説明

電池温度調節システム

【課題】熱電素子モジュールを用いて二次電池を加熱する際に、熱電素子モジュールにおける第1の面と第2の面との温度差を小さくすること。
【解決手段】電池温度調節システム20において、太陽光の熱を吸熱する第1熱交換器61を備え、熱電素子モジュール30によって二次電池11を加熱する際に、第1熱交換器61と熱媒体とを熱的に結合させた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱電素子モジュールを備えた電池温度調節システムに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の電池温度調節システムとしては、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1の蓄電池(二次電池)の温度調節装置は、電流の流れる向きに応じて放熱と吸熱の相反する作用をする第1の面と、第2の面とを持った熱電変換デバイス(熱電素子モジュール)を備えている。第1の面は1つ又は複数の蓄電池と熱結合されるとともに、第2の面はその面の熱作用を促進する熱作用促進媒体(熱媒体)と熱結合されている。熱作用促進媒体は外気との熱交換により温度調節されている。
【0003】
そして、例えば、熱電変換デバイスに対して電流(電気)を一方の向きへ流すことにより、第1の面が冷却されて吸熱を行うとともに第2の面が加熱されて放熱を行い、第1の面に熱結合された蓄電池が冷却され、蓄電池の温度が所定の温度以上に上がらないように温度調節される。また、例えば、熱電変換デバイスに対して電流を他方の向きへ流すことにより、第1の面が加熱されて放熱を行うとともに第2の面が冷却されて吸熱を行い、第1の面に熱結合された蓄電池が加熱され、蓄電池の温度が所定の温度以下に下がらないように温度調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−7356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1のような熱電変換デバイスでは、熱電変換デバイスに対して電流を流すことに伴い、第1の面と第2の面との温度差が徐々に大きくなっていく。この温度差が大きくなればなるほど、熱電変換効率が低下し、熱電変換デバイスに対する消費電力が増大してしまう。そこで、第2の面に対して熱結合された熱作用促進媒体を利用して第2の面の温度を調節して、第1の面と第2の面との温度差を少なくすることが考えられる。
【0006】
ここで、例えば、蓄電池を加熱する場合を考える。この場合、熱電変換デバイスに対して電流を他方の向きへ流すことで、第1の面が放熱するとともに第2の面が吸熱するため、第1の面と第2の面との温度差を小さくするためには、第2の面を熱作用促進媒体によって加熱する必要がある。ここで、蓄電池の加熱が必要となるときというのは、例えば、寒冷地のような外気の温度が低い環境により蓄電池の温度が低下しているときである。よって、熱作用促進媒体が熱交換される外気の温度が低いため、熱作用促進媒体が第2の面を加熱するために必要な温度まで加熱されず、熱作用促進媒体によって、第2の面を十分に加熱することができない虞があり、その結果として、第1の面と第2の面との温度差を小さくすることができなくなってしまう。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、熱電素子モジュールを用いて二次電池を加熱する際に、熱電素子モジュールにおける第1の面と第2の面との温度差を小さくすることができる電池温度調節システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、二次電池と熱的に結合される第1の面と、熱媒体と熱的に結合される第2の面とを有するとともに、電流の流れる向きによって前記第1の面及び前記第2の面が吸熱又は放熱する熱電素子モジュールを備えた電池温度調節システムであって、太陽光の熱を吸熱する第1熱交換器を備え、前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を加熱する際に、前記熱媒体は前記第1熱交換器と熱的に結合されていることを要旨とする。
【0009】
この発明によれば、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器と熱媒体とが熱交換されることで、熱媒体を加熱することができるため、寒冷地のような外気の温度が低い環境であっても、熱媒体を第2の面を加熱するために必要な温度まで加熱することができる。その結果として、熱電素子モジュールを用いて二次電池を加熱する際に、熱電素子モジュールにおける第1の面と第2の面との温度差を小さくすることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外気と熱交換可能な第2熱交換器をさらに備え、前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を冷却する際に、前記熱媒体は前記第2熱交換器と熱的に結合されていることを要旨とする。
【0011】
