説明

高電流コンタクト、および、高電流コンタクトシステムの作製方法

本発明は、少なくとも1つのコンタクト開口(15)を有するコンタクトピン(10)と少なくとも1つのコンタクト脚部(24)を有するコンタクト端子(20)とを備えた高電流コンタクト(1)と、該高電流コンタクトの対応する製造方法とに関する。電気的コンタクトを形成し機械的力を吸収するために、前記コンタクト端子(20)の少なくとも1つのコンタクト脚部(24)は前記コンタクトピン(10)の少なくとも1つの接合領域(14)の対応するコンタクト開口(15)に結合されている。本発明では、コンタクトピン(10)とコンタクト端子(20)との電気的コンタクトの形成の大部分が、機械的力の吸収から分離される。その際には、コンタクトピン(10)とコンタクト端子(20)との電気的コンタクトは第1の接続形式(7)によって形成され、機械的力は第2の接続形式(5)によって吸収される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
先行技術
本発明は、独立請求項である請求項1の上位概念に記載の高電流コンタクトと、独立項である請求項9の上位概念に記載の、該高電流コンタクトの対応する製造方法とに関する。
【0002】
パワーエレクトロニクスの分野では、たとえばバスバー、高電流モジュール、コネクタ、キャパシタまたはコイル等である電気部品間の高電流コンタクトは、ねじ結合、溶接接合、かしめ、貫通接合またはばねコンタクトによって形成される。
【0003】
たとえば欧州特許公報第0735628号では、電気コネクタ用の端子ピンを有する導体レールが記載されており、該端子ピンは、該導体レールの主面のうち1つの平面に対して垂直に方向づけされている。この端子ピンは、導体レールの主面の中央に設けられた収容開口内に挿入されており、前記導体レールに離脱不能に、たとえば溶接等によって結合されている。この端子ピンは当接肩部を有し、この当接肩部は挿入後、前記導体レールの面に形状接続的に嵌合される。
【0004】
公知のコンタクト手法および接合手法は、相互にコンタクトすべき2つの対象の材料選定において、合金の組成、材料の組み合わせ、耐性、導電性、両対象の表面に関して制限を有する。それゆえ、コンタクトされる両対象の可能な材料の組み合わせは制限される。さらに、たとえば溶接ガン、クリンチ工具、貫通工具等である接合工具のために大きなスペースが必要であり、このような接合工具のためのスペースが、高電流コンタクトの小型化の阻害要因となる。
【0005】
発明の開示
上述の従来技術に対し、独立請求項である請求項1の特徴を有する本発明の高電流コンタクトは、コンタクトピンとコンタクト端子との間の電気的コンタクトの形成の大部分が、機械的力の吸収から分離され、該コンタクトピンと該コンタクト端子との間の電気的コンタクトは第1の接続形式によって形成され、該機械的力は第2の接続形式によって吸収されるという利点を有する。その際に電気的コンタクトを形成し、かつ機械的力を吸収するためには、前記コンタクト端子の少なくとも1つの接合領域にある少なくとも1つのコンタクト脚部が、前記コンタクトピンの対応するコンタクト開口に接続される。
【0006】
本発明の高電流コンタクトはたとえば、ハイブリッド駆動装置用のパルスインバータ、風力発電設備用、ソーラーセル設備用および燃料電池用の直流‐直流変換器や制御装置において使用することができる。
【0007】
それに対し、少なくとも1つのコンタクト開口を有するコンタクトピンと少なくとも1つのコンタクト脚部を有するコンタクト端子とから成り、独立請求項である請求項9の特徴を有する、高電流コンタクトの本発明の製造方法は、コンタクトピンとコンタクト端子との電気的コンタクトの形成が機械的力の吸収から分離され、該コンタクトピンと該コンタクト端子との電気的コンタクトは基本的に第1の接続形式によって形成され、該機械的力は基本的に第2の接続形式によって吸収されるという利点を有する。
【0008】
