説明

麺類用通路具

【課題】 鍋から取り皿に直接麺類を移すと、取りそこなう場合、汁がまわりに飛び散ることがある。
本発明は、麺類を移しそこなったり、汁を飛ばしたりことなく麺類を取り皿に移せる麺類用通路具を提供する。
【解決手段】 傾斜湾曲させたすべり台状通路の頭頂部後方に、挟み部を設け、全体が鉤状の形となるように形成した麺類用通路具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍋などから麺類を取り皿に移すための、麺類用通路具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、菜箸やトングで鍋から取り皿に直接麺類を移していた。
なお、流し素麺用の道具が知られている(特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−5028号公報
【特許文献2】実登3143414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鍋から取り皿に直接麺類を移すと、取りそこなう場合、汁がまわりに飛び散ることがある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
傾斜湾曲させたすべり台状通路の頭頂部後方に、挟み部を設け、全体が鉤状の形となるように形成した麺類用通路具。
【発明の効果】
【0006】
麺類が本発明の通路を通り、取り皿に移されることで、汁が飛び散るのをふせぐ。
箸を上手に使いこなせない子供や、手が不自由な人にはより利便性がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の実施例を示す斜視図
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(イ)傾斜湾曲させたすべり台状通路(1)を設ける。
(ロ)すべり台状通路(1)の頭頂部後方に、薄い板状の挟み部(2)を設ける。
(ハ)すべり台状通路(1)と挟み部(2)で鉤状の形となる。
本発明は以上の構成である。
本発明を使用するときは、鍋(3)の縁に本発明のすべり台状通路(1)が外へ向くように挟んで取りつける。
すべり台状通路(1)の下部へ取り皿(4)を置き、鍋(3)に入った麺(5)をすべり台状通路(1)に滑らせるように移すことで、汁の飛び散りを防ぐことができる。
【符号の説明】
【0009】
1 すべり台状通路
2 挟み部
3 鍋
4 取り皿
5 麺

【特許請求の範囲】
【請求項1】
傾斜湾曲させたすべり台状通路の頭頂部後方に、挟み部を設け、全体が鉤状の形となるように形成した麺類用通路具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−105938(P2012−105938A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−271976(P2010−271976)
【出願日】平成22年11月17日(2010.11.17)
【出願人】(507264228)
【Fターム(参考)】