説明

電話システム

【課題】会議通話状態において通話者が通話を開始することを会議参加者が容易に認識することのできる電話システムを提供する。
【解決手段】呼出音を鳴動する呼出音鳴動部をそれぞれ備える複数の移動端末と、無線により前記複数の移動端末と接続される接続装置と、前記接続装置と接続され、前記複数の移動端末間の会議通話を制御する制御装置とを備えた電話システムを、前記移動端末は、移動端末間の会議通話に参加している会議通話状態において、操作者からの通話予告操作を受け付けると、前記制御装置へ第1の通話予告情報を送信し、前記制御装置は、前記第1の通話予告情報を受信すると、会議通話に参加している移動端末に対し、第2の通話予告情報を送信し、前記移動端末は、前記第2の通話予告情報を受信すると、前記呼出音鳴動部から呼出音を鳴動するように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会議通話を行うことのできる電話システムに関し、例えば、構内無線システム等の会議通話を行うことのできる事業所用コードレス電話システムにおいて、会議通話中に、会議通話に参加している電話機から、会議通話に参加している他の電話機の呼出し音を鳴動させることのできる電話システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば各種工場などの生産現場においては、事業所用コードレス電話システムを用いて、会議通話が行われている。生産現場の各作業者は、それぞれ所持しているコードレス電話機を常に会議通話状態にして、関係者といつでも会話ができる状態で作業をしている。これは、常に会話が行われているわけではなく、必要な場合に会話をするといった使用方法であるが、会議通話をするたびに電話をかけるという使用方法では、使い勝手が煩雑になるため、常に回線接続状態で会議通話ができる状態にして使用している。
【0003】
図5に、作業者がコードレス電話機を装着している状態を示す。図5は、作業者がコードレス電話機を装着した使用状況を示す図である。図5に示すように、作業者の腰にコードレス電話機本体51を装着し、イヤホンマイク53をヘルメット54に装着し、コードレス電話機本体51とイヤホンマイク53をケーブル52で接続し、通話を行う方式がとられている。
【0004】
図6に、コードレス電話機の概略構成を示す。図6に示すように、コードレス電話機は、コードレス電話機本体51と、イヤホンとマイクから構成されるイヤホンマイク53と、リモコン55と、コードレス電話機本体51とイヤホンマイク53を接続するケーブル52から構成されている。
【0005】
上述のように、会議通話中は、コードレス電話機のイヤホンマイク53を装着している状態で作業を実施することになっているが、長時間イヤホンマイク53を装着していることが作業者の苦痛となり、イヤホンマイク53を一時的にはずして付け直すといった行為を実施することがある。この行為を実施している最中に他のコードレス電話機から通話が発生すると、通話内容を聞き漏らす可能性があるため、通話者は、通話を開始する際に、全員が聞いているかどうかを確認したうえで通話を開始することが必要である。このように、全員が通話可能な状態かどうかの確認が必要であり、この確認作業は一人一人確認を行うため、煩雑でかつ時間がかかるものとなっている。
【0006】
下記の特許文献1には、会議通話を開始する前に、会議招集者がワンタッチもしくはダイヤル操作により、会議招集を会議参加者に音声で知らせ、会議参加者が自席を離れていても、容易に判別できるようにする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平2‐277367公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した従来の電話システムでは、会議通話状態において通話者が通話を開始する際に、会議参加者全員が聞いているかどうかを確認したうえで通話を開始することが必要であり、この確認作業が煩雑でかつ時間がかかるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、会議通話状態において通話者が通話を開始することを会議参加者が容易に認識することのできる電話システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る電話システムは、会議通話状態において通話者が通話を開始する際に、会議参加者に通話開始を予告するものである。
上記課題を解決するための、本願発明に係る電話システムの代表的な構成である第1の発明は次のとおりである。すなわち、
呼出音を鳴動する呼出音鳴動部をそれぞれ備える複数の移動端末と、
無線により前記複数の移動端末と接続される接続装置と、
前記接続装置と接続され、前記複数の移動端末間の会議通話を制御する制御装置とを備えた電話システムであって、
前記移動端末は、移動端末間の会議通話に参加している会議通話状態において、操作者からの通話予告操作を受け付けると、前記制御装置へ第1の通話予告情報を送信し、
前記制御装置は、前記第1の通話予告情報を受信すると、会議通話に参加している移動端末に対し、第2の通話予告情報を送信し、
前記移動端末は、前記第2の通話予告情報を受信すると、前記呼出音鳴動部から呼出音を鳴動することを特徴とする電話システム。
【0010】
なお、上記の第1の発明において、
