【0056】
図12は、連絡先リストについての連絡先プロフィール情報を取り出すための方法1200の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1200は方法900のステップ930についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1205で、メッセージングクライアント377がクライアント370上で動作中であると検出されるかどうかについて判定が行われる。一部の実施形態では、その他のクライアントアプリケーション(図4のアプリケーション415および図5のアプリケーション515など)がこの判定を行ってもよい。ステップ1205でブラウザアプリケーション375が、メッセージングクライアントがクライアント375上で動作中であると判定する場合、オペレーションはステップ1210に続く。そうでない場合、オペレーションはステップ1227に続く。
【0057】
ステップ1210で、ブラウザアプリケーション375は連絡先リストの連絡先についてのプレゼンス要求をメッセージングクライアント377へ送信する。プレゼンス要求は、連絡先リスト内の連絡先についての識別情報を含む。1つの実施形態で、連絡先識別情報は方法1110のステップ1150でABCH320から受信される。メッセージングサーバ360は識別情報から、連絡先のうちの任意のものがメッセージングサービスと契約しているかどうかを判定してもよい。次いでステップ1215で、メッセージングクライアントは、連絡先リストのプレゼンス要求をメッセージングサーバ360へ送信する。ステップ1220で、メッセージングサーバ360は要求を受信し、リストにされた連絡先のうちのどれが契約しているのかを判定し、連絡先リスト応答をメッセージングクライアント377へ送信する。連絡先リスト応答は、連絡先のうちのどれがメッセージングサービスと契約しているのかを示す。次いでステップ1255で、メッセージングクライアント377は連絡先リスト応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。その後オペレーションはステップ1255に続く。
【0058】
ステップ1205で、クライアント370上で動作中のメッセージングクライアントアプリケーションはないと判定される場合、ステップ1227で、メッセージングクライアントがクライアント370上に存在するかどうかについて判定が行われる。メッセージングクライアントが存在しない場合、オペレーションはステップ1230に続く。メッセージングクライアントが存在する場合、クライアントアプリケーションはロードされ、実行され、ステップ1228でユーザはインスタントメッセージングサービスと契約する。その後オペレーションはステップ1210に続く。
【0059】
ステップ1230でブラウザアプリケーション375は、ウェブメッセージングサーバ350を通じて、ユーザをメッセージングサービスにログインする。次にステップ1235で、ブラウザアプリケーション375は連絡先リストプレゼンス要求をウェブメッセージングサーバ350へ送信する。1つの実施形態で、連絡先識別情報は、方法1100のステップ1150でABCH230から受信される。次いでステップ1240で、ウェブメッセージングサーバ350は連絡先リストプレゼンス要求をメッセージングサーバ360へ送信する。ステップ1245で、メッセージングサーバ360は要求を受信し、連絡先リストプレゼンス応答を生成し、連絡先リストプレゼンス応答をウェブメッセージングサーバ350へ送信する。この応答は、要求の中でリストにされている各連絡先が現在インスタントメッセージングサービスにログインされているかどうかを示す情報を含む。次いでステップ1250で、ウェブメッセージングサーバ350は連絡先リストプレゼンス応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。その後オペレーションはステップ1255に続く。
【0060】
ステップ1255で、ブラウザアプリケーション375は連絡先プロフィール要求を連絡先サーバ330へ送信する。連絡先プロフィール要求は、連絡先リストの中の連絡先についての連絡先プロフィール情報を取り出すために使用される。1つの実施形態で、要求の中でリストにされている連絡先は、方法1100のステップ1150でABCH320から受信されたものである。連絡先プロフィール情報は連絡先に関連したサムネイルイメージとともに、その他の情報も含んでよい。一部の実施形態では、連絡先プロフィール要求は、ステップ1250またはステップ1225と並行して連絡先サーバ330に送信される。この場合、取り出しは、内容ページサーバ310による連絡先リストの取り出しによって引き起こされる。
【0061】
次にステップ1260で、連絡先サーバ330はプロフィール内容要求をプロフィールストレージサーバ340へ送信する。ステップ1265で、プロフィールストレージサーバ340はその要求を受信し、連絡先プロフィール応答を連絡先サーバ330へ送信する。特に、プロフィール内容ストレージサーバ340は連絡先プロフィール情報を取り出し、連絡先プロフィール応答の中のプロフィール情報をパッケージする。連絡先プロフィール応答は、連絡先プロフィール要求の中の名前のついた連絡先についてのプロフィール情報を含む。その後ステップ370で、連絡先サーバ330は連絡先プロフィール応答をブラウザアプリケーション375へ送信する。したがって、内容ページサーバ310から連絡先リストデータ、メッセージングサーバ360からのオンライン状態データ、および連絡先サーバ330からのさらなる連絡先リスト(アドレス帳データなど)のプロフィール情報を取り出すことによって、データに由来する情報は、適切な連絡先についての内容ページ更新、オンライン状態、プロフィールイメージおよびeメールアドレスを提供するために統合される。
