説明

非常脱出用ガラス窓破壊装置

本発明は、非常脱出用ガラス窓破壊装置に関するものであり、その目的は、弱い力で打撃することによって、車両のガラス窓を破壊可能であるようにさせることで、非常脱出用ガラス窓破壊装置の安全性を向上させることができるし、また、か弱い子供または女性及老弱者が使用しても確かで速かにガラス窓を破壊可能にさせるものにあり、このような目的は、ガラス窓に固定用部材を媒介で一端が固定可能になるように形成されるが、中心軸方向に貫通ホールが形成されて具備される固定部材と、該固定部材の上部を一端の内側に収容して、使用者が打撃時に下向き移動可能になるように具備される覆い部材と、前記固定部材の貫通ホール内側に一端が挿入されて係止されて、他端は前記覆い部材に固定されて、前記覆い部材を弱い力で打撃することに対応されるように係止解除されることによって、硝子窓側に移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段を含んでなされたものによって達成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非常脱出用ガラス窓破壊装置に関するものであり、より詳細には、車両、電車または建物などのガラス窓に付着して、突然の事故によるドアの開放が難しい場合ガラス窓を破壊して、脱出可能であるようにさせた非常脱出用ガラス窓破壊装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知したところのようにバスや電車(地下鉄)などには強度が高い特殊硝子が使用される。
このような特殊硝子は、よく割れないために緊急状況時に脱出に難しさがあった。
【0003】
このような点を勘案して、車両(バスまたは電車)に非常時にガラス窓を破壊する目的でガラス窓破壊用つちが具備されている。
しかし、前記したガラス窓破壊用つちを危急な状況でつちの位置を熟知していない状況で速かに捜すのは易しくなくて、また、易しく紛失されることができるだけでなく、場合によっては凶器で使用されることもできる問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに、本発明は、上述した問題点を解消するために案出されたものであり、車両(バスまたは電車など)のガラス窓に付着して、非常時にガラス窓を破壊しようとする場合、使用者が安全ピンを取り除くか、または安全ピンを取り除くか、または安全ピンを取り除いた後弱い力で打撃することによってガラス窓を破壊可能であるようにすることで、非常脱出用ガラス窓破壊装置の安全性を向上させることができるし、また、か弱い子供または女性及び老弱者が使用しても確かで速かにガラス窓を破壊可能にさせた非常脱出用ガラス窓破壊装置を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述した目的を達成するための本発明は、ガラス窓に固定設置されて緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能になるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、ガラス窓に固定用部材を媒介で一端が固定可能になるように形成されるが、中心軸方向に貫通ホールが形成されて具備される固定部材と、前記固定部材の上部を一端の内側に収容して使用者が打撃時に下向き移動可能になるように具備される覆い部材と、前記固定部材の貫通ホール内側に一端が挿入されて係止されて、他端は前記覆い部材に固定されて前記覆い部材を弱い力で打撃することに対応されるように係止解除されることによって、硝子窓側に移動してガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段を含んでなされることを特徴とする。
【0006】
ここで、前記した固定部材の上部を収容して、下向き移動するように具備される覆い部材と、前記固定部材の一端を連結させて外力によって覆い部材の作動がなされないように安全手段をさらに含んで具備されることを特徴とする。
【0007】
また、前述した目的を達成するためのまた他の本発明は、ガラス窓に固定設置されて、緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能であるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、底面に固定用部材を媒介でガラス窓に固定可能に具備されて、中心軸方向には貫通された収容ホールが形成された固定部材と、前記固定部材の上部を内側に圧嵌して収容して固定可能になるように一面に収容溝が形成されるが、上面中央部には前記収容溝と連通された貫通ホールが形成されて具備される覆いと、前記固定部材に一端が収容されて他端は前記覆いの貫通ホールを貫通して突出されて安全ピンによって固定されるが、前記安全ピンを取り除くことによって弾性的に収容ホールに沿って下向き移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段を含んでなされることを特徴とする。
【0008】
ここで、前記した固定部材は、固定用部材(両面テープ)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端の外周面には外向延長されたフランジ部が形成されて、中央部には前記破壊手段を収容可能になるように貫通された収容ホールが形成されて具備されて、前記覆いは、固定部材の上部を内側に収容可能になるように底面には収容溝が形成されるが、上面中央部には前記収容溝と連通されて前記固定部材内側に収容される破壊手段の他端を貫通突出させることができるように突出用ホールが形成されて具備されて、前記破壊手段は、固定部材の収容ホール内側に一端が挿入されるが、一端の外周面には外向延長された支持片が形成されて、前記支持片の底面中央部にはガラス窓を直接打撃して、破壊するために具備される逆三角形状の断面を有する破壊片と、前記支持片の上面中央部に一端が固定されて、他端は安全ピンを貫通させるようにホールが貫通形成されて、立設された固定バーを含んだ破壊用部材と、該破壊用部材の固定バーを内側に貫通させて、一端は前記支持片に係止されて、他端は覆いの内側面に圧縮支持されて、前記固定バーのホールに貫通されて、固定された安全ピンを取り除くことによって、前記破壊用部材に圧縮されたスプリング力を提供して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される圧縮スプリングで構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