この発明によれば、二次電池を冷却する際に、第2熱交換器で外気と熱媒体とが熱交換されることで、熱媒体を第2の面を冷却するために必要な温度まで冷却することができる。その結果、この熱媒体により第2の面を冷却することができ、第1の面と第2の面との温度差を小さくすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第1熱交換器と熱的に結合される熱媒体が循環する第1循環流路と、前記第2熱交換器と熱的に結合される熱媒体が循環する第2循環流路とを備え、前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を加熱する際には、前記第1循環流路を循環する熱媒体と前記第2の面とが熱的に結合されるとともに、前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を冷却する際には、前記第2循環流路を循環する熱媒体と前記第2の面とが熱的に結合されるように前記第1循環流路と前記第2循環流路とを切り替える切替手段が設けられていることを要旨とする。
【0013】
この発明によれば、熱電素子モジュールによって二次電池を冷却する際に、第2熱交換器で外気と熱交換されて冷却された熱媒体が、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器と熱交換されて加熱されてしまうことを防止することができ、第2の面を熱媒体により効率良く冷却することができる。また、熱電素子モジュールによって二次電池を加熱する際に、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器と熱交換されて加熱された熱媒体が、第2熱交換器で外気と熱交換されて冷却されてしまうことを防止することができ、第2の面を熱媒体により効率良く加熱することができる。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、熱電素子モジュールを用いて二次電池を加熱する際に、熱電素子モジュールにおける第1の面と第2の面との温度差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施形態における電池温度調節システムを示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1にしたがって説明する。
図1に示すように、電池温度調節システム20は、車両としてのハイブリッド車である乗用車10に搭載されている。乗用車10には走行モータを駆動するための二次電池11が搭載されている。
【0017】
電池温度調節システム20の熱電素子モジュール30には、給電部51から供給される電流の流れる向きによって、吸熱又は放熱する第1の面31及び第2の面32が形成されている。第1の面31にはヒートシンク41が熱的に結合されるとともに、第2の面32には熱伝導部材42が熱的に結合されている。
【0018】
乗用車10の天井部10aには第1熱交換器61が配設されている。第1熱交換器61は、太陽光の熱を吸熱するようになっている。第1熱交換器61は、熱媒体が循環する第1循環流路81に配置されている。第1熱交換器61には、第1循環流路81で循環する熱媒体が供給される。第1熱交換器61は、供給される熱媒体と熱交換可能となるように形成されている。
【0019】
第1熱交換器61には、第1熱交換器61に供給された熱媒体が排出される第1流路81aの一端が接続されるとともに、第1流路81aの他端は熱伝導部材42に接続されている。そして、第1流路81aを流れる熱媒体が熱伝導部材42に供給されるようになっている。また、熱伝導部材42には、熱伝導部材42に供給された熱媒体が排出される排出流路42aの一端が接続されるとともに、排出流路42aの他端には切替手段としての切替弁71が配設されている。また、排出流路42aには循環ポンプPが配設されている。切替弁71と第1熱交換器61とは第2流路81bにより接続されている。よって、第1熱交換器61、第1流路81a、熱伝導部材42、排出流路42a、第2流路81bによって第1循環流路81が形成されている。
【0020】
また、乗用車10のフロント部10bには第2熱交換器62が配設されている。第2熱交換器62は、外気と熱交換可能になっている。第2熱交換器62は、熱媒体が循環する第2循環流路82に配置されている。第2熱交換器62には、第2循環流路82で循環する熱媒体が供給される。第2熱交換器62は、供給される熱媒体と熱交換可能となるように形成されている。
【0021】
第2熱交換器62には、第2熱交換器62に供給された熱媒体が排出される第3流路82aの一端が接続されるとともに、第3流路82aの他端は、第1流路81aの途中に接続されている。また、切替弁71と第2熱交換器62とは第4流路82bにより接続されている。よって、第2熱交換器62、第3流路82a、第1流路81aにおける第3流路82aとの接続部位よりも熱伝導部材42側の部位、熱伝導部材42、排出流路42a及び第4流路82bによって第2循環流路82が形成されている。すなわち、第1流路81aにおける第3流路82aとの接続部位よりも熱伝導部材42側の部位、熱伝導部材42、排出流路42aは、第1循環流路81及び第2循環流路82の一部を兼用している。
【0022】
切替弁71は、排出流路42aから第4流路82bに向かう熱媒体の流れが遮断されるとともに、排出流路42aを流れる熱媒体が、切替弁71を介して第2流路81bに流れるように、熱媒体の流れを切り替える第1切替位置に切替可能になっている。すなわち、切替弁71が第1切替位置に切り替えられた状態では、熱媒体は、第1循環流路81を循環するようになっている。
【0023】
