説明

電気機器

【課題】発光部の不要な点灯を抑えて使用感の向上や省電力化を実現することが可能な電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器10は、電気機器10の諸機能を実現する機器機能部11と、発光素子を備えた発光部12と、周囲の照度を検出する照度センサ13と、電気機器10の動作を制御する制御部14と、を有して成り、制御部14は、周囲の照度が所定の閾値よりも小さく、かつ、電気機器10の動作状態が所定の条件を満足していると判断したとき、発光部12をデフォルトの第1モードからより発光量の少ない第2モードに移行させる構成とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光部を備えた電気機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
広く一般家庭に普及している家電機器(空気調和機や空気清浄機など)やAV機器(テレビジョン放送受信機やオーディオ再生機など)には、機器の動作状態を報知するためのインジケータランプや、機器の意匠性を高めるためのイルミネーションランプなど、様々な発光部が設けられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例として、特許文献1には、発光ダイオードや液晶から成る表示部を用いて自動運転モード等の表示を行う空気調和機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−170057号公報(特に、段落[0022])
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、様々な電気機器が設置されている部屋(リビングルームや寝室など)では、例えば、ユーザが就寝のために室内の照明器具を消灯しても、様々な電気機器に設けられた無数の発光部(空気調和機や空気清浄機に設けられた運転ランプなど)が点灯され続けるため、眠りに就こうとするユーザにとっては、室内が不必要に明るく感じられ、電気機器の使用感を損ねる場合があった。
【0006】
また、近年、家電機器やAV機器などの電気機器には、その消費電力を削減することが強く求められており、省電力化の観点から見ても、電気機器の発光部を不必要に点灯している状況は改善する必要があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑み、発光部の不要な点灯を抑えて使用感の向上や省電力化を実現することが可能な電気機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気機器は、電気機器の諸機能を実現する機器機能部と、発光素子を備えた発光部と、周囲の照度を検出する照度センサと、前記電気機器の動作を制御する制御部と、を有して成る電気機器であって、前記制御部は、周囲の照度が所定の閾値よりも小さく、かつ、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足していると判断したとき、前記発光部をデフォルトの第1モードからより発光量の少ない第2モードに移行させる構成(第1の構成)とされている。
【0009】
なお、上記第1の構成から成る電気機器において、前記制御部は、前記発光部を第2モードに移行させた後、周囲の照度が所定の閾値よりも大きいと判断したとき、或いは、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足していないと判断したとき、前記発光部を第2モードから第1モードに復帰させる構成(第2の構成)にするとよい。
【0010】
また、上記第1または第2の構成から成る電気機器において、前記制御部は、前記機器機能部が待機状態であるか否か、前記機器機能部が待機状態に移行してから所定時間が経過したか否か、前記電気機器が充電動作中であるか否か、若しくは、現在時刻が何時であるか、の少なくとも一に基づいて、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足しているか否かの判断を行う構成(第3の構成)にするとよい。
【0011】
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る電気機器にて、前記制御部は前記照度センサへの電力供給を所定の給電間隔でオン/オフする構成(第4の構成)にするとよい。
【0012】
また、上記第4の構成から成る電気機器において、前記制御部は、前記発光部を第1モードから第2モードに移行する際、前記給電間隔をより長く設定する構成(第5の構成)にするとよい。
【0013】
また、上記第1〜第5いずれかの構成から成る電気機器において、前記制御部は、前記発光部を第1モードから第2モードに移行する際、前記発光素子の輝度を低下させるか、前記発光素子の点灯数を削減するか、前記発光素子の点滅間隔をより長く設定するか、若しくは、前記発光素子を消灯させるかの少なくともいずれか一を実行する構成(第6の構成)にするとよい。
【発明の効果】
【0014】
