説明

電子機器

【課題】デコレーション絵文字を始めとする特殊文字の選択がしやすい電子機器を提供する。
【解決手段】ディスプレイ11と、キー操作部12と、ディスプレイ11の表示を制御するとともに、キー操作部12による入力情報を処理する制御部30とを備え、制御部30は、入力された文字列がディスプレイ11上で未確定文字列である場合に、未確定文字列に関連付けられた特殊文字を記憶部30bから読み出し、ディスプレイ11の所定領域に表示する際に、記憶部30b内に、同じ特殊文字が複数存在する場合には、1つのみを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器に関し、特に、携帯性を有しメーリング機能を有した電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯性を有しメーリング機能を有した電子機器、例えば携帯無線端末においては、近年、文書データのメール送信の際に絵文字や顔文字を挿入することで、複数の文字で表現する文章を絵文字や顔文字で表現することが頻繁に行われている。
【0003】
このような絵文字や顔文字を含む文書を作成する場合には、例えば特許文献1で開示されるように、入力する直前の文字列をキーワードにして絵文字や顔文字を入力候補として表示する技術が提案されている。
【0004】
また、最近では、絵文字や顔文字の他にデコレーション絵文字と呼称される、画像データで構成された絵文字も普及している。絵文字や顔文字が文字コードで規定されているのに対し、デコレーション絵文字は、GIFやJPEGなどの画像として作成されている。デコレーション絵文字は、画像で構成されているので、複数の画像を連続的に切り替えて表示することで絵文字に変化を与えることもできる。なお、本願においては、絵文字、顔文字およびデコレーション絵文字を特殊文字と呼称する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−129687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上説明したように、デコレーション絵文字が普及しつつある昨今では、絵文字や顔文字と同様に、確定する直前の文字列をキーワードにして複数のデコレーション絵文字を入力候補として表示する携帯無線端末も存在している。
【0007】
このような携帯無線端末では、デコレーション絵文字は、予め2000種類以上がプリセットされ、種類別に分類されてテーブル等に格納されている。
【0008】
しかし、デコレーション絵文字はこれだけに限定されるものではなく、個人的に作成したものがインターネット等の公衆送信網を介してダウンロードして使用する場合もある。この場合、自らが選択して取り込む場合もあれば、他人から勧められて取り込む場合もあり、気付かないうちに同じデコレーション絵文字を複数取り込んでいる可能性もありえる。
【0009】
このような場合、携帯無線端末内に同じデコレーション絵文字が複数記憶されることとなり、それらが表示されると画面が煩雑になり、ユーザーにとってデコレーション絵文字の選択がしにくくなるという問題があった。
【0010】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、デコレーション絵文字を始めとする特殊文字の選択がしやすい電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、表示部と、入力部と、前記表示部の表示を制御するとともに、前記入力部による入力情報を処理する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力部により入力された文字列が前記表示部上で未確定文字列である場合に、前記未確定文字列に関連付けられた特殊文字を所定の記憶部から読み出し、前記表示部上の所定領域上に表示する際に、前記所定の記憶部内に、同じ特殊文字が複数存在する場合には、1つのみを前記所定領域上に表示する。
【0012】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記所定の記憶部が、予め定めたキーワードによって、複数の特殊文字を分類して格納し、前記制御部は、前記未確定文字列の文言に対応する前記キーワードが存在する場合には、該キーワードによって分類されたカテゴリに含まれる前記特殊文字を前記所定の記憶部から読み出して前記所定領域上に表示するのに先だって、前記カテゴリに含まれる全ての前記特殊文字について、それぞれを互いに照合して重複するものを検出することで、前記同じ特殊文字の存在の有無を確認する。
【0013】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記特殊文字が、GIFまたはJPEGの形式で構成されたデコレーション絵文字である。
【0014】
本発明に係る電子機器の一態様は、前記制御部が、パターンマッチングにより前記カテゴリに含まれる全ての前記特殊文字についての照合を行う。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る電子機器によれば、同じ特殊文字が複数存在する場合に1つのみを所定領域上に表示するので、同じ特殊文字が幾つも所定領域上に表示されることがなく、当該所定領域が煩雑にならず、ユーザーにとって特殊文字の選択が容易となる。
【0016】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、同じカテゴリに含まれる全ての特殊文字について、それぞれを互いに照合して重複するものを検出することで、同じ特殊文字の存在の有無を確認でき、同じ特殊文字が複数存在するか否かを知ることができる。
