説明

電子血圧計

【課題】表示パネル部4を薄くして、軽快でコンパクトな印象を与えつつ、広い表示画面を確保できる電子血圧計1を提供すること。
【解決手段】血圧を測定するための測定用部品28を本体部6に収納した測定体2とカフ3とからなり、測定体2は、測定した血圧値を表示するための表示用部を有するだけの平板状の表示パネル部4を本体部6から上方へ突出して配置してある。カフ3は、カフ帯7とエアチューブとからなる。前記本体部6の後方にこれに接続してカフ収納体17(カフ収納部)を設けることがある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上腕等に巻き付けたカフ帯の内圧を測定することによって血圧を判定し、その結果を数値として表示パネルに表示する電子血圧計に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上腕等の動脈が存在する部分にカフ帯を巻き付け、その内圧を測定して一定の処理方式に基いて算出した血圧値を表示画面に表示する小型の血圧計が多数知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、血圧計本体に立設部を設け、立設部の正面にモニター及び操作スイッチを配置し、立設部の背面側の底部に、横方向に貫通した筒形状のカフ帯収納部を一体に設けた血圧計が記載されている。
【0004】
また、引用文献2には、血圧計本体と、血圧計本体の背面側に形成されたカフ収納部とを有し、血圧計本体の正面側は、前面が略卵形の球面状に形成され、正面上部に表示部を配設し、その下方に操作部を配設した血圧計が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−175000号公報
【特許文献2】特開2005−323779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
引用文献1に記載された血圧計は、立設部にモニターと操作部が横に並べて配置してあり、立設部に表示用部品だけでなく測定用部品、操作スイッチ用回路基板などが内蔵されるため、立設部が厚くなって重苦しい印象となっている。また、モニターと操作部が横に並べて配置されたり血圧計本体の底部背面側にカフ帯収納部が横向きに形成されたりしているため、血圧計本体の横幅及び奥行が大きくなっている。
【0007】
引用文献2に記載された血圧計は、測定用の部品を内蔵した血圧計本体に表示部が組み込まれているだけでなく、血圧計本体の前面が湾曲しているので、全体が分厚くなっている。しかも、前面が略卵形の球面状に形成されているために、血圧計本体の前面側面積に比して表示画面の面積が小さくなってしまい、表示を見にくいという欠点がある。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、血圧計が呈する前記のような重苦しい印象や分厚い印象のため、血圧計が露出した状態で室内に置かれていると、すぐに血圧計と判別できてしまい、他の室内調度と違和感を生じてしまう事態を払拭することである。また、広い表示画面を確保し、測定値を見やすい電子血圧計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
電子血圧計の全体構造を軽快でコンパクトな印象を与えるものにする。これに伴い表示パネル部を液晶画面などの表示部を有するだけの平板状にすることで広い表示画面を確保する。
【0010】
すなわち、電子血圧計は測定体とカフを備え、この測定体は、測定した血圧値を表示するための表示部を有する表示パネル部と操作パネル部及び血圧測定用部品を収納した本体部とからなるものとし、カフを、カフ帯とカフ帯を本体へ接続するエアチューブとからな
るものとする。そして、前記表示パネル部は、前記表示部を有するだけの平板状とし、この表示パネル部が前記の操作パネル部及び本体部とからなる構成部分に対して上方へ突出した配置とする。
【0011】