上記したように、本発明に係る電気機器であれば、発光部の不要な点灯を抑えて使用感の向上や省電力化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る電気機器の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る電気機器が設置された室内の様子を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る電気機器の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は、本発明に係る電気機器の一実施形態を示すブロック図である。図1に示したように、本実施形態の電気機器10は、機器機能部11と、発光部12と、照度センサ13と、制御部14と、タイマ15と、リアルタイムクロック16(以下では、RTC[Real Time Clock]16と呼ぶ)と、を有して成る。
【0017】
なお、本実施形態の電気機器10は、図2に例示されている種々の電気機器(空気調和機A、空気清浄機B、固定電話機C、携帯電話機D、テレビジョン放送受信機E、光ディスク再生機F、ゲーム機G、及び、オーディオ再生機H)として応用可能なものである。
【0018】
機器機能部11は、電気機器10の諸機能を実現する手段である。例えば、空気調和機Aであれば、空気圧縮器や冷媒循環器などがこれに相当する。空気清浄機Bであれば、吸排気ファンや電気集塵ユニットなどがこれに相当する。固定電話機Cや携帯電話機Dであれば、電話回線接続部や音声信号処理部などがこれに相当する。テレビジョン放送受信機Eであれば、チューナ部や検波部、及び、映像信号プロセッサや音声信号プロセッサなどがこれに相当する。光ディスク再生機Fであれば、光ピックアップやデコーダなどがこれに相当する。ゲーム機Gであれば、ゲームソフトウェア演算処理部やゲームコントローラ入出力部などがこれに相当する。オーディオ再生機Hであれば、各種音源(コンパクトディスク、ミニディスク、カセットテープ、ラジオなど)の再生部やスピーカ駆動部などがこれに相当する。
【0019】
発光部12は、LED[Light Emitting Diode]や小型電球などの発光素子(液晶表示パネルのバックライトやフロントライトなども含む)を備えて成り、電気機器10の動作状態を報知するためのインジケータランプや、電気機器10の意匠性を高めるためのイルミネーションランプとして用いられる。例えば、空気調和機Aであれば、電源ランプやリモコン待受ランプ、或いは、風量表示ランプや室温表示パネルなどがこれに相当する。空気清浄機Bであれば、電源ランプやリモコン待受ランプ、或いは、清浄度表示ランプや動作モード表示ランプなどがこれに相当する。固定電話機Cや携帯電話機Dであれば、不在時着信表示ランプやダイヤルキーのバックライトなどがこれに相当する。テレビジョン放送受信機Eであれば、電源ランプやリモコン待受ランプなどがこれに相当する。光ディスク再生機Fであれば、電源ランプやリモコン待受ランプ、或いは、ディスクアクセスランプや再生トラック表示パネルなどがこれに相当する。ゲーム機Gであれば、電源ランプやリモコン待受ランプなどがこれに相当する。オーディオ再生機Hであれば、電源ランプやリモコン待受ランプ、或いは、ディスクアクセスランプや再生トラック表示パネルなどがこれに相当する。
【0020】
照度センサ13は、周囲の照度を検出する手段であり、フォトダイオードやフォトトランジスタを用いて実現することができる。
【0021】
制御部14は、電気機器10の動作を統括的に制御する手段であり、マイコンなどを用いて実現することができる。
【0022】
タイマ15は、機器機能部11が待機状態に移行してから経過した時間をカウントしたり、照度センサ13への電力供給を断続的に行う際の給電間隔をカウントしたりするための計時手段であり、デジタルタイマやアナログタイマのいずれを用いても構わない。
【0023】
RTC16は、電気機器10への電力供給が行われているか否かに依らず、ボタン型電池などを駆動電源として、常に現在時刻を刻み続ける手段である。
【0024】
次に、上記構成から成る電気機器10の動作(特に発光部12の動作モード切替制御)について、図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、本発明に係る電気機器10の動作例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに含まれる各ステップの動作や制御を実行する主体は、基本的に制御部14である。また、本フローチャートが開始される際、制御部14は、発光部12を通常モードに設定しているものとする。
【0025】
本フローチャートが開始されると、ステップS1では、照度検出タイミングであるか否かの判定が行われる。ここで、照度検出タイミングであると判定された場合には、フローがステップS2に進められる。一方、照度検出タイミングでないと判定された場合には、フローがステップS1に戻され、照度検出タイミングとなるまで、上記の判定動作が繰り返される。
【0026】
ステップS1において、照度検出タイミングであると判定された場合、ステップS2では、照度センサ13への電力供給が行われ、照度センサ13によって検出された周囲の照度が所定の閾値よりも小さいか否かの判定が行われる。ここで、周囲の照度が所定の閾値より小さい(周囲が暗い)と判定された場合には、フローがステップS3に進められる。一方、周囲の照度が所定の閾値より小さくない(周囲が明るい)と判定された場合には、フローがステップS1に戻され、次回の照度検出タイミングまで照度センサ13への電力供給が停止される。
【0027】
