説明

EPDMタイプンのゴムに適した加硫剤

【課題】ニトロソアミン生成に関連した危険性のない、EPDMタイプのゴムに適した加硫剤。
【解決手段】ポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドの混合物10〜90重量%と、尿素10〜90重量%とを組み合わせた硫黄供与体加硫剤と、それを用いた加硫方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の対象は、EPDMタイプンのゴムの分野で使用可能なポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドをベースとした新規な加硫剤にある。
本発明の別の対象は、ニトロソアミンに関連する危険のない上記加硫剤を用いた加硫方法にある。
【背景技術】
【0002】
ブルタック(Vultac、登録商標)の名称で知られるポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドは硫黄供与体としてゴム工業で広く使用されている。ゴムの分野では硫黄供与体とは加硫温度に加熱した時に硫黄を遊離してゴムまたはエラストマーを架橋することができる主鎖または側鎖に二重結合を含む化合物(または混合物)を意味する。実際に、このポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドは加硫反応を十分に進行させ、天然ゴム、SBR(スチレンブタジエンゴム)またはクロロブチルゴムタイプの合成ゴムまたはこれらの混合物から作られた製品の加硫後の機械特性を良くする。ポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドの最も重要な利点は窒素またはアミン基を持たず、従って、ニトロソアミンが生成しないか、その生成に関与しないことにある。
【0003】
ニトロソアミンは製造設備で働く人と成形後に加硫製品と接触するユーザーや消費者の健康を害する大きな問題であることは古くからゴム分野では知られている。ゴム工業でニトロソアミンの放出を無くすか、制限し、ニトロソアミンを発生する可能性のある化学製品を減らす努力をしているのはそのためである。
【0004】
EPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー)タイプのゴムはエチレン、プロピレンおよびジエンモノマーの共重合で得られる。このゴムはゴム工業の分野で使用され、特に、加硫して自動車産業または建設産業で異形断面材を作るのに利用されている。こうした異形断面材は機械特性、密封性および耐老化性に優れているために広く使用されている。例えば、自動車分野ではドアのガラスと金属フレームととの間のシール用異形断面材として、また、建設分野ではガラスの密封継手またはシール異形断面材を挙げることができる。
【0005】
ポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドをEPDMタイプのゴムの加硫時に入れることが検討されたが、加硫反応速度に望ましくない作用を与えるという問題に直面している。すなわち、加硫時間が大幅に長くなる。この工業分野では加硫時間の長さはEPDMタイプのゴムから成る製品の生産性を支配する極めて重要なパラメータである。
【0006】
EPDMタイプのエラストマーの架橋で使用可能で、しかもニトロソアミンに関する危険がない硫黄供与体加硫剤として提案されているものは少ないが、例としてはジチオジカプロラクタムのようなジチオラクタム類、ビス(0,0−2−エチルヘキシルチオホスホリルポリスルフィドのようなポリチオホスフェート類、さらにはキサントゲンポリスルフィド類が挙げられる。
【0007】
しかし、工業ゴム(特にEPDM)の開発分野に提供される硫黄供与体加硫剤の範囲を拡大することは、当該分野の専門家が加硫物に必要な機械特性の最適化し、しかも、至上命題である製造設備の生産性に合った加硫時間を達成するために、常に望まれている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明者は、ニトロソアミン生成に関連した危険がなく、しかも、EPDMをベースにした加硫性組成物の加硫時間が延ずるという上記問題点を解決することがでるポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドをベースにした新規な硫黄供与体加硫剤を見出した。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の対象は、下記の(1)と(2)とを組合せた硫黄供与体加硫剤にある:
(1) 10〜90%の下記(I)の式のポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドの混合物から成る化合物(I):
【化1】

【0010】
(ここで、
Rは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、
nおよびn’は各々1以上かつ8以下の2つの整数で、互いに同一でも異なっていてもよく、
pは0〜50の整数)
(2) 10〜90%の下記(II)の式の化合物:
【化2】

