飲料容器
【課題】本発明はストローで飲料容器本体内の飲料を吸うまでストローを直接手で触れることなく、開封することができ、衛生的に使用することができるとともに、飲料容器本体内に飲料が残っている場合には、ストローをほぼ90度以上折り曲げて密封状態を保持して、飲料漏れ等が生じるのを効率よく阻止することができる飲料容器を得るにある。
【解決手段】側面にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた押し込みによって先端部でストロー差し込み密閉部を切り裂くことができるガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部とガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位のストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される飲料容器本体の側面に固定された係止具とで飲用容器を構成している。
【解決手段】側面にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた押し込みによって先端部でストロー差し込み密閉部を切り裂くことができるガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部とガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位のストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される飲料容器本体の側面に固定された係止具とで飲用容器を構成している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はストローで飲むことができる飲料容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のストローで飲む飲料容器は、ストロー差し込み密閉部が形成された飲料容器本体と、先端部が傾斜面に形成された伸縮可能なストローと、このストローを密閉状態に覆い、前記飲料容器本体の側面に接着固定させる密封袋とで構成されている。
【0003】
このため、使用時に飲料容器本体に接着固定されている密封袋を取り外し、該密封袋よりストローを取り出し、該ストローの上下端部を持って引っ張り、伸長状態にした後、飲料容器本体のストロー差し込み密閉部にストローの先端部を位置させて押し込み、ストローを飲料容器本体内に差し込み、飲用している。
このため、ストローを直接手で触らなければ飲料容器本体内へ差し込むことができず、これらの作業中にストローを汚してしまうという欠点があった。
また、使用中はストロー部分が開口状態となっているため、倒れたり、飲料容器内の内圧が高くなると、ストローより飲料が漏れ出す等の欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ストローで飲料容器本体内の飲料を吸うまで、ストローを直接手で触れることなく開封することができ、衛生的に使用することができるとともに、飲料容器本体内に飲料が残っている場合には、ストローをほぼ90度以上折り曲げて密封状態を保持して、飲料漏れ等が生じるのを効率よく阻止することができる飲料容器を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とで飲用容器を構成している。
【発明の効果】
【0007】
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0008】
(1)側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とで構成されているので、カバー袋で覆われているストローの後端部をガイド筒内へ押し込むようにスライド移動させると、ストローの先端部の傾斜面でストロー差し込み密閉部を切り裂き、開口することができる。
したがって、ストロー差し込み密閉部の開口した後、カバー袋を除去してストローの後端部を吸うことにより、飲料容器本体内の飲料を吸いながら飲むことができ、従来のようにストローを直接手で触れることがないので、衛生的に使用することができる。
【0009】
(2)前記(1)によって、ストローの後端部とガイド筒の後端部をほぼ90度以上折り曲げて係止具に係止することができるので、ストローを密閉することができる
したがって、飲料容器本体に内圧が加わったり、倒れたりしても、飲料容器本体内の飲料が外部へ漏れたりする不具合を解消することができる。
【0010】
(3)前記(1)によって、ストロー差し込み密閉部を飲料容器本体の側面の上部位置はもちろん、下部位置に設けてもカバー部でストロー差し込み密閉部の外周部が覆われ、該カバー部と一体のガイド筒も折り曲げて密閉されているため、漏れ等に対する不安を解消することができるとともに、ストロー差し込み密閉部を直接外部に位置するのを防止でき、安全に使用することができる。
【0011】
(4)前記(1)によって、飲料容器本体の側面にストローが挿入され、カバー袋で覆われたガイド筒や係止具を固定するだけでよいので、比較的簡易に製造することができる。
【0012】
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0014】