本発明の実施形態は有利には、電気的コンタクトの機能と機械的負荷の吸収とを分離し、有利には、接合領域における電気的コンタクトが大きな線路断面にわたって、たとえば高純度の銅材料または銀材料またはアルミニウム材料またはこれらの材料の高導電性の合金等である高導電性の金属材料を用いて行うことができる。有利にはプロセス技術的に、相互の材料および両材料の表面の選定に制限が課されない。電気的コンタクトはたとえば、相互にコンタクトすべき部品の塑性変形によって行われる圧接によって形成される。機械的力はたとえば、相互に電気的コンタクトされる両対象の許容範囲外の相対的移動が生じないように構成されたばねユニットによって吸収される。
【0009】
従属請求項に記載された特徴および実施形態により、独立請求項である請求項1に記載の高電流コンタクトと、独立請求項である請求項10に記載の、高電流コンタクトシステムの製造方法とを、有利に改善することができる。
【0010】
特に有利には、コンタクトピンとコンタクト端子との電気的コンタクトが、該コンタクトピンの少なくとも1つのコンタクト開口と該コンタクト端子の少なくとも1つのコンタクト脚部との圧接によって形成される。その際にはこの圧接部は、前記コンタクト開口および/またはコンタクト脚部の塑性変形によって形成される。前記少なくとも1つのコンタクト脚部はたとえば、2つの側にそれぞれ塑性変形可能な当接肩部を有し、該当接肩部は、前記コンタクトピンの対応する塑性変形可能な載置面に保持される。さらに、前記少なくとも1つのコンタクト脚部は2つの側にそれぞれ塑性変形可能な第1のコンタクト面を有し、各第1のコンタクト面は、前記コンタクト開口の対応する塑性変形可能な第2のコンタクト面と共働する。このような構成により、前記少なくとも1つのコンタクト脚部ないしは前記少なくとも1つのコンタクト開口のどのような材料の組み合わせでも、電気的コンタクトを簡単に形成することができる。
【0011】
本発明の高電流コンタクトの一実施形態では、前記塑性変形可能な部品の幾何学的条件および/または材料および/または材料強度を、有利には、伝送すべき電流の強度に適合することができる。たとえば、コンタクト端子はフォーク形の2つのコンタクト脚部を有し、これら2つのコンタクト脚部は、2つの対応するコンタクト開口内に垂直に押し込まれるようにすることができる。その際には、電気的コンタクトを形成するためにさらに、前記フォーク形のコンタクト脚部が拡がる作用を利用することもできる。
【0012】
本発明の高電流コンタクトの別の実施形態では、機械的力を吸収するために、少なくとも1つのばね要素を有する少なくとも1つの本体を含むばねユニットが、前記コンタクトピンの少なくとも1つのコンタクト開口内に挿入されている。前記ばねユニットは有利には複数のばね要素を有する。前記ばねユニットはたとえば、少なくとも1つの第1のばね要素が保持部として形成され、有利には該ばねユニットは、挿入された該ばねユニットが前記コンタクト開口から出てくるのを阻止するように構成することができる。さらに、前記少なくとも1つのコンタクト脚部が前記コンタクト開口内に押し込まれたときに少なくとも1つの第2のばね要素が該コンタクト脚部の接触面に食い込むことにより、有利には前記コンタクト端子の少なくとも1つのコンタクト脚部が前記コンタクトピンのコンタクト開口から不所望に出てくるのを阻止するように、前記ばねユニットを構成することもできる。上述のばねユニットにより、本発明の高電流コンタクトは有利には、たとえば長手方向の熱膨張または振動負荷により生じる高い機械的負荷を吸収することができる。さらに、本発明の実施形態は「ブラインド接合」に適しており、接合時に力を吸収するために必要とされる空きスペースが僅かのみである。
【0013】
本発明の方法の実施形態では、少なくとも1つのばね要素を有する少なくとも1つの本体を含み機械的力を吸収するためのばねユニットを、前記少なくとも1つのコンタクト開口内に挿入し、前記コンタクトピンと前記コンタクト端子との電気的コンタクトを、前記コンタクトピンのコンタクト開口と前記コンタクト端子の少なくとも1つのコンタクト脚部との圧接によって形成する。
【0014】
本発明の有利な実施形態を図面に示しており、この実施形態を以下説明する。図面において符号が同一である場合、同一ないしは同様の機能を果たす構成要素ないしは要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の高電流コンタクトの実施例の概略的な斜視図である。
