説明

高齢者向け骨・筋肉増強促進組成物

【課題】高齢者の転倒・骨折防止に役立つ、骨・筋肉増強促進用食品組成物を提供すること。
【解決手段】クレアチン類、ビタミンD、グルコサミン類、グリコサミノグリカン類を有効成分として含む骨・筋肉増強促進用食品組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は新規な高齢者向けの骨・筋肉増強促進用組成物に関わる。
【背景技術】
【0002】
わが国の満50歳以上の人口は年々増加し、2025年には三千万人を超えることが予想されている。このような状況のなかで、近年高齢者の健康維持、健康改善についての対策が重要性を増している。高齢者一人ひとりがより元気になることは、個人にとってより充実した老後の人生を過ごせるだけでなく、社会的にも医療費の削減につながるからである。
【0003】
高齢者の寝たきりになるきっかけの一つに「転倒による骨折」が挙げられる。高齢になるにつれて、筋肉量の低下や骨密度の減少がおこり、転倒しやすくなるうえに、転倒したときに非常に骨折しやすい。また、女性は閉経による女性ホルモンの減少でより骨が弱くなるため、骨折のしやすさは男性の2倍以上とも言われている。
【0004】
転倒による骨折を防ぐためには、まず「転倒しない」ことであり、それには筋力の低下を防ぎ、筋肉量を維持・増大させることが重要である。筋肉量を維持・増大させるためには継続して適度な筋肉トレーニングを行うことが最適であるが、高齢者の場合、大きな負荷のかかるトレーニングは適切でないため、少ない負荷でより効率的な筋肉トレーニングを行うことが求められている。
【0005】
そこで本発明者らは、転倒・骨折予防のトレーニングと併せて、より効率的な筋肉量の維持および増大効果と、骨密度の増加が得られる食品組成物の開発を目的とした研究を行った。本発明者らはこれまでにおいて、関節痛改善用食品組成物としてクレアチン、グルコサミン、グリコサミノグリカン類を有効成分として含有する食品組成物について特許を出願(特願2005−284865号)しているが、この組成物における効果は関節痛を和らげる効果であり、筋肉量や骨密度に注目したものではなかった。
しかしながらクレアチンはそもそも筋肉増強に効果があると言われていること、また、グリコサミノグリカンは軟骨形成に効果があると言われていることから、この食品組成物を基本とし、さらに、骨密度に効果があると期待されるビタミンD、軟骨形成に効果があると期待されるヒアルロン酸に注目して研究を行うこととした。
【0006】
骨形成技術に関して、特許文献1には転倒・骨折防止用食品として、イソフラボンとペプチドを併合する食品および飲料が開示されている。特許文献2には骨充填用組成物、骨充填用医療用具及び骨充填用キットとしてヒアルロン酸およびビタミンDを含む組成物が骨欠損部の隙間部分の充填剤として用いることが開示されている。特許文献3にはクレアチン化合物の骨または軟骨細胞用治療組成物が開示されている。
【0007】
上記特許公報によれば、従来から、クレアチン、ビタミンD、ヒアルロン酸が骨・筋肉量の増加に効果があることは知られているが、飲食物として組み合わせた例はなく、転倒・骨折防止用食品としてクレアチン、ビタミンD、グリコサミノグリカンそれぞれを用いた食品組成物は知られていなかった。
【特許文献1】特許公開2000−139411号
【特許文献2】特許公開2002−58736号
【特許文献3】特許公表2002−521440号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の状況に鑑み、本発明者らはクレアチン、ビタミンD、ヒアルロン酸の組み合わせが骨・筋肉量増加効果を持ち、ひいては転倒・防止用食品として非常に効果があると考え、鋭意研究した結果、本発明を完成するに至った。
【0009】
本発明は高齢者の転倒・骨折防止に役立つ骨・筋肉増強促進用組成物を提供することを課題とし、また本発明は、低負荷の運動、あるいは日常生活においても、併せて摂取することでその効果が著しく上昇する食品組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するための本発明のうち、特許請求の範囲・請求項1に記載する発明は、クレアチン類、ビタミンD、グルコサミン類、グリコサミノグリカン類を有効成分として含む骨・筋肉増強促進用食品組成物である。
【0011】
同請求項2に記載する発明は、1日の摂取量がクレアチン類0.3〜5g、ビタミンD類1μg〜50μg、グルコサミン類0.1〜2g、グリコサミノグリカン類0.1〜2gになるように調整してある請求項1に記載の食品組成物である。
【0012】