前記移動端末は、音声を出力するイヤホンと音声を入力するマイクと操作ボタンを有するリモコン部とを有するイヤホンマイク部を備え、該リモコン部の操作ボタンにより前記操作者からの通話予告操作を受け付けるものである第2の発明とすることもできる。
【0011】
また、上記の第1の発明又は第2の発明において、
前記移動端末は、通話状態でない場合に他の移動端末からの呼出があったときに第2の呼出音で鳴動する第2の呼出音鳴動部を備え、該第2の呼出音は、前記呼出音鳴動部から鳴動する呼出音とは異なる呼出音である第3の発明とすることもできる。
【発明の効果】
【0012】
上記の第1の発明によれば、会議通話状態において通話者が通話を開始する際に、会議参加者に通話開始を予告することができるので、会議参加者の聞き漏らし等を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る事業所用コードレス電話システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るコードレス電話機の構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るコードレス電話機の動作フローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る制御装置の動作フローチャートである。
【図5】作業者がコードレス電話機を装着した使用状況を示す図である。
【図6】コードレス電話機の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
まず、本発明の実施形態の一例である電話システムの構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の電話システムの一例である事業所用コードレス電話システムの構成ブロック図である。本実施形態の電話システム(本システム)は、図1に示すように、制御装置10と、接続装置20と、作業者が会議通話等の通話に使用する移動端末である複数のコードレス電話機30とを備えている。
【0015】
接続装置20は、いわゆる基地局装置であり、無線を使用して通話回線を構築するもので、複数のコードレス電話機30と無線により接続されており、コードレス電話機30との間で各種情報の無線による送受信を行う。また、接続装置20は、制御装置10と有線により接続されており、制御装置10との間で各種情報の送受信を行う。
【0016】
制御装置10は、事業所用コードレス電話システム全体の交換制御や、複数のコードレス電話機30間の通話や会議通話等の通信制御を行うものである。図1に示すように、制御装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部を有する操作部13と、接続装置20と接続するための接続装置入出力部である接続IF(インタフェース)14と、外部の装置や回線等と接続するための外部入出力部である外部IF(インタフェース)15とを備えている。
【0017】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を備え、記憶部12、操作部13、接続IF14、外部IF15と接続されており、これら各構成部と制御装置10全体の制御を行うものである。記憶部12内には、制御部11の動作プログラムが格納されており、CPUは、この動作プログラムに従って動作する。
また、制御部11は、複数のコードレス電話機30が会議通話を行う場合に、例えば会議トランクを用いて会議通話の音声多重化を行うものである。
【0018】
また、制御部11は、後述する第1の通話予告情報を会議通話状態にあるコードレス電話機30から受信すると、後述する第2の通話予告情報を会議通話状態にある他のコードレス電話機30へ送信する。ここで、会議通話状態とは、改めて発呼しなくてもコードレス電話機30同士の通話が可能な状態であって、後述するコードレス電話機30のマイク部37から音声が入力されると、他のコードレス電話機30の受話部36から音声が出力される状態である。なお、通話中にその通話回線を使用してコードレス電話機30へ通話音声とは別に任意の情報を送る技術は、公知の技術であり、その技術を用いて第1の通話予告情報や第2の通話予告情報を送信するものである。
【0019】
第1の通話予告情報は、コードレス電話機30から接続装置20経由で制御装置10へ送信されてくるもので、少なくとも、第1の通話予告情報であることを示す情報種別と、送信元のコードレス電話機30のID(識別子)を含む。第2の通話予告情報は、制御装置10から接続装置20経由で会議通話に参加中の他のコードレス電話機30に対して送信するもので、少なくとも、第2の通話予告情報であることを示す情報種別を含む。
記憶部12には、予め、第1の通話予告情報の情報種別と、第2の通話予告情報の情報種別とが記憶されている。記憶部12に記憶されている第1の通話予告情報の情報種別は、コードレス電話機30から送信されてくる第1の通話予告情報と照合するためのものである。
【0020】
第1の通話予告情報は、会議通話状態にあるコードレス電話機30において通話予告ボタンが押下されることにより、該コードレス電話機30から制御装置10へ送信される。制御装置10は、第1の通話予告情報に含まれる情報種別により第1の通話予告情報であることを認識でき、第1の通話予告情報に含まれる送信元のコードレス電話機30のIDにより、送信元のコードレス電話機30を認識できる。
