説明

飼料、ペットフード製品及びそれを製造する方法

【課題】飼料、ペットフードの長期間新鮮さを保つことができ、家畜、ペットの味覚に飽きをこさせず、趣向性をあげると同時に、家畜およびペットの健康維持を図ることができる飼料、ペットフードの提供。
【解決手段】動物の肉や内臓等および果実、野菜あるいは海藻等の飼料やペットフードの原料にノニ(学名:モリンダ・シトリフォニン)を混合し、ボイルあるいは蒸し処理、焼き処理の後、コーティングすることにより酸化防止及び抗菌作用効果を発揮させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用フード、家畜用飼料、その他人工的に飼育されている動物に関し自然界で摂取することができない動物のために、自然界と同様に天然栄養素または人口栄養素を有効に摂取ができる動物の健康維持を図ることが目的の飼料、ペット用ペットフードの製造に関する。
〔請求頁1〕 製造工程における飼料、ペットフードの原料としては、獣肉、家製造工程における飼料、ペットフードの原料としては、獣肉、家禽、鳥、魚等の肉、骨、内臓、皮、ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)果実、野菜、海藻等を混ぜ原料をボイル処理あるいは蒸し処理または焼き処理あるいは燻製処理させて乾燥加工した飼料、ペット用のペットフード。
前記製品の製造工程において、各工程を備えたことを特徴とする装置。
〔請求頁2〕 前記乾燥フードは、水分値が25%以内であることを特徴とする請求項1記載の飼料、ペット用のペットフード。
〔請求頁3〕 前記製造工程の、乾燥フードは各工程の間に乾燥機能を有し、前工程の処理を完全に断ち切り次工程に持ち込まないことを特徴とする請求項1記載の製造方法。
〔請求頁4〕 前記工程の手段は、浴液槽または噴射装置からなり各工程の間で乾燥工程を加えたことによりコーティング(皮膜層)ができ、次項程で別のフレーバーをコーティングすることを特徴とする。
〔請求頁5〕 前記コーテイングにより装置を連続して使用することにより複数のコーティング層ができ、各層別に混合しない無限のコーティング層をつくることができる。
〔請求頁6〕 前記乾燥フードの該植物は、ノニ(学名モリンダ・シトリフォリア)及びそれらの混合物からなる群に属する植物(果実を含む)であることを特徴とする。
【背景技術】
【0002】
本発明は、ペット用フード、家畜用飼料、その他人工的に飼育されている動物の飼料に関し自然界で摂取する事と同様に天然栄養素、人口栄養素を取り込む事のできない動物の健康維持を図ることが目的の飼料およびペット用ペットフードの製造に関する。
現在、犬や猫や家畜および動物園で飼育されている動物の飼料として、獣肉、家禽、鳥、魚等の肉、骨、内臓、皮、野菜、海藻等を混ぜボイル処理あるいは蒸し処理して固形状にしたドライタイプを袋などに収納したのが一般的に市販されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の飼料およびペットフードには以下のような問題点があった。
(1),ドライタイプの飼料、ペットフードは加工工程上どうしても高温、多湿、蒸す、加圧、乾燥とさまざまな工程を経て製品が製造される。
上記の工程で家畜動物、愛玩用動物が必要としている栄養要素のほとんどが分解され、特に天然の酵素などは分解てしまうという問題があった。
(2),ドライタイプの飼料、ペットフードは上記の問題に加え化学防腐剤、酸化防止剤を添加し攪拌、高温加熱、、高温加湿、高温加圧、高温乾燥等を繰り返し行ない製造する過程において化学変化による弊害が起こる可能性がある問題。
(3),ドライタイプの飼料、ペットフードは長期間保存ができるように飼料、ペットフード内に防腐剤や酸化防止剤等の添加物が混入されているが、添加物が飼料、ペットフードに混入されることは、動物の健康にとって好ましいことではなく、動物が継続して食べると様々な病気を誘発する恐れがあるという問題があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、飼料、ペットフードの長期間新鮮さを保つことができ、家畜、ペットの味覚に飽きをこさせず、趣向性をあげて健康維持を高めるために提供することにある。
【0005】
また、本発明の目的は、家畜動物、ペットの健康維持をはかることができる飼料・ペットフードを供給することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1),本発明は、上記の目的を達成するため、所定の装置を有し、単体および複数の浴液糟を有する装置と単体および複数の乾燥装置を有する装置で構成される。
(2)、液体噴射は液体自体に付着効果のあるものは、そのまま噴射して乾燥させる場合と結合剤を介して粉末または顆粒状の固形状飼料、ペットフードの表面に付着させ乾燥することによりコーティング効果がある。この工程を繰り返し行なうことにより、表面のコーティングはさらに増え、最終工程で皮膜をつくることで飼料、ペットフードの酸化作用を完全に防ぐ効果があることにより、酸化防止剤、化学防腐剤などは必要がないことを特徴としノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)のもつ150種類以上もの成分だ含まれている中で特にノニの優れた抗菌化作用による飼料、ペットフードおよび製造装置を提供するものである。
【0007】
以上の構成において、前記乾燥フードは、水分値が25%以内であることが望ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態による飼料、ペットフードおよび製造装置の構成を示す図である。
図に示すように、この装置は溶液槽の容器20と乾燥装置1で構築され溶液槽21と乾燥装置2の単体でも装置を組み合わせることによる連続工程装置としてもよい。
また、噴射装置30と乾燥装置1の装置も上記と同様に連続装置から構成されている。
【0010】
なお、容器の大きさについては、動物、ペットの種類にあわせて適宣選択される。
大粒、小粒の飼料、原料、成分等により、浅い容器、深い容器、平らな容器等とする。
容器の形状については、例えば円形、四角形、菱形、楕円形の形状であってもよい。
【0011】
また、製造工程における飼料、ペットフードの原料としては、獣肉、家禽、鳥、魚等の禽、鳥、魚等の肉、骨、内臓、皮、ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)野菜、海藻等を混ぜ原料をボイル処理あるいは蒸し処理、焼き処理させて乾燥加工した飼料、ペット用のペットフード。
ただし、100%乾燥しているもの(水分値0%のもの)にかぎるものではなく、水分値25%以内のものであってもよい。また、乾燥加工とするため、防腐剤、酸化防止剤等の添加物は一切使用されていない。
【0012】
以下、この飼料、ペットフードの製造に方法ついて説明する。
まず、飼料、ペットフードの原料を必要に応じて調整し加工する。加工途中または加工後に図1(a)に示すように、浴液槽20で溶液を吸収し乾燥装置1で乾燥させる。再度、浴液槽21で溶液を吸収し乾燥装置2で乾燥させる。この繰り返し工程は一度でも複数回繰り返す工程でも、連続工程装置であってもよい構造。
図1(b)に示すように、噴射装置30で溶液または粉末状、顆粒を直接または結合剤を介して固形状の飼料、ペット用フードに付着させ乾燥装置1で乾燥させる。再度、噴射装置31で溶液または粉末状、顆粒を直接または結合剤を介して付着させ乾燥装置2で乾燥させる。この繰り返し工程は一度でも複数回繰り返す工程でも、連続工程装置であってもよいし、図1(a)と(b)を組み合わせた構造でもよい。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したとおり、本発明の飼料、ペット用ペットフードによれば、製造工程による家禽、鳥、魚等の肉、骨、内臓、皮、ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)野菜、海藻等を混ぜ原料をボイル処理あるいは蒸し処理、焼き処理あるいは燻製処理させて乾燥加工した飼料、ペット用ペットフードであり、特にノニ独特の効果で長期間新鮮さを保つことができ、動物、愛玩ペットの健康維持を図ることができ、その製造工程でコーティングされるため防腐剤、酸化防止剤を必要としない飼料およびペットフードが製造できる。また、一般に市販されている飼料、ペットフードには必要不可欠な防腐剤および酸化防止剤等が混入しているためアレルギーに敏感な動物は反応し皮膚のただれ等の症状が現れる。
防腐剤および酸化防止剤等の添加物を使用しない目的の製造工程でおこなえば混入する必要がなくなり、ペットは健康維持による長寿を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】第1の実施の形態による飼料、ペット用ペットフードおよび製造工程の構成を示す図である。
【符号の説明】
【0015】
1 溶液槽
2 乾燥
3 噴射

