説明

PEM燃料電池完全凍結サイクルの低減

PEM燃料電池の反応物ガスマニホルド(12〜15)は、真空、低熱伝導率ガス、VIP(59)又はGFP(63)が充填されたチャンバ(36)を設けるために、周囲の壁(35)で密閉された内壁と外壁(30,31)を有する絶縁されたマニホルド(14a)を設けるように改良される。単一壁のマニホルド(14d,14e)は、その内部又は外部にVIP又はGFPを有してもよい。絶縁パネル(40)は同様に真空、低熱伝導率ガス、VIP又はGFPを収容したチャンバ(46)を形成するように周囲の壁(45)で封入された内壁と外壁(42,43)を有する。タイロッド(9a)は絶縁パネル(40)に対してフラッシュ面を与えるよう、燃料電池スタックの圧板(11a)の中に埋め込み(50)されてもよい。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホルドの内部又は外部、及びエンドプレートと一体的な絶縁体による、PEM燃料電池における完全凍結(hard freeze)サイクルの低減に関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車に動力を供給するために利用される型のPEM燃料電池の典型的な構造を図1及び図2に図示する。通常、加圧板11(「エンドプレート」と呼ばれる場合もある)を一緒に引っ張るタイロッド9により、良好な導電性を提供しかつ流体漏れを起こさないよう、複数の隣接した燃料電池7が緊密に加圧されてスタック8が形成される。燃料電池スタック8の4つ全ての側面には、種々の反応物ガスのためのマニホルド12〜15が取り付けられ、これらは以下で図3に関してより完全に説明するように、ゴムシール、ガスケット及びそれらの組合せ18によりスタックに対して封止される。一例として、マニホルド12は空気入口・出口マニホルドからなっていてもよく、マニホルド13は空気方向転換マニホルドからなっていてもよく、マニホルド14は燃料入口・出口マニホルドからなっていてもよく、マニホルド15は燃料方向転換マニホルドからなっていてもよい。さらに、内部冷却液マニホルド(図示せず)に供給するための冷却液入口20及び内部冷却液マニホルドから出る冷却液用の冷却液出口21があってもよい。冷却液マニホルドはまた外部マニホルド構造体の一部でもよい。
【0003】
概して、車両は水の凍結点以下に下がる周囲温度中で運転、駐車及び再運転できなければならない。約−20℃の温度から燃料電池スタックのブートストラップを始動(予熱なし)することにより、燃料電池性能の劣化が生じ、また、凍結温度からブートストラップを何度も始動させることにより、燃料電池は車両の動作に要求される性能が実行不能になることが知られている。そのような場合、燃料電池を再生し、その性能を回復するための処理を行わなければならない。
【0004】
燃料電池を凍結環境から隔離するために、絶縁体(断熱材)を使用することを検討することは自明である。通常、燃料電池スタックが−20℃の周囲温度中で停止するとき、60時間内で0℃に至るのを防止するためには、9cmのガラス繊維による断熱又は5cmの独立気泡フォームによる断熱が通常要求される。
【0005】
ガラス繊維などの普通の断熱材を使用することによって、燃料電池発電設備が車両に占める容積が3倍以上になる場合がある。車両に電力を供給するために燃料電池を利用する際、燃料電池発電設備の占める空間は重要である。適切な量の独立気泡フォームによって、燃料電池が車両に占める容積はおよそ2倍になる。上記の断熱材の容積は車両内の燃料電池発電設備としては許容できないと評価されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、−20℃の周囲環境において、約60時間非運転状態の時に0℃に達しない燃料電池発電設備と、燃料電池発電設備の完全凍結サイクルを低減することと、−20℃の周囲環境で約180時間、又は−10℃の周囲環境において約290時間燃料電池発電設備が非運転であっても、内部の水が完全凍結に至らない燃料電池発電設備と、車両燃料電池発電設備における燃料電池スタックの改良された絶縁体と、凍結温度以下での車両燃料電池発電設備の改良された始動運転を含む。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、PEM燃料電池上の反応物ガスマニホルドは、単一壁又は二重壁で囲まれており、かつ、真空、低熱伝導率ガス、ガス充填パネル(GFP)、又は真空絶縁パネル(VIP)を用いて絶縁される。本発明によれば、PEM燃料電池の加圧板間に圧縮力を提供するタイボルトが加圧中に埋め込まれ、加圧板は、排気された、あるいは低熱伝導率のガスが充填されたチャンバ等の二重壁で囲まれた絶縁パネルである、VIP又はGFPによって周囲雰囲気から絶縁される。
【0008】
