説明

髭剃りカミソリ、カートリッジまたは他の被貯蔵物品のための貯蔵装置

【課題】髭剃りカミソリやカートリッジのような物品を貯蔵するための貯蔵装置を提供する。
【解決手段】装置10の外側に支持される髭剃りカミソリ12、及び、装置10の内部に貯蔵されるシールパッケージ内の交換カートリッジ13、のための壁取付の貯蔵装置10が示されている。カートリッジ13は、各々、プラスチックハウジングと複数の刃を有している。シールされたパッケージは、湿気と洗剤とをパッケージ内部のカートリッジから離しておくために、気密シールを有している。カートリッジ13は、実質的に平坦では無く、多数の異なる輪郭を伴う複雑な非平坦形状を有している。シールされたパッケージは、それらの輪郭を十分に取り囲み、空気及び湿気の防壁(バリア)として機能する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、髭剃りカミソリやカートリッジのような物品を貯蔵するための貯蔵装置に関している。
【0002】
髭剃りカートリッジは、典型的には、複数の髭剃りカートリッジを当該ディスペンサのそれぞれの部分に収容するプラスチックディスペンサの態様で売られている。髭剃りカミソリは、しばしば、浴室においてカミソリを支持するために用いられ得るプラスチックトレイの上に支持された態様で売られている。幾つかのプラスチックトレイは、当該トレイの底部側でカミソリ刃のディスペンサを保持するように設計されている。
【0003】
一つの特徴において、本発明は、一般に、少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、それぞれの貯蔵区画部に各々が配置された1以上のシールされたパッケージと、を備えた髭剃りカートリッジ貯蔵装置に特徴を有する。各シールされたパッケージは、プラスチックハウジングと複数の刃とを含む髭剃りカートリッジを収容している。
【0004】
ある他の特徴において、本発明は、一般に、少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、それぞれの貯蔵区画部に各々が配置されると共にその中にそれぞれ被貯蔵ユニットを収容する1以上のシールされたパッケージと、を備えたシールパッケージ貯蔵装置に特徴を有する。各区画部は、当該区画部の中にそれぞれパッケージを保持するための保持力を与える。ある特徴において、区画部は、パッケージの対向側部に保持力を提供するための対向部材を有する。ある他の特徴において、各パッケージは、当該開口を取り囲むシール面にて剥離可能なフィルムでシールされている開口を有している。当該フィルムは、シールされたパッケージを貯蔵装置区画部内に保持する保持力よりも大きい剥離力の適用時に、前記シール面から隔離可能である。
【0005】
本発明の好適な実施の形態は、以下の特徴の1以上を含み得る。好適な実施の形態では、貯蔵装置のベース部材が、水平面や壁に対して、両面接着テープ、吸引カップ、あるいは、壁に取り付けられた横方向取付部材を受容するためのベース部材の開口、のような面取付構造を保持し得る。ベース部材は、プラスチックで形成され、その周縁周りに延びる側壁を有している。ベース部材は、その中に形成されるディバイダを有しており、側壁と協力して複数の区画部を提供している。ディバイダは、各々、当該ディバイダの自由端において平坦部を有しており、当該平坦部は、区画部に保持されたパッケージの一側から延びる唇状縁部を受容している。ディバイダは、また、各々、パッケージの狭い端部を受容するために、底部と自由端との間に形成された畝部を有している。ディバイダは、ベース部材の一側の側壁から他側の側壁まで、部分的にのみ延びており、パッケージの唇状縁部の露出部分を把持するための領域を提供している。ディバイダは、パッケージを保持するための対向部材を有している。対向部材の一方は、パッケージに係合する鋭利部分を有する。対向部材の一方は、バネ撓みを有し得る。ディバイダは、複数の排水開口を有し、側壁は、ベース部材の底部において排水開口を有する。ベース部材は、パッケージを位置決めするために、ディバイダ間に突出部を有する。
【0006】
