説明

食料保管庫

【課題】電子部品を使用せず、かつ既存のキッチン設備を利用できる簡易な構成で、エチレンガスの除去を好適に行える食料保管庫を提供する。
【解決手段】食料保管庫1は、外箱2の前方開口12より出し入れ可能に収納した食料収納引き出し箱3を有するとともに、内部にエチレン分解触媒4を配設しており、食料収納引き出し箱3は、両側板32よりも突出した高さとなるように、背板補助板6が背板33に延設され、食料収納引き出し箱3の出し入れ操作にともなって、背板補助板6を外箱2の空間内で移動させることによって、食料収納引き出し箱3内で発生したエチレンガスを、前方開口12から排出させる構造にしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、根菜類や果物などの生鮮食料品を保管する食料保管庫に関する。
【背景技術】
【0002】
じゃがいも、さつまいも、ほうれん草、小松菜などの根菜類や、みかん、りんごなどの果物などの生鮮食料品は、湿度調整および成熟ホルモンガスや菌・カビなどの対策をとらなければ、乾燥したり、軟化、腐敗が進行したりして食材として使えなくなる。
【0003】
そこで、本出願人は、防カビ、防臭、劣化の原因となるエチレンガスの除去および保湿などを目的とした食品収納庫を提案した(特許文献1参照)。
【0004】
この食品収納庫は、水粒子放出部と、水粒子放出部と対向する対向電極と、水粒子放出部に水を供給するための水供給手段と、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部を備え、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加することにより水粒子放出部の水からナノメートルサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置が、キッチンに設けた収納庫内のファンによる送風によって空気を循環させる空気循環ユニット内に装備され、空気循環ユニット内の空気通路にエチレンガス除去触媒が配置されたものである。
【0005】
この種の食品収納庫では、静電霧化装置により生成された活性種を含んだナノメートルサイズの帯電微粒子水を食品に供給でき、帯電微粒子水が食品の表皮の細孔内部まで浸透して、保湿できるとともに、浸透した状態で活性種が作用して殺菌、消臭およびエチレンガスの除去ができ、食品を長期にわたって新鮮な状態に保存することができる。また、収納庫内で循環する空気からエチレンガスをエチレンガス除去触媒によって除去でき、食品のエチレンガスによる劣化をよりいっそう防止できる。
【特許文献1】特開2006−61072号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記文献記載の食品収納庫は、上記のように、多くの電子部品などをキッチン設備に組み込む必要があり、構成が複雑なものとなっており、そのためキッチン内では、限られた場所にしか設置できず、既存のキッチン設備への組み込みがきわめて困難なものとなっている。また、構成の複雑性から低コストで製造することもできない。
【0007】
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、電子部品の組み込みを必要とせず、かつ既存のキッチン設備を利用できる簡易な構成で、エチレンガスの除去を好適に行える食料保管庫を提供することにある。また、内装したエチレン分解触媒によって分解しきれない残余エチレンガスを除去できる食料保管庫を提供することも、本発明の主要な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の食料保管庫は、外箱の前方開口より出し入れ可能に収納した食料収納引き出し箱を有するとともに、内部にエチレン分解触媒を配設した食料保管庫であって、食料収納引き出し箱は、両側板よりも突出した高さとなるように、背板補助板が背板の上端縁に延設され、食料収納引き出し箱の出し入れ操作にともなって、背板補助板を外箱の空間内で移動させることによって、食料収納引き出し箱内で発生したエチレンガスを、前方開口から排出させる構造にしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の食料保管庫は、食料収納引き出し箱は、前方開口を覆い隠す前板と、背板と、両側板と、底板とにより囲まれ、上方を開口した食料収納部を有した構造とされ、底板と外箱の下板との間には、背板補助板と外箱内面との間隙よりも広い間隙を有したエチレンガス下方流通路が形成されており、食料収納引き出し箱を引き出したときには、エチレンガスを、食料収納部の上方を通じて外部に排出させる一方、食料収納引き出し箱を押し入れたときには、背板補助板および背板の後方に滞留したエチレンガスを、エチレンガス下方流通路を通じて外部に排出させるようにしている。
【0010】