図1ないし図13に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は液体あるいはゼリー状の飲料が収納された本発明の飲料容器で、この飲料容器1は上部側面にストロー差し込み密閉部2が形成された、従来と同構成の密封の飲料容器本体3と、この飲料容器本体3のストロー差し込み密閉部2の外周部を覆うように接着固定されるカバー部4が形成された折り曲げ可能な、該飲料容器本体3の高さ寸法よりも長い寸法のガイド筒5と、このガイド筒5内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって傾斜面6の先端部が前記ストロー差し込み密閉部2を開口することができる、該ガイド筒5の後端部より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストロー7と、このストロー7の後端部と前記ガイド筒5の後端部を覆うカバー袋8と、このカバー袋8で覆われている部位の前記ストロー7およびガイド筒5をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される前記飲料容器本体3の側面に接着固定された係止具9と、この係止具9と一体形成された、前記ストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部分を押し圧することができる押し圧片10とで構成されている。
【0015】
前記ガイド筒5は図4に示すように、前記ストロー7の外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法のガイド筒本体11と、このガイド筒本体11の下端部に一体形成された傾斜面12aのガイド孔12が形成され、外周部が前記ストロー差し込み密閉部2の外周部の、前記飲料容器本体3に接着あるいは溶着等によって密閉状態で固定されるフランジ状の固定部13とからなるカバー部4とで構成されている。
【0016】
前記ストロー7は図5に示すように、先端部が傾斜面6に形成され、前記カバー部4のガイド孔12に沿ってスムーズに曲がって移動できるように、反飲料容器本体3側に複数個の切り欠部14が形成された、比較的硬質の合成樹脂材製の先端ストロー15と、この先端ストロー15の後端部と嵌合固定された、容易に折り曲げることができる後端ストロー16とで構成されている。
【0017】
前記カバー袋8は図6に示すように、前記ストロー7の後端部と前記ガイド筒5の後端部を覆うカバー袋本体17と、このカバー袋本体17の外側片17aと一体形成された先端部が、前記飲料容器本体3の外側面へ突出するカバーシート18と、前記カバー袋本体17の外側片17aに一端部が溶着等によって固定され、他端部が前記押し圧片10近傍に溶着等によって固定された脱落防止紐19とからなり、前記カバーシート18の外周部およびカバー袋本体17の内側片17bを接着剤等によって前記飲料容器本体3に固定している。
【0018】
前記係止具9と押し圧片10は前記飲料容器本体3の側面に溶着あるいは接着固定された、前記カバー袋8のカバーシート18で覆われるベース板20と、このベース板20の一端部寄りの部位に形成されたほぼL字状の係止具9と、前記ベース板20の他端部寄りの部位に形成された、前記ガイド筒5を支持する支持部21の外側面と一体形成された押し圧片10とで構成されている。
【0019】
上記構成の飲料容器1は流通段階では図1ないし図3に示すように、ストロー7の後端部とガイド筒5の後端部が折り曲げられた状態でカバー袋8で覆われ、溶着あるいは接着等によって飲料容器本体3の側面に固定されている。
また、ストロー7の後端部はガイド筒5の後端部より外方へ突出し、先端部は図8に示すように、ストロー差し込み密閉部2近傍のカバー部4の傾斜面12a部位に位置している。
さらに、ストロー7とガイド筒5の折り曲げ部22は、図9に示すように両端部が外方へ突出し、押し圧片10を押し圧した状態となっている。
【0020】
飲用する場合には、飲料容器本体3を逆にして図10に示すように、該飲料容器本体3の側面より外方へ突出しているカバーシート18を引っ張ることにより、カバー袋8が飲料容器本体3の側面から離れる。
【0021】
しかる後、図11に示すようにカバー袋8を持ってストロー7を直線状態となるように回動させ、カバー袋8のカバー袋本体17を介してストロー7を下方へ押し圧すると、ストロー7の先端部はカバー部4の傾斜面12aに沿って押し込まれ、ストロー差し込み密閉部2を切り裂き、飲料容器本体3内に位置する。
この時、ストロー7やガイド筒5の折り曲げ部22は押し圧片10によって押し圧されるとともに、ストロー7の押し込みによる移動で、元の円形状態に自動的に戻る。
【0022】
次にストロー7の後端部に位置するカバー袋8を除去して、図12に示すようにストロー7に口を位置させて吸引することにより、飲料容器本体3内の飲料を飲用することができる。
飲用を途中で中止する場合には、ストロー7およびガイド筒5の後端部をほぼ90度以上折り曲げ、図13に示すように係止具9に係止させることにより、ストロー7およびガイド筒5を折り曲げ部22で閉じることができ、飲料容器本体3を倒したり、内圧が加わっても、外部へ飲料が漏れたりするのを確実に防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0023】
次に、図14ないし図27に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0024】
図14および図15に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、飲料容器本体3側に複数個のV字状の切り欠部14Aを形成したストロー7Aを用いた点で、このように構成した飲料容器1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0025】
図16および図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端部と後端部とを一体形成したストロー7Bを用いた点で、このように構成した飲料容器1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0026】
図18および図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、先端部が平坦面23に切断されたストロー7Cを用いた点で、このように構成した飲料容器1Cにしても前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ストロー7Cのガイド筒5内への挿入方向が自由で、組み付けが容易にできる。