【0062】
連絡先ネットワークインタフェースがユーザに提供された後、インタフェースを提供するアプリケーションは、ユーザから受信される入力を処理してもよい。方法1300は、連絡先ネットワークインタフェースを通じて受信された入力を処理するための方法1300の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1300は、上述の方法800のステップ830についてのさらなる詳細を示す。はじめにステップ1310で、ユーザ入力は連絡先ネットワークインタフェースを通じて受信される。次にステップ1320で、ユーザ入力に応じて新たなプロフィールが連絡先リストに追加されるべきかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、新たなプロフィールが追加されるべきであることを示す入力がユーザから受信される場合、新たなプロフィールは連絡先リストに追加されるべきである。新たなプロフィールが追加されるべきである場合、オペレーションはステップ1330へ続く。ステップ1320で新たなプロフィールが追加されるべきではない場合、オペレーションはステップ1340へ続く。ステップ1330で、連絡先プロフィールはステップ1330で連絡先リストに追加される。これは、図14の方法1400に関して以下でより詳細に論じられる。その後、オペレーションはステップ1380へ続く。
【0063】
ステップ1340で、連絡先リストからのプロフィールが削除されるべきかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、プロフィールが削除されるべきであることを示すユーザ入力が受信される場合、連絡先リストからのプロフィールは削除されるべきである。ステップ1340で、プロフィールが連絡先リストから削除されるべきであるという判定が行われる場合、オペレーションはステップ1350へ続く。そうでない場合、オペレーションはステップ1360へ続く。連絡先プロフィールは連絡先リストから削除される。これは、図15の方法1500に関して以下でより詳細に論じられる。その後オペレーションはステップ1380へ続く。
【0064】
1つの実施形態で、ユーザはキーワードの組み合わせを使用して、連絡先プロフィールの表示をフィルタにかけてもよい。ユーザは、1つまたは複数のキーワードを1つまたは複数のプロフィールと関連付けてもよい。キーワードはユーザによって動的に作成されるか、または既存のリストから選択されてもよい。キーワードは一旦選択されると、1つまたは複数のプロフィールと関連付けられてもよい。例えば、ユーザは「仕事」というキーワードを生成してもよい。次いでユーザは1つまたは複数のプロフィールを「仕事」というキーワードと関連付け、それによってそれらのプロフィールまたは連絡先がユーザの仕事に関連しているということを示してもよい。別の実施形態で、ユーザは同様に、「家族」、「友達」または「遊び」というキーワードを用いてプロフィールを特徴付けてもよい。一旦プロフィールがキーワードと関連付けられると、ユーザは1つまたは複数のキーワードを選択することによって、プロフィールをフィルタにかけてもよい。この場合、それらのキーワードに関連したプロフィールだけが、インタフェースの中で表示されることになる。同様に、連絡先を閲覧している人(その連絡先に関連したユーザは除く)は、同じく連絡先のキーワードを使用して連絡先の表示をフィルタにかけてもよい。ステップ1360で、連絡先リストプロフィールがフィルタにかけられるべきかどうかについての判定が行われる。ステップ1360で、連絡先リスト中のプロフィールがフィルタにかけられるべきであるという判定が行われる場合、オペレーションは、フィルタをかけられた連絡先リスト中のプロフィールのリストが示されるステップ1370へ続く。その後オペレーションはステップ1380で終了する。連絡先リスト中のプロフィールがフィルタをかけられるべきではない場合、その後オペレーションはステップ1380で終了する。
【0065】
図14は、連絡先プロフィールをユーザの連絡先リストに追加するための方法1400の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1400は方法1300のステップ1330のさらなる詳細を示す。はじめにステップ1410で、ブラウザアプリケーション375は連絡先追加要求を内容ページサーバ310に送信する。この要求は、連絡先がユーザの連絡先リストに追加されるべきであるということを示す。要求は、ユーザについての識別情報および追加されるべき連絡先を含んでもよい。1つの実施形態で、この要求は、選択された連絡先がユーザの連絡先に追加されるべきであることを示すユーザ入力を受信することに応じて送信される。その後ステップ1415で、内容ページサーバ310は連絡先追加要求をABCH320へ送信する。ブラウザアプリケーション375によって送信される連絡先追加要求は、内容ページサーバ310によって送信されたものと同じ識別情報を含んでもよい。ステップ1420で、ABCHは連絡先追加要求を受信する。
【0066】
連絡先追加要求を受信すると、ABCH320は1つまたは複数のオペレーションを実行してもよい。はじめにステップ1425で、連絡先の連絡先リストがユーザを含むかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、ABCH320はこの判定を行うために、連絡先の連絡先リストを取り出す。追加されるべき連絡先の連絡先リストがユーザ