請求項3に記載の食料保管庫は、背板補助板に空気流通孔を形成している。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の食料保管庫によれば、食料収納引き出し箱の出し入れ操作によって背板補助板を移動させてエチレンガスを排出させる構造であるため、出し入れ操作のつど、食料保管庫内のエチレン分解触媒で分解しきれない残余エチレンガスを大気に排出して、除去できる。また、両側板は背板補助板よりも低く形成されているので、食料収納引き出し箱を引き出したときに、エチレンガスを前方開口の両側からも効率よく排出できる。
【0012】
また、本食料保管庫は、エチレン分解触媒を内装し、背板補助板を食料収納引き出し箱に設けた簡易な構造であり、かつ電子部品などを使用しない構成であるため、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどに容易に組み込むことができ、低コスト化が図れる。
【0013】
請求項2に記載の食料保管庫によれば、食料収納引き出し箱を引き出したときにエチレンガスを食料収納部の上方を通じて排出させ、食料収納引き出し箱を押し入れたときには、背板補助板の後方に滞留したエチレンガスを底板と外箱の下板との間に形成されたエチレンガス下方流通路を通じて排出させる構造であるため、出し入れ操作のつど、好適な残余エチレンガスの排出ができる。
【0014】
特に、食料収納引き出し箱の押し入れ操作時にもエチレンガスを排出する構造であるため、食料収納引き出し箱の引き出し操作によって一部のエチレンガスが後方に移動して排出できなかったとしても、その後の押し入れ操作によってエチレンガスを下方より排出でき、そのため、出し入れ操作の後にエチレンガスが残留する可能性はきわめて低い。
【0015】
請求項3に記載の食料保管庫によれば、背板補助板には空気流通孔が形成されているため、出し入れ操作時の背板補助板による抵抗を少なくすることができ、さらに、食料収納引き出し箱の引き出し操作によりエチレンガス前方滞留空間とエチレンガス後方滞留空間との間で圧力差が生じることを防止することで、エチレンガス後方滞留空間の負圧化によるエチレンガスの後方引き込みが抑止でき、その結果、引き出し操作だけで多くの残余エチレンガスを排出させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1、2は、本発明の食料保管庫の一例を示した概略縦断面図であり、図1は食料収納引き出し箱を開いているときの図、図2は閉じているときの図である。図3は、同食料保管庫の食料収納引き出し箱を開いているときの概略外観斜視図である。
【0018】
図1〜3に示した食料保管庫1は、前方開口12を有し、内部に空間部11を備えた直方体または立方体形状の外箱2と、この外箱2の前方開口12より出し入れ可能に収納される食料収納引き出し箱3とを備えている。
【0019】
外箱2は、上板21と下板24が対向配置され、上板21の後端下面と下板24の後端上面との間に背板23が配設されるとともに、上板21の両側端下面と下板24の両側端上面との間に側板22が配設され、箱形状に形成されており、その内部に空間部11を形成するようにして食料収納引き出し箱3を収納している。この外箱2は、下方の台座8上に固着して載置される。
【0020】
また、外箱2の上板21の内面には調湿材5が配設され、その調湿材5の下面には、空間部11に接するように、エチレン分解触媒4が配設されている。なお図3では、外箱2内方の調湿材5、エチレン分解触媒4、生鮮食料品Vなどの図示は省略している。
【0021】
調湿材5は、たとえば珪藻土または珪藻土を含む材料などから形成されたものであり、空間部11の湿度が上昇すると吸湿して湿度の上昇を抑制し、乾燥時には吸湿した水分を空間部11内に放出して湿度を上昇させ、空間部11内の湿度の変動を極力小さく抑えるように湿度調整を行う。
【0022】
外箱2内の空間部11を好適に湿度調整するためには、外箱2の内面の総面積の1/3以上の内面に調湿材5を配設することが望ましいが、食料保管庫1を設置する周辺環境などを考慮して、適宜調整すればよい。
【0023】
エチレン分解触媒4は、たとえば活性炭やゼオライトなどの多孔質体にエチレン酸化酵素であるエチレンモノオキシナーゼなどを吸着させたものやパラジウム触媒、光触媒などから適宜選択して使用できる。エチレンガスは、空気よりわずかに軽いため、エチレン分解触媒4は外箱2内の空間部11の上部に配設している。
【0024】
一方、食料収納引き出し箱3は、外箱2の前端外周部の形状に一致して、前方視で前方開口12を覆い隠す前板31と、前板31に対向し、外箱2上板21よりもやや低い高さの背板33と、前板31および背板33を各々の両側端部において連結した両側板32と、前板31の下端よりも少し高い位置の下端部ならびに背板33および両側板32の下端に連結した底板34とより構成される。これら前板31、背板33、両側板32および底板34により囲まれ、上方を開口した空間を、根菜類や果物などの生鮮食料品Vを収納する食料収納部10としている。