【0011】
(ここで、
R’およびR’’は水素原子または1〜20個の炭素原子を有するアルキルまたはアリール基で、互いに同一でも異なっていてもよい)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下の実施例において特に記載のない限り%は重量%である。
本発明者は、EPDMエラストマーをベースにした加硫性組成物に化合物(II)を混和することによって化合物(I)のみを混和して得られるものに比べて本発明の組み合せの加硫時間が驚くほど短縮する、ということを確認している。
【0013】
本発明の組み合せの中では式(I)の化合物はRが4〜10個の炭素原子を有するアルキル基で、nおよびn’が1以上かつ4以下で、pが0〜20の整数であるものを用いるのが好ましい。
本発明の別の好ましい変形例では、式(II)の化合物はR’およびR’’が1〜3個の炭素原子を有するアルキル基であるものを用いる。
本発明の特に好ましい実施例は式(II)のR’およびR’’基が水素原子で、化合物(II)が尿素である。
【0014】
式(I)のポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドは古くから知られた化合物で、アトフィナ社から商品名「ブルタック、VULTAC(登録商標)」で市販されている。これは下記の反応に従ってアルキルフェノールと一塩化硫黄または二塩化硫黄とを100〜200℃の温度で反応させて得られる:
【化3】

【0015】
この化合物の製造方法に関しては下記文献を参照されたい。
【特許文献1】米国特許第2,422,156号明細書
【特許文献2】米国特許第3,968,062号明細書
【0016】
本発明の別の好ましい変形例で用いる式(I)の化合物の混合物はRが少なくとも一つの第三級炭素を含むアルキル基で、この第三級炭素を介してRが芳香核に結合しているものである。
本発明のさらに好ましい変形例では、Rはt−ブチルまたはt−ペンチル基である。
さらに好ましい式(I)の化合物の混合物はnおよびn’の平均値が約2で、pの平均値が約5である混合物である。これらの平均値はプロトンNMRのデータと硫黄の重量分析とを用いて当業者は計算できる。
化合物(I)と化合物(II)との組み合せは(I)と(II)とを粉末状態で物理的に均質混合することによって簡単に調製できる。
【0017】
本発明のさらに他の対象は、本発明の加硫剤の有効量を加硫可能なエラストマー組成物に導入することを特徴とするニトロソアミンに関連する危険性が全くないEPDMタイプのエラストマー組成物の加硫方法にある。
【0018】
EPDMタイプのエラストマー組成物とはエチレンとプロピレンとジエンモノマーから得られる構造単位を有するターポリマーをエラストマーとしての用いたものを意味する。ジエンモノマーは下記にすることができる:
(1)共役ジエン、例えばイソプレンまたは1,3−ブタジエン、
(2)5〜25個の炭素原子を有する非共役ジエン、例えば1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−1、5−ヘキサジエンまたは1,4−オクタジエン、
(3)環状ジエン、例えばシクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエンまたはジシクロペンタジエン、または、
(4)アルキリデンノルボルネンまたはアルケニルノルボルネン、例えば5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メチル−アリル−5−ノルボルネン、2−イソプロペニル−5−ノルボルネン。
【0019】
上記ターポリマーは一般に30〜80重量%のエチレンから得られる構造単位と、プロピレンから得られる構造単位とを含み、エチレンから得られる構造単位/プロピレンから得られる構造単位の重量比は0.5〜3にする。ジエンモノマーの含有率は一般に0.5〜12重量%である。
【0020】
本発明方法で使用する加硫可能なエラストマー組成物はエラストマーとして上記定義の一つまたは複数のターポリマーを含むことができる。
特に好ましいものはエチレンとプロピレンとエチリデンノルボルネンとのターポリマーである。
【0021】
本発明方法で使用する加硫可能なエラストマー組成物は、EPDMタイプのエラストマー以外に、ニトロソアミンに関連する危険性の問題がない一種または複数の加硫促進剤をさらに含むことができる。この加硫促進剤としてはジアルキルジチオリン酸亜鉛のようなジチオリン酸金属類に属する化合物、N−シクロヘキシル−2−ベンゾジアゾールスルフェンアミドのようなベンゾチアゾールから得られるスルフェンアミドの類に属する化合物およびジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛のようなジチオカルバメート類に属する化合物を挙げることができる。後者はジベンジルアミンから得られ、これに対応するニトロソアミンは揮発性がなく、危険性が少な、従って無害なものとして分類されている。
本発明で使用する加硫可能なエラストマー組成物は通常の添加剤をさらに含むことができる。そうした添加剤にはカーボンブラックのような強化充填剤、パラフィン油、酸化亜鉛またはステアリン等の加硫活性化剤などがある。
【0022】
本発明の加硫可能なエラストマー組成物中に混和される上記加硫剤の量は他の添加剤の種類と量に応じて変わり、系統的試験を行なうことで当業者が簡単に決定できる。一般に、100重量部のエラストマーに対して、0.4〜6重量部、好ましくは0.8〜3重量部の量が適している。
上記添加剤と硫黄とを混和した後、加硫可能なエラストマー組成物を当業者に周知な任意の手段、例えば加熱するだけで加硫できる。成形(例えば押出し成形)はこの加硫前に行なう。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものではない。
【実施例】
【0023】
以下の実施例で化合物(I)として用いたものは、Rがt−ブチル基で、nおよびn’の平均値が約2で、pの平均値が約5である式(I)の化合物の混合物である。この化合物はアトフィナ社から商品名ブルタック(Vultac)TB7(登録商標)で市販されている。化合物(II)としては尿素を用いた。
【0024】
実施例1
80%のブルタック(Vultac)TB7(登録商標)と20%の尿素とを含む加硫剤
この加硫剤は式(I)の化合物と、式(II)の化合物とを粉末状態で単純混合して調製した。
実施例2
実施例1の加硫剤と、エチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネンターポリマーとを含む加硫可能な組成物
【0025】
2.1.組成物の調製
第1段階では、上記エラストマーと強化充填剤と非硫黄系添加剤とを含むマスターバッチを調製した。これは25回転/分の2リットル容のバンバリー密閉式混合機で室温で単純混合で作った。このマスターバッチの調製で用いた各成分の量は[表1](A)に示してある。含有量はグラムで表してある。
【0026】
【表1】