を含む場合、オペレーションはステップ1430へ続く。連絡先の連絡先リストがユーザを含まない場合、オペレーションはステップ1445へ続く。ステップ1430で、ABCH320はユーザと連絡先との関係を、連絡先の連絡先リストの中で双方向の関係に設定する。この双方向の関係は、ユーザと連絡先とが各々の連絡先リストの中にお互いを有しているということを示す。次にステップ1435で、ABCH320は連絡先とユーザとの関係を、ユーザの連絡先リストの中で双方向の関係に設定する。ステップ1440で、ユーザは連絡先の逆連絡先リストに追加される。上述のように、逆連絡先リストは、各々のユーザアカウントのためにABCH320によって保持されるリストである。この逆連絡先リストは、自分の連絡先リストの中にユーザを保持するその他のユーザを示す。その後オペレーションはステップ1445へ続く。
【0067】
ステップ1445で、連絡先に招待状が送信されたかどうかについての判定が行われる。1つの実施形態で、ユーザが連絡先を追加するために入力を与える場合、ユーザはまた、連絡先が自分の連絡先リストにユーザを追加したいかどうかを問い合わせるために、追加される連絡先に招待状が送信されるべきであることを示してもよい。ステップ1445で招待状が送信された場合、オペレーションはステップ1450へ続く。招待状が送信されなかった場合、オペレーションはステップ1445へ続く。ステップ1450で、ユーザは連絡先の保留リストに追加される。保留リストは、特定の連絡先またはユーザのための保留の招待状のリストである。保留リスト中の各招待状のために、連絡先は自分の連絡先リスト中の新たな連絡先を承認または拒否するための入力を与えてもよい。その後オペレーションはステップ1455で終了する。
【0068】
図15は、連絡先リストから連絡先プロフィールを削除するための方法1500の実施形態を示す。1つの実施形態で、方法1500は上の方法1300からのステップ1350のさらなる詳細を示す。はじめに、ブラウザアプリケーション375は連絡先削除要求を内容ページサーバ1510へ送信する。1つの実施形態で、連絡先削除要求は、選択された連絡先がユーザの連絡先リストから削除されるべきであることを示すユーザ入力を受信することに応じて送信される。連絡先削除要求は、削除されるべき連絡先についての識別情報(ユーザおよび連絡先についての識別情報など)を含む。ステップ1520で、ブラウザアプリケーション375から連絡先削除要求を受信した後、内容ページサーバ310は連絡先削除要求をABCH320へ送信する。1つの実施形態で、内容ページサーバ310によってABCH320へ送信される要求は、内容ページサーバ310によって受信された要求と同じユーザおよび連絡先の識別情報を含む。ABCH320はステップ1530で、連絡先削除要求を受信する。
【0069】
ステップ1540で、連絡先とユーザとが双方向の関係を有するかどうかについて判定が行われる。1つの実施形態で、この判定はABCH320によって行われる。この場合ABCH320は、連絡先とユーザとが各々自分の連絡先リストの中にお互いを有しているかどうかを判定するために、連絡先とユーザとの両方に関連した連絡先リストをチェックしてもよい。ステップ1540で連絡先とユーザとが双方向の関係を有する場合、オペレーションはステップ1550へ続く。連絡先とユーザとが双方向の関係を有していない場合、オペレーションはステップ1560へ続く。ステップ1550で、ユーザは連絡先の連絡先リストの中で、双方向から片方向の関係へと降格される。その後オペレーションは、連絡先がユーザの連絡先リストから除去されるステップ1560へ続く。その後ステップ1570で、ユーザは連絡先の逆連絡先リストから除去される。
【0070】
連絡先ネットワークは、異なる通信サービス内の複数のインタフェースからアクセスされることが可能である。これらの通信サービスはインスタントメッセージングサービス、電子メールサービス、内容ページ管理サービスおよびその他のサービスを含む。各サービスは、そこから連絡先ネットワークがアクセスされることが可能な、1つまたは複数のインタフェースを通じて提供される。図16は、連絡先ネットワークにアクセスするための電子メッセージングインタフェース1610および連絡先ネットワークインタフェース1665の実施形態を示す。インタフェース1610は、ユーザオンライン指標1620およびユーザ連絡先リスト(またはバディリスト)1660を含む。連絡先リスト1660は、A〜Eとして識別された連絡先から構成されている。連絡先リストの中の各連絡先は、ユーザ名1630「A」などのユーザ名によって表される。さらに各連絡先は、オンライン指標1640および内容ページ指標1650などの、オンライン指標および内容ページ指標に関連付けられていてもよい。オンライン指標は、ユーザまたは連絡先が現在メッセージングサービスにログインされているかどうかを示す。内容ページ指標は、ユーザまたは連絡先が、通信サービスについてのそれらのアカウントに関連した内容ページを有するかどうかについて示してもよく、および任意で内容ページが、ユーザが最後に閲覧してから更新されているのかどうかについて示してもよい。
【0071】
インタフェース1610の内部には、「ソーシャルネットワーク作成」リンク1625がある。リンク1625を選択する入力を受信すると、ユーザには内容ネットワークインタフェース1665などの連絡先ネットワークインタフェースが提供される。連絡先ネットワークインタフェース1665はヘッダウィンドウ1670、プロフィール情報ウィンドウ1680および連絡先リスト情報ウィンドウ1690を含む。連絡先リスト情報ウィンドウ1690の内容は、ユーザが連絡先ネットワークを生成するために入力を提供してもよいということを示す。したがって、ユーザは現在、連絡先ネットワークインタフェースウィンドウ1665の中に表示された連絡先を持たない。ユーザがすでに構成された連絡先ネットワークを持っていた場合(すなわち、ユーザが連絡先リストを持っていた場合)、図1のインタフェース100と同様の連絡先ネットワークインタフェースが、リンク1625の選択に応じて提供されることになる。