また、切替弁71は、排出流路42aから第2流路81bに向かう熱媒体の流れが遮断されるとともに、排出流路42aを流れる熱媒体が、切替弁71を介して第4流路82bに流れるように、熱媒体の流れを切り替える第2切替位置に切替可能になっている。すなわち、切替弁71が第2切替位置に切り替えられた状態では、熱媒体は、第2循環流路82を循環するようになっている。
【0024】
乗用車10には車室内の空気をヒートシンク41に向けて送るファン52が搭載されている。ファン52からヒートシンク41に向けて送られた空気は、ヒートシンク41と熱交換された後、二次電池11に向けて送られるようになっている。この二次電池11に送られた空気によって、二次電池11が温度調節されるようになっている。よって、第1の面31は、ヒートシンク41及び空気を介して二次電池11と熱的に結合されている。
【0025】
このように、本実施形態では、熱電素子モジュール30、第1循環流路81、第2循環流路82、ヒートシンク41、給電部51及びファン52により電池温度調節システム20が構成されている。
【0026】
次に、本実施形態の作用について説明する。
熱電素子モジュール30によって二次電池11を加熱する場合、給電部51から供給される電流が一方の向きに流れるように熱電素子モジュール30に対して電流を供給する。すると、第1の面31が放熱するとともに第2の面32が吸熱する。これにより、第1の面31の熱がヒートシンク41に伝わって、ヒートシンク41が加熱され、ファン52からヒートシンク41に向けて送られる空気が、ヒートシンク41と熱交換されることで温められる。そして、この温められた空気が二次電池11に向けて送られることで、二次電池11が空気により加熱される。
【0027】
また、切替弁71が第1切替位置に切り替えられるとともに、熱媒体は、循環ポンプPの駆動によって第1循環流路81を循環する。第1循環流路81を循環する熱媒体は、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器61と熱交換されて加熱される。そして、熱伝導部材42において、加熱された熱媒体と第2の面32との熱交換が行われることで、第2の面32が加熱される。これにより、第1の面31と第2の面32との温度差が少なくなる。
【0028】
熱電素子モジュール30によって二次電池11を冷却する場合、給電部51から供給される電流が他方の向きに流れるように熱電素子モジュール30に対して電流を供給する。すると、第1の面31が吸熱するとともに第2の面が放熱する。これにより、第1の面31によってヒートシンク41が冷却され、ファン52からヒートシンク41に向けて送られる空気が、ヒートシンク41により冷却される。そして、この冷却された空気が二次電池11に向けて送られることで、二次電池11が空気により冷却される。
【0029】
また、切替弁71が第2切替位置に切り替えられるとともに、熱媒体は、循環ポンプPの駆動によって第2循環流路82を循環する。第2循環流路82を循環する熱媒体は、第2熱交換器62で外気と熱交換されて冷却される。そして、熱伝導部材42において、冷却された熱媒体と第2の面32との熱交換が行われることで、第2の面32が冷却される。これにより、第1の面31と第2の面32との温度差が少なくなる。
【0030】
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)電池温度調節システム20において、熱電素子モジュール30によって二次電池11を加熱する際に、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器61と熱媒体とを熱的に結合させた。よって、第1熱交換器61と熱媒体とが熱交換されることで、熱媒体を加熱することができるため、寒冷地のような外気の温度が低い環境であっても、熱媒体を第2の面32を加熱するために必要な温度まで加熱することができる。よって、熱電素子モジュール30を用いて二次電池11を加熱する際に、熱電素子モジュール30における第1の面31と第2の面32との温度差を小さくすることができる。その結果として、熱電素子モジュール30に対する消費電力が増大してしまうことを抑制することができ、電池温度調節システム20における運転効率が悪化してしまうことを防止することができる。
【0031】
(2)熱電素子モジュール30によって二次電池11を冷却する際に、外気と熱交換可能な第2熱交換器62と熱媒体とを熱的に結合させた。よって、第2熱交換器62で外気と熱媒体とが熱交換されることで、熱媒体を第2の面32を冷却するために必要な温度まで冷却することができる。その結果、この熱媒体により第2の面32を冷却することができ、第1の面31と第2の面32との温度差を小さくすることができる。
【0032】
(3)熱電素子モジュール30によって二次電池11を加熱する際には、熱媒体が第1循環流路81を循環するとともに、熱電素子モジュール30によって二次電池11を冷却する際には、熱媒体が第2循環流路82を循環するように、第1循環流路81と第2循環流路82とを切り替える切替弁71を設けた。よって、例えば、熱電素子モジュール30によって二次電池11を冷却する際に、第2熱交換器62で外気と熱交換されて冷却された熱媒体が、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器61と熱交換されて加熱されてしまうことを防止することができ、第2の面32を熱媒体により効率良く冷却することができる。また、熱電素子モジュール30によって二次電池11を加熱する際に、太陽光の熱を吸熱して加熱された第1熱交換器61と熱交換されて加熱された熱媒体が、第2熱交換器62で外気と熱交換されて冷却されてしまうことを防止することができ、第2の面32を熱媒体により効率良く加熱することができる。