【図2】図1に示した本発明の高電流コンタクトに使用されるコンタクトピンの実施例を示す概略的な斜視図である。
【図3】図1に示した本発明の高電流コンタクトに使用されるコンタクト端子の実施例を示す概略的な斜視図である。
【図4】図1に示した本発明の高電流コンタクトに使用されるコンタクトピンの実施例を示す概略的な斜視図である。
【図5】図1に示した本発明の高電流コンタクトが形成されるときの中間製品の側面を示す概略的な斜視図である。
【図6】図1に示した本発明の高電流コンタクトが形成されるときの中間製品の上面を示す概略的な斜視図である。
【図7】図1に示した本発明の高電流コンタクトに使用されるコンタクトピンの実施例を示す概略的な断面図である。
【0016】
本発明の実施形態
図1〜7から分かるように、図中の本発明の高電流コンタクト1の実施例は、コンタクトピン10とコンタクト端子20とばねユニット30とを含む。前記コンタクトピン10は図中の実施例では2つのコンタクト開口15を有し、前記コンタクト端子20は図中の実施例では2つのコンタクト脚部24を有し、前記ばねユニット30は図中の実施例では、複数のばね要素33,34を有する2つの本体32を有する。図1および図7からさらに分かるように、前記コンタクト端子20の両コンタクト脚部24は電気的コンタクトを形成し機械的力を吸収するために、相応の接合領域14において前記コンタクトピン10の対応するコンタクト開口15に結合されている。本発明では、コンタクトピン10とコンタクト端子20との電気的コンタクトの形成の大部分が、機械的力の吸収から分離される。その際には、コンタクトピン10とコンタクト端子20との電気的コンタクトは第1の接続形式7によって形成され、機械的力は第2の接続形式5によって吸収される。
【0017】
図1と図5〜7とからさらに分かるように、ばねユニット30は機械的力を吸収するために、前記少なくとも1つのコンタクト開口15内に挿入されている。ここでは、第1のばね要素34が、挿入された前記ばねユニット30がコンタクト開口15から出てくるのを阻止する保持部として形成されるように、前記ばねユニット30は構成されている。さらに、前記少なくとも1つのコンタクト脚部24が前記コンタクト開口15に押し込まれる際に、少なくとも1つの第2のばね要素33が該コンタクト脚部24の少なくとも1つの接触面29に食い込む。さらに、コンタクトピン10とコンタクト端子20との電気的コンタクトは、該コンタクトピン10のコンタクト開口16と該コンタクト端子20のコンタクト脚部24との圧着7によって形成される。この圧着部7は、前記コンタクト開口15および/または前記コンタクト脚部24の塑性変形によって形成される。
【0018】
とりわけ図2,3からさらに分かるように、電気的コンタクト7を形成するために、前記コンタクト脚部24は2つの側にそれぞれ塑性変形可能な当接肩部28を有する。この当接肩部28は、コンタクトピン10の対応する塑性変形可能な載置面18に保持される。さらに、前記コンタクト脚部24は2つの側にそれぞれ塑性変形可能な第1のコンタクト面26を有し、各第1のコンタクト面26は、前記コンタクト開口15の対応する塑性変形可能な第2のコンタクト面16と共働する。有利には、前記コンタクト脚部24ないしは前記コンタクト開口15の塑性変形可能な要素18,28,16,26の幾何学的条件および/または材料および/または材料強度は、伝送すべき電流強度に適合することができる。
【0019】
少なくとも1つのコンタクト開口15を有するコンタクトピン10と少なくとも1つのコンタクト脚部24を有するコンタクト端子20とから成る高電圧コンタクト1の本発明の製造方法では、まず、ばねユニット30の少なくとも1つの本体32を該コンタクトピン10の少なくとも1つのコンタクト開口15内に挿入する。このことにより、図5および図6に示された中間製品が得られる。図5および図6から分かるように、ばねユニット30は複数の載置カラー31.1,31.2を有し、これらの載置カラー31.1,31.2は、コンタクト開口15の2つの縁部においてコンタクトピン10の表面に載置され、第1の載置カラー31.1はばねユニット30の両本体32を相互に接続する。