電子機器及びプログラム及び番組リスト処理方法
【課題】この発明の一実施の形態では、複数の番組に関する番組リストをサーバーに登録できるようにし、この番組リストがサーバー及び電子機器側で容易に利用できるようにする。
【解決手段】本発明の一面では、番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示する。
【解決手段】本発明の一面では、番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器及びプログラム及び番組リスト処理方法に関するものであり、特にサーバーにネットワークを介して接続可能な装置に適用して有効である。
【背景技術】
【0002】
近年、ハードディスクドライブ(HDD)、DVD(デジタルバーサタイルディスク)
などの記録媒体に関して記録容量の向上が得られ、これらの記録媒体を用いた記録再生装置では、多くの番組を予約録画可能となっている。
【0003】
一方、放送方式として、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星アナログ放送、衛星デジタル放送など、各種の放送方式が実現化されている。
【0004】
また、デジタル放送では、新聞や雑誌のテレビ番組表の代わりに、電子番組ガイド(E
PG)が番組情報として放送されている。この番組情報は、電話回線などのネットワークを介して取得可能となるように検討されている。
【0005】
また、最近の記録再生装置では、番組表の中からユーザが予め選択した番組を自動的に録画する、録画予約機能を有する。また、ユーザが、好みのジャンルを設定すれば、自動的に番組表の中から好みのジャンルの番組を検索し、自動的に好みのジャンルの番組を録画する自動録画予約機能も考えられている。
【0006】
ユーザは、受信装置で受信されたEPGが表示器の画面上に表示された状態で、録画予約の設定やジャンルの設定行うことができる。
【0007】
しかし、最近のように放送方式が複数となり、またチャンネル数も多くなると、ユーザが録画予約を行なう手間が複雑かつ面倒な作業となる。また、好みのジャンルを自動録画予約すると、自動録画する番組が非常に多くなり、録画後の整理に手間取る、同じ番組を別々の放送(例えば地上放送、衛星方法)からダブって録画する、記憶媒体の容量を多く使用するなどの不具合が生じる。
【0008】
このようなユーザの不便を解消する方法として、ユーザが好む番組情報(ユーザの嗜好情報)を複数のユーザから受け取り管理するサーバーを用いる方法が提案されている(例えば特許文献1)。ユーザは、受信装置を操作して、該ユーザのプロフィールとともに嗜好情報をサーバーに登録することができる。また、ユーザは、受信装置を操作して、他のユーザのプロフィール情報をサーバーに要求することができる。ユーザAが受信装置Aを操作して、ユーザBのプロフィール情報を受信し、ユーザBと同じ番組を視聴したいと思ったとき、ユーザBが登録した嗜好情報を要求することができる。
【0009】
また、多数の番組がジャンル別に分類され、同種類のジャンルの番組の番組情報が1つの番組リストに登録され、ジャンル別の番組リストを有するサーバーも提案されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2005−20303号公報
【特許文献2】特開平10−257400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記した従来の番組情報の管理方法により、ユーザは、受信及び記録再生装置の使い勝手は向上している。しかし、更なる使い勝手の向上がのぞまれている。
【0012】
そこで、この発明の一実施の形態では、複数の番組に関するリスト(番組リスト)にしてサーバーに登録できるようにし、このリストがサーバー及び電子機器側で容易に利用できるようにし、ユーザの好みに一層適合するリストを生成できるようにした電子機器及びプログラム及び番組リスト処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の目的を達成するためにこの発明の一面では、番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の一実施の形態を示す構成説明図である。
【図2】図1の装置によりマイリストを取り扱う際に表示される画面の例を示す説明図である。
【図3】図2の画面1−1の例を拡大して示す図である。
【図4】図2の画面2−1の例を拡大して示す図である。
【図5】図2の画面3−1、画面3−2の例を拡大して示す図である。
【図6】図2の画面4−1−1、画面4−1−2の例を拡大して示す図である。
【図7】図2の画面4−2−1、画面4−2−2の例を拡大して示す図である。
【図8】パーソナルコンピュータからマイリストをモニタしたときの画面の例を示す図である。
【図9】マイリストの編集処理を説明するフローチャートである。
【図10】マイリストをサーバーに登録するときの動作例を説明するフローチャートである。
【図11】マイリストをサーバーから取り込むときの動作例を説明するフローチャートである。
【図12】サーバーにおいて、あるユーザのマイリストに類似する他のマイリストが検索されるときの動作例を説明するフローチャートである。
【図13】マイリストを自動送信する機能の動作例を説明するフローチャートである。
【図14】マイリストを自動取得する機能の動作例を説明するフローチャートである。
【図15】この発明が適用された情報記録再生装置の構成例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態を示している。図1において、11はサーバーであり、このサーバー11には、ネットワーク20を介して、情報記録再生装置100が接続される。情報記録再生装置100において、アンテナ部90からの高周波信号は、情報記録再生装置100の受信部400に導入される。受信部400では、ユーザ操作、或いは録画予約情報により選択されたチャンネルの番組が、例えば記録処理部500に導かれる。また、記録処理部500には、端子101を介して、外部からの信号も直接入力することができる。前記番組は、出力部700を介してモニタ3001に入力されてもよい。
【0016】
記録処理部500は、記録メディア部1000の記録媒体に番組の信号をエンコードした圧縮信号を記録することができる。再生処理部600は、記録メディア部1000の記録媒体に記録されている番組の圧縮信号を再生しデコードし、出力部700を介してモニタ3001に供給することができる。
【0017】
さらに制御部として、EPG情報処理部301、番組表管理部302、番組リスト管理部303が設けられている。EPG情報処理部301は、受信部400或いはネットワークを介して電子番組案内情報を取り込む部分である。番組表管理部302は、取り込んだEPG情報を番組情報毎に整理し、番組情報テーブルを生成し、表示制御部315とともに、モニタ3001で表示することができる。番組リスト管理部303は、番組表の中からユーザが所望の番組の番組情報を選択して、作成した番組情報のリストを管理する。この番組リストは、リスト識別番号或いはユーザ識別情報を付加することで、複数作成され、保存されることができる。
【0018】
さらに、マイリスト管理部306が設けられている、以下は、マイリスト管理部306の各種の機能及び性能である。
【0019】
マイリスト管理部306も複数の番組情報をテーブル化して有する、
マイリスト管理部306は、番組リスト管理部303では、不十分な情報を補うことができる、
マイリスト管理部306のマイリストには、外部のサーバー11から取り込んだ外部マイリストの情報も含まれることがある、
マイリスト管理部306は、ユーザの嗜好に適合する番組情報を自動的に構築することもできる、
マイリスト管理部306に管理されているマイリストは、サーバー11のユーザ番組リスト管理部13に登録されることもできる。
【0020】
マイリスト管理部306には、マイリストへの番組情報追加処理部304により、番組表管理部302から番組情報を追加することができる、
またマイリスト管理部306には、マイリストへの番組情報追加処理部305により、
番組リスト管理部303の番組情報を追加することができる。
【0021】
上記のようにマイリスト管理部306に、外部マイリストの情報を取り込むときは、マイリスト外部検索処理部308と、マイリスト取り込み処理部309が動作する。さらにまた、マイリスト管理部306に管理されているマイリストが、サーバー11の番組リスト管理部13に登録されるときは、マイリストサーバー登録処理部307の制御に基づいて登録される。
【0022】
情報整理部310は、マイリスト管理部306に不要な番組情報(例えば番組情報が2重に存在したような場合、その一方)を削除する、あるいは、放送済みでその後放送されないような番組情報が存在した場合、当該番組情報を削除し、新しいマイリストを得て、これが管理されるようにする。
【0023】
録画予約処理部311は、マイリスト管理部306に登録されている番組情報を用いて、録画予約を行なうことができる。
【0024】
自動更新処理部312が設けられてもよい。この自動更新処理部312は、マイリスト自動管理を設定することにより起動する。この自動更新処理部312は、マイリスト管理部306のマイリストが編集され、変化したときに、自動的にマイリストをサーバー11に送信するための動作を起動する。また、サーバー11に対して、自己のマイリストに類似する番組リストを定期的に自動的に取得する動作を起動することができる。このように自動更新を行うことで、常に、ユーザの嗜好性に類似した嗜好性を持つ他のユーザのマイリストを利用することが可能となる。マイリストは録画予約一覧としても兼用できる。
【0025】
なお、81は、ユーザに通知すべき内容を表示する表示部であり、82は、キー入力部であり、例えば記録再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、あるいはリモートコントローラなどに相当する。
【0026】