同請求項3に記載する発明は、グルコサミン類がグルコサミン又はその誘導体もしくはこれらの塩である請求項1から3のいずれかに記載の食品組成物である。
【0013】
同請求項4に記載する発明は、ヒアルロン酸を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の食品組成物である。
【0014】
同請求項5に記載する発明は、グリコサミノグリカン類がコンドロイチン硫酸又はその塩もしくはこれらの分解物である請求項1から4のいずれかに記載の食品組成物である。
【0015】
同請求項6に記載する発明は、ビタミンD類が植物由来または動物由来である請求項1から5のいずれかに記載の食品組成物である。
【0016】
同請求項7に記載する発明は、クレアチン類がクレアチンまたはその化合物である請求項1から6のいずれかに記載の食品組成物である。
【0017】
同請求項8に記載する発明は、さらに、カルシウム、コラーゲン、緑貽貝、MSM(メチルスルフォニルメタン)、S−アデノシルメチオニン、キャッツクロー、ヒアルロン酸類、αリポ酸、オルニチン、カルニチン、コエンザイムQ10、シトルリン、ケルセチンから選択される1種以上のものを添加してある請求項1から7のいずれかに記載の食品組成物
【発明の効果】
【0018】
本発明によって、高齢者の転倒・骨折防止に有効な骨・筋肉増強促進用組成物が提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0020】
本発明に係る骨・筋肉増強促進用組成物は、クレアチン類、ビタミンD類、グルコサミン類、グリコサミノグリカン類を有効成分とすることを基本とする。
本発明においては、1日の摂取量がクレアチン類0.3〜5g、ビタミンD類1μg〜50μg、グルコサミン類0.1〜2g、グリコサミノグリカン類0.1〜2gとなるように、それぞれの成分を配合し、食品に添加したものである。
【0021】
本発明において、クレアチン類とは、クレアチン又はその化合物のことである。クレアチンとしては、クレアチンモノハイドレートを用いることが好ましい。ほかに、ホモクレアチン、シクロクレアチン、ホモシクロクレアチン、クレアチンリン酸塩、クレアチンピルビン酸塩、クレアチンクエン酸塩などのクレアチン化合物を用いても差し支えない。
【0022】
クレアチンは、ヒトの体内で作られ、その総貯蓄量は平均成人男性(体重70kg)で約140gである。このうち、一日のクレアチン代謝量は2〜3g(総貯蓄量の約1.6%)推定されている。クレアチンは、体内のアミノ酸から合成されるが、その合成量は1日の必要量の半分であり、残りは食事から摂らざるを得ない。クレアチンは、乳製品には少ししか含まれていないが(牛乳で0.1g/kg)、畜肉や魚肉には多量に含まれている(牛肉と豚肉にはそれぞれ5g/kg、ニシンには10g/kg)。食事で摂取したクレアチンは、腸管からそのまま吸収されて血液に入り込み、血液中のクレアチンは、心臓・脳・精巣などの体組織に運ばれ、その多くは骨格筋に貯えられる。
【0023】
本発明において、グルコサミン類とは、グルコサミンまたはその誘導体のことである。グルコサミン類は、体内でグルコースから作られるアミノ酸の一種で、動物の体内では糖タンパク質の成分として軟骨、腱、靭帯などの結合組織に分布して、その代表的なものはプロテオグリカンである。グルコサミンは軟骨細胞を形成するための基礎の栄養成分であり関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしている。グルコサミンは変形性関節症の治療にも利用されている。ここでいうグルコサミンとは糖のヒドロキシル基がアミノ基に置換されたものである。天然には動物、植物、微生物の多糖、ムコ多糖、糖タンパク質、糖脂質、細菌細胞壁ペプチドグリカン、リポ多糖に含まれ、化学系統名としては2−アミノ−2−デオキシグルコースといわれている。グルコサミンは、工業的には例えばキチンを原料としてこれを加水分解することにより得られる。本発明においてはグルコサミン塩酸塩、グルコサミン硫酸塩、N−アセチルグルコサミン等の誘導体も含む。グルコサミンまたはその誘導体は天然物であることが好ましいが、合成品でも使用可能である。グルコサミン類の配合量は、組成物全体に対して0.5〜90重量%程度の広い範囲から選択でき、例えば、グルコサミン類の配合量は1〜90重量%、好ましくは5〜80重量%、より好ましくは10〜50重量%である。
【0024】