【0072】
図17は、連絡先ネットワークインタフェースへアクセスするための要約モジュール170の実施形態を示す。要約モジュール1710は、ユーザによって構成され、内容ページ管理サービスを通じて提供される内容ページを要約してもよい。1つの実施形態で、内容ページはユーザによってカスタマイズされたウェブページであってよい。内容ページは、ユーザが内容ページを生成し、別のユーザの内容ページを閲覧することを可能にするウェブサービス(例えば内容ページ管理ウェブサービス)によって与えられてもよい。この場合、ユーザは内容ページをリンク、音楽リスト、ブログ、写真および/またはビデオコレクションおよびその他の内容を含むように構成してもよい。この要約モジュールは、内容ページの要約を提供するように構成されてもよい。例えば、要約モジュールはユーザの識別情報とともに、ブログの最新の項目、写真アルバムまたはビデオストリームの最初の写真またはイメージ、1つまたは複数のリンクのリスト、1つまたは複数の音楽リストの曲を提供してもよい。さらに要約モジュールは、内容ページの同種の見た目と感じ(例えば同種の背景、同種の内容の範疇、同種のフォントおよび色など)を有するように構成されてもよい。
【0073】
ユーザの内容ページに関連した要約モジュール1710は、インスタントメッセージングインタフェース、eメールサービスインタフェース、または内容ページインタフェースから、ユーザが適切なユーザアイコンまたはリンクを選択することに応じて提供されてもよい。要約モジュール1710はヘッダウィンドウ1720、連絡先のイメージまたはサムネイル1730およびツールバー1748を含む。連絡先イメージ1730の右側には、ユーザ内容ページから取り出されたユーザ情報がある。ユーザ情報はユーザ名1740、要約内容1744および写真(またはサムネイルイメージ)1746を含んでもよい。ツールバー1748の中に含まれるのは、「友達追加」リンク1750である。リンク1750の選択に応じて、要約モジュール1710は連絡先ネットワークインタフェース1755を提供する。連絡先ネットワークインタフェース1755はヘッダウィンドウ1760、プロフィール情報ウィンドウ1770および連絡先リスト情報ウィンドウ1780を含む。図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様に、連絡先ネットワークインタフェース1755は、ユーザが自分の連絡先ネットワークに連絡先を追加することができるようにする。一旦ユーザが連絡先を追加するための入力を与えると、連絡先ネットワークインタフェースは、方法1400に関して上で述べられたように連絡先を追加してもよい。
【0074】
図18は、連絡先の連絡先ネットワークへアクセスするための連絡先の要約モジュール1810の実施形態を示す。図17の要約モジュール1710とは異なり、要約モジュール1810はユーザ自身のためのものではなく、ユーザの連絡先のためのものである。連絡先の内容ページに関連した要約モジュール1810は、インスタントメッセージングインタフェース、eメールサービスインタフェースまたは内容ページインタフェースからユーザが適切な連絡先アイコンまたはリンクを選択することに応じて提供されてもよい。要約モジュール1830はヘッダウィンドウ1820、連絡先イメージ1830、ツールバー1848および、すべてがユーザの連絡先に関連した内容を有する内容1744を含む。ツールバー1848の内部には「友達」リンク1850がある。示されているように、リンク1850を選択すると、連絡先ネットワークインタフェース1855が生成される。連絡先ネットワークインタフェース1855は、連絡先の連絡先リストに関連付けられており、ヘッダウィンドウ1860、プロフィール情報ウィンドウ1870および連絡先リスト情報ウィンドウ1880を含む。ヘッダウィンドウ1860は、連絡先ネットワークインタフェース1855が選択された連絡先「B」のものであることを示す。プロフィール情報ウィンドウ1870は連絡先の職業、所在およびその他情報などの、選択された連絡先に関する情報を提供する。連絡先リスト情報ウィンドウ1880は、選択された連絡先「B」に関連した連絡先リストを提供する。特には、選択された連絡先の連絡先リストを含む5つの連絡先が与えられる。
【0075】
図19は、ユーザの連絡先ネットワークへアクセスするための電子メールサービスインボックスインタフェース1900の実施形態である。インタフェース1900は、図1のクライアント370などのクライアントコンピュータ上に、ブラウザアプリケーションまたはメールクライアントアプリケーションによって提供されてもよい。インタフェース1900はフォルダウィンドウ1910、インボックスウィンドウ1920およびメッセージウィンドウ1930を含む。フォルダウィンドウ1910は、ユーザのメールアカウントのためのフォルダのリストを含む。フォルダウィンドウ1910の中では、「インボックス」フォルダがハイライトされている。インボックスウィンドウ1920は、現在ハイライトされているインボックスフォルダ内のメッセージのリストを示す。メッセージウィンドウ1930は、インボックスウィンドウ1920の中で現在選択されているメッセージの内容を示す。インボックスウィンドウの上にあるのは、代表的なユーザアイコン1960である。ドロップダウンメニュ1970は、選択されるとインタフェース1900の中に示される。ドロップダウンメニュ1970は1つまたは複数のリンクを含んでもよい。リンクが選択される場合、インタフェース1900を提供するアプリケーションは、そのリンクに関連した特定の行為を開始する。ドロップダウンメニュ1970のリンクの中には、「自分の連絡先ネットワークの設定」リンク1975がある。リンク1975を選択すると、連絡先ネットワークインタフェースがユーザに与えられる。1つの実施形態で、連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザが連絡先リストを構成している場合には図1の連絡先ネットワークインタフェース100と同様のものであり、ユーザが連絡先リストを構成していない場合には図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様のものである。