【0033】
(4)第1熱交換器61を、乗用車10の天井部10aに配設した。乗用車10の天井部10aは、乗用車10の部位の中で太陽光が照射され易い部位であるため、太陽光の熱を第1熱交換器61により吸熱し易くすることができる。
【0034】
(5)第2熱交換器62を、乗用車10のフロント部10bに配設した。乗用車10のフロント部10bは、乗用車10が走行している際に、乗用車10の部位の中で外気が当たり易い部位であるため、外気と第2熱交換器62とを熱交換させ易くすることができる。
【0035】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、第1熱交換器61の設置位置は、第1熱交換器61により太陽光の熱が吸熱可能な位置であれば、特に限定されるものではない。
【0036】
○ 実施形態において、第2熱交換器62の設置位置は、外気と第2熱交換器62とが熱交換される位置であれば、特に限定されるものではない。
○ 実施形態では、ファン52により送られた車室内の空気を用いて二次電池11を温度調節したが、これに限らず、例えば、水を用いて二次電池11を温度調節してもよい。
【0037】
○ 実施形態において、第1の面31に二次電池11を直接接触させて、第1の面31と二次電池11とを熱的に結合させることで、二次電池11を温度調節するようにしてもよい。
【0038】
○ 実施形態において、切替弁71を削除してもよい。
○ 実施形態では、ハイブリッド車に適用したが、これに限らず、例えば、電気自動車やエンジン車に適用してもよい。
【0039】
○ 実施形態では、車両用の電池温度調節システムとしたが、これに限らず、例えば、住宅用の電池温度調節システムとしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
【0040】
(イ)前記電池温度調節システムは車両に搭載されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電池温度調節システム。
(ロ)前記第1熱交換器は車両の天井部に配設されていることを特徴とする前記技術的思想(イ)に記載の電池温度調節システム。
【0041】
(ハ)前記第2熱交換器は車両のフロント部に配設されていることを特徴とする前記技術的思想(イ)、(ロ)に記載の電池温度調節システム。
【符号の説明】
【0042】
10…車両としての乗用車、10a…天井部、10b…フロント部、11…二次電池、20…電池温度調節システム、30…熱電素子モジュール、31…第1の面、32…第2の面、61…第1熱交換器、62…第2熱交換器、71…切替手段としての切替弁、81…第1循環流路、82…第2循環流路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二次電池と熱的に結合される第1の面と、熱媒体と熱的に結合される第2の面とを有するとともに、電流の流れる向きによって前記第1の面及び前記第2の面が吸熱又は放熱する熱電素子モジュールを備えた電池温度調節システムであって、
太陽光の熱を吸熱する第1熱交換器を備え、
前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を加熱する際に、前記熱媒体は前記第1熱交換器と熱的に結合されていることを特徴とする電池温度調節システム。
【請求項2】
外気と熱交換可能な第2熱交換器をさらに備え、
前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を冷却する際に、前記熱媒体は前記第2熱交換器と熱的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の電池温度調節システム。
【請求項3】
前記第1熱交換器と熱的に結合される熱媒体が循環する第1循環流路と、前記第2熱交換器と熱的に結合される熱媒体が循環する第2循環流路とを備え、
前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を加熱する際には、前記第1循環流路を循環する熱媒体と前記第2の面とが熱的に結合されるとともに、前記熱電素子モジュールによって前記二次電池を冷却する際には、前記第2循環流路を循環する熱媒体と前記第2の面とが熱的に結合されるように前記第1循環流路と前記第2循環流路とを切り替える切替手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電池温度調節システム。

【図1】
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【公開番号】特開2013−101772(P2013−101772A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−243696(P2011−243696)
【出願日】平成23年11月7日(2011.11.7)
【出願人】(000003218)株式会社豊田自動織機 (4,162)
【Fターム(参考)】