一例として、反応物ガス用の標準的な金属外部マニホルドを有する、300個の電池からなる75kWのPEM燃料電池は72リットルを占める。本発明による1cmのVIP絶縁体を追加することにより、容積は15リットル増加して87リットルになる。対照的に、同等の絶縁性を得るためには9cmのガラス繊維絶縁体が必要となり、これは燃料電池スタックの容積を許容できない241リットルにまで増加させることとなる。
【0009】
本明細書において、(a)0℃以下のいずれか特定的な温度だった日の数(日数)と(b)その特定的な温度の積は「氷点下日(minus−degree−days)」と定義される。スタック中の水のかなりの部分が凍結することは許容されるが、全ての水が凍結しないことが好ましい。ブートストラップ始動中にスタックの温度が0℃以上である場合、生成水をスタックから容易に除去することができる。この環境的な蓄積条件は、150マイナス度日に等しい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図3を参照すると、排気されるか、あるいは、アルゴン、クリプトン又はキセノン等の高分子量、低熱伝導率ガスを収容し得るチャンバ36を形成するために、薄壁35でその周縁33,34を完全に囲んで接合された、内壁30と外壁31を有する反応物ガスマニホルド14aを提供するように従来の燃料入口・出口マニホルド14が変更されている。マニホルド14aは、通常、樹脂/ガラス繊維複合体で形成されるが、金属を含む他の材料で作製することもできる。
【0011】
また、本発明によれば、絶縁板40は内壁42と外壁43を同様に有し、これらは真空であるか、又は高分子量、低熱伝導率ガスを収容したチャンバ46を提供するよう、薄壁45によりそれらの周縁全てにおいて接合される。絶縁板40を設けるために、絶縁板40に接触するフラッシュ面が存在するよう、タイロッド9aを円錐台状の凹み50の中に埋め込む。
【0012】
2001年6月15日に出願された米国特許出願第09/882,750号に開示されるように、マニホルド14aは、フォームガスケット52、ゴムガスケット54、低粘性シリコーンゴム56及び高粘性シリコーンゴム57を用いて燃料電池スタックに対して密閉することができる。
【0013】
真空又は低熱伝導率ガスに代わり、図3のチャンバ36は図4に示すような真空絶縁パネル(VIP)59を収容することができる。VIPは、バリアフィルム61の内部に封入され「コア」と呼ばれる充填材料60からなり、このバリアフィルムは、単純にはプラスチック、スパッターによって金属薄膜で被覆されたプラスチックフィルム、あるいは、両面をプラスチックフィルムの積層によって強化されたアルミニウム又は他の金属でもよい。バリアフィルムは、0.001Torr(0.0013mbar(0.0013hPa))〜1.0Torr(1.3mbar(1.3hPa))の圧力まで排気(減圧)され、その後に密閉される。VIPの細部は本発明に無関係であり、それらは特定の実施態様に適応するように選択してよい。コアはバリアフィルム内に封入される前に、マニホルドの形状に熱成形することができる。マニホルドは、マニホルドの形状に成形されたVIP59だけを含み、構造的完全性を増強するために耐穿孔フィルムをその片面又は両面に取り付けてもよい。
【0014】
コア材料は3つの主要な目的に貢献する。第1に、コアはパネル壁を支持する。大気圧が、排気されたパネルに対して14.7psi(101357Pa)の作用を及ぼすため、一平方フィート(0.0929m2)のパネルは2,120ポンド(961.632kg)の力を受ける。第2に、コア材料は又、残留ガス分子の移動を抑制する。コアの孔径が小さければ小さいほど、ガス分子はVIPの壁に到達するよりも、むしろコア材料の分枝網により衝突しやすくなる。この網は、本質的に分子を捕捉し、固体のコア材料に伝達された熱は、蛇行した分枝網を通過しなければならないため、VIPの壁に到達する前にほとんどのガス分子は散逸する。従って、最小の孔径を有する微細な多孔質材料を基にしたコアは、固体材料の最良の絶縁性能を提供する。第3に、コア材料は放熱による伝熱に対抗する障壁を提供し、又、赤外線を散乱又は吸収する特殊な不透明化材料を含む場合が多々ある。現在、0.002W/mEK〜0.008W/mEKの熱伝導率を有するVIPを提供することができる。
【0015】
図5を参照すると、反応物ガスマニホルド14cの絶縁体は、顕著な断熱を与えるよう、密閉型のポリマーフィルム袋64内に高分子量、低熱伝導率ガスを用いるガス充填パネル(GFP)63を備えてもよい。フィルム64で与えられる本質的な密閉型バリア内で、バッフルと称される気泡構造体65にはガスが充填される。アルゴンガスは、0.020W/mEKの実効的な熱伝導率を提供し、クリプトンガスは0.012W/mEKの熱伝導率を提供し、キセノンガスは0.007W/mEKの熱伝導率を提供する。
【0016】