前記したところのように本発明による非常脱出用ガラス窓破壊装置によると、車両(バスまたは電車など)または建物のガラス窓に付着可能に形成することで、手と足両方を利用して誰も易しく使用可能であるようにさせると共に、打撃力をガラス窓に伝達する破壊用部材をガラス窓に対して常に垂直に移動可能に構成することで、打撃によってガラス窓がより易しくて確かに破壊することができて、非常状況で迅速な避難がなされることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図である。
【図2】図1の結合断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置の作動状態を示した図面である。
【図4】本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置の作動状態を示した図面である。
【図5】本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図である。
【図6】図5の結合断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図である。
【図8】図7の結合断面図である。
【図9】本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図である。
【図10】図9の結合断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置の固定部材に形成された安着突起の他の実施形態を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下では、本発明による非常脱出用ガラス窓破壊装置の実施形態を挙げて詳細に説明する。
まず、図面のうちで、同一な構成要素または部品はできる限り、同一な参照符号を示していることに留意しなければならない。本発明を説明するにおいて、係わる公知機能、あるいは構成に対する具体的な説明は、発明の要旨を曇らないようにするために略する。
【0012】
次に、添付された図面を参照しながら上のような基本的な概念を有する本発明による非常脱出用ガラス窓破壊装置の望ましい実施様態を説明する。
添付された図1は、本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図であり、図2は、結合断面図であり、図3は、使用状態図である。
【0013】
図示したところのように本発明による非常脱出用ガラス窓破壊装置100は、ガラス窓(図面符号省略)に一端が固定用部材(例えば、両面テープ)を媒介に固定可能になるように形成されるが、中心軸方向に貫通ホール111が形成されて具備される固定部材110と、該固定部材110の上部を一端の内側に収容して、使用者が打撃時に下向き移動可能になるように具備される覆い部材120と、前記固定部材110の貫通ホール111内側で一端が挿入されて係止されて、他端は前記覆い部材120に固定されて、前記覆い部材120を弱い力で打撃することに対応されるように係止解除されることによって、硝子窓側に移動してガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段130と、前記固定部材110の上部を収容して、下向き移動するように具備される覆い部材120と前記固定部材110を一端が連結させて、外力によって覆い部材120の作動がなされないようにするために具備される安全手段140を含んでなされる。
【0014】
以下では、本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置に対して、より詳細に説明すれば次のようである。
すなわち、前記した本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置100の固定部材110は、添付された図1乃至図3に示されたところのように両面テープ(図示せず)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部112が形成されて、中央部には前記破壊手段120の一端を収容するように貫通ホール111が貫通形成されるが、前記貫通ホール111内周面の下端部には内側に挿入される前記破壊手段130の一端を係止させるように多数個の係止突起113が形成されて、前記した貫通ホール111の内周面上部には後述する破壊手段130の加圧固定部材133と螺合方式によって固定させるようにねじ部115が形成されて具備される。
【0015】
ここで、前記した固定部材110は、両面テープを媒介でガラス窓(A)に固定されるように付着するが、これに限定するものではなくて、接着剤を利用して付着可能に構成することもできる。
【0016】
前記覆い部材120は、固定部材110の上部を一端の内側に収容可能になるように対応される断面で形成されて、内側底面に破壊手段130を固定させることができるように具備される。
【0017】
すなわち、前記した覆い部材120は、前記固定部材110の上部を一面内側に収容するように一面は開口されて、他面は閉鎖されるが、内側底面には後述する破壊手段130の連結バー131の他端を圧嵌させて固定させることができるように中央部に固定溝121が形成された固定片122が形成されて具備される。
【0018】
前記した破壊手段130は、前記固定部材110の貫通ホール111内側に一端が収容されて、前記貫通ホール111の内周面の下端に形成された多数個の係止突起113に係止されて、他端は覆い部材120の固定溝121に圧嵌固定されて、前記覆い部材120を使用者が弱い力で打撃することによって、係止突起113が脱落されると共に下向き移動することによって、ガラス窓を破壊可能になるように具備される。
【0019】
すなわち、前記した破壊手段130は、前記固定部材110の貫通ホール111内側に一端が挿入されて、係止突起113に一端が係止されるように外周面に係止片131aが形成されて、前記係止片131aの底面中央部にガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突針131bが突出形成されて、前記係止片131aの上面には他端が覆い部材120の固定片122に形成された固定溝121に圧嵌されて固定可能になるように連結バー131cを含んだ破壊部材131と、該破壊部材131の連結バー131cを内側に貫通させて、係止片131aの上面に一端が係止可能に具備される圧縮スプリング132と、前記固定部材110の貫通ホール111内周面の上部に形成されたねじ部114と螺合されることによって、前記圧縮スプリング132の他端を圧縮支持することと共に前記連結バー131cの他端を貫通させるように外周面には結合ねじ部133aが形成されて、中央部はホール133bが形成されて具備される加圧固定部材133で構成される。
【0020】
