説明

電話システムおよび着信拒否解除方法

【課題】着信拒否解除操作に要する時間および着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が短く、着信拒否解除のために発信者に求められる操作が簡素である電話システム及び着信拒否解除方法を提供する。
【解決手段】発信端末11における発信操作において、非通知着信拒否の解除のためのパスワードをサブアドレスに設定し、パスワード情報を付加した呼を発信するとともに、着信電話システム30が、そのパスワードを設定されたサブアドレスを含む呼を着信し、着信したパスワードと記憶部33に予め設定したパスワードとの照合をパスワード照合部32で行い、照合において、両パスワードが一致した場合に、非通知着信拒否を解除して着信処理を行い、サブアドレスにパスワードが設定されていない場合、および両パスワードが不一致の場合、着信を拒否する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話システムおよび着信拒否解除方法に関する。
【背景技術】
【0002】
PHS(Personal Handyphone System)、携帯電話システム、固定電話等の電話システムでは、発ID非通知拒否サービスと称されるサービスが提供されている。発ID非通知拒否サービスとは、発番号(発信者番号)を非通知にして発信された呼、すなわち不明な相手からの呼の着信を一律に拒否するサービスであり、例えば、特許文献1(特開平11−68952号公報)に開示されている。
【0003】
この特許文献1に記載の電話システムでは、発信者であるユーザAのIP電話端末から、発ID非通知拒否サービスの契約者であるユーザBのIP電話端末に向けて、発番号を非通知にして呼を発信すると、IPネットワークを介して複数のIP電話端末間の呼接続処理を行うSIPサーバは、ユーザAのIP電話端末に対し、ユーザBに代わって、発番号の通知を促す音声ガイダンス(例えば、「あなたの電話番号を通知しておかけ直し下さい」という音声メッセージ)を送信する。このとき、ユーザAのIP電話端末から発信された呼は、ユーザBのIP電話端末には着信されず、ユーザAとユーザBとの通話は不可となる。
【0004】
他方、ユーザの中には、様々な事情により、発番号を通知することができないユーザも存在する。そこで、発番号を非通知にして発信された呼の着信を一律に拒否するのではなく、発番号を通知することができないユーザのIP電話端末から発信された呼についても、一定の条件を満たすときは、着信拒否の設定を解除し、契約者のIP電話端末に着信させることができる電話システムが特許文献2(特開2009−218786号公報)に開示されている。
【0005】
特許文献2に記載された電話システムでは、発信者の端末にて音声ガイダンスの受信中にパスワードが入力されると、入力されたパスワードが契約者により予め設定された設定パスワードと一致するか否かを照合し、発信者の端末にて入力されたパスワードが契約者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、発信者の端末から発信された呼を契約者の端末に着信させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−68952号公報
【特許文献2】特開2009−218786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述のように、特許文献2に記載の電話システムは、発信者の端末に音声ガイダンスが受信されているときに、発信者が発信者の端末にパスワードを入力すると、発信者から入力されたパスワードと契約者により予め設定された設定パスワードとが一致するか否かを照合し、発信者の端末にて入力されたパスワードが契約者により予め設定された設定パスワードと一致した場合に、着信拒否の設定を解除し、発信者の端末から発信された呼を契約者の端末に着信させる。

【0008】
そこで、特許文献2に記載の電話システムで着信拒否の解除を行うには、音声ガイダンスを聴きながら、着信者から予め知らされたパスワードを発信者の端末に入力することが必要であるから、発信者における着信拒否解除操作に時間が掛かる。また、特許文献2に記載の電話システムでは、発信者から入力されたパスワードと契約者により予め設定された設定パスワードとが一致するか否かの照合をして、この照合により両方のパスワードが一致しない、即ち着信拒否の解除が失敗したと分かるまでに、発信者側における音声ガイダンスの受信およびパスワードの入力という時間を要する過程が介在するので、着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が長い。更に、特許文献2に記載の電話システムでは、着信拒否を解除するためには、発信者端末に着信者番号を入力し、一旦呼を発信した後に、音声ガイダンスを聴きながら、パスワードを発信者の端末に改めて入力することが必要であるから、着信拒否解除に2つの入力操作を要することとなり、煩わしい着信拒否解除操作が発信者に求められる。
このように、特許文献2に記載の電話システムには、着信拒否解除操作に要する時間および着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が長く、並びに着信拒否解除のために発信者に求められる操作の煩わしいという解決するべき課題があった。
【0009】
