説明

電子錠装置

【課題】 ドアの内側に取り付けられてドアの外側からICカード等の非接触電子キーに
よって施錠・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池を備えた電子錠装置に
関し、電池の交換時に室内外のエスカチオンを結合するネジの取り外しを不要とし、電池
の交換時の作業がし易く、ドア内側面への電池取り付け保持が確保され、電池が簡単に取
り外されない保持構造でもって、電池の管理が的確に行なえる電子錠装置を提供する。
【解決手段】制御部へ電気的に接続された受電側端子と係止突起を備えドアの内側面に取
り付けられる取り付け板と、内蔵した電池へ電気的に接続された給電側端子を外部に露出
した電池パックを備え、電池パックは係止突起が係止する係合部を備え、取り付け基板へ
の電池パックの取り付け状態を保持する保持機構と、保持機構による保持を手動解除する
解除具を備えたこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアの内側に取り付けられてドアの外側からICカード等の非接触電子キー
によって施錠・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池を備えた電子錠装置
に関し、特に、電池の交換が管理者にて行なえるような特別機構をなす電子錠装置に関す
る。
【背景技術】
【0002】
ドア用錠前として、室内側のエスカチオンに電池と制御手段が設けられ、室外側のエス
カチオンに差し込まれる暗証番号媒体手段とを組み合わせたホテルカードロックシステム
の構成が、特許文献1に示されている。この室内側のエスカチオン3は、枠状カバー本体
11と、この枠状カバー本体11の上面開口に引き出し状態にスライド嵌合する電池収納
ケース13とからなり、電池収納ケース13は、雄ネジ5bによって枠状カバー本体11
内に収納状態に固定されている。そして、電池の交換時は、雄ネジ5bを取り外した後、
電池収納ケース13を上方へスライドにて引き出した状態で電池が露出し、電池ホルダ2
6を電池収納ケース13から取り外すことができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−212847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1のものは、電池の交換時は、雄ネジ5bの取り外しが必要であること
。この雄ネジ5bは、室内側のエスカチオンと室外側のエスカチオンとを結合するもので
あるため、電池の交換時には、両エスカチオンの結合が緩むこととなること。更に、電池
と制御手段との電気的接続は、電池ホルダ26から延びたコネクタ29によって行なわれ
るため、電池収納ケース13への電池ホルダ26の収納と、電池収納ケース1を枠状カバ
ー本体11へ押し込む作業と、このコネクタ29の接続作業が必要となる。
【0005】
このような点に鑑み、本発明は、電池の交換時の作業がし易く、且つドア内側面への電
池取り付け保持が確保され、電池が簡単に取り外されない保持構造でもって、電池の管理
が的確に行なえる電子錠装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明の電子錠装置は、ドアに取り付けられて前記ドアの外側からICカード等の非
接触電子キーによって施錠・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池を備え
た電子錠装置において、前記制御部へ電気的に接続された受電側端子を備えて前記ドアの
内側面に取り付けられる取り付け板と、前記電池を内蔵し前記電池へ電気的に接続された
給電側端子を外部に露出した電池パックとを備え、前記取り付け板は係止突起を備え、前
記電池パックは前記係止突起が係止する係合部を備え、且つ、前記取り付け板への前記電
池パックの取り付け状態を保持する保持機構と、前記保持機構による保持を手動解除する
解除具を備え、前記取り付け板に沿った前記電池パックの取り付け方向移動に伴い、前記
係合部へ前記係止突起が係合すると共に前記給電側端子が前記受電側端子へ接続される関
係にて、前記保持機構により前記電池パックが取り外し方向移動阻止状態に前記取り付け
板に保持されることを特徴とする。
【0007】
また、第2発明の電子錠装置は、ドアに取り付けられて前記ドアの外側からICカード
等の非接触電子キーによって施錠・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池
を備えた電子錠装置において、前記制御部へ電気的に接続されるよう上向きの受電側端子
を備えて前記ドアの内側面に取り付けられる取り付け板と、前記電池を内蔵し前記電池へ
電気的に接続された給電側端子を下面に露出した電池パックとを備え、前記取り付け板は
前記受電側端子の上方に左右一対の係止突起を備え、前記電池パックは前記左右一対の係
止突起がそれぞれ係止する左右一対の上下方向の係合溝を備え、且つ、前記取り付け板へ
の前記電池パックの取り付け状態を保持する保持機構と、前記保持機構による保持を手動