【0076】
インボックスインタフェースを通じて連絡先ネットワークへアクセスすることに加えて、ユーザはまた、電子メールサービスのユーザ連絡先またはアドレス帳インタフェースを通じて連絡先ネットワークへアクセスしてもよい。図20は、連絡先の連絡先リストへアクセスするための電子メールサービスユーザ連絡先インタフェース2000の実施形態を示す。インタフェース2000は連絡先フォルダウィンドウ2010、連絡先ウィンドウ2020および連絡先情報ウィンドウ2030を含む。連絡先フォルダウィンドウ2010は、ユーザの連絡先リスト内の連絡先グループのリストを含む。連絡先ウィンドウ2020は、連絡先フォルダウィンドウ2010のうちの「すべて」の選択されたグループ内の連絡先を示す。連絡先情報ウィンドウ2030は、連絡先ウィンドウ2020内の選択された連絡先のために、さらなる情報を提供する。連絡先ウィンドウ2020内で、現在「Charles」という連絡先がハイライトされている。ドロップダウンメニュ2070は、選択された場合に、選択された連絡先の下に示される。ドロップダウンメニュ2070内には、「Add to Contact Network(連絡先ネットワークに追加)」リンク2075がある。リンク2075を選択する入力を受信することに応じて、リンクを与えるアプリケーションは、選択を行うユーザがCharlesをユーザの連絡先リストに追加することを可能にするインタフェースを与えてもよい。特に連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザのリンク2075の選択に応じて、ユーザに与えられてもよい。連絡先ネットワークインタフェースは、ユーザが連絡先リストを構成している場合には図1の連絡先ネットワークインタフェース100と同様のものであり、ユーザが連絡先リストを構成していない場合には図16の連絡先ネットワークインタフェース1665と同様のものであってもよい。
【0077】
上述の本明細書の技術の詳細な説明は、例示および説明を目的として示されてきた。この説明は、網羅的なものであること、または本技術を開示されたものと寸分違わぬ形態に限定することを目的とするわけではない。上述の教示を考慮したうえで、多くの修正または変形形態が可能である。説明された実施形態は、本技術の原理およびその実際的な応用例を最もよく説明し、それによって当業者が様々な実施形態の中で、および考えられる特定の用途に適した様々な修正形態を用いて、本技術を最もよく利用することができるようにするために選択されたものである。本技術の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲によって定義されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】ユーザの連絡先ネットワークを提供する内容ページの実施形態を示す図である。
【図2】選択された連絡先の連絡先ネットワークを提供する内容ページの実施形態を示す図である。
【図3】連絡先ネットワークを提供し、管理するためのシステムの実施形態を示す図である。
【図4】連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メッセージングシステムの実施形態を示す図である。
【図5】連絡先ネットワークを提供し、管理するための電子メールシステムの実施形態を示す図である。
【図6】本技術を実装するためのコンピューティング環境の実施形態を示す図である。
【図7】通信サービスを通じて連絡先ネットワークを提供するための方法の実施形態を示す図である。
【図8】ユーザが選択した連絡先に関連した連絡先リストを提供するための方法の実施形態を示す図である。
【図9】選択された連絡先の連絡先リストのプロフィール情報を取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図10】選択されたユーザの連絡先についての連絡先リストを提供するために、内容ページコードを取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図11】選択された連絡先に関連した連絡先リストを取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図12】連絡先リストについての連絡先プロフィール情報を取り出すための方法の実施形態を示す図である。
【図13】ユーザインタフェースを通じて受信された入力を処理するための方法の実施形態を示す図である。
【図14】連絡先リストに連絡先プロフィールを追加するための方法の実施形態を示す図である。
【図15】連絡先リストから連絡先プロフィールを削除するための方法の実施形態を示す図である。
【図16】連絡先ネットワークへアクセスするための電子メッセージングインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図17】連絡先ネットワークへアクセスするための要約モジュールインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図18】連絡先の連絡先ネットワークへアクセスするための要約モジュールインタフェースおよび内容ページの実施形態を示す図である。
【図19】ユーザの連絡先ネットワークへアクセスするための電子メールサービスのインボックスインタフェースの実施形態を示す図である。
