説明

電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法及び装置

【課題】 ディジタル画像の不正な改ざんを発見および判定し、ディジタル画像の著作権を保護する。
【解決手段】 電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置は、原画像とこれに対応する透かし画像を合成した後に頒布する画像作成装置と、原画像およびこれに対応する透かし画像を、それぞれ登録する管理装置と、不正な改ざんの疑いがある合成画像を上記管理装置に登録された原画像と比較しその差分から透かし画像を抽出する透かし画像抽出装置と、この抽出された透かし画像と管理装置にあらかじめ登録された透かし画像とを比較する比較装置と、その比較の結果が不一致の場合には不正な改ざんの疑いがある合成画像は改ざんされた画像であると判定する判定装置とを備えるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が改ざんされたことを発見し判定する方法及び装置に関する。この方法及び装置を用いることによって、不正に改ざんを発見及び判定し、画像の著作権を保護することができる。
【0002】
【従来の技術】従来の画像の著作権を保護する装置としては、図4に示す特開平6−96133に記載された著作権保護装置がある。図4において、401は画像データファイル、402は著作者に関する情報を登録する著作権情報ファイル、403は著作権の表示位置やサイズ等の情報をあらかじめ登録した著作権表示画像ファイル、404は処理装置、405は画像合成装置、406は画像入力装置、407は端末である。
【0003】次に図4に表わされた著作権保護装置の動作を説明する。画像データを画像データファイル401に登録する際に、端末407から入力された著作者情報に基づいて著作権情報ファイル402を検索し、著作者の著作権を表示する著作権表示画像を取り出す。この著作権表示画像と登録すべき画像データとを画像合成装置405で合成し、合成された合成画像データ情報を管理情報と共に画像データファイル401に登録する。その後、端末407からの検索内容の表示を要求する検索表示要求があったとき、検索対象画像データに著作権表示画像が合成されている場合は、著作権表示画像が合成された画像を要求者に供給し、検索対象画像データに著作権表示画像が合成されていない場合は、端末407へ画像データを表示することを禁止して、要求者に画像データは供給されない。従来の著作権保護装置において供給される画像データは、著作権表示画像が合成された画像のみであり、そのために第三者が画像の複製や改ざんが行えないというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したように、従来の著作権保護装置は、画像に著作権表示画像を合成する際に、著作権表示画像が見えるように合成するため、著作権表示画像が不正に除去されやすいという問題点があった。また、画像を頒布後に、著作権表示画像が不正に除去された事実を証明し、この著作権違反を法律によって取り締まることが困難であるという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、画像の改ざんの不正行為の事実を容易に証明でき、それによって著作権違反を容易に取り締まることができるようにすることを目的とする。
【0006】さらに、本発明は、透かし画像を用いることによって、著作権表示画像が容易に除去できないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置は、原画像とこれに対応する透かし画像を合成した後に頒布する画像作成装置と、原画像およびこれに対応する透かし画像を、それぞれ登録する管理装置と、不正な改ざんの疑いがある合成画像を上記管理装置に登録された原画像と比較しその差分から透かし画像を抽出する透かし画像抽出装置と、この抽出された透かし画像と管理装置にあらかじめ登録された透かし画像とを比較する比較装置と、その比較の結果が不一致の場合には不正な改ざんの疑いがある合成画像は改ざんされた画像であると判定する判定装置とを備えるように構成される。
【0008】本発明の第2の発明によれば、上記管理装置は、原画像に対応した透かし画像を画像作成装置を介して受信して登録する透かし画像記憶装置をさらに有するように構成される。
【0009】本発明の第3の発明によれば、上記管理装置は、画像作成装置で作成される原画像に対応してあらかじめ透かし画像を登録しておく透かし画像記憶装置をさらに有するように構成される。
【0010】本発明の第4の発明によれば、上記原画像と透かし画像との合成は、離散コサイン変換による周波数変換方法によって行うように構成される。
【0011】本発明の第5の発明によれば、上記画像作成装置中での上記原画像と透かし画像との合成は、ウェーブレット変換による周波数変換によって行うように構成される。
【0012】本発明の第6の発明によれば、上記不正な改ざんの疑いがある合成画像は上記合成画像が記録された媒体からディジタル変換装置によって得られるように構成される。