ここで、前記固定部材110に固定されることによって圧縮スプリング132の他端は、圧縮支持可能に具備される加圧固定部材133は、前記したところのようにねじ方式によって固定可能になるように構成されるが、これに限定するものではなくて、例えば、熱融着のような方法によって固定させることもできる。
【0021】
前記した安全手段140は、添付された図1及び図2に示されたところのように固定部材110の上部を内側に収容して移動可能に具備される覆い部材120の外周面を一端が貫通して前記覆い部材120と固定部材110の上部を連結させることで、外力によって覆い部材120が打撃されても破壊手段130が作動することを防止可能になるように具備される。
【0022】
すなわち、前記した安全手段140は、固定部材110の外周面の上部に形成された固定ホール141と、該固定部材110の上部を内側に収容することによって前記固定ホール141と連通されるように覆い部材120の外周面に形成された固定連結ホール142と、該固定連結ホール142と固定ホール141を一端が順次に貫通して、覆い部材120を固定部材110に固定させるために具備される安全用ピン143と、該安全用ピン143の他端に形成されたホール(図面符号省略)に一端が貫通係止されて、前記安全用ピン143を除去(抜き)するために具備される除去用掛けがね144で構成される。
【0023】
このようになされた本発明の第1実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置100が車両のガラス窓に付着用部材、すなわち、両面テープを媒介に固定された状態でガラス窓を破壊して車両から脱出しようとする場合には、図1乃至図4に示されたところのように先ず、覆い部材120の外周面に固定された安全手段140の除去用掛けがね144を把持した後、引っ張らせて図3に示されたところのように前記覆い部材120から安全手段140の安全用ピン143を取り除く。
【0024】
前記のように覆い部材120から安全手段140が除去されれば、覆い部材120の上部を手または足で打撃する。
前記覆い部材120を打撃することによって打撃力は、破壊手段130に伝達されて、前記破壊手段130に伝達した破撃力によって固定部材110の貫通ホール111内周面の下端に形成された多数個の係止突起113が脱落されると共に破壊手段130の破壊部材131は、打撃力と共に圧縮スプリング132のスプリング力によって下向き、すなわち、硝子窓側に移動して添付された図4に示されたところのように破壊部材131の破壊用突針131bがガラス窓を破壊するようになる。
【0025】
このように前記したガラス窓破壊装置は、弱い力でも迅速で正確にガラス窓を破壊させて危機状況から脱出することができるようになる。
一方、添付された図5及び図6は、本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図と、結合断面図である。
【0026】
図示したところのように、本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置は、安全ピンを取り除くことによって圧出された弾性部材によってガラス窓を破壊可能になるように構成される。
【0027】
すなわち、前記した本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置200は、底面に固定用部材(両面テープ、図示せず)を媒介でガラス窓に固定可能に具備されて、中心軸方向では貫通された収容ホール211が形成された固定部材210と、該固定部材210の上部を内側に圧嵌されるとうに収容して、固定可能になるように一面に収容溝221が形成されるが、上面中央部には前記収容溝221と連通された貫通ホール222が形成されて具備される覆い220と、前記固定部材210に一端が収容されて、他端は前記覆い220の貫通ホール222を貫通して、突出されて安全ピン240によって固定されるが、前記安全ピン240を取り除くことによって弾性的に収容ホール211に沿って下向き移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段230を含んで構成される。
【0028】
以下で前記した本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置に対してより詳細に説明すれば次のようである。
すなわち、前記した本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置の固定部材210は、両面テープ(図示せず)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端の外周面には外向延長されたフランジ部212が形成されて、中央部には前記破壊手段230を収容可能になるように貫通された収容ホール211が形成されて具備される。
【0029】
前記した覆い220は、固定部材210の上部を内側に収容して覆うことによって破壊手段230の他端を突出させることができるように形成されると共に突出された破壊手段230の他端を固定及び解除させるために具備される安全ピン240を設置できるように具備される。
【0030】
すなわち、前記覆い220は、固定部材210の上部を内側に収容可能になるように底面には、収容溝221が形成された“n”字形状の断面で形成されるが、上面中央部には前記収容溝221と連通されて前記固定部材210の内側に収容される破壊手段230の他端を貫通突出させることができるように突出用ホール222が形成されて具備される。
【0031】
また、前記覆い220の上面には、一端が前記突出用ホール222と連通されて、前記突出用ホール222を通じて突出された破壊手段230の他端を固定及び解除させるために具備される安全ピン240を収容するための凹溝223がさらに形成されて具備される。
【0032】
前記した破壊手段230は、前記固定部材210の収容ホール211内側で一端が収容されるが、他端は覆い220の突出用ホール222を貫通して安全ピン240によって固定されて、前記安全ピン240を使用者が取り除くことによって弾性的に移動してガラス窓を破壊可能になるように構成される。
【0033】
すなわち、前記した破壊手段230は、前記固定部材210の収容ホール211内側で一端が挿入されるが、一端の外周面には外向延長された支持片231が形成されて、前記支持片231の底面中央部には図6に示されたところのようにガラス窓を直接打撃して破壊するために具備される逆三角形状の断面を有する破壊片232と、前記支持片231の上面中央部に一端が固定されて、他端は安全ピン240を貫通させるようにホール233が貫通形成されて立設された固定バー234を含んだ破壊用部材235と、該破壊用部材235の固定バー234を内側に貫通させて、一端は前記支持片231に係止されて、他端は覆い220の内側面に圧縮支持されて、前記固定バー234のホール233に貫通されて固定された安全ピン240を取り除くことによって、前記破壊用部材235に圧縮されたスプリング力を提供して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される圧縮スプリング236で構成される。