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、着信拒否解除操作に要する時間および着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が短く、着信拒否解除のために発信者に求められる操作が簡素である電話システム及び着信拒否解除方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の課題を解決するため、本発明による電話システム及び着信拒否解除方法は、次のような特徴的な構成を採用している。
【0011】
(1)本発明による電話システムは、発信者の端末から発信された呼に着信者番号に加えてサブアドレスを含ませることができ、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否する電話システムであって、前記発信者の端末から発信された呼が前記発番号を非通知にして発信されたときにも、該発信者の端末にて前記サブアドレスに含ませた発信パスワードが、着信者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、該発信者の端末から発信された呼を該着信者の端末に着信させることを特徴とする。
(2)また、本発明による電話システムは、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否するサービスを提供する電話システムであって、
着信側電話システムで設定したパスワードを格納するパスワード格納手段と、
前記呼の着信時に通知される呼設定情報の中に設定された着サブアドレスの解析をし、該着サブアドレスに含まれる発信者設定パスワードを得る着サブアドレス解析手段と、
前記パスワード格納手段に格納されている前記パスワードと前記発信者設定パスワードとが一致したとき、前記呼を着信させる呼処理手段と
を有してなるものでもよい。
(3)本発明による着信拒否解除方法は、発信者の端末から発信された呼に着信者番号に加えてサブアドレスを含ませることができ、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否する電話システムにおける着信拒否解除方法であって、前記発信者の端末から発信された呼が前記発番号を非通知にして発信されたときにも、該発信者の端末にて前記サブアドレスに含ませた発信パスワードが、着信者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、該発信者の端末から発信された呼を該着信者の端末に着信させることを特徴とする。
(4)本発明による着信拒否解除方法は、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否するサービスを提供する電話システムにおける着信拒否解除方法であって、
着信側電話システムで設定したパスワードをパスワード格納手段に格納し、
前記呼の着信時に通知される呼設定情報の中に設定された着サブアドレスの解析をし、該着サブアドレスに含まれる発信者設定パスワードを取得し、
前記パスワード格納手段に格納されている前記パスワードと前記発信者設定パスワードとが一致したとき、前記呼を着信させることを特徴とするものでもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の電話システム及び着信拒否解除方法によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0013】
つまり、本発明によれば、着信拒否解除操作に要する時間および着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が短く、着信拒否解除のために発信者に求められる操作が簡素である電話システム及び着信拒否解除方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態である電話システムの構成を示す図である。
【図2】図1の電話システムの動作手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の電話システムにおける網20でなされる処理を示すフローチャートである。
【図4】図1の電話システムにおける着信方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明による電話システム及び着信拒否解除方法の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。
【0016】
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、発信者の端末から発信された呼に着信者番号に加えてサブアドレスが含ませられ、かつ、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否する電話システムに適用され、発信者の端末から発信された呼において発番号を非通知にしても、その発信呼におけるサブアドレスに発信パスワードを含ませることにより、この発信パスワードが着信者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、着信拒否の設定を解除し、発信者の端末から発信された呼を着信者の端末に着信させることを特徴とする。
【0017】
(実施形態の構成例)
本発明による電話システム及び着信拒否解除方法の実施形態について、その一例を、図1乃至図4を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である電話システムの構成を示す図である。
【0018】