この構成は基本的なものであるが、平板状の表示パネル部を操作パネル部及び本体部に対して上方に突出させたという構成により、軽快でコンパクトな印象を与える。この印象は卓上電子時計などと同様であり、室内に血圧計を常置しても血圧計として認識されにくく、室内調度と違和感を生じてしまうことがない効果がある。
【0012】
次のように構成することもできる。
表示パネル部と操作パネル部を本体部の前面に配置し、これらを前面視で同じ幅であるとともに側面視で同じ厚さとし、かつ、上下に連続して一体に形成する。また、カフ収納部の前端縁を前記操作パネル部の背面と接する状態で、かつ、操作パネル部の側端面とカフ収納部の側壁外面とを段差なく連続させる。
この構成によれば、表示パネル部と操作パネル部が本体部の前面で一枚の板状に見え、軽快でコンパクトな印象がより明瞭になる。
【0013】
電子血圧計にカフ収納部を備えた構成とする。カフ収納部は本体部の後方に配置され、その両側壁を前方に延長して本体部の側壁を隠蔽する。
本体部の後方にカフ収納部を配置したことにより、カフ帯を目立たせることなく収納しやすい。
【0014】
本体部を覆うカフ収納部の側壁外面によって、前記操作パネル部の側端面と本体部の側面とを段差なく連続させる。測定体とカフ収納部との一体感が出るので、軽快でコンパクトな印象が強化される。
【0015】
測定体における本体部の一部を操作パネル部の後方に形成されたカバー部とすることがある。カバー部は、操作パネル部とカフ収納部の両側壁および底壁とで血圧測定用部品を収納する空間を形成する。
【0016】
測定体はカフ収納部とは別体に、血圧測定用部品を収納するための本体部を形成する右側壁部、左側壁部及び底壁を有した構成とすることがある。
【0017】
カフ収納部を測定体に対して着脱可能に構成することがある。
【0018】
測定体における本体部の上面を後方へ低く傾斜させた構成とすることがある。カフ帯をカフ収納部へ収納するとき、折りたたんだカフ帯の一端を前記の傾斜面で滑らせながら、カフ収納部へ誘導するなどに利用できる。
【0019】
操作パネル部に配置する操作スイッチを、操作パネル部の前面から後方へ凹んだ凹所の内部に配置することがある。
【0020】
測定体が他のものと接したり、転倒したりしても操作スイッチが不測に操作されてしまうことが少なくなる。
【0021】
カフ収納部の底壁に塵排出孔を形成することがある。カフ収納部の狭く、比較的深い内部に溜まる塵を排出しやすい。
【発明の効果】
【0022】
平板状の表示パネル部を操作パネル部及び本体部に対して上方に突出させたという構成により軽快でコンパクトな印象を与え、室内に血圧計を常置しても血圧計として認識されにくく、室内調度と違和感を生じてしまうことがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】電子血圧計の斜視図(実施例1)
【図2】測定体の側面図(実施例1)
【図3】測定体の底面図(実施例1)
【図4】測定体とカフ収納体の斜視図(実施例2)
【図5】測定体の斜視図(実施例2)
【図6】測定体底面図(実施例2)
【図7】測定体とカフ収納体の分解斜視図(実施例3)
【図8】組み付けた状態で示す測定体とカフ収納部の側面図(実施例3)
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明の実施例1を示す。
【0025】
この電子血圧計1は、図1に示すように、測定体2とカフ3を備える。
測定体2は、表示パネル部4と操作パネル部5及び本体部6とで構成され、カフ3はカフ帯7とエアチューブ8とで構成されている。
【0026】
表示パネル部4は、上下方向に長い長方形で薄く平板状の部分であり、測定した血圧値を表示するための液晶画面と、表示用配線基板などで形成される表示部9だけを有する。なお、表示パネル部4の厚みは7mm程度とでき、また、平板状であることによりパネル面積を目いっぱい利用することが可能で、表示部9を大きく設計することができる。
【0027】
表示パネル部4は操作パネル部5及び本体部6とで構成される部分よりも上方に突出して配置されている。
【0028】
