説明

ICタグホルダおよびICタグ装置

【課題】共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物にICタグを装着することが可能なICタグホルダを提供すること。
【解決手段】ICチップおよびアンテナを有するICタグ3を保持するICタグホルダ4は、本体部14と、ICタグ3を保持するために本体部14に取り付けられる保持部15とを備えている。このICタグホルダ4では、本体部14および保持部15は、伸縮自在な弾性部材で形成されており、ICタグホルダ3が装着される管理対象物の形状に合わせて、本体部14および保持部15を変形させることが可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICタグホルダおよびICタグ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ICチップとアンテナとを有するICタグを保持するためのICタグホルダが本願発明者によって提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のICタグホルダは箱形状に形成されており、ICタグホルダの内部はICタグを着脱自在に収納する収納部となっている。そのため、このICタグホルダでは、ICタグの再利用が可能となっている。また、特許文献1に記載のICタグホルダには、ICタグを装着しようとする管理対象物にICタグホルダを取り付けるための取り付け部が形成されている。
【0003】
【特許文献1】特開2007−164569号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ICタグが装着される管理対象物の種類は増加の傾向にある。すなわち、従来よりもさらに多種多様な管理対象物にICタグが装着され始めている。しかしながら、特許文献1に記載のICタグホルダは箱形状に形成されているため、取り付け部を管理対象物に合わせて形成する必要がある。すなわち、多種多様化する管理対象物ごとの形状に応じたICタグホルダを形成する必要があり、ICタグホルダの形状が多様化する。その結果、ICタグホルダの製造コストが嵩むとともにICタグホルダの生産管理や在庫管理等が煩雑になる。
【0005】
そこで、本発明の課題は、共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物にICタグを装着することが可能なICタグホルダおよびこのICタグホルダを備えるICタグ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、ICチップおよびアンテナを有するICタグを保持するICタグホルダにおいて、本体部と、ICタグを保持するために本体部に取り付けられる保持部とを備え、本体部および保持部は、伸縮自在な弾性部材で形成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明のICタグホルダでは、本体部および保持部が、伸縮自在な弾性部材で形成されている。そのため、ICタグが装着される管理対象物が多様化しても、管理対象物の形状に合わせて、本体部および保持部を変形させることが可能になる。その結果、本発明のICタグホルダでは、共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物にICタグを装着することが可能になる。また、本体部および保持部が弾性部材で形成されているため、保持されるICタグへの外部からの衝撃を緩和することが可能になる。
【0008】
本発明において、本体部は、帯状に形成されるとともに、ICタグホルダは、本体部に取り付けられる着脱自在なファスナーを備えることが好ましい。このように構成すると、多様化する管理対象物に対してICタグを容易に着脱することができる。したがって、ICタグおよびICタグホルダを容易に再利用することができる。また、この場合には、ファスナーは、面ファスナーであることが好ましい。このように構成すると、管理対象物に対するICタグの着脱がさらに容易になる。
【0009】
本発明において、保持部が本体部に縫着されてICタグが収納される収納部が形成され、収納部は、ICタグよりも大きく形成されていることが好ましい。このように構成すると、収納部の中で自由にICタグを移動させることが可能になる。したがって、多様化する管理対象物の形状に応じてICタグの配置位置を変えることができ、その結果、多様化する管理対象物にICタグを容易に装着することが可能になる。
【0010】
本発明のICタグホルダは、ICタグを備えるICタグ装置に用いることができる。このICタグ装置では、ICタグホルダが共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物にICタグを装着することが可能になる。
【0011】
本発明において、ICタグは、可撓性を有することが好ましい。このように構成すると、多様化する管理対象物の形状に応じてICタグを変形させることが可能になる。したがって、多様化する管理対象物にICタグを容易に装着することが可能になる。
【0012】
