説明

BTLAに対する完全ヒト抗体

本発明は、BTLAに対して特異的に結合する化合物およびそれらの使用に関する。さらに具体的には、本発明は、ヒトBTLAを認識し、癌、炎症性疾患および自己免疫疾患におけるその活性を調節する完全ヒト抗体に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号:12、13および14からなる群から選択される少なくとも1つのVCDRドメインならびに配列番号:5、6および7からなる群から選択される少なくとも1つのVCDRドメインを含むBTLAに結合する単離された抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項2】
配列番号:26、27、28からなる群から選択される少なくとも1つのVCDRドメインならびに配列番号:19、20および21からなる群から選択される少なくとも1つのVCDRドメインを含むBTLAに結合する単離された抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項3】
重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含む単離された抗体またはその抗原結合フラグメントであって、
(a)該重鎖可変領域が配列番号:11のアミノ酸配列(8D5重鎖)を含み;
(b)該軽鎖可変領域が配列番号:18のアミノ酸配列(8D5軽鎖)を含む
抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項4】
単離された抗体またはその抗原結合フラグメントであって、
(a)配列番号:5のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域CDR1(8D5 HCDR1);
(b)配列番号:6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域CDR2(8D5 HCDR2);
(c)配列番号:7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域CDR3(8D5 HCDR3);
(d)配列番号:12のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域CDR1(8D5 LCDR1);
(e)配列番号:13のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域CDR2(8D5 LCDR2);および
(f)配列番号:14のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域CDR3(8D5 LCDR3);
を含み、BTLAに特異的に結合し、HVEMへの結合を遮断しない抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項5】
単離された抗体またはその抗原結合フラグメントであって、
(a)ヒトVH遺伝子(配列番号:8)[8D5をコードする]の産物または該遺伝子由来の産物である重鎖可変領域;および
(b)ヒトVK遺伝子(配列番号:15)[8D5をコードする]の産物または該遺伝子由来の産物である軽鎖可変領域;
を含み、BTLAに特異的に結合する抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項6】
請求項1−5のいずれかに記載の抗体または抗原結合フラグメントのVドメインまたはVドメインを含む単離されたポリペプチド。
【請求項7】
請求項1−5のいずれかに記載の抗体または抗原結合フラグメントまたは請求項6に記載の単離されたポリペプチドのVドメインまたはVドメインをコードする単離された核酸。
【請求項8】
請求項1−5のいずれかに記載の1つまたはそれ以上の抗体または抗原結合フラグメント、または請求項6に記載の単離されたポリペプチド、および薬学的に許容される担体または希釈剤を含む組成物。
【請求項9】
対象におけるBTLAの発現および/または活性の減少によって引き起こされる状態を処置する方法であって、有効量の請求項1または3−5のいずれかに記載の1つまたはそれ以上の抗体または抗原結合フラグメントを含む組成物を対象に投与することを含む方法。
【請求項10】
有効量の請求項1または3−5のいずれかに記載のアゴニスト抗体または抗原結合フラグメントを対象に投与することを含む、対象における炎症性疾患または自己免疫疾患を処置する方法。
【請求項11】
炎症性疾患または自己免疫疾患が、クローン病、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患、炎症性線維症、強皮症、肺線維症および肝硬変症、リウマチ性関節炎(RA)、骨関節症、骨粗鬆症、喘息(アレルギー性喘息を含む)、アレルギー、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、多発性硬化症、乾癬、ブドウ膜炎、移植片対宿主病(GVHD)、若年性早期型I型糖尿病、移植拒絶反応、SLEおよびシェーグレン症候群からなる群から選択される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
有効量の請求項2に記載の抗体または抗原結合フラグメントを含む組成物を対象に投与することを含む、該対象における免疫応答を増加させる方法。
【請求項13】
請求項7に記載の単離された核酸を含む発現ベクター。
【請求項14】
請求項13に記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
【請求項15】
請求項1−5のいずれかに記載の抗体またはその抗原結合フラグメントを生産する方法であって:
a.核酸配列を発現する条件下で培養培地中で請求項14に記載の宿主細胞を培養し、それにより軽鎖および重鎖可変領域を含むポリペプチドを生産すること;
b.該ポリペプチドを宿主細胞または培養培地から回収すること
を含む方法。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図2−1】
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【図2−2】
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【図2−3】
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【図3−1】
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【図3−2】
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【図4】
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【図5】
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【図6−1】
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【図6−2】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14−1】
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【図14−2】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公表番号】特表2013−500715(P2013−500715A)
【公表日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522925(P2012−522925)
【出願日】平成22年7月26日(2010.7.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/043182
【国際公開番号】WO2011/014438
【国際公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(506199879)メダレックス インコーポレーティッド (30)
【氏名又は名称原語表記】MEDAREX, INC.
【Fターム(参考)】