【0013】本発明の第7の発明によれば、上記不正な改ざんの疑いがある合成画像は上記合成画像が伝送される通信路を介して得られたディジタル画像信号であるように構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置を示す図である。図1において、100は画像作成装置、101は頒布したい原画像、102は原画像101に合成される透かし画像、100aは原画像101及び透かし画像102が入力される画像入力装置、100bは原画像101と透かし画像102とを合成する画像合成装置、100cは合成された合成画像を出力する画像出力装置である。110は画像出力装置100cから出力された合成画像を通信路103によって受信する受信装置、120は画像出力装置100cから出力された合成画像を印刷した印刷物、130は画像出力装置100cから出力された合成画像を記録したCD等のディスク媒体、140は画像出力装置100cから出力された合成画像を記録したテープ媒体である。このように、画像作成装置100は、原画像101と透かし画像102とを合成した合成画像を種々の形式の媒体を用いて頒布する。
【0015】112は受信装置110で受信された画像に改ざん行為111を行って改ざんされた信号を受信する受信装置である。122は印刷物120に改ざん行為121を行って改ざんされた印刷物である。132はディスク媒体130に改ざん行為131を行って改ざんされたディスク媒体である。142はテープ媒体140に改ざん行為141を行って改ざんされたテープ媒体である。
【0016】150は原画像と改ざんされた画像とを比較して改ざんの事実を判定する管理装置150である。150aは画像入力装置100aに入力された原画像101および透かし画像102を受信する画像入力装置、150bは画像入力装置150aに入力された原画像101を登録する原画像記憶装置、150cは画像入力装置150aに入力された透かし画像102を登録する透かし画像記憶装置、150dは改ざんされた媒体に記録された画像を入力する画像入力装置、150eは原画像記憶装置150bに登録された原画像と画像入力装置150dに入力された改ざんの疑いのある画像とから透かし画像を抽出する透かし画像抽出装置、150fは透かし画像記憶装置150cに登録された透かし画像と透かし画像抽出装置150eで抽出された透かし画像とを比較する比較装置、150gは比較装置150fでの比較の結果によって画像入力装置150dから入力された画像が改ざんされたものであるか否かを判定する判定装置である。
【0017】以下に原画像101と透かし画像102とを合成して頒布する方法を図2を用いて説明する。図2は原画像101と透かし画像102から頒布すべき合成画像を作成するプロセスを示すフローチャートを示す図である。
【0018】図2のステップS201において、頒布したい原画像101を作成する。図2のステップS201において、著作権表示画像を表わす透かし画像102を作成する。原画像と透かし画像は1対1に対応づけされている。ステップS201および202で作成された原画像101および透かし画像102は画像入力装置100aに入力され、次にステップS203において、画像合成装置100bで原画像101と透かし画像102が合成される。図2のステップS205において、管理装置150に送付された原画像101と透かし画像102は、画像入力装置150aを介して、それぞれ原画像記憶装置150bおよび透かし画像記憶装置150cに登録される。なお、透かし画像記憶装置150cに登録される透かし画像102は、画像加工装置100から受信してもよいし、管理装置150が独自に作成してもよい。
【0019】本発明においては、上記の原画像101と透かし画像102の合成は、「電子透かし」と呼ばれる技術を用いる。「電子透かし」の技術については、例えば、石塚、酒井、櫻井著、”ウェーブレット変換を用いた電子透かし技術の一提案”、信学技報、IT96−85に詳しく述べられている。この「電子透かし」の技術によれば、透かし画像は、肉眼では原画像との区別がつかないように原画像に埋め込まれる。この透かし画像を原画像に埋め込む際に、離散コサイン変換やウェーブレット変換のような周波数変換を用いると、上記文献に述べられているように、より安全、即ち合成画像から透かし画像を除去できないようにすることができる。
【0020】原画像101と透かし画像102が合成された合成画像は、図2のステップS204において、画像を必要とする人に頒布される。一方、ステップS205において、原画像101と透かし画像102は、管理装置150に送出される。
【0021】画像の頒布の方法としては、画像出力装置100cから通信路103を介して画像を要求した受信装置110に合成画像を頒布する方法、画像出力装置100cで合成画像を印刷物120、ディスク媒体130、テープ媒体140等の媒体に変換して頒布する方法等がある。
【0022】一般に、画像の頒布を受けた者がその画像を改ざんして第三者に再頒布する場合に著作権侵害の問題が生じる。図1においては、画像の頒布を受けた者は、印刷物120を121に示す改ざんプロセスにおいて改ざんし、その改ざんされた印刷物122を再頒布し、ディスク媒体130を131に示す改ざんプロセスにおいて改ざんし、その改ざんされたディスク媒体130を再頒布し、およびテープ媒体140を141に示す改ざんプロセスにおいて改ざんし、その改ざんされたテープ媒体140を再頒布するものと仮定する。また、画像の頒布を受けた者は、受信装置110中の受信装置110aで受信した画像を画像再生装置110bでディジタル的に再生し、その再生された画像を111に示す改ざんプロセスにおいて改ざんし、その改ざんされた画像信号を、さらに受信装置112に再送出するものと仮定する。
【0023】このように本発明における透かし画像が合成された合成画像は、肉眼で見た限りでは、原画像との区別が付かないように透かし画像が埋め込まれているので、画像を改ざんした者は透かし画像が合成されていることに気がつかない。
