説明

電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法

【課題】時計から指示される数に合わせて自由に動かした指の位置を当てるマジックであり、余興効果を発生させたり、興趣性を高めたりさせる。
【解決手段】腕時計1の第2表示領域52に表示されるメッセージに従って、6個の並べたコインから左端から指を偶数回移動させて、右端のコインを除き(F)、指を5(奇数)回を移動させ(G)、両端のコインを除去し(H)、指を3(奇数)回移動させ(I)、左端のコインを除く(J)。しかる後に、指を4(偶数)回移動させて、右端のコインを除去すると、そのコインは6個の並べたコインにおける左から3番目のコインとなる。この左から3番目のコインの裏には予め「BINGO」の文字が記載されており、これを腕時計1が当てたかのような電子マジックを実演することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マジック機能を有する電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
今日においては、腕時計や携帯電話機等の表示機能を備えた各種電子機器が出現するに至っており、一方、トリック手品具(例えば、特許文献1参照。)等の、各種手品専用具も出現するに至っている。
【特許文献1】特開平3−33776号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、トリック手品具等の各種手品専用具を用いれば、手品を実演することができ、余興効果を発生させることができる。しかしながら、従来の各種電子機器にあっては、専ら機器本来の機能を発生させることを主眼とするものであることから、これを用いて余興効果を発生させたり、当該機器の興趣性を高めさせたりすることはできない。
【0004】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、余興効果を発生させたり、興趣性を高めたりさせることのできる電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る電子機器にあっては、配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と、前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断手段と、この第10の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第11の表示制御手段により前記第11のメッセージが表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第11の表示制御手段により前記第11のメッセージが表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項4記載の発明に係る電子機器にあっては、配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
【0009】
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5記載の発明に係る電子機器制御プログラムにあっては、表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と、前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断手段と、この第10の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御手段として機能させることを特徴とする。
【0011】
また、請求項6記載の発明に係る電子機器制御プログラムにあっては、表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段として機能させることを特徴とする。
【0012】
また、請求項7記載の発明に係る電子機器制御方法にあっては、表示手段を備える電子機器の制御方法であって、配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、この第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御ステップと、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御ステップと、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、この第6の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御ステップと、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御ステップと、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断ステップと、この第8の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御ステップと、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断ステップと、この第9の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御ステップと、前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断ステップと、この第10の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
また、請求項8記載の発明に係る電子機器制御方法にあっては、表示手段を備える電子機器の制御方法であって、配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、この第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御ステップと、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御ステップと、前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、この第6の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御ステップと、前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御ステップと、前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断ステップと、この第8の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御ステップと、前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断ステップと、この第9の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る電子機器によれば、当該電子機器を用いて観客が選ぶ物を予測するマジックを実演することができる。よって、これを用いて余興効果を発生させたり、当該機器の興趣性を高めさせたりすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態を適用した腕時計の外観構成を示す平面図である。
【0016】
この腕時計1は、時計本体部2とこの時計本体部2の両側に係着されたリストバンド3、4とを有している。時計本体部2の上面中央部には、LCD等で構成される表示部5が設けられており、両側部には押下によりスイッチがオン(ON)となる押釦スイッチ6〜9が2個ずつ配置されている。なお、表示部5は、上部左側の第1表示領域51と下部の第2表示領域52とに区分される。
【0017】
図2は、前記時計本体部2内に配置された回路の構成を示すブロック図である。
【0018】
発振回路10は基本周波数のクロック信号を生成する回路であり、生成したクロック信号を分周回路11に出力する。分周回路11はそのクロック信号を分周して1Hzの計時信号を作成し、時刻計数回路12に出力する。時刻計数回路12は時、分、秒のカウンタを有しており、1Hzの計時信号を計数して得られた時、分、秒の時刻データをCPU14に出力する。また時刻計数回路12は24時間毎の日キャリー信号を日付計数回路13に出力し、日付計数回路13はその日キャリー信号を計数して得た日付データをCPU14に出力する。入力部15は、前記押釦スイッチ6〜9を有しており、これらの操作信号をCPU14に出力する。
