説明

骨塩量測定装置及びその位置決め方法

【課題】撮影台に対して骨塩量測定装置を適正に位置決められるようにする。特に撮影台に対する位置決め時に過大な衝突力が生じないようにする。
【解決手段】撮影台14に対して骨塩量測定装置12を近接させた状態が形成される。その状態で、位置決め機構32の作用により当接部材36,38に対して突出力が生成される。その突出力により骨塩量測定装置12は後方へ運動することになる。当接部材36,38のストローク量を適切に設定することにより、撮影台14に対して骨塩量測定装置12を適正な位置に位置決めることが可能である。撮影台14の幅に応じてストローク量を設定できるようにしてもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は骨塩量測定装置及びその位置決め方法に関し、特に、撮影台に対する骨塩量測定装置の位置決め技術に関する。
【背景技術】
【0002】
骨塩量測定装置は、被検体中の骨(例えば腰椎)のカルシウム等のミネラル(骨塩)を測定する装置である。骨塩量測定装置と被検者を載せる撮影台とが一体化されたシステムも提供されているが、我国の医療機関においては、多くの場合に放射線測定室のスペースに制約があることから、骨塩量測定装置と撮影台とが別体化されている(特許文献1参照)。一般には、X線レントゲン撮影用の撮影台(ブッキーテーブル)が骨塩量測定用の撮影台として兼用されている。このような構成で、骨塩量測定を行う場合、撮影台に対して骨塩量測定装置を適切に位置決める必要がある。すなわち、骨塩量測定装置は、その不使用時において、例えば放射線測定室の空きスペースに位置決められ、使用時においてはそこから撮影台まで手動にて運搬される。
【0003】
具体的に説明すると、骨塩量測定装置は、一般に、X線発生器を収容した下部、X線検出器を収容した上部、両者を連結する連結部、下部に設けられた複数のキャスタ、等を有する。撮影台に骨塩量測定装置を組み付ける場合、撮影台が有する天板の下方に下部が差し込まれ、天板の上方に上部が位置決められる。その状態では連結部が天板の奥側に位置する。撮影台に対して骨塩量測定装置は正しく位置決められる必要があり、つまり、天板の奥側面と連結部の前面との間の距離が所定量となるように、骨塩量測定装置が位置決められる。このため、上部の上面には位置決め用のストッパが設けられ、骨塩量測定装置の位置決め時にはストッパのストップ面が天板の奥側面に当接した状態が形成され、その時点で、複数のキャスタがロックされる。ストッパの設置位置は前後方向にシフト可能であり、つまり上部に対するストッパの設置位置を変更することができる。これは撮影台の幅等に併せて骨塩量測定エリアを正確に定めるためである。ストッパは一般に複数のボルトによって上部に固定されている。複数のボルトに対応してそれらを挿通する複数の長穴がストッパの座金に形成され、ボルトに係合したナットを締め付けることによってストッパの位置が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3842169号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、骨塩量測定装置は例えば200kgもの重量を有するので、それを前進させて撮影台に対してストッパを利用して位置決めようとすると、両者の衝突の結果、両者に衝撃が生じてしまうという問題がある。それにより場合によっては電子機器にダメージが及び、またストッパの固定位置がずれてしまうという問題が生じる。撮影台がフロア面に固定されている場合もあるが、撮影台がフロア面に対して非固定の場合もある。撮影台は例えば100kgもの重量を有するからそれは通常簡単には動かないが、骨塩量測定装置の位置決め衝突力が過大の場合には撮影台が動いてしまう可能性もある。
【0006】
本発明の目的は、撮影台に対して骨塩量測定装置を位置決める場合に大きな衝撃が生じないようにすることにある。本発明の他の目的は、撮影台に対して骨塩量測定装置を簡便かつ正確に位置決めるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、被検者を載せる天板を有する撮影台とは別体に構成され、前記撮影台に対して位置決められる骨塩量測定装置において、前記天板の下方に差し込まれる部分であって、X線発生器及びX線検出器の一方を備えた下部と、前記天板の上方に設けられる部分であって、前記X線発生器及び前記X線検出器の他方を備えた上部と、前記天板の奥側に設けられる部分であって、前記下部と前記上部とをつなぐ連結部と、前記下部に設けられた複数のキャスタと、前記撮影台に近接した状態において前記撮影台に対して突っ張り力を及ぼすことによって当該骨塩量測定装置自身を奥方向へ後退させることにより前記撮影台に対して当該骨塩量測定装置を位置決める後退式位置決め機構と、を含むことを特徴とするものである。
【0008】
