説明

高周波電磁誘導温水温風暖房器

【課題】従来の、温水温風暖房器は、熱エネルギー源として、化石燃料を使用する技術である、そのため、排気ガスが出るため、排煙設備が必要、温水源が外にあるため内外配管設備などの設置工事が必要となり、設置場所に制限がある
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために、電気エネルギーを熱源とし、高周波電磁誘導加熱器上部に設置された、温水加熱用貯留タンク内部に、不凍液を注入し通電させると、不凍液の温度が(プラス20℃以上)上昇し、加熱された不凍液を、循環ポンプで熱交換器に送り、送風ファンにて室内空気と熱交換させる。
そのため、排気ガスは出ない、内外配管工事不要、場所を選ばない、高周波電磁誘導加熱式温水温風暖房器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気エネルギーを熱源とし、高周波電磁誘導加熱器で、お湯を沸かし、このお湯を循環ポンプで、熱交換器に送り循環させ、送風ファンで室内空気と熱交換をする、高周波電磁誘導温水温風暖房器。
【背景技術】
【0002】
従来、温水暖房器等、化石燃料を主なエネルギーとして燃やし、お湯を沸かし温水を得て、循環ポンプでお湯を熱交換器に送り、送風ファンで室内空気と熱交換をする、温水温風暖房器が多くあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2000−028152
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】ケーズデンキ 家電カタログ862、2010年10月 Fujitsu温水ルームヒーターセットKH−60HTホットマン
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた、従来の温風暖房器では、化石燃料を使用する技術であるため、燃料を燃やすときに出る、排気ガスの臭いや、二酸化炭素が発生するなど、世界的にも大きな社会問題となっております。また、排気設備、配管設備などの別途工事が必要で設置場所にも制限があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、高周波電磁誘導加熱器等でお湯を沸かし、このお湯を循環ポンプで熱交換器に移送し循環させ、送風ファンで室内空気と熱交換をする、高周波電磁誘導加熱温水温風暖房器
【発明の効果】
【0007】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を、解決しようとするものであり、排気ガスの臭いや、二酸化炭素が出ることを、なくする事が実現出来る事、また排気設備不要、外気との配管工事不要で設置場所を制限されない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図2】
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施例では、1、高周波電磁誘導加熱器、2、温水加熱貯留用金属タンク、3、循環ポンプ、4、不凍液、5、熱交換器、6、温度調整器、7、送風ファン、で構成され、図2は本発明にかかる高周波電磁誘導加熱器から成り立つ温水温風暖房器の説明図。
【実施例】
【0010】
以下、添付図に基づいて、本発明の実施例を具体的に説明する。先ず本実施例に係る高周波電磁誘導加熱式温水温風暖房システム器の全体構成について説明すると、図2、高周波電磁誘導加熱器1、本体下部に配設し温水加熱貯留用金属タンク2、を1の上に設置する、この中に不凍液4を注入する。2から出る配管部途中に循環ポンプ3を接続。次に熱交換器5を設置。熱交換器出口側に、温度調節器6を接続、暖房器後部に送風ファン7から構成している。そして1を通電し、2にて温水を得て、3で不凍役を循環する、5に7から出る送風で室内の空気と熱交換をする。さらに水温が調節できるように6で温度を感知している。
【産業上の利用可能性】
【0011】
以前から県、市営住宅などは暖房機を設置する場合、排煙、配管設備等の設置に制限がありました。従来の化石燃料を使用した、温水温風暖房器の室外器は必ず換気は必要となります。本発明はこのような排煙、配管設備制限がある場所でも、排煙、配管設備と換気の、必要性はないため場所を選ばず簡単に設置が出来る
【符号の説明】
【・・・・】

【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、1高周波電磁誘導加熱器(パイプ加熱ヒーター等含む)、2不凍液貯留加熱用金属タンク、3熱交換器、4不凍液、5循環ポンプ、6送風ファン、7温度感知調整器、を基本的な組み合わせとし、高周波電磁誘導加熱器(パイプ加熱ヒーター含む)に通電をせしめ、不凍液加熱貯留タンクでお湯を(プラス20℃以上)得て、循環ポンプで熱交換器に送り、送風ファンで室内空気と熱交換することを特徴とする、高周波電磁誘導加熱温水温風暖房器。
【請求項2】
本発明は、上記で得られた熱せられた不凍液を、床暖房パネルに液を循環ポンプで循環させる、床暖房システムとして使用することができる、高周波電磁誘導加熱温水温風暖房器。

【図2】
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