【0019】
CPU14は、奇数をランダムに発生させる奇数乱数発生部191と、偶数をランダムに発生させる偶数乱数発生部192とを有しており、ROM16に記憶されている各種プログラムを解読し、RAM17をワークエリアとして使用しつつ、時刻表示処理や後述するフローチャートに示す処理等を実行する中央処理部である。前記表示部5は、CPU14から出力される現在時刻データあるいは表示データに基づいて表示素子を駆動してそれらのデータを表示する。表示部5の下面側には、EL22が積層されており、CPU14はこのEL22の点灯動作を制御するとともに、音出力部18の放音動作を制御する。
【0020】
図3は、前記ROM16のメモリ構成を示す概念図である。
【0021】
ROM16には前記プログラムを格納するプログラム記憶領域161、後述する表示例に示す各種文字や画像を表示するための画像データを格納する画像データ格納領域162等が設けられている。
【0022】
図4は、前記RAM17のメモリ構成を示す概念図である。
【0023】
RAM17には、前記奇数乱数発生部191が発生させた奇数の乱数1、2、3・・・と、前記偶数乱数発生部192がさせた偶数の乱数2、4、6・・・とを各々格納する第1及び第2の乱数格納部171、172等が設けられている。
【0024】
次に、以上の構成に係る本実施の形態の動作を、6種類のコインから観客が選ぶコインを予測するマジックを行う演者Xと観客Yの動作とともに説明する。
【0025】
すなわち、演者Xが所有する腕時計1は、時計モードにおいては、表示部5に現在時刻を表示させている。この状態から、演者Xがこの腕時計1を用いて観客Yの目前で、観客Yが選ぶ物を予測するマジックを行うべく、押釦スイッチ6を操作すると、時計モードからマジックモードに移行し、CPU14はプログラムに従って図5のフローチャートに示す処理を実行する。
【0026】
これから行うマジックは、時計から指示される数に合わせて、自由に動かした指の位置を当てるマジックである。
【0027】
先ず、モード表示処理を実行し(ステップS1)、このステップS1での処理により、図6(A)に示すように、表示部5の第1表示領域51に、今から実行するマジックの番号を表示させ、第2表示領域52に「MAGIC」の文字を表示させる。次に、タイトル表示処理を実行し(ステップS2)、このステップS2での処理により、図6(B)に示すように、第2表示領域52に今から実行するマジックのタイトルである「CON」の文字を表示させる。
【0028】
演者Xは、このマジック「CON」を行うに際して、図6(B)に示すように6種類のコインを用意して、それを、1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉の金額順に並べ、左から3番目に配置する10円玉の裏面には「BINGO」の文字を記載しておく。「BINGO」の文字を記載している10円玉を、左から3番目に配置することが本件トリックとなる部分である。
【0029】
しかる後に、押釦スイッチ8を操作するとステップS3の判断がYESとなり、ステップS3からステップS4に進む。このステップ4において、「PUTと指先を示す図形」と「ON1」の文字とを切替表示させる。これにより、図6(C)に示すように、第2表示領域52には、「PUTと指先を示す図形」と「ON1」とが切替表示され、この切替表示を視認した演者Xは、「時計の指示に従って指を動かしてください。最初は、1円玉の下に指をおいてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、1円玉の下の下に指Fを置く。
【0030】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS5の判断がYESとなる。したがって、ステップS5からステップS6に進み、「MOVE」の文字と「ANY」の文字とを切替表示させる。これにより、図6(D)に示すように、第2表示領域52には、「MOVE」の文字と「ANY」の文字とが切替表示される。この切替表示を視認した演者Xは、「好きな数分、順番に指を動かしてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、左端の1円玉の下に置いている指Fを、例えば5回動かして最終的に50円玉の下で停止させる。
【0031】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS7の判断がYESとなる。したがって、ステップS7からステップS8に進み、「MOVE」の文字と「SAME」の文字とを切替表示させる。これにより、図6(E)に示すように、第2表示領域52には、「MOVE」の文字と「SAME」の文字とが切替表示される。この切替表示を視認した演者Xは、「同じ数分、また、自由に指を動かしてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、左端の50円玉の下に位置している指Fを、同じ回数である5回動かして最終的に、例えば10円玉の下で停止させる。
【0032】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS9の判断がYESとなる。したがって、ステップS9からステップS10に進み、「OUT」の文字を表示させた後、6個の図形における右端を異なる表示形態にする「○○○○○ 」の表示処理を実行する。これにより、図7(F)に示すように、第2表示領域52には、「OUT」の文字が表示された後、6個のバーにおける右端のバーが他と異なる表示形態で点滅する表示がなされる。この移行表示を視認した演者Xは、「右端のコインを取り除いてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、10円玉の下で停止させている指Fはそのままにして、右端の500円玉を除去し、残りのコインを5個にする。
【0033】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS11の判断がYESとなる。したがって、ステップS11からステップS12に進み、前記奇数乱数発生部191を動作させて、奇数をランダムに発生させ、「MOVE」の文字と発生させた奇数「##」とを切替表示させる。したがって、この発生させた奇数が例えば「5」であったとすると、図7(G)に示すように、第2表示領域52には、「MOVE」の文字と「5」の文字とが切替表示される。この切替表示を視認した演者Xは、「5つ動かしてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、前述のように10円玉の下に位置している指Fを、5回動かして最終的に、例えば5円玉の下で停止させる。
【0034】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS13の判断がYESとなる。したがって、ステップS13からステップS14に進み、「OUT」の文字を表示させた後、5個の図形における両端を異なる表示形態にする「 ○○○ 」の表示処理を実行する。これにより、図7(H)に示すように、第2表示領域52には、「OUT」の文字が表示された後、5個のバーにおける両端のバーが他と異なる表示形態で点滅する表示がなされる。この移行表示を視認した演者Xは、「両端のコインを取ってください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、5円玉の下で停止させている指Fはそのままにして、両端の1円玉と100円玉とを除去し、残りのコインを3個にする。
【0035】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS15の判断がYESとなる。したがって、ステップS15からステップS16に進み、前記奇数乱数発生部191を動作させて、奇数をランダムに発生させ、「MOVE」の文字と発生させた奇数「##」とを切替表示させる。したがって、この発生させた奇数が例えば「3」であったとすると、図7(I)に示すように、第2表示領域52には、「MOVE」の文字と「3」の文字とが切替表示される。この切替表示を視認した演者Xは、「3つ動かしてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、前述のように5円玉の下に位置している指Fを、3回動かして最終的に、例えば10円玉の下で停止させる。