【0027】
図20ないし図23に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、飲料容器本体3の下部側面にストロー差し込み密閉部2を形成するとともに、ストロー7およびガイド筒5をカバー袋8で覆った状態で、係止具9に係止させた状態でカバー袋8を飲料容器本体3の上部側面に溶着あるいは接着固定した点で、このように構成した飲料容器1Dにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、飲料容器本体3の密封をストロー差し込み密閉部2とストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部22で図ることができる。
【0028】
図24ないし図28に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ガイド筒5の折り曲げ部22の外側に突出した部位を元の状態に押し圧片10で確実に戻せるようにカバーする、該折り曲げ部22に位置する部位が、開口され曲げ部により外側に突出する部位に両端部が位置するカバー筒24と、ベース板20に一体形成されたストロー7およびガイド筒5の後端部を吸引する場合に大きく外側に突出できるように鋭角に折り曲げた状態で係止することができる係止具9Aおよび飲用を途中で中止する場合の係止具9と、後端部を折り曲げ部22近傍のガイド筒5に固定され下部側面が比較的に容易に切断することができるカバー袋8Aとを用いた点で、このように構成した飲料容器1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部22の外側に突出した部位をカバー筒24によって、容易に元の円筒形状に確実に戻すことができる。
なお、カバー筒24として、比較的に圧肉の材質を用いた場合には開口端部の両外側面を傾斜面に形成することにより、ストロー7およびガイド筒5の回動時によりスムーズに押し圧片10間をスライド移動させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明はストローを用いる飲料容器を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態のガイド筒の説明図。
【図5】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの説明図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバー袋の説明図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態の係止具と押し圧片の説明図。
【図8】図1の8−8線に沿う拡大断面図。
【図9】図1の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバーシートを離す状態の説明図。
【図11】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの押し込み状態の説明図。
【図12】本発明を実施するための最良の第1の形態の飲用状態の説明図。
【図13】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの密閉状態の説明図。
【図14】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図15】本発明を実施するための第2の形態のストローの説明図。
【図16】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図17】本発明を実施するための第3の形態のストローの説明図。
【図18】本発明を実施するための第4の形態の正面図。
【図19】本発明を実施するための第4の形態のストローの説明図。
【図20】本発明を実施するための第5の形態の正面図。
【図21】図20の21−21線に沿う拡大断面図。
【図22】図20の22−22線に沿う拡大断面図。
【図23】本発明を実施するための第5の形態の飲用状態の説明図。
【図24】本発明を実施するための第6の形態の正面図。
【図25】本発明を実施するための第6の形態の係止具と押し圧片の説明図。
【図26】本発明を実施するための第6の形態のカバー筒の説明図。
【図27】本発明を実施するための第6の形態のガイド筒とカバー筒の説明図。
【図28】本発明を実施するための第6の形態のストローの密閉状態の説明図。
【符号の説明】
【0031】
1、1A、1B、1C、1D、1E:飲料容器、
2:ストロー差し込み密閉部、 3:飲料容器本体、
4:カバー部、 5:ガイド筒、
6:傾斜面、 7、7A、7B、7C:ストロー、
8、8A:カバー袋、 9、9A:係止具、
10:押し圧片、 11:ガイド筒本体、
12:ガイド孔、 13:固定部、
14、14A:切り欠部、 15:先端ストロー、
16:後端ストロー、 17:カバー袋本体、
18:カバーシート、 19:脱落防止紐、
20:ベース板、 21:支持部、
22:折り曲げ部、 23:平坦面、
24:カバー筒。
【技術分野】
【0001】
本発明はストローで飲むことができる飲料容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のストローで飲む飲料容器は、ストロー差し込み密閉部が形成された飲料容器本体と、先端部が傾斜面に形成された伸縮可能なストローと、このストローを密閉状態に覆い、前記飲料容器本体の側面に接着固定させる密封袋とで構成されている。
【0003】