【0034】
このようになされた本発明の第2実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置200が車両のガラス窓に付着用部材、すなわち、両面テープを媒介に固定された状態でガラス窓を破壊して、車両から脱出しようとする場合には、図5及び図6に示されたところのように先ず、覆い部材220の上面上部に突出された破壊手段230の固定バー234に形成されたホール233に一端が貫通された安全ピン240を把持した後、引っ張らせて前記安全ピン240を破壊手段230の破壊用部材235から取り除く。
【0035】
前記のように安全ピン240を破壊手段230の固定バー234に形成されたホール233から取り除くことによって、前記破壊手段230の破壊用部材235は、圧縮されて具備された圧縮スプリング236のスプリング力によって下向き、すなわち、硝子窓側に移動するようになって、それによって破壊用部材235の破壊用突針232がガラス窓を破壊するようになる。
【0036】
このように前記したガラス窓破壊装置は、弱い力でも迅速で正確にガラス窓を破壊させて危機状況から脱出することができるようになる。
一方、添付された図7及び図8は、本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図と、結合断面図である。
【0037】
図示したところのように本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置300は、固定用部材(両面テープ、図示せず)を媒介でガラス窓に固定付着可能に具備されるが、中心軸方向では貫通されたホール311が穿孔されて具備される固定部材310と、該固定部材310の上部に一端が固定されることによって閉鎖させるが、中央部には貫通ホール321が形成された覆い部材320と、前記固定部材310の内側に一端が内設されて係止されて、他端は前記覆い部材320に形成された貫通ホール321を通じて突出されて、固定ピン340によって固定及び解除可能に具備されるが、前記固定ピン340を回動させた後に取り除くことによって、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段330を含んでなされる。
【0038】
以下で、前記した本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置に対してより詳細に説明すれば次のようである。
すなわち、前記した本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置300の固定部材310は、両面テープ(図示せず)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部312が形成されて、中央部には前記破壊手段330の一端を収容するように収容ホール311が貫通形成されるが、前記収容ホール311の内周面下部には、図8に示されたところのように内側に収容される破壊手段330の一端、すなわち、後述する破壊用部材335の一端を係止させると共に、前記固定ピン340が回動することに対応されるように係止解除がなされるようにお互いに見合わせる位置に円周方向に係止凸条313が所定距離離隔されて一対で形成されて具備される。
【0039】
前記した覆い部材320は、一端が前記固定部材310の上部内側に挿入されて、熱融着によって固定されるか、または圧嵌または螺合方式によって固定されるが、中央部には破壊手段330の他端を貫通させて突出させるように形成されると共に、突出された破壊手段330の他端を固定及び解除させるために具備される固定ピン340が回動することができるように形成されて具備される。
【0040】
すなわち、前記した覆い部材320は、前記固定部材310の上部内側で一端が収容されて、熱融着によって固定されるか、または圧嵌または螺合方式によって固定されるように対応される断面形状の固定突起322が一体で形成されて突出されて、中央部には図7及び図8に示されたところのように破壊手段330の他端を貫通させて突出させるように貫通ホール321が形成されて、上面には前記貫通ホール321を貫通して突出された破壊手段330の他端に一端が固定及び解除させるために具備される固定ピン340が回動することができるように回動用面323が形成されて具備される。
【0041】
前記した破壊手段330は、前記固定部材310の収容ホール311に収容されて、前記固定ピン340を回動させて取り除くことによって、収容ホール311に沿って下向き移動してガラス窓を破壊可能になるように構成される。
【0042】
すなわち、前記した破壊手段330は、前記固定部材310の収容ホール311に挿入されて、内周面に形成された係止凸条313に係止及び解除可能になるようにお互いに対向される一端の外周面には安着突起331が外向突出形成されて、底面には図8に示されたところのようにガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突起332が突出形成されて、上面には他端に固定ピン340を貫通させることができるように貫通孔333が形成された固定バー334が一体で形成されて具備される破壊用部材335と、該破壊用部材335の固定バー334を中央部に貫通させることによって、一端は前記安着突起331の上面に係止支持されて、他端は固定部材310の上部内側に収容されて固定された覆い部材320の固定突起322の底面に係止支持されるが、前記破壊用部材335の安着突起331が係止凸条313に安着係止されることによって圧縮されて具備される圧縮スプリング316で構成される。
【0043】
このようになされた本発明の第3実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置300が車両のガラス窓に付着用部材、すなわち、両面テープを媒介で固定された状態でガラス窓を破壊して車両から脱出しようとする場合には、図7及び図8に示されたところのように覆い部材320の上面に突出された破壊用部材335の固定バー334に形成された貫通孔333に一端が貫通挿入された固定ピン340を一方向、すなわち、左側方向に回動させる。
【0044】
前記固定ピン340が回動することによって、固定部材310に内設された破壊手段330の破壊用部材335が回転するようになって、それによって係止凸条313に安着されて係止された安着突起331が係止解除される。
【0045】
