説明

電子機器、画面制御方法および画面制御プログラム

【課題】作成した内容の全体像を正確に把握しつつ、メールを作成することができること。
【解決手段】第1画面と、第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、画像とテキストを含むメールを作成する機能が起動された場合、第1画面に画像と文字情報を含むメールの全体像を表示し、第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させる制御部と、を有し、制御部は、第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、操作検出部で検出した操作の内容を第1画面に表示させたメールの全体像の画面に反映させることで、上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、画面制御方法および画面制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話機等の電子機器には、メール機能を備えているものがある。電子機器は、文字情報のみではなく、文字情報と画像やアニメーションを組み合わせたHTMLメールを作成できるものもある。例えば、特許文献1に記載の装置は、デコレーションテンプレートを作成し、当該デコレーションテンプレートを加工して作成したデコレーションメールを作成する。また、特許文献2に記載の装置は、メールの作成装置ではないが、タッチパネルを備え、タッチパネルに操作を入力することで画像の編集を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−26089号公報
【特許文献2】再表2005−114363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1および特許文献2の装置で画像を編集する場合、メールの文字や画像を編集する画面が表示部に表示されるため、作成したHTMLメールの全体を見るためには、編集を一旦完了させる必要がある。このため、利用者は全体像を確認する際は毎回編集操作を一旦完了させる必要があり操作がわずらわしい。また、メールの全体像を見ながら編集ができないため、内容の全体像を把握しつつメールを編集することが困難である。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作成した内容の全体像を正確に把握しつつ、メールを作成することができる電子機器、画面制御方法および画面制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、画像とテキストを含むメールを作成する機能が起動された場合、前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像の画面に反映させることを特徴とする。
【0007】
ここで、前記制御部は、前記編集画面に表示させた編集内容を前記第2画面から前記第1画面に移動させる操作を前記操作検出部で検出する検出した場合、前記編集内容を前記第1画面の移動された位置に挿入することが好ましい。
【0008】
前記制御部は、前記編集内容がテキストの編集操作でありかつ前記第1画面の移動された位置が左詰めの場合、前記編集内容のテキストよりも左側に挿入するスペースまたはタブあるいはインデントを調整することで、前記編集内容を前記第1画面の移動された位置に挿入することが好ましい。
【0009】
また、前記制御部は、前記メールがHTMLメールである場合、前記編集内容を前記第2画面から前記第1画面に移動させる操作の位置情報を取得し、前記第1画面の移動先の位置情報を前記編集内容のタグに記憶させることが好ましい。
【0010】
また、前記制御部は、前記タグに記憶させる際、指定されている文字情報も共に記憶させることが好ましい。
【0011】
また、前記操作検出部は、前記第1画面および前記第2画面への接触を検出する接触検出部を有することが好ましい。
【0012】
また、前記表示部は、前記第1画面を表示させる第1表示部と、前記第2画面を表示させる第2表示部と、を有することが好ましい。
【0013】
また、前記第1表示部が配置された第1筐体と、前記第2表示部が配置された第2筐体と、をさらに有することが好ましい。
【0014】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、を備える電子機器によって実行される画面制御方法であって、画像とテキストを含むメールを作成する機能を起動させるステップと、前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させるステップと、前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像に反映させるステップと、を含むことを特徴とする。