図2には、この装置が操作に応答したとき、表示制御部315に基づいて3001に表示される特有の画面の遷移状態を示している。画面1−1はマイリストを表示した状態を示している(詳細は図3に示される)。画面1−1では、マイリストとして登録した番組情報が表示される。番組情報としては、番組名、放送方式、放送チャンネル、放送時間帯などが表示される。さらに、操作ボタンとして、番組追加ボタンp1−1、番組検索ボタンp1−2、登録ボタンp1−3が表示される。マイリストをサーバー11のユーザ番組リスト管理部13に登録しようとする場合には、登録ボタンp1−3がクリックされる。
【0027】
ボタン操作は、例えばリモートコントローラを操作し、カーソルを移動させる。そして、
登録ボタンp1−3がハイライトされたときに、リモートコントローラの決定ボタンを押す。すると、画面2−1の状態に遷移する。なお、画面1−1において、リモートコントローラを操作して、カーソルを移動し、所望の番組名位置にカーソルを合わせ、リモートコントローラに設定された削除キーを押すと、当該番組の番組情報をマイリストから削除することができる。
【0028】
画面2−1では、マイリストに関する説明文が表示される。マイリストの利用方法などである。また図4に示すように、マイリストをサーバーに登録するか否かを決めるボタンp2−1と、サーバーにおいて、マイリストを公開するか否かを決めるボタンp2−2と、ユーザ名を入力する入力スペースp2−3が表示される。選択ボタンp2−4の操作で、各設定が終了した状態で、決定ボタンp2−5がクリックされると、マイリストは、サーバーに登録される。このとき、登録した時間が表示領域p2−6に表示され、また登録完了が表示領域p2−7に表示される。戻るボタンp2−8が操作されると、図3の画面1−1に戻る。これらの動作は、マイリスト管理部306、マイリストサーバー登録処理部307、ネットワークI/F320、サーバー11間で行なわれる。そして画面の表示の制御は、表示制御部315により実行される。
【0029】
画面1−1の状態で、登録ボタンp1−3が操作されると、画面3−1に移る。画面3−1は、図5に示すように複数のユーザネームが表示される。画面3−1では、ユーザネームA,B,C,Dが表示された様子を示している。ここで、ユーザがカーソルを移動し、ユーザネームAを選択し、決定キーを操作すると、画面3−2移行する。画面3−2では、ユーザネームAさんの番組リストが表示される。そして、ユーザが決定キーを操作すれば、Aさんのリストを予約できる旨のコメントp3−1が表示される。ここで、ユーザが決定キーを操作すると、ユーザネームAの番組リストがサーバー11よりダウンロードされ、マイリスト管理部306に取り込まれる。これらの動作は、マイリスト管理部306、マイリスト外部検索処理部308、マイリスト取り込み処理部309、ネットワークI/F320、サーバー11間で行なわれる。そして画面の表示の制御は、表示制御部315により実行される。なお画面3−2において戻るボタンをクリックすると、画面3−1に戻り、画面3−1で戻るボタンをクリックすると画面1−1に戻る。
【0030】
画面1−1の状態で、番組追加ボタンp1−1が操作されると、画面4−1に移行する。画面4−1では、番組情報をマイリストに追加する場合、番組表から追加するのか(ボタンp4−1)、リストから追加するのか(ボタンp4−2)をユーザに問い合わせる。
【0031】
画面4−1で、ボタンp4−1を選択して決定キーを押すと、画面4−1−1に移行する。画面4−1−1では、図6に示すように、番組表が表示される。図6の例では、6:00から9:00の番組表が現れている。また日時としては12月1日から、12月4日までの番組表が現れている。番組表には、番組名が表れている。ユーザは、希望する番組名の位置にカーソルを移動し、決定キーを押す。すると、当該番組の番組情報がマイリストに登録される。番組情報がマイリストに登録されると、画面4−1−2のように、「マイリストに登録しました」と言うふうにコメントp4−1−2が現れる。画面4−1−2において、戻るボタンをクリックすると画面4−1−1に戻り、番組を選択することができる。また画面4−1−1で戻るボタンを操作すると、画面4−1に戻ることができる。
【0032】
画面4−1で、ボタンp4−2を選択して決定キーを押すと、画面4−2−1に移行する。画面4−2−1では、図7に示すように、すでに作成されている番組情報のリスト名が表示される。ここで、ユーザがリモートコントローラを操作し、希望するリスト名をカーソルで選択し、決定キーを操作すると、当該リストの番組情報が、マイリストに登録される。このとき、画面4−2−1は、画面4−2−2に移行する。この画面では、「・・・名のリストをマイリストに追加しました」というふうにコメントp422−1が表示される。画面4−2−2において、戻るボタンをクリックすると画面4−2−1に戻り、番組を選択することができる。また画面4−2−1で戻るボタンを操作すると、画面4−1に戻ることができる。
【0033】
上記した情報記録再生装置のマイリスト管理部306に登録されているマイリストは、
ネットワークを介してパーソナルコンピュータ(PC)から例えば録画要約一覧としてモニタリングできるようにしても良い。この場合は、マイリスト管理部306に、PCとの通信制御部が設けられている。
【0034】
図8は、上記したパーソナルコンピュータで、マイリスト管理部306内のマイリストをモニタリングした例を示している。記録しようとする媒体、番組名、その放送日時、時間、ジャンルなどの情報が表示される。ここで、それぞれの番組名に対応して削除ボタンも付加されている。したがって、ユーザは、マイリストをモニタリングして、不要と思われる番組情報を削除することが可能である。
【0035】
図9には記録再生装置側のマイリスト管理部306において、マイリストが編集される際の動作を概略的に示している。即ち、マイリストの編集(ステップSA1)では、番組表からの番組情報の追加、他のリストからの番組情報又はリストの追加或いは削除が行なわれる。このときの画面は、図6、図7で説明した。
【0036】
図10には記録再生装置から、サーバー11にマイリストの登録が行なわれる際の動作をフローチャートで示している。このときの画面は、図4で説明した。マイリストの登録が開始されると、まず以下の条件のチェックが行なわれる。
【0037】
サーバー11へマイリストを登録する設定がされているかどうか、最後のデータ送信以来、マイリストに変更があったかどうか、サーバーへのマイリストデータ送信時刻または送信実行ボタンが設定されているか、マイリストに番組情報が存在するかのチェックが行なわれる(ステップSB1)。
【0038】
上記の条件が満足されると、次に録画装置(記録再生装置)がネットワークに接続されているかどうかのチェックが行なわれる(ステップSB2)。ネットワークに接続されていることが確認されると、マイリストのデータをサーバーに送信する(ステップSB3)。そして、送信が成功したかどうかをチェックし、失敗であればn回送信を繰り返す。n回以上になったら、終了する。
【0039】
図11は、マイリストに外部の番組情報をサーバーから取り込む際の動作をフローチャートで示している。このときの画面は図5で説明した。まず、以下のチェックがなされる。サーバーから外部のマイリストを取り込む準備ができているか、こちらかのマイリストすでにサーバーに登録しているかどうか、録画装置がネットワークに接続されているかどうかのチェックが行なわれる(ステップSC2)。
【0040】
これらの条件が満たされると、サーバーに対してリスト検索要求と録画装置IDが送信される。するとサーバーから他の録画装置(他のユーザ)のユーザ名とそのユーザのマイリストが送信されてくる(ステップSC3)。
【0041】
マイリストの受信が成功し、受信リストが1個以上であれば、他のユーザのマイリストが、マイリスト管理部へ登録設定される(ステップSC5)。
【0042】
図12は、サーバー11の動作を示している。サーバー11は、ユーザの嗜好性にあった番組情報を抽出して送信することができる。図12は、番組情報を要求している記録再生装置に対して番組情報を送信する際の動作を示している。
【0043】
記録再生装置(r)のマイリストの内容と類似する内容の番組リストの検索は、例えば以下のように実行される。記録再生装置(r)のマイリスト(MYr)が登録されているかどうかの判定が行なわれる(ステップSD1)。そしてマイリスト(MYr)と、すでに登録されている番組リストの番組情報がf%以上、t%以下のとなる他の番組リストを検索する(ステップSD2)。範囲を設定した理由は、記録再生装置では、マイリストの番組情報の最大管理数が設定されているからである。
【0044】
検索の結果、条件を満たす装置Sがm台以上あるかどうかを判定する(ステップSD3)。m台に満たないときは、上記のf%以上、t%以下を緩和して再度検索する(ステップSD4)。m台に満ちたときは、サーバーに検索結果(rとSの関係)を保存し、要求している装置に対して、検索した番組リストを送信する。
【0045】
この発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。マイリストが変化したときは、自動的にサーバー11にマイリストを送信するようにしてもよい。また、ユーザが希望するユーザ名(例えば図5で説明したようにユーザネームA)を指定すると、その後は、定期的にユーザネームAのマイリストを自動的に取り込むようにしてもよい。このような処理を実行するブロックが、図1に示す自動更新処理部312であり、その動作例を示すフローチャートが、図13、図14である。
【0046】
図13に示すように、自動更新処理部312は、マイリスト管理部306のマイリストを監視する。そしてマイリストの編集・変更があると、この新しいマイリストに対して、最新であることのフラグを付加し、サーバー11に送信する。サーバー11は、新しいマイリストをユーザ番組リスト管理部13に登録する。
【0047】
図14に示すように、自動更新処理部312は、マイリスト管理部306に外部からマイリストを取り込んだ時点から所定時間経過したどうかを管理している(ステップSF1)。所定時間経過すると、サーバー11に対して類似番組リストを取り込むためのアクセスを行なう(ステップSF2)。サーバー11は、事前に図12で説明したように類似番組リスト(類似マイリスト)を検索して用意している。ステップSF3に示すように、類似マイリストが取得されると、マイリスト管理部306内のマイリストが自動的に更新される。