このため、使用時に飲料容器本体に接着固定されている密封袋を取り外し、該密封袋よりストローを取り出し、該ストローの上下端部を持って引っ張り、伸長状態にした後、飲料容器本体のストロー差し込み密閉部にストローの先端部を位置させて押し込み、ストローを飲料容器本体内に差し込み、飲用している。
このため、ストローを直接手で触らなければ飲料容器本体内へ差し込むことができず、これらの作業中にストローを汚してしまうという欠点があった。
また、使用中はストロー部分が開口状態となっているため、倒れたり、飲料容器内の内圧が高くなると、ストローより飲料が漏れ出す等の欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ストローで飲料容器本体内の飲料を吸うまで、ストローを直接手で触れることなく開封することができ、衛生的に使用することができるとともに、飲料容器本体内に飲料が残っている場合には、ストローをほぼ90度以上折り曲げて密封状態を保持して、飲料漏れ等が生じるのを効率よく阻止することができる飲料容器を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とで飲用容器を構成している。
【発明の効果】
【0007】
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0008】
(1)側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とで構成されているので、カバー袋で覆われているストローの後端部をガイド筒内へ押し込むようにスライド移動させると、ストローの先端部の傾斜面でストロー差し込み密閉部を切り裂き、開口することができる。
したがって、ストロー差し込み密閉部の開口した後、カバー袋を除去してストローの後端部を吸うことにより、飲料容器本体内の飲料を吸いながら飲むことができ、従来のようにストローを直接手で触れることがないので、衛生的に使用することができる。
【0009】
(2)前記(1)によって、ストローの後端部とガイド筒の後端部をほぼ90度以上折り曲げて係止具に係止することができるので、ストローを密閉することができる
したがって、飲料容器本体に内圧が加わったり、倒れたりしても、飲料容器本体内の飲料が外部へ漏れたりする不具合を解消することができる。
【0010】
(3)前記(1)によって、ストロー差し込み密閉部を飲料容器本体の側面の上部位置はもちろん、下部位置に設けてもカバー部でストロー差し込み密閉部の外周部が覆われ、該カバー部と一体のガイド筒も折り曲げて密閉されているため、漏れ等に対する不安を解消することができるとともに、ストロー差し込み密閉部を直接外部に位置するのを防止でき、安全に使用することができる。
【0011】
(4)前記(1)によって、飲料容器本体の側面にストローが挿入され、カバー袋で覆われたガイド筒や係止具を固定するだけでよいので、比較的簡易に製造することができる。
【0012】
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0014】
図1ないし図13に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は液体あるいはゼリー状の飲料が収納された本発明の飲料容器で、この飲料容器1は上部側面にストロー差し込み密閉部2が形成された、従来と同構成の密封の飲料容器本体3と、この飲料容器本体3のストロー差し込み密閉部2の外周部を覆うように接着固定されるカバー部4が形成された折り曲げ可能な、該飲料容器本体3の高さ寸法よりも長い寸法のガイド筒5と、このガイド筒5内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって傾斜面6の先端部が前記ストロー差し込み密閉部2を開口することができる、該ガイド筒5の後端部より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストロー7と、このストロー7の後端部と前記ガイド筒5の後端部を覆うカバー袋8と、このカバー袋8で覆われている部位の前記ストロー7およびガイド筒5をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される前記飲料容器本体3の側面に接着固定された係止具9と、この係止具9と一体形成された、前記ストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部分を押し圧することができる押し圧片10とで構成されている。
【0015】
前記ガイド筒5は図4に示すように、前記ストロー7の外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法のガイド筒本体11と、このガイド筒本体11の下端部に一体形成された傾斜面12aのガイド孔12が形成され、外周部が前記ストロー差し込み密閉部2の外周部の、前記飲料容器本体3に接着あるいは溶着等によって密閉状態で固定されるフランジ状の固定部13とからなるカバー部4とで構成されている。
【0016】
前記ストロー7は図5に示すように、先端部が傾斜面6に形成され、前記カバー部4のガイド孔12に沿ってスムーズに曲がって移動できるように、反飲料容器本体3側に複数個の切り欠部14が形成された、比較的硬質の合成樹脂材製の先端ストロー15と、この先端ストロー15の後端部と嵌合固定された、容易に折り曲げることができる後端ストロー16とで構成されている。
【0017】
前記カバー袋8は図6に示すように、前記ストロー7の後端部と前記ガイド筒5の後端部を覆うカバー袋本体17と、このカバー袋本体17の外側片17aと一体形成された先端部が、前記飲料容器本体3の外側面へ突出するカバーシート18と、前記カバー袋本体17の外側片17aに一端部が溶着等によって固定され、他端部が前記押し圧片10近傍に溶着等によって固定された脱落防止紐19とからなり、前記カバーシート18の外周部およびカバー袋本体17の内側片17bを接着剤等によって前記飲料容器本体3に固定している。
【0018】