他の特徴において、本発明は、一般に、少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、それぞれの貯蔵区画部に各々が配置された1以上のシールされたパッケージと、ベース部材にヒンジ状に接続されたカバーと、を備えたシールパッケージのための貯蔵装置に特徴を有する。
【0007】
他の特徴において、本発明は、一般に、髭剃りカミソリのための貯蔵装置に特徴を有する。当該貯蔵装置は、少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、ベース部材にヒンジ状に接続されたカバーと、を備える。カバーは、その外側面において、髭剃りカミソリの係合構造を有する。
【0008】
本発明の好適な実施の形態は、1以上の以下の特徴を有し得る。好適な実施の形態において、ベース部材のカバーは、スナップ結合接続によってベース部材にヒンジ状に接続されている。カバーは、カミソリ柄部の底部と係合する開口と、柄部のカミソリヘッド側端部と係合する対向柔軟ウイング部と、を有する。カバーは、カミソリ柄部の一側の輪郭に適合する上昇部分を有している。カバーは、当該カバーに支持される柄部に取り付けられたカートリッジのためのクリアランスを提供するための平坦領域を有している。カバーは、ベース部材よりも柔らかいプラスチックで作られている。カバーは、スナップ結合の閉塞部材と、当該カバーを開けるために当該カバーから延びる指係合用の唇状縁部と、を有する。
【0009】
本発明の実施の形態は、1以上の以下の利点を含み得る。水や洗剤からそれらを保護するために、シールされた容器に入れられた髭剃りカートリッジは、浴室のシャワー壁に便利に取り付けられ得る貯蔵装置内で貯蔵される。シールされたパッケージは、取り外しの前には確実に保持され、露出する角部にて容易に把持され得る。シールされたパッケージは、通常の利用時に、剥離可能なフィルムが早過ぎに取り外されるという危険無く、貯蔵装置から安全に取り外される。髭剃りカミソリは、カバーを開けるという必要無く、容易な取り外し及び交換のために、便利かつ確実にカバーの外側に取り付けられ得る。排水開口が、装置内に水が集まることを防止する。
【0010】
本発明の他の利点及び特徴が、本発明の特別な実施の形態についての以下の詳細な説明から、及び、請求の範囲から、明らかである。
【0011】
図1は、浴室の壁に取り付けられた貯蔵装置を示す斜視図である。
【0012】
図2は、単一のシールされたパッケージをその中に有する、開放位置での図1の貯蔵装置を示す斜視図である。
【0013】
図3は、閉鎖位置での図1の装置を示す側方正面図である。
【0014】
図4は、単一のシールされたパッケージをその中に有するように示された図1の貯蔵装置のベース部材の平面図である。
【0015】
図5は、図4のベース部材及びシールされたパッケージの、図4の5−5線に沿っての、縦方向断面図である。
【0016】
図6は、図1の貯蔵装置のカバーを示す、図7の6−6線に沿っての、縦方向断面図である。
【0017】
図7は、図6のカバーの平面図である。
【0018】
図8は、部分的に開放された状態での、図2及び図4のシールされたパッケージを示す斜視図である。
【0019】
図9は、貯蔵装置のベース部材の別の実施の形態のための取付板の斜視図である。
【0020】
図10は、図9の取付板の正面図である。
【0021】
図11は、図9の取付板上に取付けられる別のベース部材の平面図である。
【0022】
図1、図2及び図3を参照して、装置10の外側に支持される髭剃りカミソリ12、及び、装置10の内部に貯蔵されるシールパッケージ14内の交換カートリッジ13、のための壁取付の貯蔵装置10が示されている。カートリッジ13は、各々、プラスチックハウジングと複数の刃を有している。シールされたパッケージ14は、湿気と洗剤とをパッケージ内部のカートリッジから離しておくために、気密シールを有している。カートリッジ13は、実質的に平坦では無く、多数の異なる輪郭を伴う複雑な非平坦形状を有している。シールされたパッケージ14は、それらの輪郭を十分に取り囲み、空気及び湿気の防壁(バリア)として機能する。
【0023】