【0048】
マイリスト管理部306のマイリストの番組情報は、録画予約処理部311により利用されて、録画予約のために利用される。録画予約された番組は、録画時には記録メディア部1000の記録メディアに記録される。
【0049】
図15にはこの発明が適用された情報記録再生装置の全体的なブロック構成を示している。図15では、記録媒体としてDVDなどの光ディスクとハードディスクの双方を取り扱うことができる装置として示しているが、ハードディスクあるいはDVDなどの光ディスクは例えば半導体メモリによる記録媒体などに置換されてもよい。図15において、各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し,右側には再生部の主なブロックを示している。
【0050】
図15の記録再生装置は、ディスクドライブ部1002と、ハードディスクドライブ部1004の2種類のディスクドライブ部を有する。ディスクドライブ部1002は、光ディスク1001を回転駆動し、情報の読み書きを実行する。ディスクドライブ部1002は、光ディスク1001に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系などを有する。また、ハードディスクドライブ部1004は、ハードディスクを駆動する。
【0051】
データプロセッサ部1003は、ディスクドライブ部1002及びハードディスクドライブ部1004に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。データプロセッサ部1003は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部などを含む。
【0052】
またこの記録再生装置は、録画側を構成するエンコーダ部50と、再生側を構成するデコーダ部60と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブロック30とを主たる構成要素としている。エンコーダ部50は、トランスポートストリーム処理部及び複数のエンコーダを含む。
【0053】
エンコーダ部50は、基本的には入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、副映像エンコーダも含む。
【0054】
エンコーダ部50からのエンコード出力は、バッファメモリ52を含むフォーマッタ51にて所定のDVDのフォーマットに変換され、先のデータプロセッサ部1003に供給される。
【0055】
なおトランスポートストリームから抽出したパケットエレメンタリーストリームがエンコーダ部50から直接ハードディスクドライブ部1004のハードディスクに記録される場合もある。
【0056】
エンコーダ部50には、スイッチ53を介して、AV入力部41aからの外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号が入力することができる。またエンコーダ部50には、地上波アナログチューナ41c、地上波デジタルチューナ41c、衛星BS/CSチューナ41e,衛星アナログチューナ41eからの受信信号が選択的に入力することができる。また、エンコーダ部50で複数のデコーダが活用される場合、地上波デジタルチューナ41cで受信した番組がハードディスクドライブ部1004で録画され、同時に、衛星BS/CSチューナ41dで受信した番組を視聴することも可能である。
【0057】
なお、エンコーダ部50は、圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ51に供給することもできる。またエンコーダ部50は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、ビデオミキシング部71やオーディオセレクタ76に直接供給することもできる。
【0058】
エンコーダ部50に含まれるMPEGビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。デジタルオーディオ信号は、MPEGまたはAC−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタルオーディオ信号に変換される。
【0059】
副映像信号がAV入力部41aから入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号など)、あるいはこのようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されてそれがTVチューナ部で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。
【0060】
エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ51にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなり、さらにこれらが集合されて、DVD-ビデオ規格で規定されたフォーマット(DVD Videoフォーマット)や、DVD-レコーディング規格で規定されたフォーマット(DVD VRフォーマット)に変換される。フォーマッタ51は、上記の変換処理のとき、バッファメモリ52も利用している。
【0061】
装置は、フォーマッタ51でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、データプロセッサ部1003を介してハードディスクドライブ部1004あるいはデータディスクドライブ部1002に供給し、ハードディスクあるいは光ディスク1001に記録することができる。またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録された情報を、データプロセッサ部1003、ディスクドライブ部1002を介して光ディスク1001あるいはハードディスクに記録することもできる。
【0062】
またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
【0063】
マイクロコンピュータブロック30は、MPU(マイクロプロセッシングユニット)、
またはCPU(セントラルプロセッシングユニット)と、制御プログラム等が書きこまれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。マイクロコンピュータブロック30は、ネットワークインターフェース320を介して、外部ネットワークに接続することが可能である。これにより、外部のサーバーから電子番組案内情報(DEPG:Dynamic Electronic Program Guide)を取り込むことも可能である。
【0064】
さらにマイクロコンピュータブロック30のMPUは、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定などを実行する。
【0065】
またマイクロコンピュータブロック30は、装置の各ブロックを統括して制御するために必要な情報処理部を有するもので、ワークRAM、ディレクトリ検出部、VMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部などを備える。またマイクロコンピュータブロック30は、録画を実行する際の管理情報の制御部と、編集を実行する際の管理情報の制御部をも備える。
【0066】
さらに、マイクロコンピュータブロック30には、先に説明したように、EPG情報処理部301、番組表管理部3032、番組リスト管理部303、マイリストへの番組情報追加処理部304、305、マイリスト管理部306、マイリストサーバー登録処理部307、マイリスト外部検索処理部308、マイリスト取り込み処理部309、情報整理部310、録画予約処理部311、表示制御部315、が設けられている。
【0067】
またチャンネル選択を行い、番組を受信するための受信制御部321、記録処理を実行するための記録制御部322、再生処理を実行するための再生制御部323なども設けられている。
【0068】
MPUの実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、映像データ記録再生装置の表示部81に表示されるか、またはモニターディスプレイにOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。
【0069】
またマイクロコンピュータブロック30は、この装置を操作するための操作信号を与えるキー入力部82を有する。このキー入力部82は、例えば記録再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、あるいはリモートコントローラなどに相当する。また、記録再生装置と有線通信あるいは無線通信あるいは光通信や赤外線通信などの手段を用いて接続されたパーソナルコンピュータであってもよい。いずれの形態であるにせよ、ユーザがこのキー入力部82を操作することにより、入力された映像音声信号の録画処理や、録画されたコンテンツの再生処理、あるいは録画されたコンテンツに対する編集処理などを施すことができる。
【0070】
なお、マイクロコンピュータブロック30が、ディスクドライブ部1002、ハードディスクドライブ部1004、データプロセッサ部1003、エンコーダ部50及び/またはデコーダ部60などを制御するタイミングは、STC(システムタイムクロック)31からの時間データに基づいて実行することができる。録画や再生の動作は、通常はSTC31からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC31とは独立したタイミングで実行されてもよい。
【0071】
デコーダ部60は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSPデコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするAデコーダとを有する。またデコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