【0024】本発明の電子透かしを用いたディジタル画像に対して違法な改ざんが行された場合に、改ざん画像を判定する方法について図3を参照して説明する。図3は、電子透かしを用いたディジタル画像に対して違法な改ざんが行された場合に、改ざん画像を発見し判定するプロセスを示すフローチャートを示す図である。
【0025】ステップ301において、改ざんされた疑いのある画像が、印刷物120、ディスク媒体130、テープ媒体140等の画像媒体を介して、または受信装置112から通信回線を介して画像入力装置150dに入力される。ステップS302において、管理装置150中の透かし画像抽出装置150eは、画像入力装置150dから得られた合成画像と原画像記憶装置150bに登録された原画像101との差分をとって、透かし画像102を抽出する。透かし画像102を抽出する方法は、前述の文献に詳しく記載されているのでここでは詳細な説明は省略する。次に、比較装置150fは、ステップS303において、透かし画像抽出装置150eで生成された透かし画像とあらかじめ透かし画像記憶装置150cに登録された透かし画像102とを比較し、両者が一致しているか否かを調べる。次に、判定装置150gは、ステップS304において、頒布された画像が改ざんされているか否かを判定する。ステップS304における比較結果が、不一致であれば、ステップS305において、頒布画像に何らかの加工がされており画像が改ざんされた判定され、一致しておれば、ステップS306において、頒布画像は改ざんされていないと判定される。
【0026】この方法によれば、頒布された画像に不正な加工がされているか否かを判定することによって、画像の著作権侵害を証明することができる。すなわち、画像の頒布を受けた者が、画像の改ざんなど、画像利用に関して不正行為を行って、不正に画像を再頒布した場合は、管理装置150を用いて著作権侵害の事実が容易に証明できる。
【0027】法執行機関である政府機関が、管理機関150の役割を果たし、不正な改ざんの疑いがある印刷物120、ディスク媒体130、テープ媒体140等を調査ることができる。また、画像の改ざんが通信路を用いて行われた場合には、不正に改ざんが行われたその画像信号を受信する受信装置112の入力または出力で受信することによって、受信した画像信号が改ざんされたものであることを証明することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の第1の発明によれば、電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置は、原画像とこれに対応する透かし画像を合成した後に頒布する画像作成装置と、原画像およびこれに対応する透かし画像を、それぞれ登録する管理装置と、不正な改ざんの疑いがある合成画像を上記管理装置に登録された原画像と比較しその差分から透かし画像を抽出する透かし画像抽出装置と、この抽出された透かし画像と管理装置にあらかじめ登録された透かし画像とを比較する比較装置と、その比較の結果が不一致の場合には不正な改ざんの疑いがある合成画像は改ざんされた画像であると判定する判定装置とを備えるように構成されので画像改ざんの事実を容易に証明することができる。
【0029】本発明の第2の発明によれば、管理装置は、原画像に対応した透かし画像を画像作成装置を介して受信して登録する透かし画像記憶装置をさらに有するように構成されるので、原画像提供者から原画像と透かし画像を同時に供給されることができ、管理装置は透かし画像を独自に作成する必要がない。
【0030】本発明の第3の発明によれば、管理装置は、画像作成装置で作成される原画像に対応してあらかじめ透かし画像を登録しておく透かし画像記憶装置をさらに有するように構成されるので、原画像提供者から原画像のみを供給され、原画像と対になった透かし画像は管理装置で一括して生成し管理できるメリットがある。
【0031】本発明の第4の発明によれば、原画像と透かし画像との合成は、離散コサイン変換による周波数変換方法によって行うように構成されるので、合成画像から透かし画像のみを消去することが困難であるという効果を有する。
【0032】本発明の第5の発明によれば、画像作成装置中での上記原画像と透かし画像との合成は、ウェーブレット変換による周波数変換方法によって行うように構成されるので、合成画像から透かし画像のみを消去することが困難であるという効果を有する。
【0033】本発明の第6の発明によれば、不正な改ざんの疑いがある合成画像は上記合成画像が記録された媒体からディジタル変換する変換装置を、さらに有するように構成されるので、合成画像が印刷された印刷物、合成画像が記録されたディスク媒体や磁気記録媒体等の改ざんであっても容易に改ざんの事実を証明できる。
【0034】本発明の第7の発明によれば、不正な改ざんの疑いがある合成画像は上記合成画像が伝送される通信路を介して得られるように構成されるので、通信路を介して改ざんされた改ざん画像であっても容易にその改ざんの事実を証明できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置を示す図である。
【図2】 本発明の画像作成装置における画像合成を説明するフローチャートを示す図である。
【図3】 本発明の管理装置における画像の改ざんを判定するフローチャートを示す図である。
【図4】 従来の著作権保護装置を示す図である。
【符号の説明】