貯蔵装置10は、ABSで作られたベース部材16と、ポリプロピレンで作られたカバー18と、を含んでいる。ベース部材16は、被取付部材への構造上の一体性を提供するために、堅いプラスチックで作られている。ポリプロピレンは、カバーのための所望の外形を提供し、スナップ結合ヒンジの使用を容易にする。ベース部材16は、フォームパッドとアクリル系接着剤とで作られた両面接着パッド24(図3)を介して、壁22上の浴室タイル20に接着される。カバー18は、スナップ結合ヒンジ部材21を介して、ベース部材16にヒンジ状に接続されている。カバー18は、カバー18を開けることを補助するために、かつ、カバー18を閉鎖状態に保つのに使われるスナップ(干渉)結合閉鎖機構に打ち勝つのに十分な力を与えるために、指係合用の唇状縁部23を有している。(あるいは、ラッチ構造が、カバー18を閉鎖状態に保つのに利用され得る)。髭剃りカミソリ12の柄部15の上方部分が、カバー18の外部表面に形成されたウイング部26によって係合されている。柄部15の底部は、カバー18内の開口28内に着座している。カミソリ12は、カバー18上に乗っている。
【0024】
図4及び図5を参照して、ベース部材16は、3つのディバイダ30を有している。それらは、側壁32、上方支持部36及び下方支持部38と協働して、4つのシールされたパッケージ14を受容するための区画部を規定している。図4及び図5においては、単一のパッケージ14が、底部から2番目の区画部に示されている。各ディバイダは、その端部において、平坦な外側面40を有している。それに対して、パッケージ14の唇状縁部43(図5及び図8)が乗っている。図4及び図8に見られるように、唇状縁部43の2つの側部は、隣接するプラスチックタブ72において、ディバイダ30または下方支持部38を越えて延びており、使用者がパッケージ14を把持して取り外すためのアクセスを提供している。パッケージの開放の前においては、タブ72は、実際上、唇状縁部43の延長部である。各ディバイダ30及び下方支持部38の上方面は、パッケージ14の底部に対して押し付けて、それを次の上方のディバイダ30の対向する平坦面44に対して保持する保持部材42を有している。保持部材42は、有利には、パッケージ14のより柔らかいプラスチックに突込む鋭利な端部を有している。保持部材42及び対向する平坦面44は、区画部内でパッケージ14の対向側部に保持力を提供する対向部材として機能する。保持部材42が堅い間、それらは、あるいは、バネで付勢され得る。各区画部は、また、パッケージ14の底部を所望位置に壁から離しておく一対の突出部46を有している(図5)。各ディバイダ30及び下方支持部38の上方部分は、排水のための開口48を有している。平坦面44は、その外側端部において、シールされたパッケージ14の端部54を受容する畝部52を有している(図5)。ベース部材16は、また、取り付けられるベース板から延びるピンへの取付を許容するための、あるいは、ネジまたは他の締付具による取付を許容するための、4つの貫通孔56を有している。ベース部材16は、底部において、排水開口57を有している。
【0025】
図6及び図7を参照して、カバー18は、カミソリ柄部15の後方面に一致する傾向がある支持面60、62を有している。カミソリ柄部15は、腋の下や脚部を剃る際の婦人の使用のために設計されている。当該柄部は、米国意匠特許第407851号に示されている。それは、当該参照によって、ここに組み込まれる。柄部15の底部は、開口28に係合され、それによって支持されている。柄部15の上方部分は、ウイング部26の間で支持面62の外側の空間に位置しており、ウイング部26によって係合されている。平坦部64が、取り付けられる髭剃りカートリッジ13の刃ユニットにクリアランスを提供するために、カバー18の上方端に設けられている。柄部15の後方面は、カバー18の外側面にぴったりと適合して、それに近い位置にある。使用者の指が柄部15の後方面を把持するための空間が不十分であるので、使用者は柄部15の側部を把持する。
【0026】
図8を参照して、シールされたパッケージ14は、プラスチック容器68と、カートリッジ13のための貯蔵領域への入口部を覆って閉じるべく容器68にシールされている剥離可能なカバーシート70と、を含んでいる。把持タブ72は、カバーシート70の剥離を開始するという利用のために、唇状縁部43の端部においてカバーシート70の角部に取り付けられている。
【0027】