本発明において、ICタグは、略矩形の平板状に形成され、アンテナは、ICタグの周縁に沿って配置され、ICチップは、ICタグの中心からはずれた位置に配置されていることが好ましい。ICタグを変形させる場合、ICタグの中心部の曲がる頻度が高くなりやすい。そのため、このようにICチップがICタグの中心からはずれた位置に配置されていると、ICタグを変形させやすくなる。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明のICタグホルダおよびICタグ装置では、ICタグホルダが共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物にICタグを装着することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
(ICタグ装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるICタグ装置1の表面を示す図である。図2は、図1に示すICタグ装置1の裏面を示す図である。図3は、図1のE−E方向からICタグ装置1の側面を示す図である。図4は、図1に示すICタグ3の平面図である。図5は、図4のF−F断面を示す断面図である。図6は、図1に示すICタグ装置1の使用例を示す斜視図である。
【0016】
本形態のICタグ装置1は、図6に示すように、管理対象物2を管理するために管理対象物2に装着されて使用される。このICタグ装置1は、図1から図3に示すように、ICタグ3と、ICタグ3を保持するICタグホルダ4とを備えている。
【0017】
ICタグ3は、図4、図5に示すように、略矩形の平板状に形成されている。このICタグ3は、ICチップ6と、ICチップ6に接続されるアンテナ7とを備えている。ICチップ6は、図4に示すように、ICタグ3の中心から外れた位置に配置されている。アンテナ7は、矩形状に形成されたICタグ3の周縁に沿って配置されている。すなわち、本形態では、コイルが矩形状に巻回されて形成されたアンテナ7がICタグ3の周縁に沿うように配置されている。
【0018】
また、ICタグ3は、図5に示すように、ICタグ3の表面に配置される保護層8と、アンテナ7の絶縁を行うための絶縁層10と、磁性部材で形成される磁性層11と、磁性層11に固定される接着層12とから構成されている。具体的には、保護層8、絶縁層10、磁性層11および接着層12が表面から裏面に向かってこの順番で積層されて、ICタグ3が構成されている。
【0019】
保護層8は、可撓性を有する樹脂材料で形成された樹脂シートで構成されている。絶縁層10は、可撓性および絶縁性を有する樹脂材料で形成された2枚の樹脂シートで構成されている。具体的には、2枚の樹脂シートがラミネート加工されて絶縁層10が構成されている。図5に示すように、アンテナ7は、ラミネート加工された2枚の樹脂シートの間に封入されている。磁性層11は、可撓性を有する磁性シートで構成されている。接着層12は、可撓性を有する両面テープで構成されている。なお、本形態では、接着層12の裏面側にセパレータシートが貼り付けられているため、このセパレータシートが貼り付けられた状態では、接着層12の裏面側は粘着性を有さない。
【0020】
上述のように、本形態では、保護層8、絶縁層10、磁性層11および接着層12はいずれも可撓性を有している。そのため、ICタグ3は全体として可撓性を有している。なお、絶縁層10および磁性層11には、ICチップ6を配置するための配置孔(図示省略)が形成されている。
【0021】
ICタグホルダ4は、帯状に形成された本体部としての本体部材14と、ICタグ3を保持するために本体部材14に取り付けられた保持部としての保持部材15と、本体部材14に取り付けられる着脱自在なファスナーとしての面ファスナー17とを備え、全体として、スポーツ用のサポータとほぼ同様に構成されている。
【0022】
本体部材14は、細長い矩形の帯状に形成されている。また、本体部材14は、伸縮自在な弾性部材によって形成されている。たとえば、本体部材14は、ナイロン、アクリル、ポリエステルあるいはポリウレタン等の伸縮性に富む樹脂材料で形成されている。なお、本体部材14は、ゴム等で形成されても良い。また、本体部材14は、たとえば、「ドライゾーンR506」や「モイスセンサー」等のポリエステルとポリウレタンとの複合材で形成されても良いし、インヴィスタ社製の「クールマックス」(登録商標)、旭化成せんい社製の「アクアミラクル」(登録商標)あるいはディアプレックス社製の「ディアプレックス」(登録商標)で形成されても良い。
【0023】
面ファスナー17は、円環状の小さなループ(図示省略)が複数形成されたループ面18aを有するループ部材18と、ループに係合する小さなカギ状のフック(図示省略)が複数形成されたフック面19aを有するフック部材19とから構成されている。フック部材19は、ループ部材18に着脱自在となっている。すなわち、フック面19aは、ループ面18aに着脱自在となっている。
【0024】
