説明

電車線路のレール間に設置する太陽光発電パネルの設置場所と設置具及び利用方法

【課題】 温暖化対策として太陽光発電パネルが普及している。一般住宅等の建築物の屋根設置が普及している。より普及を考えた場合、一箇所にまとまった設置場所の面積確保ができ、人の往来が極力少なく、送電及び付帯設備工事等が比較的容易な鉄道線路のレール間への太陽光発電パネルの設置が有効である。
【解決の手段】 鉄道線路のレール間に雨水が溜まらないよう排水口を設けた設置具に太陽光発電パネルを固定し、レール間に設置することで太陽光発電を行う。鉄道線路のレール間の設置による太陽光発電パネルの設置場所と設置具及び設置方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、鉄道線路のレール間に排水口を設けた設置具に太陽光発電パネルを固定し、発電する太陽光発電パネルの設置場所と設置具及び利用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の太陽光発電パネルの多くは、建築物の屋根等に多く設置されている。まとまった面積確保可能な地域では、配線及び送電設備工事が必要である。送電設備等付帯設備費のかからない場所に太陽光発電パネルを設置し発電するのが望ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明は、鉄道線路のレール間に雨水の排水口を設けた設置具に太陽光発電パネルを固定し設置する事で太陽光発電を行う。新たにまとまった設置場所を確保することなく人の往来が極力少ない場所に設置する設置場所、排水口を設けた設置具及び設置方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、排水口を設けた設置具に太陽光発電パネルを固定し鉄道線路のレール間に設置することを特徴とする排水口付設置具に固定した太陽光発電パネルの設置場所、設置具及び設置方法である。
【発明の効果】
【0005】
環境及びエネルギー問題のため住宅等の建築物の屋根に太陽光発電パネルを設置し発電を行っている。人の往来が極力少なく、一箇所にまとまった設置場所と送電設備等の工事が比較的容易な場所での設置が難しかった。本発明は、鉄道線路のレール間に太陽光発電パネルを設置し太陽光発電をする事で線路地の有効利用と送電等の工事が比較的容易に条件を満たす。また、排水口を設けた設置具に太陽光発電パネル固定し設置する事で雨水が溜まるのを防ぐ。
【発明を実施するための形態】
【0006】
この発明の実施形態は、列車走行による風圧に影響されないよう、レール間の歪み及び振動も考慮した設置具に太陽光発電パネルを固定し、レール間に設置する。太陽光発電パネルの雨水の排水対策として、設置具間の間隔を開け雨水が溜まらないように設置する。
「他の実施形態」
人の往来が比較的少ない設置場所であるが飛散物により太陽光パネルが傷まないように表面を弾力のある透明フイルム材質で覆ってもよい。
積雪地方は、雪や雨水が極力流れやすいように勾配をつけ設置してもよい。
雨水が流れやすいよう固定具の表面に排水溝を設けてもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
この発明は、排水口を設けた設置具に太陽光発電パネルを固定し、鉄道線路のレール間に設置し、発電することを特徴とする太陽光発電パネルの設置場所、設置具及び設置方法に関する。