前記コンタクトピン10の他方の面において、前記ばねユニット30は第1のばね要素34を介して前記コンタクト開口15の縁部に支持され、このことにより、ばねユニット30が挿入されたときに該ばねユニット30がコンタクト開口15から出てくるのが阻止される。前記ばねユニット30がコンタクトピン10のコンタクト開口15内に挿入されると、前記コンタクト端子20の少なくとも1つのコンタクト脚部24は電気的コンタクトを形成するために、少なくとも1つの接合領域14において前記コンタクトピン10の対応するコンタクト開口15内に押し込まれ、コンタクト脚部24がコンタクト開口15内に押し込まれると、前記ばねユニット30の少なくとも1つの第2のばね要素33が該コンタクト脚部24の少なくとも1つの接触面29に食い込む。このことによって本発明では、コンタクトピン10とコンタクト端子20との電気的コンタクトの形成の大部分が、機械的力の吸収から分離される。というのも、コンタクトピン10とコンタクト端子20との電気的コンタクトは基本的に第1の接続形式によって、ここでは押し込むことによって形成され、機械的力は基本的に第2の接続形式によって、すなわち、該コンタクトピン10とコンタクト端子20との許容範囲外の相対的移動が生じないように構成されたばねユニット30によって吸収されるからである。
【0020】
本発明の高電流コンタクト1はたとえば、ハイブリッド駆動装置用のパルスインバータ、風力発電設備用、ソーラーセル設備用および燃料電池用の直流‐直流変換器や制御装置において使用することができる。
【0021】
有利には、コンタクトすべき両材料および両材料の表面の選定に制限が課されることなく、高導電性の金属材料の任意の組み合わせを用いて線路の大きな断面をコンタクトするために、本発明の高電流コンタクトの実施形態を使用することができる。前記高導電性の金属材料はたとえば、高純度の銅材料、銀材料またはアルミニウム材料および/またはこれらの材料の高導電性の合金である。さらに、本発明の高電流コンタクトの実施形態は有利には、たとえば長手方向の熱膨張または振動負荷により生じる高い機械的負荷を吸収することができる。本発明の高電流コンタクトの実施形態では、電気的コンタクトの機能と機械的負荷の吸収とが大幅に分離される。電気的コンタクトは、相互にコンタクトすべき部品の塑性変形によって行われる圧着によって形成される。機械的力はたとえば、双方の電気的コンタクト面の許容範囲外の相対的移動が生じないように構成されたばねユニットによって吸収される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのコンタクト開口(15)を有するコンタクトピン(10)と、
少なくとも1つのコンタクト脚部(24)を有するコンタクト端子(20)と
を有する高電流コンタクトであって、
前記コンタクト端子(20)の少なくとも1つのコンタクト脚部(24)は、電気的コンタクトを形成し機械的力を吸収するために、前記コンタクトピン(10)の少なくとも1つの接合領域(14)の対応するコンタクト開口(15)に結合される、高電流コンタクトにおいて、
前記コンタクトピン(10)と前記コンタクト端子(20)との電気的コンタクトの形成の大部分は、機械的力の吸収から分離され、該コンタクトピン(10)と該コンタクト端子(20)との電気的コンタクトは第1の接続形式(7)によって形成され、該機械的力は第2の接続形式(5)によって吸収される
ことを特徴とする、高電流コンタクト。
【請求項2】
前記コンタクトピン(10)と前記コンタクト端子(20)との電気的コンタクトは、該コンタクトピン(10)の少なくとも1つのコンタクト開口(16)と該コンタクト端子(20)の少なくとも1つのコンタクト脚部(24)との圧接部(7)によって形成され、該圧接部(7)は、該コンタクト開口(15)および/または該コンタクト脚部(24)の塑性変形によって形成することができる、
請求項1記載の高電流コンタクト。
【請求項3】
前記少なくとも1つのコンタクト脚部(24)は2つの側にそれぞれ、塑性変形可能な当接肩部(28)を有し、該当接肩部(28)は、前記コンタクトピン(10)の対応する塑性変形可能な載置面(18)に保持される、