このように、本実施形態の電気機器10において、制御部14は、照度センサ13への電力供給を所定の給電間隔でオン/オフする構成とされている。このような構成とすることにより、照度センサ13の消費電力を抑えて、省電力化に寄与することができる。
【0028】
ステップS2において、周囲の照度が所定の閾値よりも小さいと判定された場合、ステップS3では、電気機器10の動作状態が確認され、その後、続くステップS4において電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足しているか否かの判定が行われる。ここで、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していると判定された場合には、フローがステップS5に進められる。一方、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していないと判定された場合には、フローがステップS1に戻され、次回の照度検出タイミングが待機される。
【0029】
なお、上記のスリープ条件とは、発光部12をデフォルトの通常モードからより発光量の少ないスリープモード(ナイトモードまたは省電力モードと呼ぶこともできる)に移行させるべきか否かを判断するための指標であり、例えば、制御部14は、機器機能部11が待機状態(リモコン信号や動作開始操作の待受状態のみを指すものではなく、例えば、空気調和機Aや空気清浄機Bにおいて静音運転や弱運転が行われている状態も含む)であるか否か、機器機能部11が待機状態に移行してから所定時間が経過したか否か、電気機器10(特に、図2の例では携帯電話機Dがこれに相当)が充電動作中であるか否か、若しくは、現在時刻が何時であるか、の少なくとも一に基づいて、電気機器10の動作状態が上記のスリープ条件を満足しているか否かの判断を行う。
【0030】
ステップS4において、電気機器10の動作状態が上記のスリープ条件を満足していると判定された場合、ステップS5では、発光部12が通常モードからより発光量の少ないスリープモードに移行される。
【0031】
このように、本実施形態の電気機器10において、制御部14は、周囲の照度が所定の閾値よりも小さく、かつ、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していると判断したとき、発光部12を通常モードからより発光量の少ないスリープモードに移行させる構成とされている。
【0032】
このような構成とすることにより、例えば、ユーザが就寝のために室内の照明器具を消灯した時点で、機器機能部11が待機状態であった場合や、現在時刻が深夜(例えば午前0時〜午前6時)であった場合には、発光部12の発光量が自動的に低減されるので、ユーザの就寝を妨げずに済み、延いては、電気機器10の使用感を向上することが可能となる。また、発光部12を不必要に全灯することがなくなるので、省電力化の観点から見ても有意義である。
【0033】
なお、制御部14は、発光部12を通常モードからスリープモードに移行する際、発光素子の輝度を低下させるか、発光素子の点灯数を削減するか、発光素子の点滅間隔をより長く(例えば数十秒に1回点灯)設定するか、若しくは、発光素子を消灯させるかの少なくともいずれか一を実行する。このような構成とすることにより、発光部12の発光量を容易にかつ適切に低減することが可能となる。
【0034】
ステップS5において、発光部12が通常モードからスリープモードに移行された後、続くステップS6では、照度検出タイミングであるか否かの判定が行われる。ここで、照度検出タイミングであると判定された場合には、フローがステップS7に進められ、照度検出タイミングでないと判定された場合には、フローがステップS9に進められる。
【0035】
ステップS6において、照度検出タイミングであると判定された場合、ステップS7では照度センサ13への電力供給が行われ、照度センサ13によって検出された周囲の照度が所定の閾値よりも大きいか否かの判定が行われる。ここで、周囲の照度が所定の閾値より大きい(周囲が明るい)と判定された場合には、フローがステップS8に進められる。一方、周囲の照度が所定の閾値よりも大きくない(周囲が暗い)と判定された場合には、フローがステップS6に戻され、次回の照度検出タイミングまで照度センサ13への電力供給が停止される。
【0036】
このように、本実施形態の電気機器10において、制御部14は、発光部12をスリープモードに移行した後も、照度センサ13への電力供給を所定の給電間隔でオン/オフする構成とされている。このような構成とすることにより、照度センサ13の消費電力を抑えて、省電力化に寄与することができる。
【0037】
特に、本実施形態の電気機器10において、制御部14は、発光部12を通常モードからスリープモードに移行する際、照度センサ13の給電間隔(延いては、照度検出タイミングのインターバル)をより長く設定する構成にするとよい。このような構成とすることにより、照度センサ13の消費電力をさらに抑えて、省電力化に貢献することができる。
【0038】
また、ステップS2で周囲の照度と比較される閾値(暗判定用の閾値)と、ステップS7で周囲の照度と比較される閾値(明判定用の閾値)とは、互いに異なる値に設定して、明暗判定にヒステリシスを持たせることが望ましい。このような構成とすることにより、発光部12が通常モードとスリープモードとの間で頻繁に切り替えられずに済む。
【0039】
