説明

電池パック

【課題】簡単な構造で外装部の落下強度の信頼性を確保できる電池パックを提供する。
【解決手段】素電池に取り付けたカバー19内にフレーム7が収納されている電池パックであって、フレーム7は、素電池2に固定されており、カバー19は、外部接続用の端子部16を露出させており、かつ端子部16とカバー19の長手方向の端部19aとの間に、中空部を形成しており、中空部にリブ29、30が形成されており、フレーム7は、一対のリブの間又はリブ29、30と素電池2との間に挟まれている。このことにより、カバー19の位置移動がフレーム7により規制され、落下時の衝撃によるカバー19の位置移動が抑えられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、素電池上部の付属部品をカバー内に収納した電池パックに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の電池パックの薄型化、小型化に伴ない、素電池上部の封口体側から正極リード、負極リードをとり、保護回路及び保護素子を素電池上部に集約させた外装部を備えた電池パックが主流になりつつある。
【0003】
図8は、従来の電池パックの一例の外観斜視図を示している。素電池101上部にカバー102が取り付けられている。カバー102の内部には、フレーム(図示せず)を収納しており、このフレームは素電池101上部に固定されている。
【0004】
カバー102の孔103と、フレームの固定爪104とを係合させることにより、カバー102がフレームに固定されている。カバー102内には、各種付属部品が収納されている。
【0005】
図8の構成では素電池101と、カバー102とは別の構造体である。このため、カバー102側が下側になって落下し、カバー102に落下衝撃が直接加わった場合、カバー102が素電池101から分離するように力が作用する。この場合、例えばカバー102の端部102aが矢印a方向に移動し、カバー102が素電池101から外れる場合があった。また、カバー102の端部102aが矢印b方向に移動し、カバー102の端部102aが素電池101に食い込むよう変形する場合もあった。
【0006】
他方、外装部の強度向上のための各種構造が提案されている。例えば下記特許1、2には、カバー部分を素電池にねじ止めすることが提案されている。下記特許文献3−5には、素電池に樹脂モールドを一体成形する構成において、樹脂モールド内に、突出部を埋設させることが提案されている。下記特許文献6、7には、カバー部分と素電池との間に接続部品を介在させて、両者を結合することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2008−112725号公報
【特許文献2】特開2006−164531号公報
【特許文献3】特開2007−165328号公報
【特許文献4】特開2003−282039号公報
【特許文献5】特開2005−129528号公報
【特許文献6】特開2006−236735号公報
【特許文献7】特開2004−319144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記各許文献に提案された構造は、外装部と素電池との結合力は高められるが、ねじ、突出部、接続部品といった新たな部材を追加する必要があり構造も複雑であった。
【0009】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、簡単な構造で外装部の落下強度の信頼性を確保できる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するために、本発明の電池パックは、素電池に取り付けたカバー内にフレームが収納されている電池パックであって、前記フレームは、前記素電池に固定されており、前記カバーは、外部接続用の端子部を露出させており、かつ前記端子部と前記カバーの長手方向の端部との間に、中空部を形成しており、前記中空部にリブが形成されており、前記フレームは、一対の前記リブの間又は前記リブと前記素電池との間に挟まれていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、簡単な構造で外装部の落下強度の信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電池パックの分解斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電池パックにおいて、カバーを取り付ける前の状態を示す要部斜視図。
【図3】本発明の一実施の形態に係る電池パックの完成状態の斜視図。
【図4】本発明の一実施の形態に係るカバーを裏面側から見た斜視図であり、(a)図は第1の例に係るカバーを示す図、(b)図は第2の例に係るカバーを示す図。
【図5】図3のBB線における断面図。
【図6】本発明の一実施の形態に係るフレームとカバーとの組立体を裏面側から見た図。
【図7】落下試験に用いたカバーを裏面側から見た斜視図であり、(a)図は実施例に係るカバーを示す図、(b)図は比較例に係るカバーを示す図。