前記係止具9と押し圧片10は前記飲料容器本体3の側面に溶着あるいは接着固定された、前記カバー袋8のカバーシート18で覆われるベース板20と、このベース板20の一端部寄りの部位に形成されたほぼL字状の係止具9と、前記ベース板20の他端部寄りの部位に形成された、前記ガイド筒5を支持する支持部21の外側面と一体形成された押し圧片10とで構成されている。
【0019】
上記構成の飲料容器1は流通段階では図1ないし図3に示すように、ストロー7の後端部とガイド筒5の後端部が折り曲げられた状態でカバー袋8で覆われ、溶着あるいは接着等によって飲料容器本体3の側面に固定されている。
また、ストロー7の後端部はガイド筒5の後端部より外方へ突出し、先端部は図8に示すように、ストロー差し込み密閉部2近傍のカバー部4の傾斜面12a部位に位置している。
さらに、ストロー7とガイド筒5の折り曲げ部22は、図9に示すように両端部が外方へ突出し、押し圧片10を押し圧した状態となっている。
【0020】
飲用する場合には、飲料容器本体3を逆にして図10に示すように、該飲料容器本体3の側面より外方へ突出しているカバーシート18を引っ張ることにより、カバー袋8が飲料容器本体3の側面から離れる。
【0021】
しかる後、図11に示すようにカバー袋8を持ってストロー7を直線状態となるように回動させ、カバー袋8のカバー袋本体17を介してストロー7を下方へ押し圧すると、ストロー7の先端部はカバー部4の傾斜面12aに沿って押し込まれ、ストロー差し込み密閉部2を切り裂き、飲料容器本体3内に位置する。
この時、ストロー7やガイド筒5の折り曲げ部22は押し圧片10によって押し圧されるとともに、ストロー7の押し込みによる移動で、元の円形状態に自動的に戻る。
【0022】
次にストロー7の後端部に位置するカバー袋8を除去して、図12に示すようにストロー7に口を位置させて吸引することにより、飲料容器本体3内の飲料を飲用することができる。
飲用を途中で中止する場合には、ストロー7およびガイド筒5の後端部をほぼ90度以上折り曲げ、図13に示すように係止具9に係止させることにより、ストロー7およびガイド筒5を折り曲げ部22で閉じることができ、飲料容器本体3を倒したり、内圧が加わっても、外部へ飲料が漏れたりするのを確実に防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0023】
次に、図14ないし図27に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0024】
図14および図15に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、飲料容器本体3側に複数個のV字状の切り欠部14Aを形成したストロー7Aを用いた点で、このように構成した飲料容器1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0025】
図16および図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端部と後端部とを一体形成したストロー7Bを用いた点で、このように構成した飲料容器1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0026】
図18および図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、先端部が平坦面23に切断されたストロー7Cを用いた点で、このように構成した飲料容器1Cにしても前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ストロー7Cのガイド筒5内への挿入方向が自由で、組み付けが容易にできる。
【0027】
図20ないし図23に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、飲料容器本体3の下部側面にストロー差し込み密閉部2を形成するとともに、ストロー7およびガイド筒5をカバー袋8で覆った状態で、係止具9に係止させた状態でカバー袋8を飲料容器本体3の上部側面に溶着あるいは接着固定した点で、このように構成した飲料容器1Dにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、飲料容器本体3の密封をストロー差し込み密閉部2とストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部22で図ることができる。
【0028】
図24ないし図28に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ガイド筒5の折り曲げ部22の外側に突出した部位を元の状態に押し圧片10で確実に戻せるようにカバーする、該折り曲げ部22に位置する部位が、開口され曲げ部により外側に突出する部位に両端部が位置するカバー筒24と、ベース板20に一体形成されたストロー7およびガイド筒5の後端部を吸引する場合に大きく外側に突出できるように鋭角に折り曲げた状態で係止することができる係止具9Aおよび飲用を途中で中止する場合の係止具9と、後端部を折り曲げ部22近傍のガイド筒5に固定され下部側面が比較的に容易に切断することができるカバー袋8Aとを用いた点で、このように構成した飲料容器1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ストロー7およびガイド筒5の折り曲げ部22の外側に突出した部位をカバー筒24によって、容易に元の円筒形状に確実に戻すことができる。
なお、カバー筒24として、比較的に圧肉の材質を用いた場合には開口端部の両外側面を傾斜面に形成することにより、ストロー7およびガイド筒5の回動時によりスムーズに押し圧片10間をスライド移動させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明はストローを用いる飲料容器を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態のガイド筒の説明図。