操作パネル部5は、操作スイッチ10を配置するための部分であり、操作パネル部5の前面から後方へ凹んだ凹所11を有する。操作スイッチ10は、電源スイッチ、スタート・ストップボタンあるいは過去測定値表示などのモード選択ボタン等であり、凹所11の内部に配置される。
【0029】
操作パネル部5は本体部6の前面に位置し、前記の表示パネル部4と上下方向で連続して見えるように構成されており、かつ、表示パネル部4と操作パネル部5は前面視で同じ幅であると共に側面視で同じ厚さとされている。
【0030】
本体部6は、モーターやポンプ、排気弁、これらを制御する制御基板など血圧を測定するのに必要な血圧測定用部品を収納した部分であり、位置として操作パネル部5の背面に配置されている。血圧測定用部品は通常のものであり、説明を省略する。
【0031】
本体部6は左側壁12aにエアチューブ接続口14(図2)を右側壁12bに電源アダプター用の接続口13(図1)を備えている。また、本体部6の底壁15には蓋16が設けられていて内部の電池を交換できるようになっている。
【0032】
前記の操作パネル部5と本体部6とは、操作パネル部5の背面に本体部6の両側壁12a,12bの前端面が当接した状態とされ、当接箇所では操作パネル部5の側端面と本体部6の側壁外面とを段差なく連続してある。ただし、操作パネル部5と本体部6とを一体成形により形成するとしても、操作パネル部5の側端面と本体部6の側壁12a,12bとの間には、細い溝や色の違いあるいはテクスチャの違いなどがあって、両部分を明確に視認できるように構成する。
【0033】
血圧の測定は、カフ帯7を上腕に巻き、エアチューブ8の先端を本体部6のエアチュー
ブ接続口に14に差し込んだ後、操作スイッチ10の電源ONと測定開始を兼ねたスタートボタンを押す。すると、電源が入り血圧測定用部品のポンプがカフ帯7内へ空気を送り込み、内圧が所定となったところでポンプが停止する。ついで、排気弁を介してカフ帯7内の空気が徐々に排気される。その過程でセンサがカフ帯7内の心拍に同期した圧力の振動波形を検出し、制御装置によってこの振動波形を解析して、最高血圧値、最低血圧値及び脈拍が算出される。
【0034】
以上のように、実施例1は、薄く平板状の表示パネル部4が操作パネル部5及び本体部6に対して上方に突出したという構成により軽快でコンパクトな印象を与える。この印象は液晶表示の卓上電子時計などと同様であり、室内に血圧計を常置しても血圧計として認識されにくく、室内調度と違和感を生じてしまうことがない。
【0035】
操作パネル部5の側端面と本体部6の側壁12a,12bの側壁外面とを明確に区別し、操作パネル部5の側端面を表示パネル部4の厚みと同じ寸法とすることで、表示パネル部4と操作パネル部5との連続性が生まれ、表示パネル部4の薄さや本体部6のコンパクトさが強調され、さらに軽快でシンプルな印象を与え、前記の効果が増強される。
【0036】
また、操作スイッチ10は操作パネル部5に形成した凹所11の内部に配置されているので、測定体2を誤って倒したり、移動させる際にぶつけたりしても、操作スイッチ10が誤って操作されてしまう恐れがない。
【0037】
図4〜図6は、実施例2を示す。
【0038】
実施例2の電子血圧計1は、前記実施例1の測定体2にカフ収納体17を付加したものである。
【0039】
カフ収納体17は、測定体2と別体に成形され、左側壁18a、右側壁18b底壁19及び後壁20を有する。左側壁18aには前記のエアチューブ接続口14を露出させるためのぬき孔21aが、右側壁18bには前記電源アダプター用の接続口13を露出させるためのぬき孔21bが形成されている。また、左右の側壁18a,18bの下端縁には支持リブ22が内側に張り出し対向して形成されている。支持リブ22は底壁19へとつながっている。底壁19には後端部に塵排出孔23が形成されている(図6)。
後壁20には、取手用の孔24が穿設されている。
【0040】
両側の側壁18a,18b間の内面間距離は本体部6の幅とほぼ等しく、前部の高さは本体部6よりもやや高く後部は段違いに前部よりも高く形成されている。本体部6を左右の側壁18a,18b間に前方から後下方に向かって挿入することによって、測定体2とカフ収納体17を一体に組み合わせることができる(図5)。