一方、ステップS6において、照度検出タイミングでないと判定された場合、ステップS9では、電気機器10の動作状態が確認され、その後、続くステップS10において、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足しているか否かの判定が行われる。ここで、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していないと判定された場合には、フローがステップS8に進められる。一方、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していると判定された場合には、フローがステップS6に戻され、次回の照度検出タイミングが待機される。
【0040】
ステップS7において、周囲の照度が所定の閾値より大きい(周囲が明るい)と判定された場合、若しくは、ステップS10において、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していないと判定された場合、ステップS8では、発光部12がスリープモードから通常モードに復帰され、フローがステップS1に戻される。
【0041】
このように、本実施形態の電気機器10において、制御部は、発光部12をスリープモードに移行させた後、周囲の照度が所定の閾値よりも大きいと判断したとき、或いは、電気機器10の動作状態が所定のスリープ条件を満足していないと判断したとき、発光部12をスリープモードから通常モードに復帰させる構成とされている。
【0042】
このような構成とすることにより、例えば、夜が明けて周囲が明るくなった時点や、ユーザが電気機器10に所定の操作を行った時点、或いは、現在時刻がユーザの設定した起床時間となった時点で、発光部12の発光量が自動的にデフォルト値に復帰されるので、ユーザの手を煩わせることがなく、電気機器10の使用感を向上することが可能となる。
【0043】
なお、上記の実施形態では、電気機器10の適用対象として、空気調和機A、空気清浄機B、固定電話機C、携帯電話機D、テレビジョン放送受信機E、光ディスク再生機F、ゲーム機G、及び、オーディオ再生機Hを例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、他の電気機器にも広く適用することが可能である。
【0044】
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、電気機器の使用感向上や省電力化を実現する上で有用な技術である。
【符号の説明】
【0046】
10 電気機器
11 機器機能部
12 発光部
13 照度センサ
14 制御部
15 タイマ
16 リアルタイムクロック(RTC)
A 空気調和機
B 空気清浄機
C 固定電話機
D 携帯電話機
E テレビジョン放送受信機
F 光ディスク再生機
G ゲーム機
H オーディオ再生機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器の諸機能を実現する機器機能部と、発光素子を備えた発光部と、周囲の照度を検出する照度センサと、前記電気機器の動作を制御する制御部と、を有して成る電気機器であって、
前記制御部は、周囲の照度が所定の閾値よりも小さく、かつ、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足していると判断したとき、前記発光部をデフォルトの第1モードからより発光量の少ない第2モードに移行させることを特徴とする電気機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記発光部を第2モードに移行させた後、周囲の照度が所定の閾値よりも大きいと判断したとき、或いは、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足していないと判断したとき、前記発光部を第2モードから第1モードに復帰させることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記機器機能部が待機状態であるか否か、前記機器機能部が待機状態に移行してから所定時間が経過したか否か、前記電気機器が充電動作中であるか否か、若しくは、現在時刻が何時であるか、の少なくとも一に基づいて、前記電気機器の動作状態が所定の条件を満足しているか否かの判断を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記照度センサへの電力供給を所定の給電間隔でオン/オフすることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記発光部を第1モードから第2モードに移行する際、前記給電間隔をより長く設定することを特徴とする請求項4に記載の電気機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記発光部を第1モードから第2モードに移行する際、前記発光素子の輝度を低下させるか、前記発光素子の点灯数を削減するか、前記発光素子の点滅間隔をより長く設定するか、若しくは、前記発光素子を消灯させるか、の少なくともいずれか一を実行することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電気機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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