【0025】
さらに、背板33には背板補助板6が上方に延設されている。本図例では、背板33を両側板32よりも高く形成しているが、同一または低く形成した場合であっても、背板補助板6を背板33の上端縁に延設させることによって、背板33側が両側板32よりも突出されるような構造とし、さらに本図例のように、背板補助板6の上端がエチレン分解触媒4の下面よりもやや低い位置として、高さ方向のわずかな間隙Sを有した構造とすることが望ましい。また、背板補助板6は背板33と一体成形されてもよい。なお、背板補助板6は孔などの開口のないものでも、図6に示すような空気流通孔6aを有したものでもよい。
【0026】
食料収納引き出し箱3の両側板32には、スライド機構となるレールなどによる走行ガイド7(図3では不図示)が設けられ、出し入れをスムーズにできるようにしている。
【0027】
この食料保管庫1は、食料を出し入れしないときは図2に示すような閉状態を保持し、その状態では保存中の食料から発生したエチレンガスは、空間部11内(エチレンガス滞留空間14)に滞留する。またエチレンガスは、食料収納部10よりも直上方で外箱2の外方に開放される空間であるエチレンガス前方滞留空間14aには特に滞留しやすいが、食料収納引き出し箱3と外箱2との隙間や、背板補助板6の周囲の外箱2との間に形成された間隙や、後述する背板補助板6に開設した空気流通孔6a(図6参照)などを通じて、空間部11の内奥空間であるエチレンガス後方滞留空間14bにも移動し、滞留する。なお、エチレンガスは空気より軽いため、エチレンガスはおもにエチレンガス滞留空間14の上部に滞留する。
【0028】
また、図1、2中、15は食料収納引き出し箱3を閉じたときに食料収納部10の上方に位置するエチレンガス上方流通路、16は底板34と外箱2の下板24との間のエチレンガス下方流通路である。
【0029】
この食料保管庫1は、食料を出し入れしない閉状態にあるときは、保存中の食料から発生したエチレンガスを、空間部11に接するように設けたエチレン分解触媒4によって分解、除去できるようにしているが、エチレン分解触媒4によっても除去しきれない残余エチレンガスは、食料収納引き出し箱3の出し入れ操作にともなう、背板補助板6の移動によって、前方開口12から外部の大気中に排出させるようにしている。
【0030】
ついで、食料収納引き出し箱3の出し入れ操作によるエチレンガスの排出動作について説明する。
【0031】
図4は、食料保管庫1の食料収納引き出し箱3の引き出し操作中におけるガス排出の流れを示した概略縦断面図、図5は、食料保管庫1の食料収納引き出し箱3の押し入れ操作中におけるガス排出の流れを示した概略縦断面図である。
【0032】
図4に示すように、食料収納引き出し箱3を白抜き矢印方向に引き出すと、エチレンガス前方滞留空間14aに滞留しているエチレンガスは、引き出し操作にともなう背板補助板6の前方への移動によって前方に押しやられ、エチレンガス上方流通路15を通って前方開口12の上部開口12aより排出される。
【0033】
このときのエチレンガスは、おもに図4中のF1のごとく排出されるが、背板補助板6が食料収納引き出し箱3の背板33側のみに設けられ、両側板32は背板補助板6よりも低い高さとなっているため、エチレンガスは引き出したときの前方開口12の両側の開放空間からも十分に排出される。
【0034】
この引き出し操作時には、背板補助板6で分離されるエチレンガス前方滞留空間14aと、エチレンガス後方滞留空間14bとの間では圧力差が生じ、一部の空気や一部のエチレンガスは種々の隙間を通じて、負圧となったエチレンガス後方滞留空間14bに移動する。
【0035】
また図5に示すように、食料収納引き出し箱3を白抜き矢印方向に押し入れると、エチレンガス後方滞留空間14bに滞留しているエチレンガスは、押し入れ操作にともなう、背板補助板6の後方への移動によって、空間部11の奥側に押しやられ、移動したエチレンガスは、さらに前板31を押し入れることで、後方空間が狭くなるため下方にも流れ、食料収納引き出し箱3の下側のエチレンガス下方流通路16を通って前方開口12の下部開口12bより排出される。なお図5中のF2は、エチレンガスの排出流れを示している。
【0036】
このエチレンガス下方流通路16は、背板補助板6と外箱2内面との間に形成される間隙(たとえば高さ方向の間隙S)よりも広く(高く)形成され、空気よりも軽いエチレンガスを下方に誘導できるように形成されている。また、エチレンガスを下方より排出させるために、背板補助板を奥に傾斜させて立設させてもよい。また、押し入れ操作されたときには、エチレンガスは空気よりも軽いため、背板補助板6の後方のエチレンガスの一部は、背板補助板6と外箱2内面との間の間隙を通って、前方開口12の上部開口12aから排出される(排出流れについては不図示)。
【0037】