以後、前記固定ピン340を貫通孔333から除去させることによって第2実施形態のような方法で破壊手段330の破壊用突起332が圧縮された圧縮スプリング316のスプリング力によってガラス窓を破壊するようになる。
【0046】
このように前記したガラス窓破壊装置は、弱い力でも迅速で正確にガラス窓を破壊させて、危機状況から脱出することができるようになる。
一方、添付された図9及び図10は、本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置を示した分解斜視図と、結合断面図である。
【0047】
図示したところのように本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置400は、固定用部材(両面テープ、図示せず)を媒介で一端がガラス窓に固定されるが、中心軸方向では貫通ホール411が形成されるが、内周面の下端部にはお互いに見合わせる位置に一対の安着突起412が形成されて具備された固定部材410と、該固定部材410の他端を一端の内側に収容するが、回転及び下向き移動可能に具備される覆い部材420と、前記固定部材410に形成された貫通ホール411内側に収容されるが、一端は前記安着突起412に係止可能になるように形成されて、他端は覆い部材420に圧嵌固定されて前記覆い部材420が回転することに対応されるように回転して、前記安着突起412から係止解除されることによって下向き移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段430と、前記固定部材410の他端を一端の内側に収容して、回転及び下向き移動可能に具備される覆い部材420の外周面から一端が挿入及び離脱することに対応されるように前記固定部材410から覆い部材420を固定及び解除させるために具備される安全手段440を含んでなされる。
【0048】
以下で前記した本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置に対してより詳細に説明すれば次のようである。
すなわち、前記した本発明の第4実施形態による非常脱出用ガラス窓破壊装置の固定部材410は、図9及び図10に示されたところのように両面テープ(図示せず)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部413が形成されて、中央部には後述する破壊手段430の破壊用部材434の一端を収容して、係止及び解除させることができるように内周面下端部にはお互いに見合わせる位置に円周方向で安着突起412が所定距離離隔されて一対で形成されて、内周面の上部には後述する破壊手段430の圧縮スプリング435の他端を加圧固定させるように具備される加圧固定部材438を螺合方式で固定させるようにねじ部413が形成されて具備される。
【0049】
前記覆い部材420は、固定部材410の他端を一端の内側に収容して、回転及び下向き移動可能に具備されることと共に破壊手段430の破壊用部材の他端を固定連結させて回転することによって、前記破壊手段430の破壊用部材を回転させるように具備される。
【0050】
すなわち、前記した覆い部材420は、前記固定部材410の他端を一面の内側に収容して、回転可能になるように一面には収容溝421が形成されるが、前記収容溝421の内側底面には破壊手段430の破壊用部材の他端を圧嵌固定させるように固定溝422が凹設された固定用突起423が一体で突出形成されて具備される。
【0051】
また、前記した覆い部材420は、図9及び図10に示されたところのように使用者が覆い部材420を容易に回転させることができるように上面には把持用突起424が形成されて具備される。
【0052】
また、前記した覆い部材420の外周面には使用者が覆い部材420の外周面を把持して、前記覆い部材420を回転させる場合に滑りを防止してより容易で速かに覆い部材420を回転させることができるように滑り防止用突起425がさらに形成されて具備される。
【0053】
前記した破壊手段430は、前記固定部材410の貫通ホール411内側で一端が収容係止されて、他端は覆い部材420に固定されて、前記覆い部材420を回転させることによって、係止されることと共に圧縮された圧縮スプリングのスプリング力によって下向き移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される。
【0054】
すなわち、前記した破壊手段430は、前記固定部材410の貫通ホール411内側に一端が挿入されて、安着突起412に係止及び解除可能であるように一端の外周面には対向される位置に掛け片431が形成されて、前記掛け片431の底面中央部に図10に示されたところのようにガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突針432が一体で突出形成されて、前記掛け片431の上面には他端が覆い部材420の固定溝422に圧嵌されて固定されることによって回転不能になるように両面が切り取りされて形成された固定バー433で構成された破壊用部材434と、該破壊用部材434の固定バー433を内側に貫通させて、掛け片431の上面に一端が係止可能に具備される圧縮スプリング435と、前記固定部材410の貫通ホール411内周面の上部に形成されたねじ部413と螺合されることによって、前記圧縮スプリング435の他端を圧縮させながら支持すると共に、前記固定バー433の他端を貫通させるように外周面には結合ねじ部436が形成されて、中央部はホール437が形成されて具備される加圧固定部材438で構成される。
【0055】
ここで、前記固定部材410に固定されることによって圧縮スプリング435の他端は、圧縮支持可能に具備される加圧固定部材438は、前記したところのようにねじ方式によって固定可能になるように構成されるが、これに限定するものではなくて、例えば、熱融着のような方法によって固定させることもできる。
【0056】
前記した安全手段440は、添付された図9及び図10に示されたところのように固定部材410の上部を内側に収容して移動可能に具備される覆い部材420の外周面を一端が貫通して前記覆い部材420と固定部材410の上部を連結させることで、覆い部材420が固定部材410に対して回転することを防止可能になるように具備される。
【0057】
すなわち、前記した安全手段440は、固定部材410の外周面の上部に形成された固定ホール441と、前記固定部材410の上部を内側に収容することによって前記固定ホール441と連通されるように覆い部材420の外周面に形成された固定連結ホール442と、該固定連結ホール442と固定ホール441を一端が順次に貫通して覆い部材420を固定部材410に固定させるために具備される安全用ピン443と、前記安全用ピン443の他端に形成されたホール(図面符号省略)に一端が貫通係止されて、前記安全用ピン443を取り除くために具備される除去用掛けがね444で構成される。