この電話システムは、発ID非通知着信拒否機能を有する。非通知着信拒否機能とは、着信呼の呼設定に発信番号が付加されていないか、発信番号が表示不可になっている場合に、着信呼を放棄する機能である。ただし、非通知着信拒否機能が有効になっている場合でも、後に詳しく説明するように、着信電話システムで設定したパスワードと同じパスワードが着サブアドレスに設定されている場合、着信拒否の設定を解除し、その着信呼を受け付ける。また、この電話システムでは、発信端末において、通話相手(着信者)の電話番号(着信者番号)に加えて、サブアドレスを含む呼を発信する。すなわち、本電話システムにおける呼は、着信者番号の他に、サブアドレスを含む。
【0019】
図1に示すように、本発明の一実施形態である電話システムは、発信端末11、網20及び着信電話システム30よりなる。この電話システムはPHSであるとして以下説明する。
【0020】
発信端末11は、発信者の操作による通話相手(着信者)の電話番号(着信者番号)と発サブアドレスの入力を受け付け、発番号を非通知にして、着信者番号および発サブアドレスを含む呼を発信する。発サブアドレスとして、着信拒否の設定を解除できるように、通話の相手方(着信者)から予め知らされてパスワードが含められる。網20は、PHS網であり、発番号、発サブアドレス、着サブアドレスを送信する機能を有する。
【0021】
着信電話システム30は、呼処理部31、パスワード照合部32及び記憶部33を有する。呼処理部31は着信シーケンスを実行し、呼設定を受信したとき、着サブアドレスに含まれるパスワードをパスワード照合部32へ出力する。記憶部33は、パスワード記憶部34を有し、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否するサービスの提供契約をした契約者、本実施の形態において発信者の呼を着信する受信電話システム30の保有者により予め設定されたパスワードをパスワード記憶部34に記憶する。パスワード照合部32は、パスワード記憶部34に記憶されている受信電話システムのパスワードと、着サブアドレスに含まれるパスワードとを照合し、両パスワードが一致するか否かを呼処理部31に通知する。
【0022】
図2のフローチャートを参照して、図1の電話システムの動作手順を説明する。いま、発信者10の保有する発信端末11から、着信電話システム30へ発番号非通知発信を行うものとする(ステップ101)。発信端末11から発信される呼(発信呼)には、通話相手である着信電話システム30の着番号(通話相手の電話番号)に加えて、サブアドレスが含まれる。サブアドレスは、着信拒否の設定を解除するために通話相手から予め知らされているパスワードである。このパスワードは、発信端末11の使用者である発信者10により、着番号の入力に続いて、入力される。着番号およびパスワードは、発信者10により手動で入力される。このように、発信端末11から発信される呼には、着信拒否の解除をするためのパスワードが含まれている。
【0023】
着信電話システム30では、記憶部33に、着信電話システム30の所有者(通話の相手)により、着信拒否の解除をするためのパスワード(設定パスワード)が予め設定されている。呼処理部31では、着信呼におけるサブアドレスの解析により、発信端末11から発信され、着信呼に含めてあるパスワード(着信パスワード)が取得される。パスワード照合部32では、記憶部33に予め設定されている設定パスワードと着信パスワードとが一致するか否かの照合をする(ステップ102)、
【0024】
パスワード照合部32における照合において、着信パスワードが設定パスワードに一致したとき、符合103に示す処理経路へ進み、呼処理部31が、非通知着信拒否を解除し、着信の処理を継続する(ステップ104)。パスワード照合部32における照合において、着信パスワードが設定パスワードに一致しないとき、符合150で示す処理経路へ進み、呼処理部31が呼放棄処理をする(ステップ104)。
【0025】
いま、着番号(着信電話システム30の電話番号)を03−1234−5678、サブアドレスに設定されるパスワードを9876、発番号非通知発信を行うための非通知特番を184とすると、着信電話システム30がPHSであるので、発信者10により発信端末11に入力される記号番号は、1840312345678*9876となる。この例では、図1の電話システムの発信端末11による発信呼は、着番号0312345678に発サブアドレス9876を付加したものとなる。
【0026】
次に、図3を参照して、図1の電話システムにおける網20で行う処理について説明する。いま、網20は、発信端末11から発番号非通知発信を受け付けたとする(ステップ201)。次のステップ202では、ステップ201で受け付けられた発信呼における発サブアドレスを、着信呼における着サブアドレスに設定し、網交換処理を行う。次のステップ203において、発番号を非表示にし、発サブアドレスにおけるパスワードを着サブアドレスに設定するように、着信処理を行う。次のステップ204において、着信電話システム30に対し、発番号非通知の着信をさせる。ここでは、網20は、発番号非通知発信を受け付けたので、着信電話システム30には発信端末11の発番号を取り除いた発番号非通知着信を行わせる。
【0027】
図4のフローチャートを参照し、図1の電話システムにおける着信方法を詳しく説明する。網20から着信処理をされた着信電話システム30は、呼処理部31において、着信処理を行う。いま、着信電話システム30は、非通知着信拒否が設定されているものとする。着信電話システム30が非通知着信拒否に設定されているとき、網20から非通知着信の呼設定を受信した場合、呼処理部31は呼設定情報を抽出し(ステップ301)、次に呼設定情報から着サブアドレスを抽出する(ステップ302)。着サブアドレスは、発信端末11から発サブアドレスとして発信されたパスワードそのものである。
【0028】