【0036】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS17の判断がYESとなる。したがって、ステップS17からステップS18に進み、「OUT」の文字を表示させた後、3個の図形における左端を異なる表示形態にする「 ○○」の表示処理を実行する。これにより、図7(J)に示すように、第2表示領域52には、「OUT」の文字が表示された後、3個のバーにおける左端のバーが他と異なる表示形態で点滅する表示がなされる。この移行表示を視認した演者Xは、「左端のコインを取ってください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、10円玉の下で停止させている指Fはそのままにして、左端の5円玉を除去し、残りのコインを2個にする。
【0037】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS19の判断がYESとなる。したがって、ステップS19からステップS20に進み、前記偶数乱数発生部192を動作させて、偶数をランダムに発生させ、「MOVE」の文字と発生させた偶数「##」とを切替表示させる。したがって、この発生させた偶数が例えば「4」であったとすると、図8(K)に示すように、第2表示領域52には、「MOVE」の文字と「4」の文字とが切替表示される。この切替表示を視認した演者Xは、「4つ動かしてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、前述のように10円玉の下に位置している指Fを、4回動かして最終的に、例えば10円玉の下で停止させる。
【0038】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS21の判断がYESとなる。したがって、ステップS21からステップS22に進み、「OUT」の文字を表示させた後、2個の図形における右端を異なる表示形態にする「○ 」の表示処理を実行する。これにより、図8(L)に示すように、第2表示領域52には、「OUT」の文字が表示された後、2個のバーにおける右端のバーが他と異なる表示形態で点滅する表示がなされる。この移行表示を視認した演者Xは、「右端のコインを取り除いてください。」なる発言を行う。すると、観客Yは、この発言に従って、同図に示すように、10円玉の下で停止させている指Fはそのままにして、右端の50円玉を除去し、残りのコインを1個にする。
【0039】
これを確認した演者Xが、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS23の判断がYESとなる。したがって、ステップS23からステップS24に進み、「BINGO」の文字を表示させるとともに、EL発光及び音発生の各処理を実行する。これにより、図8(M)に示すように、第2表示領域52には、「BINGO」の文字が表示され、かつ、EL22が点滅し、音出力部18から効果音が発生する。これらを視認及び受聴した演者Xは、「残ったコインが「BINGO」です。あたなが選ぶ物を時計が予測していたのです。」なる発言を行うとともに、残っている10円玉を反転させる。すると、10円玉の裏面には、前述のように「BINGO」と記載されていることから、これを見て観客Yは驚愕する。これにより、腕時計1に対する興趣性を向上させることができる。
【0040】
しかも、EL発光処理によりEL22が点滅し、さらに音発生処理により音出力部18から効果音が発生することから、観客の驚愕は一層高められる。
【0041】
以上に説明したマジックは以下の法則を前提としたものである。
【0042】
すなわち、
(1)6種類の物品を並べて、隣接する物品への移動を1回の移動として、左端から指を物品に対応する位置に偶数回移動させると、指は必ず右端以外の位置で停止する。
(2)したがって、右端の物品を除去させる。
(3)引き続き、指を奇数回移動させると、指は必ず残る5個の物品の両端以外の位置で停止する。
(4)したがって、両端の物品を除去させる。
(5)引き続き、指を奇数回移動させると、指は必ず残る3個の物品の左端以外の位置で停止する。
(6)したがって、左端の物品を除去させる。
(7)引き続き、指を偶数回移動させると、指は必ず残る2個の物品の右端以外の位置で停止する。
(8)したがって、右端の物品を除去させる。
(9)これにより、残った1個の物品は、必ず最初に並べた6個の物品における左から3番目の物品となる。
【0043】
しかしながら、観客Yはこの法則(トリック)を知らないことから、左から3番目に配置された10円玉が「BINGO」であることにより前述のように驚愕する。
【0044】
しかも、本実施の形態においては、(1)の偶数回移動させる場合において、直接的に偶数回移動させることなく、ステップS6での表示処理に対応させて観客Yの好きな数分指を移動させた後、ステップS8での表示処理に対応させて前回と同一数分指を移動させることにより、結果的に偶数回移動させるようにした。よって、前記法則(トリック)の露見をより確実に防止することができる。
【0045】
なお、実施の形態の説明においては、6種類のコインを用いるようにしたが、例えば相手にプレゼントする箱を6種類用意し、そのうち1種類の箱のみにプレゼントする指輪を入れて、左から3番目に配置し、同様にこの腕時計1を用いたマジックを行うようにしてもよい。これにより、最終的に指輪が入った箱が選択されることとなる。
【0046】
また、この実施の形態の説明においては、6種類のコインを用いるようにしたが、6種類に限らなく、他の数の種類でもよい。この場合は、その数に合わせた番目の位置に文字などが記載された当該品物を配置することとなる。
【0047】
また、実施の形態においては、本発明を腕時計に適用した場合を示したが、これに限ることなく、マジック専用機器として構成したり、携帯ゲーム機器、携帯電話機等の他の電子機器に適用したりするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の一実施の形態に係る腕時計の外観構成図である。
【図2】同腕時計の回路構成を示すブロック図である。
【図3】ROMのメモリ構成図である。
【図4】RAMのメモリ構成図である。
【図5】本実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】同実施の形態の表示遷移図である。
【図7】図6に続く表示遷移図である。
【図8】図7に続く表示遷移図である。
【符号の説明】
【0049】
1 腕時計
2 時計本体部
3 リストバンド
5 表示部
6〜9 押釦スイッチ
14 CPU
15 入力部
16 ROM
17 RAM
18 音出力部
20 グラフィックバー
22 EL

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、
この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、
この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と、
前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断手段と、
この第10の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記第11の表示制御手段により前記第11のメッセージが表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記第11の表示制御手段により前記第11のメッセージが表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
【請求項4】
配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、
この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、
この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項5】
表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、
配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、
この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、
この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と、