【0072】
デコーダ部60の出力ビデオ信号は、ビデオミキシング部71に入力される。ビデオミキシング部71では、例えばテキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部71には、TVチューナやAV入力部41aからの信号を直接取り込むラインもまた接続されている。ビデオミキシング部71には、バッファとして用いるフレームメモリ72が接続されている。ビデオミキシング部71の出力がアナログ出力の場合はI/F(インタフェース)73を介して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナログ変換器74を介して外部へ出力される。
【0073】
デコーダ部60の出力オーディオ信号は、セレクタ76を介してデジタルアナログ変換器77でアナログ変換され外部に出力される。セレクタ76は、マイクロコンピュータブロック30からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ76は、TVチューナやAV入力部41aからのデジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部50をスルーした信号を直接選択することも可能である。
【0074】
なお、エンコーダ部50のフォーマッタでは、録画中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック30のMPUへ送る(GOP先頭割り込み時などの情報)。切り分け情報としては、VOBUのパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。
【0075】
同時に、アスペクト情報処理部からの情報を録画開始時にMPUへ送り、MPUはVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部ではこの情報を元に初期設定が行われる。
【0076】
また本装置では、データをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位をCDA(コンティギュアス・データ・エリア)という。CDAサイズは、ECC(エラー訂正コード)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのCDA単位で記録を行っている。
【0077】
データプロセッサ部1003は、エンコーダ部50のフォーマッタからVOBU単位のデータを受け取り、CDA単位のデータをディスクドライブ部1002あるいはハードディスクドライブ部1004に供給している。またマイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプロセッサ部1003に送る。これにより、管理情報がディスクに記録される。従って、エンコードが行われているとき、エンコーダ部50からマイクロコンピュータブロック30のMPUは、データ単位の情報(切り分け情報など)を受け取る。また、マイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録開始時には光ディスク及びハードディスクから読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、各ディスクの未記録エリアを認識し、データ上の記録エリアをデータプロセッサ部1003からディスクに設定している。
【0078】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【符号の説明】
【0079】
11・・・サーバー、12・・・ネットワークインターフェース、13・・・ユーザ嗜好分析部、14・・・EPG情報処理部、16・・・お勧め番組リスト生成部、1000・・・記録メディア部、400・・・受信部、500・・・記録処理部、600・・・再生処理部、700・・・出力部、301・・・EPG情報処理部、302・・・内部番組リスト生成部、303・・・お好み番組情報生成部、304・・・外部番組リスト格納部。
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器及びプログラム及び番組リスト処理方法に関するものであり、特にサーバーにネットワークを介して接続可能な装置に適用して有効である。
【背景技術】
【0002】
近年、ハードディスクドライブ(HDD)、DVD(デジタルバーサタイルディスク)
などの記録媒体に関して記録容量の向上が得られ、これらの記録媒体を用いた記録再生装置では、多くの番組を予約録画可能となっている。
【0003】
一方、放送方式として、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星アナログ放送、衛星デジタル放送など、各種の放送方式が実現化されている。
【0004】
また、デジタル放送では、新聞や雑誌のテレビ番組表の代わりに、電子番組ガイド(E
PG)が番組情報として放送されている。この番組情報は、電話回線などのネットワークを介して取得可能となるように検討されている。
【0005】
また、最近の記録再生装置では、番組表の中からユーザが予め選択した番組を自動的に録画する、録画予約機能を有する。また、ユーザが、好みのジャンルを設定すれば、自動的に番組表の中から好みのジャンルの番組を検索し、自動的に好みのジャンルの番組を録画する自動録画予約機能も考えられている。
【0006】
ユーザは、受信装置で受信されたEPGが表示器の画面上に表示された状態で、録画予約の設定やジャンルの設定行うことができる。
【0007】
しかし、最近のように放送方式が複数となり、またチャンネル数も多くなると、ユーザが録画予約を行なう手間が複雑かつ面倒な作業となる。また、好みのジャンルを自動録画予約すると、自動録画する番組が非常に多くなり、録画後の整理に手間取る、同じ番組を別々の放送(例えば地上放送、衛星方法)からダブって録画する、記憶媒体の容量を多く使用するなどの不具合が生じる。
【0008】
このようなユーザの不便を解消する方法として、ユーザが好む番組情報(ユーザの嗜好情報)を複数のユーザから受け取り管理するサーバーを用いる方法が提案されている(例えば特許文献1)。ユーザは、受信装置を操作して、該ユーザのプロフィールとともに嗜好情報をサーバーに登録することができる。また、ユーザは、受信装置を操作して、他のユーザのプロフィール情報をサーバーに要求することができる。ユーザAが受信装置Aを操作して、ユーザBのプロフィール情報を受信し、ユーザBと同じ番組を視聴したいと思ったとき、ユーザBが登録した嗜好情報を要求することができる。
【0009】
また、多数の番組がジャンル別に分類され、同種類のジャンルの番組の番組情報が1つの番組リストに登録され、ジャンル別の番組リストを有するサーバーも提案されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2005−20303号公報
【特許文献2】特開平10−257400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記した従来の番組情報の管理方法により、ユーザは、受信及び記録再生装置の使い勝手は向上している。しかし、更なる使い勝手の向上がのぞまれている。
【0012】
そこで、この発明の一実施の形態では、複数の番組に関するリスト(番組リスト)にしてサーバーに登録できるようにし、このリストがサーバー及び電子機器側で容易に利用できるようにし、ユーザの好みに一層適合するリストを生成できるようにした電子機器及びプログラム及び番組リスト処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の目的を達成するためにこの発明の一面では、番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の一実施の形態を示す構成説明図である。
【図2】図1の装置によりマイリストを取り扱う際に表示される画面の例を示す説明図である。
【図3】図2の画面1−1の例を拡大して示す図である。
【図4】図2の画面2−1の例を拡大して示す図である。
【図5】図2の画面3−1、画面3−2の例を拡大して示す図である。
【図6】図2の画面4−1−1、画面4−1−2の例を拡大して示す図である。
【図7】図2の画面4−2−1、画面4−2−2の例を拡大して示す図である。
【図8】パーソナルコンピュータからマイリストをモニタしたときの画面の例を示す図である。
【図9】マイリストの編集処理を説明するフローチャートである。
【図10】マイリストをサーバーに登録するときの動作例を説明するフローチャートである。
【図11】マイリストをサーバーから取り込むときの動作例を説明するフローチャートである。
【図12】サーバーにおいて、あるユーザのマイリストに類似する他のマイリストが検索されるときの動作例を説明するフローチャートである。
【図13】マイリストを自動送信する機能の動作例を説明するフローチャートである。
【図14】マイリストを自動取得する機能の動作例を説明するフローチャートである。
【図15】この発明が適用された情報記録再生装置の構成例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態を示している。図1において、11はサーバーであり、このサーバー11には、ネットワーク20を介して、情報記録再生装置100が接続される。情報記録再生装置100において、アンテナ部90からの高周波信号は、情報記録再生装置100の受信部400に導入される。受信部400では、ユーザ操作、或いは録画予約情報により選択されたチャンネルの番組が、例えば記録処理部500に導かれる。また、記録処理部500には、端子101を介して、外部からの信号も直接入力することができる。前記番組は、出力部700を介してモニタ3001に入力されてもよい。
【0016】
