説明

電気式殺虫器

【課題】 葉にスポット的に電圧を印加し、葉脈を潰したり葉を傷めることなく、葉の中の幼虫等を確実に感電死させる。
【解決手段】 絶縁質の本体部1に一対の電極部2、3を設け、この一対の電極部2、3で葉4を挟んで葉4の中の幼虫5等を感電死可能に形成する。上記の電極部2、3の少なくとも一方を、柔軟状に形成する。また電極部2、3の少なくとも一方を、複数の電極片3aを整列状に配置させて形成する。この各電極片3aに、葉4に印加する電圧をバランスさせるバランス抵抗R1〜Rnを接続する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型ハンディータイプの電気式殺虫器に関し、更に詳しくは例えばハモグリバエの幼虫等(幼虫のほか、卵やさなぎを含む)の駆除に適するよう形成した電気式殺虫器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、害虫を感電死させる電気式殺虫器としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この従来品は、電池と、ディスチャージユニットと、高圧コイルとからなる高電圧発生源と、この高電圧発生源から電圧が供給される陰陽電極と、この陰陽電極を支承するスチックと、このスチックの端部の把持部とで形成されている。
【0003】
また従来、ペットの毛に付くダニ等を駆除するための電気式殺虫器としては、例えば特許文献2の図7に記載されているものが知られている。
この従来品は、本体が鋏型に形成され、一方の動作片の先端の内側に陽極棒が、また他方の動作片の先端の内側に陰極棒が設けられ、この陽極棒と陰極棒とでペットの毛を挟んで毛に付着しているダニ等の害虫を感電死させる構造である。
【0004】
ところで、ハモグリバエ等の幼虫は、野菜や花卉等の葉にもぐって葉肉を食べるため、消毒液を散布しても効果がなく、また消毒液を散布できる段階では既に葉が食い荒らされていることが多い。
そのため従来、この種の害虫の幼虫等を始末する場合は、例えば葉を手指で挟んで幼虫等を潰したり、被害にあった葉を除去しているのが通常である。
従って従来は、この種の幼虫等の始末に手間暇がかかり、手指を汚し、また幼虫等と一緒に葉脈まで潰すことがあったから、植物の生育に悪影響を与えることがあった。その結果、従来、ハモグリバエの幼虫等を、簡単且つ楽に、また手指を汚したり、葉脈を傷めて枯らしたりすることなく死滅できる電気式殺虫器の出現が望まれていた。
【0005】
而して、特許文献1に係る従来品は、空中を飛ぶ虫や、床等を這う虫を陰陽電極に接触させて感電死させる構造である。従ってこの従来品によっては、葉にもぐって葉肉を食べるハモグリバエの幼虫等には対応できない、という問題点があった。
【0006】
ところで、植物の葉は、虫による食害や風雨等で傷付き、また生育環境の影響を受け易い。従って、植物は、葉の厚みに、部分的な差が生じるのを避けられないが、このことは、一枚の葉の中に、電気抵抗値の異なる箇所が存在する、ということを意味する。
【0007】
それ故、例えば図8に示されるように、葉aを一対の電極b、bで挟んで電流を流すと、電気抵抗値の異なる3箇所(r2<<r1、r2<<r3とする)では、電流がr2(葉aに損傷cがあり、電気抵抗値が小さい箇所)に主として流れ、r1の箇所の幼虫dには殆ど流れず、その結果、幼虫dを感電死させることができない。また、r2の箇所では、大きな電力損失が発生して葉が焼け、葉を枯らしてしまうことになる。
それ故、葉を電極で挟む方式の殺虫器は、この種の葉の特殊性を考慮しないと、葉の中のハモグリバエの幼虫等を確実に感電死させることができない。
【0008】
また葉は、葉脈部分が厚く、葉脈が、例えば葉の裏側に突き出ていることが多い。従って葉を挟んで葉の中の幼虫等を感電死させるときは、葉脈を傷めることなく、幼虫等に電圧を確実に印加できるよう、形成されているのが望ましい。
【0009】
しかるに、特許文献2に記載の従来品は、上記の通り、陽極棒と陰極棒とでペットの毛を挟み、挟んだ箇所の全体に電流を流して毛に付着しているダニ等の害虫を感電死させる構造であった。
従って、この従来品で植物の葉を挟むと、電流は葉の損傷状態等に応じて電気抵抗のより小さい箇所を流れることになる。それ故、これによると、幼虫等に電圧を確実に印加することができず、葉を傷め、また葉を強く挟み付けて葉脈を潰し、葉を枯らすことになる、という問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2002−218894号公報
