説明

電子情報端末及び電子情報システム

【課題】操作性の優れた電子情報端末を提供できる。
【解決手段】定型フォーマットをディスプレイ11に表示し、定型フォーマットの各ページ毎における各入力項目に対して入力部によって情報が入力される。各ページ毎における全ての入力項目に対して入力が終わったことを検知すると、当該ページにおける入力項目に対する入力情報が適確か否かを自端末で判定し、又は該入力情報をサーバーへ送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する。そして、表示されている入力情報が適確であって次ページがあればページ送りを行い、又は次ページがなければ入力情報をサーバーへ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子情報端末及び電子情報システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、公共機関、一般企業等に対する各種申請書の提出等の文書交換を行う分野において、ペーパーレス化への流れが一般化し、従来の紙媒体による情報伝達を電子情報による形態に置き換える動きが進められている。例えば、各種グループウェア、電子メール、WEBブラウザやASP(Active Server Page)を用いた方法等、各種電子的情報伝達手法が提案され、現実に実用化されている。
【0003】
このようなペーパーレスの実用化の一例として、電子書籍端末に代表されるメモリ性のあるディスプレイ又は不揮発性のあるディスプレイと呼ばれているディスプレイを有するタブレット型の電情報子端末が普及されている。そして、このタブレット型の電子情報端末を用いて顧客情報の登録などを行う電子情報システムが開発されている。タブレット型の電子情報端末は、主に、装置全体を統括制御する主制御部、各種データやプログラムなどを記憶する記憶部、上記ディスプレイの表示部、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているデジタイザーペンなどの入力手段によって画面上に直接入力可能な入力部及びサーバーとの通信網を構築する通信制御部を有している。
【0004】
このようなタブレット型の電子情報端末を用いた情報入力方法として、特許文献3に記載のものが知られている。この特許文献3によれば、表示部のディスプレイの一画面上に、クレジットカードの申込書などの定型フォーマットをページ単位で表示させ、申込書の各ページにおける各入力項目に氏名、住所や電話番号などの情報を入力させることで、サーバーへの顧客情報の登録などの入力作業が行われる。そして、全てのページの全ての入力作業が終了し、データ送信ボタンが押下されると全ての入力情報を一括してサーバーに送信する。サーバー側では入力した情報に記入もれがないかどうか、正しい入力かどうかの適確判定が行われる。適確でない入力情報があれば、不適確の判定結果を電子情報端末に送り、再入力による修正を促すメッセージを表示部に表示する。そして、再入力された全てのページの各入力情報を再びサーバーに送り、サーバー側で適確判定を行う。最終的に適確であれば、全てのページの各入力情報をサーバー又は電子情報端末の記憶部に保存して申込み作業が終了となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献3では、次ページがあれば次ページの入力作業に移るときはページ送りボタンを押下してページ送り処理を行う。また、全ての入力情報を一括してサーバー側へ送信して全ての入力情報の適確判定をサーバー側で行わせるときはデータ送信ボタンを押してデータ送信処理を行う。このように、入力項目に入力する入力作業から引き続き行われる上述のページ送り処理、サーバー側で適確判定処理を行わせるためのデータ送信処理を実行するためには、ページ送り処理、データ送信処理を指示する所定のボタンを押下する操作が必要であり、操作が煩雑となるという課題があった。また、上記特許文献3以外の情報入力装置においても、入力動作に引き続き行われるページ送り処理やデータ送信処理以外の適確判定処理などの後処理を実行するときにも当該後処理の実行を指示するための所定のボタンを押下する操作が必要となる。
【0006】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、入力動作に引き続き行わせる処理を実行させるために所定の指示ボタンを押下する操作が不要となる電子情報端末及び電子情報システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置全体を統括制御する主制御部、記憶部、表示部、入力部及びサーバーとの通信網を構築する通信制御部を有する電子情報端末において、前記表示部に表示されているページ単位の定型フォーマットにおける入力項目に対して前記入力部によって情報が入力し終えたことを検知する入力終了検知手段と、前記入力部による入力動作に引き続く処理を実行する処理実行手段と、を有し、前記入力終了検知手段によって前記表示部に表示されている入力項目に対して前記入力部によって情報が入力し終えたことを検知すると、前記処理実行手段によって前記入力部による入力動作に引き続く処理を実行することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の電子情報端末において、前記処理実行手段は、次ページへのページ送りを行うページ送り手段、前記入力情報が適確か否かの判定を行う適確判定手段、又は前記入力情報をサーバーに送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する送受信手段であることを特徴とするものである。