【0015】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画面制御プログラムであって、第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、を備える電子機器に、画像とテキストを含むメールを作成する機能を起動させるステップと、前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させるステップと、前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像に反映させるステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る電子機器、画面制御方法および画面制御プログラムは、作成した内容の全体像を正確に把握しつつ、メールを作成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は、第1の形態にある携帯電話端末の斜視図である。
【図2】図2は、第2の形態にある携帯電話端末の斜視図である。
【図3】図3は、メールの作成時の動作の概略を説明するための説明図である。
【図4】図4は、メールの作成時の動作の概略を説明するための説明図である。
【図5】図5は、携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、メール作成時の主制御部の動作を示すフロー図である。
【図7】図7は、メール作成時の主制御部の動作を示すフロー図である。
【図8】図8は、メール作成時の主制御部の動作を示すフロー図である。
【図9】図9は、メール作成時の主制御部の動作を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、電子機器として携帯電話端末を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではなく、メール作成機能を備える各種装置、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。また、本発明は携帯電子機器に用いることが好ましいが、複数の表示部を備える固定型の電子機器等を含む各種電子機器にも適用できる。
【0019】
(実施形態)
まず、図1および図2を参照しながら、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、第1の形態にある携帯電話端末1の斜視図であり、図2は、第2の形態にある携帯電話端末1の斜視図である。携帯電話端末1は、第1の筐体1Aと、第2の筐体1Bとを有する。第1の筐体1Aは、第2の筐体1Bに対して矢印Aの方向に相対的にスライド可能に構成されている。
【0020】
第1の筐体1Aは、第2の筐体1Bと対向する面と反対側の面に第1タッチパネル2を有する。第2の筐体1Bは、第1の筐体1Aと対向する面に第2タッチパネル3を有する。第1タッチパネル2および第2タッチパネル3は、文字、図形、画像等を表示するとともに、利用者が指やスタイラス等(以下、単に「指」という)を用いて当該タッチパネルに対して行う各種操作を検出する。第2タッチパネル3は、第1の筐体1Aと第2の筐体1Bとが重なり合う第1の形態では第1の筐体1Aによって覆い隠され、第1の筐体1Aが矢印Aの方向にスライドした第2の形態では外部に露出する。
【0021】
第1の形態は、いわゆるクローズ状態である。第1の形態は、利用者が携帯電話端末1を持ち運ぶのに適した形態であり、この形態でも利用者は、第1タッチパネル2に表示される情報を参照したり、第1タッチパネル2を指で操作して情報を入力したりすることができる。第2の形態は、いわゆるオープン状態である。第2の形態は、利用者が携帯電話端末1を利用するのに適した形態であり、利用者は、第1タッチパネル2と第2タッチパネル3とを併用して、より多くの情報を参照することができる。
【0022】
次に、図3および図4を参照しながら、携帯電話端末1におけるメール作成時の画面の表示について説明する。図3および図4は、メールの作成時の動作の概略を説明するための説明図である。なお、図3および図4に示すメールは、画像とテキスト(文字情報)を含むHTMLメールである。より具体的には、テキストを画像およびアニメーションの少なくとも一方で装飾したデコレーションメールである。
【0023】
図3に示すステップS1の携帯電話端末1は、第2の状態であり、第1タッチパネル2と第2タッチパネル3が露出した状態である。ステップS1の携帯電話端末1は、第1タッチパネル2に、レイアウト20を表示し、第2タッチパネル3に、テキストエディタ30を表示する。レイアウト20は、作成されたメールの全体像を表示させる画面であり、画像21とテキスト22とを含む。画像21およびテキスト22とは利用者の操作で表示位置や内容が設定された要素である。なお、本実施形態では、画像21およびテキスト22を利用者が入力した要素としたが、初期設定で表示されて要素、つまり利用者がメールの作成開示に一定の要素が設定されたテンプレートを指定し、作成開示から一定の要素を作成した状態としてもよい。