【図20】連絡先の連絡先リストへアクセスするための電子メールサービスのアドレス帳インタフェースの実施形態を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
連絡先ネットワーク情報をユーザに提供するための方法であって、
(710)ネットワークを介して電子メールサービス(300、500)をユーザに提供するステップであって、前記電子メールサービスがメールドメインに関連しており、前記メールドメインの外部で前記ユーザが電子メールを送信することを可能にし、前記ユーザが第1連絡先リストに関連しているステップと、
(740)前記ユーザから受信される入力に応じて、第2連絡先リストを提供するステップであって、前記第2連絡先リストが前記ユーザによって選択される連絡先に関連した連絡先のリストを含むステップとを含む方法。
【請求項2】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのブラウザアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが前記ブラウザアプリケーションによって実行され、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのメールクライアントアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが、前記メールクライアントアプリケーションに前記クライアント上のブラウザアプリケーションを開かせ、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントへ送信するステップであって、前記コンピュータコードが実行され、前記第2連絡先リストの中の各連絡先についてのオンライン情報を取り出すように構成されており、前記オンライン情報が、各連絡先がインスタントメッセージングサービスにログインされているかどうかを示すステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記オンライン情報が、前記クライアント上のメッセージングクライアントアプリケーションを通じて取り出される請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
メッセージングクライアントアプリケーションが前記クライアントで利用可能でないことを判定するステップと、
ウェブメッセージングサーバを通じて、ブラウザアプリケーションによって前記オンライン情報を取り出すステップとを含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
前記第2連絡先リストの中の各連絡先についてのプロフィール情報を提供するステップであって、前記プロフィール情報が各連絡先に関連したイメージおよびeメールアドレスを含むステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
前記第2連絡先リストの中の各連絡先が、前記連絡先に関連した内容ページを更新したかどうかを判定するステップであって、前記内容ページが内容ページ管理システムを通じて提供されるステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
連絡先情報をユーザに提供するための方法であって、
(720)1つまたは複数の連絡先を有する第1連絡先リストにアクセスするステップであって、第1ユーザが、ネットワーク(400)を介して提供されるインスタントメッセージングサービスを通じて、前記1つまたは複数の連絡先のうちの1つにインスタントメッセージを送信してもよく、前記第1ユーザが前記第1連絡先リストに関連しているステップと、
(740)ユーザ入力に応じて第2連絡先リストにアクセスするステップであって、前記第2連絡先リストが前記1つまたは複数の連絡先のうちの1つに関連しているステップとを含む方法。
【請求項10】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのメッセージングクライアントアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが、前記メッセージングクライアントアプリケーションに前記クライアント上のブラウザアプリケーションを開かせ、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントに送信するステップであって、前記コンピュータコードが実行され、前記第2連絡先リストの中の各連絡先についての内容ページ情報を取り出すように構成されており、前記内容ページ情報が、各連絡先が前記連絡先に関連した内容ページを更新したかどうかを示し、前記内容ページが内容ページ管理サービスによって提供されるステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記第2連絡先リスト内の連絡先についてのオンライン情報を取り出すステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項13】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記第1連絡先リストからの第1連絡先に関連した要約モジュールデータを提供するステップと、
前記要約モジュールを通じて受信されたユーザ入力に応じて、前記第1連絡先に関連した第2連絡先リストを提供するステップとを含む請求項9に記載の方法。
【請求項14】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記ユーザが前記連絡先に関連した逆リストの中にいるという判定に応じて、前記第2連絡先リストの中の連絡先についてのプロフィール情報を提供するステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項15】