【図5】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの説明図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバー袋の説明図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態の係止具と押し圧片の説明図。
【図8】図1の8−8線に沿う拡大断面図。
【図9】図1の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】本発明を実施するための最良の第1の形態のカバーシートを離す状態の説明図。
【図11】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの押し込み状態の説明図。
【図12】本発明を実施するための最良の第1の形態の飲用状態の説明図。
【図13】本発明を実施するための最良の第1の形態のストローの密閉状態の説明図。
【図14】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図15】本発明を実施するための第2の形態のストローの説明図。
【図16】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図17】本発明を実施するための第3の形態のストローの説明図。
【図18】本発明を実施するための第4の形態の正面図。
【図19】本発明を実施するための第4の形態のストローの説明図。
【図20】本発明を実施するための第5の形態の正面図。
【図21】図20の21−21線に沿う拡大断面図。
【図22】図20の22−22線に沿う拡大断面図。
【図23】本発明を実施するための第5の形態の飲用状態の説明図。
【図24】本発明を実施するための第6の形態の正面図。
【図25】本発明を実施するための第6の形態の係止具と押し圧片の説明図。
【図26】本発明を実施するための第6の形態のカバー筒の説明図。
【図27】本発明を実施するための第6の形態のガイド筒とカバー筒の説明図。
【図28】本発明を実施するための第6の形態のストローの密閉状態の説明図。
【符号の説明】
【0031】
1、1A、1B、1C、1D、1E:飲料容器、
2:ストロー差し込み密閉部、 3:飲料容器本体、
4:カバー部、 5:ガイド筒、
6:傾斜面、 7、7A、7B、7C:ストロー、
8、8A:カバー袋、 9、9A:係止具、
10:押し圧片、 11:ガイド筒本体、
12:ガイド孔、 13:固定部、
14、14A:切り欠部、 15:先端ストロー、
16:後端ストロー、 17:カバー袋本体、
18:カバーシート、 19:脱落防止紐、
20:ベース板、 21:支持部、
22:折り曲げ部、 23:平坦面、
24:カバー筒。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とを備えることを特徴とする飲料容器。
【請求項2】
側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能な、該飲料容器本体の高さ寸法よりも長いガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって傾斜面の先端部で、前記ストロー差し込み密閉部を開口することができる、該ガイド筒の後端部より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具と、この係止具と一体形成された前記ストローおよびガイド筒の折り曲げ部を押し圧する押し圧片とを備えることを特徴とする飲料容器。
【請求項1】
側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能なガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって先端部で前記ストロー差し込み密閉部を切り裂くことができる、該ガイド筒の後端より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具とを備えることを特徴とする飲料容器。
【請求項2】
側面の上部あるいは下部寄りの部位にストロー差し込み密閉部が形成された密封の飲料容器本体と、この飲料容器本体のストロー差し込み密閉部の外周部を覆うカバー部が形成された折り曲げ可能な、該飲料容器本体の高さ寸法よりも長いガイド筒と、このガイド筒内にスライド移動可能に取付けられた、押し込みによって傾斜面の先端部で、前記ストロー差し込み密閉部を開口することができる、該ガイド筒の後端部より外方へ突出位置する折り曲げ可能なストローと、このストローの後端部と前記ガイド筒の後端部を覆うカバー袋と、このカバー袋で覆われている部位の前記ストローおよびガイド筒をほぼ90度以上折り曲げて密閉状態で係止される、前記飲料容器本体の側面に固定された係止具と、この係止具と一体形成された前記ストローおよびガイド筒の折り曲げ部を押し圧する押し圧片とを備えることを特徴とする飲料容器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【公開番号】特開2006−44751(P2006−44751A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−229698(P2004−229698)
【出願日】平成16年8月5日(2004.8.5)
【出願人】(504300147)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月5日(2004.8.5)
【出願人】(504300147)
【Fターム(参考)】
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