記録処理部500は、記録メディア部1000の記録媒体に番組の信号をエンコードした圧縮信号を記録することができる。再生処理部600は、記録メディア部1000の記録媒体に記録されている番組の圧縮信号を再生しデコードし、出力部700を介してモニタ3001に供給することができる。
【0017】
さらに制御部として、EPG情報処理部301、番組表管理部302、番組リスト管理部303が設けられている。EPG情報処理部301は、受信部400或いはネットワークを介して電子番組案内情報を取り込む部分である。番組表管理部302は、取り込んだEPG情報を番組情報毎に整理し、番組情報テーブルを生成し、表示制御部315とともに、モニタ3001で表示することができる。番組リスト管理部303は、番組表の中からユーザが所望の番組の番組情報を選択して、作成した番組情報のリストを管理する。この番組リストは、リスト識別番号或いはユーザ識別情報を付加することで、複数作成され、保存されることができる。
【0018】
さらに、マイリスト管理部306が設けられている、以下は、マイリスト管理部306の各種の機能及び性能である。
【0019】
マイリスト管理部306も複数の番組情報をテーブル化して有する、
マイリスト管理部306は、番組リスト管理部303では、不十分な情報を補うことができる、
マイリスト管理部306のマイリストには、外部のサーバー11から取り込んだ外部マイリストの情報も含まれることがある、
マイリスト管理部306は、ユーザの嗜好に適合する番組情報を自動的に構築することもできる、
マイリスト管理部306に管理されているマイリストは、サーバー11のユーザ番組リスト管理部13に登録されることもできる。
【0020】
マイリスト管理部306には、マイリストへの番組情報追加処理部304により、番組表管理部302から番組情報を追加することができる、
またマイリスト管理部306には、マイリストへの番組情報追加処理部305により、
番組リスト管理部303の番組情報を追加することができる。
【0021】
上記のようにマイリスト管理部306に、外部マイリストの情報を取り込むときは、マイリスト外部検索処理部308と、マイリスト取り込み処理部309が動作する。さらにまた、マイリスト管理部306に管理されているマイリストが、サーバー11の番組リスト管理部13に登録されるときは、マイリストサーバー登録処理部307の制御に基づいて登録される。
【0022】
情報整理部310は、マイリスト管理部306に不要な番組情報(例えば番組情報が2重に存在したような場合、その一方)を削除する、あるいは、放送済みでその後放送されないような番組情報が存在した場合、当該番組情報を削除し、新しいマイリストを得て、これが管理されるようにする。
【0023】
録画予約処理部311は、マイリスト管理部306に登録されている番組情報を用いて、録画予約を行なうことができる。
【0024】
自動更新処理部312が設けられてもよい。この自動更新処理部312は、マイリスト自動管理を設定することにより起動する。この自動更新処理部312は、マイリスト管理部306のマイリストが編集され、変化したときに、自動的にマイリストをサーバー11に送信するための動作を起動する。また、サーバー11に対して、自己のマイリストに類似する番組リストを定期的に自動的に取得する動作を起動することができる。このように自動更新を行うことで、常に、ユーザの嗜好性に類似した嗜好性を持つ他のユーザのマイリストを利用することが可能となる。マイリストは録画予約一覧としても兼用できる。
【0025】
なお、81は、ユーザに通知すべき内容を表示する表示部であり、82は、キー入力部であり、例えば記録再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、あるいはリモートコントローラなどに相当する。
【0026】
図2には、この装置が操作に応答したとき、表示制御部315に基づいて3001に表示される特有の画面の遷移状態を示している。画面1−1はマイリストを表示した状態を示している(詳細は図3に示される)。画面1−1では、マイリストとして登録した番組情報が表示される。番組情報としては、番組名、放送方式、放送チャンネル、放送時間帯などが表示される。さらに、操作ボタンとして、番組追加ボタンp1−1、番組検索ボタンp1−2、登録ボタンp1−3が表示される。マイリストをサーバー11のユーザ番組リスト管理部13に登録しようとする場合には、登録ボタンp1−3がクリックされる。
【0027】
ボタン操作は、例えばリモートコントローラを操作し、カーソルを移動させる。そして、
登録ボタンp1−3がハイライトされたときに、リモートコントローラの決定ボタンを押す。すると、画面2−1の状態に遷移する。なお、画面1−1において、リモートコントローラを操作して、カーソルを移動し、所望の番組名位置にカーソルを合わせ、リモートコントローラに設定された削除キーを押すと、当該番組の番組情報をマイリストから削除することができる。
【0028】
画面2−1では、マイリストに関する説明文が表示される。マイリストの利用方法などである。また図4に示すように、マイリストをサーバーに登録するか否かを決めるボタンp2−1と、サーバーにおいて、マイリストを公開するか否かを決めるボタンp2−2と、ユーザ名を入力する入力スペースp2−3が表示される。選択ボタンp2−4の操作で、各設定が終了した状態で、決定ボタンp2−5がクリックされると、マイリストは、サーバーに登録される。このとき、登録した時間が表示領域p2−6に表示され、また登録完了が表示領域p2−7に表示される。戻るボタンp2−8が操作されると、図3の画面1−1に戻る。これらの動作は、マイリスト管理部306、マイリストサーバー登録処理部307、ネットワークI/F320、サーバー11間で行なわれる。そして画面の表示の制御は、表示制御部315により実行される。
【0029】
画面1−1の状態で、登録ボタンp1−3が操作されると、画面3−1に移る。画面3−1は、図5に示すように複数のユーザネームが表示される。画面3−1では、ユーザネームA,B,C,Dが表示された様子を示している。ここで、ユーザがカーソルを移動し、ユーザネームAを選択し、決定キーを操作すると、画面3−2移行する。画面3−2では、ユーザネームAさんの番組リストが表示される。そして、ユーザが決定キーを操作すれば、Aさんのリストを予約できる旨のコメントp3−1が表示される。ここで、ユーザが決定キーを操作すると、ユーザネームAの番組リストがサーバー11よりダウンロードされ、マイリスト管理部306に取り込まれる。これらの動作は、マイリスト管理部306、マイリスト外部検索処理部308、マイリスト取り込み処理部309、ネットワークI/F320、サーバー11間で行なわれる。そして画面の表示の制御は、表示制御部315により実行される。なお画面3−2において戻るボタンをクリックすると、画面3−1に戻り、画面3−1で戻るボタンをクリックすると画面1−1に戻る。
【0030】
画面1−1の状態で、番組追加ボタンp1−1が操作されると、画面4−1に移行する。画面4−1では、番組情報をマイリストに追加する場合、番組表から追加するのか(ボタンp4−1)、リストから追加するのか(ボタンp4−2)をユーザに問い合わせる。
【0031】
画面4−1で、ボタンp4−1を選択して決定キーを押すと、画面4−1−1に移行する。画面4−1−1では、図6に示すように、番組表が表示される。図6の例では、6:00から9:00の番組表が現れている。また日時としては12月1日から、12月4日までの番組表が現れている。番組表には、番組名が表れている。ユーザは、希望する番組名の位置にカーソルを移動し、決定キーを押す。すると、当該番組の番組情報がマイリストに登録される。番組情報がマイリストに登録されると、画面4−1−2のように、「マイリストに登録しました」と言うふうにコメントp4−1−2が現れる。画面4−1−2において、戻るボタンをクリックすると画面4−1−1に戻り、番組を選択することができる。また画面4−1−1で戻るボタンを操作すると、画面4−1に戻ることができる。
【0032】
画面4−1で、ボタンp4−2を選択して決定キーを押すと、画面4−2−1に移行する。画面4−2−1では、図7に示すように、すでに作成されている番組情報のリスト名が表示される。ここで、ユーザがリモートコントローラを操作し、希望するリスト名をカーソルで選択し、決定キーを操作すると、当該リストの番組情報が、マイリストに登録される。このとき、画面4−2−1は、画面4−2−2に移行する。この画面では、「・・・名のリストをマイリストに追加しました」というふうにコメントp422−1が表示される。画面4−2−2において、戻るボタンをクリックすると画面4−2−1に戻り、番組を選択することができる。また画面4−2−1で戻るボタンを操作すると、画面4−1に戻ることができる。
【0033】
上記した情報記録再生装置のマイリスト管理部306に登録されているマイリストは、
ネットワークを介してパーソナルコンピュータ(PC)から例えば録画要約一覧としてモニタリングできるようにしても良い。この場合は、マイリスト管理部306に、PCとの通信制御部が設けられている。
【0034】
図8は、上記したパーソナルコンピュータで、マイリスト管理部306内のマイリストをモニタリングした例を示している。記録しようとする媒体、番組名、その放送日時、時間、ジャンルなどの情報が表示される。ここで、それぞれの番組名に対応して削除ボタンも付加されている。したがって、ユーザは、マイリストをモニタリングして、不要と思われる番組情報を削除することが可能である。
【0035】
図9には記録再生装置側のマイリスト管理部306において、マイリストが編集される際の動作を概略的に示している。即ち、マイリストの編集(ステップSA1)では、番組表からの番組情報の追加、他のリストからの番組情報又はリストの追加或いは削除が行なわれる。このときの画面は、図6、図7で説明した。
【0036】
図10には記録再生装置から、サーバー11にマイリストの登録が行なわれる際の動作をフローチャートで示している。このときの画面は、図4で説明した。マイリストの登録が開始されると、まず以下の条件のチェックが行なわれる。
【0037】
サーバー11へマイリストを登録する設定がされているかどうか、最後のデータ送信以来、マイリストに変更があったかどうか、サーバーへのマイリストデータ送信時刻または送信実行ボタンが設定されているか、マイリストに番組情報が存在するかのチェックが行なわれる(ステップSB1)。