上記構成によれば、まず、撮影台に対して下部を差し込んで近接状態を形成した上で、後退式位置決め機構を稼働させて、突っ張り力によって骨塩量測定装置を撮影台から後側へ遠ざけることによって当該骨塩量測定装置の位置決めを行える。静止状態から突っ張り力を生じさせて移動したところに骨塩量測定装置を位置決めすることができるから、大きな衝突力の発生を防止できる。最初の挿入時(仮の位置決め時)においては骨塩量測定装置を撮影台へ接触させる必要はない。たまたま接触が生じてしまってもよい。本手法によれば撮影台を基準として骨塩量測定装置を簡便かつ迅速に位置決めることが可能である。突っ張り力によって後退運動に少々の行き過ぎが生じたならばそれを解消するために手動にて前進力を与えればよい。その場合においても少々の前進運動で足りる筈なので両者衝突時に大きな衝撃力が生じることはない。
【0009】
望ましくは、前記位置決め機構は、前記撮影台の奥側に当接される突っ張り部材と、前記突っ張り部材を突出させるストローク機構と、を含む。突っ張り部材としては、望ましくは、撮影台に対して平行関係を形成することが可能なものとして構成するのが望ましい。例えば、撮影台の長手方向(骨塩量測定装置から見て左右方向)に複数の当接部材を設け、当該方向の複数の箇所で当接がなされるようにし、各箇所のストローク量を同一にすることによって、撮影台に対して骨塩量測定装置が自然に平行な位置関係となるように構成してもよい。
【0010】
望ましくは、前記ストローク機構は複数のスライド量の中から選択されたスライド量だけ前記突っ張り部材を突出させる。この構成によれば、撮影台の幅に応じて適切なスライド量(ストローク量)を選択することによって、撮影台と骨塩量測定装置の位置関係を容易に最適化できる。
【0011】
望ましくは、前記突っ張り部材の突出によって当該骨塩量測定装置が前記撮影台に対して適正に位置している状態で前記複数のキャスタをロックする手段を有する。最適な位置関係が形成した状態を保全するためにキャスタをロックして移動制限を行うものである。
【0012】
本発明は、被検者を載せる天板を有する撮影台とは別体に構成され前記撮影台に対して位置決められる骨塩量測定装置を、前記撮影台に対して位置決める方法において、前記天板の下方にX線発生器及びX線検出器の一方を備えた下部を差し込み、且つ、前記天板の上方に前記X線発生器及び前記X線検出器の他方を備えた上部を位置させ、且つ、前記天板の奥側に前記下部と前記上部とをつなぐ連結部を位置させ、これによって近接状態を形成する工程と、前記近接状態において、前記撮影台に対して突っ張り力を及ぼすことによって前記骨塩量測定装置を奥方向へ後退させ、これによって前記撮影台に対して前記骨塩用測定装置を位置決める工程と、を含むことを特徴とする。
【0013】
従来法はいわば前進位置決め法であったが本発明は後退位置決め法である。前者の場合にはある程度後方の位置から前進することになるので運動速度が大きくなりがちであり、よって衝撃が生じやすくなる。本発明によれば、近接状態つまり静止状態から必要な量だけ後退することになるので、ゆっくりとした位置決めを行い易い。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、撮影台に対して骨塩量測定装置を位置決める場合に大きな衝撃が生じないようにすることができる。あるいは、撮影台に対して骨塩量測定装置を簡便かつ正確に位置決めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る骨塩量測定装置を示す斜視図である。
【図2】骨塩量測定装置の後退運動を説明するための図である。
【図3】位置決め機構の一例を示す概念図である。
【図4】撮影台の幅に応じたストローク量を示す図である。
【図5】骨塩量測定方法、特に骨塩量測定装置の位置決め方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1には本発明に係る骨塩量測定装置の好適な実施形態が示されている。この骨塩量測定装置は、被検体内の骨の骨塩量を測定する装置であり、対象となる骨は例えば腰椎である。この骨塩量測定装置は撮影台(ブッキー台)と一緒に用いられるものである。
【0018】
図1において、フロア面10上には、骨塩量測定装置12および撮影台14が設けられている。撮影台14はフレーム枠体20によって保持された天板16を有する。天板16は例えばアクリル板である。必要に応じて天板16の裏側にはレントゲン撮影用カセットが設けられる。天板16の周囲を成すフレーム20には4つの脚部18が設けられている。それらの脚部18によって撮影台14がフロア面上に設置されている。図1において、撮影台14は固定的に設けられている。必要に応じて、各脚部にロック機構付きキャスタを設けることも可能である。
【0019】
骨塩量測定装置12は、大別して、下部22、上部24、連結部26等を有する。図1においては、骨塩量測定装置12が撮影台14に対して近接した状態が示されている。それは仮の位置決め状態である。下部22は本実施形態においてX線発生器を内蔵している。上部24は本実施形態においてX線検出器を内蔵している。連結部26は下部22と上部24とをつなぐ柱状の部分である。図1には示されていないが、X線発生器とX線検出器は装置内部に設けられた連結機構によって連結されており、X線発生器とX線検出器はY方向に一体的に水平運動する。ちなみにX方向が撮影台14の長手方向であり、骨塩量測定装置12から見て左右方向である。Z方向は垂直方向である。Y方向はもう一つの水平方向であり、すなわちそれは奥行き方向である。図1においては、上述したように近接状態が形成されており、その状態においては撮影台14の下側空間に下部22が差し込まれ、撮影台14の上方に上部24が位置決められる。近接状態において撮影台14と骨塩量測定装置12とがたまたま接触してもよい。