本発明でいうグリコサミノグリカン類(ムコ多糖類または酸性ムコ多糖類)とは、グルコサミンを含む一連の酸性多糖類であり、例えばヒアルロン酸、コンドロイチンまたはそれらの塩が含まれる。好ましいグリコサミノグルカン類にはコンドロイチンまたはコンドロイチン硫酸もしくはその塩類およびそれらの分解物を含む。コンドロイチン又はその塩は、動物の軟骨またはコラーゲンなどの天然物から得ることが出来、市販品を利用することも出きる。精製したコンドロイチンだけでなく、コンドロイチンまたはその塩を含有する動物の軟骨粉末エキス・抽出物として使用することもできる塩類としては、塩酸塩、硫酸塩など生理学的に許容できる塩であればよい。精製したコンドロイチンまたはコンドロイチン硫酸もしくはその塩は安全性の面から好ましいが吸収性の面からいえばその分解物が尚好ましい。コンドロイチン硫酸などのグリコサミノグルカン類の配合量は、組成物全体に対して0.5〜90重量%程度の広い範囲から選択でき、例えば、グリコサミノグルカン類の配合量は1〜90重量%、好ましくは5〜80重量%、より好ましくは10〜60重量%である。
【0025】
本発明において、ビタミンD類とは動物性、植物性のものどちらでも選択して用いることができる。ビタミンD類の配合量は、組成物全体に対して適宜選択できるが、ビタミンDの取りすぎは高カルシウム血症などの過剰症をまねく場合があるため、1日の摂取量が1μg〜50μgになるように配合する必要がある。
【0026】
本発明において、ヒアルロン酸類とはヒアルロン酸またはその塩のことである。ヒアルロン酸としては臍帯、硝子体、鶏冠、微生物等から得られたヒアルロン酸が使用可能である。配合量は、組成物全体に対して0.5〜90重量%程度の広い範囲から選択でき、好ましくは5〜80重量%、より好ましくは10〜60重量%である。
【0027】
本発明において、クレアチン類、ビタミンD類、グルコサミン類、グリコサミノグリカン類に加えて、さらに、カルシウム、コラーゲン、緑貽貝、MSM(メチルスルフォニルメタン)、S−アデノシルメチオニン、キャッツクロー、αリポ酸、オルニチン、カルニチン、コエンザイムQ10、シトルリン、ケルセチンから選択される1種以上のものを添加すると、より骨・筋肉増強効果がさらに大きくなる。
【0028】
本発明に係る骨・筋肉増強用食品組成物は、骨・筋肉増強に有効な上記有効成分のほかに、通常の食品組成物の製造に用いられる、賦形剤、乳化剤、増粘剤、着色料、香料、調味料、香辛料などを適宜配合してもよい。
【0029】
本発明に係る骨・筋肉増強用食品組成物の好ましい形態としては、タブレット状、顆粒状、カプセル状に成形した食品が挙げられる。さらには健康補助食品としてだけでなく、例えば液体状飲料、粉末状飲料、調味料、野菜加工食品、果実加工食品、魚加工食品、肉製品、酪農製品、加工卵製品、香辛料、パン類、菓子類、調理食品、半調理食品、チルド食品等の形態が挙げられる。
【0030】
本発明の骨・筋肉増強用食品組成物は、連続して1ヶ月以上、好ましくは3ヶ月以上、毎日摂取することが好ましい。
以下、試験例と実施例をもって本発明をさらに詳しく説明する。
【実施例1】
【0031】
タブレット状食品の製造例
【0032】
クレアチン、ビタミンD粉末、グルコサミン、コンドロイチン硫酸を表1に記載の割合で混合し、これに賦形剤としてデキストリン、結晶セルロース、滑沢剤としてステアリン酸カルシウムを適当量混合して、一粒380mgのタブレット状の本発明品1を作った。同様の方法・配合によって、対照品1、対照品2を作った。
なお、クレアチンは、DEGUSSA社製「CREAPURE」を、カルシウムはユニテックフーズ社「ミルクカルシウム」を用いた。その他の原料はそれぞれ市販品を購入して用いた。
【0033】
【表1】

【0034】
骨・筋肉増強効果確認試験
〈試験方法〉
実施例1で製造した、本発明品1、2、3、対照品1、2、3を、「転倒に不安がある」60名のボランティア(全て女性で50歳以上)を10名ずつに分けて確認1日当たり10錠を1年間毎日続けて摂取させた。特に食事制限や運動プログラムの強制は行わなかった。
(1)骨密度増加効果確認試験
摂取前と摂取1年後に、各人の骨密度を測定した。検査方法はMD法を用いた。その結果を図1に示す。
図1は、各群の摂取前骨密度平均を100とした場合の、摂取後の各群の骨密度平均の変化を表す。
(2)筋肉量増加効果確認試験
摂取前と摂取後3ヶ月後、摂取1年後に各人の筋肉量を測定した。その結果を図2に示す。また、同様に膝伸展筋力を測定した結果を図3に示す。図2は、各群の摂取前平均を100とした場合の、各群の筋肉量平均の変化を表し、図3は、摂取前、摂取後の各群の平均膝伸展筋力を表す。
(3)転倒防止効果確認試験
各群において摂取前1年間に転倒した回数と、一年間の摂取期間中に転倒した回数を比較した。その結果を図4に示す。
(4)被験者のQOLの変化