【0017】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、デコレーション絵文字の選択が容易となる。
【0018】
本発明に係る電子機器の一態様によれば、特殊文字についての照合を技術的に確立されたパターンマッチングにより行うので、実現が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係る携帯無線端末を開いた状態の外観形状を示す図である。
【図2】本発明に係る携帯無線端末の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る携帯無線端末におけるデコレーション絵文字の表示動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明に係る携帯無線端末におけるデコレーション絵文字の表示動作を説明する図である。
【図5】本発明に係る携帯無線端末におけるデコレーション絵文字の表示動作を説明する図である。
【図6】本発明に係る携帯無線端末におけるデコレーション絵文字の表示動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態として、本発明に係る電子機器を折り畳み式の携帯無線端末に適用した例について説明する。なお、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、少なくとも1つのタッチパネルを有し、そこに表示されたソフトウエアキーにより入力を行う携帯無線端末に対しても適用可能であるし、また携帯無線端末に限定されるものではなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)など、携帯性を有し、キー入力により情報を入力する電子機器にも適用可能である。
【0021】
図1は、本発明を適用した折り畳み式の携帯無線端末100の外観形状を示す図であり、図1は、携帯無線端末100を開いた状態の図である。
【0022】
携帯無線端末100は、図1に示すように、第1筐体である表示部側筐体10と、第2筐体である操作部側筐体20とを備えている。表示部側筐体10と操作部側筐体20とは、例えば、図示されないヒンジ部を介して連結されており、携帯無線端末100を開状態および閉状態に変更可能に構成されている。なお、携帯無線端末100を開状態とした場合、操作部側筐体20の側を下側、その反対を上側と呼称する。
【0023】
すなわち、ヒンジ部は、表示部側筐体10と操作部側筐体20とを、任意の角度で開閉可能に連結している。ここで、閉状態とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重なるように配置された状態であり、開状態(図1)とは、表示部側筐体10と操作部側筐体20とが互いに重ならないように配置された状態を指す。
【0024】
操作部側筐体20は、入力部としてのキー操作部12を有している。ここで、キー操作部12は、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するためのテンキー等の入力操作キー22、クリアーキー231や、電源キー232など、各種機能を作動させるための機能設定操作キー23、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー24などを有している。
【0025】
表示部側筐体10は、携帯無線端末100を開くことで露出するディスプレイ11(表示部)を有している。また、表示部側筐体10には、音声出力部としてのスピーカ18が格納されており、スピーカ18は、ディスプレイ11が設けられた面の上側端部近傍に設けられている。また、操作部側筐体20には、音声入力部としてのマイク19や格納されており、マイク19は、操作キー群25が設けられた面の下側端部近傍に設けられている。
【0026】
<電気的構成>
図2は携帯無線端末100の電気的な構成を示すブロック図である。図2に示されるように、携帯無線端末100は、ディスプレイ11、キー操作部12、音声出力部(スピーカ)18、音声入力部(マイク)19、制御部30および無線通信部31を備えている。なお、制御部30および無線通信部31は、操作部側筐体20内に収められている。
【0027】
制御部30は、CPU30aおよび記憶部30b等を備えており、キー操作部12の複数のキーによるキー入力による情報を処理するとともに、携帯無線端末100の他の構成要素を制御することによって、携帯無線端末100の動作を統括的に管理する。記憶部30bは、ROMおよびRAM等で構成されている。制御部30の各種機能は、CPU30aが記憶部30b内の各種プログラムを実行することによって実現される。
【0028】
無線通信部31は、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続されたWebサーバ等の通信装置からの無線信号をアンテナ31aで受信し、受信信号に対して増幅処理やダウンコンバートを行って制御部30に出力する。また無線通信部31は、制御部30で生成された送信信号に対してアップコンバートや増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ31aを通じて、携帯無線端末100とは別の携帯無線端末や、インターネットに接続された通信装置に対して無線送信する。
【0029】
音声入力部19は、外部から入力される音声を音声データに変換して制御部30に出力する。音声出力部18は、制御部30からの音声データを音声に変換して外部に出力する。