解除する解除具を備え、前記保持機構は、前記取り付け板からバネ付勢により突出状態に
ある係止爪と、前記電池パックに前記係止爪が侵入係止する係止部で構成され、前記取り
付け板に沿った前記電池パックの下方向移動に伴い、前記左右一対の係合溝へ前記左右一
対の係止突起が係合すると共に前記給電側端子が前記受電側端子へ接続される関係にて、
前記係止部へ前記係止爪が侵入係止して前記電池パックが上方向移動阻止状態に前記取り
付け板に保持されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、取り付け板に沿った電池パックの取り付け方向移動に伴い、係合部と係止
突起との係合、及び給電側端子と受電側端子の接続が同時並行にできるので、上記従来技
術の課題を解決し、且つ従来技術よりも進歩した構成となる。また、取り付け板への電池
パックの取り付け保持は、保持機構により電池パックが取り外し方向移動阻止状態に維持
され、電池パックを安定に取り付け板へ保持できる。そして、電池パックの取り外しは、
管理者が管理する解除具によって手動解除できるため、電池管理も安定する。
【0009】
また、第2発明の具体的構成によって、取り付け板に沿った電池パックの下方向移動に
伴い、左右一対の係合溝へ左右一対の係止突起が係合すると共に、給電側端子が受電側端
子へ接続される関係にて係止部へ係止爪が侵入係止して、電池パックが上方向移動阻止状
態に取り付け板に保持される。これによって、電池パックの着脱が、上下方向でのスライ
ドによって達成されるため、操作がし易く、且つ電池パックの保持と、給電側端子と受電
側端子の接続保持が安定した状態となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る電子錠装置を取り付けたドアの側面図である。
【図2】本発明に係る電子錠装置を取り付けたドアの外側の正面図である。
【図3】本発明に係る電子錠装置を取り付けたドアの内側の正面図である。
【図4】本発明に係る電子錠装置の内側部分の斜視図である。
【図5】本発明に係る電子錠装置の電池パックの裏側斜視図である。
【図6】本発明に係る電子錠装置の電池パックをドア内側に取り付ける取り付け板に取り付けた状態を説明する透視斜視図である。
【図7】本発明に係る電子錠装置の電池パックを取り外した内側部分の斜視図である。
【図8】本発明に係る電子錠装置の保持機構の解除状態を示す説明用斜視図である。
【図9】本発明に係る電子錠装置の電池パックが保持機構により保持された状態を示す説明用断面図である。
【図10】本発明に係る保持機構から電子錠装置の電池パックが解除されて引き上げられる状態を示す説明用断面図である。
【図11】本発明に係る保持機構の解除操作状態を示す説明用斜視図である。
【図12】本発明に係る電子錠装置の制御装置をブロックで示す図である。
【図13】本発明に係る電子錠装置をドアに取り付けた状態の玄関部分の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施例を図に基づき説明する。図において、1は住宅等の玄関に設置され左側
端部または右側端部がヒンジにて開閉可能に支持されたドアであり、図示のものは右側が
ヒンジで支持された状態である。ドア1は、その内側に配置されたノブ2Aまたはドア1
の外側に配置されたノブ2Bを回動することにより、ラッチボルト3がドア1の側端から
出没する。また、ドア1の内側面には、デッドボルト4をドア1の側端から出没するよう
制御する電子錠装置5が取り付けられている。電子錠装置5は、ICカード等の非接触電
子キー9によって、デッドボルト4が突出した施錠状態と、デッドボルト4が退避した解
錠状態とに動作制御する制御部7及びこの制御部7の電源となる電池8を備えている。電
池8は再充電可能な2次電池とする。27は玄関用ドアホンである。
【0012】
デッドボルト4のドア1の側端からの出没は、制御部7の動作による場合の他に、ドア
1の内側に面したサムターン6のつまみ6Aを回動させることによっても行なうことがで
きる。また、ドア1の外側に面したシリンダ錠23のキー孔23Aへ差し込んだ手動式キ
ー24の回動によっても、デッドボルト4はドア1の側端から出没する。手動式キー24
はドア1で開閉される室内に居住する人が所持した特定のものである。
【0013】
図12には電子錠装置5の制御装置を示しており、電子錠装置5は、ドア1の内側面に
配置した内側部分5Aと、ドア1の外側面に配置した外側部分5Bとで構成され、外側部
分5Bは取り付け板5B1とカバー5B2で構成され、ドア1の外側面に取り付けられた
取り付け板5B1に制御部7を構成する検出部7A、制御回路部7B、モータ7C及びギ
ア機構7D等が取り付けられ、この制御部7を覆うようにカバー5B2が取り付け板5B
1に取り付けられている。また、内側部分5Aは、ドア1の内側面に取り付けた取り付け
板5A1に、電池8を収容した電池パック11が着脱可能に取り付けられる構成である。
【0014】
取り付け板5A1は、その下部のカバー部5A11に、制御部7へ電気的に接続される