第2の通話予告情報は、コードレス電話機30から第1の通話予告情報を受信すると、送信元のコードレス電話機30以外の、会議通話状態にある他のコードレス電話機30に対し、制御装置10から送信するものである。第2の通話予告情報を受信した他のコードレス電話機30は、第2の通話予告情報に含まれる情報種別により第2の通話予告情報であることを認識できる。
【0021】
これにより、コードレス電話機30の操作者が、会議通話状態、つまり会議通話中において通話を始める前に通話予告ボタンを押下すると、第1の通話予告情報が制御装置10へ送信され、第1の通話予告情報を受信した制御装置10が、第2の通話予告情報を会議通話状態にある他のコードレス電話機30へ送信するので、後述するように、他のコードレス電話機30において呼出音を鳴動させ注意を促すことができる。
【0022】
次に、コードレス電話機の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るコードレス電話機の構成例を示す図である。
コードレス電話機30は、図2に示すように、コードレス電話機本体30aとイヤホンマイク部40とを備える。コードレス電話機本体30aは、電話機制御部31と、電話機記憶部32と、操作者がダイヤル入力等に使用する電話機操作部33と、接続装置20と無線により接続される無線部34と、イヤホンマイク部40を接続するための外部入出力部35と、通話相手からの音声を出力する音声出力部である受話部36と、当該コードレス電話機30の操作者から音声を入力する音声入力部であるマイク部37と、呼出音を鳴動出力する呼出音鳴動部であるサウンダ部38とを備える。
【0023】
サウンダ部38からの呼出音は、後述するように、会議通話状態において他のコードレス電話機30からの通話予告があった場合に鳴動する呼出音である。このサウンダ部38からの呼出音は、通話状態でない場合に他のコードレス電話機30からの呼出があったときに鳴動する呼出音と同じであってもよいし、異なる呼出音であってもよい。異なる呼出音とする場合は、コードレス電話機30は、通話状態でない場合に他のコードレス電話機30からの呼出があったときに第2の呼出音で鳴動する第2の呼出音鳴動部を備える。異なる呼出音とすると、会議通話状態において他のコードレス電話機30から通話予告が来たことが分かりやすい。
【0024】
無線部34は、接続装置20に対し無線により各種情報を送信する送信部34aと、接続装置20から無線により各種情報を受信する受信部34bと、アンテナ34cとを備える。無線部34は、アンテナ34c介して、接続装置20との間で無線により各種情報の送受信を行う。
【0025】
イヤホンマイク部40は、音声を出力するイヤホン41と、音声を入力するマイク42と、イヤホンへ出力する音声の音量調整等を行うリモコン部44と、イヤホン41やマイク42とリモコン部44を接続するケーブル43とを備え、リモコン部44は操作ボタン44aを備える。
イヤホンマイク部40が外部入出力部35に接続された場合は、受話部36とマイク部37が機能しないように、制御部31により制御される。
【0026】
電話機制御部31は、CPU(Central Processing Unit)を備え、電話機記憶部32、電話機操作部33、無線部34、外部入出力部35、受話部36、マイク部37、サウンダ部38と接続されており、電話機制御部31はこれら各構成部およびコードレス電話機30全体の制御を行う。電話機記憶部32内には、電話機制御部31の動作プログラムが格納されており、CPUは、この動作プログラムに従って動作する。
また、電話機制御部31は、当該コードレス電話機30が会議通話状態にある場合に操作者から通話予告の指示がなされ、操作者からの通話予告操作を受け付けると、例えば通話予告ボタンが押下されると、通話予告ボタンが押下されたことを知らせる第1の通話予告情報を電話機記憶部32から読み出して、無線部34から接続装置20を介して制御装置10へ送信する。
通話予告ボタンとしては、イヤホンマイク部40や操作部33の特定のボタン、例えばリモコン部44の操作ボタン44aが割り当てられる。通話予告ボタンとしてリモコン部44の操作ボタン44aを割り当てた場合は、コードレス電話機30の操作者からの通話予告操作を受け付けることが容易となる。
【0027】
また、電話機制御部31は、当該コードレス電話機30が会議通話状態にある場合に、会議通話状態にある他のコードレス電話機30で通話予告ボタンが押下されたことを知らせる第2の通話予告情報を、制御装置10から接続装置20と無線部34を介して受信すると、サウンダ部38に対して呼出音の鳴動を指示し、サウンダ部38から呼出音を鳴動させる。
また、電話機制御部31は、呼出音が鳴動している状態で、操作者から呼出音停止の指示がなされると、サウンダ部38に対して呼出音の停止を指示する。呼出音停止の指示としては、呼出音鳴動中に、イヤホンマイク部40もしくは操作部33において任意のボタンが押された場合、電話機制御部31は、呼出音停止の指示と認識する。
【0028】
電話機記憶部32には、予め、制御装置10へ送信する第1の通話予告情報と、制御装置10から送信されてくる第2の通話予告情報の情報種別とが記憶されている。電話機記憶部32に記憶されている第2の通話予告情報の情報種別は、制御装置10から送信されてくる第2の通話予告情報と照合するためのものである。
【0029】