【0038】
上記の条件が満足されると、次に録画装置(記録再生装置)がネットワークに接続されているかどうかのチェックが行なわれる(ステップSB2)。ネットワークに接続されていることが確認されると、マイリストのデータをサーバーに送信する(ステップSB3)。そして、送信が成功したかどうかをチェックし、失敗であればn回送信を繰り返す。n回以上になったら、終了する。
【0039】
図11は、マイリストに外部の番組情報をサーバーから取り込む際の動作をフローチャートで示している。このときの画面は図5で説明した。まず、以下のチェックがなされる。サーバーから外部のマイリストを取り込む準備ができているか、こちらかのマイリストすでにサーバーに登録しているかどうか、録画装置がネットワークに接続されているかどうかのチェックが行なわれる(ステップSC2)。
【0040】
これらの条件が満たされると、サーバーに対してリスト検索要求と録画装置IDが送信される。するとサーバーから他の録画装置(他のユーザ)のユーザ名とそのユーザのマイリストが送信されてくる(ステップSC3)。
【0041】
マイリストの受信が成功し、受信リストが1個以上であれば、他のユーザのマイリストが、マイリスト管理部へ登録設定される(ステップSC5)。
【0042】
図12は、サーバー11の動作を示している。サーバー11は、ユーザの嗜好性にあった番組情報を抽出して送信することができる。図12は、番組情報を要求している記録再生装置に対して番組情報を送信する際の動作を示している。
【0043】
記録再生装置(r)のマイリストの内容と類似する内容の番組リストの検索は、例えば以下のように実行される。記録再生装置(r)のマイリスト(MYr)が登録されているかどうかの判定が行なわれる(ステップSD1)。そしてマイリスト(MYr)と、すでに登録されている番組リストの番組情報がf%以上、t%以下のとなる他の番組リストを検索する(ステップSD2)。範囲を設定した理由は、記録再生装置では、マイリストの番組情報の最大管理数が設定されているからである。
【0044】
検索の結果、条件を満たす装置Sがm台以上あるかどうかを判定する(ステップSD3)。m台に満たないときは、上記のf%以上、t%以下を緩和して再度検索する(ステップSD4)。m台に満ちたときは、サーバーに検索結果(rとSの関係)を保存し、要求している装置に対して、検索した番組リストを送信する。
【0045】
この発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。マイリストが変化したときは、自動的にサーバー11にマイリストを送信するようにしてもよい。また、ユーザが希望するユーザ名(例えば図5で説明したようにユーザネームA)を指定すると、その後は、定期的にユーザネームAのマイリストを自動的に取り込むようにしてもよい。このような処理を実行するブロックが、図1に示す自動更新処理部312であり、その動作例を示すフローチャートが、図13、図14である。
【0046】
図13に示すように、自動更新処理部312は、マイリスト管理部306のマイリストを監視する。そしてマイリストの編集・変更があると、この新しいマイリストに対して、最新であることのフラグを付加し、サーバー11に送信する。サーバー11は、新しいマイリストをユーザ番組リスト管理部13に登録する。
【0047】
図14に示すように、自動更新処理部312は、マイリスト管理部306に外部からマイリストを取り込んだ時点から所定時間経過したどうかを管理している(ステップSF1)。所定時間経過すると、サーバー11に対して類似番組リストを取り込むためのアクセスを行なう(ステップSF2)。サーバー11は、事前に図12で説明したように類似番組リスト(類似マイリスト)を検索して用意している。ステップSF3に示すように、類似マイリストが取得されると、マイリスト管理部306内のマイリストが自動的に更新される。
【0048】
マイリスト管理部306のマイリストの番組情報は、録画予約処理部311により利用されて、録画予約のために利用される。録画予約された番組は、録画時には記録メディア部1000の記録メディアに記録される。
【0049】
図15にはこの発明が適用された情報記録再生装置の全体的なブロック構成を示している。図15では、記録媒体としてDVDなどの光ディスクとハードディスクの双方を取り扱うことができる装置として示しているが、ハードディスクあるいはDVDなどの光ディスクは例えば半導体メモリによる記録媒体などに置換されてもよい。図15において、各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し,右側には再生部の主なブロックを示している。
【0050】
図15の記録再生装置は、ディスクドライブ部1002と、ハードディスクドライブ部1004の2種類のディスクドライブ部を有する。ディスクドライブ部1002は、光ディスク1001を回転駆動し、情報の読み書きを実行する。ディスクドライブ部1002は、光ディスク1001に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系などを有する。また、ハードディスクドライブ部1004は、ハードディスクを駆動する。
【0051】
データプロセッサ部1003は、ディスクドライブ部1002及びハードディスクドライブ部1004に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。データプロセッサ部1003は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部などを含む。
【0052】
またこの記録再生装置は、録画側を構成するエンコーダ部50と、再生側を構成するデコーダ部60と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブロック30とを主たる構成要素としている。エンコーダ部50は、トランスポートストリーム処理部及び複数のエンコーダを含む。
【0053】
エンコーダ部50は、基本的には入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、副映像エンコーダも含む。
【0054】
エンコーダ部50からのエンコード出力は、バッファメモリ52を含むフォーマッタ51にて所定のDVDのフォーマットに変換され、先のデータプロセッサ部1003に供給される。
【0055】
なおトランスポートストリームから抽出したパケットエレメンタリーストリームがエンコーダ部50から直接ハードディスクドライブ部1004のハードディスクに記録される場合もある。
【0056】
エンコーダ部50には、スイッチ53を介して、AV入力部41aからの外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号が入力することができる。またエンコーダ部50には、地上波アナログチューナ41c、地上波デジタルチューナ41c、衛星BS/CSチューナ41e,衛星アナログチューナ41eからの受信信号が選択的に入力することができる。また、エンコーダ部50で複数のデコーダが活用される場合、地上波デジタルチューナ41cで受信した番組がハードディスクドライブ部1004で録画され、同時に、衛星BS/CSチューナ41dで受信した番組を視聴することも可能である。
【0057】
なお、エンコーダ部50は、圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ51に供給することもできる。またエンコーダ部50は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、ビデオミキシング部71やオーディオセレクタ76に直接供給することもできる。
【0058】
エンコーダ部50に含まれるMPEGビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。デジタルオーディオ信号は、MPEGまたはAC−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタルオーディオ信号に変換される。
【0059】
副映像信号がAV入力部41aから入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号など)、あるいはこのようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されてそれがTVチューナ部で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。
【0060】
エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ51にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなり、さらにこれらが集合されて、DVD-ビデオ規格で規定されたフォーマット(DVD Videoフォーマット)や、DVD-レコーディング規格で規定されたフォーマット(DVD VRフォーマット)に変換される。フォーマッタ51は、上記の変換処理のとき、バッファメモリ52も利用している。
【0061】
装置は、フォーマッタ51でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、データプロセッサ部1003を介してハードディスクドライブ部1004あるいはデータディスクドライブ部1002に供給し、ハードディスクあるいは光ディスク1001に記録することができる。またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録された情報を、データプロセッサ部1003、ディスクドライブ部1002を介して光ディスク1001あるいはハードディスクに記録することもできる。
【0062】
またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
【0063】
マイクロコンピュータブロック30は、MPU(マイクロプロセッシングユニット)、