【0058】
一方、前記した第4実施形態でのように覆い部材420を回転させることによって破壊手段430の破壊用部材434に形成された掛け片431が安着突起412から係止解除されて、それによって圧縮されて具備される圧縮スプリング435のスプリング力によって破壊用部材434が下向き移動してガラス窓を破壊するように構成されているが、これに限定するものではなくて、図11に示されたところのように前記覆い部材420を回転させることによって固定バー433を貫通させて具備される圧縮スプリング435をさらに圧縮させて、前記掛け片431が安着突起412から係止解除されることによって圧縮スプリング435のスプリングによってガラス窓を破壊可能になるように構成することもできる。
【0059】
すなわち、固定部材410の貫通ホール411内周面の下端部にお互いに見合わせる位置に形成された安着突起412の上面は、前記破壊手段430の破壊用部材434に形成された掛け片431を安着係止及び覆い部材420の回転に対応されるように破壊用部材434が回転することによって係止されることを解除させるが、前記破壊用部材434が回転することによって、圧縮スプリング435をさらに圧縮させるように上面が円周方向に徐徐に上向きに傾いた傾斜面412aで形成されて具備される。
【0060】
このように構成された本発明の第4実施形態による作動は、安全手段440を覆い部材420から除去させた後覆い部材420を回動させることを除いては、前記した第3実施形態でのように等しいので、以下では詳細な説明は略することにする。
【0061】
以上で説明した本発明は、前述した実施形態及び添付された図面によって限定されるものではなくて、本発明の技術的思想を脱しない範囲内でさまざまな置き換え、変形及び変更が可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者において明白であろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラス窓に固定設置されて、緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能になるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、
ガラス窓に固定用部材を媒介で一端が固定可能になるように形成されるが、中心軸方向に貫通ホール(111)が形成されて具備される固定部材(110)と、
前記固定部材(110)の上部を一端の内側に収容して使用者が打撃時に下向き移動可能になるように具備される覆い部材(120)と、
前記固定部材(110)の貫通ホール(111)内側に一端が挿入されて係止されて、他端は前記覆い部材(120)に固定されて、前記覆い部材(120)を弱い力で打撃することに対応されるように係止解除されることによって、硝子窓側に移動してガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段(130)を含んでなされることを特徴とする非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項2】
前記固定部材(110)の上部を収容して、下向き移動するように具備される覆い部材(120)と前記固定部材(110)を一端が連結させて外力によって覆い部材(120)の作動がなされないように安全手段(140)をさらに含んで具備されることを特徴とする請求項1に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項3】
前記固定部材(110)は、固定用部材(両面テープ)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部(112)が形成されて、中央部には破壊手段(120)の一端を収容するように貫通ホール(111)が貫通形成されるが、前記貫通ホール(111)の内周面の下端部には内側に挿入される前記破壊手段(130)の一端を係止させるように多数個の係止突起(113)が形成されて、前記貫通ホール(111)の内周面上部には破壊手段(130)の加圧固定部材(133)と螺合方式によって固定させるようにねじ部(115)が形成されて具備されて、前記覆い部材(120)は、固定部材(110)の上部を一面の内側に収容するように一面は開口されて、他面は閉鎖されるが、内側底面には破壊手段(130)の連結バー(131)の他端を圧嵌固定させることができるように中央部に固定溝(121)が形成された固定片(122)が形成されて具備されて、前記破壊手段(130)は、固定部材(110)の貫通ホール(111)内側で一端が挿入されて、係止突起(113)に一端が係止されるように外周面に係止片(131a)が形成されて、前記係止片(131a)の底面中央部にガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突針(131b)が突出形成されて、前記係止片(131a)の上面には他端が覆い部材(120)の固定片(122)に形成された固定溝(121)に圧嵌されて固定可能になるように連結バー(131c)を含んだ破壊部材(131)と、前記破壊部材(131)の連結バー(131c)を内側に貫通させて、係止片(131a)の上面に一端が係止可能に具備される圧縮スプリング(132)と、前記固定部材(110)の貫通ホール(111)の内周面の上部に形成されたねじ部114と螺合されることによって前記圧縮スプリング(132)の他端を圧縮支持することと共に、前記連結バー(131c)の他端を貫通させるように外周面には結合ねじ部(133a)が形成されて、中央部はホール(133b)が形成されて具備される加圧固定部材(133)で構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項4】
前記安全手段(140)は、固定部材(110)の外周面の上部に形成された固定ホール(141)と、前記固定部材(110)の上部を内側に収容することによって前記固定ホール(141)と連通されるように覆い部材(120)の外周面に形成された固定連結ホール(142)と、該固定連結ホール(142)と固定ホール(141)を一端が順次に貫通して、覆い部材(120)を固定部材(110)に固定させるために具備される安全用ピン(143)と、該安全用ピン(143)の他端に形成されたホールに一端が貫通係止されて、前記安全用ピン(143)を取り除くために具備される除去用掛けがね(144)で構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項5】