【図8】図7は、従来の電池パックの一例の外観斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の電池パックは、フレームがカバーに形成した一対のリブの間又はカバーに形成したリブと素電池との間に挟まれている。この構成によれば、カバーの位置移動がフレームにより規制されることになる。このことにより、落下時の衝撃によるカバーの位置移動が抑えられる。このため、カバー自体の外れ防止のみならず、カバー内部の端子接続部の損傷も防止することができる。すなわち、本発明の電池パックによれば、簡単な構造で外装部の落下強度の信頼性を確保できることになる。
【0014】
前記本発明の電池パックにおいては、前記フレームに切欠きが形成されており、前記切欠きに前記リブが係合して、前記フレームが一対の前記リブの間に挟まれていることが好ましい。この構成によれば、フレームが素電池の厚さ方向にはみ出す移動防止に有利になる。
【0015】
また、前記フレームと前記中空部の上面との間に前記リブが介在して、前記フレームが前記リブと前記素電池との間に挟まれていることが好ましい。この構成によれば、カバーが、素電池側に沈み込む方向の移動防止に有利になる。
【0016】
また、前記リブは、前記フレームに形成された切欠きに係合した一対の第1のリブと、前記フレームと前記中空部の上面との間に介在した第2のリブとで構成され、一対の前記第1のリブと前記第2のリブとが一体になっていることが好ましい。この構成によれば、成形が容易で、かつ狭い空間を有効に活用することができる。また、カバー自体の補強にも有利になる。
【0017】
また、前記端子部は、前記カバーの長手方向の両端のうち一方の端部側に片寄って配置されており、前記中空部は、前記カバーの長手方向の両端のうち、前記端子部が片寄っている側の端部側に形成されていることが好ましい。この構成によれば、カバーのうち、固定爪と孔との係合等による固定の困難な限られた部分においても、中空部にリブを形成することにより、カバーの位置移動防止を図ることができる。
【0018】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る電池パック1の分解斜視図である。図1は、素電池2、及びこれに取り付けられる各種付属部品を示している。素電池2は、例えばアルミ、アルミ合金又はその他の金属で形成された厚さの薄い角形の外装缶内に、発電要素を内蔵したものである。素電池2は、例えば、角形リチウムイオン電池であり、携帯電話、ポータブルAV機器、モバイル機器等に用いられる。
【0019】
素電池2の上部は、封口体3により封止されている。封口体3には、負極端子4、正極端子5を設けている。
【0020】
両面テープ6により、フレーム7が封口体3に接合される。フレーム7の開口に、負極端子4及び正極端子5が露出し、負極端子4にリード8が溶接により接合され、正極端子5にリード9が溶接より接合される。
【0021】
リード8には、保護素子10の端子11が溶接により接合される。保護素子10の端子12に、保護回路13の端子14が溶接により接合される。リード9の端部9aに保護回路13の端子15が溶接により接合される。保護素子10及び保護回路13は、過充電・過電流・過放電等を防止するための保護手段である。
【0022】
保護回路13には、外部接続用の端子部16が取り付けられている。端子部16は、樹脂成形品であるコンタクトパッド17の開口部の内側に、端子18を取り付けたものである。電池パック1を対象製品に取り付けたときに、対象製品の端子と、端子18とが接触して導通が図られることになる。
【0023】
素電池2の上部に、前記の各種部品を取り付けた後、素電池2の上部にカバー19を取り付ける。具体的には、カバー19の孔20と、フレーム7の固定爪21とを係合させることにより、カバー19がフレーム7に固定されることになる。図1では図示されていないが、図1の裏面側においても、孔20及び固定爪21が形成されており、両者が係合することになる。カバー19をフレーム7に固定した状態では、カバー19の開放部25から端子部16が露出することになる。
【0024】
素電池2の下部には、両面テープ22又は接着剤を介して缶底カバー23が取り付けられる。素電池2の全周には、ラベル24が貼り付けられる。
【0025】
図2は、カバー19を取り付ける前の状態を示す要部斜視図である。フレーム7は、両面テープ6(図1)により、素電池2に固定されている。また、フレーム7は、図1に示したリード8、リード9によっても、素電池2に固定されている。
【0026】
図2において、リード9の端部9aがフレーム7の上側にある。リード9は、正極端子5(図1)に接合されている。また、図2の状態においては、フレーム7を介して、リード8(図1)が負極端子4に接合されている。すなわち、フレーム7は、リード8及び9と素電池2に接合された負極端子8及び正極端子9との間に挟まれて、素電池2に固定されている。
【0027】
図3は、電池パック1の完成状態の斜視図を示している。カバー19の孔20と、フレーム7(図1)の固定爪21とが係合しており、カバー19がフレーム7に固定されている。このことにより、カバー19はフレーム7を介して素電池2に固定されていることになる。
【0028】