【0041】
このとき、表示パネル部4と操作パネル部5の幅を本体部6の側壁12a,12bの外面間隔よりもカフ収納体17の両側壁18a,18bの厚さ分だけ左右に張り出すように構成してあるので、前記両側壁18a,18bの前端面は操作パネル部5の背面に接し、操作パネル部5の側端面とカフ収納体2の両側壁18a,18bの外面との間に段差が生じない。
【0042】
なお、カフ収納体17の底壁19の前端は本体部6の後面に突き当たり、本体部6の後面とカフ収納体17の両側壁18a,18b、底壁19及び後壁20とで上面が開口したカフ収納部が形成される。
【0043】
組み付けたカフ収納体17は測定体2と一体に接着しても良く、着脱自在に構成するこ
ともできる。ただし、いずれの場合も、操作パネル部5の側端面とカフ収納体2の両側壁18a,18bの外面とは細溝や色あるいはテクスチャなどにより、明確に区別できるようにしておく。
【0044】
以上の構成により、実施例2の電子血圧計1は、実施例1の場合と同様に薄く平板状の表示パネル部4が目立ち、また、前方から見ても側方から見ても測定体2の本体部6はカフ収納体17の両側壁18a,18bによって完全に隠され、さらに、表示パネル部4の側端面とカフ収納体17の両側壁18a,18bの間に段差がなく面一なので、シンプルな外観となる。このため、血圧計としての一般的なイメージが払拭される。
【0045】
加えて、表示パネル部4の側端面と該側端面から連続して形成される操作パネル部5の側端面とがカフ収納体17の両側壁18a,18bとの間は明確に区別されるので、あたかもカフ収納体17の前面に表示パネル部4と操作パネル部5からなる一枚のパネルが取り付いているように見え本体部6が隠れるのでコンパクトさが強調され、血圧計のイメージを払拭する前記の効果がより強調される。
【0046】
カフ3は、使用していないとき、そのカフ帯7を巻き込んでカフ収納部17に上から差し込んで収納できる(図5)。カフ収納部17に差し込んだカフ帯7やエアチューブ8は上方に突出した表示パネル部4の後方に隠れるため、目立たないよう整然と収納することができる。このとき、本体部6の上面を後方に低く傾斜させておくと、折り畳んだカフ帯7をカフ収納体17に収納するとき、傾斜面によってカフ帯7が後方に誘導されて、納めやすい。
【0047】
なお、カフ帯7は折り畳んだり、巻き込んだりして、カフ収納体17の両側壁18a,18bに架け渡して収納することもできる。このとき、巻き込んだり折り畳んだりしたカフ帯7は表示パネル部4の背面側と両側壁18a,18bの段違い箇所との間に挟まれた状態で安定する。
【0048】
図7,図8は実施例3を示す。
【0049】
実施例3の電子血圧計1は、前記実施例2による電子血圧計1における本体部6をカバー部25と操作パネル部5とカフ収納体17の左右両側壁18a,18b及び底壁19とで形成する構造である。
【0050】
カバー部25は上面部26とその後縁から下垂した後面部27を有し、操作パネル部5の後方へ一体に形成されている。カバー部25は単独で測定用部品を収納することはできない。
【0051】
また、カフ収納体17の底壁19は、操作パネル部5の背面まで延長されている。
【0052】
カバー部25の外幅は操作パネル部5の外幅(左右の側端面間)よりもカフ収納体17の両側壁18a,18bの厚さ分だけ小さく、カフ収納体7の両側壁18a,18bの前端面が操作パネル部5の背面に接しても操作パネル部5の側端面と段差が生じないようにされている。
【0053】
カフ収納体17の底壁19の前部に測定用部品28(図7)を配置し、上方からカバー部25で測定用部品28を覆うようにして表示パネル部4と操作パネル部5及びカバー部25が一体に形成された部分を組み付け、ネジ等で固定する。このとき、カバー部25と操作パネル部5とカフ収納体17の左右両側壁18a,18b及び底壁19とで測定用部品28を収納する内部空間が形成される。組み付けた後の外観は実施例2の場合とほぼ同
じになる。
【0054】