使用時において、貯蔵装置10は、(例えばシャワー内の)壁22の浴室タイル20に、両面接着パッド24のカバー層を取り外して装置10に圧力を適用して接着剤とタイル表面との間に良好な結合を引き起こすことによって、固定される。使用者は、髭剃り時には、カミソリ12を取り外し、使用の合間には、それをカバー18上に貯蔵し得る。カミソリ12を取り外す時、柄部15がカミソリの横側部で握られ、支持ウイング部26を通って外側に滑らされ、開口28内でその静止位置から上方に持ち上げられる。髭剃りカミソリ12をカバー18上に戻す時、柄部15の底部が開口28内に置かれ、柄部15の上方部分がウイング部26の間に案内されて所定位置に保持される。柄部15上の髭剃りカートリッジ13を新しいカートリッジ13で交換すべき時には、カバー18が指グリップ23を係合することによって開けられ、シールされたパッケージ14が唇状縁部43に隣接するタブ72を係合することによって取り外される。カバー18は、その後、閉じられる。使用者は、その後、カバーシート70を剥離して開放し(図8)、新しいカートリッジ13を柄部15に取り付ける。カバーシート70は、パッケージを開けるのに必要とされる所定の初期剥離力値を有するシールによって容器68に取り付けられている。この値は、ベース部材16のそれぞれの区画部内にパッケージ14を保持するために保持部材42によって与えられる保持力の5倍以上(好適には、10倍以上)である。例えば、初期剥離力は、3−5ポンドであり得る。パッケージ14の保持力は、1オンスと同程度に小さくあり得る。このため、パッケージ14は、ベース部材16からの取り外し時(あるいはその前)に、偶然に開くことは無い。
【0028】
本発明の他の実施の形態が、請求の範囲における範囲内に存在する。例えば、装置10は、接着パッド24の代わりに、吸引カップを介して壁22に接続され得る。また、貯蔵装置10は、水平面上の水平位置に取り付けられ得る(あるいは、単純に支持され得る)し、保持ケースとしても利用され得る。
【0029】
また、壁に貯蔵装置10を直接的に取り付ける代わりに、図9乃至図11に示すように、それは壁取付板に取り外し可能に取り付けられ得る。図9乃至図11を参照して、板100が、ベース部材108の溝状の開口106の環状下方部内に受容される拡大ヘッド部104を有する柱102を有している。柱102の細いシャフト部109が、溝状の開口106の先細状上方部内の所定位置に係止される。板100上の先細状の羽根状突出部110が、柱102の位置に開口106を案内するために、ベース部材108の上方の2つのディバイダ30の後方側の凹部内に適合している。羽根状突出部110は、ベース部材108が過度に下方に押し付けられることも防止する。これにより、取り付け中の柱102の押しつぶしや故障が回避される。板100は、また、長方形状の開口112を有しており、当該板が壁への取付けの前に貯蔵装置10内に収容され得るような大きさとなっている。板100が装置10内に収容される時、ディバイダ30が開口112を通って突出する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】図1は、浴室の壁に取り付けられた貯蔵装置を示す斜視図である。
【図2】図2は、単一のシールされたパッケージをその中に有する、開放位置での図1の貯蔵装置を示す斜視図である。
【図3】図3は、閉鎖位置での図1の装置を示す側方正面図である。
【図4】図4は、単一のシールされたパッケージをその中に有するように示された図1の貯蔵装置のベース部材の平面図である。
【図5】図5は、図4のベース部材及びシールされたパッケージの、図4の5−5線に沿っての、縦方向断面図である。
【図6】図6は、図1の貯蔵装置のカバーを示す、図7の6−6線に沿っての、縦方向断面図である。
【図7】図7は、図6のカバーの平面図である。
【図8】図8は、部分的に開放された状態での、図2及び図4のシールされたパッケージを示す斜視図である。
【図9】図9は、貯蔵装置のベース部材の別の実施の形態のための取付板の斜視図である。
【図10】図10は、図9の取付板の正面図である。
【図11】図11は、図9の取付板上に取付けられる別のベース部材の平面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、
それぞれの貯蔵区画部に各々が配置された1以上のシールされたパッケージと、
を備え、
各シールされたパッケージは、プラスチックハウジングと複数の刃とを有する髭剃りカートリッジを収容している