またはCPU(セントラルプロセッシングユニット)と、制御プログラム等が書きこまれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。マイクロコンピュータブロック30は、ネットワークインターフェース320を介して、外部ネットワークに接続することが可能である。これにより、外部のサーバーから電子番組案内情報(DEPG:Dynamic Electronic Program Guide)を取り込むことも可能である。
【0064】
さらにマイクロコンピュータブロック30のMPUは、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定などを実行する。
【0065】
またマイクロコンピュータブロック30は、装置の各ブロックを統括して制御するために必要な情報処理部を有するもので、ワークRAM、ディレクトリ検出部、VMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部などを備える。またマイクロコンピュータブロック30は、録画を実行する際の管理情報の制御部と、編集を実行する際の管理情報の制御部をも備える。
【0066】
さらに、マイクロコンピュータブロック30には、先に説明したように、EPG情報処理部301、番組表管理部3032、番組リスト管理部303、マイリストへの番組情報追加処理部304、305、マイリスト管理部306、マイリストサーバー登録処理部307、マイリスト外部検索処理部308、マイリスト取り込み処理部309、情報整理部310、録画予約処理部311、表示制御部315、が設けられている。
【0067】
またチャンネル選択を行い、番組を受信するための受信制御部321、記録処理を実行するための記録制御部322、再生処理を実行するための再生制御部323なども設けられている。
【0068】
MPUの実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、映像データ記録再生装置の表示部81に表示されるか、またはモニターディスプレイにOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。
【0069】
またマイクロコンピュータブロック30は、この装置を操作するための操作信号を与えるキー入力部82を有する。このキー入力部82は、例えば記録再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、あるいはリモートコントローラなどに相当する。また、記録再生装置と有線通信あるいは無線通信あるいは光通信や赤外線通信などの手段を用いて接続されたパーソナルコンピュータであってもよい。いずれの形態であるにせよ、ユーザがこのキー入力部82を操作することにより、入力された映像音声信号の録画処理や、録画されたコンテンツの再生処理、あるいは録画されたコンテンツに対する編集処理などを施すことができる。
【0070】
なお、マイクロコンピュータブロック30が、ディスクドライブ部1002、ハードディスクドライブ部1004、データプロセッサ部1003、エンコーダ部50及び/またはデコーダ部60などを制御するタイミングは、STC(システムタイムクロック)31からの時間データに基づいて実行することができる。録画や再生の動作は、通常はSTC31からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC31とは独立したタイミングで実行されてもよい。
【0071】
デコーダ部60は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSPデコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするAデコーダとを有する。またデコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
【0072】
デコーダ部60の出力ビデオ信号は、ビデオミキシング部71に入力される。ビデオミキシング部71では、例えばテキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部71には、TVチューナやAV入力部41aからの信号を直接取り込むラインもまた接続されている。ビデオミキシング部71には、バッファとして用いるフレームメモリ72が接続されている。ビデオミキシング部71の出力がアナログ出力の場合はI/F(インタフェース)73を介して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナログ変換器74を介して外部へ出力される。
【0073】
デコーダ部60の出力オーディオ信号は、セレクタ76を介してデジタルアナログ変換器77でアナログ変換され外部に出力される。セレクタ76は、マイクロコンピュータブロック30からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ76は、TVチューナやAV入力部41aからのデジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部50をスルーした信号を直接選択することも可能である。
【0074】
なお、エンコーダ部50のフォーマッタでは、録画中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック30のMPUへ送る(GOP先頭割り込み時などの情報)。切り分け情報としては、VOBUのパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。
【0075】
同時に、アスペクト情報処理部からの情報を録画開始時にMPUへ送り、MPUはVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部ではこの情報を元に初期設定が行われる。
【0076】
また本装置では、データをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位をCDA(コンティギュアス・データ・エリア)という。CDAサイズは、ECC(エラー訂正コード)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのCDA単位で記録を行っている。
【0077】
データプロセッサ部1003は、エンコーダ部50のフォーマッタからVOBU単位のデータを受け取り、CDA単位のデータをディスクドライブ部1002あるいはハードディスクドライブ部1004に供給している。またマイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプロセッサ部1003に送る。これにより、管理情報がディスクに記録される。従って、エンコードが行われているとき、エンコーダ部50からマイクロコンピュータブロック30のMPUは、データ単位の情報(切り分け情報など)を受け取る。また、マイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録開始時には光ディスク及びハードディスクから読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、各ディスクの未記録エリアを認識し、データ上の記録エリアをデータプロセッサ部1003からディスクに設定している。
【0078】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【符号の説明】
【0079】
11・・・サーバー、12・・・ネットワークインターフェース、13・・・ユーザ嗜好分析部、14・・・EPG情報処理部、16・・・お勧め番組リスト生成部、1000・・・記録メディア部、400・・・受信部、500・・・記録処理部、600・・・再生処理部、700・・・出力部、301・・・EPG情報処理部、302・・・内部番組リスト生成部、303・・・お好み番組情報生成部、304・・・外部番組リスト格納部。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、
前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、
前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする、電子機器。
【請求項2】
前記第3番組リストは、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとで2重に存在する番組情報の一方が自動削除され、不一致の番組情報は残されて生成されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記複数の第2番組リストは、前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記複数の第2番組リストがm台未満の装置によって提供される場合には、前記受信部は、前記複数の第2番組リストとは異なる番組リストであって、前記第1番組リストに類似する複数の第4番組リストに関する情報を再度受信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記複数の第2番組リストは前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストであって、かつ、前記複数の第2番組リストがm台未満の装置によって提供される場合には、前記受信部は、前記複数の第2番組リストとは異なる番組リストであって、前記第1番組リストに類似する複数の第4番組リストに関する情報を再度受信するものであって、