【0024】
テキストエディタ30は、メールの文字を編集する画面であり、仮想キーボード31と予測変換候補表示欄32と入力文字表示欄34とを含む。仮想キーボード31は、アルファベットと各種機能のキーが表示された画像である。携帯電話端末1は、第2タッチパネル3上に仮想キーボード31を表示させる状態で、指によって第2タッチパネル3に入力される各種動作を検出し、仮想キーボード31のどのキーが押下されたか、接触されたかを検出し、押下、接触を検出したキーを入力したキーとすることで、文字入力を行うことができる。なお、第2タッチパネル3は、文字の入力によらず、表示させている画像と、指によって第2タッチパネル3に対して行われる各種動作とに基づいて、各種操作の入力を検出し、入力された操作に基づいて各種制御を行う。予測変換候補表示欄32は、仮想キーボード31への操作入力された文字に基づいて抽出した予測変換候補を表示させる領域である。なお、携帯電話端末1は、予測変換候補として、入力されて変換が確定されていない文字の変換候補を表示させても、入力されて変換が確定されていない文字に入力が予測される文字を補完して作成した変換候補を表示させても、変換が確定された文字の次に入力されると予測した文字を表示させてもよい。入力文字表示欄34は、入力されて変換が確定された文字と入力されて変換が確定されていない文字とを文字列として表示させる領域である。
【0025】
次に、ステップS2の携帯電話端末1に示すように、利用者が入力文字表示欄34に対して第1タッチパネル2が存在する方向への移動を伴う操作(つまり矢印42に示す方向の操作)を行ったものとする。移動を伴う操作とは、例えば、フリック操作やドラッグ操作やスイープ操作である。フリック操作とは、指をタッチパネルに接触させた後に、何かをはじくように指を急速に移動させる操作をいう。また、ドラッグ操作とは、指をタッチパネルに接触させて、特定のオブジェクトを指定した後、当該オブジェクトの移動先の位置を指定する操作をいう。また、スイープ操作とは、指をタッチパネルに接触させた後に、タッチパネルとの接触を保ったままで指を移動させる操作をいう。移動を伴う操作は、第2タッチパネル3によって、第2タッチパネル3のある位置で接触が開始され、その後、第2タッチパネル3との接触を保ったままで接触位置が移動する動作として検出される。
【0026】
このように、入力文字表示欄34に対して移動を伴う操作が行われ、移動方向にメールの全体像のレイアウト20を表示させる表示部(第1タッチパネル2)が存在する場合、携帯電話端末1は、ステップS3に示すように、入力文字表示欄34に表示する文字列を第1タッチパネル2のレイアウト20に表示する処理を実行し、入力文字表示欄34に表示している文字列で構成されるテキスト44を第1タッチパネル2のレイアウト20に表示する。なお、テキスト44は、表示エリアを囲った枠も併せて表示してもよい。なお、枠は、エリアが指定されている間だけ表示するようにしてもよい。
【0027】
また、携帯電話端末1は、利用者が図4にステップS4として示すようにレイアウト20に画像60を追加することもできる。ステップS4の携帯電話端末1は、第1タッチパネル2にレイアウト20を表示し、第2タッチパネル3に画像エディタ50を表示している。画像エディタ50は、候補表示欄52と入力画像表示欄54とを含む。候補表示欄52は、携帯電話端末1が内蔵している画像または外部から取得した画像で構成される画像群である。なお、候補表示欄52に表示される画像群はメールに追加する候補の画像である。また画像は、静止画像に限定されずアニメーション画像(動画)も含む。入力画像表示欄54は、候補表示欄52から利用者の操作により選択され入力された画像を表示させる領域である。なお、ステップS4では、入力画像表示欄54には1つの画像が入力されている。
【0028】
ステップS4の携帯電話端末1に示すように、利用者が入力画像表示欄54に対して第1タッチパネル2が存在する方向への移動を伴う操作(つまり矢印56に示す方向の操作)を行ったものとする。このように、入力画像表示欄54に対して移動を伴う操作が行われ、移動方向にメールの全体像のレイアウト20を表示させる表示部(第1タッチパネル2)が存在する場合、携帯電話端末1は、ステップS4に示すように、入力画像表示欄54に表示する画像を第1タッチパネル2のレイアウト20に表示する処理を実行し、入力画像表示欄54に表示している画像60を第1タッチパネル2のレイアウト20に表示する。これにより、ステップS4のレイアウト20は、画像21とテキスト22とテキスト44と画像60とを含む画像となる。なお、テキスト44は、ステップS3でレイアウトに追加されたテキストである。
【0029】