よう上向きの受電側端子12が受電側端子用取り付け基板12Aに取り付けられている。
また、取り付け板5A1は、係合部として、受電側端子12の上方に左右一対の係止突起
13A、13Bが上下方向に長く配置されている。係止突起13A、13Bは、それぞれ
取り付け板5A1から略垂直に突出した基部から略直角に外側に向いた係止辺13A1、
13B1を形成している。
【0015】
電池パック11は、左右一対の係止突起13A、13Bが挿入にて係止するように、取
り付け板5A1に対面する裏側に、左右一対の係合溝14A、14Bを形成している。係
合溝14A、14Bは、上端部が閉じた状態で下側端部が開放した形状である。電池パッ
ク11は、電池8へ電気的に接続された給電側端子15を下面に露出した状態で設けてい
る。
【0016】
係止突起13A、13Bの上端が係合溝14A、14Bの下端開口に対応する状態に、
電池パック11を取り付け板5A1に押し当てた状態で、電池パック11を取り付け板5
A1に対して下方へスライドさせる。これによって、係止突起13A、13Bが係合溝1
4A、14Bの下端開口から係合溝14A、14Bへ侵入し、受電側端子12に給電側端
子15が対向する。そして、更に電池パック11を取り付け板5A1に対して下方へスラ
イドさせることによって、このスライドに伴って係止突起13A、13Bの上端が係合溝
14A、14Bの上端部に近づくことにより、係止突起13A、13Bが係合溝14A、
14Bに係合すると共に、受電側端子12に給電側端子15が接続される。最終位置は、
電池パック11がカバー部5A11の上端に当接した状態である。このように、取り付け
板5A1に沿った電池パック11の取り付け方向移動に伴い、係合溝14A、14Bと係
止突起13A、13Bとの係合、及び給電側端子15と受電側端子12の接続が同時並行
にできる。
【0017】
この状態の保持することによって、誰でも自由に電池パック11を上方へスライドさせ
ることによって、取り付け板5A1から電池パック11を取り外すことができないように
するための保持機構16を設けている。保持機構16は、図9乃至図11に示すように、
バネ19の付勢により取り付け板5A1を貫通する孔5A12から常時室内方向へ突出状
態にある係止爪17と、電池パック11の裏側に係止爪17が侵入して係止するよう窪み
形成した係止部18にて構成される。係止爪17は、その左右両側に形成した支持部17
Aが、取り付け板5A1に設けた左右一対の軸受け部26A、26Bに支持されている支
持軸20に回動可能に支持されている。また、支持軸20の延長部分(図11で左方へ延
びた部分)が軸受け部26Cに支持されており、この部分にバネ19のコイル部が支持さ
れ、バネ19の一端19Aは取り付け板5A1に当接し、他端19Bが係止爪17の背面
に当接して、係止爪17は孔5A12から室内方向へ常時突出状態にあるように付勢され
ている。
【0018】
この保持機構16は、上記のように、係止突起13A、13Bの上端が係合溝14A、
14Bの下端開口に対応する状態に、電池パック11を取り付け板5A1に押し当てた状
態で、バネ19の付勢に抗して係止爪17が電池パック11の裏面11Rによって取り付
け板5A1内へ押し込まれる。この状態から、電池パック11を取り付け板5A1に対し
て下方へスライドさせることによって、上記のように、係止突起13A、13Bが係合溝
14A、14Bに係合して、取り付け板5A1への電池パック11の取り付けが行なわれ
る。この取り付けの最終位置に達するとき、係止爪17が係止部18に対応したとき、電
池パック11の裏面11Rによる押し込みが解除され、バネ19の付勢により係止爪17
が係止部18に侵入する。この状態で、係止爪17の上端は係止部18の上端に係止し、
電池パック11を上方へスライドさせることが阻止される。
【0019】
この状態において、取り付け板5A1の側面に形成した解除キー孔22へ、管理者が管
理する解除具21を差込み、解除具21の非円形の先端21Aが係止爪17の一方の支持
部17Aから延びた部分17Bへ差し込まれた状態で、バネ19の付勢に抗して係止爪1
7を係止部18から脱出するように、解除具21を回動させることによって、保持機構1
6による電池パック11の保持状態が解除される。この解除によって、電池パック11を
上方へスライドさせることによって、取り付け板5A1から電池パック11を取り外すこ
とができ、電池パック11を交換することができる。
【0020】
電子錠装置5は、ドア1の外側面のカバー5B2に非接触電子キー9を近接させること
によって、カバー5Bで覆われた検出部7Aが非接触電子キー9を検出して、制御回路部
7Bが動作し、モータ7Cが回転してギア機構7Dを介してサムターン6が回動して、施
錠または解錠する。即ち、デッドボルト4が突出した施錠状態であれば、非接触電子キー
9を近接させることによって、デッドボルト4が退避して解錠するようにサムターン6を
回動制御し、デッドボルト4が退避した解錠状態であれば、非接触電子キー9を近接させ
ることによって、デッドボルト4が進出して施錠するようにサムターン6を回動制御する