【0027】
使用成分の特徴は下記の通り:
(1):DSM Elastomers社から商品名EPDM Keltan(登録商標)509*100で市販のターポリマー。
(2):DSM Elastomers社から商品名EPDM Keltan(登録商標)578で市販のターポリマー。
(3):Cabot社から商品名N660で市販のもの。
(4)非強化充填剤。
(5):Esso社から商品名Flexonで市販のもの。
(6)と(7):加硫活性化剤。
【0028】
第2段階では、[表1](A)のマスターバッチをシリンダーミキサー中に移し、45℃の温度に加熱した。次に、硫黄に続けて[表2](B)の成分を混和して加硫可能な組成物を調製した。
【0029】
【表2】

【0030】
使用成分の特徴は下記の通り:
(8)80%の硫黄と約20%のエラストマーとを含むMLPC社から商品名S 80 GA F500で市販の化合物。
(9)80%の2−メルカプトベンゾチアゾールと約20%のエラストマーとを含むMLPC社から商品名MBT 80 GA F500Uで市販のニトロソアミンを発生しない加硫促進剤。
(10)70%のジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛と約30%のエラストマーとを含むMLPC社から商品名ZBEC 70 GA F100で市販の加硫促進剤(発生するのが非揮発性ニトロソアミンのため非毒性)。
【0031】
2.2.レオメトリによるt90の決定
t90は完全加硫の90%に対応する時間(分で表記)で、加硫反応時間を表す。
この時間は振動ディスクレオメータを用いてフランス規格NF T 43−015に従って決定した。この規格では、ゴム試験片を密閉室で圧縮し、一定温度に保持する(試験条件下で180℃に固定)。このサンプルに双円錐ディスクを沈め、小さい振幅で振動させる。この作用で試験片に剪断力が加わる。ディスクを振動するのに必要なトルクはゴムの剛性(剪断弾性率)に依存する。加硫反応が始まるとトルクが増加する。トルクの変化を時間の関数として記録する。t90は加硫完了に対応する記録終了時に得られる最高トルクの90%に対応する時間である。
加硫可能な組成物に関するt90の結果は[表3](C)に示してある。
【0032】
実施例3(比較例)
実施例2の操作を繰り返したが、1.5gのVultac(登録商標)TB7/尿素混合物の代わりに1.2gのVultac(登録商標)TB7を混和した。
t90の結果は[表3](C)に示してある。
実施例4(比較例)
実施例2の操作をを繰り返したが、1.5gのVultac(登録商標)TB7/尿素混合物の代わりに0.3gの尿素を混和した。
t90の結果は[表3](C)に示してある。
【0033】
【表3】