以上、説明してきたように、携帯電話端末1は、2つの表示部のうち一方の表示部に作成したメールの全体像であるレイアウト20を表示させ、他方の表示部にメールを編集するためのエディタ(テキストエディタ30、画像エディタ50)を表示させることで、メールの全体像を把握しつつ、メールの編集を行うことができる。また、レイアウトとエディタとを別画面、つまり重ならない画面とすることで、レイアウト20を隠さずにエディタに多数の入力候補、変換候補、画像の候補を表示させることができる。これにより、メールの全体像を把握しながら候補の選択を行うことができ、メールをより編集しやすくすることができる。
【0030】
また、エディタで入力したテキスト、画像に対してレイアウト20を表示させている画面への移動を伴う操作が行われた場合に、入力したテキスト、画像をレイアウト20の移動先に表示させることで、入力したテキスト、画像をメールに追加する編集を行うことができる。これにより、レイアウト20の全体を表示させた状態で、メールを構成する要素の追加の処理を行うことができる。これによりメールの全体像を把握しつつ、メールの編集を行うことができる。
【0031】
なお、図3および図4では、エディタに入力したテキストまたは画像をレイアウト20に追加する場合の処理を説明したが、携帯電話端末1は、レイアウトに入力済みのテキストまたは画像を再編集することもできる。例えば、携帯電話端末1は、第1タッチパネル2の編集対象のテキストまたは画像を特定する操作(例えばタッチ操作、スイープ操作)を検出した場合、第2タッチパネル3に当該対象を編集するエディタを表示させ、図3、および図4と同様の処理を行うことができる。なお、この場合、エディタで編集された結果を編集中にレイアウト20に表示している対象のテキスト、画像に反映させてもよい。また、レイアウトに入力済みのテキストまたは画像の位置や大きさを移動させることもできる。例えば、携帯電話端末1は、第1タッチパネル2の対象のテキストまたは画像を特定し、移動させる操作(例えばドラッグ操作、スイープ操作)を検出した場合、入力された操作に基づいて対象を拡大縮小、移動させるようにしてもよい。
【0032】
次に、図5を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図5は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図5に示すように携帯電話端末1は、第1タッチパネル2と、第2タッチパネル3と、姿勢検出部4と、電源部5と、通信部6と、スピーカ7と、マイク8と、記憶部9と、主制御部10と、RAM(Random Access Memory)11とを有する。なお、第1タッチパネル2が第1の筐体1Aに設けられ、第2タッチパネル3が第2の筐体1Bに設けられることを除いて、各部位は、第1の筐体1Aと第2の筐体1Bのいずれに設けられてもよい。
【0033】
第1タッチパネル2は、第1表示部2Bと、第1表示部2Bに重畳された第1タッチセンサ2Aとを有する。第2タッチパネル3は、第2表示部3Bと、第2表示部3Bに重畳された第2タッチセンサ3Aとを有する。第1タッチセンサ2Aおよび第2タッチセンサ3Aは、指を用いて表面に対して行われた各種操作を、操作が行われた位置とともに検出する。第1タッチセンサ2Aおよび第2タッチセンサ3Aによって検出される操作には、タップ操作、フリック操作、ドラッグ操作等が含まれる。第1表示部2Bおよび第2表示部3Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字、図形、画像等を表示する。
【0034】
姿勢検出部4は、携帯電話端末1が第1の形態にあるのか、第2の形態にあるのかを検出する。姿勢検出部4は、例えば、第1の筐体1Aと第2の筐体1Bとが対向する面に設けられた機械的なスイッチによって携帯電話端末1の姿勢を検出する。
【0035】
電源部5は、蓄電池または外部電源から得られる電力を、主制御部10を含む携帯電話端末1の各機能部へ供給する。通信部6は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。スピーカ7は、電話通信における相手側の音声や着信音等を出力する。マイク8は、利用者等の音声を電気的な信号へ変換する。
【0036】
記憶部9は、例えば、不揮発性メモリや磁気記憶装置であり、主制御部10での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。具体的には、記憶部9は、電子メール機能を実現するためのメールプログラム9Aや、WEBブラウジング機能を実現するためのブラウザプログラム9Bや、上述したような画面制御を実現するための画面制御プログラム9Cや、第1表示部2Bおよび第2表示部3Bの寸法および位置関係に関する情報や、HTMLメールのテンプレート(作成開示のレイアウト)の情報等が格納された表示部データ9Dや、オブジェクトを表示する表示領域に関する情報が格納された表示領域データ9Eを記憶する。記憶部9には、その他に、携帯電話端末1の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムや、氏名、電話番号、メールアドレス等が登録されたアドレス帳データ等の他のプログラムやデータも記憶される。