【0020】
本実施形態に係る骨塩量測定装置12は、位置決め機構32を有している。すなわち固定配置された撮影台14に対して近接状態から骨塩量測定装置12が後退運動してそれ自身の位置決めを行うために位置決め機構32が設けられている。その具体的な内容については後に図3等を用いて説明する。位置決め機構32は図1に示される例においてレバー34と当接部材36,38等を有している。当接部材36,38は、フレーム20の奥側垂直面に当接する部材であり、当接部材36,38を当接した状態においてそれに対して突っ張り力を生じさせることにより、骨塩量測定装置12自身を後側へ運動させることが可能となる。そのための駆動力を与える部材がレバー34である。本実施形態においては、手動によって突っ張り力が発生しているが、その力を自動的に生じさせるようにしてもよい。2つの当接部材36,38がX方向に所定間隔を隔てて並んで配置されており、これによって撮影台14の奥側における2カ所において突っ張り力を生じさせ、しかもその突っ張り力を均等にし、つまりストローク量を同一にすることにより、撮影台14に対して骨塩量測定装置12を常に平行な位置的関係をもって位置決めることが可能となる。
【0021】
図2には、位置決め後の状態が示されている。すなわちレバー34が下方に下げられ、その運動力が所定の機構によって変換されて、当接部材36,38のストローク量として伝達される。当接部材36,38が撮影台14に対して当接した状態において軸部材が前方に伸びることにより、その反作用として骨塩量測定装置12が所定の運動量だけ後側へ後退する。その場合においてはキャスタ30がフリーの状態に置かれる。骨塩量測定装置12の位置決めがなされた後、各キャスタ30はロックされ、撮影台14に対する骨塩量測定装置12の相対的な位置関係が維持される。
【0022】
図3には、上述した位置決め機構32の一例が示されている。図3においては1つの当接部材36が設けられているが、この当接部材36ともう一つの当接部材38は一緒に運動する。当接部材36には軸40が取り付けられており、その軸40はガイド42によって案内されている。すなわち軸40は前後方向に運動可能であり、骨塩量測定装置を基準として軸40すなわち当接部材36を前方へ突出させることができ、またそれを引っ込ませることが可能である。実際には当接部材36の位置が維持されたまま突っ張り力がそのまま後退運動力に転換される。
【0023】
レバー運動を軸40の前後運動に転換するために、本実施形態においてはワイヤ44が利用されている。その一端44aおよびその他端44bが軸40に連結されている。一端44aからプーリ46,48,50,52,54を介してワイヤが引き回され、その他端44bが軸40に取り付けられている。符号56はレバーに連結されたブロックを示している。符号100で示されるように、レバーを下方運動させると、ワイヤ44の作用によって、軸40が図3において左方向へ前進することになる。逆に、レバーを上方へ運動させると、軸40は後退運動することになる。本実施形態においては、以上のようにワイヤ44を利用したが、リンクやベルト等を利用してレバーの運動を軸の運動に転換する用にしてもよい。本実施形態においては、符号100で示されるレバーの移動量として複数の段階が設定されており、その段階の中から所望の段を選択して軸のストローク量を設定することが可能である。撮影台の横幅としては複数のものが想定され、それらの各横幅に対応して軸40の段階的なストローク量が設定されている。
【0024】
例えば、図4の(A)には大きな幅W1を有する撮影台が示されており、このような場合においては当接部材36,38のストローク量L1は小さく設定される。なお符号102は撮影領域を示している。一方、(B)に示すように、小さな幅W2を有する撮影台に用いる場合には、当接部材36,38のストローク量として大きなストローク量L2が設定される。このようにストローク量を撮影台の幅に応じて切り替えることにより、撮影台と骨塩量測定装置の間の位置関係を常に最適なものにすることが可能となる。
【0025】