したがって、実施例2の場合と同様の効果を発揮する。
【符号の説明】
【0055】
1 電子血圧計
2 測定体
3 カフ
4 表示パネル部
5 操作パネル部
6 本体部
7 カフ帯
8 エアチューブ
9 表示部
10 操作スイッチ
11 凹所
12a 本体部の左側壁
12b 本体部の右側壁
13 エアチューブ接続口
14 電源アダプター用の接続口
15 本体部の底壁
16 蓋
17 カフ収納体
18a カフ収納体の左側壁
18b カフ収納体の右側壁
19 カフ収納体の底壁
20 後壁
21a,21b ぬき孔
22 支持リブ
23 取手用の孔
24 塵排出孔
25 カバー部
26 上面部
27 後面部
28 測定用部品





【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定体とカフを備え、
測定体は、測定した血圧値を表示するための表示部を有する表示パネル部と、操作パネル部及び血圧測定用部品を収納した本体部とからなり、
カフはカフ帯とカフ帯を本体へ接続するチューブとからなり、
前記表示パネル部は、前記表示部を有するだけの平板状であって、操作パネル部及び本体部とからなる構成部分に対して上方へ突出して配置されていることを特徴とした電子血圧計。
【請求項2】
表示パネル部と操作パネル部は、本体部の前面に配置され、前面視が同じ幅であるとともに側面視が同じ厚さであり、かつ、上下に連続して一体に形成されており、
前記本体部の前縁が前記操作パネル部の背面と接する状態で、かつ、操作パネル部の側端面と本体部の側面とが段差なく連続し、さらに操作パネル部の側端面と本体部の側面とが明確に判別できる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の電子血圧計。
【請求項3】
カフ収納部をさらに備え、
前記カフ収納部は本体部の後方に配置され、その両側壁が前方に延長されて本体部の側面を覆っていることを特徴とする請求項2に記載の電子血圧計。
【請求項4】
前記本体部を覆うカフ収納部の側壁外面によって、前記操作パネル部の側端面と本体部の側面とが段差なく連続していることを特徴とした請求項3に記載の電子血圧計。
【請求項5】
カフ収納部は、前方に延長された底壁を有し、
測定体は、操作パネル部の後方へ一体に形成されるカバー部を有し、
操作パネル部と前記カバー部及び前記両側壁と前記底壁とで血圧測定用部品を収納して本体部を形成していることを特徴とする請求項4に記載の電子血圧計。
【請求項6】
測定体は、カフ収納部とは別体に形成された右側壁部、左側壁部及び底壁を有し、
両側壁及び前記底壁とで血圧測定用部品を収納する本体部を形成していることを特徴とする請求項3又は4のいずれか一つに記載の電子血圧計。
【請求項7】
前記カフ収納部は測定体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とした請求項2〜5のいずれか一つに記載の電子血圧計。
【請求項8】
前記本体部の上面は後方に向かって低く傾斜していることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の電子血圧計。
【請求項9】
操作パネル部に配置する操作スイッチは、操作パネル部の前面から後方へ凹んだ凹所の内部に配置されていることを特徴とした請求項1〜8のいずれか一つに記載の電子血圧計。
【請求項10】
カフ収納部の底壁に塵排出孔を形成してあることを特徴とした請求項5又は6のいずれか一つに記載の電子血圧計。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−200401(P2012−200401A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−67516(P2011−67516)
【出願日】平成23年3月25日(2011.3.25)
【出願人】(000001960)シチズンホールディングス株式会社 (1,939)
【出願人】(507351883)シチズン・システムズ株式会社 (82)
【Fターム(参考)】