プロセッサ可読ストレージデバイス上で具体化されるプロセッサ可読コードを有する1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイスであって、前記プロセッサ可読コードが、
(730)第1連絡先を選択するユーザ入力を受信するステップ、および
(910)前記ユーザ入力に応じて内容ページコードを取り出すステップを含む方法を実行するように1つまたは複数のプロセッサをプログラムするためのものであり、前記内容ページコードが、
(920、930)インスタントメッセージングサービスに関連した各連絡先についてのオンライン情報を含む、前記第1連絡先に関連した第1連絡先リスト内の各連絡先についての連絡先情報を取り出すこと、および
(740)連絡先ネットワークインタフェースの中で前記連絡先情報を提供することができる、1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項16】
前記第1連絡先が、前記ユーザに関連した第2連絡先リストの中に含まれる請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項17】
連絡先情報を取り出すことが、
前記第1連絡先リストを取り出すこと、および
前記第1連絡先リスト内の各連絡先についてのプロフィール情報を取り出すことを含む、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項18】
連絡先情報を取り出すことが、
インスタントメッセージングアプリケーションが局所マシン上にインストールされているかどうかを判定すること、および
前記インスタントメッセージングアプリケーションを通じて前記オンライン情報を取り出すことを含む、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項19】
前記ユーザ入力が、電子メールサービスによって提供されるインタフェースを通じて受信される、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項20】
前記ユーザ入力が、インスタントメッセージングサービスによって提供されるインタフェースを通じて受信される、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項1】
連絡先ネットワーク情報をユーザに提供するための方法であって、
(710)ネットワークを介して電子メールサービス(300、500)をユーザに提供するステップであって、前記電子メールサービスがメールドメインに関連しており、前記メールドメインの外部で前記ユーザが電子メールを送信することを可能にし、前記ユーザが第1連絡先リストに関連しているステップと、
(740)前記ユーザから受信される入力に応じて、第2連絡先リストを提供するステップであって、前記第2連絡先リストが前記ユーザによって選択される連絡先に関連した連絡先のリストを含むステップとを含む方法。
【請求項2】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのブラウザアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが前記ブラウザアプリケーションによって実行され、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのメールクライアントアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが、前記メールクライアントアプリケーションに前記クライアント上のブラウザアプリケーションを開かせ、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントへ送信するステップであって、前記コンピュータコードが実行され、前記第2連絡先リストの中の各連絡先についてのオンライン情報を取り出すように構成されており、前記オンライン情報が、各連絡先がインスタントメッセージングサービスにログインされているかどうかを示すステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記オンライン情報が、前記クライアント上のメッセージングクライアントアプリケーションを通じて取り出される請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
メッセージングクライアントアプリケーションが前記クライアントで利用可能でないことを判定するステップと、
ウェブメッセージングサーバを通じて、ブラウザアプリケーションによって前記オンライン情報を取り出すステップとを含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
前記第2連絡先リストの中の各連絡先についてのプロフィール情報を提供するステップであって、前記プロフィール情報が各連絡先に関連したイメージおよびeメールアドレスを含むステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
第2連絡先リストを提供する前記ステップが、
前記第2連絡先リストの中の各連絡先が、前記連絡先に関連した内容ページを更新したかどうかを判定するステップであって、前記内容ページが内容ページ管理システムを通じて提供されるステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
連絡先情報をユーザに提供するための方法であって、