【0037】
主制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、携帯電話端末1の動作を統括的に制御する。具体的には、主制御部10は、記憶部9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部9に記憶されているプログラムを実行して、第1タッチパネル2、通信部6等を制御することによって各種処理を実行する。主制御部10は、記憶部9に記憶されているプログラムや、処理を実行することによって取得/生成/加工されたデータを、一時的な記憶領域を提供するRAM11に必要に応じて展開する。なお、主制御部10が実行するプログラムや参照するデータは、通信部6による無線通信でサーバ装置からダウンロードすることとしてもよい。
【0038】
例えば、主制御部10は、メールプログラム9Aを実行することによって、電子メール機能を実現する。なお、メールプログラム9Aは、テキストのみで構成される電子メールを作成する機能と、テキストに画像およびアニメーションの少なくとも一方を加えたHTMLメールを作成する機能と、を備える。また、主制御部10は、画面制御プログラム9Cを実行することによって、上述したように利用者に入力された操作に応じた画面を表示する機能を実現する。
【0039】
次に、図6から図9を参照しながら、メールプログラム9Aおよび画面制御プログラム9Cに基づいて主制御部10が実行する処理手順について説明する。なお、図6から図9に示す処理手順は、携帯電話端末1が第2の形態にあり、かつメール作成機能が起動されたときに実行される。図6から図9は、それぞれメール作成時の主制御部の動作を示すフロー図である。
【0040】
主制御部10は、ステップS12としてHTMLメール作成機能を起動するかを判定する。つまり、テキストと画像を含むHTMLメールを作成するモードであるかを判定する。主制御部10は、ステップS12でHTMLメール作成機能を起動しない(No)と判定した場合、例えばテキストメールを作成するモードで作成が行われると判定した場合、ステップS12に進む。主制御部10は、ステップS12の処理を繰り返すことでテキストメールを作成するモードからHTMLメールを作成するモードに切り換える操作が入力された場合に迅速に処理を実行することができる。
【0041】
主制御部10は、ステップS12でHTMLメール作成機能を起動する(Yes)と判定した場合、ステップS14としてHTMLメールエディタを起動させ、ステップS16としてテキストエディタを起動させる。なお、HTMLメールエディタは、メールの全体像の構成を編集するエディタであり、上述したレイアウト20を表示させるエディタである。また、本実施形態では初期状態としてステップS16でテキストエディタを起動させたが画像エディタを起動させてもよい。
【0042】
主制御部10は、ステップS16でテキストエディタを起動させたら、ステップS18としてテンプレート設定画面を表示させる。つまり、主制御部10は、画像やテキストを含んだメール内容の基本レイアウトとして作成開始時に表示させるレイアウトを選択する画面を表示させる。なお、テンプレート設定画面は、複数の基本レイアウトを縮小して表示させた画面や、複数の基本レイアウトの表示を順次切り換えることができる画面である。主制御部10は、ステップS18でテンプレート設定画面を表示させたら、ステップS20として、テンプレート読込指示があるか、つまり基本レイアウトを決定する指示を検出したかを判定する。
【0043】
主制御部10は、ステップS20でテンプレート読込指示なし(No)、つまり基本レイアウトが決定されていないと判定した場合、ステップS20に進む。このように主制御部10は、テンプレート読込指示ありとなるまで、ステップS20の処理を繰り返す。
【0044】
主制御部10は、ステップS20でテンプレート読込指示あり(Yes)、つまり基本レイアウトが決定されたと判定した場合、ステップS22として第1タッチパネル2にテンプレート、つまり決定された基本レイアウトを表示させ、ステップS24として第2タッチパネル3にテキストエディタを表示させる。主制御部10は、ステップS24でテキストエディタを表示させたら、ステップS26としてメール編集処理を実行する。主制御部は、メール編集処理を実行したら本処理を終了する。
【0045】
次に、図7を用いて、メール編集処理の一例について説明する。主制御部10は、メールの作成が完了するまで、図7の処理を繰り返し実行する。なお、図7では、テキストが入力された場合として説明するが画像が入力される場合も同様の処理を行う。
【0046】
主制御部10は、ステップS30として、第1タッチパネル2にメールの全体像のレイアウトを表示し、第2タッチパネル3にテキスト入力画面(テキストエディタ)を表示させる。主制御部10は、ステップS30で各タッチパネルに所定の画面を表示させたら、ステップS32として第2タッチパネルにテキスト入力があるかを判定する。主制御部10は、ステップS32でテキスト入力なし(No)と判定したらステップS36に進む。