更に、請求項3の発明は、請求項1記載の電子情報端末において、前記入力部に入力された入力情報が適確か否かを判定する適確判定手段と、前記入力情報をサーバーに送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する送受信手段と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3記載の電子情報端末において、前記入力情報に対する適確判定を行うデータが検査データであれば前記適確判定手段によって前記入力情報が適確か否かの判定を行い、前記入力情報に対する適確判定を行うデータが添付データであれば前記送受信手段によって前記入力情報をサーバーに送信し、かつ前記入力情報の適確判定結果を受信することを特徴とするものである。
更に、請求項5の発明は、請求項4記載の電子情報端末において、前記検査データは、比較的データ量が少なく、あるいは処理が簡単であるような、入力の有無、チェック印の有無、チェック印の制限個数の超過の有無、入力文字種に関する各データであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4記載の電子情報端末において、前記添付データは、比較的データ量が多く、あるいは処理が複雑となるような、手書き文字の画像データ、手書き文字のストロークデータ、欄外での入力文字や入力記号の画像データ、日時データであることを特徴とするものである。
更に、請求項7の発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子情報端末において、前記適確判定手段による判定結果及び前記送受信手段によってサーバーから受信した判定結果が不適確であったときは、エラーメッセージを前記表示部に表示することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1記載の電子情報端末において、前記入力部によって情報が入力され後所定時間経過後次ページがあれば前記ページ送り手段によってページ送りを行い、又は次ページがなければ前記データ送信手段によって入力情報をサーバーに送信することを特徴とするものである。
更に、請求項9の発明は、請求項8記載の電子情報端末において、前記所定時間は、任意に設定可能であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子情報端末において、前記表示部が手書き入力機能を有することを特徴とするものである。
更に、請求項11の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子情報端末において、前記表示部はメモリ性のあるディスプレイであることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子情報端末の少なくとも1つと、ネットワークを介して接続される少なくとも1つのサーバーとを有することを特徴とするものである。
【0008】
本発明においては、前記表示部に表示されたページにおける定型フォーマットの入力項目に対して情報が入力される。そして、入力終了検知手段によって当該ページにおける全ての入力項目に対する入力が終了したことを検知されると、入力動作に引き続き行われる処理を実行する処理実行手段、例えば次ページへのページ送り手段、入力情報が適確か否かの判定を行う適確判定手段、又は前記入力情報をサーバーに送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する送受信手段を実行する。これにより、入力動作に引き続き行わせる処理を実行させるために所定の指示ボタンを押下する操作が不要となる。
【発明の効果】
【0009】
以上、本発明によれば、入力動作に引き続き行わせる処理を実行させるために所定の指示ボタンを押下する操作が不要となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施形態における電子情報端末の構成を示す斜視図である。
【図2】電子情報システムの構成を示す模式図である。
【図3】本実施形態の電子情報端末の入力動作を示す模式図である。
【図4】電子情報端末の入力動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を適用した電子情報端末の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態における電子情報端末の構成を示す斜視図である。同図に示す電子情報端末10は、主に、定型のフォーマット、あるいはエラーメッセージやガイドメッセージ等を表示するとともに、画面にタッチすることで入力可能であり、更にはデジタイザーペンなどの入力手段を用いて手書き入力が可能であるディスプレイ11とを具備している。この電子情報端末10におけるディスプレイ11には例えばメモリ性のあるディスプレイ又は不揮発性のあるディスプレイが用いられている。これらのメモリ性のあるディスプレイ又は不揮発性のあるディスプレイは、表示している画面のデータを記憶しておき、その記憶した画面データに基づいて画面表示している間電力供給を行うことなく表示可能なディスプレイである。また、電子情報端末10には、図示していないが、各種プログラムを格納するメモリ、入力された情報が自端末で処理できる情報であれば当該情報を演算処理したり、各構成を統括制御するCPU、サーバーとの通信回線を構築するためにネットワークに接続するためのインターフェース等を有している。