100 画像作成装置、100a 画像入力装置、100b 画像合成装置、100c 画像出力装置、101 原画像、102 透かし画像、103 通信路、110 受信装置、110a 画像入力装置、110b 画像再生装置、112 受信装置、112a 画像入力装置、112b 画像再生装置、150管理装置、150a 画像入力装置、150b 原画像記憶装置、150c 透かし画像記憶装置、150d 画像入力装置、150e 透かし画像抽出装置、150f 比較装置、150g 判定装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法において:原画像とこれに対応する透かし画像を合成した後に頒布し、原画像およびこれに対応する透かし画像を、管理装置にそれぞれ登録し、不正な改ざんの疑いがある合成画像と管理装置に登録された原画像とを比較し、その差分から透かし画像を抽出し、この抽出された透かし画像と管理装置にあらかじめ登録された透かし画像とを比較し、その結果が不一致の場合には画像が改ざんされたと判定することを特徴とする電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項2】 前記透かし画像は、画像作成装置を介して受信され管理装置中の画像記憶装置に登録されることを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項3】 前記透かし画像は、あらかじめ管理装置で作成され画像記憶装置中に登録されることを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項4】 前記原画像と透かし画像との合成は、離散コサイン変換による周波数変換方法によって行うことを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項5】 前記原画像と透かし画像との合成は、ウェーブレット変換による周波数変換方法によって行うことを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項6】 前記不正な改ざんの疑いがある合成画像は、前記合成画像が記録された媒体から直接またはディジタル変換することによって得られたディジタル画像信号であることを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項7】 前記不正な改ざんの疑いがある合成画像は、前記合成画像が伝送される通信路を介して得られたディジタル画像信号であることを特徴とする請求項1記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定方法。
【請求項8】 電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置において:原画像とこれに対応する透かし画像を合成した後に頒布する画像作成装置と、原画像およびこれに対応する透かし画像を、それぞれ登録する管理装置と、不正な改ざんの疑いがある合成画像を前記管理装置に登録された原画像と比較しその差分から透かし画像を抽出する透かし画像抽出装置と、この抽出された透かし画像と管理装置にあらかじめ登録された透かし画像とを比較する比較装置と、その比較の結果が不一致の場合には合成画像は改ざんされた画像であると判定する判定装置とを備えたことを特徴とする電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項9】 前記管理装置は、原画像に対応した透かし画像を画像作成装置を介して受信して登録する透かし画像記憶装置をさらに有することを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項10】 前記管理装置は、画像作成装置で作成される原画像に対応してあらかじめ登録しておく透かし画像記憶装置をさらに有することを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項11】 前記原画像と透かし画像との合成は、離散コサイン変換による周波数変換方法によって行うことを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項12】 前記画像作成装置中での前記原画像と透かし画像との合成は、ウェーブレット変換による周波数変換方法によって行うことを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項13】 前記不正な改ざんの疑いがある合成画像は、前記合成画像が記録された媒体からディジタル変換して得られたディジタル画像信号であることを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。
【請求項14】 前記不正な改ざんの疑いがある合成画像は、前記合成画像が伝送される通信路を介して得られたディジタル画像信号であることを特徴とする請求項8記載の電子透かしを用いたディジタル画像の違法改ざん判定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開平11−98344
【公開日】平成11年(1999)4月9日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平9−255614
【出願日】平成9年(1997)9月19日
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)