ガラス窓に固定設置されて、緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能になるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、底面に固定用部材を媒介でガラス窓に固定可能に具備されて、中心軸方向では貫通された収容ホール(211)が形成された固定部材(210)と、該固定部材(210)の上部を内側に圧嵌されるように収容して固定可能になるように一面に収容溝(221)が形成されるが、上面中央部には前記収容溝(221)と連通された貫通ホール(222)が形成されて具備される覆い(220)と、前記固定部材(210)に一端が収容されて、他端は前記覆い(220)の貫通ホール(222)を貫通して突出されて、安全ピン(240)によって固定されるが、前記安全ピン(240)を取り除くことによって弾性的に収容ホール(211)に沿って下向き移動して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段(230)を、含んで構成されたことを特徴とする非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項6】
前記固定部材(210)は、固定用部材(両面テープ)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端の外周面には外向延長されたフランジ部212が形成されて、中央部には前記破壊手段(230)を収容可能になるように貫通された収容ホール(211)が形成されて具備されて、前記覆い(220)は、固定部材(210)の上部を内側に収容可能になるように底面には収容溝(221)が形成されるが、上面中央部には前記収容溝(221)と連通されて、前記固定部材(210)内側に収容される破壊手段(230)の他端を貫通突出させることができるように突出用ホール(222)が形成されて具備されて、前記破壊手段(230)は、固定部材(210)の収容ホール(211)内側に一端が挿入されるが、一端の外周面には外向延長された支持片(231)が形成されて、前記支持片(231)の底面中央部にはガラス窓を直接打撃して破壊するために具備される逆三角形状の断面を有する破壊片(232)と、前記支持片(231)の上面中央部に一端が固定されて、他端は安全ピン(240)を貫通させるようにホール(233)が貫通形成されて立設された固定バー(234)を含んだ破壊用部材(235)と、該破壊用部材(235)の固定バー(234)を内側で貫通させて、一端は前記支持片(231)に係止されて、他端は覆い(220)の内側面に圧縮支持されて、前記固定バー(234)のホール(233)に貫通されて固定された安全ピン(240)を取り除くことによって前記破壊用部材(235)に圧縮されたスプリング力を提供して、ガラス窓を破壊可能になるように具備される圧縮スプリング(236)で構成されたことを特徴とする請求項5に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項7】
前記覆い(220)の上面には、一端が突出用ホール(222)と連通されて、前記突出用ホール(222)を通じて突出された破壊手段(230)の他端を固定及び解除させるために具備される安全ピン(240)を収容するための凹溝(223)がさらに形成されて具備されたことを特徴とする請求項5または6に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項8】
ガラス窓に固定設置されて緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能になるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、固定用部材を媒介でガラス窓に固定付着可能に具備されるが、中心軸方向では貫通されたホール(311)が穿孔されて具備される固定部材(310)と、該固定部材(310)の上部に一端が固定されることによって閉鎖させるが、中央部には貫通ホール(321)が形成された覆い部材(320)と、前記固定部材(310)の内側で一端が内設されて係止されて、他端は前記覆い部材(320)に形成された貫通ホール(321)を通じて突出されて固定ピン(340)によって固定及び解除可能に具備されるが、前記固定ピン(340)を回動させた後、取り除くことによってガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段(330)とを、含んでなされることを特徴とする非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項9】
前記固定部材(310)は、固定用部材(両面テープ)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部(312)が形成されて、中央部には前記破壊手段(330)の一端を収容するように収容ホール(311)が貫通形成されるが、前記収容ホール(311)の内周面下部には内側に収容される破壊手段(330)の破壊用部材(335)一端を係止させると共に前記固定ピン(340)が回動することに対応されるように係止解除がなされるようにお互いに見合わせる位置に円周方向に係止凸条(313)が所定距離離隔されて一対で形成されて具備されて、前記覆い部材(320)は、前記固定部材(310)の上部内側に一端が収容されて固定されるように対応される断面形状の固定突起(322)が一体で形成されて突出されて、中央部には破壊手段(330)の他端を貫通させて突出させるように貫通ホール(321)が形成されて、上面には前記貫通ホール(321)を貫通して突出された破壊手段(330)の他端に一端が固定及び解除させるために具備される固定ピン(340)が回動することができるように回動用面(323)が形成されて具備されて、前記破壊手段(330)は前記固定部材(310)の収容ホール(311)に挿入されて内周面に形成された係止凸条(313)に係止及び解除可能になるようにお互いに対向される一端の外周面には安着突起(331)が外向突出形成されて、底面にはガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突起(332)が突出形成されて、上面には他端に固定ピン(340)を貫通させることができるように貫通孔(333)が形成された固定バー(334)が一体で形成されて具備される破壊用部材(335)と、該破壊用部材(335)の固定バー(334)を中央部で貫通させることによって一端は前記安着突起(331)の上面に係止支持されて、他端は固定部材(310)の上部内側に収容されて固定された覆い部材(320)の固定突起(322)の底面に係止支持されるが、前記破壊用部材(335)の安着突起(331)が係止凸条(313)に安着係止されることによって、圧縮されて具備される圧縮スプリング(316)で構成されたことを特徴とする請求項8に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項10】