【0012】
ここで、本実施形態の電子情報端末10とネットワークを介したサーバーとで構築された電子情報システムを図2に示す。図2に示すように、複数の電子情報端末10−1〜10−n(nは正の整数)はネットワーク20を介して少なくとも1つのサーバー30−1〜30−m(mは正の整数)に接続することができる。各電子情報端末10−1〜10−nに入力された入力情報が例えば手書きの署名データなどの後述する添付データであれば、各電子情報端末10−1〜10−nはネットワーク20を介して各サーバー30−1〜30−mに接続して送信し、各サーバー30−1〜30−mで受信した添付データの入力情報に対しての演算処理及び適確判断を行う。なお、添付データの情報量や重要度に応じて各サーバーに分散処理してもよい。
【0013】
また、本実施形態で処理するデータは、情報量が比較的少なく、処理が簡単である検査データと、情報量が比較的多い添付データとに分けている。検査データの一例としては、記入欄への記入の有無、チェック印の有無、チェック印の個数が制限個数を超えているか、記入が認識可能な文字、数字もしくは記号であるのか、を示すデータである。添付データの一例としては、手書き文字の画像データ、手書き文字のストロークデータ(書いた方向、筆圧など)、どこにチェック印が記入されたか(所定の記入欄か、他の領域か)、欄外へ記入された文字や記号の画像データ、各項目が記入された日時、郵便番号からの住所検索、を示すデータである。
【0014】
このような本実施形態の電子情報端末を用いた入力動作の一例について説明する。
図3は本実施形態の電子情報端末の入力動作を示す模式図である。図4は当該入力動作を示すフローチャートである。先ず、図3の(a)に示すように、電子情報端末10のディスプレイ11には、定型フォーマットの1ページ目が表示される。本例では総ページ数が2ページの定型フォーマットを例としている。そして、1ページ目の定型フォーマットの質問項目の生年月日に対して入力欄である領域12−1に、手書き入力又は年、月、日、毎に候補数字を挙げての選択方式の入力形態で情報が入力され、同様に各質問項目に対する入力欄である領域12−2、12−3にも情報が入力される(ステップS101)。当ページの最後の質問項目に対する入力欄である領域12−3に情報が入力されて当ページの全ての入力欄に情報が入力されると、あるいはディスプレイ11に表示されている入力終了を指示するためのチェック印を入力する欄13にチェック印が入力されると、入力情報が適確であるか否かを判定する(ステップS102;YES、ステップS103)。なお、入力情報に対する適確判定のデータが比較的データ量の少なく、あるいは適確判定が簡単であることを前提として、適確判定は自端末で行うことものとしているが、入力情報に対する適確判定のデータが比較的データ量の多く、あるいは確定判定が複雑である場合は入力情報をサーバーへ送信した上で適確判定を行ってもよい。そして、適確判定の結果、ディスプレイ11上に適確な入力を促すエラーメッセージを表示する(ステップS103;NO、ステップS104)。その後、再度入力が行われるまでエラーメッセージを表示し(ステップS105;NO)、再度入力が行われたときは(ステップS105;YES)、ステップS103に戻った上で再度入力された入力情報が適確かどうかを判定する。入力情報が適確であって所定時間経過し(ステップS103;YES、ステップS106;YES)、次ページがあれば(ステップS107;YES)次のページの2ページ目へのページ送りを行って(ステップS108)、ステップS101に戻る。そして、本例では2ページ目での入力が行われ入力情報が適確であって所定の時間が経過し次ページがないときは(ステップS107;NO)、入力情報をサーバーへ送信する(ステップS109)。
【0015】
なお、上述のように、各ページ毎に入力情報の適確判定を行っているが最終ページでの入力が終わったときに全てのページの入力情報に対して一括して適確判定を行ってもよい。この場合適確でない入力情報が存在するページに自動的に戻り再入力を促すメッセージやエラーメッセージを表示させる。また、各ページにおける最後の質問項目に対して入力欄に情報が入力されて所定時間経過した後に次ページ送りやデータ送信を行っているがこれに限定する必要はなく、操作に慣れていればこの所定時間を設定せずに即座に次ページ送りやデータ送信を行ってもよい。つまり、当該所定時間は、0を含めて任意に変更可能である。更に、本実施例における適確判定は、空欄、チェック印もれ、規制文字数超過、規定文字種などの軽微な適確判定である。
【0016】
以上説明したように、実施形態によれば、図1に示すように、電子情報端末10は、主に、装置全体を統括制御する主制御部、記憶部、表示部、入力部及びサーバーとの通信網を構築するインターフェース等の通信制御部を有している。そして、表示部はメモリ性のあるディスプレイ11を備えている。また、この表示部には、デジタイザーペンなどの入力手段を用いて手書き文字を入力する機能も兼ね備えている。このような電子情報端末10によれば、定型フォーマットをディスプレイ11に表示し、定型フォーマットのページ毎の入力項目に対して入力部によって情報が入力される。そして、各ページ毎の入力項目に対して情報の入力が終わったことを検知して、入力情報が適確か否かの判定が行われる。その判定結果、入力情報が適確であって、次ページがあれば所定時間経過後自動的に次ページへのページ送りが実行され、次ページがなければ所定時間経過後自動的に入力情報をサーバーへ送信するデータ送信が実行される。よって、ページ送信又はデータ送信の指示ボタンを押下する操作が不要となり、操作性の優れた電子情報端末を提供できる。