ことを特徴とする髭剃りカートリッジ貯蔵装置。
【請求項2】
少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、
それぞれの貯蔵区画部に各々が配置された1以上のシールされたパッケージと、
を備え、
各シールされたパッケージは、当該開口を取り囲むシール面において剥離可能なフィルムでシールされている開口を有し、各シールされたパッケージは、その中に被貯蔵ユニットを収容し、前記フィルムは、所定の剥離力値より大なる剥離力の適用時に前記シール面から剥離可能であり、
各区画部は、前記区画部内に各パッケージを保持するための保持力を提供しており、
前記保持力は、前記所定の剥離力値よりも小さい
ことを特徴とするシールされたパッケージの貯蔵装置。
【請求項3】
少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、
それぞれの貯蔵区画部に各々が配置された1以上のシールされたパッケージと、
前記ベース部材にヒンジ状に接続されたカバーと、
を備え、
各パッケージは、その中に被貯蔵ユニットを収容している
ことを特徴とする1以上のシールされたパッケージのための貯蔵装置。
【請求項4】
少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、
前記ベース部材にヒンジ状に接続されたカバーと、
を備え、
前記カバーは、その外側表面上に髭剃りカミソリ係合構造を有している
ことを特徴とする髭剃りカミソリのための貯蔵装置。
【請求項5】
壁取付け構造を有するベース部材であって、少なくとも一つの貯蔵区画部を有するベース部材と、
それぞれの前記区画部に各々が配置された1以上のパッケージと、
を備え、
各パッケージは、その中に、単一ユニットとして取り外し可能な被貯蔵ユニットを収容しており、
各区画部は、前記区画部内で前記パッケージの対向側部に保持力を与える対向部材を有している
ことを特徴とする壁取付の貯蔵装置。
【請求項6】
前記ベース部材は、面取付け構造を有している
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の貯蔵装置。
【請求項7】
前記ベース部材は、壁取付け構造を有している
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の貯蔵装置。
【請求項8】
前記被貯蔵ユニットは、プラスチックハウジングと複数の刃とを有する髭剃りカートリッジである
ことを特徴とする請求項3または5に記載の貯蔵装置。
【請求項9】
前記ベース部材は、プラスチックで形成され、その周縁周りに延びる側壁を有している
ことを特徴とする請求項2に記載の貯蔵装置。
【請求項10】
前記ベース部材は、複数の区画部、及び、その中に形成されて前記側壁と協働して前記区画部を提供するディバイダ、を備え、
各ディバイダは、自由端とベース部とを有している
ことを特徴とする請求項9に記載の貯蔵装置。
【請求項11】
前記ベース部材は、プラスチックで形成され、その周縁周りに延びる側壁を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項12】
前記ベース部材は、複数の区画部、及び、その中に形成されて前記側壁と協働して前記区画部を提供するディバイダ、を備え、
各ディバイダは、自由端とベース部とを有している
ことを特徴とする請求項11に記載の貯蔵装置。
【請求項13】
前記ディバイダは、各々、前記ディバイダの前記自由端において平坦部を有しており、
前記平坦部は、前記パッケージの一側から延びる唇状縁部を受容し、
前記ディバイダは、前記パッケージの狭い端部分を受容するために前記ベースと前記端部との間の前記ディバイダに形成されている畝部を有している
ことを特徴とする請求項10または12に記載の貯蔵装置。
【請求項14】
前記ディバイダは、各々、前記ディバイダの前記自由端において平坦部を有しており、
前記平坦部は、前記パッケージの一側から延びる唇状縁部を受容し、
前記ディバイダは、前記ベース部材の一側の前記側壁から他側の側壁まで部分的にのみ延びており、前記唇状縁部の露出部分を把持するための領域を提供している
ことを特徴とする請求項10または12に記載の貯蔵装置。