以上のように、この食料保管庫1によれば、食料収納引き出し箱3の出し入れ操作によって背板補助板6を移動させてエチレンガスを前方開口12の上部と下部より排出させる構造であるため、出し入れ操作のつど、食料保管庫1内のエチレン分解触媒4で分解しきれない残余エチレンガスを排出、除去できる。
【0038】
また、食料収納引き出し箱3の引き出し操作によって一部のエチレンガスが後方に移動して排出できなかったとしても、その後の押し入れ操作によってエチレンガスをエチレンガス下方流通路16を通過させて排出できるので、出し入れ操作の後にエチレンガスが残留する可能性はきわめて低い。
【0039】
図6は、背板補助板6の他例を示す正面図である。
【0040】
同背板補助板6には、多数の空気流通孔6aが形成されている。これらの空気流通孔6aは、出し入れ操作時の背板補助板6による抵抗を少なくするためのものであり、さらに、食料収納引き出し箱3の引き出し操作によりエチレンガス前方滞留空間14aとエチレンガス後方滞留空間14bとの間で圧力差が生じることを防止することで、エチレンガス後方滞留空間14bの負圧化によるエチレンガスの後方引き込みが抑止でき、その結果、引き出し操作だけで多くの残余エチレンガスを排出させることができる。
【0041】
以上のように、エチレン分解触媒4による分解作用と、食料収納引き出し箱3の出し入れ操作による背板補助板6の移動とによって、成熟ホルモンであるエチレンガスをほとんど残余させることなく好適に除去でき、そのため、根菜類や果物などの生鮮食料品の成熟を抑制でき、調湿剤5による湿度調整効果とも相俟って、生鮮食料品の鮮度保持期間を延ばすことができる。
【0042】
特に、この食料保管庫1は、エチレン分解触媒4を内装し、背板補助板6を設けたきわめて簡易な構造であり、電子部品などを使用しないため、カップボード、キッチンキャビネット、パントリーなどのキッチン設備に容易に組み込むことができ、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の食料保管庫の一例を示した開状態の概略縦断面図である。
【図2】同食料保管庫の閉状態の概略縦断面図である。
【図3】同食料保管庫の開状態の概略外観斜視図である。
【図4】同食料保管庫の食料収納引き出し箱の引き出し操作中におけるガス排出の流れを示した概略縦断面図である。
【図5】同食料保管庫の食料収納引き出し箱の押し入れ操作中におけるガス排出の流れを示した概略縦断面図である。
【図6】同食料保管庫に使用される、背板補助板の正面図である。
【符号の説明】
【0044】
1 食料保管庫
2 外箱
21 上板
22 側板
23 背板
24 下板
3 食料収納引き出し箱
31 前板
32 側板
33 背板
34 底板
4 エチレン分解触媒
5 調湿材
6 背板補助板
6a 空気流通孔
10 食料収納部
11 空間部
12 前方開口
12a 上部開口
12b 下部開口
14 エチレンガス滞留空間
14a エチレンガス前方滞留空間
14b エチレンガス後方滞留空間
15 エチレンガス上方流通路
16 エチレンガス下方流通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外箱の前方開口より出し入れ可能に収納した食料収納引き出し箱を有するとともに、内部にエチレン分解触媒を配設した食料保管庫であって、
上記食料収納引き出し箱は、両側板よりも突出した高さとなるように、背板補助板が背板の上端縁に延設され、該食料収納引き出し箱の出し入れ操作にともなって、該背板補助板を上記外箱の空間内で移動させることによって、上記食料収納引き出し箱内で発生したエチレンガスを、上記前方開口から外部に排出させる構造にしたことを特徴とする食料保管庫。
【請求項2】
請求項1において、
上記食料収納引き出し箱は、上記前方開口を覆い隠す前板と、上記背板と、上記両側板と、底板とにより囲まれ、上方を開口した食料収納部を有した構造とされ、
上記底板と上記外箱の下板との間には、上記背板補助板と上記外箱内面との間隙よりも広い間隙を有したエチレンガス下方流通路が形成されており、
上記食料収納引き出し箱を引き出したときには、上記エチレンガスを、上記食料収納部の上方を通じて外部に排出させる一方、上記食料収納引き出し箱を押し入れたときには、上記背板補助板および上記背板の後方に滞留したエチレンガスを、上記エチレンガス下方流通路を通じて排出させるようにしている食料保管庫。
【請求項3】
請求項1または2において、
上記背板補助板には、空気流通孔を形成している食料保管庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−50446(P2009−50446A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−219696(P2007−219696)
【出願日】平成19年8月27日(2007.8.27)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】