請求項2記載の高電流コンタクト。
【請求項4】
前記少なくとも1つのコンタクト脚部(24)は2つの側にそれぞれ、塑性変形可能な第1のコンタクト面(26)を有し、各第1のコンタクト面(26)は、前記コンタクト開口(15)の対応する塑性変形可能な第2のコンタクト面(16)と協働する、
請求項2または3記載の高電流コンタクト。
【請求項5】
前記塑性変形可能な要素(18,28,16,26)の幾何学的条件および/または材料および/または材料強度は、伝送すべき電流の強度に適合される、
請求項2から4までのいずれか1項記載の高電流コンタクト。
【請求項6】
少なくとも1つのばね要素(33,34)を有する少なくとも1つの本体(32)を含むばねユニット(30)が、前記機械的力を吸収するために、前記少なくとも1つのコンタクト開口(15)に挿入されている、
請求項1から5までのいずれか1項記載の高電流コンタクト。
【請求項7】
挿入された前記ばねユニット(30)が前記コンタクト開口(15)から出てくるのを阻止する保持部として、少なくとも1つの第1のばね要素(34)が形成されるように、該ばねユニット(30)は構成されている、
請求項6記載の高電流コンタクト。
【請求項8】
前記少なくとも1つのコンタクト脚部(24)が前記コンタクト開口(15)内に押し込まれたときに少なくとも1つの第2のばね要素(33)が該コンタクト脚部(24)の少なくとも1つの接触面(29)に食い込むように、前記ばねユニット(30)は構成されている、
請求項6または7記載の高電流コンタクト。
【請求項9】
少なくとも1つのコンタクト開口(15)を有するコンタクトピン(10)と、
少なくとも1つのコンタクト脚部(24)を有するコンタクト端子(20)と
から成る高電流コンタクトの製造方法であって、
電気的コンタクトを形成し機械的力を吸収するために、前記コンタクト端子(20)の少なくとも1つのコンタクト脚部(24)と、前記コンタクトピン(10)の少なくとも1つの接合領域(14)の対応するコンタクト開口(15)とを結合する、高電流コンタクトの製造方法において、
前記コンタクトピン(10)と前記コンタクト端子(20)との電気的コンタクトの形成の大部分を、機械的力の吸収から分離し、該コンタクトピン(10)と該コンタクト端子(20)との電気的コンタクトを基本的に第1の接続形式(7)によって形成し、該機械的力を基本的に第2の接続形式(5)によって吸収する
ことを特徴とする、高電流コンタクトの製造方法。
【請求項10】
少なくとも1つのばね要素(33,34)を有する少なくとも1つの本体(32)を含み機械的力を吸収するためのばねユニット(30)を、前記少なくとも1つのコンタクト開口(15)内に挿入し、
前記コンタクトピン(10)と前記コンタクト端子(20)との電気的コンタクトを、前記コンタクトピン(10)の少なくとも1つのコンタクト開口(16)と前記コンタクト端子(20)の少なくとも1つのコンタクト脚部(24)との圧接(7)によって形成する、
請求項9記載の高電流コンタクトの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2013−513213(P2013−513213A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−542441(P2012−542441)
【出願日】平成22年11月24日(2010.11.24)
【国際出願番号】PCT/EP2010/068095
【国際公開番号】WO2011/069823
【国際公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【出願人】(390023711)ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング (2,908)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【住所又は居所原語表記】Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】