図6を参照すると、反応物ガスマニホルド14dは(図4に関して述べたような)マニホルド14dの内部に配置されたVIP59を有する、樹脂/ガラス繊維(又は、必要に応じて金属)複合体の単一シェルとして形成することができる。この場合、必要に応じて、マニホルド14d内の特定の反応物ガスと親和性を有し、かつ、そのガスに対して不透過である面を提供するよう、別のフィルムをVIP59の内部に適用してもよい。図4について述べた型のVIP59の代わりに、図5について述べた型のGFP63をマニホルド14dの内部に設けることもできる。
【0017】
図7に示すように、マニホルド14eの外部に絶縁体を設けることができる。絶縁体は、図4に関して述べたVIP59でもよく、あるいは図5に関して述べた型のGFP63でもよい。
【0018】
図3において、エンドプレート11a用の絶縁パネル40は中空であり、その中のチャンバ46は、排気されるか、又は、高分子量、低熱伝導率ガスが充填される。図8において、エンドプレート11aと共に使用し得る絶縁パネル40aは、図4に関して述べた型のVIP59を含む。パネル40aは、VIP59の周囲を取り囲む樹脂/ガラス繊維複合体などの適当な耐穿孔フィルム69を有するVIP59からなるものでもよい。
【0019】
同様に、図9に示される断熱パネル40bは図5に関して述べた型のGFP63を含んでなるものであってよく、構造的完全性を提供するようフィルム71で周囲を囲まれてもよい。このフィルムは、樹脂/ガラス繊維複合体、又は他の適当な耐久性を有するプラスチックからなるものであってよい。
【0020】
次に、図10を参照すると、それぞれが0.004W/mEKの熱伝導率を有する、異なる厚さの本発明による真空絶縁パネルを用いて絶縁された、平均質量×熱容量(mCp)が約16W・h/℃の、9300cm2台の外面積を有するPEM燃料電池スタックについて、−20℃の周囲温度に対する冷却速度を示している。図示する燃料電池スタックは、反応物流域として多孔質グラファイト水輸送板を利用しており、約8.0Kgの保水量を有する。
【0021】
図10において、1.0cm厚を有する絶縁体では、電池スタックアッセンブリの温度は約60時間後に0℃に達するが、図10の三角形の印で示すように完全凍結に至るのには180時間かかる。燃料電池内に保持される水の100%が凍結したときに完全凍結が生じる。周囲温度が−10℃しかない場合、電池スタックアッセンブリの温度は約78時間後に0℃に達し、約290時間後に完全凍結に至るであろう。
【0022】
5.0cm厚の絶縁体により、燃料電池スタックに必要な容積が2倍以上になるのに対して、本発明による2分の1cm厚の絶縁体では、容積が約12%増加することを念頭に置いて、(絶縁体の厚さに起因する)容積と、燃料電池スタックが0℃に達するまで、あるいは完全凍結に至るまでの時間の長さの関係から選択可能である。
【0023】
1cmのVIP59に関して、完全凍結に至る時間は150氷点下日、即ち−20℃の周囲温度での約180時間に相当する。
【0024】
従って、本発明は、数分の1cm〜5cm以上の厚さを有し、かつ、約0.002W/mEK〜約0.020W/mEKの熱伝導率を有する絶縁パネルを利用することにより、燃料電池スタックが150氷点下日と同等の期間、完全凍結するのを防止することができる。
【0025】
本発明は又、同時に出願された、発明の名称「改善された集電体及び絶縁体を有する燃料電池スタック」である米国特許出願(出願人整理番号C−3144(同一出願人、共に係属中))に開示されるような絶縁パネルに伴う超薄型集電体シートを備える電池スタックと共に利用することも可能である。
【0026】
燃料マニホルドに関して述べてきたが、本発明は酸化剤ガス並びに他の反応物ガス用マニホルドをも実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】従来既知であり、かつ、本発明によって変更可能な外部反応物ガスマニホルドを有するPEM燃料電池スタックをフォルム化した簡略的な側面図である。
【図2】従来既知であり、かつ、本発明によって変更可能な外部反応物ガスマニホルドを有するPEM燃料電池スタックのフォルム化した簡略的な側面図である。
【図3】真空絶縁パネル又は低熱伝導率ガス充填パネルなどの二重壁絶縁体と、燃料電池加圧板用の同様に構成された断熱パネルの部分的な断面を有する部分側面図である。
【図4】一体的なVIPを有する反応物ガスマニホルドの、部分的な断面を有する部分側面図である。
【図5】一体的なGFPを有する反応物ガスマニホルドの、部分的な断面を有する部分側面図である。
【図6】内部にVIPを配置した反応物ガスマニホルドの、部分的な断面を有する部分側面図である。
【図7】外部にVIPを配置した反応物ガスマニホルドの、部分的な断面を有する部分側面図である。