ガラス窓に固定設置されて、緊急状況時に迅速で容易にガラス窓を破壊可能になるように構成された非常脱出用ガラス窓破壊装置において、
固定用部材を媒介で一端がガラス窓に固定されるが、中心軸方向では貫通ホール(411)が形成されるが、内周面の下端部にはお互いに見合わせる位置に一対の安着突起(412)が形成されて具備された固定部材(410)と、
前記固定部材(410)の他端を一端の内側に収容するが、回転及び下向き移動可能に具備される覆い部材(420)と、
前記固定部材(410)に形成された貫通ホール(411)内側に収容されるが、一端は前記安着突起(412)に係止可能になるように形成されて、他端は覆い部材(420)に圧嵌固定されて前記覆い部材(420)が回転することに対応されるように回転して前記安着突起(412)から係止解除されることによって下向き移動してガラス窓を破壊可能になるように具備される破壊手段(430)を、含んでなされることを特徴とする非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項11】
前記固定部材(410)の他端を一端の内側に収容して回転及び下向き移動可能に具備される覆い部材(420)の外周面から一端が挿入及び離脱することに対応されるように、前記固定部材(410)から覆い部材(420)を固定及び解除させるために安全手段(440)がさらに具備されてなされることを特徴とする請求項10に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項12】
前記固定部材(410)は、固定用部材(両面テープ)を媒介でガラス窓に付着可能になるように一端には外向延長されたフランジ部(413)が形成されて、中央部には破壊手段(430)の破壊用部材(434)の一端を収容して、係止及び解除させることができるように内周面下端部にはお互いに見合わせる位置に円周方向に安着突起(412)が所定距離離隔されて一対で形成されて、内周面の上部には破壊手段(430)の圧縮スプリング(435)の他端を加圧固定させるように具備される加圧固定部材(438)を螺合方式で固定させるようにねじ部(413)が形成されて具備されて、前記覆い部材(420)は、固定部材(410)の他端を一面の内側に収容して回転可能になるように一面には収容溝(421)が形成されるが、前記収容溝(421)の内側底面には破壊手段(430)の破壊用部材(434)の他端を圧嵌固定させるように固定溝(422)が凹設された固定用突起(423)が一体で突出形成されて具備されて、前記破壊手段(430)は、固定部材(410)の貫通ホール(411)内側で一端が挿入されて、安着突起(412)に係止及び解除可能であるように一端の外周面には対向される位置に掛け片(431)が形成されて、前記掛け片(431)の底面中央部にガラス窓を破壊可能になるように逆三角形状の断面を有する破壊用突針(432)が一体で突出形成されて、前記掛け片(431)の上面には他端が覆い部材(420)の固定溝(422)に圧嵌されて固定されることによって、回転不能になるように両面が切り取りされて形成された固定バー(433)で構成された破壊用部材(434)と、該破壊用部材(434)の固定バー(433)を内側で貫通させて、掛け片(431)の上面に一端が係止可能に具備される圧縮スプリング(435)と、前記固定部材(410)の貫通ホール(411)の内周面の上部に形成されたねじ部(413)と螺合されることによって前記圧縮スプリング(435)の他端を圧縮させながら支持すると共に、前記固定バー(433)の他端を貫通させるように外周面には結合ねじ部(436)が形成されて、中央部はホール(437)が形成されて具備される加圧固定部材(438)で構成されたことを特徴とする請求項10または11に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項13】
前記安全手段(440)は、固定部材(410)の外周面の上部に形成された固定ホール(441)と、前記固定部材(410)の上部を内側に収容することによって、前記固定ホール(441)と連通されるように覆い部材(420)の外周面に形成された固定連結ホール(442)と、前記固定連結ホール(442)と固定ホール(441)を一端が順次に貫通して覆い部材(420)を固定部材(410)に固定させるために具備される安全用ピン(443)と、前記安全用ピン(443)の他端に形成されたホールに一端が貫通係止されて、前記安全用ピン(443)を取り除くために具備される除去用掛けがね(444)で構成されたことを特徴とする請求項10または11に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項14】
前記覆い部材(420)は、使用者が覆い部材(420)を容易に回転させることができるように上面には把持用突起424が形成されて、併せて、外周面には使用者が覆い部材(420)の外周面を把持して、前記覆い部材(420)を回転させる場合に滑りを防止して、より容易で速かに覆い部材(420)を回転させることができるように滑り防止用突起(425)がさらに形成されて具備されたことを特徴とする請求項13に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。
【請求項15】
前記安着突起(412)の上面は、前記破壊手段(430)の破壊用部材(434)に形成された掛け片(431)を安着係止及び覆い部材(420)の回転に対応されるように破壊用部材(434)が回転することによって、係止されることを解除させるが、前記破壊用部材(434)が回転することによって圧縮スプリング(435)をさらに圧縮させるように上面が円周方向に徐徐に上向きに傾いた傾斜面(412a)で形成されて具備されたことを特徴とする請求項13に記載の非常脱出用ガラス窓破壊装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2013−505806(P2013−505806A)
【公表日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532026(P2012−532026)
【出願日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際出願番号】PCT/KR2010/007016
【国際公開番号】WO2011/052912
【国際公開日】平成23年5月5日(2011.5.5)
【出願人】(511077432)ソロモン テクノロジー カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】SOLOMON TECHNOLOGY CO.,LTD
【Fターム(参考)】