端子部16は、カバー19の長手方向の両端のうち一方の端部側に片寄って配置されている。この構成では、カバー19のうち端部19aの後側には孔20を形成することができるが(図4(a)、(b)参照)、カバー19のうち端部19aの前側では、孔20を形成する寸法的な余裕がなくなっている。したがって、カバー19の端部19aの前側では端側19b側のように、孔20と固定爪21との係合部分は形成していない。このため、端部19a側は端部19b側に比べ、素電池2との固定強度の確保が不利になり、落下強度の信頼性を確保にも不利になる。
【0029】
本実施の形態では、後に図4−6を用いて説明するように、カバー19の端部19a側の中空部に各種リブを形成することにより、簡単な構造で落下強度の信頼性を確保するようにしている。以下、具体的に説明する。
【0030】
図4は、カバーを裏面側から見た斜視図であり、図4(a)は、本実施の形態に係るカバー19の第1の例を示し、図4(b)は第2の例を示している。図4(a)、(b)は、図1のカバー19のA部を裏面側から見た図に相当する。最初に、図4(a)の第1の例に係るカバー19について説明する。図4(a)において、開放部25は、端子部16(図1、3)に対応した部分である。開放部25に隣接して中空部26が形成されている。中空部26の内壁面27からリブ28、リブ29及びリブ30が突出している。また、中空部26から開放部25側に向けて延出部32が延出している。
【0031】
リブ28は、一対のリブ28の間にフレーム7を挟むように形成しており、リブ29及びリブ30は、リブ29及びリブ30と素電池2との間でフレーム7を挟むように形成している。これらの各リブは、単に中空部26を補強するに止まらず、落下衝撃を受けた際に、カバー19の位置移動を抑えるようにしている。このことについて、図5、6を参照しながら説明する。
【0032】
図5は、図3のBB線における断面図である。カバー19の中空部26(図4(a))の上面27aと、フレーム7との間には、リブ29及びリブ30が介在している。このことにより、フレーム7がリブ29及びリブ30と素電池2との間に挟まれている。この構成によれば、リブ29及びリブ30の矢印b方向への移動は、リブ29及びリブ30と対向したフレーム7により規制されることになる。
【0033】
すなわち、カバー19の端部19a側が、素電池2側に沈み込む方向(矢印b方向)の移動が抑えられることになる。このため、落下衝撃を受けた際に、カバー19の端部19a側が素電池2側に沈み込み、カバー19の一部が2点鎖線で示したように、素電池2に乗り上げることを防止することができる。
【0034】
図6は、フレーム7とカバー19との組立体を裏面側から見た図である。本図は、図5において素電池2を取り外した状態で、フレーム7を矢印C方向から見た図に相当する。
【0035】
フレーム7には一対の切り欠き33を形成しており、各切り欠き33にリブ28(図4(a)参照)が係合している。このことにより、フレーム7は一対のリブ28の間に挟まれ、カバー19は素電池2に固定されたフレーム7に係合していることになる。この構成によれば、カバー19の矢印a方向の移動が規制されることになる。すなわち、図3において、カバー19が素電池2の厚さ方向にはみ出す移動(矢印a方向)抑えられることになる。
【0036】
ここで、図3において、カバー19の端部19aの矢印a方向、b方向の移動に伴って、カバー19と一体の端子部16も移動することになる。図5において、カバー19の端部19aが落下衝撃を受けた際、端子部16が移動すると、端子部16に内蔵している端子18に衝撃が伝わることになる。さらに、端子18と保護回路13とを接続したはんだ接続部34にも衝撃が伝わることになる。この場合、端子18と保護回路13との接続不良が生じる場合がある。
【0037】
すなわち、本実施の形態は、リブ28、リブ29及びリブ30により、カバー19の端部19aの矢印a方向、b方向(図3)の位置移動を抑えることにより、端子18と保護回路13との接続不良も防止していることになる。
【0038】
また、本実施の形態では、図4(a)に示したように、カバー19には中空部26側から開放部25側に向かって延出した延出部32を形成しており、図3の状態では延出部32とフレーム7の側面とが対向していることになる。このことも、カバー19が素電池2の厚さ方向にはみ出す移動防止に寄与することになる。
【0039】
図4(b)に示した第2の例に係るカバー19は、中空部26の内壁面27にリブ31を追加している点が、図4(a)に示した第1の例に係るカバー19と異なっている。リブ31は、図5においてフレーム7の端部7aに係合させることができる。リブ31の追加により、カバー19の素電池2からの浮き上がり(図5の矢印c方向)防止に一層有利になる。
【0040】
以下、落下試験について説明する。落下試験は、実施例と比較例との両方について行った。実施例及び比較例は、図3に示した外観構成の電池パックとした。図7に、落下試験に用いたカバーを裏面側から見た斜視図を示している。図7(a)は実施例に係るカバーである。図7(a)のカバー19は、図4(a)のカバー19と比べると、延出部32の無い点が異なっている。図7(b)は比較例に係るカバーである。図7(b)に示したカバー105は、図7(a)の実施例に係るカバー19と比べると、リブ28、29及び30の無い点が異なっている。