【図8】燃料電池スタックのエンドプレート用のVIPの、部分的に端部を切断した部分側面図である。
【図9】燃料電池スタックのエンドプレート用のGFPの、部分的な断面を有する部分側面図である。
【図10】厚さ1/2cm〜5cmの範囲にある真空絶縁パネルに対する、冷却速度を示すチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
集電エンドプレート(11)間に設けられた複数の燃料電池(7)と、
少なくとも1つの反応物ガスマニホルド(12〜15)、
を有する燃料電池スタック(8)であって、
少なくとも1つの反応物ガスマニホルドのそれぞれが(a)VIP(59)又はGFP(63)がその内部又は外部に設けられた単一壁(14d,14e)、あるいは(b)真空、低熱伝導率ガス、VIP又はGDFを収容するチャンバを形成する二重壁(14a,14b,14c)のいずれか一方を含んでなることと、
前記エンドプレートのそれぞれの外部表面上に配置される、それぞれが(a)真空又は低熱伝導率ガスを収容した中空チャンバ、(b)VIP、又は(c)GFPの何れかを含んでなる絶縁パネル(40)、
を含む改良を特徴とする燃料電池スタック。
【請求項2】
前記燃料電池スタックが、複数の前記反応物ガスマニホルドと、反応ガス流域として機能する多孔質水輸送板を有し、
前記燃料電池スタックが50氷点下日よりも長い間、周囲環境中で非動作状態にあるとき、前記スタック内の水が完全に凍結しないよう、前記マニホルドと前記絶縁パネルが、前記燃料電池スタックの質量と熱容量の積、外側表面積及び保水量に相関して選択されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池スタック。
【請求項3】
前記燃料電池スタックが、複数の前記反応物ガスマニホルドと、反応ガス流域として機能する多孔質水輸送板とを有し、
前記燃料電池スタックが約100氷点下日の間、周囲環境中で非動作状態にあるときに、前記スタック内の水が完全に凍結しないよう、前記マニホルドと前記絶縁パネルが、前記燃料電池スタックの質量と熱容量の積、外部表面積及び保水量に相関して選択されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池スタック。
【請求項4】
前記燃料電池スタックが複数の前記反応物ガスマニホルドと、反応ガス流域として機能する多孔質水輸送板とを有し、
前記燃料電池スタックが約150氷点下日の間、周囲環境中で非動作状態にあるときに、前記スタック内の水が完全に凍結しないよう、前記マニホルドと前記絶縁パネルが、前記燃料電池スタックの質量と熱容量の積、外部表面積及び保水量に相関して選択されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池スタック。
【請求項5】
集電エンドプレート間に設けられた複数の燃料電池(7)と、
それぞれが(a)真空又は低熱伝導率ガスを収容する中空チャンバ、(b)VIP(59)又は(c)GFP(63)のいずれかを含んでなる、前記エンドプレートのそれぞれの外部表面上に設けられた絶縁パネル(40)、
を含んでなることを特徴とする、燃料電池スタック(8)。
【請求項6】
前記絶縁パネルが、構造的完全性を増強するために、(c)プラスチック、又は(d)樹脂/ガラス繊維複合体の外側フィルム(61)を備える(a)VIP又は(b)GFPを含んでなることを特徴とする、請求項5に記載の燃料電池スタック。
【請求項7】
(a)VIP(59)又はGFP(63)がその内部又は外部に設けられた単一壁(14d,14e)又は(b)真空、低熱伝導率ガス、VIP(59)又はGDF(63)を収容するチャンバを形成する二重壁(14a,14b,14c)のいずれかを備える燃料電池スタック(8)のための、絶縁された反応物ガスマニホルド(12〜15)。
【請求項8】
チャンバを形成する前記二重壁が、構造的完全性を増強するために(e)VIP(59)又は(f)GFP(63)の表面上に、(c)プラスチック、あるいは(d)樹脂/ガラス繊維複合体の層(61)を含むことを特徴とする、請求項7に記載のマニホルド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2007−534111(P2007−534111A)
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−535612(P2006−535612)
【出願日】平成16年10月12日(2004.10.12)
【国際出願番号】PCT/US2004/033699
【国際公開番号】WO2005/038955
【国際公開日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(500477447)ユーティーシー パワー コーポレイション (138)
【Fターム(参考)】