【特許文献2】特開平9−9847号公報(図7参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、葉にスポット的に電圧を印加でき、葉脈を潰したり葉を傷めることなく、葉の中の幼虫等を確実に感電死させることができるよう形成した電気式殺虫器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、絶縁質の本体部1に一対の電極部2、3が設けられ、この一対の電極部2、3で葉4を挟んで葉4の中の幼虫5等を感電死可能に形成されている電気式殺虫器であって、上記の電極部2、3の少なくとも一方が柔軟状に形成され、また電極部2、3の少なくとも一方が複数の電極片3aを整列状に配置させて形成され、この各電極片3aに、葉4に印加する電圧をバランスさせるバランス抵抗R1〜Rnが接続されていることを特徴とする(請求項1)。
【0013】
ここで、柔軟状に形成され、とは、具体的には導電性のスポンジ材やゴム材で形成することにより実現される。本発明の場合、電極部2、3は、両方とも柔軟状に形成されるのでも、また複数の電極片3aで形成されているのでも良い。
電極部2、3の構成形態としては、(1)電極部の一方が柔軟で、電極部の他方が複数の電極片3a(硬質)の場合、(2)電極部の一方が柔軟で、且つ複数の電極片3aで形成され、電極部の他方が硬質の一枚板状である場合、(3)電極部の一方が柔軟で、且つ複数の電極片3aで形成され、電極部の他方が複数の電極片3aで形成されている場合、(4)電極部の両方が柔軟で、電極部の一方だけが複数の電極片3aによる場合、(5)電極部の両方が柔軟で、且つ両方の電極部とも複数の電極片3aによる場合がある。なお、電極部2、3の両方を柔軟状に形成する場合は、葉4の中のさなぎを押し潰すことができる程度の硬さに選定されているのが望ましい。
【0014】
また本発明の場合、電極片3aは、通常、同じ大きさ(面積)に形成されて、縦横が同数に整列されるが、これに限定されるものではない。また電極片3aの個数は、自由である。電極部2、3の両方が複数の電極片3aで形成される場合は、電極部2、3で葉4を挟んだとき、電極片3a同士が対向するよう配置される必要があることは言うまでもない。なお、電極部2、3の形状や大きさは自由である。
【0015】
而して、本発明は、図1等に示されるように、一方の電極部2が柔軟状に、他方の電極部3が複数の電極片3aを整列状に配置させて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、本発明の課題を必要充分な構造で達成できるからである。またこの場合は、電極部2、3の両方を、柔軟状に形成したり、電極片3aを備えて形成する場合に比べ、電極部2、3を簡単化、低コスト化できるからである。
【0016】
また本発明は、本体部1が、図1等に示されるように、一方の動作片1aと他方の動作片1bとで鋏型に形成され、一方の動作片1aの先端で、他方の動作片1bの先端と対向する位置に一方の電極部2が設けられ、この一方の電極部2と対向する他方の動作片1bの先端位置に、他方の電極部3が設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、簡単、且つ楽に、また安全に操作でき、使い勝手が良いからである。
【0017】
但し、本発明は、本体部1が、例えば手袋状に形成されて、手袋の例えば親指と人差し指の先に電極部を設けて形成したり、或いは親指と人差し指に指サック状に嵌めて装着し、手指で葉4を挟んで使用できるよう形成されているのでも良い。なお、ここで、鋏型とは、本体部1が裁ち鋏や握り鋏状に形成され、手指で各動作片1a、1bの先端を開閉操作可能に形成されている、ということを意味する。
【0018】
また本発明は、一方の動作片1aと他方の動作片1bを閉じて一方の電極部2と他方の電極部3で葉4を挟むと一対の電極部2、3に通電する安全スイッチ10を、電源9のオンオフ制御用の電源スイッチ11とは別個に備えて形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこの場合は、電源スイッチ11を入れただけでは電流が流れないから、これによると、一方の動作片1aと他方の動作片1bが開いた状態にあるとき、一対の電極部2、3に過って触れても感電することがなく、従って安全に使用できるからである。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、このように一対の電極部の少なくとも一方が柔軟状に形成されているから、葉を挟んだとき、葉脈を潰して葉を傷めることがない。
また本発明は、電極部の少なくとも一方が複数の電極片を整列状に配置させて形成され、各電極片に、葉に印加する電圧をバランスさせるバランス抵抗が接続されている。