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造工程における飼料、ペットフードの原料としては、獣肉、家禽、鳥、魚等の肉、骨、内臓、皮、ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)果実、野菜、海藻等を混ぜ原料をボイル処理あるいは蒸し処理または焼き処理あるいは燻製処理させて乾燥加工された飼料、ペット用のペットフード。
前記製品の製造工程において、各工程を備えたことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記乾燥フードは、水分値が25%以内であることを特徴とする請求項1記載の飼料、ペット用のペットフード。
【請求項3】
前記製造工程の、乾燥フードは各工程の間に乾燥機能を有し、前工程の処理を完全に断ち切り次工程に持ち込まないことを特徴とする請求項1記載の製造方法。
【請求項4】
前記工程の手段は、浴液糟または噴射装置からなり、各工程の間で乾燥、浴液または噴射工程を加えたことにより、コーティング(皮膜層)ができ、次工程で別のフレーバーをコーティングすることを特徴とする。
【請求項5】
前記コーティングにより装置を連続して使用することにより複数のコーティング層ができ繰り返すことにより無限に近い層をつくることを特徴とする。
【請求項6】
前記乾燥フードの該植物は、ノニ(学名モリンダ・シトリフォリア)およびそれらの混合物からなる群に属する植物(根、葉、茎、果実を含む)であることを含めて自然自生または人工栽培のものでハーブ属に属する植物は治癒、殺菌、免疫、病気の予防等と色々の効果があることを特徴とする。

【図1】
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