各群において摂取前と摂取期間終了後において、QOL(Quality of Life)に関わる項目を骨粗鬆症QOL評価質問表(JOQOL)に基づいて質問を実施し、回答を得た。JOQOLは痛み、日常生活(ADL)、娯楽/社会的活動、総合的健康度、姿勢/体型、転倒/心理的要素のドメインから構成され、39問の質問を有し、日本人固有の生活をも反映しているものである。各質問の点数を足した合計の結果を図5に示す。点数が高いほどその人のQOLが高いことをあらわす。
上記の結果から、本発明に係る骨・筋肉増強用食品組成物は、骨密度、筋肉量の増加効果が大きく、その結果転倒防止効果が得られることが明らかである。また、図5に示したように、本発明品を摂取することで、痛みを感じる回数が少なくなった、転倒の不安が減った、外出回数が増加した、など、生活の質の向上が確認された。このことから、転倒防止のために本発明品を摂取することは非常に有効な手段であると考えられる。
【実施例2】
【0035】
クッキーの製造例
砂糖100g、マーガリン100gをよく混練したのち、卵60gを加え、さらに薄力粉200g、ベーキングパウダー1g、クレアチン20g、グルコサミン10g、ヒアルロン酸5g、ビタミンD(0.5%含有品)0.04g、緑貽貝5g、コラーゲン15gを加え軽く混練することでクッキー生地を作成した。10℃、1時間クッキー生地を休ませた後、クッキー生地を伸ばし、1個9gになるように型抜きをし、190℃、15分オーブンで焼成して製了した。このクッキーはさくさくとした食感があり、良好な風味を有していた。
【実施例3】
【0036】
粉末スープの製造例
配合組成として、コーンパウダー30%、脱脂粉乳20%、澱粉14%、オニオンパウダー8.39%、クレアチン10%、グルコサミン5%、コンドロイチン硫酸3%、ビタミンD(0.5%含有品)0.01%、αリポ酸5%、風味補強剤0.3%、乳化剤0.3%、食塩3%、粉末ブイヨン1%の混合物を調整後、造粒機を用いて顆粒状に加工した。これをアルミ三方スティックに20gずつ充填し製了した。このようにして製造した粉末スープ1袋をお湯200gに溶かしたところ、適度な塩味とうま味を有していた。
【産業上の利用可能性】
【0037】
以上詳しく説明したとおり、本発明に係る食品組成物は、骨密度量と筋肉量を向上させ、転倒防止効果をもたらすことができるうえ、高齢者のQOL向上に貢献できる点からその社会的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】各群の摂取前骨密度平均を100とした場合の、摂取後の各群の骨密度平均の変化を示すグラフ
【図2】各群の摂取前平均を100とした場合の、各群の筋肉量平均の変化を示すグラフ
【図3】摂取前、摂取後の各群の平均膝伸展筋力の比較
【図4】各群の摂取前後の転倒発生回数を示すグラフ
【図5】摂取前と摂取期間終了後におけるQOLの変化を示すグラフ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレアチン類とビタミンD類、グルコサミン類、グリコサミノグリカン類とを有効成分として含有する骨・筋肉増強用食品組成物。
【請求項2】
1日の摂取量がクレアチン類0.3〜5g、ビタミンD類1μg〜50μg、グルコサミン類0.1〜2g、グリコサミノグリカン類0.1〜2gになるように調整してある請求項1に記載の食品組成物。
【請求項3】
グルコサミン類がグルコサミン又はその誘導体もしくはこれらの塩である請求項1又は2に記載の食品組成物。
【請求項4】
グリコサミノグリカン類がヒアルロン酸又はその塩である請求項1から3のいずれかに記載の食品組成物。
【請求項5】
グリコサミノグリカン類がコンドロイチン硫酸又はその塩もしくはこれらの分解物である請求項1から4のいずれかに記載の食品組成物。
【請求項6】
ビタミンD類が植物由来または動物由来である請求項1から5のいずれかに記載の食品組成物。
【請求項7】
クレアチン類がクレアチンまたはその化合物である請求項1から6のいずれかに記載の食品組成物。
【請求項8】
さらに、カルシウム、コラーゲン、緑貽貝、MSM(メチルスルフォニルメタン)、S−アデノシルメチオニン、キャッツクロー、αリポ酸、オルニチン、カルニチン、コエンザイムQ10、シトルリン、ケルセチンから選択される1種以上のものを添加してある請求項1から7のいずれかに記載の食品組成物。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−237070(P2008−237070A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−80468(P2007−80468)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(306007864)ユニテックフーズ株式会社 (23)
【出願人】(000119520)一正蒲鉾株式会社 (8)
【Fターム(参考)】