【0047】
主制御部10は、ステップS32でテキスト入力あり(Yes)と判定したらステップS34としてテキスト仮確定状態とする。つまり、主制御部10は、文字の入力操作や、変換確定操作等を検出し、検出した操作に基づいて入力が確定した文字をテキスト仮入力状態とする。主制御部10は、入力が確定したテキスト、つまりテキストエディタで検出した文字入力処理としては確定した文字を仮確定状態としたらステップS36に進む。
【0048】
主制御部10は、ステップS32でNoと判定した場合またはステップS34の処理を行った場合、ステップS36として、テキスト仮確定状態の第2タッチパネルから第1タッチパネルへドラッグを検出したかを判定する。具体的には、入力文字表示欄を第1タッチパネルへドラッグする操作を検出したかを判定する。なお、本実施形態では、ドラッグ操作を検出したが、入力文字表示欄を第1タッチパネルへ移動させる操作には、ドラッグ操作以外の他の操作を割り当てることもできる。
【0049】
主制御部10は、ステップS36でドラッグ操作なし(No)と判定した場合、ステップS30に進み、ステップS30からステップS36の処理を再び実行する。主制御部10は、ステップS36でドラッグ操作あり(Yes)と判定した場合、ステップS38としてテキスト文字情報変更画面を表示させる。テキスト文字情報変更画面は、入力文字表示欄のテキストをレイアウトで表示させる際に文字情報を変更する操作を入力できる画面である。テキスト文字情報変更画面には、文字情報としてフォントの形式、色、大きさや表示形態(点滅処理や回転処理など)を変更する操作を入力できる画面である。また、テキストをアニメーション表示させる設定に変更することもできる。
【0050】
主制御部10は、ステップS38でテキスト文字情報変更画面を表示させたら、ステップS40として文字情報の変更があるかを判定する。主制御部10は、文字情報変更なし(No)と判定した場合、ステップS44に進む、主制御部10は、文字情報変更あり(Yes)と判定した場合、ステップS42として、文字情報を更新する。つまりステップS38で表示した画面に入力された操作に基づいてテキストの文字情報を変更する。
【0051】
主制御部10は、ステップS42の処理を行った場合またはステップS40でNoと判定した場合、ステップS44として、第1タッチパネル2にドラッグ中のテキストを表示させる。つまり、第1タッチパネル2のレイアウト中に、入力されたテキストを表示させる。
【0052】
主制御部10は、ステップS44で第1タッチパネル2にドラッグ中のテキストを表示させたら、ステップS46として、ドラッグ中の指が第1タッチパネルから離れたかを判定する。主制御部10は、ステップS46で指が離れていない(No)と判定した場合、ステップS48として、指の位置でドラッグ位置を更新する。つまり、検出した指の位置に基づいてレイアウト中でテキストを表示させる位置を変更する。その後、主制御部10は、ステップS46に進む。
【0053】
主制御部10は、ステップS46で指が離れた(Yes)と判定した場合、ステップS50として、第1タッチパネル2のドラッグ位置をテキストの表示位置として決定し、当該位置にテキストを表示し、本処理を終了する。
【0054】
上述してきたように、本実施形態では、第1タッチパネルにレイアウトを表示し、第2タッチパネルに編集画面であるエディタを表示させていることで、利用者は、メールの全体像を把握しながら候補の選択を行うことができ、メールをより編集しやすくすることができる。また、ドラッグ操作で入力したテキストをレイアウト上に移動させることで、簡単な操作でHTMLメールを編集することができる。
【0055】
次に、図8を用いて、図7の処理のステップS32、ステップS34の処理の他の例を説明する。主制御部10は、ステップS102としてテキスト入力があるかを判定する。主制御部10は、ステップS102でテキスト入力なし(No)と判定した場合、ステップS108に進む。主制御部10は、ステップS102でテキスト入力あり(Yes)と判定した場合、ステップS104として入力文字を特定し、ステップS106として、特定した入力文字に基づいて予測変換候補を表示する。
【0056】
主制御部10は、ステップS106の処理を行った場合またはステップS102でNoと判定した場合、ステップS108として、変換確定処理あり、つまり入力文字のうち未変換の文字に対して変換を確定する操作が入力され、変換が確定されたかを判定する。主制御部10は、ステップS108で確定処理あり(Yes)と判定した場合、ステップS110として確定処理を行った文字をテキスト仮確定状態として本処理を終了する。また、主制御部10は、ステップS108で確定処理なし(No)と判定した場合、ステップS112として、入力文字のうち未変換の文字を未確定文字として本処理を終了する。なお、テキスト入力の方法、文字の確定処理の方法は、上記処理に限定されず種々の処理を用いることができる。
【0057】