【符号の説明】
【0017】
10、10−1〜10−n 電子情報端末
11 ディスプレイ
12−1〜12−6 領域
20 ネットワーク
30−1〜30−m サーバー
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】特開2006−139643号公報
【特許文献2】特開2007−279961号公報
【特許文献3】特開2008−015864号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置全体を統括制御する主制御部、記憶部、表示部、入力部及びサーバーとの通信網を構築する通信制御部を有する電子情報端末において、
前記表示部に表示されているページ単位の定型フォーマットにおける入力項目に対して前記入力部によって情報が入力し終えたことを検知する入力終了検知手段と、
前記入力部による入力動作に引き続く処理を実行する処理実行手段と、
を有し、
前記入力終了検知手段によって前記表示部に表示されている入力項目に対して前記入力部によって情報が入力し終えたことを検知すると、前記処理実行手段によって前記入力部による入力動作に引き続く処理を実行することを特徴とする電子情報端末。
【請求項2】
請求項1記載の電子情報端末において、
前記処理実行手段は、次ページへのページ送りを行うページ送り手段、前記入力情報が適確か否かの判定を行う適確判定手段、又は前記入力情報をサーバーに送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する送受信手段であることを特徴とする電子情報端末。
【請求項3】
請求項1記載の電子情報端末において、
前記入力部に入力された入力情報が適確か否かを判定する適確判定手段と、前記入力情報をサーバーに送信し、かつ該入力情報の適確判定結果を受信する送受信手段と、を有することを特徴とする電子情報端末。
【請求項4】
請求項3記載の電子情報端末において、
前記入力情報に対する適確判定を行うデータが検査データであれば前記適確判定手段によって前記入力情報が適確か否かの判定を行い、前記入力情報に対する適確判定を行うデータが添付データであれば前記送受信手段によって前記入力情報をサーバーに送信し、かつ前記入力情報の適確判定結果を受信することを特徴とする電子情報端末。
【請求項5】
請求項4記載の電子情報端末において、
前記検査データは、比較的データ量が少なく、あるいは処理が簡単であるような、入力の有無、チェック印の有無、チェック印の制限個数の超過の有無、入力文字種に関する各データであることを特徴とする電子情報端末。
【請求項6】
請求項4記載の電子情報端末において、
前記添付データは、比較的データ量が多く、あるいは処理が複雑となるような、手書き文字の画像データ、手書き文字のストロークデータ、欄外での入力文字や入力記号の画像データ、日時データであることを特徴とする電子情報端末。
【請求項7】
請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子情報端末において、
前記適確判定手段による判定結果及び前記送受信手段によってサーバーから受信した判定結果が不適確であったときは、エラーメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする電子情報端末。
【請求項8】
請求項1記載の電子情報端末において、
前記入力部によって情報が入力され後所定時間経過後次ページがあれば前記ページ送り手段によってページ送りを行い、又は次ページがなければ前記データ送信手段によって入力情報をサーバーに送信することを特徴とする電子情報端末。
【請求項9】
請求項8記載の電子情報端末において、
前記所定時間は、任意に設定可能であることを特徴とする電子情報端末。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子情報端末において、
前記表示部が手書き入力機能を有することを特徴とする電子情報端末。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子情報端末において、
前記表示部はメモリ性のあるディスプレイであることを特徴とする電子情報端末。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子情報端末の少なくとも1つと、ネットワークを介して接続される少なくとも1つのサーバーとを有することを特徴とする電子情報システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−141784(P2012−141784A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−294014(P2010−294014)
【出願日】平成22年12月28日(2010.12.28)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】