前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断手段と、
この第10の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御手段と
して機能させることを特徴とする電子機器制御プログラム。
【請求項6】
表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、
6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
この第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御手段と、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御手段と、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
この第6の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御手段と、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御手段と、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断手段と、
この第8の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御手段と、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断手段と、
この第9の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御手段と
して機能させることを特徴とする電子機器制御プログラム。
【請求項7】
表示手段を備える電子機器の制御方法であって、
配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、
この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に任意の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、
この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前回と同一回数動かすべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、
この第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御ステップと、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、
この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、
この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御ステップと、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、
この第6の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御ステップと、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、
この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御ステップと、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断ステップと、
この第8の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御ステップと、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断ステップと、
この第9の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御ステップと、
前記第10のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第10の判断ステップと、
この第10の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第11のメッセージを表示させる第11の表示制御ステップと
を含むことを特徴とする電子機器制御方法。
【請求項8】
表示手段を備える電子機器の制御方法であって、
配列された6種類の物品における左端の物品に対応する位置に指を置くべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、
この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、
前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、
この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記配列された6種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、
前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、
この第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第4のメッセージを表示させる第4の表示制御ステップと、
前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、
この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している5種類の物品における両端の物品を取り除くべきことを示す第5のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、
前記第5のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、
この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、奇数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記奇数の回数動かすべきことを示す第6のメッセージを表示させる第6の表示制御ステップと、
前記第6のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、
この第6の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している3種類の物品における左端の物品を取り除くべきことを示す第7のメッセージを表示させる第7の表示制御ステップと、
前記第7のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、
この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、偶数をランダムに発生させるとともに、隣接する物品への移動を1回の移動として、前記指を現在の位置から前記物品に対応する位置に前記偶数の回数動かすべきことを示す第8のメッセージを表示させる第8の表示制御ステップと、
前記第8のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第8の判断ステップと、
この第8の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、残存している2種類の物品における右端の物品を取り除くべきことを示す第9のメッセージを表示させる第9の表示制御ステップと、
前記第9のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第9の判断ステップと、
この第9の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、当たりを示す第10のメッセージを表示させる第10の表示制御ステップと
を含むことを特徴とする電子機器制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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