次に、図9を用いて、図7の処理のステップS46以降の処理の他の例を説明する。主制御部10は、ステップS120として、第1タッチパネル2にドラッグ中のテキストを表示し、ステップS124としてドラッグ中の指が第1タッチパネルから離れたかを判定する。主制御部10は、ステップS124で指が離れていない(No)と判定した場合、ステップS126として、指の位置でドラッグ位置を更新する。つまり、検出した指の位置に基づいてレイアウト中でテキストを表示させる位置を変更する。その後、主制御部10は、ステップS120に進む。
【0058】
主制御部10は、ステップS124で指が離れた(Yes)と判定した場合、ステップS128として、テキスト入力が可能な位置かを判定する。つまり、レイアウト内のドラッグ位置がテキストを表示可能な領域であるかを判定する。主制御部10は、ステップS128でテキスト入力可能な位置ではない(No)、つまりテキスト入力が不可能であると判定した場合、ステップS130として位置を変更する旨の警告を表示する。主制御部10は、ステップS130で警告を表示したら、ステップS132としてドラッグ操作ありかを判定する。つまり、対象のテキストを再びドラッグする操作が入力されたかを判定する。主制御部10は、ステップS132でドラッグ操作あり(Yes)と判定した場合、ステップS120に進み、上記処理を再び実行する。
【0059】
主制御部10は、ステップS132でドラッグ操作なし(No)と判定した場合、ステップS134として所定時間が経過したか、具体的には警告を表示させてから設定した時間が経過したかを判定する。主制御部10は、ステップS134で所定時間経過していない(No)と判定した場合、ステップS132に進む。また主制御部10は、ステップS134で所定時間経過している(Yes)と判定した場合、ステップS136としてエラー処理、具体的にはテキストのドラッグ操作の無効処理を行い本処理を終了する。
【0060】
また、主制御部10は、ステップS128で、テキスト入力可能な位置である(Yes)と判定した場合、ステップS140として、第1タッチパネル2のドラッグ位置の座標を検出し、ステップS142として第1タッチパネル2の座標情報位置、つまりステップS140で検出したドラッグ位置にテキストを貼り付ける。具体的には、主制御部10は、テキスト(編集内容)を第2タッチパネル3から第1タッチパネル2に移動させる操作のドラッグ位置の座標情報(位置情報)を取得し、レイアウトの移動先の位置情報をテキスト(編集内容)のタグに記憶させる。主制御部10は、タグに記憶させた位置情報に基づいてレイアウト内にテキストを貼り付ける。主制御部10は、テキストを貼り付けたら、本処理を終了する。なお、主制御部10は、ドラッグしたテキストに対し、予めフォントサイズや色や表示形態(点滅処理、回転処理など)といった文字情報が利用者により指定されていた場合には、タグに対してこれらの文字情報を付す。
【0061】
携帯電話端末1は、図9に示すように貼り付け位置が不適切な場合は、テキストを貼り付けないことで、HTMLメールとして成立しないレイアウトが作成される恐れを低減することができる。
【0062】
なお、携帯電話端末1は、上記実施形態では、レイアウトにテキストを追加(貼り付ける)場合、テキストに領域の情報を対応付け、当該領域にテキストを表示させるようにした。つまりテキストが複数ある場合、テキストがそれぞれの領域に表示されるように位置を設定したが、これに限定されない。携帯電話端末1は、レイアウトに追加されるテキストの位置に応じてスペースやタブ(タブ文字)を追加、あるいはインデントを付して、設定された位置にテキストを表示させるように調整してもよい。具体的には、主制御部10は、編集内容がテキストの編集操作でありかつ第1タッチパネル2の移動されたレイアウトに設定されている位置の規則が左詰めの場合、追加するテキストよりも左側に挿入するスペースまたはタブを調整する、あるいは数文字分右にオフセットするようインデントを付すことで、テキストを第1タッチパネル2のレイアウトの移動された位置に挿入するようにしてもよい。これにより、追加したテキストは、1つの領域でまとめて管理することができる。また、テキストは、スペースやタブやインデントで位置を調整することで、各テキストに対して領域を設定する必要がなくなり、メールのデータ量を低減することができる。
【0063】
また、上記実施形態では、画像とテキストとで構成されるメールの例としてHTMLメールを用いたがこれに限定されない。携帯電話端末10は、上記処理方法を画像とテキストとで構成される種々の形式のメールの作成に用いることができる。
【0064】
なお、上記の各実施形態で示した本発明の態様は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、画面制御プログラム9Cは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと統合されていてもよい。
【0065】