【請求項15】
前記ディバイダは、前記対向部材をその上に有している
ことを特徴とする請求項12に記載の貯蔵装置。
【請求項16】
前記対向部材の一方は、弾性を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項17】
前記対向部材は、前記パッケージと係合する鋭利部分を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項18】
前記対向部材は、それぞれのパッケージのために干渉結合(しまり嵌め)を提供する
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項19】
前記ディバイダは、排水用開口を有している
ことを特徴とする請求項10または12に記載の貯蔵装置。
【請求項20】
前記側壁は、前記ベース部材の底部において、排水用開口を有している
ことを特徴とする請求項9または11に記載の貯蔵装置。
【請求項21】
前記ベース部材は、前記パッケージを位置決めするための前記ディバイダ間の突出部を有している
ことを特徴とする請求項10または12に記載の貯蔵装置。
【請求項22】
前記ベース部材は、プラスチックで形成されており、
前記ベース部材は、複数の前記区画部を有しており、前記区画部を提供するためにその中に形成されたディバイダを有している
ことを特徴とする請求項1または3に記載の貯蔵装置。
【請求項23】
前記ベース部材にヒンジ状に接続されたカバー
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の貯蔵装置。
【請求項24】
前記カバーは、その外側表面上に髭剃りカミソリ係合構造を有している
ことを特徴とする請求項23に記載の貯蔵装置。
【請求項25】
前記カバーは、スナップ結合接続によって、前記ベース部材にヒンジ状に接続されている
ことを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項26】
前記カミソリ係合構造は、カミソリの柄部の底部と係合するように開口を規定する前記カバーの一部を含んでいる
ことを特徴とする請求項4または23に記載の貯蔵装置。
【請求項27】
前記カバーは、カミソリ柄部の一側の輪郭に適合する上昇部分を有している
ことを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項28】
前記カバーは、柄部のカミソリヘッド側端部の近くで当該カミソリ柄部と係合する対向ウイング部を有している
ことを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項29】
前記カバーは、柄部のカミソリヘッド側端部の近くで当該カミソリ柄部と係合する対向柔軟ウイング部、及び、当該ウイング部の間の支持部分、を有していることを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項30】
前記カバーは、前記係合構造で支持される柄部に取り付けられるカートリッジにクリアランスを提供するための平坦領域を有している
ことを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項31】
前記カバーは、前記ベース部材よりも柔らかいプラスチックで作られている
ことを特徴とする請求項4または24に記載の貯蔵装置。
【請求項32】
前記ベース部材は、プラスチックで形成され、その周縁周りに延びる側壁を有している
ことを特徴とする請求項3に記載の貯蔵装置。
【請求項33】
前記ベース部材は、複数の区画部を有しており、
前記ベース部材は、その中に形成されて前記側壁と協働して前記区画部を提供するディバイダを有している
ことを特徴とする請求項32に記載の貯蔵装置。
【請求項34】
前記ベース部材にヒンジ状に接続されたカバー
を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の貯蔵装置。
【請求項35】
前記カバーは、その外側表面上に髭剃りカミソリ係合構造を有している
ことを特徴とする請求項34に記載の貯蔵装置。
【請求項36】
前記壁取付構造は、両面接着テープを有する