ループ部材18は、本体部材14と同様に、細長い矩形の帯状に形成されている。本形態では、ループ部材18は、本体部材14と同様の大きさに形成されている。また、ループ部材18は、本体部材14と同様に、伸縮自在な弾性部材によって形成されている。たとえば、ループ部材18は、ナイロン、アクリル、ポリエステルあるいはポリウレタン等の伸縮性に富む樹脂材料で形成されている。このループ部材18は、ループ面18aを裏側(図2の紙面手前側)に向けた状態で、本体部材14の裏面に固定されている。すなわち、ループ部材18は、ループ面18aを裏側に向けた状態で、本体部材14に積層されている。なお、ループ部材18は、たとえば、「ドライゾーンR506」や「モイスセンサー」等のポリエステルとポリウレタンとの複合材で形成されても良いし、インヴィスタ社製の「クールマックス」(登録商標)、旭化成せんい社製の「アクアミラクル」(登録商標)あるいはディアプレックス社製の「ディアプレックス」(登録商標)で形成されても良い。
【0025】
フック部材19は、長方形状に形成されている。このフック部材19は、図1に示すように、フック面19aを表側(図1の紙面手前側)に向けた状態で、本体部材14の長手方向の一端側(図1の左端側)に縫着されている。本形態では、本体部材14およびループ部材18の短手方向の長さとフック部材19の長手方向の長さとがほぼ一致するように、フック部材19が形成されており、本体部材14の長手方向の端部とフック部材19の短手方向の端部とが縫着されている。なお、本形態のフック部材19は、伸縮性を有しない樹脂材料で形成されている。
【0026】
保持部材15は、伸縮自在な弾性部材によって形成されたシート状の部材である。この保持部材15は、たとえば、ナイロン、アクリル、ポリエステルあるいはポリウレタン等の伸縮性に富む樹脂材料や、ゴム等で形成されている。本形態の保持部材15は、メッシュ(網目)状に形成されている。また、保持部材15は、図1に示すように、長方形状に形成されている。具体的には、本体部材14の短手方向の長さと保持部材15の短手方向の長さとがほぼ一致するように、かつ、本体部材14の長手方向の長さよりも保持部材15の長手方向の長さが短くなるように、保持部材15が形成されている。なお、保持部材15は、たとえば、「ドライゾーンR506」や「モイスセンサー」等のポリエステルとポリウレタンとの複合材で形成されても良いし、インヴィスタ社製の「クールマックス」(登録商標)、旭化成せんい社製の「アクアミラクル」(登録商標)あるいはディアプレックス社製の「ディアプレックス」(登録商標)で形成されても良い。
【0027】
保持部材15は、本体部材14の表面に縫着されている。具体的には、図1に示すように、本体部材14の長手方向の一端(図1の右端)と、保持部材15の長手方向の一端(図1の右端)とがほぼ一致するように、保持部材15は、本体部材14の表面に縫着されている。本形態では、図1に示すように、本体部材14へ保持部材15を縫着するための糸によって構成される縫着部20が保持部材15の全周縁に沿って略矩形状に形成されている。
【0028】
縫着部20の内側であって、保持部材15と本体部材14との間の部分は、ICタグ3が収納される収納部21となっている。すなわち、本形態では、保持部材15が本体部材14に縫着されてICタグ3が収納される収納部21が形成されている。この収納部21は、図1に示すように、ICタグ3よりも大きく形成されており、収納部21の内部でICタグ3を自由に移動させることが可能となっている。
【0029】
ICタグ3は、収納部21に収納されている。具体的には、ICタグ3の裏面(図5の下面)が本体部材14の表面(図1の紙面手前側の面)と対向するように、収納部21に収納されている。
【0030】
上述のように、ICタグ装置1は、管理対象物2に装着されて使用される。本形態のICタグ装置1は、多種多様な管理対象物2に装着することが可能である。たとえば、ICタグ装置1が装着される管理対象物2は、鋼材で形成された自動車用の等速ジョイントであり、ICタグ装置1が装着された状態でこの等速ジョイントの加工が行われる。すなわち、装着されたICタグ装置1によって、管理対象物2である等速ジョイントの加工工程が管理される。また、ICタグ装置1が装着される管理対象物2は、たとえば、等速ジョイント以外の鋼材で形成された棒材、角材等である。また、管理対象物2は、たとえば、アルミや真鍮等の他の金属や樹脂で形成された棒材や角材等である。
【0031】
管理対象物2が等速ジョイントである場合には、図6に示すように、管理対象物2の円柱部分にICタグ装置1が巻回されて装着される。具体的には、裏面を管理対象物2の表面に対向させた状態で(すなわち、ICタグ装置1の表面が外側を向くように)、ループ部材18とフック部材19とによってICタグ装置1が管理対象物2に装着される。
【0032】
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、本体部材14、保持部材15およびループ部材18が伸縮自在な弾性部材で形成されている。そのため、管理対象物2が多様化しても、管理対象物2の形状に合わせて、本体部材14、保持部材15およびループ部材18を変形させることができる。その結果、本形態では、ICタグホルダ4が共通の形状で形成される場合であっても、多様化する管理対象物2にICタグ3を装着することが可能になる。また、本体部材14、保持部材15およびループ部材18が弾性部材で形成されているため、ICタグ3への外部からの衝撃を緩和することができる。
【0033】