【0030】
また、制御部30は絵文字照合部30cを有し、記憶部30b内に記憶されたデコレーション絵文字(特殊文字)のそれぞれを照合し、重複するものの存在を検出する構成となっている。
【0031】
ディスプレイ11は、制御部30によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。
【0032】
なお、上述した携帯無線端末100においては、1つのディスプレイ11のみを有する構成として示したが、例えば表示部側筐体10のディスプレイ11が設けられた面とは反対側の面にディスプレイを有する構成であっても良い。また、キー操作部12は、押しボタン式のキーにより構成されるものとして説明したが、タッチパネル機能により実現されるタッチキー(ソフトウエアキー)により構成しても良い。その場合、1つのディスプレイを有する構成において、当該ディスプレイ上にタッチキーを表示する構成や、複数のディスプレイを有する構成において、1つのディスプレイにタッチキーを表示する構成を採ることができる。
【0033】
<動作>
次に、図3に示すフローチャートを用いて、図4〜図6を参照しつつ携帯無線端末100におけるデコレーション絵文字の表示動作について説明する。
【0034】
図3には、携帯無線端末100において、キー操作部12での所定のキー操作によりディスプレイ11にメール画面を表示させてメール本文の入力を開始した後の動作を示している。
【0035】
メール本文の入力作業において、ある文字列が未確定な状態において、当該文字列に適したデコレーション絵文字を挿入したいと考えた場合、デコレーション絵文字モードを選択する(ステップS1)。
【0036】
すなわち、ディスプレイ11に表示されたメール画面において、デコレーション絵文字に変換したい文字列を未確定な状態(カーソルで選択された状態)とし、デコレーション絵文字のモードを選択すると、当該文字列に関連付けられたデコレーション絵文字の一覧が表示される。
【0037】
図4には、この状態のメール画面を示しており、メール画面には、メール本文領域50と、カーソル51と、絵文字一覧領域52と、ソフトウエアキーである決定キー53が表示されている。
【0038】
図4においては、メール本文領域50中の未確定文字列「おげんき」がカーソル51によって選択され、選択された文字列に関連付けられた複数のデコレーション絵文字が、変換候補として絵文字一覧領域52に表示されている。
【0039】
ここで、デコレーション絵文字は、制御部30(図2)の記憶部30b内に、キーワードごとに分類されて格納されており、絵文字一覧領域52に表示されるデコレーション絵文字は、記憶部30b内において、例えば「元気」というキーワードに関連するデコレーション絵文字として分類されたものであり、メール本文領域50に入力された文字列「おげんき」がカーソル51によって囲まれた未確定の状態で、決定キー53を押すことで、絵文字一覧領域52に表示されたものである。
【0040】
なお、デコレーション絵文字を分類するキーワードは、1つのカテゴリに1つとは限らず、例えば「元気」、「はつらつ」、「バイタリティ」などは、共に1つのカテゴリに含まれるように設定しても良い。
【0041】
なお、デコレーション絵文字は、記憶部30b内に格納されるものとしたが、記憶部30bとは別に、制御部30外に設けたRAM等の書き込み、読み出しが自在の記憶装置に格納する構成としても良い。
【0042】
ここで、デコレーション絵文字のモードを選択して、図4に示すように、変換候補のデコレーション絵文字を絵文字一覧領域52に表示するまでには、ステップS2〜S5の処理が必要である。
【0043】
すなわち、文字列によっては、デコレーション絵文字が関連付けられていないものも存在するので、デコレーション絵文字のモードを選択すると、まず、選択した文字列に関連付けられたデコレーション絵文字が存在するか否かの確認を行う(ステップS2)。
【0044】
この処理は、記憶部30b内に、選択した文字列に対応するキーワードがあるか否かを確認することで実行され、対応するキーワードがない場合には、絵文字一覧領域52には何も表示せず、次のデコレーション絵文字の変換候補が入力されるのを待つ。
【0045】
一方、ステップS2で対応するキーワードがあると判断された場合には、ステップS3において、デコレーション絵文字の照合を行う。
【0046】
すなわち、携帯無線端末100では、予めプリセットされたデコレーション絵文字が記憶部30b内に格納されているが、ユーザーによってインターネット等の公衆送信網を介してダウンロードしたデコレーション絵文字も、記憶部30b内に分類して格納するように構成することは可能である。
【0047】
この場合、同じデコレーション絵文字を複数取り込む可能性があり、記憶部30b内には同じデコレーション絵文字が重複して存在する可能性がある。そこで、制御部30の絵文字照合部30cにおいて、選択された文字列に対応するキーワードによって分類されたカテゴリに含まれる複数のデコレーション絵文字について、それぞれを互いに照合し、重複するものの存在を検出する。
【0048】
この照合動作としては、例えばパターンマッチングによる画像比較が考えられ、パターンマッチングとしては、マスターパターンをターゲットパターンに対し位置を移動させながら、重ね合わせの残差が最小になる点を求める残差マッチングや、画像のエッジ情報を用いた幾何マッチングなどが考えられる。パターンマッチングは確立された技術であり、実現が容易という利点がある。なお、デコレーション絵文字は、例えば20×20ドット程度の画像であるので、1回のパターンマッチングに費やす時間は少なく、複数のデコレーション絵文字が存在する場合でも照合に時間はかからない。