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項37】
前記壁取付構造は、吸引カップを有する
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項38】
前記壁取付構造は、壁に取付けられた横方向取付部材を受容するための開口を規定する前記ベース部材の一部を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の貯蔵装置。
【請求項39】
前記カバーは、スナップ結合閉鎖部材と、前記カバーの開放のために前記カバーから延びる指係合用の唇状縁部と、を有する
ことを特徴とする請求項3、4、23または34に記載の貯蔵装置。
【請求項40】
壁に確実に取り付けるための固定装置と、
前記固定装置に取り外し可能に取り付けられたベース部材と、
を備え、
前記固定装置は、第1係合構造を保持しており、
前記ベース部材は、前記第1係合構造と取り外し可能に係合する第2係合構造を保持しており、
前記ベース部材は、少なくとも一つの貯蔵区画部を有しており、
それぞれの区画部に各々が配置された1以上のパッケージを更に備え、
各パッケージは、プラスチックハウジングと1以上の刃とを有する髭剃りカートリッジを収容している
ことを特徴とする壁取付の貯蔵装置。
【請求項41】
前記固定装置は、前記壁に取り付けられた板を含んでおり、
前記第1係合構造は、前記板から延びている
ことを特徴とする請求項40に記載の貯蔵装置。
【請求項42】
前記第1係合構造は、柱を有しており、
前記第2係合構造は、当該溝状の開口の一部で前記柱を受容するような、かつ、当該溝状の開口の他の一部で干渉結合で前記柱と確実に係合するような大きさの溝状の開口を有している
ことを特徴とする請求項41に記載の貯蔵装置。
【請求項43】
前記第1係合構造は、4つの柱を有しており、
前記第2係合構造は、当該溝状の開口の一部で前記各柱を受容するように、かつ、当該溝状の開口の他の一部で干渉結合で前記各柱と確実に係合するように、各々の大きさが定められた4つの溝状の開口を有している
ことを特徴とする請求項41に記載の貯蔵装置。
【請求項44】
前記ベース部材は、凹部を含んでおり、
前記固定装置は、前記凹部内で結合するように成形された位置決め突出部を含んでいる
ことを特徴とする請求項40に記載の貯蔵装置。
【請求項45】
前記固定装置は、前記壁への取付前に、前記ベース部材の1以上の区画部内で結合するように成形されている
ことを特徴とする請求項40に記載の貯蔵装置。
【請求項46】
壁に確実に取り付けられると共に第1係合構造を保持する固定装置、への接続のための取り外し可能な壁取付の貯蔵装置であって、
前記固定装置に取り外し可能に取り付けられ得るベース部材
を備え、
前記ベース部材は、前記第1係合構造と取り外し可能に係合する第2係合構造を保持しており、
前記ベース部材は、少なくとも一つの貯蔵区画部を有しており、
それぞれの区画部に各々が配置された1以上のパッケージを更に備え、
各パッケージは、プラスチックハウジングと1以上の刃とを有する髭剃りカートリッジを収容している
ことを特徴とする貯蔵装置。
【請求項47】
前記第1係合構造は、柱を有しており、
前記第2係合構造は、前記柱を受容するような大きさの溝状の開口を有している
ことを特徴とする請求項46に記載の貯蔵装置。
【請求項48】
前記第1係合構造は、4つの柱を有しており、
前記第2係合構造は、当該溝状の開口の一部で前記各柱を受容するように、かつ、当該溝状の開口の他の一部で干渉結合で前記各柱と確実に係合するように、各々の大きさが定められた4つの溝状の開口を有している
ことを特徴とする請求項46に記載の貯蔵装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−183724(P2009−183724A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−89458(P2009−89458)
【出願日】平成21年4月1日(2009.4.1)
【分割の表示】特願2001−514218(P2001−514218)の分割
【原出願日】平成12年7月24日(2000.7.24)
【出願人】(593093249)ザ ジレット カンパニー (349)
【Fターム(参考)】