次に、本実施形態に係る事業所コードレス電話システムの動作について、図3と図4を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るコードレス電話機30の動作フローチャートである。図4は、本実施形態に係る制御装置10の動作フローチャートである。
まず、図3を用いてコードレス電話機30の動作を説明する。図3に示すように、まず、当該コードレス電話機30が会議通話状態(会議通話中)にあるか否かが判断される(ステップS1)。当該コードレス電話機30が会議通話状態にある場合は(ステップS1でYes)、通話予告ボタンが押下されたか否かが判断される(ステップS2)。
【0030】
通話予告ボタンが押下された場合は(ステップS2でYes)、通話予告ボタン押下の情報を電話機制御部31で取り込み(ステップS8)、第1の通話予告情報を電話機記憶部32から読み出して、無線部34から接続装置20経由で制御装置10へ送信し(ステップS9)、実際に通話を開始する(ステップS7)。
【0031】
通話予告ボタンが押下されなかった場合は(ステップS2でNo)、他のコードレス電話機30で通話予告ボタンが押下された旨の情報、つまり、第2の通話予告情報を、無線部34で受信したか否かが判断される(ステップS3)。第2の通話予告情報を受信していない場合は(ステップS3でNo)、ステップS1へ戻る。第2の通話予告情報を受信している場合は(ステップS3でYes)、電話機制御部31は、サウンダ部38から呼出音を鳴動させる(ステップS4)。
【0032】
呼出音が鳴動している状態で、イヤホンマイク部40もしくは電話機操作部33において任意のボタンが押されると、つまり、操作者から呼出音停止ボタンが押下されると(ステップS5でYes)、電話機制御部31は、サウンダ部38から鳴動する呼出音を停止させ(ステップS6)、実際の通話が開始される(ステップS7)。
【0033】
次に、図4を用いて制御装置10の動作を説明する。図4に示すように、まず、複数のコードレス電話機30が会議通話状態にあるか否かが判断される(ステップS11)。会議通話状態にある場合は(ステップS11でYes)、会議通話状態にあるコードレス電話機30から、第1の通話予告情報を受信したか否かが判断される(ステップS12)。第1の通話予告情報を受信していない場合は(ステップS12でNo)、ステップS11へ戻る。
【0034】
第1の通話予告情報を受信している場合は(ステップS12でYes)、会議通話状態にある他のコードレス電話機30へ、第2の通話予告情報を接続装置20経由で送信し(ステップS13)、動作を終了する。
【0035】
以上説明した本実施形態によれば、会議通話状態において、通話開始の合図として呼出音を鳴動させることによって、会議通話参加者に通話開始を通知することが可能になり、会議通話参加者の聞き漏らしを抑制することができる。
また、通話開始の合図を呼出音で鳴動させることによって作業連絡等の通話が発生したことを会議通話参加者が認識できるので、聞き漏らした場合でも会議通話参加者から再確認の通話を実施することができる、つまり、呼出音鳴動により通話が発生したことがわかるので会議通話参加者から聞き返すことができる。
【0036】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
また、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
【符号の説明】
【0037】
10…制御装置、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…接続IF、15…外部IF、20…接続装置、30…コードレス電話機、31…電話機制御部、32…電話機記憶部、33…電話機操作部、34…無線部、35…外部入出力部、36…受話部、37…マイク部、38…サウンダ部、39…イヤホンマイク、40…イヤホンマイク部、41…イヤホン、42…マイク、43…ケーブル、44…リモコン部、44a…操作ボタン、51…コードレス電話機本体、52…ケーブル、53…イヤホンマイク、54…ヘルメット、55…リモコン部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
呼出音を鳴動する呼出音鳴動部をそれぞれ備える複数の移動端末と、
無線により前記複数の移動端末と接続される接続装置と、
前記接続装置と接続され、前記複数の移動端末間の会議通話を制御する制御装置とを備えた電話システムであって、
前記移動端末は、移動端末間の会議通話に参加している会議通話状態において、操作者からの通話予告操作を受け付けると、前記制御装置へ第1の通話予告情報を送信し、
前記制御装置は、前記第1の通話予告情報を受信すると、会議通話に参加している移動端末に対し、第2の通話予告情報を送信し、
前記移動端末は、前記第2の通話予告情報を受信すると、前記呼出音鳴動部から呼出音を鳴動することを特徴とする電話システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−205149(P2012−205149A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−68943(P2011−68943)
【出願日】平成23年3月25日(2011.3.25)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】