【0041】
落下試験は、自由落下試験とランダム自由落下試験の2種類とした。自由落下試験は、落下高さを1.5m、落下面を板石とし、落下時の衝突面を、図3のd面(底面)、e面(上面)、f面(右側面)、g面(左側面)、h面(裏面)、i面(表面)の6面とし、これを1サイクルとしたものである。ランダム自由落下試験は、落下高さを1m、落下面を鉄板とし、落下方向をランダム方向としたものである。
【0042】
自由落下試験では、比較例は2サイクル(12回)完了時にカバー端部に割れが生じ、電気特性も劣化したものがあった。これに対し、実施例は10サイクル(60回)完了時においても、カバーの割れはなく、電気特性の劣化もなかった。
【0043】
ランダム自由落下試験では、比較例は50回以内で、はんだ接続部34(図5)にクラックが生じたが、実施例は100回完了時においても、比較例のようなはんだ接続部34のクラックは無く、他の異常も見当たら無かった。
【0044】
なお、図4(a)、(b)において、リブ28、29及び30は、前記の通りそれぞれカバー19の端部19aの移動防止を図ることができる。このため、リブ28、29及び30のすべてを形成した構成ではなく、少なくとも1つのリブを形成した構成であってもよい。また、リブの個数、配置は、図4(a)、(b)の構成に限るものではなく、必要に応じて適宜変更すればよい。
【0045】
また、図4(a)、(b)では、リブ28、リブ28、29及び30は、一体に形成しているが、少なくとも一つのリブが分離独立した構成であってもよい。図4(a)、(b)のように各リブを一体にした構成は、成形が容易で、かつ狭い空間を有効に活用することができる。また、カバー19自体の補強にも有利になる。
【0046】
また、図4(a)、(b)は、カバー19の一方の端部19a側の図示であるが、他方の端部19b(図3)側にも、図4(a)、(b)のリブ28、リブ28、29及び30に相当するリブの少なくとも一つを形成してもよい。
【0047】
また、落下試験に用いた実施例(図7(a))のように、図3、4(a)、(b)の延出部32の無い構成であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0048】
以上のように、本発明に係る電池パックによれば、簡単な構造で外装部の落下強度の信頼性を確保できるので、本発明に係る電池パックは、携帯電話、ポータブルAV機器、モバイル機器等に用いる電池パックとして有用である。
【符号の説明】
【0049】
1 電池パック
2 素電池
7 フレーム
13 保護回路
16 端子部
19 カバー
19a カバーの端部
26 中空部
27a 中空部の上面
28,29,30 リブ
32 延出部
33 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
素電池に取り付けたカバー内にフレームが収納されている電池パックであって、
前記フレームは、前記素電池に固定されており、
前記カバーは、外部接続用の端子部を露出させており、かつ前記端子部と前記カバーの長手方向の端部との間に、中空部を形成しており、
前記中空部にリブが形成されており、
前記フレームは、一対の前記リブの間又は前記リブと前記素電池との間に挟まれていることを特徴とする電池パック。
【請求項2】
前記フレームに切欠きが形成されており、前記切欠きに前記リブが係合して、前記フレームが一対の前記リブの間に挟まれている請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記フレームと前記中空部の上面との間に前記リブが介在して、前記フレームが前記リブと前記素電池との間に挟まれている請求項1又は2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記リブは、前記フレームに形成された切欠きに係合した一対の第1のリブと、前記フレームと前記中空部の上面との間に介在した第2のリブとで構成され、一対の前記第1のリブと前記第2のリブとが一体になっている請求項1に記載の電池パック。
【請求項5】
前記カバーは、前記端子部を露出させる開放部を形成しており、かつ前記中空部側から前記開放部側に向かって延出した延出部を形成しており、前記延出部と前記フレームの側面とが対向している請求項1から4のいずれかに記載の電池パック。
【請求項6】
前記端子部は、前記カバーの長手方向の両端のうち一方の端部側に片寄って配置されており、前記中空部は、前記カバーの長手方向の両端のうち、前記端子部が片寄っている側の端部側に形成されている請求項1から5のいずれかに記載の電池パック。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2011−29025(P2011−29025A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−174392(P2009−174392)
【出願日】平成21年7月27日(2009.7.27)
【出願人】(000005810)日立マクセル株式会社 (2,366)
【Fターム(参考)】