説明

飛翔体玩具

【課題】 フリスビー、ブーメラン、ドッチビー、グランドゴルフ等目に当たったりすると安全性が問題である。またこれらの玩具を全て揃えると高価なものになるし環境保全にも役立たせる為に1個で多人数が共通使用出来る。本発明は安全であり、投げる、飛ばす、キャッチする、見る等、夜間キャンプでも楽しくゲームをする為蛍光色を放つ飛翔体玩具を提供する。
【解決手段】 発泡スチロール又は空洞のビニール材からなる円形状の環体で、環体の内側全面に不織布又はビニールの膜を設け、環体の前部が細径からなり後部は太径の飛翔体である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は室内及び野外で楽しめる多機能飛翔体玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の飛翔体玩具はフリスビー、ブーメラン、ドッチビー(登録商標)、グランドゴルフ等が知られている。何れもビニール又はプラスチック製の軽い材質の成型体からなっており、2人以上で相対しながら飛翔体玩具を交互に投げ合って受け取り、さらに相手に投げてゲームする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
室内及び野外でフリスビー等のゲームをしようとする場合、子供・大人でも目や身体に当たると痛く安全性が問題視されている。また相対して行わなければ、ゲームが成りたたなかった。
本発明は多機能飛翔体玩具として以上の問題を解決するものである。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
発泡スチロール又は空洞のビニール材からなる円形状の環体で、環体の内側全面に不織布又はビニールの膜を設け、環体の前部が細径からなり後部は太径である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は安全性を考え、また楽しくゲームする為になされたものであり、円環体の前部を細径にし反対の後部を太径にしてある。これは飛翔体玩具の裏面を上にして持ち風向きの反対に角度を変えて投げると、元の位置に戻す為であり、身体や顔に当たっても痛くない。円形状の内側に蛍光棒を設け飛ばす為の慣性にした。また夜間キャンプ場でも楽しくゲーム出来る様にしてある。またビニール膜には吊り紐を設け糸の先端に音階の異なる鈴を設けてある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 本発明の端面図
【発明を実施する為の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)発泡スチロール材又は空気を内蔵した空洞ビニール材の環体1の内側に環体1に内接する様に全面に円形ビニール膜2を一体化して設ける。膜2は環体1の後部1bと膜2が接続される位置は環体後部1bの上方向であり、膜2は環体前部1aから環体後部1bへ向いて上方へ傾斜した状態となる。この為に飛翔体を投げた後Uターンして元に戻る。
(ロ)環体1と膜2との接合部に蛍光棒5を設けることにより、暗いところでも楽しく、また飛ばす為の慣性の役割りとなる。
(ハ)円形ビニール膜2の中心部裏側に数本の糸を設け、各々の糸3の先端に音階の異なる鈴を設ける。
本発明は以上の様な構造である。
本発明は使用する時のゲームとしは1人〜50名の団体まで安全に楽しめる。投げる 飛ばす、見る、等のゲームに応用できる。
【符号の説明】
【0008】
(1)環体、(2)膜、(3)糸、(4)鈴、(5)蛍光棒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発泡スチロール又は空洞のビニール材からなる円形状の環体で、環体の内側全面に不織布又はビニールの膜を設け、環体の前部が細径からなり後部は太径からなる飛翔体玩具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−83557(P2011−83557A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−251289(P2009−251289)
【出願日】平成21年10月13日(2009.10.13)
【出願人】(509302319)
【Fターム(参考)】