本形態では、本体部材14が帯状に形成されるとともに、本体部材14には、着脱自在な面ファスナー17が取り付けられている。そのため、管理対象物2が多様化する場合であっても、管理対象物2に対してICタグ3を容易に着脱することができる。したがって、ICタグ3およびICタグホルダ4を容易に再利用することができる。特に本形態では、面ファスナー17を用いているため、管理対象物2に対するICタグ3の着脱がさらに容易になる。
【0034】
本形態では、収納部21がICタグ3よりも大きく形成されている。そのため、収納部21の中で自由にICタグ3を移動させることが可能になる。したがって、管理対象物2の形状に応じてICタグ3の配置位置を変えることができ、その結果、管理対象物2が多様化してもICタグ3を容易に装着することが可能になる。
【0035】
本形態では、ICタグ3は、可撓性を有している。特に本形態では、ICチップ6が、ICタグ3の中心からはずれた位置に配置されている。そのため、管理対象物2の形状に応じてICタグ3を比較的容易に変形させることが可能になる。したがって、管理対象物2が多様化する場合であっても、管理対象物2にICタグ3を容易に装着することが可能になる。
【0036】
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。
【0037】
上述した形態では、本体部材14は細長い帯状に形成されている。この他にもたとえば、本体部材14は正方形状や楕円形状等の他の形状に形成されても良い。同様に、上述した形態では、ループ部材18は細長い帯状に形成されているが、ループ部材18は正方形状や楕円形状等の他の形状に形成されても良い。
【0038】
上述した形態では、ICタグホルダ4は、着脱自在なファスナーとして、面ファスナー17を備えている。この他にもたとえば、ICタグホルダ4は、面ファスナー17に代えて、務歯(エレメント)と呼ばれる歯が取り付けられたテープ状の基材と、務歯を噛み合わせたり、離したりするスライダーとから構成される通常のファスナーを備えていても良い。
【0039】
上述した形態では、縫着部20は、保持部材15の全周縁に沿って略矩形状に形成されている。この他にもたとえば、保持部材15の1つの周縁に、縫着部20が形成されなくても良い。すなわち、この縫着部20が形成されない周縁に、収納部21へのICタグ3の出し入れが可能となる開口部が形成されても良い。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態にかかるICタグ装置の表面を示す図である。
【図2】図1に示すICタグ装置の裏面を示す図である。
【図3】図1のE−E方向からICタグ装置の側面を示す図である。
【図4】図1に示すICタグの平面図である。
【図5】図4のF−F断面を示す断面図である。
【図6】図1に示すICタグ装置の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 ICタグ装置
3 ICタグ
4 ICタグホルダ
6 ICチップ
7 アンテナ
14 本体部材(本体部)
15 保持部(保持部材)
17 面ファスナー(ファスナー)
21 収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ICチップおよびアンテナを有するICタグを保持するICタグホルダにおいて、
本体部と、上記ICタグを保持するために上記本体部に取り付けられる保持部とを備え、上記本体部および上記保持部は、伸縮自在な弾性部材で形成されていることを特徴とするICタグホルダ。
【請求項2】
前記本体部は、帯状に形成されるとともに、
前記本体部に取り付けられる着脱自在なファスナーを備えることを特徴とする請求項1記載のICタグホルダ。
【請求項3】
前記ファスナーは、面ファスナーであることを特徴とする請求項2記載のICタグホルダ。
【請求項4】
前記保持部が前記本体部に縫着されて前記ICタグが収納される収納部が形成され、
上記収納部は、前記ICタグよりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のICタグホルダ。
【請求項5】
請求項1から4いずれかに記載のICタグホルダと、前記ICタグとを備えることを特徴とするICタグ装置。
【請求項6】
前記ICタグは、可撓性を有することを特徴とする請求項5記載のICタグ装置。
【請求項7】
前記ICタグは、略矩形の平板状に形成され、前記アンテナは、前記ICタグの周縁に沿って配置され、前記ICチップは、前記ICタグの中心からはずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載のICタグ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−110342(P2009−110342A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−282851(P2007−282851)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【出願人】(506118836)デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 (28)
【Fターム(参考)】