【0034】
この表から、Vultac(登録商標)TB7および尿素に対応する各加硫可能な組成物のt90の値はゴム製造業者にとって許容不可能であることがわかる。それに対して、Vultac(登録商標)TB7/尿素の組み合せではt90が大幅に減少している。実施例2の加硫時間はEPDMをベースにした加硫物品の製造設備で要求される生産性の制約に適合する。
【0035】
実施例5
50%のVultac(登録商標)TB7と50%の尿素とを含む加硫剤
この加硫剤は実施例1の調製方法と同じ操作で調製した。
実施例6
実施例5の加硫剤とエチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネンターポリマーとを含む加硫可能な組成物
【0036】
6.1.組成物の調製
実施例2と同じ操作を繰り返して[表4](D)にグラムで示す含有量の成分を含む286gのマスターバッチを調製した。
【0037】
【表4】

【0038】
使用成分の特徴は下記の通り:
(11):DSM Elastomers社から商品名EPDM Keltan(登録商標)4903Zで市販のターポリマー。
(12)(13):加硫活性化剤。
(14):Cabot社から商品名N550で市販のもの。
(15):Cabot社から商品名N770で市販のもの。
【0039】
このマスターバッチから実施例2と同様にして[表5](E)の成分からなる加硫可能な組成物を調製した。
【0040】
【表5】

【0041】
(注)
(16):80%のN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル−スルフェンアミドと約20%のエラストマーとを含むMLPC社から商品名CBS 80 GA F500 Uで市販のニトロソアミンを発生しない加硫促進剤。
(17):50%のジアルキルジチオリン酸亜鉛と約50%のエラストマーとを含むMLPC社から商品名ZDTP 50 GA F500で市販のニトロソアミンを発生しない加硫促進剤。
【0042】
6.2.t90の測定
実施例2と同様に行い、表(F)に示す結果を得た。
実施例7
実施例1の加硫剤と、エチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネンターポリマーとを含む加硫可能な組成物
実施例6の操作を繰り返したが、実施例5の加硫剤の代わりに実施例1の加硫剤を混和した。
[表6](F)に示すt90が得られた:
【0043】
【表6】

【0044】
Vultac(登録商標)TB7/尿素化合物:50/50%の組み合せは、加硫時間がVultac(登録商標)TB7/尿素:80/20%の組み合せで得られた加硫時間に対してさらに短縮され、有利である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の(1)と(2)とを組合せた硫黄供与体加硫剤:
(1)下記(I)式のポリ(アルキルフェノール)ポリスルフィドの混合物から成る化合物(I) 10〜90重量%:
【化1】

(ここで、
Rは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、
nおよびn’は各々が1以上かつ8以下の2つの整数で、互いに同一でも異なっていてもよく、
pは0〜50の整数)
(2)下記(II)の式の化合物 10〜90重量%:
【化2】

(ここで、
R’およびR’’は水素原子または1〜20個の炭素原子を有するアルキルまたはアリール基で、互いに同一でも異なっていてもよい)
【請求項2】
Rが4〜10個の炭素原子を有するアルキル基で、nおよびn’が各々1以上かつ4以下で、pが0〜20の整数である式(I)の化合物を用いる請求項1に記載の加硫剤。
【請求項3】
R’およびR’’が1〜3個の炭素原子を有するアルキル基である式(II)の化合物を用いる請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
化合物(II)が尿素である請求項1または2に記載の加硫剤。
【請求項5】
Rが少なくとも一つの第三級炭素を含むアルキル基で、この第三級炭素を介してRが芳香核に結合している式(I)の化合物の混合物を用いる請求項1〜4のいずれか一項に記載の加硫剤。
【請求項6】
Rがt−ブチルまたはt−ペンチル基である請求項5に記載の加硫剤。
【請求項7】
式(I)の化合物の混合物が、nおよびn’の平均値が約2で、pの平均値が約5となるような混合物である請求項6に記載の加硫剤。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の加硫剤の有効量を加硫可能なエラストマー組成物中に導入することを特徴とする、ニトロソアミンに関連する危険が全くないEPDMタイプのエラストマー組成物の加硫方法。
【請求項9】
エラストマー組成物がエラストマーとしてエチレン、プロピレンおよびエチリデンノルボルネンの一種または複数のターポリマーを含む請求項8に記載の加硫方法。
【請求項10】
100重量部のエラストマーに対する加硫剤の有効量が0.4〜6重量部、好ましくは0.8〜3重量部である請求項8または9に記載の加硫方法。

【公表番号】特表2007−508434(P2007−508434A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−534782(P2006−534782)
【出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【国際出願番号】PCT/FR2004/002526
【国際公開番号】WO2005/037910
【国際公開日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(591004685)アルケマ フランス (112)
【Fターム(参考)】