従って本発明の場合は、葉の損傷具合等に応じ、葉にスポット的に、また大きな電力損失を生じさせることなく通電できるから、これによると葉を電流で傷めて枯らすことなく、葉の中のハモグリバエの幼虫等を、確実に感電死させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の電気式殺虫器の好適な一実施形態を示し、Aは斜視図、Bは構成図である。
【図2】同上電気式殺虫器の平面図である。
【図3】同上電気式殺虫器の側面図である。
【図4】電極部を示す要部構成図である。
【図5】Aは電極片でなる電極部の要部正面図、Bは要部底面図である。
【図6】同上電気式殺虫器の使用状態を示す斜視図である。
【図7】電源スイッチと安全スイッチとの関係を示すタイムチャートである。
【図8】葉を一対の電極で挟む方式の一例を示す要部構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本発明の電気式殺虫器は、図1等に示されるように、例えばプラスチック等の絶縁質の本体部1に、一対の電極部2、3が設けられ、この一対の電極部2、3で葉4を挟んで葉4の中のハモグリバエの幼虫5等を感電死可能に形成されている。
【0022】
而して、この実施形態の本発明品は、一方の電極部2が柔軟状に形成されている。この一方の電極部2は、具体的には導電性のスポンジ材で、一辺が20(mm)×20(mm)の正方形状に形成されている。この場合、スポンジ材は、ハモグリバエがさなぎの段階でも、さなぎの殻を挟み圧で破くことができるよう、硬さと厚みが適宜選定されている。本発明は、このように一方の電極部2が柔軟状であるから、葉脈4aを潰すことなく、葉4に高電圧を印加でき、また葉4との接触抵抗を低減できるものである。
【0023】
また他方の電極部3は、複数の電極片3aを整列状に配置させて形成されている。この電極片3aは、この実施形態では一辺が4(mm)×4(mm)の正方形状に形成されている。これは、ハモグリバエの幼虫5の体長が、通常、1〜2.5(mm)位で、さなぎは2(mm)程度であることによる。
【0024】
また他方の電極部3は、図5に示されるように、この実施形態では電極片3aを16個(16極)備え、この電極片3aを縦横に整列させて配置し、一辺が20(mm)×20(mm)の正方形状に形成されている。なお、電極片3aの大きさは、全て同一である。また他方の電極部3は、葉4に加える圧力が極端に大きくならないよう、この実施形態ではベース部3bがクッション性を有して形成されている。
【0025】
また本発明は、各電極片3aに、葉4に印加する電圧をバランスさせるバランス抵抗R1〜Rn(Rnは、この実施形態ではR16)が接続されている。そしてこれにより、この実施形態では、1個(1極)の電極片3aに、数ミリアンペアの電流が流れるよう形成されている。
【0026】
またこの実施形態の場合、本体部1は、図1A、図3等に示されるように、一方の動作片1aと他方の動作片1bとで鋏型に形成されている。上記の一方の電極部2は、一方の動作片1aの先端で、他方の動作片1bの先端と対向する位置に設けられている。また他方の電極部3は、他方の動作片1bの先端に、一方の電極部2と対向するよう設けられている。
【0027】
また本体部1は、一方の動作片1aと他方の動作片1bに加える手指の力を抜くと、バネ6(図2、図3参照)の復元力で先端が外側に開いて復帰可能に形成されている。なお、7は、一方の動作片1aと他方の動作片1bを回転可能に連結する軸である。またこの実施形態では、一方の動作片1aの基端側の屈曲部8が、電源9としての乾電池の収納部に形成されている。
【0028】
またこの実施形態の本発明品は、図3に示されるように、一方の動作片1aと他方の動作片1bを閉じて一方の電極部2と他方の電極部3で葉4を挟むと一対の電極部2、3に通電する安全スイッチ10を、電源9のオンオフ制御用の電源スイッチ11(図1B参照)とは別個に備えて形成されている。
【0029】
従って本発明品は、電源スイッチ11を入れても、葉4を挟んで安全スイッチ10がオンにならなければ通電しないため、各動作片1a、1bの先端が開いているときに、使用者が一対の電極部2、3に過って触れても、感電することはない。
なお、この実施形態では電源スイッチ11を入れると、他方の動作片1bの外面に設けられているLED12(発光ダイオード)が点灯するよう形成されている。
【0030】
また図1Bにおいて、13はコントロール回路であり、14は昇圧トランス、15はスイッチング素子である。コントロール回路13は、例えば20(KHz)発振器とタイマー回路等を備えて形成されている。このコントロール回路13からの出力信号でスイッチング素子15が交互にオンオフし、昇圧トランス14で100V以上の交流電圧が発生する。この実施形態の場合、コントロール回路13や昇圧トランス14等は、本体部1の適宜箇所に収納されている。