次に、パスワード照合部32において、記憶部33に設定されているパスワード(設定パスワード)と、着サブアドレスであるパスワード(着信パスワード)との照合をする(ステップ303)。この照合において、着信パスワードが設定パスワードに一致したとき、非通知着信拒否を解除し着信の処理を継続する(ステップ305)。その照合において、両パスワードが一致しなかった場合は、非通知着信の呼放棄処理を行う(ステップ350)。
【0029】
(実施の形態の効果)
図1乃至図4を参照して以上に説明した実施の形態により、次のような効果が得られる。第1の効果は、1度の発信操作で非通知着信拒否の解除が行え、相手端末への着信が可能となったことである。すなわち、本実施の形態では、発信端末11における発信操作において、非通知着信拒否の解除のためのパスワードをサブアドレスに設定し、パスワード情報を付加した呼を発信するとともに、着信電話システム30が、そのパスワードを設定されたサブアドレスを含む呼を着信し、両パスワードが一致した場合に、非通知着信拒否を解除して着信処理を行い、サブアドレスにパスワードが設定されていない場合、および両パスワードが不一致の場合、着信を拒否するように構成したので、その第1の効果を上げることができる。
【0030】
第2の効果は、回線を有効に活用できることにある。すなわち、本実施の形態では、非通知着信拒否の判定を着信時の呼設定の段階で行うので、通話が成立する前に非通知着信拒否の解除成功と解除失敗が判定できる。そこで、解除失敗と判定した場合は、通話を成立させることなく、呼放棄を行えるので、着信回線を占有する時間が呼設定の処理までの時間で済む。かくして、第2の効果を得ることができるのである。
【0031】
このように、図1乃至図4を参照して説明した実施の形態によれば、着信拒否解除操作に要する時間および着信拒否の解除が失敗したときにおける回線の占有時間が短く、着信拒否解除のために発信者に求められる操作が簡素である電話システム及び着信拒否解除方法を提供することができる。
【0032】
なお、以上には実施の形態を挙げ、本発明を具体的に説明したが、本発明はこれら実施の形態に限られるものでないことは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、電話システムはPHSとして説明したが、本発明は、PHSに限らず、例えば、ISDNやIP電話のように、発番号と発サブアドレス、着サブアドレスが送信できる機能を有する電話システムに適用できる。このように、本発明は、その要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
【符号の説明】
【0033】
10 発信者
11 発信端末
20 網
31 呼処理部
32 パスワード処理部
33 記憶部
34 パスワード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発信者の端末から発信された呼に着信者番号に加えてサブアドレスを含ませることができ、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否する電話システムであって、
前記発信者の端末から発信された呼が前記発番号を非通知にして発信されたときにも、該発信者の端末にて前記サブアドレスに含ませた発信パスワードが、着信者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、該発信者の端末から発信された呼を該着信者の端末に着信させることを特徴とする電話システム。
【請求項2】
発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否するサービスを提供する電話システムであって、
着信側電話システムで設定したパスワードを格納するパスワード格納手段と、
前記呼の着信時に通知される呼設定情報の中に設定された着サブアドレスの解析をし、該着サブアドレスに含まれる発信者設定パスワードを得る着サブアドレス解析手段と、
前記パスワード格納手段に格納されている前記パスワードと前記発信者設定パスワードとが一致したとき、前記呼を着信させる呼処理手段と
を有してなる電話システム。
【請求項3】
発信者の端末から発信された呼に着信者番号に加えてサブアドレスを含ませることができ、発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否する電話システムにおける着信拒否解除方法であって、
前記発信者の端末から発信された呼が前記発番号を非通知にして発信されたときにも、該発信者の端末にて前記サブアドレスに含ませた発信パスワードが、着信者により予め設定された設定パスワードと一致した場合、該発信者の端末から発信された呼を該着信者の端末に着信させることを特徴とする着信拒否解除方法。
【請求項4】
発番号を非通知にして発信された呼の着信を拒否するサービスを提供する電話システムにおける着信拒否解除方法であって、
着信側電話システムで設定したパスワードをパスワード格納手段に格納し、
前記呼の着信時に通知される呼設定情報の中に設定された着サブアドレスの解析をし、該着サブアドレスに含まれる発信者設定パスワードを取得し、
前記パスワード格納手段に格納されている前記パスワードと前記発信者設定パスワードとが一致したとき、前記呼を着信させることを特徴とする着信拒否解除方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−217077(P2011−217077A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−82486(P2010−82486)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】