【0049】
なお、絵文字照合部30cは、DSP(Digital Signal Processor)などで構成することができるが、CPU30aの1つの機能部として構成しても良い。
【0050】
ステップS4では、ステップS3での照合の結果に基づいて、重複するデコレーション絵文字の有無の判定を行い、重複するデコレーション絵文字がないと判定された場合は、選択された文字列に対応するキーワードによって分類されたカテゴリに含まれる複数のデコレーション絵文字を絵文字一覧領域52に表示する(ステップS8)。
【0051】
一方、ステップS4において重複するデコレーション絵文字があると判定された場合は、重複しているデコレーション絵文字については、1つのみを絵文字一覧領域52に表示する(ステップS5)。この結果、同じデコレーション絵文字が幾つも絵文字一覧領域52に表示されることがない。
【0052】
なお、図4の絵文字一覧領域52では、重複するデコレーション絵文字が存在していないが、これは、ステップS2〜S5、S8の処理を経た結果である。
【0053】
変換候補のデコレーション絵文字が絵文字一覧領域52に表示された後は、キー操作部12でのキー操作により、絵文字一覧領域52に表示されたデコレーション絵文字の中から、何れかを選択する(ステップS6)。図5は、この状態でのメール画面を示しており、ここでは、絵文字一覧領域52の1つを選択するようにソフトウエアキーである方向キー56および57によってカーソル51を移動させ、ソフトウエアキーである選択キー55を押して確定することで、未確定文字列であった文字列「お元気」が確定されて確定文字列となる。
【0054】
なお、図4の確定キー53や、図5の選択キー55、方向キー56および57は、キー操作部12での所定のキーと対応しており、キー操作部12での対応するキーを押すことで、各々のソフトウエアキーを操作できるように設定されている。
【0055】
最後に、選択キー55を再度押すことで、図6に示すように選択されたデコレーション絵文字がメール本文領域50の表示文字列の代わりに挿入される(ステップS7)。なお、デコレーション絵文字の挿入位置は、選択キー55を再度押す前に、メール本文領域50内にあるカーソルの位置を方向キー56および57により移動させることで、任意の位置に挿入することができる。
【0056】
デコレーション絵文字の挿入が終了した後は、再びメール本文の入力を続行する。
【0057】
以上説明したように、携帯無線端末100においては、デコレーション絵文字を選択する際に、同じデコレーション絵文字が幾つも絵文字一覧領域52に表示されることがないので、絵文字一覧領域52が煩雑にならず、ユーザーにとってデコレーション絵文字の選択がしやすいという利点がある。
【0058】
<変形例>
以上の説明においては、特殊文字としてデコレーション絵文字を例に採って説明したが、顔文字や絵文字についても本発明の適用は可能である。
【0059】
市販されている携帯無線端末においては、顔文字や絵文字についても、入力された文字列と関連付けて表示する機能を有するものもあるので、本発明は有効である。
【0060】
なお、顔文字や絵文字は文字コードで規定されるので、重複するものを検出するための照合作業においては、文字コードどうしを比較すれば良いので、画像比較を行うデコレーション絵文字よりは照合作業が容易となる。
【符号の説明】
【0061】
11 ディスプレイ
12 キー操作部
30 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
入力部と、
前記表示部の表示を制御するとともに、前記入力部による入力情報を処理する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記入力部により入力された文字列が前記表示部上で未確定文字列である場合に、前記未確定文字列に関連付けられた特殊文字を所定の記憶部から読み出し、前記表示部上の所定領域上に表示する際に、前記所定の記憶部内に、同じ特殊文字が複数存在する場合には、1つのみを前記所定領域上に表示することを特徴とする、電子機器。
【請求項2】
前記所定の記憶部は、
予め定めたキーワードによって、複数の特殊文字を分類して格納し、
前記制御部は、
前記未確定文字列の文言に対応する前記キーワードが存在する場合には、該キーワードによって分類されたカテゴリに含まれる前記特殊文字を前記所定の記憶部から読み出して前記所定領域上に表示するのに先だって、前記カテゴリに含まれる全ての前記特殊文字について、それぞれを互いに照合して重複するものを検出することで、前記同じ特殊文字の存在の有無を確認する、請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記特殊文字は、GIFまたはJPEGの形式で構成されたデコレーション絵文字である、請求項2記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、
パターンマッチングにより前記カテゴリに含まれる全ての前記特殊文字についての照合を行う、請求項3記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−137806(P2012−137806A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−287700(P2010−287700)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】