(720)1つまたは複数の連絡先を有する第1連絡先リストにアクセスするステップであって、第1ユーザが、ネットワーク(400)を介して提供されるインスタントメッセージングサービスを通じて、前記1つまたは複数の連絡先のうちの1つにインスタントメッセージを送信してもよく、前記第1ユーザが前記第1連絡先リストに関連しているステップと、
(740)ユーザ入力に応じて第2連絡先リストにアクセスするステップであって、前記第2連絡先リストが前記1つまたは複数の連絡先のうちの1つに関連しているステップとを含む方法。
【請求項10】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントのメッセージングクライアントアプリケーションに提供するステップであって、前記コンピュータコードが、前記メッセージングクライアントアプリケーションに前記クライアント上のブラウザアプリケーションを開かせ、前記ブラウザアプリケーションに前記第2連絡先リストへアクセスさせるように構成されているステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
コンピュータコードをクライアントに送信するステップであって、前記コンピュータコードが実行され、前記第2連絡先リストの中の各連絡先についての内容ページ情報を取り出すように構成されており、前記内容ページ情報が、各連絡先が前記連絡先に関連した内容ページを更新したかどうかを示し、前記内容ページが内容ページ管理サービスによって提供されるステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記第2連絡先リスト内の連絡先についてのオンライン情報を取り出すステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項13】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記第1連絡先リストからの第1連絡先に関連した要約モジュールデータを提供するステップと、
前記要約モジュールを通じて受信されたユーザ入力に応じて、前記第1連絡先に関連した第2連絡先リストを提供するステップとを含む請求項9に記載の方法。
【請求項14】
第2連絡先リストにアクセスする前記ステップが、
前記ユーザが前記連絡先に関連した逆リストの中にいるという判定に応じて、前記第2連絡先リストの中の連絡先についてのプロフィール情報を提供するステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項15】
プロセッサ可読ストレージデバイス上で具体化されるプロセッサ可読コードを有する1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイスであって、前記プロセッサ可読コードが、
(730)第1連絡先を選択するユーザ入力を受信するステップ、および
(910)前記ユーザ入力に応じて内容ページコードを取り出すステップを含む方法を実行するように1つまたは複数のプロセッサをプログラムするためのものであり、前記内容ページコードが、
(920、930)インスタントメッセージングサービスに関連した各連絡先についてのオンライン情報を含む、前記第1連絡先に関連した第1連絡先リスト内の各連絡先についての連絡先情報を取り出すこと、および
(740)連絡先ネットワークインタフェースの中で前記連絡先情報を提供することができる、1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項16】
前記第1連絡先が、前記ユーザに関連した第2連絡先リストの中に含まれる請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項17】
連絡先情報を取り出すことが、
前記第1連絡先リストを取り出すこと、および
前記第1連絡先リスト内の各連絡先についてのプロフィール情報を取り出すことを含む、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項18】
連絡先情報を取り出すことが、
インスタントメッセージングアプリケーションが局所マシン上にインストールされているかどうかを判定すること、および
前記インスタントメッセージングアプリケーションを通じて前記オンライン情報を取り出すことを含む、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項19】
前記ユーザ入力が、電子メールサービスによって提供されるインタフェースを通じて受信される、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【請求項20】
前記ユーザ入力が、インスタントメッセージングサービスによって提供されるインタフェースを通じて受信される、請求項15に記載の1つまたは複数のプロセッサ可読ストレージデバイス。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2009−506427(P2009−506427A)
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−527991(P2008−527991)
【出願日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際出願番号】PCT/US2006/032087
【国際公開番号】WO2007/024608
【国際公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際出願番号】PCT/US2006/032087
【国際公開番号】WO2007/024608
【国際公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]