【0021】
電池の交換は、電池パック11を交換することにより行なわれるが、電池の交換時期は
、電池の充電量を制御部7に設けた通信部25から、マンションの管理室などに設けられ
たサーバへ無線または有線にて通信される情報に基づき管理される。このため、通信部2
5から定期的に送信されてくる情報、または任意に受信する情報に基づき、必要な情報が
管理室などに設けられた管理盤へ表示され、その表示を管理人がチェックすることにより
、電池の寿命を確認でき、それによって適宜電池の交換を行なうことができる。取り外し
た電池パック11は、管理室などに設けられた図示しない充電器にて充電され、再使用の
ために準備される。
【0022】
なお、多数のマンションを経営する会社としては、マンションの建物ごとに電池の交換
時期管理を行なえばコストアップとなる。このため、コスト低減を図るためには、通信部
25から送信する情報通信は、PHSモジュールを使用したコードレス化とするように制
御部7を構成し、サーバ管理会社にて情報の一元管理を行ない、サーバ管理会社からの電
池の交換時期情報に基づき、マンションの管理人が電池を交換するようにすればよい。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明の電子錠装置は、上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態のものに適
用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
【符号の説明】
【0024】
1・・・・ドア
2A・・・内側ノブ
2B・・・外側ノブ
3・・・・ラッチボルト
4・・・・デッドボルト
5・・・・電子錠装置
5A・・・電子錠装置の内側部分
5A1・・取り付け板
5B・・・電子錠装置の外側部分
5B1・・取り付け板
6・・・・サムターン
6A・・・サムターンのつまみ
7・・・・制御部
7A・・・検出部
7B・・・制御回路部
7C・・・モータ
7D・・・ギア機構
8・・・・電池
9・・・・非接触電子キー
10・・・表示部
11・・・電池パック
12・・・受電側端子
13A、13B・・・係止突起
14A、14B・・・係合溝
15・・・給電側端子
16・・・保持機構
17・・・係止爪
18・・・係止部
19・・・バネ
20・・・支持軸
21・・・解除具
22・・・解除キー孔
23・・・シリンダ錠
24・・・手動式キー
25・・・通信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドアに取り付けられて前記ドアの外側からICカード等の非接触電子キーによって施錠
・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池を備えた電子錠装置において、前
記制御部へ電気的に接続された受電側端子を備えて前記ドアの内側面に取り付けられる取
り付け板と、前記電池を内蔵し前記電池へ電気的に接続された給電側端子を外部に露出し
た電池パックとを備え、前記取り付け板は係止突起を備え、前記電池パックは前記係止突
起が係止する係合部を備え、且つ、前記取り付け板への前記電池パックの取り付け状態を
保持する保持機構と、前記保持機構による保持を手動解除する解除具を備え、前記取り付
け板に沿った前記電池パックの取り付け方向移動に伴い、前記係合部へ前記係止突起が係
合すると共に前記給電側端子が前記受電側端子へ接続される関係にて、前記保持機構によ
り前記電池パックが取り外し方向移動阻止状態に前記取り付け板に保持されることを特徴
とする電子錠装置。
【請求項2】
ドアに取り付けられて前記ドアの外側からICカード等の非接触電子キーによって施錠
・解錠動作する制御部及びこの制御部の電源となる電池を備えた電子錠装置において、前
記制御部へ電気的に接続されるよう上向きの受電側端子を備えて前記ドアの内側面に取り
付けられる取り付け板と、前記電池を内蔵し前記電池へ電気的に接続された給電側端子を
下面に露出した電池パックとを備え、前記取り付け板は前記受電側端子の上方に左右一対
の係止突起を備え、前記電池パックは前記左右一対の係止突起がそれぞれ係止する左右一
対の上下方向の係合溝を備え、且つ、前記取り付け板への前記電池パックの取り付け状態
を保持する保持機構と、前記保持機構による保持を手動解除する解除具を備え、前記保持
機構は、前記取り付け板からバネ付勢により突出状態にある係止爪と、前記電池パックに
前記係止爪が侵入係止する係止部で構成され、前記取り付け板に沿った前記電池パックの
下方向移動に伴い、前記左右一対の係合溝へ前記左右一対の係止突起が係合すると共に前
記給電側端子が前記受電側端子へ接続される関係にて、前記係止部へ前記係止爪が侵入係
止して前記電池パックが上方向移動阻止状態に前記取り付け板に保持されることを特徴と
する電子錠装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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