【0031】
またタイマー回路は、交流電圧の発生時間を決定し、設定時間だけ葉4に電圧を印加する機能を有している。この設定時間は、植物の種類や生育環境によって葉4の電気抵抗が異なるため、葉4の電気抵抗値を考慮して葉4に電流痕を付けることなく、幼虫5等を死滅させることができる時間に選定される。
なお、本発明は、交流を整流して直流に変換し、直流電圧を葉4に印加するよう形成されているのでも良い。
【0032】
次に本発明の使用例及び作用を説明する。
使用者は、先ず電源スイッチ11を入れ、本体部1の各動作片1a、1bを握って、図3、図6に示されるように、一対の電極部2、3で葉4を挟む。この場合、本発明品は、一方の電極部2が柔軟状に形成されているから、使用者は、葉脈4a(図1B、図4参照)を傷めることがないよう、この一方の電極部2を、葉脈4aが突出していることの多い、葉4の例えば裏側にあてがって葉4を挟む。
【0033】
そして、葉4が一対の電極部2、3で挟まれると、安全スイッチ10が入る。すると、タイマー回路の設定時間だけ昇圧トランス14で交流電圧が発生し(図7参照)、一対の電極部2、3で挟まれている葉4に所定の高電圧が印加される。その結果、葉4の中の幼虫5等が感電死する。
【0034】
而して、この実施形態の場合、他方の電極部3は、複数の電極片3aで分極状に形成され、各電極片3aにはバランス抵抗R1〜Rnが接続されている。従って、図4において、仮に、抵抗r2<<抵抗r1とすると、ハモグリバエの幼虫5の近くには、i1=V/R1+r1の電流が流れる。
【0035】
また、例えば抵抗r2の箇所(葉4に損傷cのある箇所)では、ほぼi2=V/R2の電流が流れることになる。従って本発明は、抵抗r2の箇所ではバランス抵抗R2が接続されていない場合に比べ、流れる電流を抑えることができる。その結果、本発明によると、抵抗r2の箇所において大きな電力損失の発生を防止でき、葉4を焼いて枯らすことがない。
【0036】
また本発明は、バランス抵抗R1〜Rnの定数の選定により、葉4の電気抵抗が部分的に異なっても、バランス抵抗R1〜Rnを流れる電流は殆ど同一となる。従って本発明は、電流i1〜inの値を、葉4の電気抵抗r1を含めて幼虫5等の致死電流値に選定することにより、幼虫5等が葉4の中のどの位置に存在しても確実に感電死させることができる。
【0037】
以上の処において、本発明は、電源9を使用者の腰のベルトに取り付け可能に形成したり、家庭用100ボルト交流電源を利用してコンセントから電気コードで本体部1に給電可能に形成するのでも良い。
【符号の説明】
【0038】
1 本体部
2 一方の電極部
3 他方の電極部
3a 電極片
4 葉
5 幼虫
R1〜Rn バランス抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁質の本体部に一対の電極部が設けられ、この一対の電極部で葉を挟んで葉の中の幼虫等を感電死可能に形成されている電気式殺虫器であって、上記の電極部の少なくとも一方が柔軟状に形成され、また電極部の少なくとも一方が複数の電極片を整列状に配置させて形成され、この各電極片に、葉に印加する電圧をバランスさせるバランス抵抗が接続されていることを特徴とする電気式殺虫器。
【請求項2】
請求項1記載の電気式殺虫器であって、一方の電極部が柔軟状に、他方の電極部が複数の電極片を整列状に配置させて形成されていることを特徴とする電気式殺虫器。
【請求項3】
請求項2記載の電気式殺虫器であって、本体部が、一方の動作片と他方の動作片とで鋏型に形成され、一方の動作片の先端で、他方の動作片の先端と対向する位置に一方の電極部が設けられ、この一方の電極部と対向する他方の動作片の先端位置に、他方の電極部が設けられていることを特徴とする電気式殺虫器。
【請求項4】
請求項3記載の電気式殺虫器であって、一方の動作片と他方の動作片を閉じて一方の電極部と他方の電極部で葉を挟むと一対の電極部に通電する安全スイッチを、電源のオンオフ制御用の電源スイッチとは別個に備えて形成されていることを特徴とする電気式殺虫器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−44952(P2012−44952A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−191821(P2010−191821)
【出願日】平成22年8月30日(2010.8.30)
【特許番号】特許第4649542号(P4649542)
【特許公報発行日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【出願人】(510204769)ヒノックス商事株式会社 (7)
【Fターム(参考)】