前記複数の第4番組リストは、前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストを含み、さらに、前記第1番組リストに対応する番組がf%未満存在する番組リスト又は、前記第1番組リストに対応する番組がt%よりも大きく存在する番組リストの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示部は、前記複数の前記第2番組リストのユーザ識別情報を一覧表示することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示部は、前記第1番組リストを前記サーバーに送信するとき、その操作用の画面を出力することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項8】
前記記憶部の前記第1番組リストに、番組表からの番組情報を追加することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項9】
前記記憶部の前記第1番組リストに、番組リスト管理部で管理されている番組情報を追加することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項10】
前記記憶部の前記第1番組リストの番組情報を用いて、録画予約を行なう録画予約処理部を有したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項11】
前記受信部は、前記サーバーのユーザ番組リスト管理部か送られている前記複数の第2番組リストを受信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項12】
前記記憶部の前記第1番組リストが編集されたとき、編集後の番組リストを前記サーバーに登録するために自動的に送信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項13】
前記受信部を介して、前記複数の第2番組リストに関する情報を一定期間毎に取得することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項14】
記憶部と、送信部と、受信部と、表示部及び操作部を有する電子機器の番組リスト処理方法であって、
前記記憶部で番組情報を含む第1番組リストを記憶し、
前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信し、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信し、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能とし、
前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能とし、
前記表示部では、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする、番組リスト処理方法。
【請求項15】
コンピュータに、
番組情報を含む第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信するための機能と、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信するための機能と、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示するための機能と、
前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示する機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
【請求項1】
番組情報を含む第1番組リストを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信する送信部と、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信する受信部と、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能な表示部と、
前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能な操作部と、を備え、
前記表示部は、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする、電子機器。
【請求項2】
前記第3番組リストは、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとで2重に存在する番組情報の一方が自動削除され、不一致の番組情報は残されて生成されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記複数の第2番組リストは、前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記複数の第2番組リストがm台未満の装置によって提供される場合には、前記受信部は、前記複数の第2番組リストとは異なる番組リストであって、前記第1番組リストに類似する複数の第4番組リストに関する情報を再度受信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記複数の第2番組リストは前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストであって、かつ、前記複数の第2番組リストがm台未満の装置によって提供される場合には、前記受信部は、前記複数の第2番組リストとは異なる番組リストであって、前記第1番組リストに類似する複数の第4番組リストに関する情報を再度受信するものであって、
前記複数の第4番組リストは、前記第1番組リストに対応する番組がf%以上t%以下存在する番組リストを含み、さらに、前記第1番組リストに対応する番組がf%未満存在する番組リスト又は、前記第1番組リストに対応する番組がt%よりも大きく存在する番組リストの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示部は、前記複数の前記第2番組リストのユーザ識別情報を一覧表示することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示部は、前記第1番組リストを前記サーバーに送信するとき、その操作用の画面を出力することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項8】
前記記憶部の前記第1番組リストに、番組表からの番組情報を追加することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項9】
前記記憶部の前記第1番組リストに、番組リスト管理部で管理されている番組情報を追加することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項10】
前記記憶部の前記第1番組リストの番組情報を用いて、録画予約を行なう録画予約処理部を有したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項11】
前記受信部は、前記サーバーのユーザ番組リスト管理部か送られている前記複数の第2番組リストを受信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項12】
前記記憶部の前記第1番組リストが編集されたとき、編集後の番組リストを前記サーバーに登録するために自動的に送信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項13】
前記受信部を介して、前記複数の第2番組リストに関する情報を一定期間毎に取得することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項14】
記憶部と、送信部と、受信部と、表示部及び操作部を有する電子機器の番組リスト処理方法であって、
前記記憶部で番組情報を含む第1番組リストを記憶し、
前記記憶部に記憶される前記第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信し、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信し、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示可能とし、
前記複数の第2番組リストのいずれかを選択可能とし、
前記表示部では、前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示することを特徴とする、番組リスト処理方法。
【請求項15】
コンピュータに、
番組情報を含む第1番組リストを、ネットワークを介してサーバーへ送信するための機能と、
前記サーバーから、前記第1番組リストに類似する複数の第2番組リストに関する情報を受信するための機能と、
前記複数の第2番組リストに関する情報を表示するための機能と、
前記複数の第2番組リストのいずれかが選択された場合に、前記第1番組リストと、前記操作部によって選択された第2番組リストとから生成される第3番組リストを表示する機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2012−209977(P2012−209977A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−160221(P2012−160221)
【出願日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【分割の表示】特願2006−113693(P2006−113693)の分割
【原出願日】平成18年4月17日(2006.4.17)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【分割の表示】特願2006−113693(P2006−113693)の分割
【原出願日】平成18年4月17日(2006.4.17)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】
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