また、上記の実施形態では、2つの表示部を備える電子機器の例を示したが、本発明は、3つ以上の表示部を備える電子機器にも適用することができる。なお、表示部が3つ以上ある電子機器において画面を複数の表示部にまたがって表示する場合、すべての表示部にまたがって画面を表示することとしてもよいし、予め選択された表示部にまたがって画面を表示することとしてもよい。また、上記実施形態では、2つの表示部を備える構成で説明したが、1つの表示部の互いに重ならない位置に2つの画面(レイアウトとエディタ)を表示させる構成としてもよい。
【符号の説明】
【0066】
1 携帯電話端末
1A 第1の筐体
1B 第2の筐体
2 第1タッチパネル
2A 第1タッチセンサ
2B 第1表示部
3 第2タッチパネル
3A 第2タッチセンサ
3B 第2表示部
4 姿勢検出部
5 電源部
6 通信部
7 スピーカ
8 マイク
9 記憶部
9A メールプログラム
9B ブラウザプログラム
9C 画面制御プログラム
9D 表示部データ
9E 表示領域データ
10 主制御部
11 RAM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、
操作を検出する操作検出部と、
情報の送受信を行う通信部と、
画像とテキストを含むメールを作成する機能が起動された場合、前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像の画面に反映させることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記編集画面に表示させた編集内容を前記第2画面から前記第1画面に移動させる操作を前記操作検出部で検出する検出した場合、前記編集内容を前記第1画面の移動された位置に挿入することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記編集内容がテキストの編集操作でありかつ前記第1画面の移動された位置が左詰めの場合、前記編集内容のテキストよりも左側に挿入するスペースまたはタブあるいはインデントを調整することで、前記編集内容を前記第1画面の移動された位置に挿入することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記メールがHTMLメールである場合、前記編集内容を前記第2画面から前記第1画面に移動させる操作の位置情報を取得し、前記第1画面の移動先の位置情報を前記編集内容のタグに記憶させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記タグに記憶させる際、指定されている文字情報も共に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記操作検出部は、前記第1画面および前記第2画面への接触を検出する接触検出部を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示部は、前記第1画面を表示させる第1表示部と、前記第2画面を表示させる第2表示部と、を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記第1表示部が配置された第1筐体と、
前記第2表示部が配置された第2筐体と、をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、を備える電子機器によって実行される画面制御方法であって、
画像とテキストを含むメールを作成する機能を起動させるステップと、
前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させるステップと、
前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像に反映させるステップと、
を含むことを特徴とする画面制御方法。
【請求項10】
第1画面と、前記第1画面とは表示位置が異なる第2画面とを表示させる表示部と、操作を検出する操作検出部と、情報の送受信を行う通信部と、を備える電子機器に、
画像とテキストを含むメールを作成する機能を起動させるステップと、
前記第1画面に画像と文字情報を含む前記メールの全体像を表示し、前記第2画面にテキストあるいは画像の編集画面を表示させるステップと、
前記第2画面に表示させた編集画面に対する操作を検出した場合、前記操作検出部で検出した操作の内容を前記第1画面に表示させた前記メールの全体像に反映させるステップと、
を実行させることを特徴とする画面制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−230564(P2012−230564A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−98655(P2011−98655)
【出願日】平成23年4月26日(2011.4.26)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】