図5には、上述した骨塩量測定装置の位置決めおよび測定のプロセスがフローチャートとして示されている。まずS10においては、複数のキャスタがそれぞれフリー状態とされ、その状態において骨塩量測定装置を撮影台に対して近接させる作業が実施される。すなわち、骨塩量測定装置の下部が撮影台の下方空間に差し込まれる。この場合において、撮影台に対して骨塩量測定装置の各当接部材が接触した状態となってもよいし、そうでなくてもよい。ただしこの後ろの突っ張り力が両者間に及ぶような近接状態が形成される必要がある。S12においては、撮影台の幅に応じたストローク量がユーザにより選択される。この場合においてはレバーの運動量が規定されてもよいし、軸の運動量が規定されてもよい。S14においては、ユーザによってハンドルが操作され、これによって生じる力が変換されて当接部材に対する前方への突っ張り力が生じ、それが当該骨塩量測定装置の後退運動に転換される。レバーの移動量と軸の運動量との関係についてはギアやプーリの大きさの設定等によって自在に設定することが可能である。もちろん、モータ等によって突っ張り力を生じさせるようにしてもよい。その場合においてはハンドル操作に代えてモータのスイッチ操作が実施されることになる。
【0026】
以上のような後退式のポジショニングが実施されると、撮影台に対して骨塩量測定装置が所定距離だけ後退運動することになり、すなわち骨塩量測定装置が撮影台に対して適切な位置に位置決めされることになる。その状態を保全するためS16において複数のキャスタがロック状態にされる。この場合においては例えばレバーをその軸回りに回転させるなどの操作によって一括してキャスタロックが行われるようにするのが望ましい。あるいはキャスタロック用のペダルなどを用意するようにしてもよい。このような位置決めが完了した後、S18において、撮影台上に被検体が再置される。そして、S20において被検体に対して骨塩量測定が実施される。
【0027】
以上説明した実施形態によれば、撮影台に対して骨塩量測定装置を前進させて位置決める場合に生じやすい過大なる衝突力の発生を防止することが可能である。すなわち一旦近接状態を形成した上でそこから若干量後退を運動させて適正な位置決め状態を形成することが可能であり、そのような動きはゆっくりと行うことが可能であるから、衝突力が生じるおそれはない。またそのような後退運動値においては撮影台に対して反作用が及ぶが、撮影台それ自身もある程度の重量を有するためそれが運動することはない。上記実施形態においては、撮影台の幅のサイズに応じたストローク量を設定可能であるので、レバーの操作だけで適正な位置決めを速やかにできるという利点がある。
【符号の説明】
【0028】
12 骨塩量測定装置、14 撮影台、22 下部、24 上部、26 連結部、32 位置決め機構、34 レバー、36,38 当接部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検者を載せる天板を有する撮影台とは別体に構成され、前記撮影台に対して位置決められる骨塩量測定装置において、
前記天板の下方に差し込まれる部分であって、X線発生器及びX線検出器の一方を備えた下部と、
前記天板の上方に設けられる部分であって、前記X線発生器及び前記X線検出器の他方を備えた上部と、
前記天板の奥側に設けられる部分であって、前記下部と前記上部とをつなぐ連結部と、
前記下部に設けられた複数のキャスタと、
前記撮影台に近接した状態において前記撮影台に対して突っ張り力を及ぼすことによって当該骨塩量測定装置自身を奥方向へ後退させることにより前記撮影台に対して当該骨塩量測定装置を位置決める後退式位置決め機構と、
を含むことを特徴とする骨塩量測定装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記位置決め機構は、
前記撮影台の奥側に当接される突っ張り部材と、
前記突っ張り部材を突出させるストローク機構と、
を含むことを特徴とする骨塩量測定装置。
【請求項3】
請求項2記載の装置において、
前記ストローク機構は複数のスライド量の中から選択されたスライド量だけ前記突っ張り部材を突出させる、
ことを特徴とする骨塩量測定装置。
【請求項4】
請求項3記載の装置において、
前記突っ張り部材の突出によって当該骨塩量測定装置が前記撮影台に対して適正に位置している状態で前記複数のキャスタをロックする手段を有する、ことを特徴とする骨塩量測定装置。
【請求項5】
被検者を載せる天板を有する撮影台とは別体に構成され前記撮影台に対して位置決められる骨塩量測定装置を、前記撮影台に対して位置決める方法において、
前記天板の下方にX線発生器及びX線検出器の一方を備えた下部を差し込み、且つ、前記天板の上方に前記X線発生器及び前記X線検出器の他方を備えた上部を位置させ、且つ、前記天板の奥側に前記下部と前記上部とをつなぐ連結部を位置させ、これによって近接状態を形成する工程と、
前記近接状態において、前記撮影台に対して突っ張り力を及ぼすことによって前記骨塩量測定装置を奥方向へ後退させ、これによって前記撮影台に対して前記骨塩用測定装置を位置決める工程と、
を含むことを特徴とする骨塩量測定装置の位置決め方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2012−75811(P2012−75811A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−226278(P2010−226278)
【出願日】平成22年10月6日(2010.10.6)
【出願人】(390029791)日立アロカメディカル株式会社 (899)
【Fターム(参考)】